元スレ★★ウミガメのスープ★★806杯目 夏祭り味
ウミガメ覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
501 = 477 :
>>No いえ、過去が舞台です
502 = 479 :
定期市とか蚤の市をかは関係ありますか?
503 = 389 :
男は昔それを所有していましたか?
504 = 477 :
安価ミス
>>500 >>501
>>502 Yes!!!! 市場です。ただ普通の市場と違って・・・・
505 = 480 :
男はその「懐かしいもの」を以前持っていましたか?
506 = 477 :
>>503 No!!!!! 所有者は男ではありません。これはとても重要な要素です
508 = 478 :
贋作は完成ありますか?
509 = 389 :
男にとって大事な人間が所有していましたか?
510 = 479 :
男が仕えていた主君の刀を見つけましたか?
511 = 477 :
>>508 No そっち方向ではありません
舞台は日本の・・時代です
512 = 480 :
その「懐かしいもの」は世界に一つしかないもの(誰かの手作りなど)ですか?
513 = 477 :
>>509 Yes!!!!! 非常に重要です
>>510 No 目上ではありません
514 = 477 :
>>512 Yes!!! 間違えようのない特徴があったので、男が気付きました
515 = 480 :
もともとの所有者の形見として、男はそれを持ち帰りましたか?
516 = 389 :
大事な人間とは男の想い人もしくは恋人ですか?
517 = 478 :
家来にあげた刀が勝手に売られてましたか?
518 = 477 :
>>515 Yes!!!!! 答えが半分出ました
>>516 No
どのような市場でそれを見つけたかが分かると、すぐわかるかもしれません
現代日本にも、とある町には残っていますね・・・最近規制が厳しいとは聞きますが
519 = 477 :
>>517 No ですが、理屈は合っています
520 = 389 :
江戸時代の話ですか?
521 = 477 :
>>520 Yes!!! 江戸時代の話です
522 = 479 :
いわゆる「朝市」ですか?
523 :
ノシ
湯灌場買いますか?
524 = 389 :
懐かしいものとは刀の事ですか?
525 = 477 :
>>522 No 健全な市ではありません
>>523 Yes!!!!!!!!!!!! 分かられたようなので、止め差して下さい
>>524 No 衣服です
526 = 523 :
朝の散歩中、湯灌場買いで知人の持ち物を見つけ、
その持ち主が何処かで行き倒れて死んだのだと知ったますか?
527 = 389 :
あの服がこの場所で売られているということは、あの人は亡くなったんだな…
ですか?
528 = 477 :
>>526 Yes!!!!! 正解です
解答貼りますね
529 = 477 :
【解答】
雲一つない青空の下を初老の男が、カランコロンと下駄を鳴らしながら歩いていた。
江戸は初夏に差し掛かったとはいえ、まだ日が昇って間もないこの時間は涼しい。
そんな爽やかな風が、立ち並ぶ市の中を吹き抜ける。
が、・・・吹き抜ける風とは対照的に、市の雰囲気は決して明るいものではなかった。
「ふむ・・・まあ仕方ないかの。」
早朝に立つ市には、二種類ある。
一つは食料品を扱う朝市。そして、もう一つは・・・盗品や得体の知れない物を扱ういわゆるどろぼう市だ。
道行く者へ売り込みの声もなく、ただ無言で並び立つ店々。
しかし、決して寂れている訳ではない。
そこかしこで活発に取引が交わされており、むしろある意味においては朝市を凌ぐ勢いだ。
「・・・・?」
ふと、視界の端に写った藍染めの十徳羽織に男は足を止めた。
懐かしい記憶が蘇る。
自身の最後の弟子。
彼の旅立ちに餞別として、男が仕立てたのも藍染めの十徳羽織だった。
武芸にも秀でていた彼のため、通常の羽織と違い、袖をすぐに絞れるように加工し、裾には彼の紋を入れていた。
そう、ちょうどこの羽織のように・・・・
「・・・そうか・・・・」
男は、羽織が並べられている店を、改めて見回す。
古着がたくさん並べられた店。その半分以上は旅装束だ・・・と、むしろの中央に座り込むせむし男と目が合う。
せむし男は、羽織を一瞥すると、
「1貫だ。」
男は無言で財布を取り出した。
(続きます)
530 = 477 :
(続き)
湯灌場買い・・・・この時代、人は死ねば、寺にある「湯灌場」というところで遺体の清掃が行われる。
旅先で病気や野盗に襲われ死んだものは、その地の寺で葬られる。
当時、衣類は大変貴重で価値があるものであったため、
湯灌場買いは「湯灌場」を巡り、遺族のいない遺体から衣服や手荷物を剥ぎ取り、こうした闇市で売りさばくのを業としていた
江戸の町を、カランコロンと下駄を鳴らしながら男が歩く。
男が着る十徳羽織の藍色が、雲一つない青空に溶け込むようだ。
「ふむ・・・そういえば、あいつは鰻が好きだったな。」
肩に掛けた一升瓶を担ぎ直し、男は鰻屋へと向きを変えた。
カランコロン、カランコロン・・・
闇市で、自分が弟子に送った十徳羽織を見つけた男は、それが並べられている店が湯灌場買いであったことで
旅先の弟子に起こったことと、既に弟子がこの世にいないことを悟ってしまい、涙を流したのだった。
531 = 523 :
乙様でした
後から参加で答えだけさらって行ってすみません
博覧亭知ってますか?
532 = 479 :
乙様でした!
湯灌場・・・
読めません・・・orz
トウカンジョウ?
533 = 480 :
面白かったです
乙でした!
534 = 389 :
乙でした。
切ない話ですね…
536 = 477 :
>>531
お粗末さまです
これ自体は昔のネタ帳に保管していたネタなのですが、「怪異いかさま博覧亭」を読んでお蔵入りしたものですwww
ちなみに、舞台は水道橋
あのマンガは非常に面白くて大好きです
>>532
湯灌場=ゆかんば
537 = 477 :
さて、もし他に出題される方がいなければ、もう一問いかがでしょうか?
538 = 389 :
御代わりktkr
ノシ
539 = 479 :
ノシ
540 = 399 :
ノシ
542 :
来たら終わってたと思ったら始まったノシ
543 = 477 :
では、再度お付き合い願います
【問題】
どんな問題でも解ける天才がいました。
ある時、天才は挫折を経験しましたが、途方もない努力の末、これを理解しました。
再びどんな問題をも解けるようになった天才は、しかし、もはや天才ではなくなっていたのです。
どういうことでしょうか?
544 = 479 :
宗教は関係ありますか?
545 = 389 :
実際に存在した人ですか?
546 = 542 :
解けない問題が出てきて挫折したってことでOKですか?
547 = 399 :
天才の年齢は重油ですか?
548 = 477 :
>>544 No・・・Noです。ある意味宗教とかそういうのは除外でNo
>>545 No
>>546 Yes!!!
549 = 479 :
「天才」という単語が4回使われていますが、
これらは全て同一の人間を示していますか?
550 = 523 :
天才はすごく難しい「問題」に出会い、苦労の末その問題を解いたということですか?
みんなの評価 : ○
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