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元スレレッド「擬人化ポケモン……最高だな」
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~サントアンヌ号~
レッド「あれが例のトラックか……」
ケーシィ「?」
ピジョン「レッド君、面白い話聞いてきたよ」
レッド「おぉピジョン、どこ行ってたんだ」
ピジョン「自由に周っていいって言ってくれたから、軽く散策してた。2階船長室横の部屋でポケモン自慢が集まるんだって」
レッド「腕試しか……丁度いい。後で顔出してみよう」
ケーシィ「……バトル?」
レッド「……テレポートしか覚えてないケーシィをまた戦わせるわけにいかないしな。早く進化させてあげねば」
ピジョン「……綺麗」
レッド「2~3時間のゆったりしたクルージングらしい。海を漂いながら豪華なランチと洒落込もう」
ケーシィ「……?」
レッド「よしよし。そっか、ケーシィは地域的に海とか珍しくないもんな。俺とピジョンが住んでた場所には海がなかったんだ」
ピジョン「ないものねだりだよね。マサラと1番道路はその分ビルなんて一つもなくて、自然いっぱいのどかな町だったから」
レッド「近くにあると、魅力に気付かないのかもなー」
ケーシィ「? よく分からない」
ピジョン「よしよし。けーちゃんもそのうち分かるようになるよ~」
ケーシィ「ご飯、美味しかった」
レッド「珍しいもの沢山出たなー。仔羊なんて初めて食べた……ピジョン?」
ピジョン「……」
ケーシィ「……お母さん?」
ピジョン「ふね どこから でも そとが みえるの ?」
レッド「……飯食ってゆっくり外見てたら船酔いしたか。部屋に戻れば見えないよ、一回戻ろうか」
ピジョン「ごめん ね ……」
レッド「片言しか喋れないんだから気を遣うなって、あんま海意識すんなよ。遠くの水平線見てゆっくり、落ち着いて歩こう」
ピジョン「て つないで ほしい ……」
レッド「わかったわかった」
レッド「部屋に着いたぞピジョン。ゆっくり、ゆっくりベッドに身体を預けるんだ」
ピジョン「><」
ケーシィ「お母さん……」
レッド「落ち着くまでゆっくり休んでな。飲み物とレジ袋は手に届くとこに置いとくけど、我慢できるならちゃんとトイレまで行って戻すんだぞ」
ピジョン「いろいろ ごめんね ……」
レッド「ごめん、じゃなくてありがとう、ってピジョンが言ってたんだろ。もっと頼ってくれ」
ピジョン「…… じゃあ、ねむるまで ちかくに いて ほしい」
レッド「お安い御用だよお嬢様。ほらケーシィも、こっちの手握ってあげて」
ケーシィ「うん!」
レッド「あれが例のトラックか……」
ケーシィ「?」
ピジョン「レッド君、面白い話聞いてきたよ」
レッド「おぉピジョン、どこ行ってたんだ」
ピジョン「自由に周っていいって言ってくれたから、軽く散策してた。2階船長室横の部屋でポケモン自慢が集まるんだって」
レッド「腕試しか……丁度いい。後で顔出してみよう」
ケーシィ「……バトル?」
レッド「……テレポートしか覚えてないケーシィをまた戦わせるわけにいかないしな。早く進化させてあげねば」
ピジョン「……綺麗」
レッド「2~3時間のゆったりしたクルージングらしい。海を漂いながら豪華なランチと洒落込もう」
ケーシィ「……?」
レッド「よしよし。そっか、ケーシィは地域的に海とか珍しくないもんな。俺とピジョンが住んでた場所には海がなかったんだ」
ピジョン「ないものねだりだよね。マサラと1番道路はその分ビルなんて一つもなくて、自然いっぱいのどかな町だったから」
レッド「近くにあると、魅力に気付かないのかもなー」
ケーシィ「? よく分からない」
ピジョン「よしよし。けーちゃんもそのうち分かるようになるよ~」
ケーシィ「ご飯、美味しかった」
レッド「珍しいもの沢山出たなー。仔羊なんて初めて食べた……ピジョン?」
ピジョン「……」
ケーシィ「……お母さん?」
ピジョン「ふね どこから でも そとが みえるの ?」
レッド「……飯食ってゆっくり外見てたら船酔いしたか。部屋に戻れば見えないよ、一回戻ろうか」
ピジョン「ごめん ね ……」
レッド「片言しか喋れないんだから気を遣うなって、あんま海意識すんなよ。遠くの水平線見てゆっくり、落ち着いて歩こう」
ピジョン「て つないで ほしい ……」
レッド「わかったわかった」
レッド「部屋に着いたぞピジョン。ゆっくり、ゆっくりベッドに身体を預けるんだ」
ピジョン「><」
ケーシィ「お母さん……」
レッド「落ち着くまでゆっくり休んでな。飲み物とレジ袋は手に届くとこに置いとくけど、我慢できるならちゃんとトイレまで行って戻すんだぞ」
ピジョン「いろいろ ごめんね ……」
レッド「ごめん、じゃなくてありがとう、ってピジョンが言ってたんだろ。もっと頼ってくれ」
ピジョン「…… じゃあ、ねむるまで ちかくに いて ほしい」
レッド「お安い御用だよお嬢様。ほらケーシィも、こっちの手握ってあげて」
ケーシィ「うん!」
レッド「……眠ったか。いつもありがとう、ゆっくり休んでてな」
ケーシィ「……お休みなさい、お母さん」
ピジョン「……zzz」
レッド「いやいや、別に無理に行かなくていいんだよ。ピジョンも心配だし」
ケーシィ「……それはそうだけど、でも折角お母さんが見つけてきてくれたし……」
レッド「えっとなケーシィ、君の本来の専門分野は特殊攻撃なんだよ。そんな無理に肉弾戦を鍛える必要は」
ケーシィ「……もっとお父さんの役に立ちたいの……迷惑?」
レッド「そんなズルい言い方どこで覚えてきたんだ……わかった、負けましたよ。バトルしに行こうか」
~サントアンヌ号 2F~
船乗り「な、なんだあの女の子は!?たいあたりを受け流しているぞ!」
船乗り2「遠距離攻撃はかわされ、近距離攻撃は受け流されカウンターされる……なんの変異種なんだ」
船乗り3「エビワラーやサワムラー辺りの動き方だな……近距離戦に特化したポケモンだと聞く」
レッド(ケーシィなんだよなあ……)
ケーシィ「お父さんお父さん!がんばった!」
レッド「よしよし……お父さんはケーシィがどこへ向かうのか怖くなってきた所だよ」
ケーシィ「? お父さんとお母さんのいる場所に、必ず私もいるよ?」
レッド「良い娘だ」
ケーシィ「……くすぐったいよ♪」
船乗り「お、おい!誰か来てくれ!!!船長がヤバい!!」
船長「す、すまない。本当に助かったよ。何か経験でもあるのかい? 手際が良かったように見えたけど」
レッド「そりゃ本日2人目だからな……身内が船酔いでダウン中なんだよ今」
ケーシィ「お父さん、この人船の仕事してるんでしょ? なんで船酔いしてるの?」
船長「グッ……中々痛いところを」
レッド「あんま言ってやるなよ。人には色んな事情があるから、まあ何かそれでも海の仕事をしたい理由があるんだろ多分」
船長「……君は本当に大人びているな。10歳である事を証明しているのはその背丈だけだ。人生2週目でもしてるのかい?」
レッド「だから、人にはそれぞれ事情があるんだっての。詮索するもんじゃないだろ、お互い」
船長「……面白い少年だ。お礼といってはなんだが、ひでんマシン01【いあいぎり】をあげよう。これをポケモンに覚えさせれば、クチバジムへの道を塞ぐ木々を切り刻む事が出来る」
レッド「……ありがとう」
船長「マサキ君からチケットを譲ってもらい、その先のここサントアンヌ号で、ジムに行くための技をもらう。出来すぎたシナリオだと思うかね? 今君が抱いている疑問、その答えはポケモンリーグまでお預けだ」
レッド「……まったく胡散臭いもんだな、どいつもこいつも」
ケーシィ「……お休みなさい、お母さん」
ピジョン「……zzz」
レッド「いやいや、別に無理に行かなくていいんだよ。ピジョンも心配だし」
ケーシィ「……それはそうだけど、でも折角お母さんが見つけてきてくれたし……」
レッド「えっとなケーシィ、君の本来の専門分野は特殊攻撃なんだよ。そんな無理に肉弾戦を鍛える必要は」
ケーシィ「……もっとお父さんの役に立ちたいの……迷惑?」
レッド「そんなズルい言い方どこで覚えてきたんだ……わかった、負けましたよ。バトルしに行こうか」
~サントアンヌ号 2F~
船乗り「な、なんだあの女の子は!?たいあたりを受け流しているぞ!」
船乗り2「遠距離攻撃はかわされ、近距離攻撃は受け流されカウンターされる……なんの変異種なんだ」
船乗り3「エビワラーやサワムラー辺りの動き方だな……近距離戦に特化したポケモンだと聞く」
レッド(ケーシィなんだよなあ……)
ケーシィ「お父さんお父さん!がんばった!」
レッド「よしよし……お父さんはケーシィがどこへ向かうのか怖くなってきた所だよ」
ケーシィ「? お父さんとお母さんのいる場所に、必ず私もいるよ?」
レッド「良い娘だ」
ケーシィ「……くすぐったいよ♪」
船乗り「お、おい!誰か来てくれ!!!船長がヤバい!!」
船長「す、すまない。本当に助かったよ。何か経験でもあるのかい? 手際が良かったように見えたけど」
レッド「そりゃ本日2人目だからな……身内が船酔いでダウン中なんだよ今」
ケーシィ「お父さん、この人船の仕事してるんでしょ? なんで船酔いしてるの?」
船長「グッ……中々痛いところを」
レッド「あんま言ってやるなよ。人には色んな事情があるから、まあ何かそれでも海の仕事をしたい理由があるんだろ多分」
船長「……君は本当に大人びているな。10歳である事を証明しているのはその背丈だけだ。人生2週目でもしてるのかい?」
レッド「だから、人にはそれぞれ事情があるんだっての。詮索するもんじゃないだろ、お互い」
船長「……面白い少年だ。お礼といってはなんだが、ひでんマシン01【いあいぎり】をあげよう。これをポケモンに覚えさせれば、クチバジムへの道を塞ぐ木々を切り刻む事が出来る」
レッド「……ありがとう」
船長「マサキ君からチケットを譲ってもらい、その先のここサントアンヌ号で、ジムに行くための技をもらう。出来すぎたシナリオだと思うかね? 今君が抱いている疑問、その答えはポケモンリーグまでお預けだ」
レッド「……まったく胡散臭いもんだな、どいつもこいつも」
乙
このケーシィ絶対3色パンチ扱うフーディンになるわ・・・
俺はなみのりはセキチクから行ってふたご島経由する派
このケーシィ絶対3色パンチ扱うフーディンになるわ・・・
俺はなみのりはセキチクから行ってふたご島経由する派
>>107
3鳥はクリアしてから手に入れる派だからマサラ経由
3鳥はクリアしてから手に入れる派だからマサラ経由
だいすきクラブ「カモネギちゃん、いあいぎり!」
レッド「本当に助かります、ありがとうございます!」
だいすきクラブ「良いのよ。ポケモンだいすきなひと同士、困った時はお互いさまでしょ?」
レッド「じゃあ何か困った時はこの番号に電話掛けてください。今度は俺が出来るだけ力になるんで」
だいすきクラブ「あら、まだ若いのに随分しっかりした子ね……ありがたくもらっておくわ」
ピジョン「……良い人だったね~。やっぱりポケモンだいすきクラブには行っておいてよかった」
レッド(これ見よがしに腕を組んで身体を押し付けてくるんですけどこの娘。耳元でふにゃふにゃ喋るなドキドキするから)
ケーシィ「携帯番号……お父さん、浮気、ダメ」
レッド「違うよ……お世話になりっぱなしっていうか、貸し借りはあんま好きじゃないんだ」
ピジョン「……」
レッド「よしよし」
ピジョン「……もっと」
レッド「もうダメ。ここ普通に街中だからな。されて恥ずかしい事は人にしちゃダメだろ」
ピジョン「私は恥ずかしくない。嬉しい、すき」
レッド「俺は恥ずかしいの。ケーシィも恥ずかしいよな?」
ケーシィ「え!? う…うん……!」
ピジョン「けーちゃん……うぅ……」
ケーシィ「っ……!お父さん、やっぱり、頭撫でるのは恥ずかしくない……!」
レッド「あっピジョンお前ズルいぞ!ケーシィは世界一純粋な娘なんだから騙すマネすんな!」
マチス「Hey boy! 人のジムの前ではLoveよりBattleしなきゃ! Youは挑戦者?」
レッド「藪からStickにそのStrangeなWay Of Talkingは、あんたVermilion CityのGYM reader、 Lt. Surge!」
マチス「ふっ……これは海の向こうで名乗っていた名前。今の名はMachisu!」
レッド「Machisu……cool name! But I’m not going to give up! I challenge you! Let's Battle!」
マチス「They zapped my enemies into paralysis!」
ピジョン「レッド君、英語喋れたの!?」
レッド「いや、適当」
ケーシィ「えぇ……」
レッド「本当に助かります、ありがとうございます!」
だいすきクラブ「良いのよ。ポケモンだいすきなひと同士、困った時はお互いさまでしょ?」
レッド「じゃあ何か困った時はこの番号に電話掛けてください。今度は俺が出来るだけ力になるんで」
だいすきクラブ「あら、まだ若いのに随分しっかりした子ね……ありがたくもらっておくわ」
ピジョン「……良い人だったね~。やっぱりポケモンだいすきクラブには行っておいてよかった」
レッド(これ見よがしに腕を組んで身体を押し付けてくるんですけどこの娘。耳元でふにゃふにゃ喋るなドキドキするから)
ケーシィ「携帯番号……お父さん、浮気、ダメ」
レッド「違うよ……お世話になりっぱなしっていうか、貸し借りはあんま好きじゃないんだ」
ピジョン「……」
レッド「よしよし」
ピジョン「……もっと」
レッド「もうダメ。ここ普通に街中だからな。されて恥ずかしい事は人にしちゃダメだろ」
ピジョン「私は恥ずかしくない。嬉しい、すき」
レッド「俺は恥ずかしいの。ケーシィも恥ずかしいよな?」
ケーシィ「え!? う…うん……!」
ピジョン「けーちゃん……うぅ……」
ケーシィ「っ……!お父さん、やっぱり、頭撫でるのは恥ずかしくない……!」
レッド「あっピジョンお前ズルいぞ!ケーシィは世界一純粋な娘なんだから騙すマネすんな!」
マチス「Hey boy! 人のジムの前ではLoveよりBattleしなきゃ! Youは挑戦者?」
レッド「藪からStickにそのStrangeなWay Of Talkingは、あんたVermilion CityのGYM reader、 Lt. Surge!」
マチス「ふっ……これは海の向こうで名乗っていた名前。今の名はMachisu!」
レッド「Machisu……cool name! But I’m not going to give up! I challenge you! Let's Battle!」
マチス「They zapped my enemies into paralysis!」
ピジョン「レッド君、英語喋れたの!?」
レッド「いや、適当」
ケーシィ「えぇ……」
迸る、眩い程の光の奔流。それは有史以前、気の遠くなる程の遠い昔から繰り返されてきた、巨大な生命エネルギーの発露。環境に適応するため、形質そのものが変化していく。
……人はそれを、進化と呼んだ。
「─────!」
明滅する光から姿を表したケーシィは、いや、ユンゲラーはまた更に大人っぽくなっていた。金色の姫カットロングヘアにダボッとしたオーバーサイズパーカー、ゴツゴツしたブーツという出で立ちは変わらないが、スタイルの良さはそのままに身長が伸びた。背伸びした中学生くらいから、現在は高校生か大学生くらいに見える。以前は服装に対して幼すぎた印象があったが、お洒落なコーデに成長が追い付き全体のシルエットはより妖艶に。額の小さな星形フェイスペイントも主張しすぎず、適度なアクセントとなっている。
「……8秒、貴方をこの場から消滅させるまで、それで十分」
そう滔々と、セクシーな笑みを浮かべ、ユンゲラーはどこからか取り出したスプーンをマチスのライチュウに向ける。
ライチュウはケーシィが驚異の肉弾戦でピカチュウを撃破してからというもの、言いようのない不安に似た感情を抱えていた。このケーシィ、何かがおかしい。そもそもケーシィとは特殊攻撃、即ち念力だとか超能力の類に特化したエスパーポケモン、本来であれば物理攻撃や至近距離での肉弾戦など、門外漢な筈なのだ。ケーシィがしてきた行為は、細身な女性が相撲大会で無双しているようなもの。疑念を抱いて当然と言える。そんなケーシィがユンゲラーへと進化した。どんな奇想天外を放つのか、想像さえ出来なかった。
不安は、ほんの少しの気の緩みへ。生まれた隙は、どうしようもなくライチュウの足をすくった。
「……終わり」
ユンゲラーが繰り出したのは、ただのスプーン曲げ。しかし、この場に誰もそれを認識出来る者はいなかった。不意に、ライチュウは”消滅”したのだ。何の前触れもなく、何も残さず、フィールドから姿を消した。あるのは、ユンゲラーが片手でクイっと曲げた金属製のスプーンだけ。手元から落とされたそれは、甲高い音を立てて地面を何度か跳ね、やがてライチュウと同じように消えた。
「……ライチュウ戦闘不能。勝者、マサラタウンのレッド!」
ただ茫然と立ち尽くすマチス。そのマチスの作業着のようなズボンの内ポケットの中で、立て続けに倒されたピカチュウとライチュウが目を回している。隣のピジョンは目をまん丸にしてユンゲラーの方を眺め、当事者たるユンゲラーはいつもの笑みでマイペースに俺とピジョンに手を振っている。
これは、とんでもない眠れる獅子を起こしてしまったのかもしれない。故意にではないにせよ今まで封じられていた超能力を進化によって解放された時、抑圧されていた能力は攻撃技でない技さえ攻撃に変貌させてしまった。今の技はスプーン曲げとテレポート、サイコキネシスをほぼ同時に発動させていたようなもの。
「けーちゃん、すごい、凄いよ~!」
「……わっ、お母さん、くすぐったいってば……♪」
すすす、と寄ってきて無邪気にピジョンに撫でられているこの娘は、元々の適性による超強力な特殊攻撃とかなりの素早さはもとより、弱点の物理攻撃手段の乏しさと耐性の脆ささえ克服している。要は、先行できるし殴れるし魔法も撃てるオールラウンダーなジョブになったということ。もうユンゲラー1人でよくね?
「月並みな言葉だけど……ユンゲラー、綺麗になったね。素敵だったよ」
「……!お父さん……!」
「ああっ! けーちゃんだけズルい! 私も~」
身体にズシリと響く、ピジョンとユンゲラー2人分の重み。高校生くらいのお洒落な女の娘2人組に抱き着かれて幸せではあるのだけど、それよりもケーシィ、今はユンゲラーのあまりの変貌ぶりに今は割とそれどころじゃない。現状この娘弱点なくね? たくましい娘に育ってお父さん嬉しいよ。さり気にピジョンの時みたいに身長もあっさり抜かされてしまったし。まだ少し幼さが残るけど、綺麗なお姉さん2人と旅してる10歳ショタというヤバみ。
まあでも、今は。
「お父さんもお母さんも喜んでくれてる……良かった……!」
「本当に良い娘だ……よしよし」
愛娘の勝利を純粋に喜んでもいいのかもしれない。
……人はそれを、進化と呼んだ。
「─────!」
明滅する光から姿を表したケーシィは、いや、ユンゲラーはまた更に大人っぽくなっていた。金色の姫カットロングヘアにダボッとしたオーバーサイズパーカー、ゴツゴツしたブーツという出で立ちは変わらないが、スタイルの良さはそのままに身長が伸びた。背伸びした中学生くらいから、現在は高校生か大学生くらいに見える。以前は服装に対して幼すぎた印象があったが、お洒落なコーデに成長が追い付き全体のシルエットはより妖艶に。額の小さな星形フェイスペイントも主張しすぎず、適度なアクセントとなっている。
「……8秒、貴方をこの場から消滅させるまで、それで十分」
そう滔々と、セクシーな笑みを浮かべ、ユンゲラーはどこからか取り出したスプーンをマチスのライチュウに向ける。
ライチュウはケーシィが驚異の肉弾戦でピカチュウを撃破してからというもの、言いようのない不安に似た感情を抱えていた。このケーシィ、何かがおかしい。そもそもケーシィとは特殊攻撃、即ち念力だとか超能力の類に特化したエスパーポケモン、本来であれば物理攻撃や至近距離での肉弾戦など、門外漢な筈なのだ。ケーシィがしてきた行為は、細身な女性が相撲大会で無双しているようなもの。疑念を抱いて当然と言える。そんなケーシィがユンゲラーへと進化した。どんな奇想天外を放つのか、想像さえ出来なかった。
不安は、ほんの少しの気の緩みへ。生まれた隙は、どうしようもなくライチュウの足をすくった。
「……終わり」
ユンゲラーが繰り出したのは、ただのスプーン曲げ。しかし、この場に誰もそれを認識出来る者はいなかった。不意に、ライチュウは”消滅”したのだ。何の前触れもなく、何も残さず、フィールドから姿を消した。あるのは、ユンゲラーが片手でクイっと曲げた金属製のスプーンだけ。手元から落とされたそれは、甲高い音を立てて地面を何度か跳ね、やがてライチュウと同じように消えた。
「……ライチュウ戦闘不能。勝者、マサラタウンのレッド!」
ただ茫然と立ち尽くすマチス。そのマチスの作業着のようなズボンの内ポケットの中で、立て続けに倒されたピカチュウとライチュウが目を回している。隣のピジョンは目をまん丸にしてユンゲラーの方を眺め、当事者たるユンゲラーはいつもの笑みでマイペースに俺とピジョンに手を振っている。
これは、とんでもない眠れる獅子を起こしてしまったのかもしれない。故意にではないにせよ今まで封じられていた超能力を進化によって解放された時、抑圧されていた能力は攻撃技でない技さえ攻撃に変貌させてしまった。今の技はスプーン曲げとテレポート、サイコキネシスをほぼ同時に発動させていたようなもの。
「けーちゃん、すごい、凄いよ~!」
「……わっ、お母さん、くすぐったいってば……♪」
すすす、と寄ってきて無邪気にピジョンに撫でられているこの娘は、元々の適性による超強力な特殊攻撃とかなりの素早さはもとより、弱点の物理攻撃手段の乏しさと耐性の脆ささえ克服している。要は、先行できるし殴れるし魔法も撃てるオールラウンダーなジョブになったということ。もうユンゲラー1人でよくね?
「月並みな言葉だけど……ユンゲラー、綺麗になったね。素敵だったよ」
「……!お父さん……!」
「ああっ! けーちゃんだけズルい! 私も~」
身体にズシリと響く、ピジョンとユンゲラー2人分の重み。高校生くらいのお洒落な女の娘2人組に抱き着かれて幸せではあるのだけど、それよりもケーシィ、今はユンゲラーのあまりの変貌ぶりに今は割とそれどころじゃない。現状この娘弱点なくね? たくましい娘に育ってお父さん嬉しいよ。さり気にピジョンの時みたいに身長もあっさり抜かされてしまったし。まだ少し幼さが残るけど、綺麗なお姉さん2人と旅してる10歳ショタというヤバみ。
まあでも、今は。
「お父さんもお母さんも喜んでくれてる……良かった……!」
「本当に良い娘だ……よしよし」
愛娘の勝利を純粋に喜んでもいいのかもしれない。
ちょっと外に出ます すぐ帰ってくる
<<113 なんというか、ファンタジーな感じで……そもそも人型だとそらをとぶ時、多分人乗せられないの、スレ建ててから気付いちゃって……
<<113 なんというか、ファンタジーな感じで……そもそも人型だとそらをとぶ時、多分人乗せられないの、スレ建ててから気付いちゃって……
>>112
おまおれ
おまおれ
キョウエリカはピジョンユンゲラーいるがナツメ戦はこのメンツきつくね?
というかこの世界にR団いるっけ?ヤマブキでマスターボールやラプラスはどうなるのか
というかこの世界にR団いるっけ?ヤマブキでマスターボールやラプラスはどうなるのか
初代はフーディンルージュラスターミーゲンガー辺り居ればごり押せるから相性とかどうでもいいぞ
~ディグダのあな~
ダグトリオ「……待たせたな」
レッド(薄暗い髪色の美人3人組か……)「読者はなんだかお前を待ち望んでいたようだな」
ダグトリオ「私は初代ポケモンにおいて猛威を振るったからな、素早さ依存の地割れにタイプ一致の地震、ひこうタイプ対策のいわなだれに紙耐久を補うどくどくや影分身……私を採用しない理由を探す方が難しいレベルで私は優秀だ」
ユンゲラー「よく分かんないけどあいつむかつく……まだ? まだ攻撃しちゃダメ?」
ピジョン「どうどう、お母さんとゆっくり指示を待とうね~」
レッド「結論から言おう! 俺はお前……3人だからお前等か? を仲間にはしない! そもそもその気なら即戦力なんだからマチスとバトルする前にここに寄ってるしな」
ダグトリオ「な、なんだと……!? 正気で言っているのか……! 私はタイプ相性もレベル帯も能力値も他のポケモンとは比較にならない優良物件! 特に私は珍しく人型に生まれたし、恥ずかしいが、そ、そういう需要もあるのではないか! ほら、今であれば何も抵抗する事なくボールに収まってもいい!こんなチャンスは滅多にないんだぞ!」
レッド「そんな目に見えて狼狽するもんかね……」
ユンゲラー「~~~!」
ピジョン「よ~しよしよし、まだ我慢だよ~」
ダグトリオ「そこの鳥とスプーン曲げより貢献して見せるぞ!」
レッド「……ユンゲラー、ピジョン。マチスと同じくらいの強敵だ、2人掛かりでかかるぞ!」
ピジョン「よしっ行くよけーちゃん!」
ユンゲラー「うんっ!あいつ絶対許さない……!」
ダグトリオ「……くっ!私は……私は……!」
ダグトリオ「……!うぅ……!くっ……ぅあ……!」
レッド「……泣いているのか」
スッ
ペシッ!
ダグトリオ「触れるな!!……優しくなどするな……その気もないくせに……!」
レッド「そう睨むなよ……」
ピジョン「私達ポケモンがこの人だ! と思えるご主人に出会える事って本当に貴重な事だからね。ちょっと気持ちはわかる気がするよ」
レッド「誰にでも言ってるわけじゃないのか……お前はお前なりに俺を認めてくれてたんだな。ありがとう」
ダグトリオ「私達はただ、私達が仕えるに相応しい主がどうかを見極めているだけだ……」
レッド「そんなお前等だったら、俺よりもっと相応しいトレーナーにきっと出会えるよ。俺じゃあお前等を持て余しちゃうだろうから」
ダグトリオ「ふんっ! 主以上のトレーナーなど、二度と現れないだろう。私は一生涯に一度きり、主に身も心も捧げるつもりで主を待っていたのだからな」
レッド「……悪いな。それでも俺はお前等を連れていく事はできない、でもさ」
ダグトリオ「……?」
レッド「こんな俺にむかついたら、誰か、ダグトリオが認めたトレーナーについて俺をぶっ倒しに来なよ。ポケモンリーグで待ってる」
ダグトリオ「……ぐすっ……ふっ、最後まで格好つけよる、望むところだ!ここで私を連れて行かなかった事、死ぬまで後悔させてやるからな!」
ダグトリオ「……待たせたな」
レッド(薄暗い髪色の美人3人組か……)「読者はなんだかお前を待ち望んでいたようだな」
ダグトリオ「私は初代ポケモンにおいて猛威を振るったからな、素早さ依存の地割れにタイプ一致の地震、ひこうタイプ対策のいわなだれに紙耐久を補うどくどくや影分身……私を採用しない理由を探す方が難しいレベルで私は優秀だ」
ユンゲラー「よく分かんないけどあいつむかつく……まだ? まだ攻撃しちゃダメ?」
ピジョン「どうどう、お母さんとゆっくり指示を待とうね~」
レッド「結論から言おう! 俺はお前……3人だからお前等か? を仲間にはしない! そもそもその気なら即戦力なんだからマチスとバトルする前にここに寄ってるしな」
ダグトリオ「な、なんだと……!? 正気で言っているのか……! 私はタイプ相性もレベル帯も能力値も他のポケモンとは比較にならない優良物件! 特に私は珍しく人型に生まれたし、恥ずかしいが、そ、そういう需要もあるのではないか! ほら、今であれば何も抵抗する事なくボールに収まってもいい!こんなチャンスは滅多にないんだぞ!」
レッド「そんな目に見えて狼狽するもんかね……」
ユンゲラー「~~~!」
ピジョン「よ~しよしよし、まだ我慢だよ~」
ダグトリオ「そこの鳥とスプーン曲げより貢献して見せるぞ!」
レッド「……ユンゲラー、ピジョン。マチスと同じくらいの強敵だ、2人掛かりでかかるぞ!」
ピジョン「よしっ行くよけーちゃん!」
ユンゲラー「うんっ!あいつ絶対許さない……!」
ダグトリオ「……くっ!私は……私は……!」
ダグトリオ「……!うぅ……!くっ……ぅあ……!」
レッド「……泣いているのか」
スッ
ペシッ!
ダグトリオ「触れるな!!……優しくなどするな……その気もないくせに……!」
レッド「そう睨むなよ……」
ピジョン「私達ポケモンがこの人だ! と思えるご主人に出会える事って本当に貴重な事だからね。ちょっと気持ちはわかる気がするよ」
レッド「誰にでも言ってるわけじゃないのか……お前はお前なりに俺を認めてくれてたんだな。ありがとう」
ダグトリオ「私達はただ、私達が仕えるに相応しい主がどうかを見極めているだけだ……」
レッド「そんなお前等だったら、俺よりもっと相応しいトレーナーにきっと出会えるよ。俺じゃあお前等を持て余しちゃうだろうから」
ダグトリオ「ふんっ! 主以上のトレーナーなど、二度と現れないだろう。私は一生涯に一度きり、主に身も心も捧げるつもりで主を待っていたのだからな」
レッド「……悪いな。それでも俺はお前等を連れていく事はできない、でもさ」
ダグトリオ「……?」
レッド「こんな俺にむかついたら、誰か、ダグトリオが認めたトレーナーについて俺をぶっ倒しに来なよ。ポケモンリーグで待ってる」
ダグトリオ「……ぐすっ……ふっ、最後まで格好つけよる、望むところだ!ここで私を連れて行かなかった事、死ぬまで後悔させてやるからな!」
ぶっちゃけフーディン仲間にする時点でダグトリオごとき縛っても・・・
まだ10歳だし一気に三人も増えたら大変じゃん色々とほら…ねぇ
>>122
ケンタロス「あれ?俺は?」
ケンタロス「あれ?俺は?」
ぶっちゃけユンゲラーに進化するシーン力入りすぎてて最初荒らしかと思ったのは内緒
ダグトリオ3人とは…両手にモグラの人形付けてる女の子かと思ってたわ(某ゲームのケルベロスみたいなの)
>>132
俺何時書き込んだっけ
俺何時書き込んだっけ
そもそも群れで行動が基本だし人間の見た目したのがいても周りに普通のもいると思うが
個人的には変異種がなんで同胞のポケモン達から迫害されないのかが判らないわ
人間からしたら同じ見た目のくせに超能力使う化け物で、ポケモンからしたら全く違う見た目の化け物なのに
括りはポケモンだからモンスターボール投げたら捕まえられるし
ポケモンから村八分された所をR団に捕まえられて富豪の慰みものになる未来しか見えない
人間からしたら同じ見た目のくせに超能力使う化け物で、ポケモンからしたら全く違う見た目の化け物なのに
括りはポケモンだからモンスターボール投げたら捕まえられるし
ポケモンから村八分された所をR団に捕まえられて富豪の慰みものになる未来しか見えない
>>138 そうですー種族にも寄るんだけど、基本は群れてる 別に人型なだけでよだかのほしみたいにハブられたりはしないぞ
ポッポも最初言ってたけど、人型とはいえポケモンにはポケモンの家族がいて生活もあるので、トレーナーに出会って旅に付いていくってのはよっぽどの覚悟なのです
ポッポも最初言ってたけど、人型とはいえポケモンにはポケモンの家族がいて生活もあるので、トレーナーに出会って旅に付いていくってのはよっぽどの覚悟なのです
>>139
それについてはあくまで俺の仮説だけど、変異種は実は人間の姿にもポケモンの姿にもなれる
そのポケモンが好きな姿でいるだけで、ポケモンの姿してるけど実は変異種なのもいるか
ポケモン同士にはポケモンの姿に見れて、トレーナーそれも最低でもジムリーダーくらいにはなれる才能持つ者だけには変異種が人間の姿に見えてる可能性
それについてはあくまで俺の仮説だけど、変異種は実は人間の姿にもポケモンの姿にもなれる
そのポケモンが好きな姿でいるだけで、ポケモンの姿してるけど実は変異種なのもいるか
ポケモン同士にはポケモンの姿に見れて、トレーナーそれも最低でもジムリーダーくらいにはなれる才能持つ者だけには変異種が人間の姿に見えてる可能性
~イワヤマトンネル~
レッド「ピジョン、先導頼めるか?」
ユンゲラー「?」
ピジョン「うん! けーちゃん、実はお母さんね、夜目が利くのだ~」
ユンゲラー「! お母さん、凄い!」
レッド「うん、凄いぞ」
ピジョン「えへへ~」
レッド「お母さんかわいいな、ユンゲラー」
ユンゲラー「うん!」
ピジョン「……レッド君、沢山の光源が見える、多分トレーナーさんが集まってるよ!」
レッド「よしっ、薄暗い洞窟に居座る大量のカモを根こそぎ全滅させてレベル上げだユンゲラー!」
ユンゲラー「で、でもお父さん!私はお母さんと違って真っ暗で全然相手のポケモン見えないよ!?」
レッド「承知!ピジョンからの情報だけでもお前は勝てる筈だ!視覚だけに頼らず感覚を研ぎ澄ませ、"心眼"を鍛えるんだ!」
ユンゲラー「……っ!うん、頑張ってみる……!お母さん、サポートお願い!」
ピジョン「はいはい任せて~!けーちゃんには傷一つ付けさせないよ~、危なくなったら私も出るし」
レッド(いや、まあこれぐらいハンデないと現状ユンゲラーは強すぎて完全にバランス崩壊してるからな……)
~10番道路~
ピジョン「けーちゃんすご~い! 大活躍だったね~よしよし」
レッド「美しい戦い方するようになったなユンゲラー。踊りを見てるみたいにしなやかでドキドキした」
ユンゲラー「……やったぁ……♪」
レッド(当たり前のように無傷、まして後半はピジョンの声なしに暗闇からポケモンの正確な情報を捕捉して、踊るように洗練された体術を無駄なく浴びせていく……この娘の戦闘センスは留まるところを知らない)
ギュッ
ユンゲラー「わっ……お父さん……急に抱き着いて、どうしたの……?」
レッド「頑張ってくれたから、お礼」
レッド(大切に育てないと……ダグトリオと同じくらい、本来俺の手には余るくらいの能力を持った娘……力の使い時を間違って欲しくない)
ユンゲラー「お父さん、良い匂いする……落ち着く」
レッド「臭いとか言われたら俺ショックで立ち直れないからな」
ピジョン「……んふふ~」
レッド「……何だよ」
ピジョン「何でもな~い♪」
レッド「ユンゲラー、お母さんが俺に冷たいよ」
ユンゲラー「え……お母さん、喧嘩はダメだよ」
ピジョン「あっズルい!」
レッド「お父さんズルいかな」
ユンゲラー「ズルくない」
レッド「やったぜ。」
ピジョン「ぐぬぬ……」
レッド「ピジョン、先導頼めるか?」
ユンゲラー「?」
ピジョン「うん! けーちゃん、実はお母さんね、夜目が利くのだ~」
ユンゲラー「! お母さん、凄い!」
レッド「うん、凄いぞ」
ピジョン「えへへ~」
レッド「お母さんかわいいな、ユンゲラー」
ユンゲラー「うん!」
ピジョン「……レッド君、沢山の光源が見える、多分トレーナーさんが集まってるよ!」
レッド「よしっ、薄暗い洞窟に居座る大量のカモを根こそぎ全滅させてレベル上げだユンゲラー!」
ユンゲラー「で、でもお父さん!私はお母さんと違って真っ暗で全然相手のポケモン見えないよ!?」
レッド「承知!ピジョンからの情報だけでもお前は勝てる筈だ!視覚だけに頼らず感覚を研ぎ澄ませ、"心眼"を鍛えるんだ!」
ユンゲラー「……っ!うん、頑張ってみる……!お母さん、サポートお願い!」
ピジョン「はいはい任せて~!けーちゃんには傷一つ付けさせないよ~、危なくなったら私も出るし」
レッド(いや、まあこれぐらいハンデないと現状ユンゲラーは強すぎて完全にバランス崩壊してるからな……)
~10番道路~
ピジョン「けーちゃんすご~い! 大活躍だったね~よしよし」
レッド「美しい戦い方するようになったなユンゲラー。踊りを見てるみたいにしなやかでドキドキした」
ユンゲラー「……やったぁ……♪」
レッド(当たり前のように無傷、まして後半はピジョンの声なしに暗闇からポケモンの正確な情報を捕捉して、踊るように洗練された体術を無駄なく浴びせていく……この娘の戦闘センスは留まるところを知らない)
ギュッ
ユンゲラー「わっ……お父さん……急に抱き着いて、どうしたの……?」
レッド「頑張ってくれたから、お礼」
レッド(大切に育てないと……ダグトリオと同じくらい、本来俺の手には余るくらいの能力を持った娘……力の使い時を間違って欲しくない)
ユンゲラー「お父さん、良い匂いする……落ち着く」
レッド「臭いとか言われたら俺ショックで立ち直れないからな」
ピジョン「……んふふ~」
レッド「……何だよ」
ピジョン「何でもな~い♪」
レッド「ユンゲラー、お母さんが俺に冷たいよ」
ユンゲラー「え……お母さん、喧嘩はダメだよ」
ピジョン「あっズルい!」
レッド「お父さんズルいかな」
ユンゲラー「ズルくない」
レッド「やったぜ。」
ピジョン「ぐぬぬ……」
~8番道路~
レッド「で、結局なんだったんだよ」
ピジョン「えっと……レッド君が優しい顔してたから。けーちゃんより小さいのにちょっと微笑ましいなって」
レッド「」
ユンゲラー「お、お父さん……?元気出して? お父さんかわいいよ?」
ピジョン「レッド君が抱き締めてるのに、年上のお姉さんに抱き締めてもらってるようにしか見えなくてさ」
レッド「身長と体格の事はやめろや……こちとらまだ10歳児じゃ……」
ユンゲラー「ごめんね? 私が急にお母さんくらい大きくなっちゃったから……よしよし」
レッド「娘に頭を撫でられる親でごめんな……かがんでもらわないとユンゲラーの頭さえ撫でられなくてごめんな……」
ユンゲラー「よしよし……」
~地下通路~
ピジョン「おっ、きたきた。薄暗くも狭くもない地下通路だ」
レッド「もう名前の印象だけだなそれ。ここは……7番道路と8番道路を繋ぐ連絡通路か。綺麗なもんだな」
ユンゲラー「でもやっぱり地下だし、足音も声も良く響くね……恥ずかしい」
ピジョン「けーちゃんのちっちゃい声かわいい~」
ユンゲラー「もう喋らない……!」
ピジョン「え~」
レッド「2人共、どっちかといえばウィスパーボイスだもんな……っていうかピジョン。ユンゲラーの事、まだけーちゃんで良いのか?」
ピジョン「あ、そっか。う~ん、ゆーちゃんにする?」
ユンゲラー「それもかわいい……けど、私が初めてお母さんに付けてもらった名前だから、できればずっとけーちゃんって呼んで……ほしい」
ピジョン「けーちゃん、やっぱり声かわいいよ~」
ユンゲラー「ハッ……!もうここではぜったい喋らない!」
ピジョン「ふふ~、どうあがいてもけーちゃんはかわいいのだ~よしよし」
ユンゲラー「ん~~~!」
レッド「そっか、ユンゲラーにとってけーちゃんってのは大切な名前になったんだな。俺もけーちゃんって呼ぼうかな」
ユンゲラー「……本当!? 凄く嬉しい……お父さん」
レッド「じゃあちょっとかがんでな」
ユンゲラー「はい」
レッド「……この先も一緒に頑張っていこうな、けーちゃん。よしよし」
ユンゲラー「……うん♪」
ピジョン「私も私も~♪」
レッド「けーちゃんいじめたからダメ。ポケモンセンターまでお預け」
ピジョン「そんな~……」
~タマムシシティ~
レッド「うおー、なんてでかい百貨店。カントーでも最大級かも……」
ユンゲラー「何が売ってるの?」
レッド「ん~、あれだけの規模だと、ご飯から服から化粧品……大抵のものはあると思う。3人で行こうな」
クイクイッ
ピジョン「レッド君……」←はやくよしよし禁止令を解除してもらいたい人
レッド「そんな袖引っ張らなくても分かってるって……まずはポケモンセンターに行くよ。2人もそれなりに疲れてるだろうしな」
レッド「で、結局なんだったんだよ」
ピジョン「えっと……レッド君が優しい顔してたから。けーちゃんより小さいのにちょっと微笑ましいなって」
レッド「」
ユンゲラー「お、お父さん……?元気出して? お父さんかわいいよ?」
ピジョン「レッド君が抱き締めてるのに、年上のお姉さんに抱き締めてもらってるようにしか見えなくてさ」
レッド「身長と体格の事はやめろや……こちとらまだ10歳児じゃ……」
ユンゲラー「ごめんね? 私が急にお母さんくらい大きくなっちゃったから……よしよし」
レッド「娘に頭を撫でられる親でごめんな……かがんでもらわないとユンゲラーの頭さえ撫でられなくてごめんな……」
ユンゲラー「よしよし……」
~地下通路~
ピジョン「おっ、きたきた。薄暗くも狭くもない地下通路だ」
レッド「もう名前の印象だけだなそれ。ここは……7番道路と8番道路を繋ぐ連絡通路か。綺麗なもんだな」
ユンゲラー「でもやっぱり地下だし、足音も声も良く響くね……恥ずかしい」
ピジョン「けーちゃんのちっちゃい声かわいい~」
ユンゲラー「もう喋らない……!」
ピジョン「え~」
レッド「2人共、どっちかといえばウィスパーボイスだもんな……っていうかピジョン。ユンゲラーの事、まだけーちゃんで良いのか?」
ピジョン「あ、そっか。う~ん、ゆーちゃんにする?」
ユンゲラー「それもかわいい……けど、私が初めてお母さんに付けてもらった名前だから、できればずっとけーちゃんって呼んで……ほしい」
ピジョン「けーちゃん、やっぱり声かわいいよ~」
ユンゲラー「ハッ……!もうここではぜったい喋らない!」
ピジョン「ふふ~、どうあがいてもけーちゃんはかわいいのだ~よしよし」
ユンゲラー「ん~~~!」
レッド「そっか、ユンゲラーにとってけーちゃんってのは大切な名前になったんだな。俺もけーちゃんって呼ぼうかな」
ユンゲラー「……本当!? 凄く嬉しい……お父さん」
レッド「じゃあちょっとかがんでな」
ユンゲラー「はい」
レッド「……この先も一緒に頑張っていこうな、けーちゃん。よしよし」
ユンゲラー「……うん♪」
ピジョン「私も私も~♪」
レッド「けーちゃんいじめたからダメ。ポケモンセンターまでお預け」
ピジョン「そんな~……」
~タマムシシティ~
レッド「うおー、なんてでかい百貨店。カントーでも最大級かも……」
ユンゲラー「何が売ってるの?」
レッド「ん~、あれだけの規模だと、ご飯から服から化粧品……大抵のものはあると思う。3人で行こうな」
クイクイッ
ピジョン「レッド君……」←はやくよしよし禁止令を解除してもらいたい人
レッド「そんな袖引っ張らなくても分かってるって……まずはポケモンセンターに行くよ。2人もそれなりに疲れてるだろうしな」
ポケモン図鑑貰ってるけどさ(ボールで)ゲットしないと登録されないし持ってる意味あるのだろうか
他のトレーナーにゲットされないように一応ボールでゲットしておいた方が良いかも
使いたいのなら御自由に御使いくださいな
何気ない完・スルーがシオンタウンを傷付けた
深く深く傷付けた
でもやっぱタチサレ(複雑な思い)
深く深く傷付けた
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