私的良スレ書庫
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元スレ八幡「比企谷菌?」
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ー翌朝ー
八幡(朝起きたら小町が隣で寝ていた。最近やけに俺にくっついてくるが何かあったのだろうか?)
八幡(……っと、そんなことを考えてたら学校についてしまった)
八幡「…っ!?」バッ
八幡(なんだか最近、誰かの視線を感じる。俺の勘違いならいいのだが、その視線は俺の全てを覗こうとするような気持ちの悪いものだった)
八幡「…勘違い…なのか?」
めぐり「……」<●><●>
ー教室ー
八幡(なんだ?やけに教室がうるさいな。廊下まで声が響いてるぞ)
八幡「……」ガラガラ
シーン
八幡(え、なにこれ?俺が入ってきた瞬間に静かになるとか意味わからん。新手のいじめですかそうですか)
結衣「……」ジー
三浦「……」ジー
海老名「……」ジー
相模「……」ジー
川崎「……」ジー
その他女子「……」ジー
八幡(こわっ!このクラスの女子全員に睨まれてんじゃん!さっさと寝たふりしよ)イソイソ
戸塚「おはよ八幡!」
八幡「おはよう戸塚、今日も可愛いな」バッ!
戸塚「も~八幡はまたそんなこと言って///」モジモジ
八幡(結婚してください)
戸塚「ところでさ、八幡」スッ
戸塚「この女の子は…誰?」<●><●>
八幡「ひっ!」
八幡(戸塚が見せてきたスマホには、折本が俺に抱きついてる画像があった)
戸塚「どうしたの八幡?」
戸塚「早く答えてよ」<●><●>
八幡「い、いや…この女子生徒はだな…ただの知り合いというか何というか」シドロモドロ
戸塚「へー八幡って、知り合い程度の女の子にも体を許すビッチなんだね」
八幡「ぐはっ!!!」
八幡(あれ?天使が天使じゃないぞ?纏う雰囲気が黒いぞ?)
結衣「彩ちゃん!」ガタッ
八幡(助けてくれるのか由比ヶ浜!お前はできるビッチだと信じてたぞ!)
結衣「
また投稿ミスしてました、すみません。
結衣「あたしもその話詳しく聞きたいなー。ねぇヒッキー?」<●><●>
八幡「」
戸塚「由比ヶ浜さん、この写真に写ってる女の子なんだけど見覚えあるかな?」
結衣「うーん、どこかで見たような…?思い出せないなぁ。ごめんね彩ちゃん」
戸塚「由比ヶ浜さんが謝ることないよ!悪いのは僕の八幡にちょっかいかけるこの女の子なんだから!」
結衣「そうだね!あたしの八幡に抱きつくとか許せないよね!」
戸塚「ん?」
結衣「あれ?」
戸塚「…ねぇ由比ヶ浜さん、八幡は僕のだよ?」
結衣「いやいや!ヒッキーはあたしのだし!」
戸塚「は?」<●><●>
結衣「は?」<●><●>
八幡「」ビクッ
結衣「あたしもその話詳しく聞きたいなー。ねぇヒッキー?」<●><●>
八幡「」
戸塚「由比ヶ浜さん、この写真に写ってる女の子なんだけど見覚えあるかな?」
結衣「うーん、どこかで見たような…?思い出せないなぁ。ごめんね彩ちゃん」
戸塚「由比ヶ浜さんが謝ることないよ!悪いのは僕の八幡にちょっかいかけるこの女の子なんだから!」
結衣「そうだね!あたしの八幡に抱きつくとか許せないよね!」
戸塚「ん?」
結衣「あれ?」
戸塚「…ねぇ由比ヶ浜さん、八幡は僕のだよ?」
結衣「いやいや!ヒッキーはあたしのだし!」
戸塚「は?」<●><●>
結衣「は?」<●><●>
八幡「」ビクッ
ー昼休み・ベストプレイスー
八幡(なぜだか知らないが、朝からずっと教室の雰囲気がギスギスしていた。あの戸部でさえ気まずそうに黙っていた)
八幡(いや、戸部が黙るとか天変地異の前触れなんじゃないか?最後の審判迎えちゃうのか?)
三浦「おい」
八幡「ふぁ!?」ビクッ
三浦「……」
八幡「み、三浦か…なにしに来たんだよ」
三浦「……」
八幡「み、三浦?おーいどした?」
三浦「……」
三浦(は?なに今の『ふぁ!?』って!ちょっと可愛すぎるし!やばいやばいちょっと下腹部がキュンとした!いやだって、声かけただけであんな可愛い反応するとか普通思わねーし!あー録音しとけばよかったなぁ。ヒキオのあの反応だけで3日は生きれるのに…惜しいことしたなー。今からもっかいやってとか頼んだらしてくれっかな?)
八幡(なんか立ったまま固まってるけど本当に大丈夫かこいつ?)
三浦「…はっ」
八幡(あっ…気づいた)
三浦「…ヒキオさぁ、今付き合ってる奴とか好きな女子とかいない?」
八幡「は?なんでそんなこと…」
三浦「いいから答えろし」ギロッ
八幡「…い、いないけど…」
三浦「けど!?けどなに!」
八幡「い、いませんはい!」
三浦「ならよし」ガシッ
八幡「え?」
三浦「んっ…」チュ
八幡「」
三浦「これで今からヒキオはあーしのもの!もう誰にもさわらせないし!」
八幡「」
八幡「」
八幡(おかしい。絶対おかしい。俺の周りの知り合いが悉く変になっている。それもここ最近急にである)
八幡(三浦からキスされるという衝撃的すぎる昼休みを終えて現在午後の授業中である。だが、俺の頭の中はこの理解し難い現実で容量をフルに使っているため授業の内容など全く聞いてない)ポトッ
八幡(あ、やべ消しゴム落とした)スッ
女子生徒a「!!!」バッ!
八幡「え?」
八幡(今の一連の流れを説明しよう。落とした消しゴムを拾おうとしたら隣の女子が目にも留まらぬ速さで取られた。何を言ってるかわからないと思うが安心してくれ、俺にもわからん)
女子生徒a「あ、あああの!比企谷くん、これ!」
八幡「あ、ありがとうございます…」
女子生徒「こちらこそありがとうございます!」ギュ
八幡「え?あ、はい?」
八幡(あれ、俺消しゴム受け取ろうと手を出したはずなのになんでこの人に手握られてんの?握るというより両手で包まれる感じだけど)
女子生徒「……」ギュゥゥゥ
八幡「あの…手」
女子生徒「はっ…す、すみません。つい…」
八幡「つい?」
女子生徒a「いつもお世話になってる比企谷くんの本物の手を目の前したら…その、触らずにはいられなかったと言いますか…///」
八幡「……?」
八幡(いつもお世話になってる?なんのことだ?」
女子生徒a「その…この手もう2度と洗いません!ありがとうございます///」
八幡(いや、洗って?)
結衣「……ふーん」<●><●>
三浦「チッ……」<●><●>
川崎「……」<●><●>
相模「……ウチだって」<●><●>
海老名「これは私もうかうかしてらんないなぁ」<●><●>
女子生徒a(ああああああ!!!比企谷くんの手に触っちゃったよおおおおおお!!!しかも生で!生で!生で!めっちゃ嬉しいよおおおお!!生きてて良かったああああ!!)
女子生徒a(…あれ?比企谷くんの手にしっかり触れた私の手には今、比企谷くんのエキスがべっとりと染み込んでいるのでは!?)
※染み込んでません
女子生徒a(つまり、今私の手でアソコを弄ることは比企谷くんの手で犯されてるのと同じではないのか!?)
※違います
女子生徒a(比企谷くんに犯されるということは!つまりは比企谷くんとセッ〇スしてるということでは!?)
※全く違います
女子生徒a(と、言うことは…比企谷くんの子どもを孕めるという千載一遇のチャンスを!今私は!掴んでいるのでは!?)
※掴んでません
女子生徒a(と、言うかこれはもはや!比企谷くんからのプロポーズではないのか!?遠回しに俺と結婚して元気な赤ちゃんを産めと言っているのでは!?)
※全て女子生徒aさんの妄想です、ご了承下さい
女子生徒a「……」ムラッ
女子生徒a「せっ、先生!すみません、トイレ行ってきます!」ガタッ
女子生徒a(ああ!どうしよう!男の子かな、女の子かな!名前も考えておかなくちゃ!)ダッ!
八幡(すごい速さでトイレに行ったな…そんなに我慢してたのか?)ボケー
ー放課後ー
八幡(授業が終わったのはいいが、部活行きたくないな。由比ヶ浜も雪ノ下も様子がおかしいし)
八幡(適当に理由でっち上げて今日は帰るか)ガタッ
結衣「あ、ヒッ」
海老名「ねぇねぇヒキタニくん!ちょっと相談があるんだけど今いいかな?いいよね!」シュバッ
八幡「まだなにも言ってないんですが…って、なんで俺の腕掴んで、いや待って引っ張らないでくれ。というか力強い!?待って、わかったから落ち着け!腕が千切れる!」
海老名「あははっ!聞こえない聞こえなーい!」ダッ
結衣「は?」
三浦「は?」
川崎「は?」
相模「は?」
戸塚「うぅ…八幡のばか」
八幡「…で、なんで俺をこんなとこに連れ込んだんだ?しかもよりによって女子トイレの個室とか、どんだけ俺のこと恨んでるの。社会的に殺したいくらい嫌われてたのかよ」
海老名「えっ?私が比企谷くんのこと嫌いとかないない。戸部くんと付き合うくらいあり得ないから」アハハ
八幡(戸部…強く生きろ)
八幡「てか、俺の名前ちゃんと知ってたんだな」
海老名「あーうん…。なんかこう、今さら突然比企谷くん呼びするのがなんか気恥ずかしかったから…」
海老名「それで、女子トイレに連れ込まれた理由だっけ?そんなの単純だよ!」
海老名「だって他の人…特に見ず知らずの男の子に自分の喘ぎ声とか聞かれたくからだよ」パサッ
八幡「ファッ!?」
海老名「あははっ!比企谷君の驚いた顔かわいいね。私、益々ムラムラしてきちゃった」スルッ
八幡「ちょっ!なに服脱いでんだよ!」
海老名「ありゃ、服着たままする方がよかった?」
八幡「ちがっ、そういうんじゃなくてだな!」
海老名「じゃあ次するときは比企谷くんが脱がしてやろうね!」
八幡「ちょっ、マジで服着ろよ…全裸とか冗談にしてはきつすぎる」
海老名「冗談じゃないよ?私は本気だからね」ギュ
八幡(!!?!?!???!!?)
海老名「ねぇ比企谷くん、私ね最近変なんだ。比企谷くんのことが常に頭から離れなくて、今比企谷くんは何してるかなとかずっと考えるようになって。比企谷くんの顔を見るだけで胸の奥が温かくなって、けど比企谷くんが私以外の女の子と一緒にいるところを見ると心臓が潰れたみたいに苦しくなるの」
海老名「それで気づいたんだ、私は比企谷くんに恋してるんだなって。それがわかってからね、ずっと子宮が疼くの。比企谷くんと繋がりたいってアソコが騒ぎ続けてるの。だからね比企谷くん、私を抱いて欲しいな。そしたら少しは落ち着くと思うから」サワサワ
八幡「」
海老名「私の中にいっぱい出してね」サワサワ
八幡「うわぁぁぁああああああ!!!!!誰か助けてぇええええ!!!」
めぐり「おいたが過ぎるよ海老名さん♪」ストン
海老名「」ガクッ
八幡「へ…?城廻先輩??」
めぐり「比企谷くん大丈夫だった?けがしてない?」
八幡「あっ、はい。俺は大丈夫ですけどなんで城廻先輩がここに?」
めぐり「えへへ、偶々だよ~」
八幡「いや、偶々にしてはタイミングが…」
めぐり「偶々だよ」<●><●>
八幡「あっ、はい」
めぐり「じゃあ私、ちょっと海老名さんに用事があるから連れてくね。比企谷くんばいばい」ズルズル
八幡「うっす、助けてくれてありがとうございました」
八幡(あ、海老名さん引きずって行くのか…)
八幡(さて、帰るか)トントン
八幡「ん?」クルッ
結衣「……」ニッコリ
八幡「……」
八幡「……」ダッ!
結衣「あー!逃げるなしヒッキー!」
八幡(やばっ、由比ヶ浜のやつ追っかけてきやがった。てか速くない!?少しずつ距離が近づいてんだけど!?)
八幡「くそっ!」ダッ!
「こっち!」グイ!
八幡「なっ!?」
結衣「あれ?ヒッキーが消えた??」
結衣「もー!ヒッキーのバカ!!!」プンプン
ー掃除用具入れの中ー
八幡(うわー、由比ヶ浜めちゃくちゃ怒ってんじゃん。あんまり怖くないけど)
八幡「…で?目的はなんなんだ、相模」
相模「べ、別に…?目的とかウチ知らないし?」チラチラ
八幡「そうか、じゃあな相模」
相模「あっ、待って!お願いします!」
八幡「なんだよ」
相模「せっかくこんな狭い場所に男女が2人きりでいるんだからさ…その、なにかしないの?」
八幡「しないな」
相模「してよ!」
八幡「なんでだよ」
相模「ほら、ウチの脚とか胸とか今なら触り放題だよ!?ここ狭いからつい体が触れても問題ないよ!?」
相模「あっ、でも…ウチとしては比企谷にならいつでもどこでも触られてもいいっていうか、むしろばっちこいっていうか…」
八幡「うわぁ…変態かよ」
相模「!?」ビクン
相模「うん!ウチ変態なの!比企谷に虐められて感じちゃう厭らしい雌豚なの!」
八幡「」
相模「だからさ…どうしようもない淫乱なウチにお仕置き…して?」
八幡「」
八幡(あれ?なんか相模が可愛く見える。こう間近で見ると整った顔だし、身体の線は細くて華奢なのに胸には由比ヶ浜ほどではないが凶悪なものを持ってる。髪は癖のない艶やかな感じが伺える。モデルも顔負けのスタイルと綺麗な顔だ)
相模「じ、焦らさないで…お願い。ウチの身体、めちゃくちゃにして?」ウルウル
八幡(やばい!もう…理性が持たない)
雪乃「……」バン!
八幡「」
相模「あ、見つかっちゃった」
雪乃「あら奇遇ねゴミ谷君。部活が始まっているにも関わらず、何時まで経っても来ないと思ったらこんなところで隠れんぼかしら?そんなに遊んでほしいなら私の部屋で永遠と遊んであげるわよ」
八幡「い、いやその…」
相模「ダメだよ雪ノ下さん。比企谷はウチのご主人様なんだから勝手に連れてかないでくれる?」
雪乃「誰かと思えば、肩書き欲しさに文化祭実行委員長になったものの仕事を投げ出して多くの人に迷惑かけて危うく文化祭そのものが破綻しかけて、そこのゴミに正論言われてみっともなく泣いた相模さんじゃないの。それで?そのゴミが貴女の主人とはどういうことかしら」
八幡(なんか俺にも飛び火してきたぞ)
相模「あのさー、あんま比企谷のことゴミとか悪口言わないでくれる?ウチのことは別にいいけどさ、比企谷のことを悪く言うのは許さないよ」ギロッ
雪乃「貴女がそれを言える立場なのかしら。散々人の悪口をペラペラと口走ってたわりには随分と偉そうなのね」
相模「黙れまな板。そのただでさえ無い胸さらにすりおろすぞ」
雪乃「消えなさいクソビッチ。頭も股もゆるゆるな貴女はAVにでも出てなさい」
相模「ウチは処女だし!」
雪乃「私だってギリギリBはあるわよ!」
八幡(今のうちに…)コソコソ
>>80
キモいぞおっさん
キモいぞおっさん
八幡「ふぅ、無事に家に着いたな。この時間だと小町はまだ帰ってきていないはずだ、ゆっくり休もう」ガチャ
めぐり「おかえり比企谷くん」
八幡「」
八幡「!?」
めぐり「どうしたのー?比企谷くん」
八幡「な、なんで城廻先輩がここにいるんですか…?」
めぐり「やだなーもう、玄関の鍵が開いてたんだよ?」
八幡「いや、そんなはずは…」
めぐり「開いてたよ」
八幡「さ、さすがに…」
めぐり「開いてたよ」
八幡「……わかりました」
めぐり「……」ニッコリ
八幡「……」
めぐり「あ、そうだ。比企谷くんのパソコンに女の人のいやらしい写真がいっぱいあったから処分しといたよ」
八幡「……え?あの、俺の部屋に入ったんですか?」
めぐり「うん!」
八幡「鍵は…」
めぐり「開いてたよ」
八幡「」ゾクッ
八幡(そんなわけない!ちゃんと部屋の鍵はかけた!)
めぐり「比企谷くん…おっぱい大きい子が好きなんだね」
八幡「」
めぐり「全部消しておいたから」ニコニコ
めぐり「もうあんな写真集めたらダメだよ?」ニコニコ
八幡「」
めぐり「約束だよ……ね?」ニコニコ
八幡「…………………はい」
めぐり「あっ、そろそろ妹さんが帰って来る時間だね」
八幡(なんで知ってるですかと聞きたい)
八幡「そうっすね。じゃあそろそろお帰り下さい」
めぐり「ん?帰ってきたよ?」
八幡「ん?いや、城廻先輩の家にですよ?」
めぐり「だから、帰ってきたよ」
八幡「はい?」
めぐり「やだな~比企谷くん。私たち結婚するんだから、比企谷くんの家は私の家も同然だよ!」ドヤァ
八幡「いや、ちょっとなに言ってるかわかんないです」
めぐり「えっ、どこがわからないの」
八幡「私たち結婚~から、私の家も同然までですかね」
めぐり「んん?1番わかりやすいよ」
八幡「じゃあ説明してもらっていいですか」
めぐり「説明…うーん。まず、私と比企谷くんが付き合って」
八幡「待って、お願いだから落ち着いて」
めぐり「私は落ち着いてるよ?」
八幡「少なくとも俺にはそう思えません」
めぐり「うーん。なんでだろう?」
八幡「なんででしょうね」
めぐり「あっ、そうだ。比企谷くんにプレゼントがあるんだよ!」
八幡「え?でも今日は誕生日でもなんでもないですよ」
めぐり「そんなの関係ないよ!私が比企谷くんにプレゼントしたいなーって思ったからするんだよ!」
八幡「…その、ありがとうございます」
めぐり「ふふっ、どういたしまして。はいっ、これ!」
八幡「栞ですか。よく本読むので助かります」
めぐり「比企谷くん読書家だもんね。だから栞にしてみたんだよ」ニコニコ
八幡「栞に描いてある花も綺麗でいいですね。この花ってなんて言う名前なんですか?」
めぐり「その花はね、アングレカムっていうんだよ」
八幡「へぇ、知らなかったです」
めぐり「比企谷くん…大切にしてね」
八幡「勿論ですよ。せっかくの頂き物ですし、有り難く使わせてもらいます」
めぐり「うん!」
めぐり「……」ニタァ
小町「ただいまー。お兄ちゃん居る?」
八幡「やべっ、小町帰ってきたな。城廻先輩、そろそろ帰って…あれ。いない?」
八幡(あの人何者だよ)
小町「あ、いた!もー居るなら返事してよねお兄ちゃん!」
八幡「わ、悪いな。ちょっとぼっーとしててな」
小町「もしかして風邪?大丈夫?」
八幡「あ、ああ。平気だ」
小町「ほんとに大丈夫なの?お兄ちゃんすぐ誤魔化すから信用できないんだよね」
小町「…ほんと、信用できないよ」
八幡「え?」
小町「なんか部屋から女の人の匂いがするんだけど」
八幡「こ、小町の匂いじゃないか?」
小町「そんなわけないじゃん。ねぇ、なに隠してるのお兄ちゃん」
八幡「……いや、なにも隠してない」
小町「はぁ…小町はがっかりだよ。悲しすぎて涙がでそうだよ」
小町「…雪ノ下さん」
八幡「……」ピクッ
小町「由比ヶ浜さん、川崎さん」
八幡「……」
小町「えっ…まさか戸塚さん?」
八幡(戸塚は男なんですが…)
小町「…お兄ちゃん携帯かして」パシッ
八幡「お、おい」
小町「ちょっと黙って」<●><●>
八幡「ひっ!」ビクッ
小町「……ふーん」
小町「ねぇお兄ちゃん。この、いろは?って人とめぐめぐって人は誰?」
八幡(一色はわかるが、めぐめぐってもしかして城廻先輩か!?いつの間に登録したんだよあの人!)
八幡「い、いろはってのは生徒会長で、めぐめぐ…?は多分だが元生徒会長…」
小町「そいつらは男?女?」<●><●>
八幡「両方とも女性です!」ビク
小町「へーまた女の子なんだ。あれだけボッチとか言っておきながら女の子との関係はしっかりあるんだ?」
小町「結衣さん、大志くんのお姉さんのメアドと電話番号もしっかりあるね。雪乃さんは…いない?」
八幡「ああ、そういえば雪ノ下とはメアド交換してないな」
<ピロリン♪
小町「……たった今雪乃さんからメールきたよ」ニッコリ
八幡「……なんで?」
小町「はー、小町は悲しいよ。とてもとても悲しいよ」ポイ
八幡「あっ…俺のスマホが」
小町「あんなスマホいらないでしょ?」<●><●>
八幡「ひぃ…」
小町「お兄ちゃん、あんまり小町以外の女と仲良くしてると…」
小町「お兄ちゃんのこと、うっかり刺しちゃうかもよ?」<●><●>
八幡「!?!」ゾクッ
ー自室
八幡(俺の知り合いの女子の様子が変だ。それもここ最近特にだ)
八幡(由比ヶ浜、雪ノ下、かわ…かわ…川谷さん?、三浦、海老名、相模、一色、城廻先輩、そして小町)
八幡(…そういえば戸塚もちょっと怖かったな。大方、たまたま機嫌が悪かっただけだろう)
八幡(とにかく、あいつらが可笑しくなった原因を見つけなければやばい気がする)
八幡「…明日も学校だし、もう寝るか」
八幡「」スヤスヤ
「●」ジー
めぐり「おやすみ比企谷くん♪」
八幡(朝起きたらまた口の辺りがベタベタしてる…。そんなに俺は涎を撒き散らしてるのか?)
「~~!?」
「~~!」
八幡「…下から怒鳴り声がする。一体何事だ?」
八幡「おーい小町、朝からうるさいぞ」
川崎「おはよう比企谷。もうご飯出来てるから早く顔洗ってきな」
小町「ちょっとお兄ちゃん!沙希さんが、自分はお兄ちゃんの嫁だとか妄言吐いて不法侵入してきたんだけど!」
八幡「」
川崎「だから妄言じゃないって言ってるだろ?私は比企谷の彼女で、将来結婚するから」
小町「1ミリも理解できません!お兄ちゃんは小町が1番大好きなのでお嫁さんも小町なんです!」
川崎「やれやれ、ブラコンもここまで来ると滑稽だね」
小町「幻覚見てるメルヘンヤンキーの方が見世物になると思いますよ?」
川崎「あぁん?」
小町「なんですか!」
八幡(いや、どっちも嫁にする気ないんだけど…)
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