元スレ黄泉返った新ジャンル(?)「ゾンビ妹」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 :
101 = 45 :
妹「だんすをしませんか、おに、い゛さま」
兄「また突然な誘いですね。またいったいなんでですか」
妹「てれびをみてい゛ましたら、ぞんびのかたがたがだんすをしてい゛ましたので」
兄「よりによってスリラーですか。最近はもっと新しいゾンビ達がダンス活動をしていたはずですが」
妹「そんなだんたい゛がい゛るのですか?」
兄「いえ、こちらの話です。あと、ダンスの誘いはお断りしますよ」
102 = 44 :
のどが渇いたゾンビ妹 ~その2~
妹「はい、お゛つり。」
兄「ん。ところでファンタはどうした?」
妹「・・・わすれた。」
兄「・・・」
妹「・・・なくなってた。」
103 = 44 :
104 :
俺コレ好き
105 = 104 :
俺これ好き
本にしたら絶対買う
106 = 44 :
庭に花畑を作るゾンビ妹
妹「たねをうめましょー!」
兄「うんうん。」
妹「おみずをあげましょー!」
兄「うんうん。」
その夜
妹「おに゛ぃ、おはないつさくの?」
兄「う~ん、そうだな、一週間くらいで芽が出るかな。花が咲くのは何ヶ月も先だよ。」
妹「きれいなの、さくかな。」
兄「きっと咲くよ。」
一週間後
妹「おはよう、おに゛ぃ。」
兄「ああ、おはよう・・・ ってうわぁ!」
妹「なに?」
兄「お前、なんかツタが這ってるぞ・・・」
グリーンゾンビ妹になった。
107 = 44 :
108 :
ガイキチのにおいがする
109 = 44 :
お墓参りに行くゾンビ妹
兄「おい、出かけるぞ。」
妹「どこに?」
兄「昨日言っといただろ。お墓だよ。」
妹「!!!」
兄「どうした?」
妹「・・・うぇっ・・・」
兄「!?」
妹「うぇぇぇぇぇ・・・ ぞんびおはかにいれられるの?」
兄「な、ちが・・・」
妹「しんでるけど、うごいてるよ・・・?」
兄「いや、親父とおふくろの墓参りだって。」
110 = 44 :
>>108
アリガトウ・・・
最高の褒め言葉だ・・・!
111 = 44 :
お墓参りに来たゾンビ妹
兄「さ、花を飾ろうな。」
妹「おっけー。」
兄「うちに咲いた花だ。」
妹「う゛ん。」
兄「(正確にはお前の頭に咲いたやつだがな・・・) あと果物もお供えして。」
妹「りんご。」
兄「さ、おいのり。」
妹「・・・」
兄「よし。」
妹「りんご、たべていい?」
兄「もういいぞ。」
・・・
兄「親父とおふくろにどんな事をおいのりしたんだ?」
妹「あのね゛、おにぃがね゛、しんだあと、りっぱなぞんびになりますように゛。」
兄「あ、そう。」
112 = 44 :
携帯電話をもらったゾンビ妹
兄「妹よ。緊急連絡用に携帯買ってやったぞ。持っとけ。」
妹「や゛ったー、でんわだ! あ゛りがとう!」
・・・
妹「わくわく・・・」
・・・
妹「わくわく・・・」
・・・
妹「おに゛ぃ~ でんわかかってこない・・・」
兄「そりゃそうだ。」
113 = 44 :
電話をとるゾンビ妹 ~その1~
兄「せっかくだし電話かけてやるか。家の中だけど。」
《♪ゆーめーでーおーわーらせない~》 ← 着うた
妹「でんわだ!」
ピッ
妹「も゛しも゛し?」
兄『お兄ちゃんだよ~』
妹「おに゛ぃ!」
兄『今日の夕飯は何がいいかな?』
妹「・・・」
114 = 44 :
電話をとるゾンビ妹 ~その2~
妹「おに゛ぃ。」
兄「? ・・・わざわざやって来てどうした?」
妹「でんわのおに゛ぃがね、ごはんなにがいいかって。」
兄「・・・」
妹「おにくがいいってゆってもいい?」
兄「あ、ああ・・・」
・・・
妹「も゛しも゛し?」
兄『・・・もしもし。』
妹「あ゛のね、おにくがいい!」
兄(よく分かってないらしいな・・・)
115 = 44 :
さみしいゾンビ妹 ~その1~
妹「おに゛ぃ、あそぼう!。」
兄「あ、今日はちょっと出かけるからダメだ。留守番たのむな。」
妹「あ、そう。」
兄「行ってきます。」
妹「・・・」
116 :
初めて見たけどなんか好きだな これ
でも、確かに対処に困る
117 = 44 :
さみしいゾンビ妹 ~その2~
妹「おに゛ぃ、あ゛のね・・・」
兄「今忙しい。」
・・・
妹「おに゛ぃ・・・」
兄「出かけてくる。」
妹「・・・」
・・・
後「せんぱ~い!」
兄「お~、わざわざ来てもらって悪いな~。じゃあ行こうか。」
後「ハイ。行きましょう。妹ちゃん、またね~。」
妹「・・・おに゛ぃ・・・・・・」
118 = 44 :
家出したゾンビ妹 ~その1~
妹「おに゛ぃはもうぞんびがいらなくなったの゛・・・」
・・・
妹「だからおはかでくさっていくの゛・・・」
・・・
妹「おな゛かすいた・・・」
兄「こんな所にいたか。」
妹「おに゛ぃ!」
兄「家出なんかしやがって。探したんだぞ。」
119 = 44 :
家出したゾンビ妹 ~その2~
兄「さ、帰るぞ。」
妹「や゛だ! かえ゛らない!」
兄「・・・なあ、どうしたんだ!」
妹「おに゛ぃはぞんびが、いらなくなったの゛! ぞんびはぞんびだから、いないほうがいいの゛!」
兄「は?」
妹「だからここでくさってるの゛!」
兄「あのなあ、お前がいらなくなるなんてこと、あるわけないだろ。」
妹「ここにいれば、ぱぱとままといっしょだから、さみしくないの゛!」
兄「とにかく帰るぞ。だいたい墓地にゾンビなんて光景はシャレにならん。参拝客がショック死するぞ。」
ずるずる
妹「いや~! いやいや~!」
兄「あ、もしもしオレ。捕獲したから今から帰る。」
120 = 44 :
しあわせゾンビ妹 ~その1~
兄「ただいま。」
後「おかえりなさい。」
妹「うぇっ、うぇぇぇぇ・・・ ぞんびはいらないこなの~」
後「あらあら。」
兄「さ、こっち来い。見ろ。」
妹「・・・!!!」
兄「後が腕によりをかけて作ったごちそうだ。お前のために作ったんだぞ。」
妹「・・・」
兄「それとな、プレゼントだ。二人で買いにいったんだ。ドレス。」
妹「!!!」
兄「今日はお前の誕生日だろ。後と二人で計画したんだよ。」
後「先輩と二人でいろいろ話し合って計画したんだけど、誤解しちゃったみたいね。」
妹「・・・うぇっ・・・」
後「あなたの大事なお兄ちゃんを取ったりなんかしないわ。安心して。」
妹「うぇっ、あ、あり、うぇぇぇっ、ありがと・・・ うぇぇぇぇ・・・」
兄「まったく、心配かけやがって。」
妹「ごめんなさい~・・・ うぇぇぇぇぇっ・・・」
121 = 44 :
しあわせゾンビ妹 ~その2~
妹「どう゛!?」
兄「おお、グッドだ。」
後「すっごくかわいいわ、妹ちゃん!」
妹「あ゛りがとう!」
兄「さ、乾杯だ。食おうぜ。」
後「ハイ。」
兄「よ~し、かんぱー・・・」
妹「キシャァァァ! ムシャムシャ!」
兄「・・・あいつはこれでいいや。さ、乾杯。」
後「乾杯!」
122 :
これいいな
123 = 44 :
さよならゾンビ妹 ~その1~
兄「ふう、食った食った。うまかったな~。」
妹「ごちそうさま゛! おい゛しかった。」
後「ふふ、おそまつさまでした。」
兄「後、今日はありがとな。」
後「いいえ、先輩と妹ちゃんのためですから。」
・・・
兄「風が気持ちいいな。」
後「そうですね~。」
妹「おに゛ぃ、あのね。」
兄「ん?」
妹「ぞんび、ねむく、なったの。」
兄「ああ。膝枕してやろう。」
後「あら、妹ちゃんうらやましいわね~。」
妹「・・・あのね、ぞんびね。」
兄「ん。」
妹「おに゛ぃにね、あ゛りがとうってね、いうの。」
124 = 44 :
さよならゾンビ妹 ~その2~
兄「え? あらためてどうした?」
妹「ぞんびがね゛、ぞんびになったのはね゛、おに゛ぃが、だいすきだから。」
兄「・・・」
妹「だからね、あ゛りがとうっていったら、ぞんびはもう、ねむるの。」
兄「え!? それって、まさか・・・」
妹「おに゛ぃ、いままで、ありがとう。」
兄「そ、そんな・・・ 妹・・・」
妹「おね゛ぇちゃん、おに゛ぃをよろしくね。」
後「妹ちゃん・・・」
妹「みんな、だいすき。」
兄「・・・オレもだ。オレたちも、お前が大好きだよ。」
後「妹ちゃん・・・ 私、妹ちゃんにあえてとっても楽しかった。」
妹「うん・・・ おに゛ぃ・・・ もう・・・
ね む っ て も い い か な ・・・ 」
125 = 116 :
やばい 泣きそうな展開・・・・
126 = 122 :
お・・・お・・・
127 = 44 :
最終話 こんにちはゾンビ妹
後「いい子でしたね。」
兄「そうだな。こんな妹がいて、幸せだった。」
後「妹ちゃんも、こんなお兄さんがいて幸せだったと思います。」
兄「オレ、ずっと不安だったよ。オレひとりで、たったひとりの家族に何をしてやれるんだろう、ってさ。」
後「・・・」
兄「だから、こいつが死んだときすごく落ち込んだんだ。妹を幸せにしてやることもできなかったんだ、って思ってさ。」
後「先輩・・・」
兄「だからさ、こいつが帰ってきたのはオレのためだ。オレに、『私は幸せだったから心配するな!』って伝えに来たんだよ。」
後「・・・」
兄「こいつは幸せだったってわかったから、だからもう落ち込んだりしない。前向きに生きることにするよ。」
後「そうですね、それがいいです。」
兄「できれば、後。お前といっしょがいいな。」
後「先輩! 私も、私も先輩といっしょがいいです!」
・・・
むくり
妹「おはよう、おに゛ぃ!」
兄・後「!!!」
妹「お゛なかすいた。ごはんまだ?」
兄「おおおおおお前! 死んだんじゃなかったのか!?」
妹「だって、そんびだし。」
兄・後「エエエエエ(´Д`)エエエエエ」
ゾンビまめちしき:ゾンビは何度でもよみがえります。
128 = 44 :
終わりです。
思った以上に長時間になってしまいました。
お付き合いくださった皆さん、どうもありがとう。
感想&保守&支援 感謝します。
129 = 122 :
泣いた…と思ったら笑ったw
すごく良かった
お疲れ様でした
130 = 116 :
ありがとう&7時間以上本当におつかれさまでした
とてもよかった!
131 :
はい!ご一緒に!うんこ!ふんばっ!
132 = 116 :
くそうっ!今日が月曜日というのに
徹夜しちまったぜwww
133 :
おもしろかったー
ありがとう
今ゾンビ妹を絵んしようとしてる俺ww
134 = 66 :
よい妹でした!!
135 = 45 :
よい時間をありがとうございました。
136 :
うむ
137 = 136 :
>>133
待ってます
138 = 133 :
うおお…待ってくださってるとは…
つたない絵なうえに途中ギブアップですまんw
ぞんびに萌えを見出してしまった俺は間違いなく末期
139 = 136 :
>>138
かわいい。
自分はまっとうな絵が描けないのでうらやましい。
140 = 133 :
自分もまっとうな絵など描けるはずもなく
毎日スゴウマ絵師様の真似しながらちょっとずつ自分が納得いくような絵になるよう
がんばっておるとこです
>>139も絵を描くんだな
お互い精進していつか安価絵スレとか立てれたらいいなw
141 = 136 :
最後に。
いつまでたっても規制解けないからネカフェに行ってスレ立てたさ。
んで帰ってみたら規制解けてた。
仕事まで寝ます。みんなありがとう。
142 = 45 :
男子「収容者タッチ! よし助けたからお前これからゾンビな」
少年「わーい! ゾンビになったから逃げるそー!」
妹「おにい゛さま。そとのこう゛えんにわたしのなかまのぞんびが」
兄「あれは警泥という遊びで、貴女の仲間ではありませんよ」
妹「ですが、たしかにぞんびと」
兄「そうですが、あれは遊びの中で使われる言葉です。貴女は外に出てはいけませんよ」
143 = 45 :
兄「なんですか、その額にくっついている妙な札は」
妹「きょんしーのまねをしてみました。どう゛でしょう゛か?」
兄「服装がキョンシーとして不適正です。よって落第。不合格です」
妹「きびしい゛、い゛けんです」
兄「待っていなさい。すぐに服を用意してきますから」
妹「……なぜそんなふくがわがやにあるのですか、おにい゛さま」
144 = 45 :
妹「おさけですか、おにい゛さま」
兄「ええ。ゾンビというカクテルでして」
妹「おにい゛さまもこれでぞんびのなかまい゛りをするのですね」
兄「……ゾンビパウダーじゃないんですから。それに、飲むだけでゾンビになるなら誰も飲みませんよ」
妹「ぞんびのわたしがのんだら、どう゛なるのでしょう゛か?」
兄「飲んだら漏れるでしょうからやめておきなさい」
145 = 45 :
兄「話の種のついでですが、ゾンビグラスという物もありましてね」
妹「ぞんびが、たくさんつまっているぐらすですか?」
兄「夢に見そうな嫌な光景ですね……。変わった形をしたグラスですよ。上から下まで同じ太さをしている、長いビーカーのようなものです」
妹「ぞんびは、つまっていないのですか?」
兄「今度買ってくるので、最初に貴女を詰めて差し上げましょうか?」
146 = 45 :
兄「そうそう。ゾンビといえばおもしろい説がありましてね」
妹「なんでしょう゛か?」
兄「白雪姫など、一度死んだヒロインが生き返ったのを、ゾンビとなったという極端な意見もありまして」
妹「つまり、おにい゛さまはいもう゛とのわたしにくちづけをなさった、と」
兄「話の流れからそう言われると予想するべきでした。ですか妹相手にそんなことはしませんよ」
147 = 45 :
保守、支援用に書き溜めていた物だけ吐き出させてもらいました。
>>1にまた次会えるのを楽しみにしています。
148 = 53 :
こんなにいいスレは久々に見た
150 = 133 :
ID:BhVvBDa/Oのぞんびもかわいいなぁ
仕事から帰ってもし奇跡的に残ってたらそのぞんびも絵に起こしたいな、と
黒髪さらさらゴスチックで体ドロドロなイメージw
みんなの評価 :
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