私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ千歌「決めた…!私、この転校を機にヤンキー辞めて、真面目に生きる!!」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 :
レスフィルター : (試験中)
三年生フロア-
ヤンキー ジロジロ…
ヤンキー ジロジロ…
千歌(や…やばい……)
ヤンキー「おらぁ!!テメェら殺すぞ!!」
凛「ひぃっ…!す…すみません……」
ヤンキー「落ち着けよ……絵里さんがやってくれるって……」
ヤンキー「ちっ…」
凛「……」ホッ…
ヤンキー ジロジロ…
ヤンキー ジロジロ…
千歌「うっ…」
千歌「り…凛ちゃん……」コソコソ…
凛「…なんにゃ……」コソコソ…
千歌「今からでも遅くない……梨子ちゃんは適当に誤魔化して、帰ろう……」コソコソ…
凛「こ…ここまで来て…!?」コソコソ…
千歌「う…うん……だって、三年生めちゃくちゃ気が立ってるし……梨子ちゃん、さっきから恐怖で、意味分かんない事ばっかり言ってるし……」コソコソ…
梨子「………」フラフラ…
梨子「私はかかし…私はかかし……」フラフラ…
ヤンキー ジロジロ…
千歌「うっ…」
千歌「り…凛ちゃん……」コソコソ…
凛「…なんにゃ……」コソコソ…
千歌「今からでも遅くない……梨子ちゃんは適当に誤魔化して、帰ろう……」コソコソ…
凛「こ…ここまで来て…!?」コソコソ…
千歌「う…うん……だって、三年生めちゃくちゃ気が立ってるし……梨子ちゃん、さっきから恐怖で、意味分かんない事ばっかり言ってるし……」コソコソ…
梨子「………」フラフラ…
梨子「私はかかし…私はかかし……」フラフラ…
凛「で…でも……どうやって……」コソコソ…
千歌「幸い、私達はまだ絵里先輩とやらに会ってない……だから、梨子ちゃんには絵里先輩は今日休みだとか言って…」コソコソ…
ヤンキー「コラァ!!なに喋ってんのじゃ!!おのれは!!」
千歌「むっ…」
千歌(も…もう……うるさいなぁ……)
千歌「幸い、私達はまだ絵里先輩とやらに会ってない……だから、梨子ちゃんには絵里先輩は今日休みだとか言って…」コソコソ…
ヤンキー「コラァ!!なに喋ってんのじゃ!!おのれは!!」
千歌「むっ…」
千歌(も…もう……うるさいなぁ……)
凛「…!」
凛(あ…あそこにいるのって……)
千歌(一人ぐらいぶん殴って黙らせるか……)
ヤンキー「何か言わんかい!!コラァ!!」
ヤンキー「ビビッとんのか!?ワレ!!」
ヤンキー「このアホ毛が!」
千歌「…」ムカッ…
千歌(こ…こんの野郎~っ……黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって……)
絵里「どきなさい……私の客でしょ?」
ヤンキー「あっ、絵里さん……」
千歌(よしっ…ぶん殴ろう……これは暴力じゃなくて、制裁……)
凛「あ…あぁ……」
梨子「私は…かかし……私は…」フラフラ…
千歌(決めた……次に私に絡んできた奴にしよう……見せしめになるように全力で……)
絵里「こんにちわ…あなたが高海…
千歌(てめぇか…!!)
千歌 キュッ…!!
絵里「え…?」
千歌「ふんっ…!!!」ブンッ!!
ゴシャッ!!!!
凛「…!?」
ヤンキー「…!?」
凛(あ…あそこにいるのって……)
千歌(一人ぐらいぶん殴って黙らせるか……)
ヤンキー「何か言わんかい!!コラァ!!」
ヤンキー「ビビッとんのか!?ワレ!!」
ヤンキー「このアホ毛が!」
千歌「…」ムカッ…
千歌(こ…こんの野郎~っ……黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって……)
絵里「どきなさい……私の客でしょ?」
ヤンキー「あっ、絵里さん……」
千歌(よしっ…ぶん殴ろう……これは暴力じゃなくて、制裁……)
凛「あ…あぁ……」
梨子「私は…かかし……私は…」フラフラ…
千歌(決めた……次に私に絡んできた奴にしよう……見せしめになるように全力で……)
絵里「こんにちわ…あなたが高海…
千歌(てめぇか…!!)
千歌 キュッ…!!
絵里「え…?」
千歌「ふんっ…!!!」ブンッ!!
ゴシャッ!!!!
凛「…!?」
ヤンキー「…!?」
絵里「あがっ…」フラリ…
梨子「私はかかし……私はかかし……」フラフラ…
千歌「パーフェクト…!」
絵里「うっ…」ドサッ…!!!
凛「あ…あぁ……」
ヤンキー「あ……」
絵里「………」
千歌「ふふっ…完璧に入ったね……これは、もう立てないよ……」
ヤンキー「え…絵里さあああああんっ!!!!」
千歌「え…?」
千歌「絵里……さん……?」
梨子「私はかかし……私はかかし……」フラフラ…
千歌「パーフェクト…!」
絵里「うっ…」ドサッ…!!!
凛「あ…あぁ……」
ヤンキー「あ……」
絵里「………」
千歌「ふふっ…完璧に入ったね……これは、もう立てないよ……」
ヤンキー「え…絵里さあああああんっ!!!!」
千歌「え…?」
千歌「絵里……さん……?」
ヤンキー「絵里さん!大丈夫ですか!?」
ヤンキー「しっかり!!絵里さん、しっかり!!」
千歌「あー…あれ……?」
凛「な…」
凛「なにしてるにゃああああああ!!!!」
千歌「わーっ!ちょ…大声出さないでよ!」
凛「うるさいにゃ!!バカ!!」
千歌「バ…バカァ…!?」
ヤンキー「許さない……絵里さんの仇……」
ヤンキー「二年の分際で、絵里さんに手をあげるなんて……」
ヤンキー「喧嘩のカリスマだかなんだか、知らねぇけど、ここまでされちゃあ黙っていられねぇ……」
凛「や…やばいにゃ……」
ヤンキー「しっかり!!絵里さん、しっかり!!」
千歌「あー…あれ……?」
凛「な…」
凛「なにしてるにゃああああああ!!!!」
千歌「わーっ!ちょ…大声出さないでよ!」
凛「うるさいにゃ!!バカ!!」
千歌「バ…バカァ…!?」
ヤンキー「許さない……絵里さんの仇……」
ヤンキー「二年の分際で、絵里さんに手をあげるなんて……」
ヤンキー「喧嘩のカリスマだかなんだか、知らねぇけど、ここまでされちゃあ黙っていられねぇ……」
凛「や…やばいにゃ……」
千歌「あ…あはは……まずは話し合いを……」
凛「そんな事言ってる場合じゃないにゃ!!」
ヤンキー「殺せえええええええええええ!!!」
凛「逃げるにゃああああああああ!!!!!」ダッ!!
千歌「ひ…ひぃっっ!!」ダッ!!
梨子「私は…かかし……私は…」フラフラ…
千歌「梨子ちゃん!!」ガシッ!!
梨子「わっ…」フワリッ…!
千歌「行くよ!!凛ちゃん!!!」タタタッー!!
凛「分かったにゃー!!」タタタッー!!
梨子「えぇ…!?ちょっと!千歌ちゃん!?なにこれ!?なんでお姫様抱っこ!?」
千歌「梨子ちゃん足遅いからだよ!!!」タタタッー!!
ヤンキー「待てコラァアア!!!」ドドドドドドドッ!!
ヤンキー「ただじゃ済まさせねぇぞ!!」ドドドドドドドッ!!
梨子「えぇ…!?な…なんで!!??」
凛「捕まったら、殺されるにゃあああ!!」タタタッー!!
梨子「こ…殺される…!?」
千歌「後で説明するから!!!今はとにかく逃げる!!」タタタッー!!
ヤンキー「オラァアアア!!!」ドドドドドドドッ!!
凛「そんな事言ってる場合じゃないにゃ!!」
ヤンキー「殺せえええええええええええ!!!」
凛「逃げるにゃああああああああ!!!!!」ダッ!!
千歌「ひ…ひぃっっ!!」ダッ!!
梨子「私は…かかし……私は…」フラフラ…
千歌「梨子ちゃん!!」ガシッ!!
梨子「わっ…」フワリッ…!
千歌「行くよ!!凛ちゃん!!!」タタタッー!!
凛「分かったにゃー!!」タタタッー!!
梨子「えぇ…!?ちょっと!千歌ちゃん!?なにこれ!?なんでお姫様抱っこ!?」
千歌「梨子ちゃん足遅いからだよ!!!」タタタッー!!
ヤンキー「待てコラァアア!!!」ドドドドドドドッ!!
ヤンキー「ただじゃ済まさせねぇぞ!!」ドドドドドドドッ!!
梨子「えぇ…!?な…なんで!!??」
凛「捕まったら、殺されるにゃあああ!!」タタタッー!!
梨子「こ…殺される…!?」
千歌「後で説明するから!!!今はとにかく逃げる!!」タタタッー!!
ヤンキー「オラァアアア!!!」ドドドドドドドッ!!
先生「ん…?」
先生「なんの声……」
ヤンキー「死ねぇえええええ!!!!」ドドドドドドドッ!!
先生「…!?」
先生「コ…コラァ…!!!なにをしとるか!!お前ら!!!」
ヤンキー「げっ…!」
凛「今のうちにゃ!!!」タッ!!
千歌「うん…!!」タッ!!
ヤンキー「あ…コラ!!待て…」
先生「待つのはお前らだろが!!!全員、生徒指導室に来い!!!」
ヤンキー「なっ…」
千歌「急げ!急げっー!!」タタタッー!!
凛「今のうちにゃーー!!」タタタッー!!
梨子「えぇ……な…なんなの……?」
先生「なんの声……」
ヤンキー「死ねぇえええええ!!!!」ドドドドドドドッ!!
先生「…!?」
先生「コ…コラァ…!!!なにをしとるか!!お前ら!!!」
ヤンキー「げっ…!」
凛「今のうちにゃ!!!」タッ!!
千歌「うん…!!」タッ!!
ヤンキー「あ…コラ!!待て…」
先生「待つのはお前らだろが!!!全員、生徒指導室に来い!!!」
ヤンキー「なっ…」
千歌「急げ!急げっー!!」タタタッー!!
凛「今のうちにゃーー!!」タタタッー!!
梨子「えぇ……な…なんなの……?」
--------------------
-----------------
--------------
校舎裏-
凛「はぁ…はぁ……」
千歌「はぁ…はぁ……」
梨子「だ…大丈夫……?二人とも……」
梨子「あと、5限もう始まってるんだけど……」
千歌「はぁ…はぁ…分かってるよ……ちょっと休んだら行く……」
凛「凛は5限パスで……」
梨子「えぇ…!?ダメよ!?授業はちゃんと出ないと……」
花陽「あっ…!凛ちゃん!みなさん!!」タッタッ…
凛「あ…かよちん……」
梨子「花陽ちゃん!?授業は!?」
花陽「あ…お腹痛いって言って抜けてきちゃいました……凛ちゃんが帰ってこなかったので……」
梨子「えぇ…!?」
梨子(わ…私の感覚がおかしいだけで、授業をサボるのは割と普通なのかしら……)
-----------------
--------------
校舎裏-
凛「はぁ…はぁ……」
千歌「はぁ…はぁ……」
梨子「だ…大丈夫……?二人とも……」
梨子「あと、5限もう始まってるんだけど……」
千歌「はぁ…はぁ…分かってるよ……ちょっと休んだら行く……」
凛「凛は5限パスで……」
梨子「えぇ…!?ダメよ!?授業はちゃんと出ないと……」
花陽「あっ…!凛ちゃん!みなさん!!」タッタッ…
凛「あ…かよちん……」
梨子「花陽ちゃん!?授業は!?」
花陽「あ…お腹痛いって言って抜けてきちゃいました……凛ちゃんが帰ってこなかったので……」
梨子「えぇ…!?」
梨子(わ…私の感覚がおかしいだけで、授業をサボるのは割と普通なのかしら……)
花陽「さっき、職員室で聞いたんですけど……」
花陽「三年生複数人が一週間の停学、絵里先輩が保健室で休んでるって、どういう事ですか!?」
千歌「て…停学か……」
花陽「はい……なんか、生徒指導の先生を殴ったみたいで…」
凛「はぁ……良かった…一週間は死なずに済むにゃ……」
花陽「三年生複数人が一週間の停学、絵里先輩が保健室で休んでるって、どういう事ですか!?」
千歌「て…停学か……」
花陽「はい……なんか、生徒指導の先生を殴ったみたいで…」
凛「はぁ……良かった…一週間は死なずに済むにゃ……」
梨子「ご…ごめん……私、あんまり覚えてないんだけど…何かあったの……??」
千歌「そ…それは……」
凛「千歌先輩が絵里先輩を殴ったにゃ……」
千歌「あっー!!凛ちゃん、それ言っちゃ…!」
凛「うるさいにゃ」
千歌「…!?」
梨子「な…殴った!?なんで!?」
千歌「あ…えっと……その…ムカついて……」
凛「…」ピクッ…
凛「なんにゃ!その理由は!!!暴力は暴力しか生まないとか言ってた千歌先輩はどこ行ったにゃ!!」
千歌「あー!もー!うるさいなぁ!!ムカついたもんはムカついたの!!」
梨子「そ…そんな理由で……」
千歌「あっ…」
千歌「ち…違うんだよ!!梨子ちゃん!!」
千歌「その…えっと……三年生の人に梨子ちゃんをバカにされて……それで…つい……」
梨子「…!」
千歌「そ…それは……」
凛「千歌先輩が絵里先輩を殴ったにゃ……」
千歌「あっー!!凛ちゃん、それ言っちゃ…!」
凛「うるさいにゃ」
千歌「…!?」
梨子「な…殴った!?なんで!?」
千歌「あ…えっと……その…ムカついて……」
凛「…」ピクッ…
凛「なんにゃ!その理由は!!!暴力は暴力しか生まないとか言ってた千歌先輩はどこ行ったにゃ!!」
千歌「あー!もー!うるさいなぁ!!ムカついたもんはムカついたの!!」
梨子「そ…そんな理由で……」
千歌「あっ…」
千歌「ち…違うんだよ!!梨子ちゃん!!」
千歌「その…えっと……三年生の人に梨子ちゃんをバカにされて……それで…つい……」
梨子「…!」
凛「?」
凛(そんな事言われたかな…?)
千歌(嘘だけど……)
梨子「そう……そうだったのね……ありがとう千歌ちゃん……でも、理由がなんであれ、暴力は暴力だよ」
千歌「…!」
凛(千歌先輩も、同じこと言ってたにゃ……)
千歌「はい……反省します……」
梨子「もうやっちゃダメだからね?」
千歌「はい……」
花陽「そ…それで、その……どうするんですか!?この後……」
凛「う~ん…………全面戦争…?」
千歌「凛ちゃん喧嘩辞めるんじゃなかったの!?」
凛「ムカついたから殴るような人に言われたくないにゃー!!」
凛(そんな事言われたかな…?)
千歌(嘘だけど……)
梨子「そう……そうだったのね……ありがとう千歌ちゃん……でも、理由がなんであれ、暴力は暴力だよ」
千歌「…!」
凛(千歌先輩も、同じこと言ってたにゃ……)
千歌「はい……反省します……」
梨子「もうやっちゃダメだからね?」
千歌「はい……」
花陽「そ…それで、その……どうするんですか!?この後……」
凛「う~ん…………全面戦争…?」
千歌「凛ちゃん喧嘩辞めるんじゃなかったの!?」
凛「ムカついたから殴るような人に言われたくないにゃー!!」
梨子「はいはい……とにかく喧嘩はダメだからね……?」
千歌「わ…分かってるよ……私、喧嘩とか怖くてできないし……?」
凛「なんにゃ…それ……」
花陽「じゃあ、やっぱり謝って許してもらうしか……」
梨子「そうね……ちゃんと心を込めて謝れば、きっと分かってくれるでしょう……」
千歌「………」
凛「………」
千歌(絶対無理だ……)
凛(かよちんも梨子先輩も、不良という人種を分かってないにゃ……)
千歌「わ…分かってるよ……私、喧嘩とか怖くてできないし……?」
凛「なんにゃ…それ……」
花陽「じゃあ、やっぱり謝って許してもらうしか……」
梨子「そうね……ちゃんと心を込めて謝れば、きっと分かってくれるでしょう……」
千歌「………」
凛「………」
千歌(絶対無理だ……)
凛(かよちんも梨子先輩も、不良という人種を分かってないにゃ……)
梨子「停学中の三年生は、一週間後の停学明けに謝るとして……絵里先輩は……」
花陽「今は保健室で寝てるみたいですから、明日でいいんじゃないですかね…?」
梨子「そうね!そうしましょう!」
千歌「………」
梨子「千歌ちゃんもそれでいい?」
千歌「……あぁ…うん…」
千歌(無理だろうけど……)
花陽「今は保健室で寝てるみたいですから、明日でいいんじゃないですかね…?」
梨子「そうね!そうしましょう!」
千歌「………」
梨子「千歌ちゃんもそれでいい?」
千歌「……あぁ…うん…」
千歌(無理だろうけど……)
梨子「よし!じゃあ、授業に戻りましょう!今なら、まだ始まったばかりよ!」
凛「じゃあ、凛はここにいるんで、梨子先輩だけ行ってきてください」
梨子「…!?」
千歌「ダメでしょ!凛ちゃん!!授業はちゃんと出なきゃ!!」
凛「どの口が言うにゃ……」
梨子「さすが千歌ちゃん!凛ちゃんみたいな悪い子とは違うわね!えらい!!」
千歌「えへへ…///」
凛(一番悪い人なんだけどなぁ……)
花陽「花陽も授業に戻りますね、凛ちゃんも元気になったら来てね」
凛「えー!かよちんも行っちゃうの!?じゃあ、凛も行くにゃ」
千歌「おー!凛ちゃん偉い!」
凛「別に寝る場所が変わるだけにゃ」
凛「さっ、教室に行くにゃ、かよちん」
花陽「うん…!それじゃあ、梨子先輩!千歌先輩!失礼します…!」
梨子「うん、じゃあね~」
千歌「さて、じゃあ、私達も帰りますか……」
梨子「そうね、行きましょう」
--------------------
凛「じゃあ、凛はここにいるんで、梨子先輩だけ行ってきてください」
梨子「…!?」
千歌「ダメでしょ!凛ちゃん!!授業はちゃんと出なきゃ!!」
凛「どの口が言うにゃ……」
梨子「さすが千歌ちゃん!凛ちゃんみたいな悪い子とは違うわね!えらい!!」
千歌「えへへ…///」
凛(一番悪い人なんだけどなぁ……)
花陽「花陽も授業に戻りますね、凛ちゃんも元気になったら来てね」
凛「えー!かよちんも行っちゃうの!?じゃあ、凛も行くにゃ」
千歌「おー!凛ちゃん偉い!」
凛「別に寝る場所が変わるだけにゃ」
凛「さっ、教室に行くにゃ、かよちん」
花陽「うん…!それじゃあ、梨子先輩!千歌先輩!失礼します…!」
梨子「うん、じゃあね~」
千歌「さて、じゃあ、私達も帰りますか……」
梨子「そうね、行きましょう」
--------------------
次の日 朝-
--------------------
-----------------
--------------
二年生教室-
ザワザワ…
??「……」ドキドキドキ…
梨子「また転校生か~、どんな子だろうね?千歌ちゃん」
千歌「あ…あぁ……」
梨子「ん?千歌ちゃん…?」
先生「はーい、みんな静かにー!渡辺さんが挨拶できないでしょー」
千歌「う…嘘でしょ……?」
先生「じゃあ、渡辺さん、簡単に自己紹介だけして貰っていいかしら?」
曜「はい…!」ドキドキドキ…
曜「静岡の浦の星女学院っていう所から来ました!渡辺曜です!趣味は空手!!特技は空手です!!みなさん、よろしくお願いします!」
生徒 パチパチパチパチ…!
梨子「へ~、千歌ちゃんと同じ静岡じゃない、もしかして…知り合いだったりして…」
千歌「よ…よよ……」
梨子「って、そんな偶然あるわけないわよね~」
曜「………」キョロキョロ…
曜「あっ…!」
千歌「よ…曜ちゃん…!!!」ガタッ!!
曜「千歌ちゃん…!!!」
梨子「………」
梨子「はい…?」
曜「はい…!」ドキドキドキ…
曜「静岡の浦の星女学院っていう所から来ました!渡辺曜です!趣味は空手!!特技は空手です!!みなさん、よろしくお願いします!」
生徒 パチパチパチパチ…!
梨子「へ~、千歌ちゃんと同じ静岡じゃない、もしかして…知り合いだったりして…」
千歌「よ…よよ……」
梨子「って、そんな偶然あるわけないわよね~」
曜「………」キョロキョロ…
曜「あっ…!」
千歌「よ…曜ちゃん…!!!」ガタッ!!
曜「千歌ちゃん…!!!」
梨子「………」
梨子「はい…?」
千歌「曜ちゃん!曜ちゃん!!曜ちゃん!!!久しぶりだね!!え!?ていうか、なんでこっちに!?いつから!?なんで言ってくれないの!?どういう事!?曜ちゃん!!!」
曜「あ…あはは……そんないっぺんに言われても……」
梨子「え……?し…知り合い……なの……??」
千歌「し…知り合いっていうか……」
曜「千歌ちゃんの右腕です!ヨーソロー!」ビシッ!
梨子「み…右腕ぇ……!?」
千歌「あはは……」
梨子「ど…どういう事……?」
曜「あ…あはは……そんないっぺんに言われても……」
梨子「え……?し…知り合い……なの……??」
千歌「し…知り合いっていうか……」
曜「千歌ちゃんの右腕です!ヨーソロー!」ビシッ!
梨子「み…右腕ぇ……!?」
千歌「あはは……」
梨子「ど…どういう事……?」
穂乃果ちゃんが音ノ木坂のテッペン取るやつの外伝とかかと思ったら違った?
でもこっちもかなり面白くて期待
でもこっちもかなり面白くて期待
--------------------
-----------------
--------------
昼休み 屋上-
千歌「…」モグモグ…
曜「……」ドキドキドキ…
千歌「…」ゴックン…
曜「ど…どう……?」
千歌「………」
千歌「曜ちゃん……」
曜「……」ゴクリッ…
千歌「やっぱり、曜ちゃんの手料理は最高に美味しいよ!!!120点!!!」
曜「やったっ~!!!5日ぶりに千歌ちゃんに褒められた~!!嬉しい!!!」
梨子「なんで、そんな細かく覚えてるのよ……」
曜「それは、千歌ちゃんの右腕ですから!」
-----------------
--------------
昼休み 屋上-
千歌「…」モグモグ…
曜「……」ドキドキドキ…
千歌「…」ゴックン…
曜「ど…どう……?」
千歌「………」
千歌「曜ちゃん……」
曜「……」ゴクリッ…
千歌「やっぱり、曜ちゃんの手料理は最高に美味しいよ!!!120点!!!」
曜「やったっ~!!!5日ぶりに千歌ちゃんに褒められた~!!嬉しい!!!」
梨子「なんで、そんな細かく覚えてるのよ……」
曜「それは、千歌ちゃんの右腕ですから!」
千歌「それにしても、私を追って東京に引っ越してくるなんて、さすが曜ちゃんだね!」
曜「えへへ…千歌ちゃん、すごく落ち込んでたから……私が側にいてあげたくて……」
梨子「…?前の学校で何かあったの?」
曜「え…?」
千歌「よ…曜ちゃん…!ちょっと…」
曜「なに…?」
梨子「?」
千歌「ごめん、梨子ちゃん、ちょっとここで待ってて…?」
梨子「え…えぇ……分かったわ…」
千歌「行こ、曜ちゃん」
曜「う…うん……」
ガチャ…バタンッ……
梨子「………」ポツーン…
--------------------
曜「えへへ…千歌ちゃん、すごく落ち込んでたから……私が側にいてあげたくて……」
梨子「…?前の学校で何かあったの?」
曜「え…?」
千歌「よ…曜ちゃん…!ちょっと…」
曜「なに…?」
梨子「?」
千歌「ごめん、梨子ちゃん、ちょっとここで待ってて…?」
梨子「え…えぇ……分かったわ…」
千歌「行こ、曜ちゃん」
曜「う…うん……」
ガチャ…バタンッ……
梨子「………」ポツーン…
--------------------
校舎内-
曜「えぇ…!?まだ話してなかったの!?」
千歌「まだっていうか……多分これからも話さない……」
曜「そ…そっか……たしかに、それがいいのかもね……」
千歌「うん……だから、梨子ちゃんには内緒にして欲しくて……」
曜「分かったよ!それにしても、あんなに真面目そうで、可愛い子と友達になってるなんて、不良辞めるってのは上手くいってるんだね!さすが千歌ちゃん!!」
千歌「あっ…あはは……それは…」
凛「あっ!千歌先輩だにゃ!」
花陽「こ…こんにちは…!」
千歌「あっ…」
曜「ん…?」
--------------------
曜「えぇ…!?まだ話してなかったの!?」
千歌「まだっていうか……多分これからも話さない……」
曜「そ…そっか……たしかに、それがいいのかもね……」
千歌「うん……だから、梨子ちゃんには内緒にして欲しくて……」
曜「分かったよ!それにしても、あんなに真面目そうで、可愛い子と友達になってるなんて、不良辞めるってのは上手くいってるんだね!さすが千歌ちゃん!!」
千歌「あっ…あはは……それは…」
凛「あっ!千歌先輩だにゃ!」
花陽「こ…こんにちは…!」
千歌「あっ…」
曜「ん…?」
--------------------
屋上-
曜「えぇ…!?この学校の番長を三年生全員が見てる前で殴ったぁ!?」
千歌「は…はい……」
凛「いや、その前に誰にゃ!!こいつ!!!」
曜「こいつって……」
梨子「渡辺曜ちゃんよ、今日ウチのクラスに転校してきたの……先輩なんだから、こいつなんて言っちゃダメよ?」
凛「ふんっ、凛は自分の尊敬する人にしか敬語は使わないにゃ」
千歌「え!?じゃあ、私は!?」
凛「尊敬してないにゃ」
千歌「…!?」
曜「えぇ…!?この学校の番長を三年生全員が見てる前で殴ったぁ!?」
千歌「は…はい……」
凛「いや、その前に誰にゃ!!こいつ!!!」
曜「こいつって……」
梨子「渡辺曜ちゃんよ、今日ウチのクラスに転校してきたの……先輩なんだから、こいつなんて言っちゃダメよ?」
凛「ふんっ、凛は自分の尊敬する人にしか敬語は使わないにゃ」
千歌「え!?じゃあ、私は!?」
凛「尊敬してないにゃ」
千歌「…!?」
曜「凛ちゃん…だっけ……?それは聞き捨てならないなぁ……」
凛「いや、なんで曜先輩が怒るにゃ……」
曜「私が千歌ちゃんの右腕だからだよ」
花陽「ち…千歌先輩の右腕…!?」
花陽「って事は……まさか……あの…」
曜「あれ?もしかして、私の名前、東京まで届いてる?」
花陽「は…はい……さ…最強のNo.2…渡辺曜さんですよね…?」
曜「そう!いやぁ~!私も有名になったねぇ~!」
梨子「最強のNo.2?」
千歌「な…なんでもないよ~…気にしないで…?」アセアセ…
梨子「?」
凛「いや、なんで曜先輩が怒るにゃ……」
曜「私が千歌ちゃんの右腕だからだよ」
花陽「ち…千歌先輩の右腕…!?」
花陽「って事は……まさか……あの…」
曜「あれ?もしかして、私の名前、東京まで届いてる?」
花陽「は…はい……さ…最強のNo.2…渡辺曜さんですよね…?」
曜「そう!いやぁ~!私も有名になったねぇ~!」
梨子「最強のNo.2?」
千歌「な…なんでもないよ~…気にしないで…?」アセアセ…
梨子「?」
凛「じゃあ、強いのかにゃ?」
曜「もちろん!千歌ちゃんには及ばないけどね」
千歌「ちょ…ちょっと…!!」
梨子「強い…?なにが…?」
千歌「あっ…そ…それは…
花陽「り…梨子先輩…!!ちょっと来てください…!」
梨子「えぇ…?なんで?どうしたの?花陽ちゃん……」
千歌「…!」
千歌(ナイス!!花陽ちゃん!!ありがとう…!!)
花陽「いいから、早くこちらに…!」
梨子「え…?ちょ…ちょっと…!?」
ガチャ…バタンッ……
曜「もちろん!千歌ちゃんには及ばないけどね」
千歌「ちょ…ちょっと…!!」
梨子「強い…?なにが…?」
千歌「あっ…そ…それは…
花陽「り…梨子先輩…!!ちょっと来てください…!」
梨子「えぇ…?なんで?どうしたの?花陽ちゃん……」
千歌「…!」
千歌(ナイス!!花陽ちゃん!!ありがとう…!!)
花陽「いいから、早くこちらに…!」
梨子「え…?ちょ…ちょっと…!?」
ガチャ…バタンッ……
千歌「ふぅ……これで一安心……」
凛「強いって言っても、学校のトップになれない時点で、たかが知れてるにゃ」
曜「トップは千歌ちゃんだからね、私は千歌ちゃんを支えるのが一番あってる」
千歌「ちょ…凛ちゃん……やめなよ…?曜ちゃん、空手やってて普通に強いからね?」
凛「空手…!?」
凛「ふっ、空手なんて喧嘩じゃ役に立たないにゃ」
曜「…」
千歌「いやいや……」
凛「顔を狙わない、狙われない空手なんて、喧嘩になれば…
曜 フッ!!
ピタッ!
凛「にゃ…!」
凛「強いって言っても、学校のトップになれない時点で、たかが知れてるにゃ」
曜「トップは千歌ちゃんだからね、私は千歌ちゃんを支えるのが一番あってる」
千歌「ちょ…凛ちゃん……やめなよ…?曜ちゃん、空手やってて普通に強いからね?」
凛「空手…!?」
凛「ふっ、空手なんて喧嘩じゃ役に立たないにゃ」
曜「…」
千歌「いやいや……」
凛「顔を狙わない、狙われない空手なんて、喧嘩になれば…
曜 フッ!!
ピタッ!
凛「にゃ…!」
凛(が…顔面に……)
曜「………」
曜「…」ニヤッ…
曜「私がやってるのは、普通の空手とは違う…」
凛「え…?」
千歌「そーだよー?凛ちゃん。曜ちゃんがやってるのは、顔面も目つきもある、なんでもありの超実戦空手なんだから」
凛「ちょ…超実戦空手…?」
曜「まあ、そんな事教えてる道場なんて浦の星にしかないけどね」
凛「で…でも…!だからと言って凛より強いとは…!」
千歌「無理だよ、凛ちゃんじゃ」
凛「…!」
凛「ぐっ……」
曜「………」
曜「…」ニヤッ…
曜「私がやってるのは、普通の空手とは違う…」
凛「え…?」
千歌「そーだよー?凛ちゃん。曜ちゃんがやってるのは、顔面も目つきもある、なんでもありの超実戦空手なんだから」
凛「ちょ…超実戦空手…?」
曜「まあ、そんな事教えてる道場なんて浦の星にしかないけどね」
凛「で…でも…!だからと言って凛より強いとは…!」
千歌「無理だよ、凛ちゃんじゃ」
凛「…!」
凛「ぐっ……」
凛「………」
千歌(………)
千歌(ちょっと、キツく言いすぎたかな…?)
千歌(まあ、凛ちゃん、ヤンキー辞めるって言ってたし……別に大丈夫かな…?)
花陽「し…失礼します……」ガチャ…
梨子「はぁ…はぁ……」
千歌「あ!花陽ちゃん!梨子ちゃん!おかえり!なにしてたの?」
花陽「え…えっと……」
梨子「走ってたわ……」
千歌「えぇ…!?なんで!?」
花陽「あ…あはは……えっと…体力作りをしようと思って……」
千歌「あ…そ…そう……」
千歌(何も思いつかなかったんだね……花陽ちゃん……)
千歌(………)
千歌(ちょっと、キツく言いすぎたかな…?)
千歌(まあ、凛ちゃん、ヤンキー辞めるって言ってたし……別に大丈夫かな…?)
花陽「し…失礼します……」ガチャ…
梨子「はぁ…はぁ……」
千歌「あ!花陽ちゃん!梨子ちゃん!おかえり!なにしてたの?」
花陽「え…えっと……」
梨子「走ってたわ……」
千歌「えぇ…!?なんで!?」
花陽「あ…あはは……えっと…体力作りをしようと思って……」
千歌「あ…そ…そう……」
千歌(何も思いつかなかったんだね……花陽ちゃん……)
凛「………」
花陽「?」
花陽(凛ちゃん……?)
梨子「それで…?そっちは、何話してたの?」
千歌「え…!?あ…え…えっと……」
凛「絵里先輩に謝る方法を考えてたにゃ」
千歌「…!」
千歌「そ…そう…!それそれ…!」
梨子「そう…それで、どうなったの?」
千歌「あー……えっと…心を込めて…謝る……てきな…」
梨子「普通じゃないの…」
花陽「でも、それしかないですよね…」
花陽「?」
花陽(凛ちゃん……?)
梨子「それで…?そっちは、何話してたの?」
千歌「え…!?あ…え…えっと……」
凛「絵里先輩に謝る方法を考えてたにゃ」
千歌「…!」
千歌「そ…そう…!それそれ…!」
梨子「そう…それで、どうなったの?」
千歌「あー……えっと…心を込めて…謝る……てきな…」
梨子「普通じゃないの…」
花陽「でも、それしかないですよね…」
曜「え…?もしかして、謝って許して貰うつもりなの……??」
千歌「う…うん……」
曜「無理なんじゃ……」
千歌「あ…あはは……」
千歌(そんな事分かってるよ!!)
梨子「大丈夫よ!きっと心は通じるわ!!」
曜「う…う~ん……不良って、そういう人種じゃないような……」
梨子「そ…そうなの……?」
曜「うん……不良ってのは、なによりも自分のプライドのために生きてるって感じで……」
凛「………」
曜「その番長さんって、全員の前で倒されたんじょ?だったら、プライドはズタズタにされてるはず……」
梨子「え……そ…それって……」
曜「うん……聞く耳を持たないだろうし……会えば、殴りかかってくるまであると思う……」
梨子「そ…そんな……」
千歌「う…うん……」
曜「無理なんじゃ……」
千歌「あ…あはは……」
千歌(そんな事分かってるよ!!)
梨子「大丈夫よ!きっと心は通じるわ!!」
曜「う…う~ん……不良って、そういう人種じゃないような……」
梨子「そ…そうなの……?」
曜「うん……不良ってのは、なによりも自分のプライドのために生きてるって感じで……」
凛「………」
曜「その番長さんって、全員の前で倒されたんじょ?だったら、プライドはズタズタにされてるはず……」
梨子「え……そ…それって……」
曜「うん……聞く耳を持たないだろうし……会えば、殴りかかってくるまであると思う……」
梨子「そ…そんな……」
千歌「あはは……まずいね……」
梨子「まずいじゃないわよ!!千歌ちゃん、殴られちゃうかもしれないのよ!?」
曜「いや、まだそうと決まったわけじゃないよ?」
梨子「え…?」
曜「その番長さんが、どういうタイプの番長かに寄るけど……まだ希望はある……」
梨子「タイプ…?」
梨子「まずいじゃないわよ!!千歌ちゃん、殴られちゃうかもしれないのよ!?」
曜「いや、まだそうと決まったわけじゃないよ?」
梨子「え…?」
曜「その番長さんが、どういうタイプの番長かに寄るけど……まだ希望はある……」
梨子「タイプ…?」
曜「うん……番長ってのはさ、たとえ不良であっても、大勢の上に立つ以上、何か人を惹きつける魅力がないと務まらないものなんだよ」
千歌(ふふっ…それは確かに……)
曜「それで、大事になってくるのが、まずはもちろん「強さ」」
曜「これは、不良のトップである以上、絶対必要……」
梨子「まあ…そうよね……」
千歌(ふふっ…それは確かに……)
曜「それで、大事になってくるのが、まずはもちろん「強さ」」
曜「これは、不良のトップである以上、絶対必要……」
梨子「まあ…そうよね……」
曜「ここからはタイプが分かれる。一つは仲間に制裁を加えたりして恐怖政治をひくタイプ」
梨子「きょ…恐怖政治……」
花陽「たしかに……そういうタイプの番長は多いですよね……」
千歌(私は、違うよね……?)
曜「二つ目は、強さと人望で引っ張っていくタイプ」
千歌「…!」
千歌(私、たぶん、これだ…!)
千歌(いや、これであって欲しい…!!)
梨子「そっちは、良い人そうね……」
曜「他にも、頭が良かったり、リーダーシップがあったり、ほっとけないタイプだったり、いろんなタイプの番長がいる」
梨子「なるほど……じゃあ、絵里先輩が、その…良い方の番長だったら可能性はあるって事ね?」
曜「うん……できれば、人望があって頭がいいようなタイプだと良いんだけど……」
梨子「きょ…恐怖政治……」
花陽「たしかに……そういうタイプの番長は多いですよね……」
千歌(私は、違うよね……?)
曜「二つ目は、強さと人望で引っ張っていくタイプ」
千歌「…!」
千歌(私、たぶん、これだ…!)
千歌(いや、これであって欲しい…!!)
梨子「そっちは、良い人そうね……」
曜「他にも、頭が良かったり、リーダーシップがあったり、ほっとけないタイプだったり、いろんなタイプの番長がいる」
梨子「なるほど……じゃあ、絵里先輩が、その…良い方の番長だったら可能性はあるって事ね?」
曜「うん……できれば、人望があって頭がいいようなタイプだと良いんだけど……」
千歌「そこんとこ、どうなの?花陽ちゃん」
花陽「う…う~ん……絵里先輩は、あまり口を開かないタイプなので、詳しい性格までは分からないんですが……」
花陽「「氷の女王」……そう呼ばれています……」
梨子「こ…」
千歌「こおりの…」
曜「女王…」
梨子「絶対、恐怖政治のタイプじゃない……」
花陽「そ…そうですね……」
花陽「即殴られてしまうかもしれません……」
千歌「えぇ……そんな……」
花陽「う…う~ん……絵里先輩は、あまり口を開かないタイプなので、詳しい性格までは分からないんですが……」
花陽「「氷の女王」……そう呼ばれています……」
梨子「こ…」
千歌「こおりの…」
曜「女王…」
梨子「絶対、恐怖政治のタイプじゃない……」
花陽「そ…そうですね……」
花陽「即殴られてしまうかもしれません……」
千歌「えぇ……そんな……」
梨子「だ…大丈夫よ…!!だって、ほら!千歌ちゃんのパンチ一発で倒れちゃったんでしょ?それって、あんまり強くないんじゃない!?」
千歌「…!」
曜(いやいや……その人のパンチ、普通じゃないから……)
梨子「殴られても軽傷で済むかも…!!」
千歌「そ…そうだね…!!私みたいな普通の女の子のパンチ一発で倒れるぐらいだもんね…!!あはは…!!」
凛「………」
凛「…」チラッ…
凛「あ……」
凛「絵里先輩が歩いてるにゃ」
千歌「え!?どこどこ!?」
千歌「…!」
曜(いやいや……その人のパンチ、普通じゃないから……)
梨子「殴られても軽傷で済むかも…!!」
千歌「そ…そうだね…!!私みたいな普通の女の子のパンチ一発で倒れるぐらいだもんね…!!あはは…!!」
凛「………」
凛「…」チラッ…
凛「あ……」
凛「絵里先輩が歩いてるにゃ」
千歌「え!?どこどこ!?」
凛「下の木のところ」
千歌「……」キョロキョロ…
千歌「あっ…!」
千歌「は…鼻の所に包帯巻いてる……」
曜「折れたのかな……」
千歌「そんな…!」
花陽「これは怒ってそうですね……」
梨子「報復に千歌ちゃんも鼻を折られるかも……」
千歌「ちょ…ちょっと!?なんで、そんな怖い事言うの!?」
千歌「……」キョロキョロ…
千歌「あっ…!」
千歌「は…鼻の所に包帯巻いてる……」
曜「折れたのかな……」
千歌「そんな…!」
花陽「これは怒ってそうですね……」
梨子「報復に千歌ちゃんも鼻を折られるかも……」
千歌「ちょ…ちょっと!?なんで、そんな怖い事言うの!?」
凛「謝るなら今がいいんじゃないかにゃ?」
千歌「え…えぇ……今…?」
凛「だって、三年生のフロアだと、周りがうるさいし……」
千歌「あ…あぁ……そっか…」
花陽「行くんですか!?」
千歌「う…うん……行くしかないよね……」
梨子「頑張ってね!千歌ちゃん!きっと分かり合えるわ!」
千歌「だといいね……」
千歌「じゃあ、行ってくる……」トボトボ…
曜「あっ!私もついてくよ!」タッ!
梨子「えぇ…!?なんで曜ちゃんも!?」
曜「右腕だから♪」
梨子「は…はぁ……」
千歌「え…えぇ……今…?」
凛「だって、三年生のフロアだと、周りがうるさいし……」
千歌「あ…あぁ……そっか…」
花陽「行くんですか!?」
千歌「う…うん……行くしかないよね……」
梨子「頑張ってね!千歌ちゃん!きっと分かり合えるわ!」
千歌「だといいね……」
千歌「じゃあ、行ってくる……」トボトボ…
曜「あっ!私もついてくよ!」タッ!
梨子「えぇ…!?なんで曜ちゃんも!?」
曜「右腕だから♪」
梨子「は…はぁ……」
花陽「行っちゃいましたね……」
梨子「無事に帰ってきてくれるといいけど…」
凛「………」
花陽「………」
花陽(ど…どうしたんだろ……凛ちゃん……)
花陽(私達がいない間に何が……)
凛「………」
花陽「り…凛ちゃん…!」
凛「なに?かよちん」
花陽「元気……ないみたいだけど……何かあったの…?」
凛「………」
凛「なんでもないよ…」
花陽「…!」
梨子「無事に帰ってきてくれるといいけど…」
凛「………」
花陽「………」
花陽(ど…どうしたんだろ……凛ちゃん……)
花陽(私達がいない間に何が……)
凛「………」
花陽「り…凛ちゃん…!」
凛「なに?かよちん」
花陽「元気……ないみたいだけど……何かあったの…?」
凛「………」
凛「なんでもないよ…」
花陽「…!」
花陽「で…でも…!」
凛「大丈夫……凛の問題だから……」
花陽「……」
凛「………」
凛「じゃあ、凛、先に教室戻るね」クルッ…
花陽「あっ、凛ちゃん…!」
ガチャ…バタンッ……
花陽「凛ちゃん……」
凛「大丈夫……凛の問題だから……」
花陽「……」
凛「………」
凛「じゃあ、凛、先に教室戻るね」クルッ…
花陽「あっ、凛ちゃん…!」
ガチャ…バタンッ……
花陽「凛ちゃん……」
梨子「………」
梨子「凛ちゃん、どうかしたの?」
花陽「わ…分かりません……」
花陽「私達と、凛ちゃん達とは、人種が違うので……」
梨子「?」
花陽「でも、私は分かってあげたいです……凛ちゃんのために……」
梨子「そ…そう……」
梨子(人種が違うって……どういう事かしら……)
--------------------
梨子「凛ちゃん、どうかしたの?」
花陽「わ…分かりません……」
花陽「私達と、凛ちゃん達とは、人種が違うので……」
梨子「?」
花陽「でも、私は分かってあげたいです……凛ちゃんのために……」
梨子「そ…そう……」
梨子(人種が違うって……どういう事かしら……)
--------------------
校庭-
絵里「………」
絵里(………)
絵里(歩くと鼻が痛いわね……)
絵里(こう…なるべく振動が伝わらない歩き方を……)カチコチ…
千歌「え…絵里先輩…!!」
絵里「え…?」クルッ…
絵里「あら……あなた……」
曜(ん…?怒ってない……?)
千歌「え…」
絵里「どうしたの?何か用があるんじゃないの…?」
千歌「お…怒ってないんですか……?」
絵里「怒ってるわよ」
千歌「や…やっぱり……」
千歌「え…」
絵里「どうしたの?何か用があるんじゃないの…?」
千歌「お…怒ってないんですか……?」
絵里「怒ってるわよ」
千歌「や…やっぱり……」
曜「し…仕返しはしないんですか!?」
絵里「するわよ、でも、わざわざ話しかけてきたって事は、何かあるんでしょう?それを聞いてから決めても遅くないはずよ?それに、私、動くと鼻痛いし」
曜「…!」
絵里「まあ、今すぐ喧嘩しようってんなら、買うけどね?」
曜(こ…この人……)
曜(こういうタイプか……)
絵里「で?なんなの?」
曜(まずいな……)
絵里「するわよ、でも、わざわざ話しかけてきたって事は、何かあるんでしょう?それを聞いてから決めても遅くないはずよ?それに、私、動くと鼻痛いし」
曜「…!」
絵里「まあ、今すぐ喧嘩しようってんなら、買うけどね?」
曜(こ…この人……)
曜(こういうタイプか……)
絵里「で?なんなの?」
曜(まずいな……)
千歌「あっ、その……えっと…謝りたくて……」
絵里「謝る…?私に?」
千歌「はい……」
絵里「いきなり殴っておいて?」
千歌「そ…それは…その……事故というか……」
絵里「?」
千歌「う…うーん……実は私は、その…もう不良は卒業してて……えっと…」
絵里「? 話が見えないわよ?」
千歌「あ…えっと……話すと、ちょっと長くなりそうなんで……とりあえず、そこのベンチにでも……」
絵里「そうね、私も鼻痛いし」
絵里「謝る…?私に?」
千歌「はい……」
絵里「いきなり殴っておいて?」
千歌「そ…それは…その……事故というか……」
絵里「?」
千歌「う…うーん……実は私は、その…もう不良は卒業してて……えっと…」
絵里「? 話が見えないわよ?」
千歌「あ…えっと……話すと、ちょっと長くなりそうなんで……とりあえず、そこのベンチにでも……」
絵里「そうね、私も鼻痛いし」
--------------------
-----------------
--------------
数分後-
絵里「なるほどね……」
千歌「分かってもらえたでしょうか……」
絵里「だいたいね………そう……暴力は暴力しか生まない…か……」
絵里「たしかに、あなたの言う通りなのかもしれない……」
千歌「は…はい……そ…それで…その…」
絵里「まだ、許すとは言ってないわよ?」
千歌「え……」
-----------------
--------------
数分後-
絵里「なるほどね……」
千歌「分かってもらえたでしょうか……」
絵里「だいたいね………そう……暴力は暴力しか生まない…か……」
絵里「たしかに、あなたの言う通りなのかもしれない……」
千歌「は…はい……そ…それで…その…」
絵里「まだ、許すとは言ってないわよ?」
千歌「え……」
類似してるかもしれないスレッド
- 志希「それじゃあ、アタシがギフテッドじゃなくなった話でもしよっか」 (137) - [35%] - 2017/5/31 0:00 ☆
- 提督「そんなに喧嘩するなら比叡とケッコンするぞ!」 比叡「ヒエー!?」 (615) - [33%] - 2016/1/29 12:15 ☆
- 凛「ねぇ、ままごとしようよプロデューサー」モバP「…え??」 (138) - [32%] - 2015/7/27 11:45 ☆
- 上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」アンジェレネ「えっと…その2!」 (800) - [32%] - 2017/5/3 19:30 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について