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元スレ千歌「決めた…!私、この転校を機にヤンキー辞めて、真面目に生きる!!」
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千歌「よーし!行くぞ~!オレンジみかん号!」ブロロロ…
曜「千歌ちゃん号も、行くよ~!!」ブロロロ…
梨子「って、いやいやいやいや!」
千歌「ん?どうかしたの?」
梨子「二人とも、スクーター乗ってくの!?私は!?」
曜「ん~……後ろ、乗ってくかい?」キランッ!
梨子「いや、犯罪だから!」
千歌「でも、そうしないと梨子ちゃんだけ走る事になるよ?」
梨子「えぇ!?スクーターに乗らないって選択肢は無いの!?」
千歌「えぇ~!だって、せっかく持ってるのに乗らないなんて!」
梨子「でも、私だけ走るなんておかしいでしょ!」
千歌「だから、乗ればいいよ!二人ぐらいなら余裕だよ!!余裕!!」
梨子「そういう問題じゃないでしょ!?犯罪なの!犯罪!!ルールなの!やっちゃダメなの!!」
千歌「梨子ちゃん…ルールは破るためにあるんだよ!」
梨子「はぁ!?」
曜「千歌ちゃん号も、行くよ~!!」ブロロロ…
梨子「って、いやいやいやいや!」
千歌「ん?どうかしたの?」
梨子「二人とも、スクーター乗ってくの!?私は!?」
曜「ん~……後ろ、乗ってくかい?」キランッ!
梨子「いや、犯罪だから!」
千歌「でも、そうしないと梨子ちゃんだけ走る事になるよ?」
梨子「えぇ!?スクーターに乗らないって選択肢は無いの!?」
千歌「えぇ~!だって、せっかく持ってるのに乗らないなんて!」
梨子「でも、私だけ走るなんておかしいでしょ!」
千歌「だから、乗ればいいよ!二人ぐらいなら余裕だよ!!余裕!!」
梨子「そういう問題じゃないでしょ!?犯罪なの!犯罪!!ルールなの!やっちゃダメなの!!」
千歌「梨子ちゃん…ルールは破るためにあるんだよ!」
梨子「はぁ!?」
千歌「さっ!行こう!!」グイッ!!
梨子「わわっ!ちょっ…千歌ちゃ…
千歌「おりゃ!」グイッ!!
梨子「きゃっ!」ドサッ!!
千歌「よし!!出発進行ー!!!」ギュルン!!
梨子「えっ…!?」
曜「ヨーソロー!!」ギュルン!!
千歌「ひゃっほうー!!!」ビューーーンッ!!
曜「いえええいっ!!!」ビューーーンッ!!
梨子「いやあああああああああっっっ!!!」
梨子「わわっ!ちょっ…千歌ちゃ…
千歌「おりゃ!」グイッ!!
梨子「きゃっ!」ドサッ!!
千歌「よし!!出発進行ー!!!」ギュルン!!
梨子「えっ…!?」
曜「ヨーソロー!!」ギュルン!!
千歌「ひゃっほうー!!!」ビューーーンッ!!
曜「いえええいっ!!!」ビューーーンッ!!
梨子「いやあああああああああっっっ!!!」
梨子「死ぬ死ぬ死ぬ!!降ろして!!死ぬから!!」
千歌「死なないよ!ちゃんと、私に掴まってれば!」ブーンッ!!
梨子「掴まってるわよっ!!」
曜「あはは!楽しーね!!」ブーンッ!!
千歌「うん!!最高!!!」ブーンッ!!
梨子「楽しくないわよ!!バカじゃないの!?」
千歌「そんな風に目つぶってるからだよ!もったいないよ!目、開けて!!」ブーンッ!!
梨子「怖くて開けられないの!」
千歌「大丈夫!!信じて!!」ブーンッ!!
梨子「う…うぅ……」
梨子(す…少しだけなら……)
梨子「……」スゥ…
梨子「…!」
千歌「死なないよ!ちゃんと、私に掴まってれば!」ブーンッ!!
梨子「掴まってるわよっ!!」
曜「あはは!楽しーね!!」ブーンッ!!
千歌「うん!!最高!!!」ブーンッ!!
梨子「楽しくないわよ!!バカじゃないの!?」
千歌「そんな風に目つぶってるからだよ!もったいないよ!目、開けて!!」ブーンッ!!
梨子「怖くて開けられないの!」
千歌「大丈夫!!信じて!!」ブーンッ!!
梨子「う…うぅ……」
梨子(す…少しだけなら……)
梨子「……」スゥ…
梨子「…!」
千歌「どう?気持ちいいでしょ!!」ブーンッ!!
梨子「………」
千歌「あれ?気絶でもした?」ブーンッ!!
梨子「すごい……」
千歌「…!」ブーンッ!!
千歌「見えた!?」ブーンッ!!
梨子「うん……景色が流れてく……」
千歌「でしょ!!それに風も気持ちいい!!」ブーンッ!!
梨子「うん…うん…!たしかに…!!気持ちいいわね!!」
曜「おー!梨子ちゃん、分かってきたね!!」ブーンッ!!
梨子「うん…!気持ちいい!バイクって、こんなに気持ちいいものだったんだ…!!」
千歌「あはは、スクーターだけどね~!」
梨子「………」
千歌「あれ?気絶でもした?」ブーンッ!!
梨子「すごい……」
千歌「…!」ブーンッ!!
千歌「見えた!?」ブーンッ!!
梨子「うん……景色が流れてく……」
千歌「でしょ!!それに風も気持ちいい!!」ブーンッ!!
梨子「うん…うん…!たしかに…!!気持ちいいわね!!」
曜「おー!梨子ちゃん、分かってきたね!!」ブーンッ!!
梨子「うん…!気持ちいい!バイクって、こんなに気持ちいいものだったんだ…!!」
千歌「あはは、スクーターだけどね~!」
警察官「最近、不良生徒が多いからな…見つけたら、ちゃんと注意しないと…」トコトコ…
オレンジみかん号 ブーンッ!!
千歌ちゃん号 ブーンッ!!
警察官「む…?」
千歌「いえええええいっ!!!」ブーンッ!!
曜「気持ちー!!」ブーンッ!!
警察官「なっ…!?そ…そこの原付!!止まりなさい!!!」ダッ!!
千歌「ん?あ…!警察だ!!」ブーンッ!!
曜「お…!ほんとだ!」ブーンッ!!
梨子「えぇ!?えええ!!??嘘!?捕まっちゃうじゃないの!!」
警察官「ノーヘル禁止ー!!!二人乗りもだー!!!あと、スピード違反だー!!」ダッダッダッ!!
千歌「お勤めご苦労様ですっ!」ビューンッ!!
曜「ヨーソロー!」ビューンッ!!
梨子「…!?」
警察官「コ…コラァー!!待てーー!!!」ダッ!
千歌「あはは、追いつけるわけないよーん」ブーンッ!!
曜「ま、バイクで来たところで、捕まらないけどね~!」ブーンッ!!
梨子「ちょ…ちょっと!!二人とも!?」
オレンジみかん号 ブーンッ!!
千歌ちゃん号 ブーンッ!!
警察官「む…?」
千歌「いえええええいっ!!!」ブーンッ!!
曜「気持ちー!!」ブーンッ!!
警察官「なっ…!?そ…そこの原付!!止まりなさい!!!」ダッ!!
千歌「ん?あ…!警察だ!!」ブーンッ!!
曜「お…!ほんとだ!」ブーンッ!!
梨子「えぇ!?えええ!!??嘘!?捕まっちゃうじゃないの!!」
警察官「ノーヘル禁止ー!!!二人乗りもだー!!!あと、スピード違反だー!!」ダッダッダッ!!
千歌「お勤めご苦労様ですっ!」ビューンッ!!
曜「ヨーソロー!」ビューンッ!!
梨子「…!?」
警察官「コ…コラァー!!待てーー!!!」ダッ!
千歌「あはは、追いつけるわけないよーん」ブーンッ!!
曜「ま、バイクで来たところで、捕まらないけどね~!」ブーンッ!!
梨子「ちょ…ちょっと!!二人とも!?」
千歌「ん?どしたの?梨子ちゃん」ブーンッ!!
曜「何ー?」ブーンッ!!
梨子「い…いいの…!?あんな事して!!」
千歌「いいわけないじゃん!!あはは!」ブーンッ!!
曜「当たり前だよ!梨子ちゃん!!」ブーンッ!!
梨子「え…えぇ……?」
梨子(ダ…ダメだ……私、この子達の事、分からないわ……)
千歌「ひゃっほうー!!!」ブーンッ!!
曜「ヨーソロー!!!」ブーンッ!!
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曜「何ー?」ブーンッ!!
梨子「い…いいの…!?あんな事して!!」
千歌「いいわけないじゃん!!あはは!」ブーンッ!!
曜「当たり前だよ!梨子ちゃん!!」ブーンッ!!
梨子「え…えぇ……?」
梨子(ダ…ダメだ……私、この子達の事、分からないわ……)
千歌「ひゃっほうー!!!」ブーンッ!!
曜「ヨーソロー!!!」ブーンッ!!
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焔ヶ丘高校 二年生教室-
海未「え…ツ…ツバサさんから……?」
穂乃果「うん…水見色を潰せって……」
ことり「そんな…」
穂乃果「まあ、言われなくてもやる話だったけど、これで、もう本当にやらないわけにはいかなくなった……」
海未「そうですね……」
ことり「…!」
ことり「ま…待って…!!でも、あと少しすれば、そのツバサさんから自由になれるんでしょ!?それなら…!」
穂乃果「……ことりちゃん…」
ことり「お願い…穂乃果ちゃん……、だって、こんなのおかしいよ…水見色と焔ヶ丘が争う必要なんて無いんだよ……」
穂乃果「………」
穂乃果「必要だよ……」
ことり「…!」
ことり「そんな…!なんで…!!」
穂乃果「私のため……ことりちゃんも、本当に私の事考えてくれるなら、口出さないでよ……」
ことり「…!」
ことり「穂乃果ちゃ…」ウルッ…
穂乃果「………」
海未「穂乃果っ…!!」
穂乃果「…!」
海未「謝りなさい……ことりに……」
穂乃果「………」
ことり「海未ちゃん……」
穂乃果「………」
穂乃果「必要だよ……」
ことり「…!」
ことり「そんな…!なんで…!!」
穂乃果「私のため……ことりちゃんも、本当に私の事考えてくれるなら、口出さないでよ……」
ことり「…!」
ことり「穂乃果ちゃ…」ウルッ…
穂乃果「………」
海未「穂乃果っ…!!」
穂乃果「…!」
海未「謝りなさい……ことりに……」
穂乃果「………」
ことり「海未ちゃん……」
穂乃果「………」
海未「………」
穂乃果「もう、いい……」クルッ…
海未「あっ…!穂乃果…!!」
穂乃果「………」ガララ…バタンッ…
海未「穂乃果……」
ことり「穂乃果ちゃん……」
海未「………」
穂乃果「もう、いい……」クルッ…
海未「あっ…!穂乃果…!!」
穂乃果「………」ガララ…バタンッ…
海未「穂乃果……」
ことり「穂乃果ちゃん……」
海未「ごめんなさい…ことり……」
ことり「そんな……海未ちゃんが謝る事がじゃないよ……」
海未「いえ…私が悪いんです……私が…あの時、ちゃんと気づいてあげていれば……」
ことり「それなら、私だってそうだよ…!穂乃果ちゃんが、一人で苦しんでるのに気づけなかった…!相談に乗ってあげることもできなかった…!」
海未「………」
海未「…いいんですよ…ことり……ことりは、私達の支えなんですから……」
ことり「海未ちゃん……」
ことり「そんな……海未ちゃんが謝る事がじゃないよ……」
海未「いえ…私が悪いんです……私が…あの時、ちゃんと気づいてあげていれば……」
ことり「それなら、私だってそうだよ…!穂乃果ちゃんが、一人で苦しんでるのに気づけなかった…!相談に乗ってあげることもできなかった…!」
海未「………」
海未「…いいんですよ…ことり……ことりは、私達の支えなんですから……」
ことり「海未ちゃん……」
海未「でも、だからといって水見色潰しを辞めるわけにはいきません……今、それが無くなれば…穂乃果は……」
ことり「違う…!それじゃあ、繰り返すだけだよ…!!変わんなくちゃダメなんだよ…!」
海未「………」
海未「ごめんなさい…ことり……私は…私は、もう穂乃果を失いたくはないんです……」
ことり「…!」
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
ことり「あっ…」
ことり「違う…!それじゃあ、繰り返すだけだよ…!!変わんなくちゃダメなんだよ…!」
海未「………」
海未「ごめんなさい…ことり……私は…私は、もう穂乃果を失いたくはないんです……」
ことり「…!」
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
ことり「あっ…」
海未「ホームルームが始まります…私は席に戻りますね」
ことり「穂乃果ちゃんは…!」
海未「………」
海未「分かりません…いづれ戻ってくるでしょう……」
ことり「う…うん……」
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--------------
ことり「穂乃果ちゃんは…!」
海未「………」
海未「分かりません…いづれ戻ってくるでしょう……」
ことり「う…うん……」
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水見色高校 昼休み-
屋上-
千歌「相手を絶対倒す最強のパンチって何か分かる?」
凛「ん…ん~……ものすごい威力の…」
千歌「はずれ~」
凛「えぇ~!?でも、すごい強いパンチなら、相手は立てないにゃ!」
梨子「………」モグモグ…
花陽「……」モグモグ…
千歌「ん~…まあ、本当にすごい威力なら立てないよ?でもね、人間ってのは、案外、来るって分かってれば、どんなパンチも一発なら耐えられるんだよ」
凛「そ…そんな事…」
千歌「あるって、我慢すればいい、覚悟すればいい、もっと言えば、ガードすればいい。来るって分かってるなら、耐えられないパンチはないよ」
凛「じゃ…じゃあ、正解はなんにゃ」
千歌「簡単だよ!来るって分からないパンチを打てばいい!」
凛「来るって分からないパンチ…?」
曜「ま、その代表例がカウンターだね!千歌ちゃんお得意の!」
凛「カウンター……」
千歌「喧嘩の中で、相手が一番油断する瞬間っていつだと思う?」
凛「ん~……攻撃の時…?」
千歌「そうそう、だから、その瞬間を狙う…相手が踏み込んで攻撃を繰り出そうとした瞬間…!」
千歌 バッ!!
凛「…!」フワッ…
千歌「拳を突き出す……」
千歌「相手の見えない角度、タイミング、スピードで打つ…!これがカウンターの原則!」
凛「でも、それって失敗したら……」
千歌「うん…自分が大ダメージを食らう…相手の攻撃に対して、こっちは踏み込んでるわけだからね……」
凛「こ…怖いにゃ…」
凛「ん~……攻撃の時…?」
千歌「そうそう、だから、その瞬間を狙う…相手が踏み込んで攻撃を繰り出そうとした瞬間…!」
千歌 バッ!!
凛「…!」フワッ…
千歌「拳を突き出す……」
千歌「相手の見えない角度、タイミング、スピードで打つ…!これがカウンターの原則!」
凛「でも、それって失敗したら……」
千歌「うん…自分が大ダメージを食らう…相手の攻撃に対して、こっちは踏み込んでるわけだからね……」
凛「こ…怖いにゃ…」
千歌「でも、そこを乗り切れれば、一発で相手を倒せる!ハイリスクハイリターンってやつだね!」
凛「な…なるほど……」
千歌「だから、カウンターで一番大切なのは、まず相手の攻撃を見切ること!これに尽きるよ!」
凛「見切る……難しそうにゃ……」
千歌「普通にやればね…」
凛「普通に……?じゃあ、普通じゃない方法があるって事かにゃ…?」
千歌「うん…!ズバリ、相手の攻撃を待つんじゃなく、打たせる!」
凛「う…打たせる……?」
凛「な…なるほど……」
千歌「だから、カウンターで一番大切なのは、まず相手の攻撃を見切ること!これに尽きるよ!」
凛「見切る……難しそうにゃ……」
千歌「普通にやればね…」
凛「普通に……?じゃあ、普通じゃない方法があるって事かにゃ…?」
千歌「うん…!ズバリ、相手の攻撃を待つんじゃなく、打たせる!」
凛「う…打たせる……?」
千歌「例えばだけど、不用意に前に出たり、わざとガードに隙を作って狙わせたり……相手の次の攻撃を誘導するの!」
凛「誘導……す…すごいにゃ……」
曜「まあ、失敗すれば、普通に攻撃くらって終わりだけどね~」
凛「てことは、またハイリスクハイリターンって事かにゃ……」
千歌「だから、練習しないと実践では使えない…まあ、私は、いきなり実践でやったけど……」
凛「え…!?で、できるのかにゃ!?」
曜「いやいや、普通は無理だよ。千歌ちゃんは特別だからね…凛ちゃんは、やりたいなら、ちゃんと練習した方がいいよ」
千歌「いやぁ~…///」テレテレ
凛「誘導……す…すごいにゃ……」
曜「まあ、失敗すれば、普通に攻撃くらって終わりだけどね~」
凛「てことは、またハイリスクハイリターンって事かにゃ……」
千歌「だから、練習しないと実践では使えない…まあ、私は、いきなり実践でやったけど……」
凛「え…!?で、できるのかにゃ!?」
曜「いやいや、普通は無理だよ。千歌ちゃんは特別だからね…凛ちゃんは、やりたいなら、ちゃんと練習した方がいいよ」
千歌「いやぁ~…///」テレテレ
凛「分かったにゃ…!じゃあ、さっそくカウンターやってみるにゃ!」
千歌「よっしゃ!じゃあ、私が適当に攻撃するから…
梨子「じゃないでしょ!!なんで喧嘩教えてるのよ!!」
千歌「えっ…」
梨子「喧嘩しないんでしょ!!昨日、ことりちゃんに言われたばっかりじゃない!!」
千歌「い…いやぁ~……これは、喧嘩というか…スポーツ…?みたいな……あはは…」
梨子「明らかに喧嘩目的だったでしょ!!もう!本当にダメよ?喧嘩しちゃ…」
千歌「わ…分かってるって…!昨日だって、焔ヶ丘に絡まれたけど、黙って逃げ出し…」
梨子「え…?そうなの…?」
千歌「よっしゃ!じゃあ、私が適当に攻撃するから…
梨子「じゃないでしょ!!なんで喧嘩教えてるのよ!!」
千歌「えっ…」
梨子「喧嘩しないんでしょ!!昨日、ことりちゃんに言われたばっかりじゃない!!」
千歌「い…いやぁ~……これは、喧嘩というか…スポーツ…?みたいな……あはは…」
梨子「明らかに喧嘩目的だったでしょ!!もう!本当にダメよ?喧嘩しちゃ…」
千歌「わ…分かってるって…!昨日だって、焔ヶ丘に絡まれたけど、黙って逃げ出し…」
梨子「え…?そうなの…?」
千歌「うん…!ね!曜ちゃん!」
曜「本当だよ、なんか変な二人組で、千歌ちゃんに腰抜けだなんて言うもんだから、キレそうになったけど、逃げてきたよ」
梨子「へぇ~…偉いわね、二人とも」
千歌「えへへ…///」
曜「いやぁ~…///」
花陽「…」モグモグ…
花陽「…」ゴクン…
花陽「…変な二人組って、どんなですか?」
曜「え…?ん~…えっと…片方は、なんか自分の事ヨハネとか言ってて…もう片方は、なんか方言……ずらって言ってたかな…?」
凛「えっ…」
花陽「そ…それって……」
曜「本当だよ、なんか変な二人組で、千歌ちゃんに腰抜けだなんて言うもんだから、キレそうになったけど、逃げてきたよ」
梨子「へぇ~…偉いわね、二人とも」
千歌「えへへ…///」
曜「いやぁ~…///」
花陽「…」モグモグ…
花陽「…」ゴクン…
花陽「…変な二人組って、どんなですか?」
曜「え…?ん~…えっと…片方は、なんか自分の事ヨハネとか言ってて…もう片方は、なんか方言……ずらって言ってたかな…?」
凛「えっ…」
花陽「そ…それって……」
曜「あれ?知ってるの?」
凛「…知ってるにゃ……アホのよしまるコンビだにゃ……」
千歌「ア…アホ…?」
凛「アホだにゃ…あいつらは……」
曜「中学の時、なんかあった感じ?」
花陽「隣の中学でした、善子ちゃんと花丸ちゃんが音ノ木二中……私達と穂乃果先輩達が音ノ木三中でした」
曜「へぇ~…なんか面白いね~」
梨子「ちなみに、私は一中よ」
千歌「誰も聞いてないよ…梨子ちゃん……」
梨子「…!?」
梨子「なんで、そんな事言うのよ!!」
千歌「いや、なんか梨子ちゃん面白くて…」
梨子「どういう事!?」
凛「…知ってるにゃ……アホのよしまるコンビだにゃ……」
千歌「ア…アホ…?」
凛「アホだにゃ…あいつらは……」
曜「中学の時、なんかあった感じ?」
花陽「隣の中学でした、善子ちゃんと花丸ちゃんが音ノ木二中……私達と穂乃果先輩達が音ノ木三中でした」
曜「へぇ~…なんか面白いね~」
梨子「ちなみに、私は一中よ」
千歌「誰も聞いてないよ…梨子ちゃん……」
梨子「…!?」
梨子「なんで、そんな事言うのよ!!」
千歌「いや、なんか梨子ちゃん面白くて…」
梨子「どういう事!?」
曜「それで、何がアホなの?その二人って」
凛「喧嘩の仕方だにゃ……もう二度とやりたくないにゃ……」
曜「え…?どゆこと…?」
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
曜「あ…ベル鳴っちゃった……」
凛「まあ、そのアホ二人の話は、またどっかでしてあげるにゃ」スクッ…
凛「今は、そんな事構ってられる状況じゃないし…」
梨子「そうね……それよりも、穂乃果ちゃん達の事の方が問題だわ…」
凛「喧嘩の仕方だにゃ……もう二度とやりたくないにゃ……」
曜「え…?どゆこと…?」
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
曜「あ…ベル鳴っちゃった……」
凛「まあ、そのアホ二人の話は、またどっかでしてあげるにゃ」スクッ…
凛「今は、そんな事構ってられる状況じゃないし…」
梨子「そうね……それよりも、穂乃果ちゃん達の事の方が問題だわ…」
花陽「きっと大丈夫ですよ…!ことり先輩なら!」
千歌「でもさ、例え説得できて、水見色と焔ヶ丘の対立が無くなったとしても、その…鞠莉…と果南…?って人達倒さないと、穂乃果ちゃんは自由になれないんでしょ?」
千歌「それって、結構大変なんじゃない?」
花陽「いや…!穂乃果先輩は本当に喧嘩強いので、大丈夫ですよ!」
曜「でも、一回負けてるんでしょ?」
花陽「…!そ…それは……二対一だったからで…」
千歌「たとえ、そうだとしてもさ……喧嘩で一度負けた相手に勝つってのは、本当に大変な事なんだよ」
花陽「そ…そうなんですか…?」
千歌「でもさ、例え説得できて、水見色と焔ヶ丘の対立が無くなったとしても、その…鞠莉…と果南…?って人達倒さないと、穂乃果ちゃんは自由になれないんでしょ?」
千歌「それって、結構大変なんじゃない?」
花陽「いや…!穂乃果先輩は本当に喧嘩強いので、大丈夫ですよ!」
曜「でも、一回負けてるんでしょ?」
花陽「…!そ…それは……二対一だったからで…」
千歌「たとえ、そうだとしてもさ……喧嘩で一度負けた相手に勝つってのは、本当に大変な事なんだよ」
花陽「そ…そうなんですか…?」
千歌「喧嘩は、スポーツと違って、ルールなんてないからね……危険な技も使えるし、ストップも無い……だからこそ、精神面が大きく影響するんだよ」
梨子「どういう事…?」
曜「ちょっとでも気持ちで負けてれば、例え実力差があったとしても、一発で形成が逆転するって事だよ」
千歌「それが、一度負けた相手だと、どうしても負けた時のイメージが付きまとう……これがキツイ……それを考えた時点で負けたようなものだから……」
梨子「はぁ…なんとなくだけど、分かったわ…」
梨子「どういう事…?」
曜「ちょっとでも気持ちで負けてれば、例え実力差があったとしても、一発で形成が逆転するって事だよ」
千歌「それが、一度負けた相手だと、どうしても負けた時のイメージが付きまとう……これがキツイ……それを考えた時点で負けたようなものだから……」
梨子「はぁ…なんとなくだけど、分かったわ…」
花陽「じゃ…じゃあ、穂乃果先輩が勝つのは相当難しいって事ですか…?」
千歌「まあね…普通に考えたら無理だろうね……」
凛「………」
凛「大丈夫にゃ……」
千歌「…?」
凛「穂乃果先輩なら……昔の…凛の憧れた穂乃果先輩なら……」
花陽「凛ちゃん……」
千歌「まあね…普通に考えたら無理だろうね……」
凛「………」
凛「大丈夫にゃ……」
千歌「…?」
凛「穂乃果先輩なら……昔の…凛の憧れた穂乃果先輩なら……」
花陽「凛ちゃん……」
凛「………」
凛「…さっ、もう教室戻るにゃ!授業が始まっちゃうにゃ」
梨子「あ!本当だ!早く行かないと!」
曜「ていうか、次、体育じゃん!着替えないとだよ!!」
千歌「えぇ!?今日、体育あったの!?体操着忘れたっー!!」
梨子「えぇ!?じゃあ、誰かに借りないとじゃない!なおさら急がないと!!」
千歌「うん!!そ…それじゃあ、私達行くね!また放課後!!」ダッ!
ガチャッ…バタンッ…!
凛「はぁ…全く忙しい人達だにゃ…」
花陽「あはは…そうだね」
凛「…さっ、もう教室戻るにゃ!授業が始まっちゃうにゃ」
梨子「あ!本当だ!早く行かないと!」
曜「ていうか、次、体育じゃん!着替えないとだよ!!」
千歌「えぇ!?今日、体育あったの!?体操着忘れたっー!!」
梨子「えぇ!?じゃあ、誰かに借りないとじゃない!なおさら急がないと!!」
千歌「うん!!そ…それじゃあ、私達行くね!また放課後!!」ダッ!
ガチャッ…バタンッ…!
凛「はぁ…全く忙しい人達だにゃ…」
花陽「あはは…そうだね」
凛「じゃあ、凛達は、ゆっくり優雅に教室に向かうにゃ。かよちん、次の授業なんだっけ?」
花陽「えっと…たしか英語だったかな…?」
凛「…!?」
凛「え…英語…!?」
花陽「え…?ど…どうかしたの!?」
凛「しゅ…宿題やってないにゃ…」
花陽「えぇ!?い…今からじゃ間に合わないよ…!?」
花陽「えっと…たしか英語だったかな…?」
凛「…!?」
凛「え…英語…!?」
花陽「え…?ど…どうかしたの!?」
凛「しゅ…宿題やってないにゃ…」
花陽「えぇ!?い…今からじゃ間に合わないよ…!?」
凛「間に合わせるにゃ…!!かよちん、宿題見せて!!」ダッ!
花陽「えぇ!?ちょ…凛ちゃん!?」
凛「かよちん、早く来るにゃー!!」
花陽「ま…待ってよー!!」ダッ!
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--------------
花陽「えぇ!?ちょ…凛ちゃん!?」
凛「かよちん、早く来るにゃー!!」
花陽「ま…待ってよー!!」ダッ!
--------------------
-----------------
--------------
放課後 焔ヶ丘高校-
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
ザワザワ…ガヤガヤ…
花丸「うわぁ~…本当に焔ヶ丘中の不良が集まってるずら……」
善子「まあ、穂乃果先輩直々の呼び出しだからね」
花丸「それにしても、なんだろうね……急に放課後、校舎裏に集まれーだなんて……」
善子「さぁ…?水見色に総攻撃でも仕掛けるんじゃないの?」
花丸「そ…それは流石に……」
ザワザワ…!
善子「ん?あっ…!来たみたいよ!!」
花丸「え!?どこずら!?」
穂乃果「………」ザッ…
海未「………」ザッ…
善子「いた…!!前の方に!」
花丸「あっ!本当ずら…!!かっこいいずら……」
善子「当たり前じゃない!アキバの救世主よ!救世主!!そして、それを支える最強のNo.2!「武神」こと、園田海未先輩!!やっぱり、焔ヶ丘に入学して良かったわ…!」
穂乃果「………」
シーン…
善子(す…すごい……穂乃果先輩が来てから、ずっと騒がしかった不良が静かになった……)
花丸(これが、高坂穂乃果先輩……すごいカリスマ性ずら……)
海未「………」ザッ…
善子「いた…!!前の方に!」
花丸「あっ!本当ずら…!!かっこいいずら……」
善子「当たり前じゃない!アキバの救世主よ!救世主!!そして、それを支える最強のNo.2!「武神」こと、園田海未先輩!!やっぱり、焔ヶ丘に入学して良かったわ…!」
穂乃果「………」
シーン…
善子(す…すごい……穂乃果先輩が来てから、ずっと騒がしかった不良が静かになった……)
花丸(これが、高坂穂乃果先輩……すごいカリスマ性ずら……)
穂乃果「………」
穂乃果「…みんな…今日、あちゅまって…あっ…」
ヤンキー達「「…!?」」
善子「え…?」
花丸「い…今……」
海未「………」
穂乃果「こほんっ…///えー…みんな…今日、集まってもらったのは…」
善子(す…すごい…!無かった事にした……)
花丸(これが、高坂穂乃果先輩……すごいカバー能力ずら……)
穂乃果「…みんな…今日、あちゅまって…あっ…」
ヤンキー達「「…!?」」
善子「え…?」
花丸「い…今……」
海未「………」
穂乃果「こほんっ…///えー…みんな…今日、集まってもらったのは…」
善子(す…すごい…!無かった事にした……)
花丸(これが、高坂穂乃果先輩……すごいカバー能力ずら……)
穂乃果「他でもない……水見色と焔ヶ丘の事についてだ……」
善子(やっぱり……でも、今更なにを…?)
穂乃果「単刀直入に言う……今日、総攻撃をかけて水見色を潰す」
ヤンキー達「「…!?」」
花丸(きょ…今日…!?)
穂乃果「今から、配置に分かれて、下校中の水見色生徒を襲う……二度と焔ヶ丘に刃向かえないように…徹底的に……」
善子「…!」ゾッ…
善子(ほ…本気だ……)
善子(やっぱり……でも、今更なにを…?)
穂乃果「単刀直入に言う……今日、総攻撃をかけて水見色を潰す」
ヤンキー達「「…!?」」
花丸(きょ…今日…!?)
穂乃果「今から、配置に分かれて、下校中の水見色生徒を襲う……二度と焔ヶ丘に刃向かえないように…徹底的に……」
善子「…!」ゾッ…
善子(ほ…本気だ……)
穂乃果「配置は…
ことり「穂乃果ちゃん…!!」ザッ…!!
海未「…!?こ…ことり…!!」
穂乃果「………」
穂乃果「ことりちゃん……」
ザワザワ…
善子「え…?誰…?あの人……穂乃果先輩を呼び捨てで……」
花丸「たしか…二年の南ことり先輩ずら……穂乃果先輩と海未先輩と幼馴染とかいう……」
海未「ことり…!なぜ来たのですか!!ここには来てはいけないと、先程…
穂乃果「海未ちゃん…」スッ…
海未「穂乃果…」
ことり「穂乃果ちゃん…!!」ザッ…!!
海未「…!?こ…ことり…!!」
穂乃果「………」
穂乃果「ことりちゃん……」
ザワザワ…
善子「え…?誰…?あの人……穂乃果先輩を呼び捨てで……」
花丸「たしか…二年の南ことり先輩ずら……穂乃果先輩と海未先輩と幼馴染とかいう……」
海未「ことり…!なぜ来たのですか!!ここには来てはいけないと、先程…
穂乃果「海未ちゃん…」スッ…
海未「穂乃果…」
ことり「………」
穂乃果「私が行く……ここは海未ちゃんに任せてもいい…?」
海未「穂乃果……」
穂乃果「ことりちゃん……話があるんでしょ…?場所…変えよう」
ことり「…!」
ことり「う…うん…!」
ザワザワ…
善子「え…!?なに…!?どういう事!?」
花丸「分かんないずら…!なんで、こんな大事な時に、穂乃果先輩が…」
海未(穂乃果……ことり……)
穂乃果「私が行く……ここは海未ちゃんに任せてもいい…?」
海未「穂乃果……」
穂乃果「ことりちゃん……話があるんでしょ…?場所…変えよう」
ことり「…!」
ことり「う…うん…!」
ザワザワ…
善子「え…!?なに…!?どういう事!?」
花丸「分かんないずら…!なんで、こんな大事な時に、穂乃果先輩が…」
海未(穂乃果……ことり……)
ヤンキー「なんだなんだー!?」
ヤンキー「どういう事だー!?」
善子「ちょ…ちょっと……なによ、これ…!急に騒がしくなってきたわよ…!?」
花丸「そりゃそうずら…!本来、不良が静かにしてる方がおかしいずら…!!」
ヤンキー「いって…おい!てめぇ、今、足踏んだろ!!」
ヤンキー「あぁ!?てめぇが、そんな所に立ってるから悪いんだろうが!!」
花丸「け…喧嘩まで……」
善子「や…やばいんじゃない……これ…逃げた方が……」
海未「………」
ヤンキー「どういう事だー!?」
善子「ちょ…ちょっと……なによ、これ…!急に騒がしくなってきたわよ…!?」
花丸「そりゃそうずら…!本来、不良が静かにしてる方がおかしいずら…!!」
ヤンキー「いって…おい!てめぇ、今、足踏んだろ!!」
ヤンキー「あぁ!?てめぇが、そんな所に立ってるから悪いんだろうが!!」
花丸「け…喧嘩まで……」
善子「や…やばいんじゃない……これ…逃げた方が……」
海未「………」
海未「…」スッ…
踏み足 ダンッッッッッ!!!!!!
ヤンキー達「「…!?」」ビクゥッッ!!!
善子、花丸「…!?」ビクゥッッ!!!
善子(え…な…なに……?地震……!?)
海未「……あなた達……」
海未「…誰が喋っていいと言いました……?」
ヤンキー達「「…!!」」ゾッ…!
ヤンキー達「す…すみませんでした…!!」ピシィッ!!
海未「全く……」
花丸(こ…怖すぎるずら……)
善子(海未先輩には逆らわないようにしよう……)
--------------------
踏み足 ダンッッッッッ!!!!!!
ヤンキー達「「…!?」」ビクゥッッ!!!
善子、花丸「…!?」ビクゥッッ!!!
善子(え…な…なに……?地震……!?)
海未「……あなた達……」
海未「…誰が喋っていいと言いました……?」
ヤンキー達「「…!!」」ゾッ…!
ヤンキー達「す…すみませんでした…!!」ピシィッ!!
海未「全く……」
花丸(こ…怖すぎるずら……)
善子(海未先輩には逆らわないようにしよう……)
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校舎内 廊下-
穂乃果「……」
ことり「……」
ことり「ほ…穂乃果ちゃん……」
穂乃果「ことりちゃん……言いたい事は分かるよ……でもね、もう何があろうと、変える気はないから」
ことり「………」
ことり「で…でも……私は…」
穂乃果「………」
ことり「私は…もうそんな辛そうな穂乃果ちゃんを見たくないよ……」
穂乃果「………」
ことり「大丈夫だよ…私達がいるから……変われるよ……今からでも……」
穂乃果「………」
穂乃果「無理だよ…」
ことり「無理じゃないよ…!!みんながいるから…!梨子ちゃんや花陽ちゃん達だって…!」
穂乃果「…!」
穂乃果「梨子…ちゃん……」
ことり「大丈夫だから……私達がいるから……だから……」
穂乃果「…っ」
穂乃果「なにが……」
穂乃果「なにが分かるのさ……ことりちゃんに…」
ことり「えっ…」
穂乃果「何も知らないくせに……」
ことり「穂乃果…ちゃ……」
ことり「大丈夫だから……私達がいるから……だから……」
穂乃果「…っ」
穂乃果「なにが……」
穂乃果「なにが分かるのさ……ことりちゃんに…」
ことり「えっ…」
穂乃果「何も知らないくせに……」
ことり「穂乃果…ちゃ……」
穂乃果「………」
穂乃果「ごめん……私、もう戻らなきゃ……」クルッ…
ことり「そんな…!待って!!穂乃果ちゃん!!穂乃果ちゃん!!!」
穂乃果「……っ」ツカツカ…
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「……」ツカツカ…
ことり「……」
--------------------
ことり「それは、私がなんとかする………私が、穂乃果ちゃんを説得してみせる……!」
--------------------
ことり「………っ」
ことり(ごめん……みんな…)
穂乃果「ごめん……私、もう戻らなきゃ……」クルッ…
ことり「そんな…!待って!!穂乃果ちゃん!!穂乃果ちゃん!!!」
穂乃果「……っ」ツカツカ…
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「……」ツカツカ…
ことり「……」
--------------------
ことり「それは、私がなんとかする………私が、穂乃果ちゃんを説得してみせる……!」
--------------------
ことり「………っ」
ことり(ごめん……みんな…)
穂乃果「……」ツカツカ…
ことり(…約束……守れそうにない……)
はさみ スッ…
ことり(やっぱり、私じゃ説得なんてできなかった……でも……)
ことり「…っ!!」バッ!
ことり(穂乃果ちゃん一人止める事なら……!)
グサッ!!
ことり「~っっ!?」
ことり「ぐっ…あああああああああっっ…!!!」
穂乃果「…!?」クルッ!!
ことりの足 ダラダラダラ…
穂乃果「こ…ことりちゃん…!?ち…血が…!!」
ことり(…約束……守れそうにない……)
はさみ スッ…
ことり(やっぱり、私じゃ説得なんてできなかった……でも……)
ことり「…っ!!」バッ!
ことり(穂乃果ちゃん一人止める事なら……!)
グサッ!!
ことり「~っっ!?」
ことり「ぐっ…あああああああああっっ…!!!」
穂乃果「…!?」クルッ!!
ことりの足 ダラダラダラ…
穂乃果「こ…ことりちゃん…!?ち…血が…!!」
ことり「あぐっ…あっ…あああっっ…!!うあああああっっ…!!!」ドサッ…!!
穂乃果「…!?」
穂乃果「ことりちゃん…!!」ダッ!!!
ことり「うぐっ…あ…あぁ……」
穂乃果「な…なんで…!!ことりちゃん…!!ことりちゃん…!!!」
ことり「はぐっ…あ…はぁ……はぁ…」
穂乃果「ち…血の量がすごい……止血しなきゃ……ほ…保健室に……!!」
ことり「はっ…はっ…はぁ…はぁ…」
穂乃果「ごめん…ことりちゃん…ちょっと、動かすよ…!!」
穂乃果「よっと…!」グイッ…!
ことり「うぐっ…!」フワリッ…
穂乃果「…!」
穂乃果「…っ」
穂乃果「ごめん…ごめん……ことりちゃん……ごめん……」
ことり「はぁ…はぁ……」
穂乃果「…!?」
穂乃果「ことりちゃん…!!」ダッ!!!
ことり「うぐっ…あ…あぁ……」
穂乃果「な…なんで…!!ことりちゃん…!!ことりちゃん…!!!」
ことり「はぐっ…あ…はぁ……はぁ…」
穂乃果「ち…血の量がすごい……止血しなきゃ……ほ…保健室に……!!」
ことり「はっ…はっ…はぁ…はぁ…」
穂乃果「ごめん…ことりちゃん…ちょっと、動かすよ…!!」
穂乃果「よっと…!」グイッ…!
ことり「うぐっ…!」フワリッ…
穂乃果「…!」
穂乃果「…っ」
穂乃果「ごめん…ごめん……ことりちゃん……ごめん……」
ことり「はぁ…はぁ……」
穂乃果「…!」
穂乃果の服 ジワァ…
穂乃果(血が私の服まで……出血量が多すぎる……)
穂乃果「急がないと…!!」ダッ…!!
ことり「はぁ…はぁ……」
--------------------
-----------------
--------------
穂乃果の服 ジワァ…
穂乃果(血が私の服まで……出血量が多すぎる……)
穂乃果「急がないと…!!」ダッ…!!
ことり「はぁ…はぁ……」
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水見色高校 校門-
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
花陽「それじゃあ、くれぐれも喧嘩しないようにしてくださいよ…!ことり先輩のためにも!」
千歌「分かってるって!それに、今日は焔ヶ丘と会わないように、別の道で行くし」
曜「いつもの道だと、焔ヶ丘の通学路と重なるからね」
花陽「そうなんですか…?でも、それなら安心ですね!会わないのが一番ですから!」
梨子「会ったら喧嘩しそうだしね」
千歌「し…しないよ!!」
曜「そういえば、今日、凛ちゃんは?昼休みの時はいたけど…」
花陽「凛ちゃんは、宿題忘れて、職員室に呼び出されてます……」
千歌「ほんと!?あははっ!凛ちゃん、バカだね~!」
梨子「人の事、言えないでしょ?千歌ちゃん、このままいったら、留年よ」
千歌「えぇ!?」
花陽「凛ちゃんは、宿題忘れて、職員室に呼び出されてます……」
千歌「ほんと!?あははっ!凛ちゃん、バカだね~!」
梨子「人の事、言えないでしょ?千歌ちゃん、このままいったら、留年よ」
千歌「えぇ!?」
凛「おーい!みんなー!!」タッタッタッ!
花陽「あ、凛ちゃん!」
凛「ごめん、かよちん、遅くなったにゃ……」
凛「なんか、宿題の話だったのに、聞く態度が悪いとか別の事も言ってきて……」
梨子「凛ちゃんが悪いじゃないの……」
凛「凛は普通に立ってただけだにゃ!」
曜「どんな風に立ってたの?」
千歌「あ…あの……梨子ちゃん、留年って……」
凛「普通に、こうにゃ!」バーン!
梨子「え?千歌ちゃん、何か言った?」
曜「態度、わるっ!!」
花陽「凛ちゃん、そんなに顎あげて聞いてちゃダメだよ…?」
千歌「いや、私が留年するとか、なんとか…」
凛「えっ!?千歌先輩、留年するの!?」
梨子「このままだとね、先生が話してたわ」
凛「ほんとかにゃ!?じゃあ、もう千歌先輩じゃなくて、千歌ちゃんだね!」
千歌「…!?」
花陽「あ、凛ちゃん!」
凛「ごめん、かよちん、遅くなったにゃ……」
凛「なんか、宿題の話だったのに、聞く態度が悪いとか別の事も言ってきて……」
梨子「凛ちゃんが悪いじゃないの……」
凛「凛は普通に立ってただけだにゃ!」
曜「どんな風に立ってたの?」
千歌「あ…あの……梨子ちゃん、留年って……」
凛「普通に、こうにゃ!」バーン!
梨子「え?千歌ちゃん、何か言った?」
曜「態度、わるっ!!」
花陽「凛ちゃん、そんなに顎あげて聞いてちゃダメだよ…?」
千歌「いや、私が留年するとか、なんとか…」
凛「えっ!?千歌先輩、留年するの!?」
梨子「このままだとね、先生が話してたわ」
凛「ほんとかにゃ!?じゃあ、もう千歌先輩じゃなくて、千歌ちゃんだね!」
千歌「…!?」
千歌「ま…まだ決まったわけじゃないよ!!これから、頑張るんだよ!!」
梨子「頑張るの?」
千歌「うっ……」
千歌「が…頑張る…よ……うん…」
梨子(頑張らなそうね……)
曜「じゃあ、今日は早く帰って勉強会でもしますか!」
千歌「えぇ…!?」
梨子「そうね、じゃあ行きましょう」
千歌「そ…そんなぁ……今日は、見たいテレビが…」
梨子「それじゃあ、凛ちゃん、花陽ちゃん、また明日ね」
花陽「はい…!失礼します…!」
梨子「頑張るの?」
千歌「うっ……」
千歌「が…頑張る…よ……うん…」
梨子(頑張らなそうね……)
曜「じゃあ、今日は早く帰って勉強会でもしますか!」
千歌「えぇ…!?」
梨子「そうね、じゃあ行きましょう」
千歌「そ…そんなぁ……今日は、見たいテレビが…」
梨子「それじゃあ、凛ちゃん、花陽ちゃん、また明日ね」
花陽「はい…!失礼します…!」
凛「あれ?今日、千歌先輩達、いつもと方向が違うような……」
花陽「あ、焔ヶ丘に会わないように、道変えたんだって」
凛「ふーん、面倒くさい人達だにゃ」トコトコ
花陽「あはは、まぁ、でも、会うと何が起きるか分からないからね…不良同士だと……」トコトコ
凛「たしかに……特に曜先輩は怪しいにゃ、喧嘩を楽しんでるような所あるし……」トコトコ
花陽「曜先輩は格闘技やってるからね~、闘うの好きなんだよ、きっと」トコトコ
凛「戦闘狂だにゃ……」トコトコ
花陽「凛ちゃん、それひどい」アハハ…
??「なにやら楽しそうですね…私も混ぜてもらえますか?」ザッ…
凛「え…?」クルッ…
凛「…!!?」
--------------------
花陽「あ、焔ヶ丘に会わないように、道変えたんだって」
凛「ふーん、面倒くさい人達だにゃ」トコトコ
花陽「あはは、まぁ、でも、会うと何が起きるか分からないからね…不良同士だと……」トコトコ
凛「たしかに……特に曜先輩は怪しいにゃ、喧嘩を楽しんでるような所あるし……」トコトコ
花陽「曜先輩は格闘技やってるからね~、闘うの好きなんだよ、きっと」トコトコ
凛「戦闘狂だにゃ……」トコトコ
花陽「凛ちゃん、それひどい」アハハ…
??「なにやら楽しそうですね…私も混ぜてもらえますか?」ザッ…
凛「え…?」クルッ…
凛「…!!?」
--------------------
水見色二年生サイド-
梨子「はい、じゃあ、次の問題」トコトコ
千歌「……」ゴクリッ…
梨子「享保の改革を行った江戸幕府八代将軍は?」トコトコ
千歌「と…徳川………」トコトコ
曜「頑張って!千歌ちゃん!」トコトコ
千歌「い…家…
梨子「はい、はずれ」トコトコ
千歌「えぇ…!?まだ全部言ってないじゃん!」トコトコ
梨子「正解は徳川吉宗。全員「家」がつくと思ったら大間違いよ」トコトコ
千歌「なっ…」
曜「ドンマイ!千歌ちゃん!次、頑張ろ!」トコトコ
千歌「うぬぬ…でも、梨子ちゃんの出す問題、難しすぎて……」トコトコ
梨子「いや、簡単よ……これくらい、中学生でも分かるわ」トコトコ
千歌「私が中学の時は分かんなかったよ!」トコトコ
梨子「一般的な中学生なら分かるの!はい、ほら、次の問題いくわよ」トコトコ
千歌「う~…もう、やめたい……」トコトコ
梨子「いや、簡単よ……これくらい、中学生でも分かるわ」トコトコ
千歌「私が中学の時は分かんなかったよ!」トコトコ
梨子「一般的な中学生なら分かるの!はい、ほら、次の問題いくわよ」トコトコ
千歌「う~…もう、やめたい……」トコトコ
--------------------
スマホ ピコンッ…ピコンッ…ピコンッ…
花丸「こっちに歩いてきてるずらね」
善子「くっくっくっ……愚かね…地獄に近づいているとも知らずに……」
花丸「そろそろ、そこの角から出てくるずら」
善子「そうね……じゃあ、行きますか」
--------------------
千歌「ペ…ペリー!」
梨子「違うわ……千歌ちゃん、外国人は全員ペリーじゃないわよ…?」
千歌「わ…分かってるよ!!でも、ペリーしか知らないから、ペリーに賭けるしかないんだよ!」
曜「千歌ちゃん、外国人の問題、全部ペリーって答えてるもんね…」
梨子「違うわ……千歌ちゃん、外国人は全員ペリーじゃないわよ…?」
千歌「わ…分かってるよ!!でも、ペリーしか知らないから、ペリーに賭けるしかないんだよ!」
曜「千歌ちゃん、外国人の問題、全部ペリーって答えてるもんね…」
善子「くっくっく……」
千歌「え…?なに……?笑い声…?」
善子「外国人をペリーしか知らないとは……愚かな下界の者よ……」ザッ…
千歌、曜「あっ…!!」
花丸「善子ちゃんに言われたくないけどね」ザッ…
千歌、曜「あーーーっ!!!」
梨子「え…?なに…?知り合い…?」
千歌「違うよ!!昨日会った焔ヶ丘の奴らだよ!!」
梨子「えぇ…!?焔ヶ丘!?」
千歌「え…?なに……?笑い声…?」
善子「外国人をペリーしか知らないとは……愚かな下界の者よ……」ザッ…
千歌、曜「あっ…!!」
花丸「善子ちゃんに言われたくないけどね」ザッ…
千歌、曜「あーーーっ!!!」
梨子「え…?なに…?知り合い…?」
千歌「違うよ!!昨日会った焔ヶ丘の奴らだよ!!」
梨子「えぇ…!?焔ヶ丘!?」
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