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元スレ新ジャンル「被害クール」 Ⅱ
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>>50
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放課後
男「じゃあね女さん」
女「じゃあな男」
男「さぁて、桃缶とフルーツグラノーラでも買って帰ろっかな」
A「おいお前」
男「ん?あなたは先程の……えっとAさん」
A「今の間はなんだ今の間は、悪いがちょっと話がある」
(Aが指パッチンすると同時に後ろから図体のデカイ兄ちゃん(以後キンニ君登場))
キンニ君「こいつのダチ(B)殴ったお礼してやっからちょっとそこの裏路地まで来いや」
男「いえいえお礼なんて、人として当然の事をしたまでです」
A「女殴る事がか?」
キンニ君「こいつ馬鹿だwwwwwwww」
A「ちょっと用事があるからそこの裏路地まで来い」
男「いえいえ俺が好きなので女さんなので」
キンニ君「こいつ破滅級の馬鹿だwwwwwwww」
A「さっきのお詫びにボッコボコにしてやっから来いって言ってんだよ!」
(Aキレる)
男「嫌に決まってるじゃん、そんな事言われてホイホイついて行く馬鹿が居ると思う?病院行ったら?」
A「こいつムカつく……」
キンニ君「嫌でも来てもらうぜ、あの女がどうなってもいいのか?」
男「女さんに何かしたのかデクの棒?」
キンニ君「いやまだだ、だがお前が来ないなら捕まえてなんかすっけどな」
(キンニ君ちょっとキレる)
男「良いだろう、行けば良いんだろ?行ってやるよ」
A(最初からこう言っとけば良かったかな……)
続き投下
放課後
男「じゃあね女さん」
女「じゃあな男」
男「さぁて、桃缶とフルーツグラノーラでも買って帰ろっかな」
A「おいお前」
男「ん?あなたは先程の……えっとAさん」
A「今の間はなんだ今の間は、悪いがちょっと話がある」
(Aが指パッチンすると同時に後ろから図体のデカイ兄ちゃん(以後キンニ君登場))
キンニ君「こいつのダチ(B)殴ったお礼してやっからちょっとそこの裏路地まで来いや」
男「いえいえお礼なんて、人として当然の事をしたまでです」
A「女殴る事がか?」
キンニ君「こいつ馬鹿だwwwwwwww」
A「ちょっと用事があるからそこの裏路地まで来い」
男「いえいえ俺が好きなので女さんなので」
キンニ君「こいつ破滅級の馬鹿だwwwwwwww」
A「さっきのお詫びにボッコボコにしてやっから来いって言ってんだよ!」
(Aキレる)
男「嫌に決まってるじゃん、そんな事言われてホイホイついて行く馬鹿が居ると思う?病院行ったら?」
A「こいつムカつく……」
キンニ君「嫌でも来てもらうぜ、あの女がどうなってもいいのか?」
男「女さんに何かしたのかデクの棒?」
キンニ君「いやまだだ、だがお前が来ないなら捕まえてなんかすっけどな」
(キンニ君ちょっとキレる)
男「良いだろう、行けば良いんだろ?行ってやるよ」
A(最初からこう言っとけば良かったかな……)
やべwwwwwwwwミスって「続き投下」入れちゃった、みなさんごめんなさい
応援ありがとうございます!続き投下
裏路地にて
キンニ君「このへんでいいかな、じゃあやッガッハァ!」
(キンニ君が振り向くと同時に男の蹴りがキンニ君の股間にクリーンヒット)
キンニ君「グフ!ギャン!ザクレロォ!」
(立て続けに男の拳がキンニ君の鳩尾、喉、顎にヒット、キンニ君倒れる)
男「よっこらしょっと」
(男倒れたキンニ君に馬乗り、マウントポディションに)
キンニ君「グェ!ガッ!グハ!」
(男そのままキンニ君を殴り続ける)
男「ん?こいつ何もしてこないな、面白い」
(キンニ君、無抵抗戦法が裏目に)
キンニ君「ワイの……完敗や……」
(キンニ君ダウン)
男「さて、言う通りに裏路地まで来たんだから女さんに何かするなよ。やったら[ピーーー]」
A「え?あ、ハッハイィ!」
(男そのまま裏路地を去る)
A「……つ、強」
男「まったく、無駄な運動させられたな……桃缶とグラノーラ買わなきゃ」
裏路地にて
キンニ君「このへんでいいかな、じゃあやッガッハァ!」
(キンニ君が振り向くと同時に男の蹴りがキンニ君の股間にクリーンヒット)
キンニ君「グフ!ギャン!ザクレロォ!」
(立て続けに男の拳がキンニ君の鳩尾、喉、顎にヒット、キンニ君倒れる)
男「よっこらしょっと」
(男倒れたキンニ君に馬乗り、マウントポディションに)
キンニ君「グェ!ガッ!グハ!」
(男そのままキンニ君を殴り続ける)
男「ん?こいつ何もしてこないな、面白い」
(キンニ君、無抵抗戦法が裏目に)
キンニ君「ワイの……完敗や……」
(キンニ君ダウン)
男「さて、言う通りに裏路地まで来たんだから女さんに何かするなよ。やったら[ピーーー]」
A「え?あ、ハッハイィ!」
(男そのまま裏路地を去る)
A「……つ、強」
男「まったく、無駄な運動させられたな……桃缶とグラノーラ買わなきゃ」
翌日学校にて
A(回想)「女が最近仲良くしてる男君だって、ホントはアンタを迷惑がってるって事v」
女(Aがあの時言った事は本当だろうか、男は私の事を迷惑に思っているのだろうか?でも男は私に話しかけてくれたし……)
モグモグ……(女の横から謎の音)
女「ん?」
男「モッグモッグクッチャクッチャ」
(女音のした方へ振り向く、男教科書に盾にして早弁中)
女「……おい、何をやってるんだ?」
男「何って早弁だけど?」
女「当然の事のように言うなよ!しかもまだ一時間目だぞ!」
男「しょうが無いじゃない、今日のお弁当エビフライなんだもん」
女「……エビフライ好きなのか?」
男「大好き、伊勢海老のエビフライとか食べてみたいね」
女「結構子供っぽいな」
男「なにおぅ?エビフライは素晴らしい食べ物なんだよ女さん、カリッと上がった衣とプリッとしたエビが醸し出すハーモニーは最高なんだよ?」
女「そうかそうか……ところで男」
男「何?女さん」
女「今気づいたんだがお前の後ろに先生が立っているぞ」
クルッ(男後ろを振り向く)
先生「……」
男「……せ、先生、一体どこへんから?」
先生「伊勢海老のエビフライの辺りから」
女「そんな前から?」
男「えっと……先生も食べます?尻尾しか残ってませんけど」
先生「……廊下に立ってろ」
男「嫌です」
先生「立つんだよ!ほら来い!」
(先生、男の襟首掴んで教室の外へ向かおうとする)
男「ヤダヤダ立ちたくない立ちたくないー!」
(男大人げなく必至にだだこねる)
女「……哀れだな」
A(回想)「女が最近仲良くしてる男君だって、ホントはアンタを迷惑がってるって事v」
女(Aがあの時言った事は本当だろうか、男は私の事を迷惑に思っているのだろうか?でも男は私に話しかけてくれたし……)
モグモグ……(女の横から謎の音)
女「ん?」
男「モッグモッグクッチャクッチャ」
(女音のした方へ振り向く、男教科書に盾にして早弁中)
女「……おい、何をやってるんだ?」
男「何って早弁だけど?」
女「当然の事のように言うなよ!しかもまだ一時間目だぞ!」
男「しょうが無いじゃない、今日のお弁当エビフライなんだもん」
女「……エビフライ好きなのか?」
男「大好き、伊勢海老のエビフライとか食べてみたいね」
女「結構子供っぽいな」
男「なにおぅ?エビフライは素晴らしい食べ物なんだよ女さん、カリッと上がった衣とプリッとしたエビが醸し出すハーモニーは最高なんだよ?」
女「そうかそうか……ところで男」
男「何?女さん」
女「今気づいたんだがお前の後ろに先生が立っているぞ」
クルッ(男後ろを振り向く)
先生「……」
男「……せ、先生、一体どこへんから?」
先生「伊勢海老のエビフライの辺りから」
女「そんな前から?」
男「えっと……先生も食べます?尻尾しか残ってませんけど」
先生「……廊下に立ってろ」
男「嫌です」
先生「立つんだよ!ほら来い!」
(先生、男の襟首掴んで教室の外へ向かおうとする)
男「ヤダヤダ立ちたくない立ちたくないー!」
(男大人げなく必至にだだこねる)
女「……哀れだな」
女「それでな、母さん。その>>男ってヤツが授業中にエビフライを食べてたんだ。しかも伊勢海老! 先生の指摘も中々のもので、一目見ただけで・・・・」
母「ふふっ」
女「? どうしたんだ? 私、何かおかしなこと・・・・いや、おかしいのは>>男のほうなんだが」
母「>>女ったらここのところ毎日その>>男くんの話ばかりしてるじゃないのww」
「・・・もう彼女いないか聞いた? メールのやり取りは?」
女「あっ、いや、その…全然そういうのじゃないんだよ、本当に>>男がおかしくてっ、それだけなんだ」
母「そう? …前は家に帰るとすぐに部屋に篭ってたじゃない。お母さん、学校のことが心配で先生に相談でもしようかなって思ってたんだけど…」
「>>女がそうやって楽しそうに学校のコト話してくれると、お母さんも安心だわ…」
女(う…)
「もうすぐ期末だし、そろそろ勉強しなくちゃ…お母さんもあまりそういうのは気にしないでくれないか」
「私は学校でも上手くやってるし、話し相手もちゃんと居る。もしいじめられそうになったらちゃんと相談はするさ」
女(メールか…そういえば、>>男のアドレスはまだ聞いてなかったな。…というより、その発想は無かった)
(今度聞いてみよっと…)
【数日後】
A「>>女ー」
女(ビクッ)「な、何か用かな?」
B「あんた最近やけにそわそわしてね? 携帯持ってww」
C「>>女のアドレス帳少なすぎwwwwww 家族だけってどんだけ孤独なんだよお前wwwwwwww」
女「! 見たのか…携帯…」(体育のときか…)
(でも別段異常があるわけじゃないし…電池も抜かれてない…)
A「あwwwwww きたwwwwwwww」
(ガラッ)
男「おーい、誰か俺の携帯知らねー?」
友「体育ん時無くしたんだってー。誰か見なかったかー?」
女「あ……お、お前ら……」
A「>>男の携帯?」
B「あれ? >>女の机の中に入ってるやつじゃね?」
女「え…」
(Bが引き出しを覗き込む)
B「うっわ、何これ…バッキバキじゃん…」
A「引くわ…あんた>>男とは仲良かったのになんでー?」
C「陰湿にも程があるだろ…常識的に考えて…」
女(お前たちがやったんだろう…!)
(いかん、涙が出そうだ…泣くな、泣くな…またお母さんに心配かけるぞ…泣くな…泣くな…泣くな…)
母「ふふっ」
女「? どうしたんだ? 私、何かおかしなこと・・・・いや、おかしいのは>>男のほうなんだが」
母「>>女ったらここのところ毎日その>>男くんの話ばかりしてるじゃないのww」
「・・・もう彼女いないか聞いた? メールのやり取りは?」
女「あっ、いや、その…全然そういうのじゃないんだよ、本当に>>男がおかしくてっ、それだけなんだ」
母「そう? …前は家に帰るとすぐに部屋に篭ってたじゃない。お母さん、学校のことが心配で先生に相談でもしようかなって思ってたんだけど…」
「>>女がそうやって楽しそうに学校のコト話してくれると、お母さんも安心だわ…」
女(う…)
「もうすぐ期末だし、そろそろ勉強しなくちゃ…お母さんもあまりそういうのは気にしないでくれないか」
「私は学校でも上手くやってるし、話し相手もちゃんと居る。もしいじめられそうになったらちゃんと相談はするさ」
女(メールか…そういえば、>>男のアドレスはまだ聞いてなかったな。…というより、その発想は無かった)
(今度聞いてみよっと…)
【数日後】
A「>>女ー」
女(ビクッ)「な、何か用かな?」
B「あんた最近やけにそわそわしてね? 携帯持ってww」
C「>>女のアドレス帳少なすぎwwwwww 家族だけってどんだけ孤独なんだよお前wwwwwwww」
女「! 見たのか…携帯…」(体育のときか…)
(でも別段異常があるわけじゃないし…電池も抜かれてない…)
A「あwwwwww きたwwwwwwww」
(ガラッ)
男「おーい、誰か俺の携帯知らねー?」
友「体育ん時無くしたんだってー。誰か見なかったかー?」
女「あ……お、お前ら……」
A「>>男の携帯?」
B「あれ? >>女の机の中に入ってるやつじゃね?」
女「え…」
(Bが引き出しを覗き込む)
B「うっわ、何これ…バッキバキじゃん…」
A「引くわ…あんた>>男とは仲良かったのになんでー?」
C「陰湿にも程があるだろ…常識的に考えて…」
女(お前たちがやったんだろう…!)
(いかん、涙が出そうだ…泣くな、泣くな…またお母さんに心配かけるぞ…泣くな…泣くな…泣くな…)
男「あれ? ごめんwwwwwwwwポケットにあったわwwwwwwwwwwww」
ABC「は…?」
女「え?」
(男、女の机を覗く)
男「あー…ほらこれ、砂だらけじゃん。道路にでも落ちてたの、誰かがこの中に入れたんだろ」
女(いや…でも確かにこれは男の携帯のはず)
男「…」(ボソッ)
女「え?」
男「さっき友に携帯借りといたんだ」
(男、そう言ってポケットの中の携帯を取り出す)
女「?………あ」
【その日の放課後】
女「本当にすまなかった。本来なら私のコレがああなる予定だったんだが、今回は>>男に矛先が向けられてしまったようだ…」
男「予定って…」
「友と俺の機種同じで良かったな。何とか誤魔化せたし」
女「で、でも君の携帯は粉々になってしまったじゃないか。大事なものなんだろ? そ、その…彼女とか友達のアドレスだとか…」
「いっぱい登録してあって…写真だとか、データも全部…」
男「?…そんなもんまた聞けば良いだろ。しかも俺彼女いねーし、つーかメールすんの男友達が殆どだしな」
女「そ、そうなのか?」
男「それに大事な写真とか音楽はSDに入れてバックアップも取ってあるしな。今回みたいな非常事態に備えて」
女「そうか…」
「とにかくっ、お詫びはさせてもらう! 何か私に出来ることがあるなら協力するし、携帯も弁償もするから安心してくれ」
男「あー…」
女「何かあるか?」
男「んじゃこれからさ」
「携帯、買いに行こうか」
A「何アレ…何? どういうことだよ…」
B「きめぇ…>>男の携帯買いに行ってる、二人で…マジきめぇ…しかも>>女のやつめっちゃ嬉しそう」
C「あ、ありのままに(ry」
ABC「は…?」
女「え?」
(男、女の机を覗く)
男「あー…ほらこれ、砂だらけじゃん。道路にでも落ちてたの、誰かがこの中に入れたんだろ」
女(いや…でも確かにこれは男の携帯のはず)
男「…」(ボソッ)
女「え?」
男「さっき友に携帯借りといたんだ」
(男、そう言ってポケットの中の携帯を取り出す)
女「?………あ」
【その日の放課後】
女「本当にすまなかった。本来なら私のコレがああなる予定だったんだが、今回は>>男に矛先が向けられてしまったようだ…」
男「予定って…」
「友と俺の機種同じで良かったな。何とか誤魔化せたし」
女「で、でも君の携帯は粉々になってしまったじゃないか。大事なものなんだろ? そ、その…彼女とか友達のアドレスだとか…」
「いっぱい登録してあって…写真だとか、データも全部…」
男「?…そんなもんまた聞けば良いだろ。しかも俺彼女いねーし、つーかメールすんの男友達が殆どだしな」
女「そ、そうなのか?」
男「それに大事な写真とか音楽はSDに入れてバックアップも取ってあるしな。今回みたいな非常事態に備えて」
女「そうか…」
「とにかくっ、お詫びはさせてもらう! 何か私に出来ることがあるなら協力するし、携帯も弁償もするから安心してくれ」
男「あー…」
女「何かあるか?」
男「んじゃこれからさ」
「携帯、買いに行こうか」
A「何アレ…何? どういうことだよ…」
B「きめぇ…>>男の携帯買いに行ってる、二人で…マジきめぇ…しかも>>女のやつめっちゃ嬉しそう」
C「あ、ありのままに(ry」
○今回から>>女を「被害クール」略して「被ク」と表記します。呼称は、そのままで。
(ボリボリ…)
被ク「相変わらず授業中に食うのが好きだな。そんなに腹が減っているのか? もしかしてちゃんと朝ご飯食べてないのか?」
男 「いや、毎朝ちゃんと食べてる。ご飯は必ずおかわりするしな」
被ク「……」
男 「いやそんな呆れた顔で俺を見んで下さいよっ!? だって仕方ないだろ、体育の後で腹減ってるんだよ。>>女さんも食べる?」
被ク「いらん」
(グゥ~)
被ク「あ……」
男 「鳴ってんじゃん腹……食べる? ポテコ」
被ク「ポテコ?」
男 「指輪ぐらいの大きさのスナック菓子。こいつが最高に美味い」
被ク「食べられる指輪なんて聞いたことがないな」
男 「食ってみ。いや、マジで多分それ世界で一番美味い指輪だわ。”指輪なのに食える”ッ!そして”食える上に美味い”ッ! 最高にロマンチックなお菓子じゃないか!!」
被ク「お前バカだろ」
男 「いや、食ってみって、ホント。絶対に美味いから、な?」
被ク「……」
(ぱくっ)
先生「こら!お前ら授業中に何食っとるんだ!」
被ク「あ、いえっ先生これはこの男がっ」
男 「オーノーだズラ。おめえもう駄目ズラ。先生に見つかっちまったからお仕置きで廊下に立たされるズラ」
被ク「…何だその口調は。お前こうなるの知っててわざとやっただろう? お前が立たされるのは勝手だが私を巻き添いにするな。こないだ問題の答え教えてやったろう、それをお前、お前は恩を仇で返すのか!?」
男 「オメーが俺のポテコ美味そうに見つめてるからだろうがッ! なァ>>女よォ~~~!!」
先生「お前ら……そんなに俺の授業が嫌いか……」
A 「な、何あれ…意味わかる?」
B 「いや、全然」
C 「つーか>>男ジョジョオタかよ…」
(ボリボリ…)
被ク「相変わらず授業中に食うのが好きだな。そんなに腹が減っているのか? もしかしてちゃんと朝ご飯食べてないのか?」
男 「いや、毎朝ちゃんと食べてる。ご飯は必ずおかわりするしな」
被ク「……」
男 「いやそんな呆れた顔で俺を見んで下さいよっ!? だって仕方ないだろ、体育の後で腹減ってるんだよ。>>女さんも食べる?」
被ク「いらん」
(グゥ~)
被ク「あ……」
男 「鳴ってんじゃん腹……食べる? ポテコ」
被ク「ポテコ?」
男 「指輪ぐらいの大きさのスナック菓子。こいつが最高に美味い」
被ク「食べられる指輪なんて聞いたことがないな」
男 「食ってみ。いや、マジで多分それ世界で一番美味い指輪だわ。”指輪なのに食える”ッ!そして”食える上に美味い”ッ! 最高にロマンチックなお菓子じゃないか!!」
被ク「お前バカだろ」
男 「いや、食ってみって、ホント。絶対に美味いから、な?」
被ク「……」
(ぱくっ)
先生「こら!お前ら授業中に何食っとるんだ!」
被ク「あ、いえっ先生これはこの男がっ」
男 「オーノーだズラ。おめえもう駄目ズラ。先生に見つかっちまったからお仕置きで廊下に立たされるズラ」
被ク「…何だその口調は。お前こうなるの知っててわざとやっただろう? お前が立たされるのは勝手だが私を巻き添いにするな。こないだ問題の答え教えてやったろう、それをお前、お前は恩を仇で返すのか!?」
男 「オメーが俺のポテコ美味そうに見つめてるからだろうがッ! なァ>>女よォ~~~!!」
先生「お前ら……そんなに俺の授業が嫌いか……」
A 「な、何あれ…意味わかる?」
B 「いや、全然」
C 「つーか>>男ジョジョオタかよ…」
>>72-74の人ありがとうございました、俺も投下
放課後
男「ABCさん、ちょっと校庭裏まで来てくれません?話があるので」
A「は、話があるならここで言えよ」
B「そ、そうだよ」
C「てかなんで私達なんだよ」
男「俺は来てくれと言ってるです、四の五の言わずに来て下さい」
ABC「……」
男「あと紙ここに置いておきますね、書く内容はなるべく家族宛てにお願いします」
A(家族宛て?遺書!?)
B(うわぁ……なんかすっげー起こってるよ)
C(やりすぎたかなぁ)
このあとABCがどうなったかは御想像におまかせします
放課後
男「ABCさん、ちょっと校庭裏まで来てくれません?話があるので」
A「は、話があるならここで言えよ」
B「そ、そうだよ」
C「てかなんで私達なんだよ」
男「俺は来てくれと言ってるです、四の五の言わずに来て下さい」
ABC「……」
男「あと紙ここに置いておきますね、書く内容はなるべく家族宛てにお願いします」
A(家族宛て?遺書!?)
B(うわぁ……なんかすっげー起こってるよ)
C(やりすぎたかなぁ)
このあとABCがどうなったかは御想像におまかせします
続けて投下
翌日の放課後
男「被クさん、今日家に寄っていかない?家族とか居ないし」
被ク「え?えと、いいのか?」
男「誘ってるんだからいいに決まってるじゃない。寄って行きなよ、桃缶とグラノーラあるよ」
被ク「何故桃缶とグラノーラ?」
A「おい男!」
(男の後ろからABC登場)
男「ああ、今朝何故か顔にアザがいっぱいある状態で登校してきたAさんとBさんとCさん(以後ABCさん)
被ク「そういえばそうだったな」
A「昨日の恨みだ!今日と言う今日は生きて帰れると思うなよ!」
(ABCの後ろからキンニ君と不良っぽい男二名登場)
キンニ君「久しぶりだな男、この前は不意打ちでやられたが今日は通用しないぜ」
不良A「お前が例の男か、今のうちに遺書書いたほうが良いんじゃないの?」
不良B「まっ、そんな時間やらねーけどな!」
男「御託並べてねぇでさっさと来やがれ、被クさん下がってて」
被ク「あ、ああ。ところで彼らとは何が?」
男「うん、色々ね。でもすぐ終わるから」
キンニ君「何時まで余裕ぶっこいてられっかな![ピーーー]!」
(キンニ君の右パンチ攻撃!)
スカッ
(しかし男に避けられた!)
ボッ!
(男の攻撃!キンニ君のアゴにクリーンヒット!)
不良A「これでも喰らえ!」
(右から不良Aの鉄パイプ攻撃!)
パシッ、グルン
(男、鉄パイプで右手で掴んだ後ねじって奪う)
ガスッ!ガン!
(男、不良Aの腹に喧嘩キック食らわせると同時に後ろに居た不良Bに奪った鉄パイプで攻撃)
キンニ君「このっ!」
(キンニ君回復、男に襲いかかる)
ポイッ、ドッ!
(男鉄パイプをキンニ君に投げ、キンニ君の鳩尾に拳をめり込ませる)
(不良Bの右拳が左から襲いかかる、男少ししゃがんで避け、右拳で顎にアッパー)
不良A「うおぉぉぉぉ!」
(不良Aが後ろから襲いかかる)
男「不意打ちする時に掛け声は良くないね」
(男の後ろ回し蹴りが不良Aの顎にヒット)
(不良A&B気絶により戦闘不能)
(男、キンニ君の頭を持って膝に叩きつける)
男「よっこらしょういち」
(そのまま押し倒し馬乗り、マウントポジョンに)
(男そのままキンニ君を殴りまくる、キンニ君無抵抗主義が再び失敗)
キンニ君「ちょまガッ!グッ!まっ…グェ!ガッハッ……」
(キンニ君気絶により戦闘不能)
男「終わったよ被クさん、じゃあ行こう」
被ク「……え?あ、わ、分かった。行こう」
ABC「……」
翌日の放課後
男「被クさん、今日家に寄っていかない?家族とか居ないし」
被ク「え?えと、いいのか?」
男「誘ってるんだからいいに決まってるじゃない。寄って行きなよ、桃缶とグラノーラあるよ」
被ク「何故桃缶とグラノーラ?」
A「おい男!」
(男の後ろからABC登場)
男「ああ、今朝何故か顔にアザがいっぱいある状態で登校してきたAさんとBさんとCさん(以後ABCさん)
被ク「そういえばそうだったな」
A「昨日の恨みだ!今日と言う今日は生きて帰れると思うなよ!」
(ABCの後ろからキンニ君と不良っぽい男二名登場)
キンニ君「久しぶりだな男、この前は不意打ちでやられたが今日は通用しないぜ」
不良A「お前が例の男か、今のうちに遺書書いたほうが良いんじゃないの?」
不良B「まっ、そんな時間やらねーけどな!」
男「御託並べてねぇでさっさと来やがれ、被クさん下がってて」
被ク「あ、ああ。ところで彼らとは何が?」
男「うん、色々ね。でもすぐ終わるから」
キンニ君「何時まで余裕ぶっこいてられっかな![ピーーー]!」
(キンニ君の右パンチ攻撃!)
スカッ
(しかし男に避けられた!)
ボッ!
(男の攻撃!キンニ君のアゴにクリーンヒット!)
不良A「これでも喰らえ!」
(右から不良Aの鉄パイプ攻撃!)
パシッ、グルン
(男、鉄パイプで右手で掴んだ後ねじって奪う)
ガスッ!ガン!
(男、不良Aの腹に喧嘩キック食らわせると同時に後ろに居た不良Bに奪った鉄パイプで攻撃)
キンニ君「このっ!」
(キンニ君回復、男に襲いかかる)
ポイッ、ドッ!
(男鉄パイプをキンニ君に投げ、キンニ君の鳩尾に拳をめり込ませる)
(不良Bの右拳が左から襲いかかる、男少ししゃがんで避け、右拳で顎にアッパー)
不良A「うおぉぉぉぉ!」
(不良Aが後ろから襲いかかる)
男「不意打ちする時に掛け声は良くないね」
(男の後ろ回し蹴りが不良Aの顎にヒット)
(不良A&B気絶により戦闘不能)
(男、キンニ君の頭を持って膝に叩きつける)
男「よっこらしょういち」
(そのまま押し倒し馬乗り、マウントポジョンに)
(男そのままキンニ君を殴りまくる、キンニ君無抵抗主義が再び失敗)
キンニ君「ちょまガッ!グッ!まっ…グェ!ガッハッ……」
(キンニ君気絶により戦闘不能)
男「終わったよ被クさん、じゃあ行こう」
被ク「……え?あ、わ、分かった。行こう」
ABC「……」
>>75-76さんのとは少し時系列が違うかも知れませんが一応。
被ク「……買ったばかりの上履き、またか。何度やっても飽きないんだな、ホントに……毎朝毎朝……」
男 「あ、>>女さん女さん」
被ク「やぁ、おはよう>>男 何か用かい?」
男 「あー……今日の放課後、ちょっと良いかな」
被ク「? 別に構わないが」
男 「じゃあさ、美術室の前で待っててくれよ」
【放課後】
被ク「絵の被写体?……私にか?」
男 「うむ」
「俺な、美大受験しようと思ってんだけどな。ここの部員俺だけだし、ここらへんに美大予備校とか無いから、こうやって放課後は一人で絵描いてるわけ」
被ク「友人は?」
男 「あ、駄目駄目……あいつらあんまそういうの興味ないから。よく遊んだりするけど、仲間内だと絵描いてるのは俺だけ。完ッ璧に個人趣味の領域だけど」
「そうそう、そんで誰かデッサンのモチーフになってくれる人探してたんだけど。じっとしてるのが嫌だからってよく断られるんだよな。付き合ってくれたのは>>女さんくらいだ」
被ク「ッ……そ、そうか? 私はその、あまりこういうのが苦にはならないんだ。普段もじっとしてることが……多いからな……」
男 「そういや>>女さんが誰かと話してんの、あんまり見ないな…席は隣だけど」
被ク「私はほら、学校ではあんまり仲の良い友人は居なくてな。私とこうやって話してくれるのは>>男くらいだ」
男 「んー、俺も>>女さんのことは大人しい人だと思ってたけど、喋ってみて全然印象変わったからな」
「もっと積極的に話しかければ友達出来るんじゃない? ほら、>>女さんって見た目ちょっとクールだからな」
被ク「……あ、ああ」
「そう…見えるかい?」
男 「?」
被ク「あの三人に目を付けられるのが嫌で大人しくしてるだけなんだけどな……それが変に人を寄せ付けないんだったら……」
男 「そう? でも俺は格好良いと思うけどなぁ~~」
被ク「格好良い…のか?」
男 「これはある種のフェティチ(かんだ) ……フェティシズムだな。分かるやつには分かる、工場の夜景とか、廃棄ビルとか。ちょっと変わったのが好きなんだよなー」
被ク「ちょっと変わったのが……”好き”っ!?」
「なっ、何を言っているんだお前、いきなりっ! なんだそれは、お前、お前それはっ、おっ、おっおっおっおっ、おまっ」
俺 「あ、そうだ…俺で良かったらいつでも話し相手になるからさ、ここで愚痴でも何でも言うと良いよ。その代わり>>女さん、暇なときは被写体になってくれよ」
被ク「好っ……おっ、お前……」
俺 「つーか>>女さん、こないだ俺が携帯買ったときにメアド渡したじゃん。たまには連絡くれよ」
被ク「えっ…あ、うん。じゃ、じゃあ送るが……返事はちゃんとしろよ」
俺 「するよー」
被ク「ほ、ホントに?////」
俺 「ホントよー」
被ク「そ、それとさっきの『好き』っていうのはお前……それは……」
俺 「うーん、名づけるなら新ジャンル『被害クール』……これは流行るな」
被ク「え?」
俺 「え?」
被ク「新ジャ……いや、やっぱり良い」
A 「何か絵描いてんだけど……」
B 「きめぇ……」
C 「と、とりあえず>>男がVIP住人だってことは分かった」
先生「お前ら……美術部に何か用か?……」
被ク「……買ったばかりの上履き、またか。何度やっても飽きないんだな、ホントに……毎朝毎朝……」
男 「あ、>>女さん女さん」
被ク「やぁ、おはよう>>男 何か用かい?」
男 「あー……今日の放課後、ちょっと良いかな」
被ク「? 別に構わないが」
男 「じゃあさ、美術室の前で待っててくれよ」
【放課後】
被ク「絵の被写体?……私にか?」
男 「うむ」
「俺な、美大受験しようと思ってんだけどな。ここの部員俺だけだし、ここらへんに美大予備校とか無いから、こうやって放課後は一人で絵描いてるわけ」
被ク「友人は?」
男 「あ、駄目駄目……あいつらあんまそういうの興味ないから。よく遊んだりするけど、仲間内だと絵描いてるのは俺だけ。完ッ璧に個人趣味の領域だけど」
「そうそう、そんで誰かデッサンのモチーフになってくれる人探してたんだけど。じっとしてるのが嫌だからってよく断られるんだよな。付き合ってくれたのは>>女さんくらいだ」
被ク「ッ……そ、そうか? 私はその、あまりこういうのが苦にはならないんだ。普段もじっとしてることが……多いからな……」
男 「そういや>>女さんが誰かと話してんの、あんまり見ないな…席は隣だけど」
被ク「私はほら、学校ではあんまり仲の良い友人は居なくてな。私とこうやって話してくれるのは>>男くらいだ」
男 「んー、俺も>>女さんのことは大人しい人だと思ってたけど、喋ってみて全然印象変わったからな」
「もっと積極的に話しかければ友達出来るんじゃない? ほら、>>女さんって見た目ちょっとクールだからな」
被ク「……あ、ああ」
「そう…見えるかい?」
男 「?」
被ク「あの三人に目を付けられるのが嫌で大人しくしてるだけなんだけどな……それが変に人を寄せ付けないんだったら……」
男 「そう? でも俺は格好良いと思うけどなぁ~~」
被ク「格好良い…のか?」
男 「これはある種のフェティチ(かんだ) ……フェティシズムだな。分かるやつには分かる、工場の夜景とか、廃棄ビルとか。ちょっと変わったのが好きなんだよなー」
被ク「ちょっと変わったのが……”好き”っ!?」
「なっ、何を言っているんだお前、いきなりっ! なんだそれは、お前、お前それはっ、おっ、おっおっおっおっ、おまっ」
俺 「あ、そうだ…俺で良かったらいつでも話し相手になるからさ、ここで愚痴でも何でも言うと良いよ。その代わり>>女さん、暇なときは被写体になってくれよ」
被ク「好っ……おっ、お前……」
俺 「つーか>>女さん、こないだ俺が携帯買ったときにメアド渡したじゃん。たまには連絡くれよ」
被ク「えっ…あ、うん。じゃ、じゃあ送るが……返事はちゃんとしろよ」
俺 「するよー」
被ク「ほ、ホントに?////」
俺 「ホントよー」
被ク「そ、それとさっきの『好き』っていうのはお前……それは……」
俺 「うーん、名づけるなら新ジャンル『被害クール』……これは流行るな」
被ク「え?」
俺 「え?」
被ク「新ジャ……いや、やっぱり良い」
A 「何か絵描いてんだけど……」
B 「きめぇ……」
C 「と、とりあえず>>男がVIP住人だってことは分かった」
先生「お前ら……美術部に何か用か?……」
(被クが放課後に美術室に行くようになってから数日後)
被ク(>>男のやつ、よっぽど暇なんだな。ここ最近毎日メール送り返してきて)
(おっと…送ってるのは私か………////)
ヴィー ヴィー
「あ、メール……男からだ」
男 『ごめん>>女さん 今日はちょっと用事があるから、放課後は帰宅で」
被ク「そうか……」
A 「あ、>>女? 今帰り?」
B 「Aがハンドボールの練習したいって言ってんだけどww 付き合ってくんね?」
被ク「…ああ。別に構わないよ」
C 「あんたってホント素直でいい子だねーww じゃ、ちょっと背中向いて」
被ク「こ、こうか?」
(ドンッ)
被ク「痛っ…」
「なんだこれっ…泥じゃないか…」
A 「あ、ごめんねーww 体育倉庫空いて無かったんだわww」
被ク(だから泥団子か。…一個一個お手製のな、精の出ることだ)
C 「そんで>>女、もう>>男くんには告ったわけ?」
被ク(ビクッ)
「な、なんだいきなりっ!!」
C 「照れんなよーww あいつあれでしょ? いっつも放課後んなると一人で絵描いてんでしょ?」
A 「そなの?」
B 「へぇ~、C詳しいじゃんww」
C 「え……あ、うん。まぁね……で、どうなん>>女? >>男くんのこと好きなんだでしょ?」
被ク「あ、いやっ……」
(どうしよう。正直に言えば携帯のとき(>>72)みたいにまた>>男が被害を受けるし…)
(でも……)
A 「今日のCやけに積極的だねーww」
B 「Cも男のこと好きなんじゃねぇの?」
C 「は、はぁ? あんなん好きになんの>>女だけっしょww あたしそんなゲテモノ好きじゃねーしwwwwww」
AB「だよねーwwwwwwwwww」
被ク「そ、そうだろうな…やはり私も相当の変わり者なんだろうな。でも」
「私は>>男のことが好きだ」
A 「……」
B 「……」
C 「……」
被ク「どうかしたか?」
A 「何真顔で調子こいたこと言ってんだよ! 何? 愛の告白ッスかぁ?wwwwwwww 流行んねーんだよwwwwwwww」
B 「一瞬マジで空気止まったわwwwwwwww引くwwwwwwww引くしかないwwwwwwwwww本人の目の前でやれっつのwwwwwwwwww」
C 「……」
A 「しかも泥まみれでwwwwwwwwどんなギャグだよwwwwwwwwww」
B 「つかCwwwwwwww固まりすぎwwwwwwwwwwww」
被ク「…すまない。こんな格好になってしまって、少し躍起になっていたようだ。今日はこの辺りで失礼するよ」
立ち去ろうとする>>女の背中に、何度も何度も泥団子が投げられた。
特にハンドボール部所属のAは肩が強く、どこまで歩いても執拗に的を追い続けた。
>>女はいつもの様に瞳をグッと堪えながら帰路を歩いた。家に帰ったらまた>>男とメールでもしよう。そう考えると、何故か泥団子の衝撃なんて気にしなくなっていた。
被ク(>>男のやつ、よっぽど暇なんだな。ここ最近毎日メール送り返してきて)
(おっと…送ってるのは私か………////)
ヴィー ヴィー
「あ、メール……男からだ」
男 『ごめん>>女さん 今日はちょっと用事があるから、放課後は帰宅で」
被ク「そうか……」
A 「あ、>>女? 今帰り?」
B 「Aがハンドボールの練習したいって言ってんだけどww 付き合ってくんね?」
被ク「…ああ。別に構わないよ」
C 「あんたってホント素直でいい子だねーww じゃ、ちょっと背中向いて」
被ク「こ、こうか?」
(ドンッ)
被ク「痛っ…」
「なんだこれっ…泥じゃないか…」
A 「あ、ごめんねーww 体育倉庫空いて無かったんだわww」
被ク(だから泥団子か。…一個一個お手製のな、精の出ることだ)
C 「そんで>>女、もう>>男くんには告ったわけ?」
被ク(ビクッ)
「な、なんだいきなりっ!!」
C 「照れんなよーww あいつあれでしょ? いっつも放課後んなると一人で絵描いてんでしょ?」
A 「そなの?」
B 「へぇ~、C詳しいじゃんww」
C 「え……あ、うん。まぁね……で、どうなん>>女? >>男くんのこと好きなんだでしょ?」
被ク「あ、いやっ……」
(どうしよう。正直に言えば携帯のとき(>>72)みたいにまた>>男が被害を受けるし…)
(でも……)
A 「今日のCやけに積極的だねーww」
B 「Cも男のこと好きなんじゃねぇの?」
C 「は、はぁ? あんなん好きになんの>>女だけっしょww あたしそんなゲテモノ好きじゃねーしwwwwww」
AB「だよねーwwwwwwwwww」
被ク「そ、そうだろうな…やはり私も相当の変わり者なんだろうな。でも」
「私は>>男のことが好きだ」
A 「……」
B 「……」
C 「……」
被ク「どうかしたか?」
A 「何真顔で調子こいたこと言ってんだよ! 何? 愛の告白ッスかぁ?wwwwwwww 流行んねーんだよwwwwwwww」
B 「一瞬マジで空気止まったわwwwwwwww引くwwwwwwww引くしかないwwwwwwwwww本人の目の前でやれっつのwwwwwwwwww」
C 「……」
A 「しかも泥まみれでwwwwwwwwどんなギャグだよwwwwwwwwww」
B 「つかCwwwwwwww固まりすぎwwwwwwwwwwww」
被ク「…すまない。こんな格好になってしまって、少し躍起になっていたようだ。今日はこの辺りで失礼するよ」
立ち去ろうとする>>女の背中に、何度も何度も泥団子が投げられた。
特にハンドボール部所属のAは肩が強く、どこまで歩いても執拗に的を追い続けた。
>>女はいつもの様に瞳をグッと堪えながら帰路を歩いた。家に帰ったらまた>>男とメールでもしよう。そう考えると、何故か泥団子の衝撃なんて気にしなくなっていた。
あ、すいません。書き手がごっちゃになるといけないので、前回からコテハンです。
>>82-83
ABCが居ないと被クが被クでなくなってしまうじゃあないですか。
でもせっかくなので、ちゃんとABCもキャラクター色を強くしたら、面白いんじゃないかと書いております。自分は。
……というかもうそろそろ初スレから一ヶ月経つのか。早いなあ。
>>82-83
ABCが居ないと被クが被クでなくなってしまうじゃあないですか。
でもせっかくなので、ちゃんとABCもキャラクター色を強くしたら、面白いんじゃないかと書いております。自分は。
……というかもうそろそろ初スレから一ヶ月経つのか。早いなあ。
先生「じゃあこの問題を……被害クール、お前解いてみろ」
被ク「はい! 答えは○○です」
(ふっ、決まった。見ていたか>>男よ……)
男 「zzzz」
被ク「…………」
A 「なんかさー 最近アイツやたらテンション高くね? うっぜーんですけど」
B 「今日の放課後どーする? あたし彼氏と遊び行くんだけど。C暇でしょー、あたし抜きでやっといてよ」
C 「……あ、あたしもパス。何かちょっと乗り気じゃないし」
A 「なんかCさー、最近おとなしくない?」
B 「おとなしーっつかノリ悪くね。前はアイツいじめるっつったら大はしゃぎだったじゃん」
C 「…ンつーか。飽きたっつーか」
「元々あたしはあんたら二人に付き合ってただけだしさー。なんつーかなぁ、こう」
「あたしの中で”マイブーム”みたいなのがさ、変わったんだよね。>>女いじめんのも飽きたっつーか…」
A 「ハァ?」
C 「アイツが>>男と携帯買いに行った時、あたしら何してたよ? ずっと二人の後付けて陰から覗いてただけじゃん」
「もう何つーかあそこらへんから虚しくなったっつーか」
「あたしは飽きた。スイーツ(笑)」
B 「つかCさ」
「マジで>>男のこと好きなわけ?」
C 「あ…?」
A 「前からおかしかったよなぁ? なんか男がオタっぽい話すると妙に反応してたしww何、Cってああいうのが好きなわけ? アキバ系
が?wwwwww」
B 「ちょ…A、あんたがCにケンカ売ってどうすんのよ…」
A 「あたしら共犯だぜ?」
「今更いい子ぶってんじゃねーよ」
C 「……」
被ク「はい! 答えは○○です」
(ふっ、決まった。見ていたか>>男よ……)
男 「zzzz」
被ク「…………」
A 「なんかさー 最近アイツやたらテンション高くね? うっぜーんですけど」
B 「今日の放課後どーする? あたし彼氏と遊び行くんだけど。C暇でしょー、あたし抜きでやっといてよ」
C 「……あ、あたしもパス。何かちょっと乗り気じゃないし」
A 「なんかCさー、最近おとなしくない?」
B 「おとなしーっつかノリ悪くね。前はアイツいじめるっつったら大はしゃぎだったじゃん」
C 「…ンつーか。飽きたっつーか」
「元々あたしはあんたら二人に付き合ってただけだしさー。なんつーかなぁ、こう」
「あたしの中で”マイブーム”みたいなのがさ、変わったんだよね。>>女いじめんのも飽きたっつーか…」
A 「ハァ?」
C 「アイツが>>男と携帯買いに行った時、あたしら何してたよ? ずっと二人の後付けて陰から覗いてただけじゃん」
「もう何つーかあそこらへんから虚しくなったっつーか」
「あたしは飽きた。スイーツ(笑)」
B 「つかCさ」
「マジで>>男のこと好きなわけ?」
C 「あ…?」
A 「前からおかしかったよなぁ? なんか男がオタっぽい話すると妙に反応してたしww何、Cってああいうのが好きなわけ? アキバ系
が?wwwwww」
B 「ちょ…A、あんたがCにケンカ売ってどうすんのよ…」
A 「あたしら共犯だぜ?」
「今更いい子ぶってんじゃねーよ」
C 「……」
被ク(>>男も私がいじめられているのは知っている……)
(でも、どうしてもあいつには相談する気になれない。何故だろう……)
(やはりそれは私が……お、>>男のことを…………////)
男 「zzzz」
被ク「おい男……今は全校集会中だ。いびきを掻いて寝ている場合じゃないぞ」
素ヒ「喜べ男ォォォォ、今日はお前のために弁当を作ってきたぞォォォォ、さぁ食べろォォォォォ! !」
男子「うるさい、全校集会で叫ぶな」
男 「んっ…っるっせーなー…誰だ、全校集会中に叫んでるやつは。迷惑じゃないか」
被ク「人の隣でガーガー言いながら寝ている君も大分と迷惑なんだが」
(……しかし、なるほど。ああいう表現もあるのか。参考にさせて貰おう)
【翌日】
被ク「なあなあ、>>男!」
男 「何、>>女さん?」
被ク「喜べ>>男ぉぉぉっ、きょ、今日はお前のためにクッキーを焼いてきたぞぉぉっ、さぁ食べろぉぉぉっ!!」
男 「お、サンキュー」
「……ぜ、全部ボロボロだけど美味しいよ>>女さん」
被ク「…………」
A「クスクスクス」
(でも、どうしてもあいつには相談する気になれない。何故だろう……)
(やはりそれは私が……お、>>男のことを…………////)
男 「zzzz」
被ク「おい男……今は全校集会中だ。いびきを掻いて寝ている場合じゃないぞ」
素ヒ「喜べ男ォォォォ、今日はお前のために弁当を作ってきたぞォォォォ、さぁ食べろォォォォォ! !」
男子「うるさい、全校集会で叫ぶな」
男 「んっ…っるっせーなー…誰だ、全校集会中に叫んでるやつは。迷惑じゃないか」
被ク「人の隣でガーガー言いながら寝ている君も大分と迷惑なんだが」
(……しかし、なるほど。ああいう表現もあるのか。参考にさせて貰おう)
【翌日】
被ク「なあなあ、>>男!」
男 「何、>>女さん?」
被ク「喜べ>>男ぉぉぉっ、きょ、今日はお前のためにクッキーを焼いてきたぞぉぉっ、さぁ食べろぉぉぉっ!!」
男 「お、サンキュー」
「……ぜ、全部ボロボロだけど美味しいよ>>女さん」
被ク「…………」
A「クスクスクス」
男 「>>女さんって普段何してんの?」
被ク「プライベートか? 読書だ」
男 「ははっ>>女さんのことだから難しそうな本読んでそうだなぁ」
被ク「そうか。何でも読む方だから、君が知っているのもあるかもな」
「『物理的相対性理論』とか『物性論における場の量子論』とかな。古典だったら『信長公記』に『栄華物語』……勿論日本三大奇書も読んだぞ。知ってるか?『ドグラ・マグラ』とか『家畜人ヤプー』とか、あれはちょっと特殊だが」
男 「すまん、全くわからん」
被ク「そうか……まぁ絶版したものもあるからな。大きな図書館じゃないと置いてない」
男 「買ってんの?」
被ク「いや……私の家はその、あまり裕福なほうじゃなくてな。買うにしても文庫を中古でだ」
「けど、お母さんの知り合いが図書館で働いててな。昔から一人で遊びに行くと、貸し出し禁止のものでも読ませてくれるんだ」
男 「そ、そうなのか…」
被ク「男は本は読まないのか?」
男 「ジャンプとかサンデーとか」
「大王、アフタヌーン、アワーズ、フラッパー……」
被ク「すまん、全くわからん」
男 「そうか……じゃあ>>女さん、また良いの見つけたら教えてよ。あ、借りたほうが早かったらお願い」
被ク「ああ、勿論いいぞ。ちゃんと……乾かしてあるし……」
男 「……」
被ク「わけあってずぶ濡れでな」
男 「いや……大丈夫だ。皆まで言うな」
被ク「プライベートか? 読書だ」
男 「ははっ>>女さんのことだから難しそうな本読んでそうだなぁ」
被ク「そうか。何でも読む方だから、君が知っているのもあるかもな」
「『物理的相対性理論』とか『物性論における場の量子論』とかな。古典だったら『信長公記』に『栄華物語』……勿論日本三大奇書も読んだぞ。知ってるか?『ドグラ・マグラ』とか『家畜人ヤプー』とか、あれはちょっと特殊だが」
男 「すまん、全くわからん」
被ク「そうか……まぁ絶版したものもあるからな。大きな図書館じゃないと置いてない」
男 「買ってんの?」
被ク「いや……私の家はその、あまり裕福なほうじゃなくてな。買うにしても文庫を中古でだ」
「けど、お母さんの知り合いが図書館で働いててな。昔から一人で遊びに行くと、貸し出し禁止のものでも読ませてくれるんだ」
男 「そ、そうなのか…」
被ク「男は本は読まないのか?」
男 「ジャンプとかサンデーとか」
「大王、アフタヌーン、アワーズ、フラッパー……」
被ク「すまん、全くわからん」
男 「そうか……じゃあ>>女さん、また良いの見つけたら教えてよ。あ、借りたほうが早かったらお願い」
被ク「ああ、勿論いいぞ。ちゃんと……乾かしてあるし……」
男 「……」
被ク「わけあってずぶ濡れでな」
男 「いや……大丈夫だ。皆まで言うな」
男 「>>女さんって好きな曲とか無いの?」
被ク「ケルトだ」
男 「ケ ………??」
「邦楽は?」
被ク「あまり聞かないな。書店やコンビニで流れているのはよく耳にするが、名前と曲は覚えていない」
「男は何を聴くんだ?」
男 「あー……ipodあるけど、聴いてみる?」
被ク「ヒクッ……ふぇぇ……」
友 「お前>>女ちゃんに何聴かせたんだよ」
男 「ぶ、ブルーハーツの……ロクデナシ……」
世間に虐げられた系の曲を聴くと泣いてしまうようです。
被ク「ケルトだ」
男 「ケ ………??」
「邦楽は?」
被ク「あまり聞かないな。書店やコンビニで流れているのはよく耳にするが、名前と曲は覚えていない」
「男は何を聴くんだ?」
男 「あー……ipodあるけど、聴いてみる?」
被ク「ヒクッ……ふぇぇ……」
友 「お前>>女ちゃんに何聴かせたんだよ」
男 「ぶ、ブルーハーツの……ロクデナシ……」
世間に虐げられた系の曲を聴くと泣いてしまうようです。
男 「今日は俺の友達も一緒です」
友 「ういーっす、どうも>>女ちゃん。同じクラスの>>友です」
被ク「ああ、君も知っているよ。>>男とよく話しているの見ているし、以前>>男に携帯を貸してくれたのも君だったな」
友 「あー……それと」
チラッ
素ヒ「友ォォォォッッ!! 一緒に帰ろォォォォォ……あれ??」
友 「彼女の……”素直ヒート”です」
「>>男の邪魔になるから、なるべく美術室には連れて来たくなかったんだけどな」
被ク「……ゆ、友人の彼女だったのか」
男 「ヒートさんは一つ上の学年だからな。さすがの>>女さんもあまりよくは知らなかったろう」
(ヒソっ)
「>>友のやつが学校ではあまり会わないようにしてるんだよ。会うとほら、叫ぶから……ね」
被ク「なるほど」
素ヒ「初めましてッ! えぇと……」
被ク「あ、えっと”被害クール”です。初めまして、素直ヒート先輩」
素ヒ「”被ク”か! そうかぁ>>男の彼女かッ! >>男も遂に女を持つようになったんだなぁぁぁッ!!」
男 「あ、いえ、そ、そいうのではなく」
被ク「か、かかか、かのっ、彼女なんかじゃっ、……ち、違います。ただ>>男には話し相手になって貰っているだけです(////)」
素ヒ「おい>>友ォォォォッ! 見ろォォォ、こいつらの顔がァ、真ァァァっ赤に燃えているぞォォォォォッ!!」
友 「分かったからちょっと黙れ」
(なんだかんだで>>男もまんざらでもなさそうなのな)
友 「ういーっす、どうも>>女ちゃん。同じクラスの>>友です」
被ク「ああ、君も知っているよ。>>男とよく話しているの見ているし、以前>>男に携帯を貸してくれたのも君だったな」
友 「あー……それと」
チラッ
素ヒ「友ォォォォッッ!! 一緒に帰ろォォォォォ……あれ??」
友 「彼女の……”素直ヒート”です」
「>>男の邪魔になるから、なるべく美術室には連れて来たくなかったんだけどな」
被ク「……ゆ、友人の彼女だったのか」
男 「ヒートさんは一つ上の学年だからな。さすがの>>女さんもあまりよくは知らなかったろう」
(ヒソっ)
「>>友のやつが学校ではあまり会わないようにしてるんだよ。会うとほら、叫ぶから……ね」
被ク「なるほど」
素ヒ「初めましてッ! えぇと……」
被ク「あ、えっと”被害クール”です。初めまして、素直ヒート先輩」
素ヒ「”被ク”か! そうかぁ>>男の彼女かッ! >>男も遂に女を持つようになったんだなぁぁぁッ!!」
男 「あ、いえ、そ、そいうのではなく」
被ク「か、かかか、かのっ、彼女なんかじゃっ、……ち、違います。ただ>>男には話し相手になって貰っているだけです(////)」
素ヒ「おい>>友ォォォォッ! 見ろォォォ、こいつらの顔がァ、真ァァァっ赤に燃えているぞォォォォォッ!!」
友 「分かったからちょっと黙れ」
(なんだかんだで>>男もまんざらでもなさそうなのな)
A 「あれー? >>男君の体操着ボロボロじゃん、誰がやったんだろーww」
B 「って思ったら>>女の体操着も糊でベタベタじゃーんwwwwww」
C 「あ…………」
男 「一瞬だけ目を離しただけなのにな」
被ク「執拗に監視するのが愉しくてしょうがない連中なんだ。すまない……」
男 「何で>>女さんが謝ってるんだよ」
「糊なら洗えば落ちるさ……多分な。俺ん家で洗っといてやるから、お母さんにはそれっぽく言っときなよ」
被ク「……ご、ごめんな。ほんとに……」
男 「別に良ーって。これくらいなら」
A 「出たよ被害カップル……」
B 「何だあいつら……いじめられてんのにイチャイチャしてんのがマジうぜぇわ……」
C 「…………」
A (あー、そろそろかな)
【翌朝】
被ク「おや。今朝は何も無しか……ん?」
C 「…………」
被ク「お、おはようC。一人で何してるんだ?」
キラッ
被ク「……画鋲?」
C 「ち、違ぇーよ!……あ、ああ、これな。お前の下駄箱に入れとけっつわれたんだよ!」
被ク「『言われた』って……それに今、明らかに君は下駄箱から取り出してたじゃないか」
C 「ッ……違ぇっつってんだろ!! 良いから教室行ってろよ!!」
被ク(ビクッ)
「…………わ、わかった。そうするよ」
C 「くそッ……今度はあたしかよ、あいつら……」
素ヒ「な、なんだこれはぁぁぁぁぁっ!!」
C (ビクッ)
素ヒ「誰だぁぁぁぁっ!! 私の引き出しに画鋲なんか入れやがったのはぁぁぁぁあっ!! はっ、そこの一年ッ!お前もかぁぁぁぁッ!!」
C 「え、あ……いえ、まぁ……」
素ヒ「くっそォォォォッ!! 誰だこんなことをしやがったのはぁぁぁぁッ!!私は”被害ヒート”じゃねぇぞぉぉぉぉッ!!」
「やったヤツは探し出して先生に言い付けてやるからなぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
C 「探し出す前に言いつけたほうが早いのでは……?」
B 「って思ったら>>女の体操着も糊でベタベタじゃーんwwwwww」
C 「あ…………」
男 「一瞬だけ目を離しただけなのにな」
被ク「執拗に監視するのが愉しくてしょうがない連中なんだ。すまない……」
男 「何で>>女さんが謝ってるんだよ」
「糊なら洗えば落ちるさ……多分な。俺ん家で洗っといてやるから、お母さんにはそれっぽく言っときなよ」
被ク「……ご、ごめんな。ほんとに……」
男 「別に良ーって。これくらいなら」
A 「出たよ被害カップル……」
B 「何だあいつら……いじめられてんのにイチャイチャしてんのがマジうぜぇわ……」
C 「…………」
A (あー、そろそろかな)
【翌朝】
被ク「おや。今朝は何も無しか……ん?」
C 「…………」
被ク「お、おはようC。一人で何してるんだ?」
キラッ
被ク「……画鋲?」
C 「ち、違ぇーよ!……あ、ああ、これな。お前の下駄箱に入れとけっつわれたんだよ!」
被ク「『言われた』って……それに今、明らかに君は下駄箱から取り出してたじゃないか」
C 「ッ……違ぇっつってんだろ!! 良いから教室行ってろよ!!」
被ク(ビクッ)
「…………わ、わかった。そうするよ」
C 「くそッ……今度はあたしかよ、あいつら……」
素ヒ「な、なんだこれはぁぁぁぁぁっ!!」
C (ビクッ)
素ヒ「誰だぁぁぁぁっ!! 私の引き出しに画鋲なんか入れやがったのはぁぁぁぁあっ!! はっ、そこの一年ッ!お前もかぁぁぁぁッ!!」
C 「え、あ……いえ、まぁ……」
素ヒ「くっそォォォォッ!! 誰だこんなことをしやがったのはぁぁぁぁッ!!私は”被害ヒート”じゃねぇぞぉぉぉぉッ!!」
「やったヤツは探し出して先生に言い付けてやるからなぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
C 「探し出す前に言いつけたほうが早いのでは……?」
被ク「す、すみません。遂に素直ヒート先輩にまで迷惑を掛けてしまうことになるとは……」
素ヒ「なっ……お、お前がやったのか被クぅッ!!」
被ク「ち、違……あっやめて……アイアンクロウはっ……ううっ……」
友 「違う」
スパァンッ
素ヒ「いっ、痛いじゃないか>>友ォォォォッ!!」
友 「まったく…でもマジだよな、あいつら。俺の教科書も便所に突っ込まれてたって」
素ヒ「ッ!! 被害クール、貴様というヤツはぁぁぁぁあぁぁぁッ!! 許せんッ!! もはや明日の夕日を拝む事など出来んぞぉぉぉぉっ!!」
男 「だから違うんです、先輩」
「お、俺達、ていうか……>>女さんが……その……」
素ヒ「いじめ?」
被ク「いつ頃だったかな。最初の頃は遊び半分だったんだと思う……それでもなるべく動じないようにしようとして、自然体で居ようとしたことが拍車を掛けてしまったんだろうな」
「私に関わると同じ事になるからか、それとも同じく私のことが気に食わないからか、他の生徒は黙認している。今では波紋が広がって……>>男や先輩達にまで火の粉が飛んでしまっている」
「私一人だったら……楽なんだけど……強がることには、慣れてるから……」
友 「先生には?」
被ク「……言ってない。私の家はアパートで母と二人暮らしだ。母の給料と父の慰謝料で何とか生活している」
「そんな母に心配はさせたくなかったんだ。でも、私のせいで君達にひどい事をしてしまった……」
「本当に、ごめんなさい」
素ヒ「被害クールよ」
被ク「え?」
素ヒ「お前はっ、バカかぁぁぁぁぁっ!?」
被ク(ビクッ)
素ヒ「ビクッとすんなぁぁぁっ!! 良いかっ、お前も>>友や>>男のように持ち物を壊されたんだろうっ!? 家が貧乏なら尚更だッ、誰かに助けを求めろぉぉっ!!」
「それを『心配かけたくないから黙っていた』だとっ!? お前はバカだぁッ!!」
「お母さんにとって、唯一の家族であるお前が苦しむことが一番、一ィィィち番ッ、悲しいコトじゃあ無いのかああああああっ!!」
「どうなんだ、答えてみろ”被ク”っ!! う、うっ……ぅぅぅぅうわぁぁぁぁんっ!!」
友 「お前が泣いてどうすんだよ」
素ヒ「うわぁぁぁん、>>友ぉぉぉぉぉっ!!」
友 「だがな被クちゃん、そして>>男……俺もヒートと同じ意見だ」
「お前ら教室じゃ『被害コンビ』とか『被害夫婦』だとか言われてるが、それに甘んじてるんじゃないか」
男 「何のことだ」
友 「わからないか>>男? 被クちゃんもお前もお互い虐められて、それで慰め合うことで満足してるんだよ」
「”君だけじゃない、自分も君と同じ”……そう思わせれば被クちゃんの気は楽になるが、何も解決はしないんだぜ」
素ヒ「その通りだ>>友ぉぉぉぉっ!! お前は何て良いことを言うやつなんだぁぁぁぁぁっ!!」
被ク「し、しかし……」
「私達二人でどうにか出来ることじゃない。ABCの三人がちょっと脅せば、他の生徒だって向こう側につく」
友 「かもな。だが安心しろ」
「もう俺とヒートも居る。四人だ……二人で駄目だったことでも、四人でなら何とか出来るだろう」
素ヒ「なっ……お、お前がやったのか被クぅッ!!」
被ク「ち、違……あっやめて……アイアンクロウはっ……ううっ……」
友 「違う」
スパァンッ
素ヒ「いっ、痛いじゃないか>>友ォォォォッ!!」
友 「まったく…でもマジだよな、あいつら。俺の教科書も便所に突っ込まれてたって」
素ヒ「ッ!! 被害クール、貴様というヤツはぁぁぁぁあぁぁぁッ!! 許せんッ!! もはや明日の夕日を拝む事など出来んぞぉぉぉぉっ!!」
男 「だから違うんです、先輩」
「お、俺達、ていうか……>>女さんが……その……」
素ヒ「いじめ?」
被ク「いつ頃だったかな。最初の頃は遊び半分だったんだと思う……それでもなるべく動じないようにしようとして、自然体で居ようとしたことが拍車を掛けてしまったんだろうな」
「私に関わると同じ事になるからか、それとも同じく私のことが気に食わないからか、他の生徒は黙認している。今では波紋が広がって……>>男や先輩達にまで火の粉が飛んでしまっている」
「私一人だったら……楽なんだけど……強がることには、慣れてるから……」
友 「先生には?」
被ク「……言ってない。私の家はアパートで母と二人暮らしだ。母の給料と父の慰謝料で何とか生活している」
「そんな母に心配はさせたくなかったんだ。でも、私のせいで君達にひどい事をしてしまった……」
「本当に、ごめんなさい」
素ヒ「被害クールよ」
被ク「え?」
素ヒ「お前はっ、バカかぁぁぁぁぁっ!?」
被ク(ビクッ)
素ヒ「ビクッとすんなぁぁぁっ!! 良いかっ、お前も>>友や>>男のように持ち物を壊されたんだろうっ!? 家が貧乏なら尚更だッ、誰かに助けを求めろぉぉっ!!」
「それを『心配かけたくないから黙っていた』だとっ!? お前はバカだぁッ!!」
「お母さんにとって、唯一の家族であるお前が苦しむことが一番、一ィィィち番ッ、悲しいコトじゃあ無いのかああああああっ!!」
「どうなんだ、答えてみろ”被ク”っ!! う、うっ……ぅぅぅぅうわぁぁぁぁんっ!!」
友 「お前が泣いてどうすんだよ」
素ヒ「うわぁぁぁん、>>友ぉぉぉぉぉっ!!」
友 「だがな被クちゃん、そして>>男……俺もヒートと同じ意見だ」
「お前ら教室じゃ『被害コンビ』とか『被害夫婦』だとか言われてるが、それに甘んじてるんじゃないか」
男 「何のことだ」
友 「わからないか>>男? 被クちゃんもお前もお互い虐められて、それで慰め合うことで満足してるんだよ」
「”君だけじゃない、自分も君と同じ”……そう思わせれば被クちゃんの気は楽になるが、何も解決はしないんだぜ」
素ヒ「その通りだ>>友ぉぉぉぉっ!! お前は何て良いことを言うやつなんだぁぁぁぁぁっ!!」
被ク「し、しかし……」
「私達二人でどうにか出来ることじゃない。ABCの三人がちょっと脅せば、他の生徒だって向こう側につく」
友 「かもな。だが安心しろ」
「もう俺とヒートも居る。四人だ……二人で駄目だったことでも、四人でなら何とか出来るだろう」
それからと言うもの……
A 「>>男と>>友のズボン、両方便所に置いとけば良いんじゃね?ww」
B 「ちょwwwwwwガチホモ演出wwwwwwwwでもおっけーwwwwwwww」
A 「んじゃC、あんたあのヒートって先輩の下駄箱頼むわww」
C 「……」
A 「頼 む わ」
C 「わ、わかったよ……」
素ヒ「おいぃぃぃっ!! 何でお前が>>友のズボン盗ってんだよぉぉぉぉぉぉっ!!」
A 「げっ……」
B 「やっば、逃げよっ」
ヒート先輩が三人組と張り合い、未然に被害を防ごうとしてくれたり
A 「先生ぇ~ww 男くんがこっちのことジロジロ見てくるんですけどぉ~ww」
B 「きんめぇwwwwwwww」
友 「だがちょっと待って欲しい」
AB「ああ!?」
男 「zzzz」
友 「残念だがお前を視姦していたのは実はこの俺だッ! 男はこの通り寝ている」
A 「何なのこいつ 調子乗ってんじゃないわよ……」
ガラッ
素ヒ「私も視姦してくれぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
友 「いや、お前は来なくて良いから」
こういった具合で教室内では>>友がフォローしてくれた。
A 「>>男と>>友のズボン、両方便所に置いとけば良いんじゃね?ww」
B 「ちょwwwwwwガチホモ演出wwwwwwwwでもおっけーwwwwwwww」
A 「んじゃC、あんたあのヒートって先輩の下駄箱頼むわww」
C 「……」
A 「頼 む わ」
C 「わ、わかったよ……」
素ヒ「おいぃぃぃっ!! 何でお前が>>友のズボン盗ってんだよぉぉぉぉぉぉっ!!」
A 「げっ……」
B 「やっば、逃げよっ」
ヒート先輩が三人組と張り合い、未然に被害を防ごうとしてくれたり
A 「先生ぇ~ww 男くんがこっちのことジロジロ見てくるんですけどぉ~ww」
B 「きんめぇwwwwwwww」
友 「だがちょっと待って欲しい」
AB「ああ!?」
男 「zzzz」
友 「残念だがお前を視姦していたのは実はこの俺だッ! 男はこの通り寝ている」
A 「何なのこいつ 調子乗ってんじゃないわよ……」
ガラッ
素ヒ「私も視姦してくれぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
友 「いや、お前は来なくて良いから」
こういった具合で教室内では>>友がフォローしてくれた。
男 「ありがとな。>>友とヒート先輩のお陰で、前よりは随分と軽いよ。気持ちも、被害も。学校生活に支障をきたす分には、だけど」
友 「大っぴらにやってるのはともかく、細かいのは防げないからな」
「……ま、それを何とかするのがお前の役目だろ。それと被クちゃんのメンタル面でのサポートだな」
男 「メンタルって……」
友 「しっかりしてる娘だからな、平気そうに見えて案外不安なんだよ」
「自分でもなるべくネガティブにならないようにしてるんだろ。それが態度に出るから、余計にムカつかせてるんだよ」
「だから、そんな被クちゃん支えてやれんのはお前くらいだ。美術室で二人っきりの時は、なるべく話を聞いてやることだな」
男 「あ、ああ……」
友 「……」
「お前さ……ちょっと最近元気がないってか……何つーか……俺は不思議だったんだけど」
男 「何でこう、『受身』なんだよ? 被クちゃんはともかく……お前って大人しいけど度胸はあると思ってたから……」
ガラッ
被ク「>>男! 文化祭のポスターにお前の絵が載っていたぞ!」
男 「え……」
被ク「これだっ! この間油絵で描いてたやつだな。良かったなぁ>>男!」
男 「……」
被ク「男……?」
学校には文化祭が迫っていた。
入学してからのこの数ヶ月、ひたすらに絵を描き続けていたのは他でもない。全て、このためだった。
この文化祭で、俺は描き溜めた絵を展示することが出来る。あの美術部には、たった一人で描き続けた俺の作品が展示される。
俺だけの、小さな「個展」……それは俺のささやかな、本当にささやかな楽しみだったんだ。
けれど……
俺達がその『被害』を目の当たりにしたとき、それは───
どんな人間がどれほど集まろうとも、決して元には戻せないことをしてしまったんだ。
友 「大っぴらにやってるのはともかく、細かいのは防げないからな」
「……ま、それを何とかするのがお前の役目だろ。それと被クちゃんのメンタル面でのサポートだな」
男 「メンタルって……」
友 「しっかりしてる娘だからな、平気そうに見えて案外不安なんだよ」
「自分でもなるべくネガティブにならないようにしてるんだろ。それが態度に出るから、余計にムカつかせてるんだよ」
「だから、そんな被クちゃん支えてやれんのはお前くらいだ。美術室で二人っきりの時は、なるべく話を聞いてやることだな」
男 「あ、ああ……」
友 「……」
「お前さ……ちょっと最近元気がないってか……何つーか……俺は不思議だったんだけど」
男 「何でこう、『受身』なんだよ? 被クちゃんはともかく……お前って大人しいけど度胸はあると思ってたから……」
ガラッ
被ク「>>男! 文化祭のポスターにお前の絵が載っていたぞ!」
男 「え……」
被ク「これだっ! この間油絵で描いてたやつだな。良かったなぁ>>男!」
男 「……」
被ク「男……?」
学校には文化祭が迫っていた。
入学してからのこの数ヶ月、ひたすらに絵を描き続けていたのは他でもない。全て、このためだった。
この文化祭で、俺は描き溜めた絵を展示することが出来る。あの美術部には、たった一人で描き続けた俺の作品が展示される。
俺だけの、小さな「個展」……それは俺のささやかな、本当にささやかな楽しみだったんだ。
けれど……
俺達がその『被害』を目の当たりにしたとき、それは───
どんな人間がどれほど集まろうとも、決して元には戻せないことをしてしまったんだ。
>>76です、職人のみなさん来て下さってありがとうございます。
俺の役割はこれでお終い、後は皆さんにお任せします、みなさん男の喧嘩スキルの事を忘れないでくださいね。
俺の役割はこれでお終い、後は皆さんにお任せします、みなさん男の喧嘩スキルの事を忘れないでくださいね。
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