私的良スレ書庫
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元スレ静香「疲れる毎日」
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未来「わー! 本物の静香ちゃんだー!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476543046/
静香「夢の線上で」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488959876/
↑の二つの書き直し&続きです。
※大らかな心で見てください
※今度はエタらないように頑張ります
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1505220190
事務所
未来「わー! 本物の静香ちゃんだー!」
静香「え? 何言ってるのよ未来」
未来「すごーい! 本物だー! 可愛いー!」
静香「ちょ、ちょっと」
未来「髪も凄い綺麗だし、スタイルいいし、ほんとにほんとに静香ちゃんだぁ!」
静香「み、未来ってば……」
未来「静香ちゃーん!」
静香「ちょっと未来! い、いきなり抱き付いてこないでよ! 恥ずかしいでしょ!」
未来「えー?」
静香(いつもスキンシップ多い子だとは思ってたけどこんなに激しい子だったかしら!?)
未来「わー! 本物の静香ちゃんだー!」
静香「え? 何言ってるのよ未来」
未来「すごーい! 本物だー! 可愛いー!」
静香「ちょ、ちょっと」
未来「髪も凄い綺麗だし、スタイルいいし、ほんとにほんとに静香ちゃんだぁ!」
静香「み、未来ってば……」
未来「静香ちゃーん!」
静香「ちょっと未来! い、いきなり抱き付いてこないでよ! 恥ずかしいでしょ!」
未来「えー?」
静香(いつもスキンシップ多い子だとは思ってたけどこんなに激しい子だったかしら!?)
静香「……ねぇ未来、今日の貴女少し変じゃない?」
未来「そ、そうかな~?」
静香「何て言うか…… ううん、上手く言葉に出来ないけど少し違うような……」
未来「そ~んなこと無いよぉ~ 私春日未来だよ~」
静香「そう、何て言うか…… 軽い?」
未来「軽い!?」
未来「そ、それより静香ちゃん 今日って美希…… さんと真さんって事務所に居ないの?」
静香「え? 美希さんなら向こうで寝てると思うけど……」
未来「行ってくる!」
静香「あ、ちょっと未来!」
未来「そ、そうかな~?」
静香「何て言うか…… ううん、上手く言葉に出来ないけど少し違うような……」
未来「そ~んなこと無いよぉ~ 私春日未来だよ~」
静香「そう、何て言うか…… 軽い?」
未来「軽い!?」
未来「そ、それより静香ちゃん 今日って美希…… さんと真さんって事務所に居ないの?」
静香「え? 美希さんなら向こうで寝てると思うけど……」
未来「行ってくる!」
静香「あ、ちょっと未来!」
美希「……」
未来「ほ、本物だ…… 本当に…… 本当に三次元に、目の前に美希が居る…… !」
未来「ね、眠ってる? 眠ってるなら…… 」
未来「あぁやばい美希可愛い、ちょっと近付いただけで凄くいい匂いする。 金髪もチョー綺麗だしほんと最高、やっぱり美希だわ……」
未来「あれ…… そう言えば私って確か先輩にいきなり抱き付いても大丈夫なキャラだよね? だったら……」
未来「あぁヤバイ、ヤバイ、こんなことが起きるなんてほんと春日未来で良かった嬉しい、本物の美希に会えてしかも全身で美希を感じられるなんて……」
未来「じゃあ遠慮なく、美希ぃ~~~」
静香「ちょっと未来!」
未来「し、静香ちゃん!?」
静香「何してるの?」
未来「いや~ 美希に会えたから取り合えずぎゅーって……」
静香「美希さん眠ってるんだから起こしちゃダメでしょ」
未来「えぇっ! だってこんな近くに本物の美希が居るんだよ!?」
静香「美希『さん』でしょ、変なこと言ってないでもうレッスンの時間よ」
未来「あぁ! 美希が~ 美希ぃ~!」
未来「ほ、本物だ…… 本当に…… 本当に三次元に、目の前に美希が居る…… !」
未来「ね、眠ってる? 眠ってるなら…… 」
未来「あぁやばい美希可愛い、ちょっと近付いただけで凄くいい匂いする。 金髪もチョー綺麗だしほんと最高、やっぱり美希だわ……」
未来「あれ…… そう言えば私って確か先輩にいきなり抱き付いても大丈夫なキャラだよね? だったら……」
未来「あぁヤバイ、ヤバイ、こんなことが起きるなんてほんと春日未来で良かった嬉しい、本物の美希に会えてしかも全身で美希を感じられるなんて……」
未来「じゃあ遠慮なく、美希ぃ~~~」
静香「ちょっと未来!」
未来「し、静香ちゃん!?」
静香「何してるの?」
未来「いや~ 美希に会えたから取り合えずぎゅーって……」
静香「美希さん眠ってるんだから起こしちゃダメでしょ」
未来「えぇっ! だってこんな近くに本物の美希が居るんだよ!?」
静香「美希『さん』でしょ、変なこと言ってないでもうレッスンの時間よ」
未来「あぁ! 美希が~ 美希ぃ~!」
未来「ほっ、ほっ…… あれ? こ、ここのステップどうするんだっけ…… ?」
静香「えぇ? この前はそこ出来ていたじゃない」
未来「ご、ごめん…… 」
静香「もう…… 疲れてるの?」
未来「そ、そうかも、あはは……」
静香「少し休憩でもしてる?」
未来「うん、そうするね~」
未来「いや~…… やっぱり昨日の徹夜が効いたわ……」
静香「え、未来貴女徹夜したの!? 夜更かしはダメだってあれほど!」
未来「い、いやいやしてないしてない! 私はしてないからっ!」
静香「?」
静香「えぇ? この前はそこ出来ていたじゃない」
未来「ご、ごめん…… 」
静香「もう…… 疲れてるの?」
未来「そ、そうかも、あはは……」
静香「少し休憩でもしてる?」
未来「うん、そうするね~」
未来「いや~…… やっぱり昨日の徹夜が効いたわ……」
静香「え、未来貴女徹夜したの!? 夜更かしはダメだってあれほど!」
未来「い、いやいやしてないしてない! 私はしてないからっ!」
静香「?」
静香「ん、未来 飲み物は?」
未来「あれ? 忘れちゃったかも」
静香「それなら私の水飲んでもいいわよ」
未来「えっ! いいの!?」
静香「いいけど……」
未来「し、静香ちゃんの飲んだ水…… 」
静香「何よその表現……」
未来「あー、でも…… うん、いいよいいよ! 後でお茶買ってくるから!」
静香「そう? 遠慮なんてしなくてもいいのに」
未来「それよりさ、ちょっと座って静香ちゃんの動き見てていい?」
静香「? まぁいいけど……」
未来「やったぁ」
未来「あれ? 忘れちゃったかも」
静香「それなら私の水飲んでもいいわよ」
未来「えっ! いいの!?」
静香「いいけど……」
未来「し、静香ちゃんの飲んだ水…… 」
静香「何よその表現……」
未来「あー、でも…… うん、いいよいいよ! 後でお茶買ってくるから!」
静香「そう? 遠慮なんてしなくてもいいのに」
未来「それよりさ、ちょっと座って静香ちゃんの動き見てていい?」
静香「? まぁいいけど……」
未来「やったぁ」
静香「1,2,3,4」
未来「わ~」
静香(未来から凄い視線を感じる…… やりにくい……)
未来「ねぇ静香ちゃん、ちょっと歌ってみて」
静香「え、なんで? 今日はダンスレッスンのはずでしょ?」
未来「えっと…… 静香ちゃんの歌が聞いてみたい、なぁ~ って?」
静香「普段からよく聞いてるでしょ?」
未来「だって静香ちゃんの声って凄い綺麗だし…… ダメ?」
静香「そ、そう? まぁちょっと歌うだけなら……」
未来「わ~」
静香(未来から凄い視線を感じる…… やりにくい……)
未来「ねぇ静香ちゃん、ちょっと歌ってみて」
静香「え、なんで? 今日はダンスレッスンのはずでしょ?」
未来「えっと…… 静香ちゃんの歌が聞いてみたい、なぁ~ って?」
静香「普段からよく聞いてるでしょ?」
未来「だって静香ちゃんの声って凄い綺麗だし…… ダメ?」
静香「そ、そう? まぁちょっと歌うだけなら……」
静香「♪~」
未来「やっぱり静香ちゃんもすっごい歌上手いんだね!」
静香「あ、ありがと……」
未来「ほんと…… 何て言うか…… 『歌姫』! って感じ」
静香「ほ、誉めすぎよ…… 私なんてまだ」
未来「そんなことないって! 静香ちゃんなら絶対なれるよ! トップアイドル!」
静香「え…… み、未来…… ?」
未来「私がする! 静香ちゃんをトップアイドルに!」
静香「え? 未来が? 何で?」
未来「あー…… いや~、その~…… な、なろう! 一緒にトップアイドルに!」
静香「…… ええ、もちろんよ!」
未来「やっぱり静香ちゃんもすっごい歌上手いんだね!」
静香「あ、ありがと……」
未来「ほんと…… 何て言うか…… 『歌姫』! って感じ」
静香「ほ、誉めすぎよ…… 私なんてまだ」
未来「そんなことないって! 静香ちゃんなら絶対なれるよ! トップアイドル!」
静香「え…… み、未来…… ?」
未来「私がする! 静香ちゃんをトップアイドルに!」
静香「え? 未来が? 何で?」
未来「あー…… いや~、その~…… な、なろう! 一緒にトップアイドルに!」
静香「…… ええ、もちろんよ!」
未来「ねぇ! それよりこの後カラオケ行かない? もっと静香ちゃんの歌聞きたい」
静香「この後って…… 今日のレッスン終わりの時間は6時よ?」
未来「えっ、ダメ?」
静香「ダメに決まってるでしょ? そんな時間からカラオケに行ったら帰りは何時になると思ってるの? 未来の両親だって心配するでしょ?」
未来「あー…… そっか……」
未来「じゃあさ、今日お泊まり会しよ! 私の家で!」
静香「そんないきなりなんて無理よ、何も用意してないし、未来の家族にも迷惑でしょ?」
未来「お泊まりセットならうちに…… あ」
静香「?」
未来「そっか…… それもダメだなぁ……」
未来「それなら…… せめて一緒に帰ろ?」
静香「まぁ…… それならいいけど……」
未来「うん、なるべくゆっくり…… ゆっくりね?」
静香「この後って…… 今日のレッスン終わりの時間は6時よ?」
未来「えっ、ダメ?」
静香「ダメに決まってるでしょ? そんな時間からカラオケに行ったら帰りは何時になると思ってるの? 未来の両親だって心配するでしょ?」
未来「あー…… そっか……」
未来「じゃあさ、今日お泊まり会しよ! 私の家で!」
静香「そんないきなりなんて無理よ、何も用意してないし、未来の家族にも迷惑でしょ?」
未来「お泊まりセットならうちに…… あ」
静香「?」
未来「そっか…… それもダメだなぁ……」
未来「それなら…… せめて一緒に帰ろ?」
静香「まぁ…… それならいいけど……」
未来「うん、なるべくゆっくり…… ゆっくりね?」
静香「ねぇ未来、やっぱり今日の未来少し変じゃなかった?」
未来「そうかな~?」
静香「そうよ、いきなり『美希!』って言い出したり、レッスンも何か変だったし、何より話し方が…… 何かこう……」
未来「うーん…… やっぱり静香ちゃんにはわかっちゃうのかな」
静香「え?」
未来「ね、私が今日変だった理由教えてあげようか?」
静香「何か理由があったの?」
未来「それはね~」
未来「静香ちゃんに会えて嬉しかったから!」
未来「そうかな~?」
静香「そうよ、いきなり『美希!』って言い出したり、レッスンも何か変だったし、何より話し方が…… 何かこう……」
未来「うーん…… やっぱり静香ちゃんにはわかっちゃうのかな」
静香「え?」
未来「ね、私が今日変だった理由教えてあげようか?」
静香「何か理由があったの?」
未来「それはね~」
未来「静香ちゃんに会えて嬉しかったから!」
静香「え? いつも会ってるじゃない」
未来「ううん、今日静香ちゃんに会えたのは特別なことで、それももうすぐ終わり」
静香「何言ってるの?」
未来「静香ちゃんは私のこと好き?」
静香「え…… いきなり何よ」
未来「私は静香ちゃんのこと大好きー!」
静香「ちょ、ちょっと…… いきなり抱き付いたりしないでって!」
未来「ねぇ静香ちゃんは? 私のこと好き?」
静香「それは…… まぁ……」
未来「ううん、今日静香ちゃんに会えたのは特別なことで、それももうすぐ終わり」
静香「何言ってるの?」
未来「静香ちゃんは私のこと好き?」
静香「え…… いきなり何よ」
未来「私は静香ちゃんのこと大好きー!」
静香「ちょ、ちょっと…… いきなり抱き付いたりしないでって!」
未来「ねぇ静香ちゃんは? 私のこと好き?」
静香「それは…… まぁ……」
未来「ううん、それじゃあダメ、それじゃあわたしに伝わらないよ」
静香「はぁ?」
未来「好きなら好きって、はっきりちゃんと言ってあげて、例えばこんな風に……」
未来「静香ちゃん、大好き! 世界一大好きっ!」
静香「み、未来!?」
未来「ほら、次は静香ちゃんの番だよ」
静香「私……」
静香「……」
静香「私も
未来「待って!」
静香「え?」
未来「その続きはまた今度 明日のわたしに伝えて欲しいな」
未来「ばいばい静香ちゃん! 会えて良かった!」
静香「え! ちょっと未来っ!」
静香「はぁ?」
未来「好きなら好きって、はっきりちゃんと言ってあげて、例えばこんな風に……」
未来「静香ちゃん、大好き! 世界一大好きっ!」
静香「み、未来!?」
未来「ほら、次は静香ちゃんの番だよ」
静香「私……」
静香「……」
静香「私も
未来「待って!」
静香「え?」
未来「その続きはまた今度 明日のわたしに伝えて欲しいな」
未来「ばいばい静香ちゃん! 会えて良かった!」
静香「え! ちょっと未来っ!」
静香「ほんと、何だったのかしら、今日の未来」
静香「未来は…… 私のこと……」
静香「……」
静香「明日、そう言ってたわよね」
静香「未来は…… 私のこと……」
静香「……」
静香「明日、そう言ってたわよね」
次の日
静香「ね、ねぇ未来」
未来「何? 静香ちゃん」
静香「昨日のことだけど……」
未来「昨日?」
静香「ほら…… 一緒に帰った時のことよ」
未来「昨日…… あっ!」
静香「ま、まさか貴女忘れてるの……」
未来「え、えっとそれはちょっと事情があって……」
未来「そうだ、それより聞いてよ! わたしこの前すっごく面白いことがあって!」
静香「み~ら~い…… !」
未来「え…… お、怒ってる…… ?」
静香「もう! 未来のバカっ! 大嫌い!」
未来「え、えぇ~!?」
静香「ね、ねぇ未来」
未来「何? 静香ちゃん」
静香「昨日のことだけど……」
未来「昨日?」
静香「ほら…… 一緒に帰った時のことよ」
未来「昨日…… あっ!」
静香「ま、まさか貴女忘れてるの……」
未来「え、えっとそれはちょっと事情があって……」
未来「そうだ、それより聞いてよ! わたしこの前すっごく面白いことがあって!」
静香「み~ら~い…… !」
未来「え…… お、怒ってる…… ?」
静香「もう! 未来のバカっ! 大嫌い!」
未来「え、えぇ~!?」
また次の日
静香「はぁ……」
静香「『入れ替わってた』って何よ……」
静香「私は本当に未来のことを……」
静香「て言うか入れ替わってたとしたらあれは誰だったのよ! 私の心勝手に掻き乱して…… !」
静香「あんな思わせ振りなこと言って、明らかに悪意があるじゃない!」
静香「でも、きっとあの人は好きな人に素直に『好き』って言える強い人なんだろうな……」
静香「弱虫な私と違って……」
未来「おはよ! 静香ちゃん」
静香「あっ、未来…… おはよう」
未来「元気ないの?」
静香「ううん、そんなことないわよ」
静香「はぁ……」
静香「『入れ替わってた』って何よ……」
静香「私は本当に未来のことを……」
静香「て言うか入れ替わってたとしたらあれは誰だったのよ! 私の心勝手に掻き乱して…… !」
静香「あんな思わせ振りなこと言って、明らかに悪意があるじゃない!」
静香「でも、きっとあの人は好きな人に素直に『好き』って言える強い人なんだろうな……」
静香「弱虫な私と違って……」
未来「おはよ! 静香ちゃん」
静香「あっ、未来…… おはよう」
未来「元気ないの?」
静香「ううん、そんなことないわよ」
未来「あっ! もしかして……」
未来「静香ちゃんも誰かと入れ替わってるの!?」
静香「そんなわけないでしょ!」
未来「う~ん何か元気無さそうだからそうかな~って思ったんだけどなぁ」
静香「そんなにころころ人が入れ替わるわけ無いでしょ……」
未来「あ、そう言えばわたしと入れ替わってた人ってどんな人だった?」
静香「どんな…… あんまり未来と変わらなかったかも」
未来「そうなの?」
静香「ええ、誰にでもすぐに抱き付きそうなところがよく似てたわ」
未来「わ、わたしそんなことしてる、かな…… ?」
静香「してるわよ」
静香「それと軽々しく『大好き』って言うところとか、思わせ振りなこと言うところとか……」
未来「思わせ振り?」
静香「そうよ、すぐに誰にでも『大好き』って言って回ってるわよ」
未来「わ、わたしそんなことしないよ! 『大好き』なんて静香ちゃんにしか言わないよ! ……多分」
静香「そこは言い切りなさいよ!」
未来「静香ちゃんも誰かと入れ替わってるの!?」
静香「そんなわけないでしょ!」
未来「う~ん何か元気無さそうだからそうかな~って思ったんだけどなぁ」
静香「そんなにころころ人が入れ替わるわけ無いでしょ……」
未来「あ、そう言えばわたしと入れ替わってた人ってどんな人だった?」
静香「どんな…… あんまり未来と変わらなかったかも」
未来「そうなの?」
静香「ええ、誰にでもすぐに抱き付きそうなところがよく似てたわ」
未来「わ、わたしそんなことしてる、かな…… ?」
静香「してるわよ」
静香「それと軽々しく『大好き』って言うところとか、思わせ振りなこと言うところとか……」
未来「思わせ振り?」
静香「そうよ、すぐに誰にでも『大好き』って言って回ってるわよ」
未来「わ、わたしそんなことしないよ! 『大好き』なんて静香ちゃんにしか言わないよ! ……多分」
静香「そこは言い切りなさいよ!」
静香「入れ替わってた未来に『大好き』って言われて無駄にドキドキしちゃったわ」
未来「え! 静香ちゃんは入れ替わってたわたしの方が好きなの!?」
静香「なんでそうなるのよ……」
未来「わたしはこんなに静香ちゃんのこと好きなのに~」
静香「ふ~ん……」
未来「し、静香ちゃん…… ?」
静香「あの人も軽いって思ってたけど、未来も十分軽いわね……」
未来「か、軽い?」
静香「何でも無いわ」
未来「そ、それより静香ちゃんは? 静香ちゃんはわたしのこと好きじゃないの?」
静香「私? 私は……」
静香「す……」
未来「あっ! 好きなんだね! これって相思相愛だよね! やったー!」
静香「あっ…… もう!」
静香(これじゃあ当分告白なんて出来そうにないわね……)
静香(ごめんなさいね、『未来さん』 貴女のアシスト、生かせそうに無いわ)
未来「え! 静香ちゃんは入れ替わってたわたしの方が好きなの!?」
静香「なんでそうなるのよ……」
未来「わたしはこんなに静香ちゃんのこと好きなのに~」
静香「ふ~ん……」
未来「し、静香ちゃん…… ?」
静香「あの人も軽いって思ってたけど、未来も十分軽いわね……」
未来「か、軽い?」
静香「何でも無いわ」
未来「そ、それより静香ちゃんは? 静香ちゃんはわたしのこと好きじゃないの?」
静香「私? 私は……」
静香「す……」
未来「あっ! 好きなんだね! これって相思相愛だよね! やったー!」
静香「あっ…… もう!」
静香(これじゃあ当分告白なんて出来そうにないわね……)
静香(ごめんなさいね、『未来さん』 貴女のアシスト、生かせそうに無いわ)
静香「で、そう言えば未来は入れ替わってた時何してたの?」
未来「えっとねー」
* * *
未来「ううん……」
未来「ふわぁ…… 朝かな~……」
未来「ん……」
未来「ここ…… どこ…… ?」
未来「あれあれあれ!? えっ! どうしてどうして!?」
未来「えーと、えーと、ってうわっ!」
未来「何か躓いた…… このお部屋物が多いよ~……」
未来「あっ! 猫! 猫が居る! わたし猫大好き! にゃんにゃ~ん」
ミシェル「……」
未来「にゃ~ん」
ミシェル「たったた」
未来「あれ…… 逃げちゃった……」
未来「えっとねー」
* * *
未来「ううん……」
未来「ふわぁ…… 朝かな~……」
未来「ん……」
未来「ここ…… どこ…… ?」
未来「あれあれあれ!? えっ! どうしてどうして!?」
未来「えーと、えーと、ってうわっ!」
未来「何か躓いた…… このお部屋物が多いよ~……」
未来「あっ! 猫! 猫が居る! わたし猫大好き! にゃんにゃ~ん」
ミシェル「……」
未来「にゃ~ん」
ミシェル「たったた」
未来「あれ…… 逃げちゃった……」
未来「ん、誰か居…… なんだ鏡か……」
未来「えっ! 鏡!?」
未来「鏡ってことはこれがわたし!?」
未来「金髪で…… 大人のお姉さん…… ?」
未来「あれ…… でも最近こういう映画見た気がする……」
未来「そっか! わたし入れ替わったんだ!」
未来「そっか~ だから知らない所に居るんだ~」
未来「せっかくだし色々やっちゃお~」
未来「えっ! 鏡!?」
未来「鏡ってことはこれがわたし!?」
未来「金髪で…… 大人のお姉さん…… ?」
未来「あれ…… でも最近こういう映画見た気がする……」
未来「そっか! わたし入れ替わったんだ!」
未来「そっか~ だから知らない所に居るんだ~」
未来「せっかくだし色々やっちゃお~」
未来「ん、誰か居…… なんだ鏡か……」
未来「えっ! 鏡!?」
未来「鏡ってことはこれがわたし!?」
未来「金髪で…… 大人のお姉さん…… ?」
未来「あれ…… でも最近こういう映画見た気がする……」
未来「そっか! わたし入れ替わったんだ!」
未来「そっか~ だから知らない所に居るんだ~」
未来「せっかくだし色々やっちゃお~」
未来「えっ! 鏡!?」
未来「鏡ってことはこれがわたし!?」
未来「金髪で…… 大人のお姉さん…… ?」
未来「あれ…… でも最近こういう映画見た気がする……」
未来「そっか! わたし入れ替わったんだ!」
未来「そっか~ だから知らない所に居るんだ~」
未来「せっかくだし色々やっちゃお~」
未来「ん、このブルーレイ 何かのライブかなー? 見てみよ~」
未来「えっ、これって…… わたし達の曲?」
未来「あっ! お姉さんだ! このお姉さんってアイドルだったの!?」
未来「これ…… 今度はわたしの曲だ!」
未来「凄い! お姉さん達もアイドルで、こんなにファンのみんなと盛り上がって!」
未来「そうだ! 静香ちゃんにこのこと教えてあげよっと」
未来「えっと静香ちゃん、静香ちゃん……」
未来「あれ~ 静香ちゃんの連絡先見つからないよ~」
未来「あっ…… そっか…… わたし今このお姉さんと入れ替わってるからこのケータイってお姉さんのなんだ……」
未来「あれ? そう言えばここってどこ!? わたしどうやったら戻れるの!?」
未来「どうしよどうしよ~! 助けて静香ちゃ~ん」
未来「えっ、これって…… わたし達の曲?」
未来「あっ! お姉さんだ! このお姉さんってアイドルだったの!?」
未来「これ…… 今度はわたしの曲だ!」
未来「凄い! お姉さん達もアイドルで、こんなにファンのみんなと盛り上がって!」
未来「そうだ! 静香ちゃんにこのこと教えてあげよっと」
未来「えっと静香ちゃん、静香ちゃん……」
未来「あれ~ 静香ちゃんの連絡先見つからないよ~」
未来「あっ…… そっか…… わたし今このお姉さんと入れ替わってるからこのケータイってお姉さんのなんだ……」
未来「あれ? そう言えばここってどこ!? わたしどうやったら戻れるの!?」
未来「どうしよどうしよ~! 助けて静香ちゃ~ん」
楽屋
「……ず ……あず」
静香(…… ん、私眠ってたのかしら、リハーサル前なのに、疲れがたまってたのかな)
「ころあず、起きてころあず」
静香(この声…… 未来? 今日は未来は来てなかったと思うんだけど)
静香「ごめんなさい未来、少し眠ってたわ」
ぴょん「あ、良かったー 結構ぐっすり寝てたからこのまま背負って帰らなくちゃいけないのかなーって思ったよー」
静香「え……」
静香(だ、誰この人…… ? ていうかよく見たらここ劇場じゃないわ!)
ぴょん「ん、どしたの?」
静香「きゃっ!」
静香(これ…… 鏡よね!? てことはこれ私!?)
ぴょん「本当どうしたの…… ? どこか具合悪い?」
「……ず ……あず」
静香(…… ん、私眠ってたのかしら、リハーサル前なのに、疲れがたまってたのかな)
「ころあず、起きてころあず」
静香(この声…… 未来? 今日は未来は来てなかったと思うんだけど)
静香「ごめんなさい未来、少し眠ってたわ」
ぴょん「あ、良かったー 結構ぐっすり寝てたからこのまま背負って帰らなくちゃいけないのかなーって思ったよー」
静香「え……」
静香(だ、誰この人…… ? ていうかよく見たらここ劇場じゃないわ!)
ぴょん「ん、どしたの?」
静香「きゃっ!」
静香(これ…… 鏡よね!? てことはこれ私!?)
ぴょん「本当どうしたの…… ? どこか具合悪い?」
静香「……」
静香(…… そっか、きっとこれは前に未来が言ってた『入れ替わってる』って奴ね)
静香(つまり私は今『ころあず』さんとしてここに居るってことで)
静香(きっと『入れ替わり』なんて言って信じてもらえないだろうし、怪しまれないように上手く切り抜けないと……)
静香「ううん気付いたら眠ってて、いきなり声かけられたから驚いちゃっただけよ」
ぴょん「そっか良かったー、あんまり待たせちゃったから怒ったのかと思って心配しちゃった」
静香「ううん、そんなこと無いわよ」
ぴょん「それじゃあ行こっか」
静香「ええ」
静香(ど、どこに行くのかしら……)
静香(でもある意味ラッキーかも、この人『ころあず』さんの知り合いみたいだし、この人に着いて行けば悪いようにはならないわよね、多分……)
静香(…… そっか、きっとこれは前に未来が言ってた『入れ替わってる』って奴ね)
静香(つまり私は今『ころあず』さんとしてここに居るってことで)
静香(きっと『入れ替わり』なんて言って信じてもらえないだろうし、怪しまれないように上手く切り抜けないと……)
静香「ううん気付いたら眠ってて、いきなり声かけられたから驚いちゃっただけよ」
ぴょん「そっか良かったー、あんまり待たせちゃったから怒ったのかと思って心配しちゃった」
静香「ううん、そんなこと無いわよ」
ぴょん「それじゃあ行こっか」
静香「ええ」
静香(ど、どこに行くのかしら……)
静香(でもある意味ラッキーかも、この人『ころあず』さんの知り合いみたいだし、この人に着いて行けば悪いようにはならないわよね、多分……)
ぴょん「タクシー!」
運転手「どこまで行きますか?」
ぴょん「◯◯駅までお願いします」
ぴょん「ふふっ、何かこうやって移動にタクシー使ってると芸能人って感じするよね」
静香「そ、そうかもね……」
静香(発想が未来と同レベルだわ……)
静香(それよりこの人のこと調べなきゃ、携帯は…… パスワードロックされてるし無理ね)
静香(あっ…… そう言えば楽屋に確か『山崎はるか』って書いてあったはず…… それならこの人は『山崎はるか』さん、かしら)
ぴょん「ね、ころあず」
静香「な、何?」
ぴょん「いやさっきから黙って難しい顔してるしどうしたのかなーって」
静香「そ、そんなこと無いわよ」
運転手「どこまで行きますか?」
ぴょん「◯◯駅までお願いします」
ぴょん「ふふっ、何かこうやって移動にタクシー使ってると芸能人って感じするよね」
静香「そ、そうかもね……」
静香(発想が未来と同レベルだわ……)
静香(それよりこの人のこと調べなきゃ、携帯は…… パスワードロックされてるし無理ね)
静香(あっ…… そう言えば楽屋に確か『山崎はるか』って書いてあったはず…… それならこの人は『山崎はるか』さん、かしら)
ぴょん「ね、ころあず」
静香「な、何?」
ぴょん「いやさっきから黙って難しい顔してるしどうしたのかなーって」
静香「そ、そんなこと無いわよ」
ぴょん「あ! もしかして緊張してる?」
静香「緊張?」
ぴょん「私の家でお泊まりって結構久々だよね~」
静香(お、お泊まり…… !?)
ぴょん「明日はお仕事午後からだからさ…… ね?」
静香(えっ! 手握られた…… ?)
ぴょん「楽しみ…… だね」
静香「そ、そうね……」
静香(え、え…… ? これってまさか……)
静香(私…… どうなっちゃうの…… ?)
静香「緊張?」
ぴょん「私の家でお泊まりって結構久々だよね~」
静香(お、お泊まり…… !?)
ぴょん「明日はお仕事午後からだからさ…… ね?」
静香(えっ! 手握られた…… ?)
ぴょん「楽しみ…… だね」
静香「そ、そうね……」
静香(え、え…… ? これってまさか……)
静香(私…… どうなっちゃうの…… ?)
最寄駅
運転手「ここで大丈夫ですか?」
ぴょん「はい、ありがとうございます」
ぴょん「それじゃ、ちょっと歩こっか」
静香「え、ええ」
ぴょん「手、繋いでいこっか」
静香「えっ!?」
ぴょん「家まで少しだけどさ、恋人気分…… みたいな?」
静香「う、うん……」
静香(な、何この状況……)
静香(なんで私さっき初めて会った人と恋人繋ぎして、そのままお泊まりしようとしてるの……)
静香(『恋人気分』って言ってたけど、この二人付き合ってるんじゃないの? この沈黙してる感じだってそれこそ付き合い初めのカップルみたいだし……)
運転手「ここで大丈夫ですか?」
ぴょん「はい、ありがとうございます」
ぴょん「それじゃ、ちょっと歩こっか」
静香「え、ええ」
ぴょん「手、繋いでいこっか」
静香「えっ!?」
ぴょん「家まで少しだけどさ、恋人気分…… みたいな?」
静香「う、うん……」
静香(な、何この状況……)
静香(なんで私さっき初めて会った人と恋人繋ぎして、そのままお泊まりしようとしてるの……)
静香(『恋人気分』って言ってたけど、この二人付き合ってるんじゃないの? この沈黙してる感じだってそれこそ付き合い初めのカップルみたいだし……)
ぴょん「ねぇ」
静香「な、何?」
静香(あと、この未来に似た声もまだ慣れない…… 声だけ聞いてるとまるで未来とデートしてるみたいだし)
ぴょん「手汗凄くない?」
静香「えっ!?」
ぴょん「ほら見て、ころあずの手 こんな汗かいてるよ」
静香「……」
静香(この人はなんでデリカシー無いところまで未来と似てるのよ!)
静香「もう! ほっといてよ!」
ぴょん「あはは なんか面白くてさ~」
静香「な、何?」
静香(あと、この未来に似た声もまだ慣れない…… 声だけ聞いてるとまるで未来とデートしてるみたいだし)
ぴょん「手汗凄くない?」
静香「えっ!?」
ぴょん「ほら見て、ころあずの手 こんな汗かいてるよ」
静香「……」
静香(この人はなんでデリカシー無いところまで未来と似てるのよ!)
静香「もう! ほっといてよ!」
ぴょん「あはは なんか面白くてさ~」
ぴょん宅
ぴょん「着いたね」
静香「お、お邪魔します……」
静香(着いてしまったわ……)
ぴょん「じゃあころあずの分のパジャマ出すからそこで待ってて」
静香「う、うん」
静香(この人の家に私の分のパジャマがあるってことはやっぱり……)
静香「それにしても……」
静香(この部屋、なんでダンボールがこんなに沢山あるんだろう)
静香(引っ越したばっかりって訳でも無さそうだし…… 中は何かしら……)
静香「漫画…… かしら…… ?」
静香「……」
静香「……」
静香「ナニコレ」
ぴょん「着いたね」
静香「お、お邪魔します……」
静香(着いてしまったわ……)
ぴょん「じゃあころあずの分のパジャマ出すからそこで待ってて」
静香「う、うん」
静香(この人の家に私の分のパジャマがあるってことはやっぱり……)
静香「それにしても……」
静香(この部屋、なんでダンボールがこんなに沢山あるんだろう)
静香(引っ越したばっかりって訳でも無さそうだし…… 中は何かしら……)
静香「漫画…… かしら…… ?」
静香「……」
静香「……」
静香「ナニコレ」
ぴょん「お待たせ~、ってもー何読んでるの」
静香「あっ! え、えっと…… ごめんなさい!」
ぴょん「あ、別に謝らなくてもいいけど」
静香「て、違うわ何よこれ! こんなもの見えるところに置いとかないで!」
ぴょん「えー、そんな今さら」
静香「て言うかもっと片付けなさい!」
ぴょん「これでもころあずが来るから頑張って片付けたのに~」
静香「ダンボールに詰め込むのは片付けじゃないのよ!」
ぴょん「でもサイズぴったりだし」
静香「そういう話じゃなくて! 多過ぎるのよ少し捨てなさい!」
ぴょん「えぇ! これは私の宝物なんだよ!? 捨てるなんて絶対ダメ!」
静香「もう、ほんと信じられない…… いつの間にそんな趣味になったのよ未来は……」
ぴょん「え?」
静香「あっ!」
静香(しまったつい『未来』って……)
静香「あっ! え、えっと…… ごめんなさい!」
ぴょん「あ、別に謝らなくてもいいけど」
静香「て、違うわ何よこれ! こんなもの見えるところに置いとかないで!」
ぴょん「えー、そんな今さら」
静香「て言うかもっと片付けなさい!」
ぴょん「これでもころあずが来るから頑張って片付けたのに~」
静香「ダンボールに詰め込むのは片付けじゃないのよ!」
ぴょん「でもサイズぴったりだし」
静香「そういう話じゃなくて! 多過ぎるのよ少し捨てなさい!」
ぴょん「えぇ! これは私の宝物なんだよ!? 捨てるなんて絶対ダメ!」
静香「もう、ほんと信じられない…… いつの間にそんな趣味になったのよ未来は……」
ぴょん「え?」
静香「あっ!」
静香(しまったつい『未来』って……)
静香「は、はるか…… ?」
ぴょん「え?」
静香(ち、違った? 『山崎はるか』さんじゃなかった……)
静香(ど、どうしよう…… 名前呼び間違えてこの二人の関係が悪くなったら…… 私責任取れないわよ……)
ぴょん「『はるか』って、ふふっ 下の名前そのまま呼ぶなんて珍しい~」
静香(だ、大丈夫…… だったのかしら)
ぴょん「そうだよね、せっかく二人きりなんだし今日は特別な呼び方しよっか? あずさ」
静香「う、うん…… はるか」
静香(何かどんどん引き返せなくなってるような……)
ぴょん「え?」
静香(ち、違った? 『山崎はるか』さんじゃなかった……)
静香(ど、どうしよう…… 名前呼び間違えてこの二人の関係が悪くなったら…… 私責任取れないわよ……)
ぴょん「『はるか』って、ふふっ 下の名前そのまま呼ぶなんて珍しい~」
静香(だ、大丈夫…… だったのかしら)
ぴょん「そうだよね、せっかく二人きりなんだし今日は特別な呼び方しよっか? あずさ」
静香「う、うん…… はるか」
静香(何かどんどん引き返せなくなってるような……)
ぴょん「ご飯出来たよー」
静香「ありがとう」
静香(落ち着いてご飯食べてる場合じゃないわよね……)
静香「ん、おいしい……」
ぴょん「ほんと? ありがとう」
静香「ええ、とってもおいしいわ……」
ぴょん「あずさのことを思って作ったからね」
静香「あ、ありがとう……」
静香(胃もたれしてきたかも……)
静香(もういっそ私は『ころあず』さんじゃないって言った方が……)
ぴょん「♪~」
静香(無理ね…… こんな楽しそうにしてる人に対してそんなこと言うのは)
静香「ありがとう」
静香(落ち着いてご飯食べてる場合じゃないわよね……)
静香「ん、おいしい……」
ぴょん「ほんと? ありがとう」
静香「ええ、とってもおいしいわ……」
ぴょん「あずさのことを思って作ったからね」
静香「あ、ありがとう……」
静香(胃もたれしてきたかも……)
静香(もういっそ私は『ころあず』さんじゃないって言った方が……)
ぴょん「♪~」
静香(無理ね…… こんな楽しそうにしてる人に対してそんなこと言うのは)
ぴょん「お風呂、どっちが先に入る?」
静香「貴女か
ぴょん「そだ! 一緒に入る!?」
静香「い、嫌よ!」
ぴょん「えー…… ?」
静香「あ、いや その、やっぱり一緒に入るのは…… ちょっと……」
ぴょん「私とあずさの仲なのに?」
静香「っ……!?」
静香(や、やっぱり『お泊まり』をよくするような関係なら一緒にお風呂くらい当然なのかしら……)
静香「え、えと……」
ぴょん「ふふ、ごめんごめん やっぱり一緒にお風呂入るのは少し恥ずかしいよね、先入ってきていいよ」
静香「あ、ありがとう…… はるか……」
ぴょん「ん!」
静香「貴女か
ぴょん「そだ! 一緒に入る!?」
静香「い、嫌よ!」
ぴょん「えー…… ?」
静香「あ、いや その、やっぱり一緒に入るのは…… ちょっと……」
ぴょん「私とあずさの仲なのに?」
静香「っ……!?」
静香(や、やっぱり『お泊まり』をよくするような関係なら一緒にお風呂くらい当然なのかしら……)
静香「え、えと……」
ぴょん「ふふ、ごめんごめん やっぱり一緒にお風呂入るのは少し恥ずかしいよね、先入ってきていいよ」
静香「あ、ありがとう…… はるか……」
ぴょん「ん!」
ぴょん「お風呂も上がったし、髪も乾かしたし、次は~」
静香「寝ましょうか」
ぴょん「えぇ! もう!?」
静香「だってもう11時よ? 早く寝ないと健康にも悪いわよ」
ぴょん「え~ せっかく二人で見るためにブルーレイ用意してきたのに~」
静香「それに…… 私もう眠いわ……」
ぴょん「うぅ~ それじゃあベッドでガールズトークしよ……」
静香「まぁ寝る前に少し話すくらいなら……」
静香「……あれ」
静香「ねぇ、私が眠る布団は?」
ぴょん「え、一緒に寝るでしょ?」
静香「え……」
静香「ええええっ!?」
静香「寝ましょうか」
ぴょん「えぇ! もう!?」
静香「だってもう11時よ? 早く寝ないと健康にも悪いわよ」
ぴょん「え~ せっかく二人で見るためにブルーレイ用意してきたのに~」
静香「それに…… 私もう眠いわ……」
ぴょん「うぅ~ それじゃあベッドでガールズトークしよ……」
静香「まぁ寝る前に少し話すくらいなら……」
静香「……あれ」
静香「ねぇ、私が眠る布団は?」
ぴょん「え、一緒に寝るでしょ?」
静香「え……」
静香「ええええっ!?」
ぴょん吉「えっ、そんな驚くとこ?」
静香「…… あ、ごめん」
静香(こ、この二人はそういう関係なんだからそのくらい覚悟しなくちゃダメよね)
静香(き、きっと二人一緒に寝て…… その……)
静香「そ、そうね 私もはるかと一緒に寝たいわ」
ぴょん吉「ふふ…… ばーんっ」
静香「きゃっ! ちょっと何するのよ!」
ぴょん吉「押し倒した?」
静香「そ、そういうこと聞いてるんじゃなくて!」
ぴょん吉「私もたまにはオオカミさんになろうかな~ って」
静香「…… あ、ごめん」
静香(こ、この二人はそういう関係なんだからそのくらい覚悟しなくちゃダメよね)
静香(き、きっと二人一緒に寝て…… その……)
静香「そ、そうね 私もはるかと一緒に寝たいわ」
ぴょん吉「ふふ…… ばーんっ」
静香「きゃっ! ちょっと何するのよ!」
ぴょん吉「押し倒した?」
静香「そ、そういうこと聞いてるんじゃなくて!」
ぴょん吉「私もたまにはオオカミさんになろうかな~ って」
静香「え、やだやだやだやだ!」
ぴょん吉「口ではそうやって言うけど……」
静香「ま、待って待って待って!」
静香(や、やだ この人本気の目してる…… これって本当に……)
ぴょん吉「ね…… 目閉じてよ」
静香(か、顔近い! ダメダメダメダメ……)
静香(やだ…… 私ファーストキスなのよ…… いやこれは他の人の体だから厳密にはファーストキスにならないのかもしれないけど!)
静香(でも…… それでも…… 今日初めて会った人と人違いされたまま初めてのキスを奪われるなんて嫌!)
静香(それに…… きっとキスだけじゃ終わらないわよね…… キスの先のもっと……)
静香(あぁ…… 助けて、助けてよ未来! 私は初めては貴女としたかったの!)
ぴょん吉「口ではそうやって言うけど……」
静香「ま、待って待って待って!」
静香(や、やだ この人本気の目してる…… これって本当に……)
ぴょん吉「ね…… 目閉じてよ」
静香(か、顔近い! ダメダメダメダメ……)
静香(やだ…… 私ファーストキスなのよ…… いやこれは他の人の体だから厳密にはファーストキスにならないのかもしれないけど!)
静香(でも…… それでも…… 今日初めて会った人と人違いされたまま初めてのキスを奪われるなんて嫌!)
静香(それに…… きっとキスだけじゃ終わらないわよね…… キスの先のもっと……)
静香(あぁ…… 助けて、助けてよ未来! 私は初めては貴女としたかったの!)
静香「う~……」
静香「ん~……」
静香「…… ん?」
ぴょん吉「ぷっ……」
静香「…… え?」
ぴょん吉「ふふふ……」
静香「し、しないの…… ?」
ぴょん吉「いやぁ…… さっきから目を閉じてぷるぷる震えてるの見てるのが面白くて……」
ぴょん吉「ねぇ、あなた静香ちゃんでしょ? 最上静香ちゃん」
静香「えっ!?」
静香「ん~……」
静香「…… ん?」
ぴょん吉「ぷっ……」
静香「…… え?」
ぴょん吉「ふふふ……」
静香「し、しないの…… ?」
ぴょん吉「いやぁ…… さっきから目を閉じてぷるぷる震えてるの見てるのが面白くて……」
ぴょん吉「ねぇ、あなた静香ちゃんでしょ? 最上静香ちゃん」
静香「えっ!?」
静香「な、何言ってるのよ 私は……
ぴょん吉「うん、ころあずと体が入れ替わったんだよね? 私も経験したことある、て言うか会ったことあるよね私たち」
静香「え…… ?」
ぴょん吉「ほら、この前私が未来と入れ替わってた時」
静香「あ、貴女あの時の…… !」
ぴょん吉「ふふっ、ほんと静香ちゃんは純真で可愛いね~」
静香「~~っっ……!」
ぴょん吉「途中で気付いたんだけど静香ちゃんの反応見るのが面白かったからついイタズラしちゃった ごめんね」
静香「いつから私だと……」
ぴょん吉「んー、うちに着く前にはそうなんじゃないかなーって思ってたかな」
静香「大分前から気付いてるじゃないですか!」
ぴょん吉「うん、ころあずと体が入れ替わったんだよね? 私も経験したことある、て言うか会ったことあるよね私たち」
静香「え…… ?」
ぴょん吉「ほら、この前私が未来と入れ替わってた時」
静香「あ、貴女あの時の…… !」
ぴょん吉「ふふっ、ほんと静香ちゃんは純真で可愛いね~」
静香「~~っっ……!」
ぴょん吉「途中で気付いたんだけど静香ちゃんの反応見るのが面白かったからついイタズラしちゃった ごめんね」
静香「いつから私だと……」
ぴょん吉「んー、うちに着く前にはそうなんじゃないかなーって思ってたかな」
静香「大分前から気付いてるじゃないですか!」
静香「どこでころあずさんじゃないとわかったんですか?」
ぴょん吉「んー、挙動不審なところとか、ちょっと発言が変なところとかもあるけど、やっぱり一番は私に甘えてこないところかな」
静香「…… ノロケですか?」
ぴょん吉「うん、ころあずとだったらもっとイチャイチャしてたんじゃないかなー?」
静香「もういいです……」
ぴょん吉「それじゃ、ガールズトーク再開しよっか!」
静香「ちょ、ちょっと待ってください! 私はころあずさんじゃないんだから別の布団で」
ぴょん吉「静香ちゃんはもう実質私の家族みたいなものだから全然オッケーだよ!」
静香「私が気にするんです!」
ぴょん吉「一緒に寝ようよ~」
静香「うぅ……」
静香(この人…… 未来より押しが強い……)
ぴょん吉「んー、挙動不審なところとか、ちょっと発言が変なところとかもあるけど、やっぱり一番は私に甘えてこないところかな」
静香「…… ノロケですか?」
ぴょん吉「うん、ころあずとだったらもっとイチャイチャしてたんじゃないかなー?」
静香「もういいです……」
ぴょん吉「それじゃ、ガールズトーク再開しよっか!」
静香「ちょ、ちょっと待ってください! 私はころあずさんじゃないんだから別の布団で」
ぴょん吉「静香ちゃんはもう実質私の家族みたいなものだから全然オッケーだよ!」
静香「私が気にするんです!」
ぴょん吉「一緒に寝ようよ~」
静香「うぅ……」
静香(この人…… 未来より押しが強い……)
静香「…… で、何を話すんですか」
ぴょん吉「うん、未来のことを聞かせて欲しいな」
静香「未来のこと?」
ぴょん吉「そう、静香ちゃんは未来と仲いいでしょ? だから未来のこといっぱい聞かせて欲しくて」
静香「そう言われても…… 未来の何を話せば」
ぴょん吉「じゃあ…… 静香ちゃんって未来と付き合えた?」
静香「いきなりなんですかその質問!」
ぴょん吉「いやこの前そっち行った時さ~ てっきりもう二人付き合ってるもんだと思ったら案外そうでもなくて」
ぴょん吉「だからいい感じに手伝ってあげようかなーって、どうだった?」
静香「余計なお世話です!」
ぴょん吉「でさ、付き合えた? デートした? ちゅーとかした?」
静香「つ、つつ…… あぁ もう!」
ぴょん吉「ふふっ、中学生には刺激が強すぎた?」
ぴょん吉「うん、未来のことを聞かせて欲しいな」
静香「未来のこと?」
ぴょん吉「そう、静香ちゃんは未来と仲いいでしょ? だから未来のこといっぱい聞かせて欲しくて」
静香「そう言われても…… 未来の何を話せば」
ぴょん吉「じゃあ…… 静香ちゃんって未来と付き合えた?」
静香「いきなりなんですかその質問!」
ぴょん吉「いやこの前そっち行った時さ~ てっきりもう二人付き合ってるもんだと思ったら案外そうでもなくて」
ぴょん吉「だからいい感じに手伝ってあげようかなーって、どうだった?」
静香「余計なお世話です!」
ぴょん吉「でさ、付き合えた? デートした? ちゅーとかした?」
静香「つ、つつ…… あぁ もう!」
ぴょん吉「ふふっ、中学生には刺激が強すぎた?」
静香「私のことはいいから! 何か別の話! 例えば…… 今私と入れ替わってる『ころあず』さんの話とか」
ぴょん吉「おっ、いいね ころあずのことなら何でも知ってるから、何でも聞いて」
静香「じゃあ…… えっと、その…… 貴女とこのころあずさんはどういう関係で……」
ぴょん吉「え? 嫁だよ」
静香「はっ!?」
ぴょん吉「私たち結婚してるの!」
静香「…… 嘘ですよね」
ぴょん吉「あ、バレた?」
静香「悪い大人の顔してました」
ぴょん吉「おっ、いいね ころあずのことなら何でも知ってるから、何でも聞いて」
静香「じゃあ…… えっと、その…… 貴女とこのころあずさんはどういう関係で……」
ぴょん吉「え? 嫁だよ」
静香「はっ!?」
ぴょん吉「私たち結婚してるの!」
静香「…… 嘘ですよね」
ぴょん吉「あ、バレた?」
静香「悪い大人の顔してました」
ぴょん吉「ころあずの好きなところは~」
静香(聞いてないのに語り始めたわ……)
ぴょん吉「私に甘えてくるところとか、たまに拗ねるところとかもなんだけど」
ぴょん吉「ふともものさわり心地とかがね~」
静香「ひゃっ! ちょっと何するんですかセクハラで訴えますよ! 中学生に手を出すなんて……」
ぴょん吉「えー? 今はころあずの体でしょー?」
静香「セクハラするならころあずさんとやってください!」
ぴょん吉「いや~ ころあずこういうのイヤがるからさ~ 静香ちゃんだったら」
静香「私も嫌です!」
ぴょん吉「まぁまぁそう言わず~ 一夜だけの関係でしょ~?」
静香「変な言い方しないでください!」
静香(聞いてないのに語り始めたわ……)
ぴょん吉「私に甘えてくるところとか、たまに拗ねるところとかもなんだけど」
ぴょん吉「ふともものさわり心地とかがね~」
静香「ひゃっ! ちょっと何するんですかセクハラで訴えますよ! 中学生に手を出すなんて……」
ぴょん吉「えー? 今はころあずの体でしょー?」
静香「セクハラするならころあずさんとやってください!」
ぴょん吉「いや~ ころあずこういうのイヤがるからさ~ 静香ちゃんだったら」
静香「私も嫌です!」
ぴょん吉「まぁまぁそう言わず~ 一夜だけの関係でしょ~?」
静香「変な言い方しないでください!」
結局、2時くらいにはるかさんが眠るまで、永遠こんな話の繰り返しでした
こんなことになるなら付いていかなければよかった……
静香(そう言えば私と入れ替わったころあずさんは今ごろどうしているんだろ……)
こんなことになるなら付いていかなければよかった……
静香(そう言えば私と入れ替わったころあずさんは今ごろどうしているんだろ……)
静香はぴょん吉と会ってるけど、未来はころあずと会ってないんだよな。
会ってたら会ってたで、ころあずやこちま・あいみん・みーなあたりが穏便に事態を納めたとは思えないけどw
会ってたら会ってたで、ころあずやこちま・あいみん・みーなあたりが穏便に事態を納めたとは思えないけどw
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