元スレ理樹「暇だから他のリトバスメンバーにドッキリしてみよう」
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101 :
理樹「と言うわけで謙吾の体操着をSにすり替えて来たよ!」
来ヶ谷「明日は丁度体育があるからな、謙吾少年の反応が楽しみだ」
理樹「とりあえず今日は終了だね!明日を待とうか」
翌日
理樹「よし!遂に体育の授業が来たぞ!あぁ~楽しみだなぁ!」ワクワク
真人「おっ!理樹がやる気になってるな!やっぱ今日は長距離走だからな!俺の本気を見せつけてやるぜぇっ!!」
謙吾「ふん…所詮お前は腕力だけの男。脚力でこの俺に勝てるとでも思っているのか?」
真人「ふっ…馬鹿め、確かに昔の俺はそうだった…でも今は違う!銅像抱えて走り込みをしたり暇を持て余した日にはフルマラソンをして来たんだ!お前ごときに負けるかよ!」
真人「それに今回は俺らだけじゃねぇ…理樹もやる気を出しているんだ…」
謙吾「なに!それは本当か理樹!?遂にお前も俺たちのレベルについてこれるようになったと言うのか!?」
理樹「さ、さすがに無理だよ!?昔よりは体力がついたけど…それでも平均行くかどうか…」
謙吾「安心しろ理樹。いざとなったら担いでやる。もちろん担任にバレないようにな」ニヤッ
真人「お、お前!?俺との対決はどうなる!?」
謙吾「ふん…馬鹿なお前との対決なんていつでもできる…でも理樹は違う!俺はいざとなったらお前を捨ててでも理樹を取る!」
謙吾「と言うわけで理樹、スタートしたら共に走ろう。最初だけ俺のペースに合わせて疲れたら俺に言うんだ。いつでもお前を担いでやるから安心しろ、なっ?」ニッコリ
理樹(謙吾…恭介程ではないけど目つきがヤバイよ…)
真人「いやお前不正は良くないぞ、理樹の為にならん」
理樹「ま、真人が正論を言った!?大丈夫なの真人!?」
謙吾「す、すまん…お前に言われると本気でクルものがある…」
真人「お前ら俺の事をなんだと思ってやがる!?」
理樹謙吾「バカ」
真人「ウワァァァァ!!??理樹にバカって言われたぁぁぁ」ガーン
謙吾「全くうるさい馬鹿だな…いいから着替えるぞ」ガサゴソ
理樹「来た…さてどうなる…?」ドキドキ
102 :
再開します、多分見てる人はいないかも…でも今から書き切ります
103 = 102 :
謙吾「ん?なんだかいつもよりサイズが小さいな…とりあえず着てみよう」
真人「ていうかどう見てもSサイズじゃねーか!入んのかよそれ!?」
謙吾「むぅ…たしかに入りきらん…でも今から体操服を借りに行く時間はない!よって無理にでも着てやる!」グイグイ
理樹「け、謙吾!?そこまでする必要なくないかな!?」
謙吾「止めるな理樹!俺は今日の長距離走を待ち望んでいたんだ!なんとしても参加してやる!」
……
理樹「ほ、ホントに着てしまった…」
真人「お前筋肉でパツパツになってんな」
謙吾「なに。この程度ならギリギリ体操服も耐えられるだろう」
理樹「まぁ男女分かれてるし問題ないかな…」
来ヶ谷「なんだ、想像以上に逞しい体つきなのだな、謙吾少年は」
理樹「うわぁ!?いつの間に!?」
来ヶ谷「隣のグラウンドからわざわざ見学に来てやったんだが…何かイベントは起こさないものかね?」
理樹「いや何を起こすのさ…ちなみにそっちは何をするの?」
来ヶ谷「女子はソフトボールの合同授業だ。笹瀬川氏が張り切っていたな」
理樹「そういえば笹瀬川さんはソフト部のエースで四番だったね、鈴とじゃれてるイメージばかりだったから…」
来ヶ谷「まあ少年も頑張るんだぞ?」(いい事思いついた…後で実践しよう」
授業スタート…
104 = 102 :
理樹「そろそろ僕たちもスタートだね、謙吾、それに真人」
真人「おう!今日こそは俺の筋肉が火を噴くぜ!」
謙吾「ふん…俺の前ではそんなものゴミクズも同然…」パツパツ
理樹(体操服がやばい…)
女子側のグラウンド
来ヶ谷(ふふふ…理樹君がイベントを起こさないと言うならばこの私自らがイベントを起こすまで…)
さささ「オーッホッホ!この笹瀬川佐々美、授業でも手を抜く事などあり得ませんわ!」
鈴「元気な奴だな…」
来ヶ谷「では私がトップバッターと行こうか」
小毬「ゆいちゃーん、ふぁいと!だよ~」
来ヶ谷「ゆいちゃんは止めてくれ…」
さささ「先頭は来ヶ谷さんですわね?かなり運動神経がよろしいらしいですけど…わたくしには及びませんわ!」ビシュッ
来ヶ谷(引きつけて…狙いは男子グラウンドのある右中間!)カキーン!
さささ「んな!?初球のアウトローを!?」
鈴「まるで落合のような流し打ちだな…」
来ヶ谷「さて…打った先には少年たちが居るはず…」ワクワク
男子グラウンド
カキーン!
真人「おお!?女子とは思えん打球音が!」
謙吾「おそらく来ヶ谷か笹瀬川の打球だな…」
理樹「ちょっ、ちょっと待って!?こっちに来るよ!?」
謙吾「ほぅ…こっから走って落下点に間に合うかどうかだな…よし!行くぞ!」ダッ
理樹「ええっ!?間に合わないよ!?」
真人「いや!この距離ならスライディングが間に合うかもしれねぇ!」
理樹「そもそもなんで取りに行くのさ…」
真人「お前も分かってねぇなぁ…白球を全力で追うのは当然だろ?」
理樹(犬じゃないんだから…)
謙吾「うおおおおおお!!!間に合ええええ!!!」ズザーッ
理樹「行った!?あの体操服で滑り込んだら…」
105 :
謙吾「ハァハア…成し遂げたぜ…」
真人「ナイスキャッチだぜ謙吾!!」グッ!
(しかしギリギリを保っていた体操服がこれによって破れた…そして…)
理樹「ちょっと待って…体操服から不穏な音が…」
謙吾「ん?そうか?特に聞こえんが…」ミチミチッ
ビリィ!!
謙吾「」
理樹「」
真人「うおっ!?体操服が破れた!?」
来ヶ谷「よし!私の予想通りの流れだ!出番だぞ美魚君!」バッ
西園「半裸の宮沢さんにそれを囲む直江さんと井ノ原さん…素晴らしい構図です…」ボタボタ
理樹「西園さん!?鼻血止めて!」
来ヶ谷「はっはっは、いつに無く本気を出した甲斐があったというものだ」
理樹(狙って打ったのかい…この人プロ目指せるんじゃないだろうか…)
謙吾「とりあえずこの格好で居るわけにはいかんな。理樹、一緒に職員室について来てくれ、体操服を借りてこよう」
理樹「始めからそうすれば良かったと思うよ…」
西園「」ハァハア
真人「ついでに西園も保健室に連れてってやれよ…」
鈴「こらーー!!くるがやは何しとんじゃー!!ホームランが台無しじゃボケーっ!!!!」
来ヶ谷「い、いかんいかん…ついベースを回らずにこっちに来てしまった…次はきちんと回ろう」
さささ「キィーーッ!!私を侮辱しておりますわね!?次はこの胸元抉るシュートで打ち取って差し上げますわ!!」
鈴「抉れてるのはお前の胸元じゃボケ」
106 = 102 :
さささ「なっ…わたくしだって…ほんの少しは成長していますわ!?第一貴方ごときに胸を馬鹿にされる筋合いなんてないですわよ!?」
鈴「あたしは気にしてないから問題ない。でもお前はコンプレックスにしてるだろ」
来ヶ谷「まあまあ二人とも落ち着きたまえ。ここはおねーさんの顔を立ててくれ」バイーン
さささ「」
鈴「むっ…そうは言っても羨ましくないと言えば嘘になるな…」
小毬「あれ~どうしたのかな?二人とも早く戻って来てよ~」
来ヶ谷「ああ…やはり小さいのもいいが小毬君のサイズが一番手頃だな」モミモミ
小毬「ほぇぇーー!!??す、すとっぷ~!」
真人「…なんで俺一人まともな状況になってんだよ…おーい理樹~早く戻って来てくれよぉー」
そんなこんなで授業は終わったのであった…
107 = 102 :
理樹「さて…次は誰にしようかな?」
来ヶ谷「…少年はやはり見ていて飽きないものだな…」ニコッ
理樹「?何か言った?」
来ヶ谷「いや…何でもないよ、次はまだ一度も仕掛けてない鈴君にしたらどうだろうか」
理樹「そう言えば鈴にはまだやってないな…何をしよう?」
来ヶ谷「ふふふ…ここはひとつ私に任せてくれないか?きっと面白い話になるだろう」
理樹「いいけど…ロクな事にならなそうだな…」
その日の晩
鈴「グー、スピー…」
来ヶ谷「…よく寝ているな…ふむ、相変わらず色気のないスポーツブラ一式か…ここはおねーさんの持ってきた大人の下着と取り替えてあげよう」
来ヶ谷(…ついでに小毬君の下着も入れ替えておこう、あの子は可愛いからなぁ…)ハァハァ
翌日
108 = 102 :
鈴「うわぁーー!?何じゃこれーー!?」
小毬「ほぇぇ!!??せくしーな下着と入れ替わってるよお!?」
来ヶ谷(あぁ…二人とも可愛すぎる…)
来ヶ谷「…という訳だ少年。面白いだろう?」
理樹「いやこれ楽しかったの来ヶ谷さんだけだよね!?僕は確認のしようがないじゃん!?」
来ヶ谷「大丈夫だ。今日のどこかで私が見せてやろう」
理樹「遠慮しておくよ…」
来ヶ谷「あの二人の様子を見てくれ少年。可愛すぎておかしくなるぞ?」
鈴「うう…落ち着かない…」ソワソワ
小毬「う~…なんかスースーするよう…」ソワソワ
来ヶ谷「可愛い…」
理樹(来ヶ谷さんも地味にそっちの気があるのではないだろうか…)
来ヶ谷「そういえば今日は風が強いな…よし、定番のアレをやろう」窓あけー
鈴「…っ!?」
理樹(今ほんの少しだけめくれたスカートの中は…確かに大人びた黒い下着があった…)
理樹「普段とのギャップがあって…いい…」ドキドキ
来ヶ谷「あぁ…そうだろう…今日は二人でパンチラを楽しむ日にしよう…」
理樹(そうして僕は丸一日来ヶ谷さんと共に二人のパンチラを拝み続けた。ちなみにバレた際、鈴に蹴られて小毬さんに引かれてしまった。来ヶ谷さんは小毬さんに汚物を見るような目で見られたショックで卒倒していた。来ヶ谷さんは本当に小毬さんが弱点なんだなぁ…)
109 = 102 :
次はエピローグ入ります。ここまで見てくれた方は本当にありがとうございます!
110 = 102 :
理樹「ふぅ…みんなそれぞれ違った反応を見せてくれて面白かったなぁ、来ヶ谷さんもそう思うでしょ?」
来ヶ谷「ああ…そうだな…」
理樹「?どうしたの?何か嫌なことでもあったの?」
来ヶ谷「いや…少年は…この世界をどう思う?」
理樹「え?そんな、来ヶ谷さん…あっちの世界みたいな事を言うんだね…まるで嘘の世界のように…」
来ヶ谷「じゃあこの世界がそうじゃないと言う確証はどこにあるんだい?おかしい事が一つも無かったと言えるのかい?」
理樹「そ、そうだとしたら…『本物の世界』のみんなは…どうしてるの…?」
来ヶ谷「…あの事故で生き残ったのは…2人しか居ないんだ…他の人は皆消えてしまった…」
理樹「嘘だっ!!!」
111 = 102 :
理樹「そんなのある筈がないよ!!確かに僕はあの時みんなで海に行ったんだ!!あれが嘘な筈がない!!そんな事はないんだ!!」バン!!
理樹「そんなの…ある訳…」ジワァ
来ヶ谷(…あぁっ…理樹君がこんなに悲しそうにしている…早くネタバラシをして慰めてやりたい…)
1時間前
来ヶ谷「さて…ここには少年に陥れられた可哀想な美少女達がいる訳だが…」
佳奈多「あなたも同罪よ!」
来ヶ谷「まあそう怒らないでくれ、今回はその少年にドッキリを仕掛けてやろうと言う話だ。何かいい案はないかな?」
西園「はて…どの程度のものにしましょう…」
鈴「あいつはかなりの人に仕掛けてるからな…ショックの大きいものにして懲らしめてやろう」
クド「わふー!なかなか思いつかないのです!」
来ヶ谷「ふむ…それなりにショックを受けるものといえば…やはりこの世界が偽物といってしまう事だろうか?」
葉留佳「うわぁ…それは正直キツイですね…姉御も鬼畜ですなぁ…」
西園「でも、中々の案かもしれません…」
佳奈多(もしもこの件で直枝が傷心になったら私が慰めてあげましょう…抜け駆けと言われようが構わないわ…)ゴゴゴ
葉留佳(お姉ちゃんが燃えてる…)
来ヶ谷「ではこれにしよう。私の迫真の演技にかかれば少年も容易く引っかかるだろう」ニヤッ
……
来ヶ谷(と、思った訳だが…)
理樹「嫌だ…もうみんなと別れるなんて思いはしたくない…また目の前から消えて行くのを見たくなんてないよ…」ポロポロ
来ヶ谷(私は最低だ…理樹君の想いも考えずに一番触れてはならないような事を利用した嘘をついてしまった…)
来ヶ谷「少年!今の話は…」
佳奈多「直枝!!こっちよ!!」バッ
理樹「ふ、二木さん!?どうしたの!?」
来ヶ谷「佳奈多君!!何をしてるんだ!?」
佳奈多(私はどんな手を使っても…直枝を自分の物にする!)
112 = 102 :
鈴「待て!理樹は連れてかせないぞ!」
佳奈多「棗さん…そこをどいて…」
鈴「理樹!さっきの話はドッキリなんだ!だから悲しまなくていい!」
理樹「そ、そうなの!?良かった…」ヘナヘナ
来ヶ谷「佳奈多君…君は何故あそこで少年を連れ出そうとした…いや、理由は聞くまい。私がこの話を出したのがそもそもの原因だからな…今回は大目に見よう」
佳奈多「私も…一瞬だけ我を忘れてしまったわ…ごめんなさい…」
西園「まあ問題ないでしょう、とりあえず直枝さん?これでお互いのドッキリは貸し借りなしという事にしましょう」
理樹「うん…やっぱりドッキリはする方は面白いけどされる方はビックリするよね…今の話が本当ならどうしようかと…」
来ヶ谷「うむ。安心しろ、この世界は本物だ。まあだからこそ繰り返したりすることはできん。…だから理樹君?悔いのないように日々を過ごすんだぞ?」
葉留佳「そして私たちも悔いを残さないように…アプローチする必要がありますネ」ニコッ
クド「勿論なのです!トーヘンボクなリキの為に頑張るしかありませんからね!!」
小毬「これからもみんなで仲良くやろうね~」
恭介「あぁ…なんていい事を言うんだ…そうさ、悔いを残さない事が重要なんだ…だから理樹!!今すぐ俺と共に新たな世界に…」
来ヶ谷「[ピーーー]クレイジーホモ」バキッ
恭介「だんだん雑な扱いになって来たな…」バタッ
来ヶ谷「同じような事しかしないし仕方ないだろう…」
理樹「みんな…そうだね!!いつまで続くか分からないけど…今はこのみんなで仲良く過ごせるように頑張ろう!!」
終
113 :
ようやく終わりましたー!始めてでしたけどSSって思ったよりも書くのが大変だったので完結できて良かったです…今さらながらにリトバスにハマっているので多分近日中にまた新たなリトバスSSを書いていると思います。それではHTML化希望を出して来ます!見てくれていた人たちはありがとうございます!
114 :
乙です
次も楽しみにしとりますよ
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