元スレ新ジャンル「落語デレ」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
男 「さて、今朝も女を迎えにいかにゃならんのか……さて、ぴんぽーん」
てんてん すっちゃかとっちめとんかんてん
女 「えー冬の朝というのは、やはりこう身が引き締まるというか、乙女の一日の始まりを予見させますが
しかしこういう朝こそ、布団の中から出たくないってのも、やはり人間でして
揺れる揺れるは乙女心、乙女心と秋の空、なんつってね! 冬だっての! えへん! うん!」
男 「……いや、布団の中で何してんのさ」
でんでん!
女 「女! おんなー! 男君が迎えに来ているよ!」
女 「ぐー」
女 「まったく。とんでもねぇ女だね! 女ッ! 女ッ! いい加減に起きるんだよ!」
女 「グー」
女 「まったく、寝たふりならもっと上手くするんだね! どこの世界に『グー』なんて
しっかりはっきりくっきり言う寝たきりが居るもんだい!? 寝たきりのね、お爺ちゃんだって
もうちょっと上手い事言うよ! ヒック! ヒック! なんてね」
女 「あのねママ、そりゃあ死に掛けてますよって、寝起き以前に二度と起きませんよって」
女 「……起きてるじゃないかい、やい! この茶娘! さっさとここ開けるんだよ!」
女 「いやーあたしはね、夢があるんですよ」
女 「夢ってなんだい? あんたもしかして起きながらにして寝てるってのかい、器用だねぇ」
2 = 1 :
男 「あ、あのー」
女 「あのねママ、乙女の夢っていったら一つでしょうに」
女 「はぁ、物欲だけは結構あるみたいだがね! それはさて置いて、夢って?」
女 「ママ……誰にも言わないでおいてくれます?」
男 「おーい」
女 「何だい……そんなに人に聞かれたら不味いってのかい?」
女 「いえね、アタシは男君の炒れたコーヒーの香りで目を覚ましたいなと」
女 「やけに乙女だねぇ。こりゃあ色気付いたねぇ茶娘も」
女 「そんな訳で、あたしゃ病に伏せってる、ってな訳で起きれないんで」
女 「かぁー! これが乙女特有、恋の病ってか。こりゃあしかたないね
そういう訳だい! 男君、どうするよ!? アンタ!」
男 「うん、脳が病んでるのは判った」
女 「……お後が宜しいようで」
男 「宜しくないからさっさと来い!! 行くぞ!」
女 「うげぇ」
3 :
もうちょっとネタを煮詰めて見やすくするべきだった
4 :
ママも女になってるw
支援
5 :
よくわからないけどいいと思いますよ
6 :
馬鹿だww
でも文章じゃあキツいかも
7 :
>>4
落語では1人が複数の役を演じます
8 = 4 :
>>7
なるほろスマソ
9 :
面白いww
書くの大変そうだけどw
10 = 1 :
男 「うー、やっとお昼か、女? お昼はどうするんだ?」
てんてん すっちゃかとっちめとんかんてんとんかんてんとんかんてん
女 「えーやはり学生生活、やれ受験だあ、テストだぁ、ここテストに出るだぁのですね
最近の学生は我々大人よりですね、下手すりゃ忙しいやもしれなくて。
まーでも! そんな忙しい最中のひと時の潤い、お昼ご飯、こぅれがまた、楽しいもんでして」
男 「……いや、お前もまだ学生じゃん」
でんでん!
女 「師匠! 今日の昼飯どうするお考えで?」
女 「うーん、そうだねぇ……何にするかねぇ、何かお勧めはあるかい? ヤスコ」
男 (ヤスコって誰だろう……?)
女 「そうですねぇ、師匠! 今朝は何をお食べになったんです!?」
女 「今朝かい? 今朝はねぇ……はて。おーっとおうおうおう、今朝は抜いて来たんだったよ
今日の朝は少しバタついててね、朝食にありつく時間が取れなかったんだよ」
女 「師匠、それは難儀ですねぇ、でしたら学食のAランチなんてどうです?」
女 「あー確かにありゃあ量があるね、だけどねヤスコ。仮にもあたしゃ女子高生だよ、そんな
そんなねぇ、体育会系みたいなランチは男の前で食べられやしないよ」
女 「あーお昼は何時も男さん、お昼にこっちに来ますものね」
女 「あのねヤスコ、男はお歳暮じゃないんだから、季節モノみたいな言い方して駄目だよ、まったく」
11 :
考えるのが辛そうだ……
12 = 1 :
女 「あっ!」 パン!
女 「どうしてぃ、ヤスコ、膝なんか叩いてさ」
女 「でしたら蕎麦なんていかがでしょう? 師匠。これでしたら男さんの手前
小食を印象付けれますよ」
女 「そだねぇ、そしたら何か乙女っぽいかねぇ」
女 「でしょう? こう蕎麦をズーズー音立てても、あまり下品にゃあ見えませんしね!」
女 「おい、ヤスコ……蕎麦はね、ズーズーじゃないんだよ。アタシら落語と言えば
蕎麦に始まり、蕎麦に終わると言っても過言じゃあないんだ」
女 「え? でも、師匠もこう、ズーズーみたいな感じで」
女 「ズーズー言いながら蕎麦なんて食える訳ないだろう? こうなっちゃうじゃないか!
ズー、パク、ズー、パクってこんなんじゃあ美味しく食べられやしないよ。
大体ズーズーなんてアメリカの子供が父親に動物園ねだってるみたいじゃないか」
女 「はぁ、さいですか」
女 「ここもっと笑っていいんだよ! もっとね!」
女 「え? 意味がちょっと」
女 「やっぱアンタはバカだねぇ、ズーってのは英語で動物園なんだよ。まったく」
女 「それよりもルァンチはどうします? 師匠?」
女 「そこだけ強調するんじゃ無いよ! まったく。そだねぇ」
13 :
がんばれ!
14 :
か、勘違いしないでよ!? 饅頭なんてちっとも食べたくないんだから!
15 = 5 :
>>14
なるほどwwあれはツンデレだったのかwww
16 :
じわじわくるな
17 = 11 :
>>14恐るべし落語…。 時代を先取りしすぎだ……。
18 = 1 :
男 「あのさぁ、時間が」
女 「ですよ、師匠。もう時間が」
女 「蕎麦にしとくかねぇ、とりあえず……ヤスコ、出しな」 ちょいちょい
女 「は? はぁ」 ぽん
女 「お手じゃないよ! ホラ、アレだよ、アレ」
女 「アレ? アレ~? あれれ~?」
女 「師匠が何言ってるか判らないんだよ~。ってお前はねヤスコ、渡辺さんじゃ無いんだから」
女 「いや、あのさっぱり私には判らなくてですね、師匠、答えは?」
女 「小銭だよ! こーぜーにー!」
女 「師匠……弟子にお金せびるなんて、そりゃねぇですよ。」
女 「いいから寄越すんだよ! え? 何だい、アンタも財布忘れたのかい、困ったねぇ」
女 「困りましたねぇ」
女 「それはそうとね、さっきの話だけど、蕎麦の小話ってのは昔からだね、よく使えわれてだね
うどんと蕎麦だけでも音が全然違う、いいかい? これがうどん……ズッチュルッ! で、これが蕎麦――」
男 「……貸すよ、貸すからさっさと立てこのヤロウ!」
女 「お後が宜しいようでっ♪」
男 「宜しくないわ」
19 = 4 :
>>18
かわいいw
20 :
これはある程度の知識が無いと手だしできんな
>>1バンガレ
21 = 6 :
変な言い方だけど、もっと女言葉でたのむ
脳内声優が……
22 = 14 :
>>21
VIPで人気の賢狼ホロの一人称は「わっち」
↓
「わっち」はもともと吉原(お国公認の風俗街)の遊女が使っていた一人称
↓
落語には吉原ネタが沢山
↓
それにしても>>1の新作が怖い
23 = 1 :
もう死にそう
誰か助けて
24 :
レベル高いジャンルですね
25 = 9 :
>>21
どんなに女言葉使われても
脳内声優は……
26 = 14 :
男「どうして俺の部屋に女が居ついているんだ?」
女「肺の病気の養生のためには、空気のいい場所がむいてるって
お医者さんに言われたから、空気清浄機のある男君の部屋に
養生しに来ました」
男「いや、もっと田舎の病院とか、養生に適した場所が…」
母「ちょっと居残りちゃーん、雨が降りそうだから洗濯物
取り込んできて~」
女「は~い、今参りますぅ」
男「…母さんまで味方につけて、すっかり居ついてやがる…」
中継ぎとして【居残り佐平次】女体化
27 = 1 :
男 「あ、もうすぐ授業だ……女も早く席に付きな」
女 「へいへい♪」
てんてん すっちゃかとっちめとんかんてんとんかんてんとんかんてん
先生「……えー、本日はお集まり、ありがとうございます……この授業が終わりますと
皆さんお待ちかねの、解散で御座いまして。お時間までお付き合いをお願いしたいなと」
男 「誰この先生」
先生「えーお時間まで、後三時間半。お付き合いお願いしたいなと」
男 「長ッ!」
先生「えーまあですね! 昨今はこう、治安が悪い悪いと言われて、結構な年月立ちましたが
最近は家の中の治安も大変で、やれ建物は姉歯じゃねえか? 部屋の壁紙がアスベストだ
エレベーターはシンドラー社制じゃねえのか、そもそもシンドラーのエレベーターなんて見ても知んどらー
なんて言ってたら今度は口に入るものまでが偽装偽装と、大変でございますねぇ」
男 (何の授業だ……)
先生「最近のネタと言えば、中国餃子ですね。まあ昔は餃子を食べたらニンニクの匂いに四苦八苦したもんですが
最近では口から農薬の匂いがしかねない、流石に農薬はキスミントじゃ無理だろと。三遊亭先生です」
男 (な、何が何だか……)
女 「クッ……流石気持ちを自分に向けさせる話術は大したものね、流石だわ」
男 「いや、これ一応授業だからな。何のかは知らんが」
28 = 6 :
>>27
これ好きだwww
29 :
いいな
落語はあんまり知らないけど……手軽じゃないんだよなぁ
30 :
面白そうだ
だけど改行はいらないと思う
31 :
なんつー高レベルの新ジャンル…
期待しがいがあるな
32 :
女「私は・・・その、男くんが怖い、かな?/////」
33 = 1 :
支援希望
34 = 13 :
すっげぇ書きたいけど難しすぎるぜww
ssとして一話ずつで終わる感じにすればあるいは・・・
35 = 14 :
女「か、勘違いしないでよ!? 饅頭なんてちっとも
食べたくないんだからっ!」
男「そう言われると、ますます饅頭を食わせたくなるな。
この特大饅頭はどうだ?」
女「お、大きい…口の中に入らないよ…」
男「この豆饅頭は?」
女「豆は…らめぇ…っ!」
男「ミルク饅頭もあるぞ?」
女「男のミルク饅頭なんて、まずくて飲み込めないわよ…」
男「抹茶饅頭」
女「だから、苦くて飲み込めないって言ってるでしょ!?」
男「実は栗饅頭も買ってきてあるんだ」
女「栗だなんて…んあああっ!」
男「水饅頭」
女「とろとろになってる…」
男「揚げ饅頭」
女「熱い! 熱いよぉ! 熱いのが入ってくる!!」
男「次は何が食べたいんだ? 言ってご覧」
女「はぁ、はぁ…食べたいだなんて、そんな…饅頭なんて
大嫌いだって言ってるのに…。これで渋いお茶を出されたら、
私はもう駄目だわ…」
36 :
女「…………はぁ」
男(なんだコイツ、白々しい溜め池吐きやがって…)
女「なんだい女、元気が無いじゃないの」
男(え、独り言!?)
女「姉さん、実は私銭入れを落としてしまいやして…」
男(違う…これは、落語か!?)
女「ほぅ…銭入れをねぇ、こりゃまた難儀だわ」
男(…財布か?財布を落としたのか?)
女「あれがないとお昼代が無いってんで、余計に腹の虫が鳴く…」
男(…………)
女「困ったねぇ…生憎わっちも手持ちぶさたで…」
女「あぁ、ここにか弱き少女が空腹に命を枯らす…せめて男くんの優しさに触れてから死に行きたかった…」
男「あーもう!貸せば良いんだろ!ほら、500円で足りるか!?」
女「お後がよろしい様で…」
こうですかわかりません><
37 = 11 :
>>1頑張れよ。 まだいけるだろ?
38 = 1 :
>>36
あーこれ好きw
40 = 36 :
先生「女、今回のテストだがな…」
女「よぅ女、テストだとよ」
女「からかうのもいい加減におし!あたしゃ好き好んで異国の文化を受け入れてるワケじゃないんだよ!」
先生「解答用紙に落語のネタを書くなと何度言ったら…」
女「おまえったらまた解答用紙に落語を書いてたのか!こりゃー呆れた」
女「今更何を言ってんだい、落語だけがあたしの心の拠り所だって、おまえさんしってるんだろ?」
先生「真面目に聞きなさい!」
女「いやね、先生聞いてくださいな。あたしは真面目に聞いているんだよ。ただね、話の途中でこの人が口を挟むから…」
女「おうおまえ、俺のせいにしようってのかい?こいつぁたまげたな!」
女「ちょっと静かにおし!…すみませんね先生いつもいつも…」
先生「…もういい、今日は帰りなさい」
女「お後がよろしい様で…」
やっべこれ難しい。
>>38、ありがとう。
ただ現役中学生にはちょっとハードルが高かったです><
41 = 36 :
あ、>>36で女が大変なモノ吐いてるけどゴバクだから気にしないで下さいね。
42 = 14 :
女「男、見て! 山にこもって修行してたら、
口から分身を出せるようになったわよ!」
分身「…」
男「で、この能力が何の役に立つんだ?」
女「わかんない。でも、こうして自分の分身を
見てれば、ひまつぶしぐらいにはなるわ」
落語女体化シリーズ【鉄拐】
43 = 31 :
>>40
おう!早速次の書き場見つかってよかったな!!
俺はパー速いきだよ!!
44 = 14 :
男友「大変だ! 女が校庭で倒れたって先生が言ってる!」
男「何だって!? すぐに駆けつけなきゃ!」
女「私が倒れてるですって!? 早く何とかしないと!」
男友「あれ…? 男友、ちょっと後ろを見てみろ」
男「うん…? なぜ女が元気に走ってるんだ?」
女「え? 今走ってるのが私なら、校庭で倒れている
私は誰?」
男友「校庭で倒れている女の子がいるっちゃあ、いるな」
男「女のように見えなくもない」
女「私、しっかりして、私! 今ここで私が倒れたら、
私はどうなっちゃうのよぉ!?」
先生(私の見間違いだったかな…)
45 = 14 :
男「女、口をもぐもぐさせて何やってるんだ?」
女「体重が気になるから、好きなだけ食べて満腹になったつもりでいるの」
~ 翌日 ~
会社員「かわいいお嬢ちゃんだな…では早速お尻を…触ると
有罪だから、触ったつもりになっとこう」
女「きゃあ!? 目の前のいやらしい顔を見ていると、触られた
つもりになってしまうっ!」
会社員「お嬢ちゃんの反応をニヤニヤ見つつ、まさぐってるつもり」
女「痴漢の腕を引っ掴んで、駅員の前まで引っ張っていくつもり」
会社員「ごめんなさいと必死に謝っているつもり」
女「謝ったって許してあげないつもり」
会社員「俺の会社員人生が右手一本のせいで終わってしまったつもり」
46 :
女「秋刀魚は日本橋に限る!」
男「オチだけ言うなよ…」
女「…///」
男「なぜ照れる」
47 :
女「え~。私は女と申しまして~大きな事を言えば~
女といえばいまや世界中で………私ただ一人でございます」
48 = 1 :
>>47
あー! それなんだっけ、思い出せない!
49 = 14 :
男「あたりがやけに薄暗い…それに見たこともない部屋だ…
そこら中に火のついた蝋燭が沢山ある…ここはどこだ?」
死神「ごきげんよぉ。私は死神。そして私が手に持っている蝋燭は、
あなたの寿命をあらわしているのよ」
男「ま、まさか…この蝋燭の火が消えると、俺の命もなくなっちゃう
とかなんとか、そんなベタベタな展開じゃないよねぇ…?」
死神「よくわかったわねぇ…最近の人間は賢いわぁ…ふぁ!?
ふぁ、ふぁ…」
男「ちょっ!? おま、まさか…!!」
女「ふぁっくしょん!」
男「アッー!!」
しゅうぅ…
死神「ごめんねぇ…私、花粉症なのよぉ」
50 = 14 :
女「男、部活を作ったわよ! あなたも入りなさい!」
男「入るか入らないかは活動内容によるな…何の部だ?」
女「あくび部」
男「あくび部ぅ!?」
女「そう、あくび部。主にあくびを学ぶのが活動内容ね」
男「あくびって学ぶもんじゃないだろう…」
男友「お前ら、何を話してるんだ? それにしても春は
眠くてしゃーないなぁ…ふわあぁ…」
女「そう、それぇ! そのあくびが欲しかったのよ!」
男友「え、俺?」
女「どうするの男、あなたより男友のほうが上達早いわよ?」
男「あくびに上も下もないだろうに」
みんなの評価 : ○
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