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    元スレモバP「いつの間にか、キュートアイドルのプロデューサーになっていた件」

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    51 :

    面白い

    53 :

    わくわくしますね……

    54 :

    わくわくする:和久井留美が特定の書類片手にPに迫るお馴染みの行動を隠語化したもの。

    55 :

    >>24
    >P「すまん、ココアはなかった。アイスティーしかなかったけど、いいかな」

    やっぱりホモじゃないか

    56 :

    >>55
    あえて皆ツッコミを入れなかったのに!

    57 :

    スゲー面白いし、続いて欲しいし、ちゃんとだからこそ寝てるかどうか心配になる

    58 :

    可哀想なのはこのPが元の世界線に戻った後のCuアイドルだよなぁ

    59 :

    >>50
    このちひろさんは禍ツ神ちひろの中にほんの少しだけ残った善の心が分離した姿
    他の世界線では・・ん?なんだか空が緑色にhふrwおくのqkjねんfrねfねkのふじこ

    60 :

    >>59はいいやつだったよ…

    61 = 35 :

    -数週間後(公園前)-

    「さぁて……今日の営業も終わったか……後は事務所に帰って企画をまとめて……と」

    (みんな想像以上に頑張ってくれているからな。俺もがんばって彼女たちに良い仕事を……って)


    (俺、このままでいいのか!?)


    (忙しさのあまり、忘れていたが、こんなのって明らかにおかしいじゃないか!)

    (ここは多分、俺がいた元の世界とは、別の世界なんだ。早く元の世界に戻らないと……?)

    「ぐす……すん」

    (なんだ、女の子が……泣いてる)

    62 = 35 :

    桃華「……ぐす」

    桃華(な、泣いてはいけませんわ、櫻井桃華。でも、こんなのって、あんまり……どうすれば)

    「君、どうかしたのか」

    桃華「!?」

    「あぁ、そんなに驚かなくても……俺は、こういうもんで、決して、怪しいもんじゃないよ」

    桃華「……ぐす、あ、アイドルのプロデューサー……ですの?……わたくしに何か御用かしら」ッキ

    (う、めちゃくちゃ、怪しまれている……そりゃ突然スーツ姿の男が話しかけてきたりしたら、怪しいわな)

    「い、いや……それより、そっちの方こそ、何かあったんじゃないか。随分お困りのようだけど……」

    桃華「……」

    「もし俺でよければ、力になるよ」

    桃華「わ、わたくし、こう見えても一人前のレディですの、ですから、誰かの助けなど……」

    「じゃあ、レディの悩みを聞いてあげるのも、男の甲斐性というやつだな。ここは俺の男を立ててほしいんだけど」

    桃華「……そういうことでしたら……」

    63 = 35 :

    ----
    --
    -

    「……じゃあ靴ひもが切れて家まで帰れなくなって途方に暮れていたと?」

    桃華「そうなんですの……今日は連絡用の携帯電話ももっておらず、迎えを呼ぶこともできず……」

    「そうかぁ……家まで近いのか?」

    桃華「そうですわねぇ、車で10分はかかってしまいますわ」

    (ちっか!俺が子供のころだったら片足くらい使わなくたって、ケンケンして帰るか、靴を脱いで裸足で帰ったもんだけどなぁ……でも)

    桃華「わたくし、もう、どうすればよいのか……」グス

    (この育ちの良さそうな子に、そんなこというのもなぁ……よし)

    「そうか……じゃあ、ほれ」スッ

    桃華「?な、なんですの、背中を向けて……まさか」

    「あぁ、それくらいの距離だったらおぶって送っていくよ」

    桃華「い、いけませんわ。無関係のあなたにそのようなこと……」

    「まぁ、ちょうど俺も仕事が一区切りついて暇だったんだよ。散歩ついでだ、よいしょっと」ヒョイ

    桃華「きゃっ!!?」

    「よし出発だ」

    64 = 35 :

    -商店街-

    桃華「……確か、Pちゃま、でしたわね」

    「そうだよ、えっと」

    桃華「わたくし、櫻井桃華ですわ……Pちゃまは、アイドルのプロデューサーをしていらっしゃるのですよね。どのようなアイドルを……」

    「そうだな、トライア……いや、島村卯月や、輿水幸子とかって名前、最近聞いたことないか?」

    桃華「残念ながらわたくしは聞いたことがありませんわ」

    「そ、そうか。まぁ、まだまだローカルアイドルの域を出ていないからな。最近、ライブなんかの仕事も増えてきたんだが……」

    桃華「いえ、わたくしがアイドルに疎いだけかもしれませんわ。そう落ち込むこともないですわよ?」

    「は、はは、ありがとう」

    (まさかこんな小さな子に慰められることになるとは……それにしても、受け答えもしっかりしていて、大人っぽい子だなぁ)

    65 = 35 :

    「なぁ、道はこっちの方であってるのか」

    桃華「多分、あっていますわ」

    「た、多分?」

    桃華「えぇ、こちらの方角に歩いて行けば、どこかでわたくしの家に突き当たるでしょうから」

    「へ、へぇ」

    (突き当たるって、どんだけ家の敷地が広い想定なんだよ。この子、もしかして、とんでもないお金持ちなんじゃ……?)

    桃華「あら……あれは、なんですの?」

    「ん?」

    浅黒い店主「ヤスイヨー、オイシイヨー」

    「あぁ、あれはトルコ風アイスの屋台だな」

    桃華「トルコ風アイス?何やら……白いお餅のようなものを棒で伸ばしているようですけれど、あれがアイスなんですの?」

    「なんだ、食べたことないのか。まぁ、話すより実際に食べた方が早いんじゃないか。すみません、これ、2つください」

    浅黒い店主「マイドー」

    桃華「まぁ!か、買い食いなんて、はしたないですわよ、Pちゃま」

    「え、そうか?でももう買ってしまったしな」

    桃華「……仕方がありませんわね……今日だけですのよ?」

    「そ、それはどうも」

    (……大人っぽいというよりオカンみたいだな)

    66 = 35 :

    浅黒い店主「ハイヨー、オマチドサマ」ッス

    桃華「まぁ、棒の先のアイスにコーンがくっついていますわ!どうもありが……」スカ

    浅黒い店主「オットットー」クルン

    桃華「まぁ!?」

    浅黒い店主「ハイヨーオニイサン」ッス

    「あ、あぁどうも」スカ 「オットットー」クルン

    浅黒い店主「ハーイ、オジョウチャン!」ッス

    桃華「…びっくりしましたわ!わたくし、てっきりイジワルされてしまったのかと……」ッス

    桃華「まぁ!!?今度はコーンだけしかありませんわ!アイスはまだ棒に……」

    浅黒い店主「ホッホー、ホイト」クルクルポン

    桃華「ウフフ!やっと、頂けましたわ!Pちゃま。この方はまるで手品師のようですわね!」

    「はは、そうだな」

    (でもやっぱり、歳相応なところもあるんだな)

    67 = 35 :

    -高級住宅街-

    (アイス、中々美味しかったな。桃華も、初めは文句を言っていたが、伸びるアイスに感激していたし)

    (しかし、途中で口についてたアイスを桃華に拭ってもらった時は、何だか大人として情けなくなったなぁ、彼女は本当、しっかりしている)

    「さて、桃華、そろそろ家につくころだと思うんだが……」

    桃華「……」

    「桃華?」

    桃華「すぅ……すぅ……」

    (ね、寝てるー!!?いや、それは困るぞ……どこが桃華の家なのかわからなく……ん?)

    サングラスの黒服達「」ザザ

    「ひえ!?」

    サングラスの黒服達「……」

    (な、なんだぁこのざわ……ざわ……してそうな黒服の方々は!?あ!まさか!)

    「あ、あの!俺は決して怪しいものではなくてですね!く、靴ひもが切れてしまって困っていたこの子を、家まで送っていくためであって……」

    リーダー格の黒服「……」

    リーダー格の黒服『お嬢様の無事を確認。健やかに、眠っておられるだけで外傷など、特に見当たりません!』ザザ

    リーダー格の黒服「……」ッス

    「え、あ、あぁ、はい、起こさないように気をつけて……」

    サングラスの黒服達「……ペコリ」ザッザッザ

    (無線で何かを報告した後、黒服の集団は桃華引き取って、どこかへと行ってしまった……)

    「はぁ、公園で暮らすような女の子がいる一方で、世の中にはすごいセレブもいるもんだなぁ……ん?」

    「うお!サイレントモードにしてた携帯にまゆから3桁ほど着信が!!?しまった、もうレッスンの時間じゃないか!」

    「へ、下手をしたら、また恥ずかしいセリフを言いながら、小指を繋いで指切りげんまんをさせられてしまう……!!うおおおお、まにあええええ」タタタ

    68 = 35 :

    まゆ「指切りげんまん♪Pさんはぁ、もう二度とぉ♪まゆを寂しがらせません♪うふふ、はいPさん」

    「え~、Pさんは、まゆを、2度と寂しがらせません、はい指きった!」ッバ

    まゆ「そんなんじゃだめでよぉ。もっと気持ちを込めてください、はい、もう一度♪」キュ

    「うぅ、え~Pさんは、まゆを……」

    幸子「やれやれ、まゆさんは本当に時間に厳しいですねぇ。カワイイボクくらい寛容なら少しくらい、許してあげるものですが。まぁ、それはそれとして、ボクも何か後でお願いを聞いてもらいますけど!」

    卯月「あはは、でもあれって、別にまゆちゃんは遅れたことをずっと怒ってるわけじゃないような……」


    まゆ「はい、もう一度♪ウフフ」キュ

    69 = 35 :

    まゆ(プロデューサーから何やら別の女の匂いがしますねぇ……背中のあたりに強いバラの香り……さしづめ、困っていた女の子をおぶって運んであげたといったところでしょうか?うふふ)

    まゆ(……あんまりたくさん浮気しちゃだめですよぉ?)キュ

    70 = 35 :

    >68

    ×まゆ「そんなんじゃだめでよぉ。もっと気持ちを込めてください、はい、もう一度♪」キュ
    〇まゆ「そんなんじゃだめですよぉ。もっと気持ちを込めてください、はい、もう一度♪」キュ

    -事務所(数日後)-

    幸子「じゃーん!見てください!」

    卯月「わぁ!私たちが表紙の雑誌です!!」

    幸子「超新星あらわる!話題急上昇中のアイドル候補~!!カワイイカワイイボクを筆頭に、カワイイボク達についての特集がくまれています!!」

    まゆ「確かに、こうして形になると、感慨深いですねぇ」

    幸子「本当ですよ!カワイイボクが汚いライブホールでコンサートをしたり、売れないCDを必死で店頭販売した甲斐がありましたよ~!」

    卯月「はい!頑張ってきて、良かったです!えへへ」

    71 :

    >カワイイボクが汚いライブホールでコンサートをしたり、売れないCDを必死で店頭販売
    かわいそうにあの幸子がこんなことを言うほど追い詰められてたんだな

    72 :


    ちひろ「最近すごいですね、アイドルたちの人気!オファーもたくさんいただいてますよ」カタカタ

    「ははは、なぁに、まだまだこれからですよ、みんなポテンシャルが高いですから、そのうち、武道館やドームでライブをしたり!」カタカタ

    ちひろ「ど、ドームでライブですか!?それはまた、大きな夢ですね」カタカタ

    「いやいや、ドーム何て、序の口ですよ!日本一のアイドルグループになって、ゆくゆくは世界デビューです!」カタカタ

    ちひろ「せ、世界デビューですか!!?」

    幸子「フフーン!そうですよプロデューサー!このカンペキなボクのプロデューサーを務めるからには、それくらいやっていただかないと困りますよ!」

    卯月「が、外国語……が、頑張ります!じゃなくて、I'll do my best!」ッグ

    「お、えらく流暢だな、卯月」

    卯月「えへへ、ファンの外国人にも、これだけは伝えたくて……I'll do my best!」ッグ

    (なぜ、ピースじゃなくて、親指をたてたポーズになんだ……?可愛いけども!)

    73 = 72 :

    まゆ「……」ニコニコ

    「あれ、まゆはあんまり乗り気じゃなさそうだな」

    まゆ「いいえ、夢を大きく持っているプロデューサーは素敵ですし、まゆも同じ夢を持てるなんてとぉっても幸せですよぉ?」

    「そ、そうか、まぁでも、俺たちは現状まだまだだ。これから、もっと上を目指して頑張るぞ!!」

    3人「「「おー!」」」

    ちひろ(ふふ、本当、変わりましたね、Pさん。みんな、あなたのおかげで……)


    プルルルルルル

    「ん、内線か?はい、Pです」」


    「……え!!?」

    74 :

    世界の改変者モバP。キュートの世界を巡りその瞳に何を見る?
    そのうち今度はパッションの世界に行きそう…パッションPはどんな性格なのだろうか…
    最終的にはすべての属性が揃った世界になり総合Pになったりして
    その場合はこの世界のPはポイッだね

    75 :

    >>63
    完全に事案

    76 = 72 :

    (そんな馬鹿な!?そんなこと、あるはずが……)ッダ

    ちひろ「え。あ、ちょっとPさん!?」

    タタタタタ!



    「……Pさん!!」



    「か、楓さん!!?どうして、ここに……うわ!!?」ガバ

    「あぁ、Pさん、Pさん、Pさん……!」ギュ


    まゆ「……ちょっと、あなた、ふざけたことやってんじゃ……」

    卯月「や、やめて、まゆっちゃん!どうやら、何か事情があるようですよ!?」

    幸子(ま、まゆさんのあまりの気迫にちょっと、流石のボクもほんのちょっぴり、漏らしそうです!!)

    77 = 75 :

    幸子がスカイダイビングで干魃を助けると聞いて

    78 = 72 :

    「……Pさん、そのままどうか聞いてください。あまり、時間がありませんから」

    「え?……はい」

    「……今、あなたは……所謂パラレルワールドに居ます」

    「そ、そうなんですか……!?何となく、おかしいなぁと思ってたんですが……やっぱり」

    「……ふふ、そう思っていても、プロデューサーのお仕事を続けるなんて、Pさんらしいですね」

    「こほん……Pさん、この世界に来る前の日の事、覚えてますか?」

    「前の日?確か、俺は楓さんや服部さんに無理やり飲まされてへべれけに……」

    「私はそこまで飲ませていませんが……そうです、その日です」



    「あの日貴方は、死にました」

    「え?」

    79 :

    突然の右翼

    80 :

    急性アル中か……(違)

    81 = 72 :

    「あの日、あなたは、暴走した車から私と美優さんをかばって……それで……」

    「ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待ってください、まさか俺がいるのって冥府とか、黄泉の国とか、そういう……」

    「……いえ、正確には死んではいないのです。貴方は奇跡的に目立った外傷もなく、身体的には健康なんです……ただ」

    「ただ?」

    「魂が抜けたような、そんな状態になっているんです」

    「た、魂ですか……何だか、オカルト的な話になってきましたね」

    「話を続けます、そうして魂だけの存在になったあなたは、何があったのか別世界であるこの世界で、魂だけ移り、今、こうしてこの世界のPさんに憑依しているような状態なのです」

    「心当たりは、ありますよね?」

    「……それは、はい」

    (そうか、それで、卯月たちは……)

    82 = 72 :

    「……Pさん、あなたがこの世界に来てから、どれくらいの月日が経っていますか?」

    「え?えーっと、ちょうど一か月と少しくらいでしょうか」

    「あぁ、そんな……!」

    「え?あの、何かまずいんですか?」

    「良いですか、プロデューサーさん。11ヵ月後……あなたが倒れたあの日に、もう一度、Pさん、あなたは自宅の自分の部屋で眠ってください!それも夕方の6時にですよ!」

    「は、はぁ、11ヵ月後の夕方に自宅で寝るんですか?それがどうして……」

    「それだけではありません、Pさん、当然ですが、絶対にこちらで死んではいけません。絶対ですよ!良いですね?後、餓死もしないでください!後、それから……」

    (!!?か、楓さんの体が透けて……)

    「あなたが倒れてからこちらの世界ではまだ1日と経っていません、ですが、この1日を過ぎると、あなたの魂は、永遠に私たちの世界に帰ってこれなくなってしまいます……良いですか、お願いです。必ずこの世界の来年、あなたが倒れたあの日に自宅で夕方の6時ですよ!……お願いです、どうか……」スゥ



    「……消えた……」

    83 = 72 :

    幸子「あ、あわわわ、し、心霊現象ですよ~!Pさんは幽霊とお友達だったんですか~!?さ、流石のカワイイボクでもちびっちゃいましたよ!!?」ヒソヒソ

    卯月「プロデューサーさんは、一体どんなお話をされていたんでしょう……とても、真剣な顔つきをしてましたけど……」

    まゆ「……」




    (本当に、SFかオカルトじゃないか。こんなの……)

    (でも、普段飄々とした楓さんが、あんなに必死な顔で……)

    「……来年のあの日、か……ん?」


    桃華「Pちゃま!」パァ

    「お、桃華じゃないか」


    幸子「ま、また別の幽霊があらわれましたよ~!?か、カワイイボクのライフはとっくにゼロなんですよ~!!?」

    まゆ「……いえ、あれは生身の人間ですねぇ。それにあの匂いは……きっと先日Pさんが困っているところを助けてあげた子ですねぇ」

    卯月「に、におい?ここからだと全然わからないけど……すごいねまゆちゃん!」

    まゆ「ウフフ」

    幸子(そういう問題じゃないとおもうんですが!!?)

    84 = 72 :

    桃華「Pちゃま!先日はどうもありがとうございました。それで、折り入ってお話があるのですが……」

    「なに、気にすることないよ。お礼何て……」

    桃華「いいえ、そうもいきませんわ。わたくしなりにどうすれば良いか……考えましたの」

    「ん?」

    (そういえば、彼女の家は超お金持ちだったな、まさか、霜降り牛とか、温泉旅行とかだったりして!)

    桃華「プロデューサーはアイドルのプロデューサーをやっていらっしゃるのですよね」

    「そうだけど……」

    桃華「でしたら!」


    桃華「わたくしがあなた専属のアイドルになってさしあげますわ!」

    「えぇ!?」


    まゆ「」ズモモモ

    卯月「やったね、幸子ちゃん。またアイドルが増えるって!」

    幸子(後ろ!後ろです卯月さん!!)

    85 = 72 :

    桃華「わたくしも、アイドルが何なのか、わからないことはたくさんありますが、きっと、お役に立ちますわ。それに何だかPちゃまを見ていると放っておけなくて……」

    「いや、あの……」

    桃華「大丈夫ですわ。Pちゃま、もう話は全て通してありますし」

    「話?」

    ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!!?今、社長から直接お電話があって、今日から一人アイドルが配属されるから丁重にと……」

    「」


    桃華「不束者ですが、どうかよろしくお願いしますわ。Pちゃま。」ペコ

    (こんな、11ヵ月後に、別れ来るかもしれないのに、アイドルなんて増やすわけには……でも、しゃ、社長じきじきじゃ断るわけにも……)

    「は、ははは。よ、よろしく、桃華……」

    桃華「はい!」



    幸子(あわわわ、何呑気なことを言ってるんですか~!まゆさんが、まゆさんが……!)

    まゆ「……」シュー

    幸子(あ、あれ)

    まゆ(まぁ、誰のアイドルになろうが、どんな過去をもっていようが、最後にはこのまゆの隣にいてくれたら、それでいいですよぉ……うふふふ)

    卯月「早速挨拶に行きましょう!」

    幸子「う、卯月さん……ある意味一番最強ですね、あなたは!まぁ!一番最強カンペキ、ウルトラ空前絶後カワイイアイドルなのは、このボクですけどね!!!」ドヤァ

    86 :

    かわいい

    87 :

    アイドルが健気
    酒を強要されない
    櫻井の庇護下

    戻る必要あるんですかね?

    88 :

    >>87
    クールの面々がヤバくなる…


    まあ元の世界に帰ってもちゃまが来たなら本来のこの世界のPも下手になにもできなくなるだろ

    89 = 75 :

    サンシャイン幸子

    90 :

    よかったなこっちのpはあっちの世界に行ってなくて、行っていたらチヒロットにどんな風にされていたか…

    91 :

    こっちの方が幸せだよな
    まゆは愛が重いな

    93 :

    >>92
    ちひろさん→禍ツ神ちひろ→糞CuPの魂を抹消→Pの人格をコピー→糞CuPの体に入れる→万事解決


    わかるわ
    しかし、これだとこの世界のちひろさんが・・・


    おっと、これ以上は昨日みたいに体を勝手に操作されてガシャをm

    94 :

    そんなことできるならモバPの魂を一々待たず回収するだろ!

    95 :

    がんばれ卯月

    96 :

    各修正点
    >68 冒頭にスポット追加、まゆたちに行間・小文字追加

    -レッスン場(10分後)-

    まゆ「指切りげんまん♪Pさんはぁ、もう二度とぉ♪まゆを寂しがらせません♪うふふ、はいPさん」

    「え~、Pさんは、まゆを、2度と寂しがらせません、はい指きった!」ッバ

    >78 場面転換でスポット追加、行間追加
    (そんな馬鹿な!?そんなこと、あるはずが……)ッダ

    ちひろ「え。あ、ちょっとPさん!?」

    タタタタタ!

    -事務所(玄関前)-

    「……Pさん!!」



    「か、楓さん!!?どうして、ここに……うわ!!?」ガバ

    「あぁ、Pさん、Pさん、Pさん……!」ギュ







    まゆ「……ちょっと、あなた、ふざけたことやってんじゃ……」カベカラノゾキ

    卯月「や、やめて、まゆっちゃん!どうやら、何か事情があるようですよ!?」ガシ

    幸子(ま、まゆさんのあまりの気迫にちょっと、流石のボクもほんのちょっぴり、漏らしそうです!!)


    >83 桃華訪問時にSE追加、他セリフ一部修正

    幸子「あ、あわわわ、し、心霊現象ですよ~!Pさんは幽霊とお友達だったんですか~!?さ、流石のカワイイボクでもちびっちゃいましたよ!!?」ヒソヒソ

    卯月「プロデューサーさんは、一体どんなお話をされていたんでしょう……とても、真剣な顔つきをしてましたけど……」

    まゆ「……」




    (本当に、SFかオカルトじゃないか。こんなの……)

    (でも、普段飄々とした楓さんが、あんなに必死な顔で……)

    「……来年のあの日、か……ん?」


    ガチャ…

    桃華「失礼いたしますわ……!Pちゃま!」パァ

    「お、桃華じゃないか」








    幸子「ま、また別の幽霊があらわれましたよ~!?か、カワイイボクのライフはとっくにゼロなんですよ~!!?」

    まゆ「……いえ、あれは生身の人間ですねぇ。それにあの匂いは……きっと先日Pさんが困っているところを助けてあげた子です」

    卯月「に、におい?ここからだと全然わからないけど……すごいねまゆちゃん!」

    まゆ「ウフフ」

    幸子(そういう問題じゃないとおもうんですが!!?)


    >85 Pセリフ修正
    ×P(こんな、11ヵ月後に、別れ来るかもしれないのに、アイドルなんて増やすわけには……でも、しゃ、社長じきじきじゃ断るわけにも……)
    〇P(こんな、11ヵ月後に、別れが来るかもしれないのに、アイドルなんて増やすわけには……でも、しゃ、社長じきじきじゃ断るわけにも……)

    97 = 96 :

    -とある小さな店の前-

    「……」

    (別の世界、抜けた魂、突然現れた楓さんから聞かされた衝撃の事実……)

    (しかし、今の俺には、既に卯月たちに加え、新たな担当アイドルとして桃華まで加わってしまった……)

    (このまま、彼女たちのプロデュースを続けたら、いずれは必ず別れの日が……)

    「はぁ……俺はこれから一体どうすれば良いんだ……?」


    「ねぇ」

    「ん?」

    「店先でそんな大きなため息をつかないでくれないかな。つくなら、その辺の公園でも行ってきなよ」


    「っ!!?」

    98 = 96 :

    (り、凛!そうか、ここは、凛の家族が営んでいる花屋……ということは、目の前にいるのは……俺がプロデュースしなかった場合の渋谷凛!元居た世界で、俺が初めてプロデュースした……)

    「……ああ、ごめんよ……じゃあ、景気づけに、元気の出る花でも見繕ってくれないかな」

    「……まぁ、良いけど」

    (そういって腰に手を当てていた凛が奥へと消えていく。それにしても、店先でため息をついただけで、あんな強気に言うとは、知らない相手だったら顰蹙(ひんしゅく)をかってしまうぞ)カラン

    「……元気の出るお花だったら、やっぱり明るい色の花が良いと思うよ、そこにあるオレンジのガーベラとかオススメかな……あとは……」

    (耳元に掛かった髪をかき分けながら花たちを見て柔らかい表情で話す凛。その姿は、昔から知っている彼女と少しも変わらず、やっぱり、彼女は……)

    「綺麗だ」

    「……え?」

    「あ、いや、綺麗な花だなって。じゃあ、そのガーベラをもらおうかな」

    「……ん。良いよ、花瓶にでも挿すの?」

    「あぁ、そうするよ」

    「じゃあ、いくつか別の花も見繕ってあげようか?流石にガーベラだけじゃ、味気ないと思うし」

    「お願いできるかな」

    99 = 96 :

    「じゃあ、大体こんなもんかな。袋、いるよね」

    「あぁ、頼むよ」

    「……」ガサガサ

    「……」

    「ねぇ」

    「ん?」

    「何に悩んでるかなんて、私にはわからないけどさ。悩むくらいなら、思いっきりやってみたら良いんじゃないかな?」

    「……思いっきり?」

    「うん。偉そうなこと言える立場じゃないけど、思いっきりやって、後悔するのは、やらなくて後悔するより、ずっと良いと思うよ」

    「!……そうだな。ありがとう」

    「……はい、これ、後おまけで一本入れといたから」

    「え、それは、どうも」

    「うん……頑張って」パサ

    「あぁ!」パシ、タタタ…カランカラン



    「……」フゥ…

    凛母「凛、珍しいじゃない、お客さんにあんなこと言うなんて」

    「!??い、いたの、お母さん!!」

    凛母「それに、あんたが最後におまけしてた花のハルシャギクって」

    「し、知らない。行くよ、ハナコ」

    100 = 96 :

    タタタ

    「やるぞ、俺は、やってやる!」

    「例え俺がこの世界からいなくなったとしても、輝きを失わないようなそんなアイドルに、彼女たちを……!!!」タタタ


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