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元スレ折本「比企谷」
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ーーーー駅前ーーーー
八幡「休日に外出なんて、ひどすぎる。しかも遅刻かよ」
八幡(魔王を使うなんて卑怯じゃないか、絶対に許さないノートは依然として健在だ)
葉山「すまない、今日は俺が出すから許してくれ。それに、まだ1人集まってないみたいだしね」
八幡「物で釣ろうったってそうは……ん?まだ誰か来るのか」
葉山「ああ、向こうから頼まれてね。どうしても俺たち2人に話があるらしいんだ」
八幡(三浦か……?いや、それは無いな。直接話すはずだ。そもそも俺を加える理由がない……まさか)
八幡「まさかとは思うが、雪ノ下さんじゃないだろうな……?」
葉山「ん、陽乃さんか?だったらどうする?」
八幡「今すぐ帰る、絶対だ。帰宅後は携帯切って部屋の鍵を閉めるまである」
葉山「はは、そんなに苦手なのか。でも残念ながら来るのは陽乃さんじゃあない」
八幡「絶対だな?一瞬たりとも会うことはないんだな?」
八幡(こいつは以前に俺を嵌めたことがあるからな……信用出来ん)
葉山「ないよ。誰にも話してないんだ、ややこしくなりそうだからね」
八幡「面倒くさそうだ。で、誰だ?」
葉山「それはだな……おっ、あれじゃないか」
葉山「ん、陽乃さんか?だったらどうする?」
八幡「今すぐ帰る、絶対だ。帰宅後は携帯切って部屋の鍵を閉めるまである」
葉山「はは、そんなに苦手なのか。でも残念ながら来るのは陽乃さんじゃあない」
八幡「絶対だな?一瞬たりとも会うことはないんだな?」
八幡(こいつは以前に俺を嵌めたことがあるからな……信用出来ん)
葉山「ないよ。誰にも話してないんだ、ややこしくなりそうだからね」
八幡「面倒くさそうだ。で、誰だ?」
葉山「それはだな……おっ、あれじゃないか」
折本「ごめーん!葉山くん、と比企谷。ちょっと準備しててさー。まった?」
八幡「折本……葉山てめぇどう いうことだ」
葉山「言い出したのは僕じゃない。彼女に聞いてくれ」
折本「そそ、てゆうか座れるところいこっかー。ここで話すのもなんだし。比企谷はどこがいい?」
八幡(そこで俺に振るのかよ。まぁ一色と前行った店でいいだろ。葉山の奢りだ、食いまくってやる)
八幡「ちょっと歩くと比較的いい感じの喫茶がある……そこでいいか?」
葉山「ああ、問題ない」
折本「私もー。比企谷のセンスねー、ウケるwww」
八幡「いや何にだよ。正確には俺のセンスじゃないから安心して付いて来い」
八幡「折本……葉山てめぇどう いうことだ」
葉山「言い出したのは僕じゃない。彼女に聞いてくれ」
折本「そそ、てゆうか座れるところいこっかー。ここで話すのもなんだし。比企谷はどこがいい?」
八幡(そこで俺に振るのかよ。まぁ一色と前行った店でいいだろ。葉山の奢りだ、食いまくってやる)
八幡「ちょっと歩くと比較的いい感じの喫茶がある……そこでいいか?」
葉山「ああ、問題ない」
折本「私もー。比企谷のセンスねー、ウケるwww」
八幡「いや何にだよ。正確には俺のセンスじゃないから安心して付いて来い」
ーーーー店前ーーーー
折本「へー、こんな店あったんだー。やるじゃん比企谷」
八幡「お、おう。まあな」
葉山「本当に意外だな……誰かに聞いたのか?」
八幡「失礼な、俺だってたまにはこういうところに……」
店員「いらっしゃいませー。あっ、いつもありがとうございます。あれ?今日はお連れさん違うんですね」
八幡「……誘われて、無理矢理連れてかれる事もある」
葉山「 ……なるほど、すまない」
八幡「謝んな同情すんな、悲しくなってくる」
折本「へー、意外……」
折本「へー、こんな店あったんだー。やるじゃん比企谷」
八幡「お、おう。まあな」
葉山「本当に意外だな……誰かに聞いたのか?」
八幡「失礼な、俺だってたまにはこういうところに……」
店員「いらっしゃいませー。あっ、いつもありがとうございます。あれ?今日はお連れさん違うんですね」
八幡「……誘われて、無理矢理連れてかれる事もある」
葉山「 ……なるほど、すまない」
八幡「謝んな同情すんな、悲しくなってくる」
折本「へー、意外……」
折本「で、誰と?オナ中のよしみでいってみー?」
葉山「俺も、気になるな」
八幡(葉山てめぇ嬉しそうだな。矛先が自分に向いてないからだろーな)
折本「部活仲間とか、あの赤い髪の子!結構いってそうだよねー」
八幡「ちげーよ」
葉山「じゃあ雪ノ下さんか?」
八幡「それこそありえないだろ。お前あいつがこんな所知ってるように思うか?」
葉山「……」
折本「あー、多分一色ちゃんだー。比企谷仲良さそうだったしねー」
八幡「……」
折本「あー……」
八幡(反応分かりやすすぎだろ俺。まあ俺の狭い交友関係なんて、消去法ですら全部言い終わるのに5分かからんし、仕方ない)
葉山「俺も、気になるな」
八幡(葉山てめぇ嬉しそうだな。矛先が自分に向いてないからだろーな)
折本「部活仲間とか、あの赤い髪の子!結構いってそうだよねー」
八幡「ちげーよ」
葉山「じゃあ雪ノ下さんか?」
八幡「それこそありえないだろ。お前あいつがこんな所知ってるように思うか?」
葉山「……」
折本「あー、多分一色ちゃんだー。比企谷仲良さそうだったしねー」
八幡「……」
折本「あー……」
八幡(反応分かりやすすぎだろ俺。まあ俺の狭い交友関係なんて、消去法ですら全部言い終わるのに5分かからんし、仕方ない)
八幡「用事はなんだ?まさか理由がないわけないだろ?とっとと本題に入ってくれ。」
折本「あー…、了解。比企谷」
八幡「ん?」
折本「ごめん!!」
折本「中学の時、比企谷に告られたじゃん?その時は比企谷の事全然知らなかったし、断ったよね。その事友達に話したらクラスで広まっちゃって……」
八幡「……」
折本「で、最近会って、少し話すようになって……葉山君に言われて思った、自分がされたらって」
折本「あー…、了解。比企谷」
八幡「ん?」
折本「ごめん!!」
折本「中学の時、比企谷に告られたじゃん?その時は比企谷の事全然知らなかったし、断ったよね。その事友達に話したらクラスで広まっちゃって……」
八幡「……」
折本「で、最近会って、少し話すようになって……葉山君に言われて思った、自分がされたらって」
折本「で、この前のクリスマス会。変わった比企谷を見て、思った。謝ろう、これで許して貰えるとは思えないけど、謝らなきゃ気がすまない。それで、出来るなら友達になりたいなーって……で、葉山くんに頼んで比企谷を呼んでもらったわけ。駄目、かな?」
八幡(折本なりの答えか。こいつを見てると中学の時を思い出すから、正直会いたくはないが……)
葉山「比企谷、彼女も彼女なりに前に進もうとしている。君はどうかえすんだ?」
八幡「葉山、少し黙れ。……折本、確かに俺はお前に振られた。晒し者にもされた。当時の俺は少なからずお前を憎んでただろうな」
折本「ごめん……」
八幡「でもな」
折本「えっ?」
八幡「お前だけじゃないんだ、俺は数多の女性に告白し、その数振られてきた。場慣れしていた俺にとって、お前に振られた所でどうにかなるわけじゃねーよ」
八幡(勿論これは詭弁で、ポリシーに反してるが……)
折本「なにそれ、ウケる……」
八幡(それで折本が解放されるなら、悪くは……ないよな?)
折本「えっ?」
八幡「お前だけじゃないんだ、俺は数多の女性に告白し、その数振られてきた。場慣れしていた俺にとって、お前に振られた所でどうにかなるわけじゃねーよ」
八幡(勿論これは詭弁で、ポリシーに反してるが……)
折本「なにそれ、ウケる……」
八幡(それで折本が解放されるなら、悪くは……ないよな?)
葉山が呼び出して二人を会わせるのに一役買ったまではいいのだが、
なんで馬鹿ヅラさげてついてきてんだ?こいつ空気読めない白痴なん?
なんで馬鹿ヅラさげてついてきてんだ?こいつ空気読めない白痴なん?
>>11
折本が同行を頼んだに決まってるだろ察しろよ
折本が同行を頼んだに決まってるだろ察しろよ
そしたら折本はもっと気が利かないよね
葉山に全然関係ない中学時代の八幡のなっさけない話目の前でしなきゃいけないのに
葉山に全然関係ない中学時代の八幡のなっさけない話目の前でしなきゃいけないのに
八幡「まぁ、なんだ。なんか頼むか……奢りだし」
八幡(きっ気まずい!なんか話題なんか話題なんか話題……ない、一時撤退するか)
八幡「ほい、メニューこれな。俺はブレンドとジェラードな、決まったら注文しといてくれ。……ちょっとトイレ」
折本「あ、りょーかい」
葉山「……」
八幡(ん?葉山の奴時計なんて見てどうしたんだ……まあいいか)
八幡(きっ気まずい!なんか話題なんか話題なんか話題……ない、一時撤退するか)
八幡「ほい、メニューこれな。俺はブレンドとジェラードな、決まったら注文しといてくれ。……ちょっとトイレ」
折本「あ、りょーかい」
葉山「……」
八幡(ん?葉山の奴時計なんて見てどうしたんだ……まあいいか)
>>11
まぁアンタも空気読めてないけどな
まぁアンタも空気読めてないけどな
>>11
なんで馬鹿ヅラさげてレスしてんだ?お前空気読めない白痴なん?
なんで馬鹿ヅラさげてレスしてんだ?お前空気読めない白痴なん?
>>11みたいな奴って友達いない人の典型だよな
正論書くと顔真っ赤な子供と、手ぐすね引いて待ってた荒らしがわさっとたかってくるからなww
SSに正論とかいらないんだけどね
文句あるなら自分で書けよって思うわ
どっちもどっち
文句あるなら自分で書けよって思うわ
どっちもどっち
感情的な問題だし正論とかそういう話ですらないようなあれ
とりあえずおつおつ
とりあえずおつおつ
取りあえず三人で居酒屋行って乾杯しとけば丸く収まるんじゃないかな?
ーーーーーーーーーーー
八幡(思わず逃げて来てしまった。少し落ち付こう)
八幡(折本への告白は、以前は俺だけのトラウマだったが……。あの件以降、あいつなりに考えてたんだろう)
八幡(本来なら気の利いたセリフくらいかけてやればいいんだが、アドリブでそんな真似出来るならぼっちじゃない)
八幡「ま、戻るか。もう会話全般葉山にぶん投げよう。俺は適当に相槌を打って乗り切る、これだ」
ガチャ
ーーーーーーーーーーー
葉山「比企谷」
八幡「わり、またせ……」
戸部「あんれー?ヒキタニくんじゃん!」
一色「せんぱーい!」
折本「比企谷その顔wウケるw」
八幡(なん……だと……?)
②
八□□折
葉□□い
戸□□
八幡「……で、なんでこいつらいんの。お前が呼んだのか?」
八幡(よりにもよって、この2人なのか。前もこんなことあった気がする。あの時はもう1人いたような気もするが………)
葉山「人聞きが悪いな。年度の予算を使い切りたいから、部の備品を買いに来たみたいだ。そういう話を聞いてたから、ひょっとしたらとは思ったが」
八幡「そういう情報は先にいってくれ、一色から教えて貰った店だぞ。だったら他に行ってた」
八□□折
葉□□い
戸□□
八幡「……で、なんでこいつらいんの。お前が呼んだのか?」
八幡(よりにもよって、この2人なのか。前もこんなことあった気がする。あの時はもう1人いたような気もするが………)
葉山「人聞きが悪いな。年度の予算を使い切りたいから、部の備品を買いに来たみたいだ。そういう話を聞いてたから、ひょっとしたらとは思ったが」
八幡「そういう情報は先にいってくれ、一色から教えて貰った店だぞ。だったら他に行ってた」
戸部「で、隼人くん彼女とどんな関係?会うのは2度目だし、流石に紹介してー……もしかしてデートだったりして!ん、ならなんでヒキタニくんが?」
一色「戸部先輩少し黙ってください。折本先輩は先輩の昔の知り合いだからですよ」
折本「そーそー。私と比企谷、オナ中でー」
ーーーーーーーーーー
八幡(いい感じに俺抜きで会話が盛り上がってるな。八幡がこの先生きのこるには、適当に相槌を打って、隙を見てフェードアウトするしか……ん?一色がみてる)
八幡「どしたよ」
一色「先輩、さっきから黙ってて調子悪そうですけど、大丈夫ですかー?」
ここに連れ込むって一色は戸部っちまで狙ってるのか
たまげたなあ
たまげたなあ
八幡「なんでもねーよ。気にするな」
八幡(いろはす、上目遣いで可愛いアピールはやめてくれ。勘違いしちまう)
一色「っていうかなんで先輩休日に女の人と出かけてるんですかもしかしてデートですかそうなんですか?」
八幡(そっちが本命か。葉山に話があるって誘われて、そしたら折本がきた。俺はオマケ、みたいな感じて答えるか。葉山にいくら噂がたとうが俺には関係ないしな。それに嘘じゃない)
八幡「それはだな」
葉山「ああ、俺達は彼女に呼ばれたんだ。話があるってね。……まあ、俺はオマケみたいなものだけど」
八幡(なんということでしょう。葉山に先手を打たれてしましました。絶対にゆるさんぞー!)
戸部「っべー!、ヒキタニくんやるなー!」
一色「へー」ニコ
一色「折本先輩、本当ですか?」
折本「あー、うん。大体そんな感じ。まーもう、用は済んだんだけどねー」
八幡(それをお前がいうのか、まあ良いんだけどさ……)
一色「じゃあ皆暇なんですね?だったら皆でどこか行きませんかー?」
戸部「おっ、いろはすナイス。俺ら買い物終わったて帰るだけだったし、どっかいくべ?」
葉山「俺は2人さえいいなら時間はあるよ」
八幡「いや俺は……」
折本「皆で、比企谷はどうする、いく?」
八幡「お、おう」
折本「やっぱだよねー。私達も暇でーす」
八幡(だぁあっ!つい条件反射で答えちまった。これもうわかんねーな……)
葉山「で、どこにする?」
八幡「いちいちこっちみんな葉山。一色、言い出しっぺのお前が決めてくれ。プリクラ以外ならお前の好きなところでいい」
一色「そこで私ですかー。私的にはもっと押してもらった方がポイント高いんですけどねー……って今口説いてましたかごめんなさいそういうのはもっと人目の付かない場所でお願いします」
八幡(もっと人目の付かないところで振ってください)
一色「折本先輩は何処か行きたい所ってありますか?」
折本「私が決めていいの?じゃあ……」
ーーーーー駅前駐輪場ーーーーー
八幡(結局ビリヤード、ボーリング、カラオケと遊びに遊んでしまった)
八幡(葉山の奢りだから財布は痛くなかったが、抜け出そうとする度に一色と折本に捕まってしまった)
八幡(結局こんな時間か……校区一緒だから解散後はこうなるよな)
折本「あー、楽しかったー。久しぶりにこんなに遊んだなー」
八幡「あぁ……」
折本「でも比企谷がビリヤード上手いのは超以外だったなー。ウケるww」
八幡「あぁ……」
折本「それに……聞いてる?」
八幡「聞いてるよ。ただほんのちょーーっとだけ疲れてるから、即座に家に帰りたいだけだ」
折本「何それ」クス
八幡(中学の時にこの顔を一度でも見たことがあったら、勘違いなんてする事無かっただろうな)
八幡「っと、待たせた。鞄入れるか?なんなら暗いし送るが……」
折本「へー……じゃ、お願いしようかな」
カラカラ
折本「……」
八幡「……」
折本「……」
八幡「……」
折本「で、でも」
折本「比企谷と2人で歩くとかウケるよねー」
八幡「ああ、さいですか。俺だってびっくりだよ……」
折本「だよねー」
八幡「……」
折本「……」
カラカラカラ……
折本「で、比企谷。答え聞きたいんだけど……」
八幡(覚えてたのか……上手くはぐらかしたと思ったが)
八幡(昔求めた形とは全然違うし、今でもそれが欲しいとは微塵も思ってない)
八幡(上辺しか見てなかった昔の自分。 内面に触れるきっかけを手探る今の折本。今の俺が望んでいるもの)
八幡「折本」
折本「うん」
八幡「友達なんて煩わしい。面倒くさい。いくら期待してもすぐ裏切る。なら友達なんて作らなければいい。俺は1人で十分だ」
折本「……だよねー」
折本「ごめん、ここまででいいよ。私、帰るね」
八幡「……と、ここまでが中学時代の俺だった」
八幡(覚えてたのか……上手くはぐらかしたと思ったが)
八幡(昔求めた形とは全然違うし、今でもそれが欲しいとは微塵も思ってない)
八幡(上辺しか見てなかった昔の自分。 内面に触れるきっかけを手探る今の折本。今の俺が望んでいるもの)
八幡「折本」
折本「うん」
八幡「友達なんて煩わしい。面倒くさい。いくら期待してもすぐ裏切る。なら友達なんて作らなければいい。俺は1人で十分だ」
折本「……だよねー」
折本「ごめん、ここまででいいよ。私、帰るね」
八幡「……と、ここまでが中学時代の俺だった」
八幡「でも、最近いろいろあってな。ほんの少しだけ、欲が出てきた。今までとは少しだけ違う何かが欲しいって」
折本「!」
八幡「だ、だからその……だな」
折本「うん」
八幡「今の俺は今の俺は、『それ』もありかなと考えてる……」
八幡「番号交換するか、友達ならな」
折本「!」
八幡「だ、だからその……だな」
折本「うん」
八幡「今の俺は今の俺は、『それ』もありかなと考えてる……」
八幡「番号交換するか、友達ならな」
仕事戻るのでここまでです。
もっと纏めてあげたほうがいいのかな?
もっと纏めてあげたほうがいいのかな?
おつおつ
自分のモチベ保てるペースでだいじょぶよん
発売日1週間近く空いたしss読みふけって待ちますわ
自分のモチベ保てるペースでだいじょぶよん
発売日1週間近く空いたしss読みふけって待ちますわ
>>1が書きたい時に書いて貰えれば問題ナッシュ
折本「おっけー。ほい、スマホ返すねー」
八幡「おう、さんきゅ。お前のは普通みたいで安心した」
八幡(てっきり由比ヶ浜みたいなスパムメールかと思ってたが、本名だった)
折本「何それ。変なの」
八幡「いや、異性の番号なんてあんまり持ってないからな。第1印象で、ちょっとしたすり込みがあったんだ」
折本「へ、へー。比企谷の番号知ってる人、他にもいるんだ。ウケるww」
八幡「あぁ、男子より女子の方が多いぞ。しかも3倍もある。モテ期と勘違いするまであるぞ」
八幡(葉山、木材、由比ヶ浜、一色、小町、先生、戸塚、折本か。男2女6だ。嘘はついてない。っべーわー、俺ってもしかしてリア充?っべー勘違いするわー)
折本「調子に乗りすぎじゃない?ウケるww……まーいいんだけどねー。と、ここまででいいよ。メール、してね」
八幡「……気が向いたらな」
折本「だよねー比企谷ならそういうよねー……それじゃ、また」
八幡「じゃあの」
八幡(まさか、自分から番号交換した最初の女子が折本なんてな。いや本人の前では絶対言えないけど)
ーーーーーーーーーーー
ガチャッ
八幡「たでーま。小町ー、メシー」
小町「おかえり。お兄ちゃん遅かったねー。余り物でいい?すぐ帰るって言ってたから、昼のが結構余ってて」
八幡「おう、小町の作るもんならなんでもいいぞ。今の八幡的にポイント高いな」
小町「いやー、流石にお兄ちゃん今のはキモいかなー……なんかいいことあった?」
八幡「ん?なんだいきなり」
小町「いやー、良く喋るから。ひょっとしてデートだったの?」
八幡「おう」
小町「え?」
八幡「いきなり誘われてな。千葉駅で待ち合わせした。少しだけ遅れたお詫びだとかいって1日奢って貰ったぞ。……葉山に」
八幡(小町相手に嘘は言わない。嘘は、言ってない)
小町「葉山さんってあのイケメンの人だよね……2人で行ったの?」
八幡「……」
八幡(段々小町の目がキラキラしてきた。こういう時は)
八幡「あ、小町ー。やっぱ俺腹減ってないから飯いいわ。今日はもう寝……」
小町「あー小町、暇だなー。暇だから結衣さんと電話して、有る事無い事いっちゃいそうだなー。誰か小町と話してくれないかなー」
八幡「……ようかと思ったが、やっぱ小町の手料理食べないと1日終わった気がしないよなー。そうだよなー」
小町「流石はお兄ちゃん!愛してるよー。あ、今の小町的にポイント高い!」
八幡「……」
八幡(やっぱり小町には勝てなかったよ……最近卑怯すぎませんかね、この妹)
寝る前に投下。
了解です。
少しづつの投下になるけどよろしくです。
了解です。
少しづつの投下になるけどよろしくです。
ーーーーーーーーーーー
小町「で、誰?」
八幡「……」
小町「結衣さんの名前出して動揺したってことは、別の人だよね。雪乃さん?あとは、大志くんのお姉さんの」
八幡「違う」
小町「小町の知らない人?」
八幡「あぁ、多分わからんだろうから気にするな」
小町「むー、かくなるうえは……」
八幡「小町さん、俺に見えるように携帯を取り出すのはやめてくれませんかね」
小町「お兄ちゃんに拒否権はないのです」
八幡「俺は非常任理事国かよ」
小町「で、誰?」
八幡「……」
小町「結衣さんの名前出して動揺したってことは、別の人だよね。雪乃さん?あとは、大志くんのお姉さんの」
八幡「違う」
小町「小町の知らない人?」
八幡「あぁ、多分わからんだろうから気にするな」
小町「むー、かくなるうえは……」
八幡「小町さん、俺に見えるように携帯を取り出すのはやめてくれませんかね」
小町「お兄ちゃんに拒否権はないのです」
八幡「俺は非常任理事国かよ」
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