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    元スレ新ジャンル「zip.」

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    152 = 82 :

    「お、お前ipod使ってんの?いいなー俺壊しちゃってさ」
    「あー」
    「女さんは持ってる?」
    「一応音楽は・・・」
    『音楽.zip』

    「CD、CDラジカセ、イヤホン一式が入ってるのか」
    「男あのさぁ・・・これってムリヤリzipにするより普通にipod買ったほうが・・・ボソボソ」
    「・・・・」
    「あ!い、いや別にzipがいらないってわけじゃなくてさ!」
    「(友は女に好かれたいのか嫌われたいのかどっちなんだ)」

    156 = 82 :

    157 = 154 :

    なんかよく分からんけど何か書いていいんか?

    158 = 82 :

    「さて、昼休みだ。 売店まで行ってくるか。」
    「お昼? 男君の分も持ってきてるよ。」
    『ご飯.jar』

    「これは! zipじゃないじゃないか!!」
    「あー、それはだな。 ぶっちゃけ拡張子が違うだけで中身はzipと同じなんだ。」
    「ご飯だけにjarの方がそれっぽいでしょ?」

    「あ、そうすか……」

    「調子に乗ってペンギン.pngなんて持ってくるなよ。」
    「男君凄いね! エスパー?」

    160 = 154 :

    「明日から試験だね」
    「あ、あぁ・・・そうだな・・・」
    「なんだか元気ないね、男君」
    「むしろ、なんで女はそんなに余裕なんだ・・・」
    「ん?私には切り札があるからね」
    「切り札?何だよそれ、俺にも教えろよ!」
    「ふっふーん、秘密だよ」

    「さてと、ちょっと後ろめたいけど、【カンニングペーパー.zip】を・・・」
    「・・・あれ、パスなんだっけ。寝ぼけてたからなぁ・・・」
    「えーと、『vip』じゃなくて・・・『pass』、いや『test』・・・」
    「え、えーと、『password』・・・『sage』・・・えーと・・・」
    「あ、あれ?どうしよ・・・」

    162 = 154 :

    「ノートパソコンが欲しい」
    「随分と急だね」
    「だって、便利じゃん?持ち運べるんだぞ?」
    「うん、まぁ、そうだねー」
    「女は欲しいと思わな・・・いや愚問だった」
    「・・・【パソコン.zip】・・・」
    「いやごめん、何でもない。気にしないでくれ」
    「解凍していいかな?」
    「ダメ。なんか悔しいから」

    164 = 154 :

    「PSPが欲しい」
    「これまた急だね」
    「だって、便利じゃん?持ち運べるんだぞ?」
    「うん、まぁ、そうだねー」
    「女は欲しいと思わないのか?」
    「・・・【PS2.zip】・・・解凍していいかな?」
    「どうぞ」
    「・・・『vip』・・・じゃーん」
    「で、それ、電源はどこに繋ぐの?」
    「あっ!謀ったな!」

    165 = 154 :

    「なぁ女。何か本持ってない?」
    「本?」
    「そう、本。退屈でさ。何か読みたいんだよ」
    「じゃあ【恋空.zip】を」
    「いや、それは要らない。何か別のを」
    「今なら【ポケットティッシュ.zip】も付くよ」
    「何のセールスだよ。いいから別のをくれって」
    「今なら【スイーツ(笑).zip】も付くよ」
    「それだけくれ。中身が気になる」

    166 = 154 :

    「ジョジョが読みたいんだが、持ってる?」
    「これ?【ジョジョの奇妙な冒険.zip】のこと?」
    「そうそう、それ。第3部が読みたかったんだ」
    「気をつけてね。【悪霊.zip】とか【ウィルソン・フィリップス上院議員.zip】とかも入ってるから」
    「え?何それ?」
    「さぁ・・・」

    167 = 154 :

    「あぁ・・・次は第5部だ・・・」
    「はい。【ジョジョの奇妙な冒険.zip】の中に入ってるよ」
    「ウホッ!いいzip・・・」
    「そんなネタ振ってないで、気をつけてね」
    「え?何に?」
    「例えば【ローリング・ストーンズ.zip】とか。間違って解凍したら大変な事になるよ」
    「そうだ、いいこと思いついた。お前、俺の代わりに解凍しろ」
    「意気地なし・・・」

    168 = 154 :

    「引っ越ししたい」
    「じゃあ【男君の家.zip】に圧縮して運ぶ?」
    「やっぱり今居る場所に永住したい」

    169 = 154 :

    「だいぶ溜まってきたなぁ」
    「何が?」
    「これ、【ゴミ.zip】・・・」
    「お前、捨てに行くのが面倒だからってとにかく圧縮してたな?」
    「うん・・・圧縮してるけど量が多いから重い・・・捨てるの手伝って・・・」
    「はいはい、手伝ってやるよ」
    「ありがと、男君」

    「ごめん・・・解答してみたら、こんなに大規模とは思ってなかったんだ・・・」
    「うん・・・そうだね・・・」
    「塵も積もれば山となる、か・・・」
    「部屋一つ分くらいはあるね・・・」
    「粗大ゴミとかまで・・・分別しろよ・・・」

    170 = 154 :

    「間違えた。『解凍』じゃなくて『解答』になってた」
    「じゃあ早速【男君の失敗の歴史.zip】に圧縮しておこうかな」
    「するな!」

    171 = 154 :

    「で、その【男君の失敗の歴史.zip】には何が入っているんだ?」
    「知りたい?」
    「まぁ、俺のことだし、一応・・・なんで女がそんなのを持ってるかは追求しない」
    「えーとねー。運動会のリレーのアンカーだったが、転んでトップからビリに落ちた」
    「夏休みの課題を全くやらず、仕方ないので失くしたことにして怒られた」
    「テストが始まる時に寝ていたら、何故か解答用紙が配られなかった」
    「しかも担当の教官が恐ろしい人物だったため、パニックに陥り試験終了まで呆然としていた」
    「ヨーヨーを振り回せばループ・ザ・ループになると信じていた」
    「教室のドアを開けたら黒板消しが落ちてきたことがある」
    「友達から手紙が来て喜んでいたら不幸の手紙だった」
    「年賀メールを送ったら『なんだ貴様』と返ってきた」
    「わかった。ちょっとそれ圧縮して、俺に貸してくれ」
    「え?はどうぞ・・・って、あっ!【男君の失敗の歴史.zip.crp】になってる!暗号化したな!」
    「当たり前だ!」

    172 = 154 :

    「水泳で勝負だ」
    「随分と急な」
    「いや、俺25mしか泳げないからさ。競争相手がいればやる気も出るかなって」
    「やる気が出たらどうなるの?」
    「気合で泳げる距離が伸びるかも知れない」
    「ふーん・・・まぁ、いいよ」

    「とにかく長い距離を泳いだ方が勝ちな。ヨーイ、ドン!」
    「ぶくぶく」
    (女が20mくらいしか泳げないのは知っている!この勝負、もらった!)
    (あれ・・・?もう20mだぞ・・・)
    (もう25m・・・俺も息が・・・)
    (30m!まだ泳ぐのかよ!?)
    (35m・・・もう限界だ・・・!)
    「ぷはぁっ!なんでそんなに泳げ・・・あーっ!【酸素.zip】かよ!」
    「驕ったね、男君!」
    「いや、反則だろ・・・」

    173 = 154 :

    「なんていうか」
    「どうしたの?」
    「人いるの?ここ」
    「また随分なことを」
    「いや、なんか虚しくてさ・・・あぁ、全てが虚しい・・・空虚だ・・・」
    「あ、今の【男君の心のぼやき.zip】に」
    「いちいちzipにするなよな・・・」

    174 :

    人間便利で楽なものがあるとそれに頼りすぎるよね

    175 = 154 :

    「・・・との事だ」
    「確かに私zipに頼りすぎてたかもね」
    「そうだな。これに懲りて少しはzipも自粛しろよ」
    「そうだね・・・じゃあ帰ろうか。えーと、【自転車.zip】を解凍・・・っと」
    「いきなり使ってるじゃねーか!」
    「あ!?い、いや、つい、慣れっていうか習慣っていうか、ね!?」
    「・・・はぁ・・・懲りないやつ・・・」

    177 = 154 :

    「女、何して・・・風景画?」
    「そ、風景画」
    「女にそんな趣味があったとは・・・ちょっと意外」
    「別に趣味ってわけじゃないよ?ただ何となく気が向いたから」
    「ふーん・・・」
    「でも私は遅筆だから・・・描いてる間に対象が変化しちゃうんだよねー」
    「そりゃ災難な」
    「あーあ・・・この綺麗な景色を、丸ごと・・・全部zipにしちゃえればいいのにな・・・」
    「そんな事になったら大騒ぎだな」

    181 = 82 :

    恋のデフラグ

    182 :

    PASSが愛してるだったのは良い思いで

    183 :

    「ちょっとこれを解凍してみてくれないか」
    「いいわよ」(くれるのかしら)
    「wktk」
    「・・・・きゃあっ!?」
    「え?」
    「注意!アラートオープンを発見! (1)
      注意!ループタグを発見! (1)
      注意!逃げウィンドウを発見! (1)
      ブラクラチェックが終了しました。 」
    「・・・ごめん、さっきそこで拾っt」
    「しね」

    184 = 82 :

    185 :

    しゅ

    186 = 183 :

    「そういえば、この前斧から落としたzipなかったっけ」
    「これかしら?」
    『詰め合わせ.zip』
    「そうそれそれ!解凍してみてくれ」
    「わかったわ・・・って、鍵かかってるわよ」
    「ああ、確か俺の愛で開けるよ」
    「いらない」
    「・・・は?」
    「だからいらない」
    「いや俺の愛じゃないとひらk」
    「いらないって言ってるでしょ!あなたの愛なんか」
    「( ゚д゚) 」
    「なっ・・なによ」
    「愛ってのはIDだよ」
    「! ・・・////」
    「解凍できた?w」
    「できたけど、こんなの見たかったの・・・?」
    「え?」
    『山川純一全集』
    「釣りに引っかかったわねw」
    「アーッ」

    190 :

    四番テーブルにカカロットがいるだと!?くそったれ!!

    191 :

    【睡魔.zip】
    【明日の朝も残っているという期待.zip】

    ふぅ・・・

    192 = 190 :

    友人「はーっはーっ、探してみたが……どこにもいなかったぞ……。」
    委員長「はーっはーっ、なんか自分でも胸がうっとうしく感じてきた。」
    保健医「それはいいが……2人とも早く女の家に行ったほうがいいぞ、
         ちなみにこれが先生が書き起こしてくれた地図だ。」
    友人「あれ、男がいつの間にかいない。しかも女の家……?やっぱ家庭暴力か何かですか?」
    委員長「いいから行きましょ!」
    保健医「あ、あいつらまとめて俺の車で送っていけばよかった……。まぁ、いいか。」


    その頃、女は……。
    「……まだ眠っている。お母さん、こっちきて……。」
    「アイツのところから逃げようって無理よ!」
    「いいからこっちきて。」
    「うぅん……」
    「……。」
    「逃げる場所なんてどこでもいい。アイツに見つかりさえしなければ!」
    母親を連れて、女は玄関に近づこうとする。
    するとアイツの声がした。
    「どこへ行こうって言うんだ?」
    しかも真後ろから。

    195 :

    不安定女を何故ここにひっぱってくるかわからん

    197 = 190 :

    そこもまだ全然煮詰めてない
    個人的には基本1ブロック通路で良いとは思う
    余裕があれば全体通して数ヵ所欲しい気もするけど

    199 = 190 :

    「竿やぁ~~、竿竹ぇ~~♪」

    200 :

    まさかまだ残っていたとは・・・支援


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