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男「おーっす」
男友「うーっす。眠そうだな」
男「いや、宿題忘れたら女うるせえしさ」
男友「お前、アイツ苦手だもんな」
男「ああ。どうにもあいつとは相性が悪い」
女「おはよう」
男「うおっ!いつの間に後ろに!ってか聞いてたのか!?」
女「聞いてたわよ。それじゃあ」
男「あ・・・って、なんだよ・・・せめて怒るとかなんとかしろよ・・・」
女友「女おはよー」
女「おはよう」
男「ん?なんか目がチカチカするな・・・」
男友「うーっす。眠そうだな」
男「いや、宿題忘れたら女うるせえしさ」
男友「お前、アイツ苦手だもんな」
男「ああ。どうにもあいつとは相性が悪い」
女「おはよう」
男「うおっ!いつの間に後ろに!ってか聞いてたのか!?」
女「聞いてたわよ。それじゃあ」
男「あ・・・って、なんだよ・・・せめて怒るとかなんとかしろよ・・・」
女友「女おはよー」
女「おはよう」
男「ん?なんか目がチカチカするな・・・」
男「さぁて、飯だ飯だー」
男友「お前、いっつもパンだよな」
男「うっせ。腹にたまればいいんだよ。ん?女は弁当か」
女「むぐむぐ」
男「いつ見ても無表情で、不味そうにしか見え・・・んん?」
女「むぐむぐ(ぺかーっ)」
男「うおっ!まぶしっ!」
女「はむはむ(ぺかぺかぺかーっ)」
男「デザート食い始めたら光が強くなった!なんだこれ!?」
男友「お前・・・なに言ってんの・・?電波でも受けてんの?」
男「(え?俺にしか見えてない?)」
男友「お前、いっつもパンだよな」
男「うっせ。腹にたまればいいんだよ。ん?女は弁当か」
女「むぐむぐ」
男「いつ見ても無表情で、不味そうにしか見え・・・んん?」
女「むぐむぐ(ぺかーっ)」
男「うおっ!まぶしっ!」
女「はむはむ(ぺかぺかぺかーっ)」
男「デザート食い始めたら光が強くなった!なんだこれ!?」
男友「お前・・・なに言ってんの・・?電波でも受けてんの?」
男「(え?俺にしか見えてない?)」
男「結局、なんだったんだあれ」
女「・・・・・・」
男「ん?なにしてんだあいつ?」
女「・・・・・・」
男「ノラ猫撫でてんのか?ってうおっ!また光りだしやがった!!」
女「じゃあ、さよなら」
男「光がおさまった?なんなんだ一体・・・」
女「・・・・・・」
男「ん?なにしてんだあいつ?」
女「・・・・・・」
男「ノラ猫撫でてんのか?ってうおっ!また光りだしやがった!!」
女「じゃあ、さよなら」
男「光がおさまった?なんなんだ一体・・・」
男「昨日の女から出てた光、なんか法則でもあんのかな」
女「おはよう」
男「うおっ!だからいきなり後ろから現れんな!」
女「そう。それじゃ」
男「あ・・・ああ(今は光ってないな)」
女友「おはよー女ー」
女「おはよう(ぺかーっ)」
男「(挨拶で光るのか?でも、それだと猫触った時に光ったし、俺に挨拶したときは光ってないし)」
女「犬(ぺぺぺかーっ)」
男「わけわかんねえ・・・」
女「おはよう」
男「うおっ!だからいきなり後ろから現れんな!」
女「そう。それじゃ」
男「あ・・・ああ(今は光ってないな)」
女友「おはよー女ー」
女「おはよう(ぺかーっ)」
男「(挨拶で光るのか?でも、それだと猫触った時に光ったし、俺に挨拶したときは光ってないし)」
女「犬(ぺぺぺかーっ)」
男「わけわかんねえ・・・」
男「(普段は光ってないよなあ・・・でも、何らかの理由で急にぺかぺかしだすんだよなあ)」
先生「あー、この問題・・・女、わかるか?」
女「はい」
先生「・・・・うん。正解だ」
女「・・・・(ぺかーっ)」
男「(褒められたら光った?どういうことだ?)」
女友「女ー、今日帰りにたいやき食べにいこー」
女「わかった(ぺかぺかーっ)」
男「もしかして・・・・」
女友「おいしいねえタイヤキ」
女「むぐむぐ・・・そうね(ぺかぺかぺかぺかーっ)」
男「嬉しいと光るのか!?」
先生「あー、この問題・・・女、わかるか?」
女「はい」
先生「・・・・うん。正解だ」
女「・・・・(ぺかーっ)」
男「(褒められたら光った?どういうことだ?)」
女友「女ー、今日帰りにたいやき食べにいこー」
女「わかった(ぺかぺかーっ)」
男「もしかして・・・・」
女友「おいしいねえタイヤキ」
女「むぐむぐ・・・そうね(ぺかぺかぺかぺかーっ)」
男「嬉しいと光るのか!?」
男「(実験してみよう)おーい!女ー!」
女「何?」
男「お前、確か『劇場版やる男シリーズ』好きだよな?」
女「だから?(ぺかーっ)」
男「(少し光った!)ああ、んで新しいDVDもらったんだけど、俺見ないから・・・」
女「そう(ぺかぺかぺかぺかっ!)」
男「(おお、無表情だけどすげえ期待してる)友達にあげちゃった。そんだけ」
女「そう。それじゃ」
男「(光が急に消えた・・・どうも嬉しかったり期待したりすると光るみたいだなあ・・・って俺性格悪っ・・・)」
女「何?」
男「お前、確か『劇場版やる男シリーズ』好きだよな?」
女「だから?(ぺかーっ)」
男「(少し光った!)ああ、んで新しいDVDもらったんだけど、俺見ないから・・・」
女「そう(ぺかぺかぺかぺかっ!)」
男「(おお、無表情だけどすげえ期待してる)友達にあげちゃった。そんだけ」
女「そう。それじゃ」
男「(光が急に消えた・・・どうも嬉しかったり期待したりすると光るみたいだなあ・・・って俺性格悪っ・・・)」
男「という訳で、反省してDVDを自腹で購入した訳だが」
男友「おお、電波な独り言に磨きがかかってるな男」
男「ほっとけ。お、女だ」
男友「ん?お前、あいつ苦手なんじゃねえの?」
男「ああ、無表情でわかり難い奴だったからな」
男友「『だった』って、今はわかんの?」
男「色々あってな。っと、おーい、女ー!」
男友「へえ・・・どう見てもいつもと同じ無表情にしか・・・ん?あいつ何渡して・・・うおっ!目を押さえてぶっ倒れやがった!」
男「目がああああああっ!目があああああああっ!!!!!!」
女「・・・・(びかびかびかびかーっ!)」
男友「おお、電波な独り言に磨きがかかってるな男」
男「ほっとけ。お、女だ」
男友「ん?お前、あいつ苦手なんじゃねえの?」
男「ああ、無表情でわかり難い奴だったからな」
男友「『だった』って、今はわかんの?」
男「色々あってな。っと、おーい、女ー!」
男友「へえ・・・どう見てもいつもと同じ無表情にしか・・・ん?あいつ何渡して・・・うおっ!目を押さえてぶっ倒れやがった!」
男「目がああああああっ!目があああああああっ!!!!!!」
女「・・・・(びかびかびかびかーっ!)」
男「うう・・・酷い目にあった・・・でもまあ、あいつそれだけ嬉しかったんだろうな・・・」
女「急に倒れて保健室に運び込まれたから驚いた」
男「うあっ!びっくりしたあ!いきなりベッドの横に立つな!」
女「そう、気をつける。それじゃあ」
男「ん・・・?もしかして、心配とかしてくれたの?」
女「・・・じゃあ、授業あるから(ぺかーっ)」
男「ちょっと・・・可愛いかも・・・」
女「急に倒れて保健室に運び込まれたから驚いた」
男「うあっ!びっくりしたあ!いきなりベッドの横に立つな!」
女「そう、気をつける。それじゃあ」
男「ん・・・?もしかして、心配とかしてくれたの?」
女「・・・じゃあ、授業あるから(ぺかーっ)」
男「ちょっと・・・可愛いかも・・・」
男友「最近、あいつら仲いいよな」
女友「男と女でしょ?」
男友「ああ。前は苦手だって言って近寄らなかったのにさ」
女友「女も気を使ってたのか、できる限り近寄んなかったしね」
男友「マジ?ってか、アイツでも気を使うのか・・・」
女友「表情に出さないからねえ。あたしだって未だによくわかんないとこあるし」
男友「ふーん・・・あ、男がまた目を押さえてる」
女友「最近よく見る光景よねえ」
男友「見てて面白いし、本人も楽しそうだから放置してるけどな」
男「うおおおお!!チョコよりうまい棒とは予想外いいいいいいっ!!!」
女「さくさく(びかびかびか)」
女友「男と女でしょ?」
男友「ああ。前は苦手だって言って近寄らなかったのにさ」
女友「女も気を使ってたのか、できる限り近寄んなかったしね」
男友「マジ?ってか、アイツでも気を使うのか・・・」
女友「表情に出さないからねえ。あたしだって未だによくわかんないとこあるし」
男友「ふーん・・・あ、男がまた目を押さえてる」
女友「最近よく見る光景よねえ」
男友「見てて面白いし、本人も楽しそうだから放置してるけどな」
男「うおおおお!!チョコよりうまい棒とは予想外いいいいいいっ!!!」
女「さくさく(びかびかびか)」
男「休みっつってもすることないし、コンビニでもいくか」
男「お?女だ。おー・・・ん?」
女「こっちよ(きらきら)」
弟「姉ちゃん姉ちゃん!カレー食いたい!」
妹「わたしハンバーグ!」
女「そう。ならハンバーグカレーにするわ(きらきらきら)」
弟・妹「やったあああああ!!」
女「じゃあ迷子にならないように付いてきなさい(きらきらきらきら)」
弟・妹「はーい!」
男「すっげえ・・・幸せそうだなあ・・・・」
男「お?女だ。おー・・・ん?」
女「こっちよ(きらきら)」
弟「姉ちゃん姉ちゃん!カレー食いたい!」
妹「わたしハンバーグ!」
女「そう。ならハンバーグカレーにするわ(きらきらきら)」
弟・妹「やったあああああ!!」
女「じゃあ迷子にならないように付いてきなさい(きらきらきらきら)」
弟・妹「はーい!」
男「すっげえ・・・幸せそうだなあ・・・・」
男「あれ?今日、女来てないの?」
男友「そういえばいないな。おーい女友ー、女一緒じゃねえのー?」
女友「えっと・・・女ね・・・んっと・・」
男「ん?どうしたんだよ?」
女友「男、ちょっとこっちきて」
男「ん?いいけどどうした?」
男「で?女が何だよ?」
女友「えっとね、先生が言うと思うし、女も男なら先に教えてもいいって言うだろうから・・・」
男「なんだよ?」
男友「そういえばいないな。おーい女友ー、女一緒じゃねえのー?」
女友「えっと・・・女ね・・・んっと・・」
男「ん?どうしたんだよ?」
女友「男、ちょっとこっちきて」
男「ん?いいけどどうした?」
男「で?女が何だよ?」
女友「えっとね、先生が言うと思うし、女も男なら先に教えてもいいって言うだろうから・・・」
男「なんだよ?」
女友「女のお母さんがね・・・昨日・・・亡くなったの・・・」
男「はぁ?」
女友「だから!死んじゃったのよ!お母さんが!」
男「なんで?ってか意味わかんねえ」
女友「女のお母さんずっと入院しててさ、それで昨日・・・」
男「・・・・そうか」
女友「そうかって!それだけ!?」
男「じゃあ、女に『頑張れ!』とか『元気だせ!』とか言えばいいのか?」
女友「そんなんじゃないけど・・・でもっ!」
男「(こういうベタな話ってムナクソわりい・・・あいつ幸せそうだったのによお・・・)」
女友「ごめん・・・でも、男なら最近仲良かったし、はげましてあげれるかもって・・・ごめん・・・」
男「教室戻る。じゃあな」
男「はぁ?」
女友「だから!死んじゃったのよ!お母さんが!」
男「なんで?ってか意味わかんねえ」
女友「女のお母さんずっと入院しててさ、それで昨日・・・」
男「・・・・そうか」
女友「そうかって!それだけ!?」
男「じゃあ、女に『頑張れ!』とか『元気だせ!』とか言えばいいのか?」
女友「そんなんじゃないけど・・・でもっ!」
男「(こういうベタな話ってムナクソわりい・・・あいつ幸せそうだったのによお・・・)」
女友「ごめん・・・でも、男なら最近仲良かったし、はげましてあげれるかもって・・・ごめん・・・」
男「教室戻る。じゃあな」
数日後
女「おはよう」
女友「あ・・・女おはよう・・」
女「うん。おはよう」
男友「おー女、おーっす」
女「おはよう」
先生「おお女、もう学校きて大丈夫なのか?無理はするなよ?」
女「ありがとうございます。もう大丈夫です」
男「・・・・・・・・」
男友「女、いつもと変わんないな。強いなあいつ」
男「・・・・・・・どこがだよ」
男友「え?」
男「全然明るくねえじゃねえかあいつ・・・」
男友「は?いや、いつも通りの無表情だろ」
男「明るくねえんだよ!!」
女「おはよう」
女友「あ・・・女おはよう・・」
女「うん。おはよう」
男友「おー女、おーっす」
女「おはよう」
先生「おお女、もう学校きて大丈夫なのか?無理はするなよ?」
女「ありがとうございます。もう大丈夫です」
男「・・・・・・・・」
男友「女、いつもと変わんないな。強いなあいつ」
男「・・・・・・・どこがだよ」
男友「え?」
男「全然明るくねえじゃねえかあいつ・・・」
男友「は?いや、いつも通りの無表情だろ」
男「明るくねえんだよ!!」
女「なに?」
男「お前、暗くなったな」
女「意味がわからない」
男「ほれ、これやる」
女「お菓子?ありがとう」
男「これもやる」
女「DVD?よくわからないけどありがとう」
男「やっぱこんなんじゃダメだよな」
女「何がダメなのかわからないけど、それじゃあ」
男「(どうやったら光るんだよあいつ・・・)」
男「お前、暗くなったな」
女「意味がわからない」
男「ほれ、これやる」
女「お菓子?ありがとう」
男「これもやる」
女「DVD?よくわからないけどありがとう」
男「やっぱこんなんじゃダメだよな」
女「何がダメなのかわからないけど、それじゃあ」
男「(どうやったら光るんだよあいつ・・・)」
男「(女が光らなくなって一ヶ月か・・・はぁ・・・天気も雨で気分も滅入るぞ)」
女「・・・・・・」
男「(女?傘地面に置いてなにやってんだあいつ?)」
女「・・・・・・ごめん」
男「(あれ・・・傘の下にいるのって、この前の猫・・・?)」
女「・・・・・・許して」
男「(あの猫っ!)おい女っ!なにやってんだ!」
女「!!」
男「その猫・・・死んでんのか?」
女「そう」
男「その猫、いつ轢かれたんだ?」
女「わからない。今日私が来たときにはもう死んでいた」
男「それって・・・お前のせいじゃねえだろ!何でお前が謝んだよっ!!」
女「・・・・・・」
男「(女?傘地面に置いてなにやってんだあいつ?)」
女「・・・・・・ごめん」
男「(あれ・・・傘の下にいるのって、この前の猫・・・?)」
女「・・・・・・許して」
男「(あの猫っ!)おい女っ!なにやってんだ!」
女「!!」
男「その猫・・・死んでんのか?」
女「そう」
男「その猫、いつ轢かれたんだ?」
女「わからない。今日私が来たときにはもう死んでいた」
男「それって・・・お前のせいじゃねえだろ!何でお前が謝んだよっ!!」
女「私のせいじゃないかもしれない。でも、私のせいかもしれない」
男「訳わかんねえ・・・そんなのどうしようもねえだろうが!」
女「どうにかできたかもしれないっ!」
男「お前・・・」
女「母もこの子もどうにかできたかもしれない!私が頑張ればどうにかできたかもしれない!」
男「馬鹿かお前は!」
女「放っておいて。どうして私に構うの?」
男「それは・・・」
女「男には関係ない。この子のことも母のことも私のことも。じゃあさよなら」
男「(なんでこんなときまで無表情でいられるんだよお前は・・・・)」
男「訳わかんねえ・・・そんなのどうしようもねえだろうが!」
女「どうにかできたかもしれないっ!」
男「お前・・・」
女「母もこの子もどうにかできたかもしれない!私が頑張ればどうにかできたかもしれない!」
男「馬鹿かお前は!」
女「放っておいて。どうして私に構うの?」
男「それは・・・」
女「男には関係ない。この子のことも母のことも私のことも。じゃあさよなら」
男「(なんでこんなときまで無表情でいられるんだよお前は・・・・)」
男「待てコラああああああっ!」
女「なに?」
男「ああ関係ないよ俺は!むしろお前嫌いだったしな!」
女「だから何?」
男「無表情で何考えてるかわかんねえくせに、いつの間にか俺の世話焼いてるしよお!」
女「だから何?」
男「昔は嫌いだったんだよ!でも、今はお前が嬉しいとわかんだよ!」
女「何を言ってるの?」
男「お前、あんなに嬉しそうにお菓子食ってさ!DVDやったら滅茶苦茶喜んでさ!弟や妹と買い物してて幸せそうでさ!」
女「・・・・・」
男「俺は!そんなお前見るのがいつの間にか楽しくて!だからもっと明るくしてほしくて!」
女「意味が・・・わからない・・・」
男「そうやって明るくしてるお前が好きなんだよ!この無表情女あああああっ!」
女「なに?」
男「ああ関係ないよ俺は!むしろお前嫌いだったしな!」
女「だから何?」
男「無表情で何考えてるかわかんねえくせに、いつの間にか俺の世話焼いてるしよお!」
女「だから何?」
男「昔は嫌いだったんだよ!でも、今はお前が嬉しいとわかんだよ!」
女「何を言ってるの?」
男「お前、あんなに嬉しそうにお菓子食ってさ!DVDやったら滅茶苦茶喜んでさ!弟や妹と買い物してて幸せそうでさ!」
女「・・・・・」
男「俺は!そんなお前見るのがいつの間にか楽しくて!だからもっと明るくしてほしくて!」
女「意味が・・・わからない・・・」
男「そうやって明るくしてるお前が好きなんだよ!この無表情女あああああっ!」
女「ふざけないで」
男「ふざけてなんていねえよ」
女「同情?そういうの迷惑」
男「同情でこんな台詞が言えるか」
女「好きだったら何?お母さんやこの子が帰ってくるの?」
男「帰らない。でも、一緒に泣いてやる」
女「泣く?私は泣かない。あなたも言ったじゃない。私は無表情なの」
男「お前泣いてるじゃねえか。お前の母ちゃん死んでからずっと」
女「泣いてない!」
男「じゃあ何で光ってねえんだよ!嬉しいとぺかぺかぎらぎら光ってたくせしやがって!」
女「意味・・・わかんないよ・・・」
男「わかんねえよきっと。俺にしかわかんねえ」
女「わかんない・・・わかんないよお・・・ばかぁ・・・うあ・・・うああああああああああっ!!!!!!!」
男「やっと表情に出して泣いたか・・・頑固な奴だ本当に・・・」
男「ふざけてなんていねえよ」
女「同情?そういうの迷惑」
男「同情でこんな台詞が言えるか」
女「好きだったら何?お母さんやこの子が帰ってくるの?」
男「帰らない。でも、一緒に泣いてやる」
女「泣く?私は泣かない。あなたも言ったじゃない。私は無表情なの」
男「お前泣いてるじゃねえか。お前の母ちゃん死んでからずっと」
女「泣いてない!」
男「じゃあ何で光ってねえんだよ!嬉しいとぺかぺかぎらぎら光ってたくせしやがって!」
女「意味・・・わかんないよ・・・」
男「わかんねえよきっと。俺にしかわかんねえ」
女「わかんない・・・わかんないよお・・・ばかぁ・・・うあ・・・うああああああああああっ!!!!!!!」
男「やっと表情に出して泣いたか・・・頑固な奴だ本当に・・・」
女「本当は辛かった」
男「知ってる」
女「お母さんが死んだこともあの子が死んだことも」
男「知ってる」
女「みんなに心配かけないようにって思って表情を変えないようにしてたのも」
男「知ってる」
女「お父さんや弟や妹みんな泣いてるから、私だけでも泣かないって思ってた」
男「馬鹿だな」
女「そうね。今はそう思うわ」
男「知ってる」
女「そっか・・・知られちゃってたか」
男「ああ。だってお前、誰よりもわかりやすい奴だからな」
女「そんなこと言われたの始めて」
男「俺にしかわかんないことだからな」
女「ありがとう・・・(ぺかっ)」
男「知ってる」
女「お母さんが死んだこともあの子が死んだことも」
男「知ってる」
女「みんなに心配かけないようにって思って表情を変えないようにしてたのも」
男「知ってる」
女「お父さんや弟や妹みんな泣いてるから、私だけでも泣かないって思ってた」
男「馬鹿だな」
女「そうね。今はそう思うわ」
男「知ってる」
女「そっか・・・知られちゃってたか」
男「ああ。だってお前、誰よりもわかりやすい奴だからな」
女「そんなこと言われたの始めて」
男「俺にしかわかんないことだからな」
女「ありがとう・・・(ぺかっ)」
「ん・・・まぶしっ・・・」
「おはようあなた」
「今日もまぶしい朝だな」
「雨が降ってても曇っててもそう言うわよね」
「俺にしかわかんない太陽があるんだよ」
ぺかっ
fin
「おはようあなた」
「今日もまぶしい朝だな」
「雨が降ってても曇っててもそう言うわよね」
「俺にしかわかんない太陽があるんだよ」
ぺかっ
fin
短いお話でしたが、楽しんでくれた方々ありがとうございました
初スレ立てでドキドキしながら書きました
ではまたどこかで
追伸
実はこれ、とある新ジャンルスレで女にビーム出させた時に思いつきました
いつか女ビームでスレ立てたいものですハイ
初スレ立てでドキドキしながら書きました
ではまたどこかで
追伸
実はこれ、とある新ジャンルスレで女にビーム出させた時に思いつきました
いつか女ビームでスレ立てたいものですハイ
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