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元スレ渋谷凛「黒い球の部屋」
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卯月「もう15分くらい経ちます…凛ちゃん、大丈夫でしょうか…」
未央「しぶりん…みくにゃん…茜ちん…」
未央「どうしよう…あーちゃんがもう…助けて…だれか助けてよ…」ボロボロッ
藍子「………ハッ…………ハッ…………」ガタガタッ
卯月「藍子ちゃん、しっかりして下さい!どうしよう…また血が滲み出てきて…藍子ちゃん、ポーチの中失礼します!」ジィィ
卯月「なにか…包帯とか駆血帯の代わりになるようなものは…」ガサガサッ
卯月「…あ、これって」カチャ
卯月(小さい銃…藍子ちゃん、ポーチの中にしまっていたんだ)
卯月「ダメ、こんなのなんの役にもたたない!なにか他には…」ガサガサッ
ダンッ
未央「ひっ!」
卯月「!」
卯月(な、なにか橋の上から落ちてきた…)「り、りん…ちゃん…?」
ザッザッザッ
卯月(近づいてきてる…けど、暗くてよく見えない…そうだ、携帯のライトで)ゴソゴソ
卯月「り、凛ちゃんですよね?無事に戻ってこれたんですね!」ピカッ
ウサミン星人「キャハッ☆」
卯月「…え」
-------
凛「茜、そっち行ったよ!」
茜「はい!」ギョーンッ
ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆」サッ
茜「だ、ダメです!避けられちゃいます!」
凛「くそっ!こうなったら…!」ダッ
ガシッ
茜「凛ちゃん!?」
ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」ウィッウィィン
凛「茜!わたしが抑えてるから!は、はやく…今のうちに!!」ググッ
キュィィィン
茜「は、はい!」ギョーンッギョーンッ
ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」ウィンウィンウィンッ
凛「くっ…うぉぉぉぉ!!」キュィィィン
ミシミシッバキッ
ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆ウサウサァァァ」メキメキッ
バンッババンッ
凛「っ!!」ビチャ
茜「ふぅ…。な、なんとか倒せましたね…。凛ちゃん、大丈夫ですか?」
凛「うん、なんともないけど…モロに飛び散ったの被っちゃった…うっ…気持ちわる…オエェッ…」ビチャッ
茜「うっ…ごめんなさい。でも、凛ちゃんが抑えてくれたおかげで当てられました、ありがとうございます!」
凛「う、うん…」
茜「しかし凛ちゃん、凄い力持ちですね!あのロボットのアームをへし折るなんて!ラグビー選手みたいです!」
凛「えっ?…あ、そういえばさっき…」
凛(確かに力は入れていたけど…でも、なんか変な感じだった…どう考えても、この金属のアームをへし折るなんて不可能だし…)
凛(それに、ウサミンロボに殴られた時も未央みたいに歯が折れるどころか、痛みすらないなんて…一体どういうこと…?)
茜「でも凛ちゃん、とりあえずこれで襲われる心配はなくなりましたね!」
凛「…え?あ、あぁ、ごめん、聞いてなかった。なに?」
茜「凛ちゃんがさっき倒したウサミンロボが2体!わたしがさっき倒したウサミンロボが2体!そして今倒したウサミンロボが1体!つまり、これでウサミンロボは全て倒したことになります!」
凛「あぁ、確かに。これで…いや、待って。まだ安心できないよ、まだ1番のターゲットが残ってる…」
茜「え?」
凛「忘れたの?わたしたちがあの黒い球に倒すように指示されたのは…」
茜「…あ!そうでした!あのジャングルジムにいたウサミン星人!あれを倒さないと、ですね!」
凛「うん…今度は見た目が機械じゃなくて、人間そっくりの生き物だよ…いい?藍子を助けるため…躊躇したらダメだからね…」
茜「…は、はい…」ゴクリ
凛「よし、それじゃあ急ごう。橋まであと少しだから」
茜「はい!」
「し、しぶりーん!」タッタッ
茜「?あ、未央ちゃんですよ凛ちゃん!おーい、未央ちゃーん!」
未央「あ、茜ちん…無事だったんだ…よかっ…た…」ハァッハァッ
凛「未央!?どうしたの!?藍子と卯月は!?」
未央「ハァッ…ハァッ…は、橋の下に…ウサミン星人が…!!」
凛「!!」
未央「あ、あーちゃんを…連れてきたかったんだけど…片手じゃ無理で…ごめん、わたし…怖くて…なにもできなくって…1人だけで…」ゼェッゼェッ
凛「っ!!卯月!!!」ダッ
キュィィィン
ダンッダンッダンッ
茜「あ、凛ちゃん待ってくだ…は、はやい!?車を追い越してる…!?」
未央「ごめん…ごめんね茜ちん…わたし、怖くって…結局1人だけで逃げてきちゃって…またあーちゃんを見捨てて…ごめん…ごめんねぇ…」ボロボロッ
茜「未央ちゃん…」
茜「…大丈夫ですよ、未央ちゃん!さっき凛ちゃんが言ってました、こんな時こそ落ち着けって!未央ちゃんはひどい怪我をしてるんです、むしろよく逃げてきてくれました!後のことは私たちに任せて、隠れていて下さい!必ず迎えにきますから!」
未央「茜、ちん…」ボロボロッ
茜「それじゃあ私も行ってきます!未央ちゃんは自分の身を全力で守って下さい!」ダッ
未央「茜ちん…しぶりん…しまむー…」
未央「ごめん、ごめんね、みんな…」
未央「ごめんね、あーちゃん…」ヒッグヒッグ
-------
卯月「ハァッ…ハァッ…」ガタガタッ
ウサミン星人「キャハッ☆ラブリージュウナナサイッ☆」ザッザッザッ
卯月(っ!こっちに近づいてくる…!だめ、ここじゃあ藍子ちゃんを連れて橋の上に登るのに時間がかかる…すぐに捕まる…!ど、とうすれば…)
『…この状況で、オモチャなんか用意するのかな…本当に殺し合いさせるつもりなら、違う気がする…もしかしたら、なにか仕組みがあるのかも。』
卯月(…!この銃…もし凛ちゃんの言う通りオモチャじゃないのなら…)
卯月(…私が、私が藍子ちゃんを守らないと!)カチャ
ウサミン星人「キュート☆」ザッザッザッ
卯月(ふぅ…ふぅ…落ち着いて…大丈夫、やれる…)ドクンッドクンッ
ウサミン星人「キューティー☆」ザッザッザッ
卯月(私なら…落ち着いて…ゆっくり、ゆっくりと…)ググッ
ウサミン星人「キューティクル☆」ダンッ
ビュオッ
卯月「えっ」
ウサミン星人「キャハッ☆」ブンッ
ボゴォッ
ガンッミシィッゴンッゴロゴロッ
卯月「ッッッッカッ!!アッアァァ…!!ッ…!!!」ドクドク
卯月(みえ…なかった…いま、こっちに向かってとんで…来た…?ぜんぜんわからなかった…)
卯月(痛い…痛いよ…体が動かない…背中の骨が…変な音が…)
卯月(頭も強く打ったみたいで…意識が…もうろうと…あれ?なにこの赤いの…これって…私の…)ドクドク
ウサミン星人「ナナハエイエンノジュウナナサイナノデ☆」ザッザッザッピタッ
卯月(凛ちゃん…ごめんなさい…言われた通りに逃げられませんでした…藍子ちゃんを、守れませんでした…)ドクドク
ウサミン星人「アイトキボウヲリョウミミニヒッサゲ☆」スッ
卯月(ごめんなさい…凛ちゃん…)ドクドク
ウサミン星人「ナナ、ガンバッチャイマス☆」ブンッ
凛「卯月!!!!!!」ダンッダンッダンッ
ダンッビュオッブンッ
ウサミン星人「ミミッ」ミシィッ
ドンッガンッゴンッバシャン
凛「ハァッハァッ、う、卯月!!しっかりして、卯月!!!」
卯月「………り……ん、ちゃ…………」ドクドク
凛「卯月、卯月!!」
茜(橋の上から)「凛ちゃん!川の方です、ウサミン星人が起き上がってますよ!」
ウサミン星人「ギャハッ☆アブリーヴヴナナザイ☆」ザバァッ
凛「くっ…茜!!あたしがこいつを食い止める!卯月と藍子をお願い!!」
茜「食い止めるって…無理ですよ!!」
凛「いいから!!早くして!!」カチャ
ギョーンッギョーンッギョーンッ
ウサミン星人「ナナアジュウナナザイナノデ☆」ザブッザブッ
凛(!!浅瀬だけど、水の中だから動きが鈍い!!いける!!)ギョーンッギョーンッギョーンッ
茜「よっと…卯月ちゃん、私に捕まって下さい!!とりあえず上まで移動しますよ!」ダッ
ウサミン星人「ハードウェーヴ☆」ザブッザブッ
バシャンッバシャンッ
ウサミン星人「ビリビリィィィ」メキメキッ
ババンッバンッ
凛(やった!頭と腕を吹き飛ばした!)
ウサミン星人「」メキャメキャッ
凛「!?」
ウサミン星人「…キャハッ☆ナナ、ガンバッチャイマース☆」スッ
凛「う…そ…」
凛(吹き飛んだとこが再生した…!?そんな…こんなの、どうすれば…)
ウサミン星人「ミミミン☆」ググッザバァン
凛(とんだ!?)
ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ
凛(なっ、藍子の側に!!)
ウサミン星人「ラブリージュウナナサイ☆」ガシッ
藍子「………ッ……ァ……………」シワシワ
凛「!!?」
凛(藍子がどんどんしわくちゃに…まるで年寄りみたいに…!!)
ウサミン星人「ダイジナダイジナトキメキダモン☆」ポイッ
藍子「」ドサッ
凛「あ、藍子!!」
ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ
ビュオッ
凛「え」
ウサミン星人「ブイッ☆」ブンッ
ボゴォッ
凛「っっ!!」ビュオッ
ドンッガンッゴロゴロッ
キュィィィン
凛(っ!!油断した…!!でも、まただ…怪我どころか、痛みすらない…!?)キュィィィン
ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ
ドンッ
茜「ひっ!?」
凛(!上の茜と卯月のとこに…!!)
ウサミン星人「ウサミン☆ウサミン☆グルコサミン☆」ガシッ
茜「っっ!!は、離して下さ…あっあぁっ…」シワシワ
凛「!!茜!!!」キュィィィン
ダンッドンッ
茜「あっ…うぅぅ…」カチャ
ギョーンッギョーンッギョーンッ
ウサミン星人「!!」サッ
茜「っっ…よけ…はぁぁぁ…」シワシワ
茜「……ぁ……っ…」シワシワ
ウサミン星人「ジュシンデオッケー☆」ポイッ
茜「」ドサッ
凛「っ!!茜…あかねぇぇぇ!!!」ギョーンッギョーンッギョーンッ
ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ
ドドンッドンッドンッ
凛(くそっ!うさぎみたいにピョンピョンと…!!)ギョーンッギョーンッ
凛(なら、着地の瞬間を狙えば…!!)ギョーンギョーンッ
ウサミン星人「キャババ」バンッバンッ
凛(よし!今度こそ!)
ウサミン星人「ッッァハ☆ラブリージュウナナサイ☆」メキャメキャッ
凛「なっ…」
凛(そんな…どうすれば…)
ウサミン星人「ナナ、ガンバッチャイマース☆」ググッ
凛(!さっきの突進がまた来る!)
ウサミン星人「ブイッ☆」ダンッビュオッ
凛「っ!!」サッ
凛(さっきより、遅い…!?)ギョーンッギョーンッ
ウサミン星人「アベベッ」バンッ
ウサミン星人「ッッッッッッィン☆ウーサミーン☆」メキャメキャッ
凛(動きだけじゃない、再生も遅くなってる!?それに、よく見たら…老けてる…!?さっきまでは明らかに20代の見た目だったのに、今は50代くらいに…!!)
ウサミン星人「ナンチャッテー☆」ダンッダンッダンッ
凛(そっか…わかった!こいつ、寿命を吸い取るんだ!藍子と茜は寿命を吸い尽くされて…でも、こいつもダメージをおえばおうほど寿命を削って再生する…!!つまり、再生には限りがある!!)
ウサミン星人「デンシャデムカエバイチジカン☆」ブンッ
凛「っそいんだよ!!」サッ
キュィィィン
凛(カウンターの要領で…!!)
凛「ふんっ!!」ブンッ
ウサミン星人「ミィンッ」ゴキンッビュオッ
ドンッゴロゴロッ
ウサミン星人「ナ、ナナバ…エイエンオ…ジュウアアザイ…☆」メキャ・・・メキャ・・・
凛「今だ!!」ギョーンッギョーンッギョーンッギョーンッギョーンッギョーンッ
ウサミン星人「ミ、ミミン…ミミミミミィィ」メキメキメキメキッ
バンッバンッバババンッバンッバンッバンッ
ウサミン星人「」ピクピクッ
凛「…ハァッ…ハァッ……たお、した………?」ゼェゼェ
凛「…」ゼェゼェ
凛「!!う、卯月!藍子!茜!」ダッ
凛(っ!卯月の怪我がひどい…!頭からの出血が止まらない!全身の骨もめちゃくちゃに…!)
凛「卯月、しっかりして!!卯月、卯月ぃ!!」
卯月「……ハッ………ハッ………」ドクドク
凛「!!まだかろうじて生きてる…でも、このままじゃ…どうにかしないと!」
凛「他の2人は…!」
凛「…ダメ…茜…脈がない…」
凛(きっと、藍子も…もう…)ジワァッ
凛「っ……!」ボロボロッ
凛(ダメ、泣いてる場合じゃない…!)ゴシゴシッ
凛「…とりあえず、今は卯月をなんとか」クルッ
ウサミン星人「」メキャメキャッ
凛「!!!」
ウサミン星人「イイインイイインウウウアイン」グワッガシッ
卯月「…ッ……」ググッ
凛「卯月!!!」
ウサミン星人「ウアウアウウア」メキャメキャッ
卯月「…」シワシワ
凛「なっ……やっめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」キュィィィン
ガシッ
ウサミン星人「キャハァッ☆」ググッ
卯月「…ッ………」ドサッ
凛「卯月に…触るなぁぁぁぁ!!!」キュィィィン
卯月「…ぁ……ぅ………」ググッ
凛「うぁぁぁぁぁぁ!!!」キュィィィン
ミシミシッベキンッ
ウサミン星人「ギャハァァァ☆」プラーン
卯月「……ぁは…は…やっぱ…凛ちゃん…凄い…です………」
卯月「…」
凛「いい加減、くたばれぇぇぇぇ!!!」キュィィィンッブンッ
ウサミン星人「ミンッ」メキャッ
凛「アァァァァァァ!!!!!!!」ブンッ
ビュオッボゴォッグシャッゴロンッ
ウサミン星人「…ァァ…ァ…ェィェ……」ピクッピクッ
凛「はぁっはぁっ…う、卯月…卯月ぃ!!」バッ
卯月「」
凛「あ…あぁぁぁぁ…うぁぁぁ…」ボロボロッ
凛「ぞんな…ぞんなぁ…うづぎぃ…ぁぁぁ…」ボロボロッ
ウサミン星人「ミ…ミミ……」メキャメキャッ
凛「っぐっっごのっっごのぉぉぉぉ!!」キュィィィン
ウサミン星人「…ミ……」ググッ
『まったく、往生際が悪いにゃ。いい加減諦めるにゃ』
とりあえずここまで。
需要ありそうなら、続きを時間あるときに再投下します。
板間違えて本当にスマン。
実際グロの基準なんて曖昧だからどっちでもいいと思うよ
地の文モリモリでエグい書き方とかじゃ無いし
地の文モリモリでエグい書き方とかじゃ無いし
見てくれてた人がいるみたいだから、とりあえず再開します。
多分ID違うけど、スレ主なんでよろしく。
続編書くとしたらR板に載せるんで、今回はここに全部うpします。
書き溜めしてるからペース早いけど許せ。
ギョーンッヒュンヒュンヒュンッ
カチッズンッ
凛「!?」
凛(なにあれ…ワイヤー?ウサミン星人がぐるぐる巻きに…)
「いやーお疲れ様にゃ。初めてでここまでやれるなんて、やっぱり凛ちゃんは見込み通りだったにゃ」ザッザッザッ
バチバチッ
凛「え…今、どこから…な、なに言ってるの…」
凛「…みく…」
みく「にゃっはは、なにって、今言った通りにゃ。最初に凛ちゃん見たときに、みくとおんなじ匂いを感じたにゃ」
凛「…え…?」
みく「つまり、凛ちゃんにはこの世界で生きるのに長けた才能があるってことにゃ。まったく、感謝してよね。みくがそのスーツ着るように言わなかったら、きっと今頃凛ちゃん死んでたんだよ?」
凛「…みく…なにか、知ってるの…?」
みく「にゃはは、随分ざっくりとした言い方にゃ。まあそうだね、少なくともこの状況やこれからどうなるか、あと武器の使い方については熟知してるにゃ」
凛「そ、それじゃ!」
みく「あ、待って。あんまり時間がないにゃ」ピッピッ
みく「残り時間7分…とりあえず、先にこいつかたしちゃうね」カチャ
ギョーンッ
ウサミン星人「ァァァ…ゥァッェォォェゥ…」ジジジッ
凛「!?なに…これ…?」
みく「にゃはは。今みくが使ったこの銃口が3つの銃は、こうやってワイヤーで捕獲する用の銃にゃ。そして、そのあともっかい撃てばみくたちみたいに転送してくれるの」
凛「転送って…どこに…?」
みく「さあ?そこまではわからないにゃ。まあでも、しいていうなら…あの世、かな」
凛「あの世…」
みく「そ。そっちはぶっ殺す用、こっちは送る用。今回みたいに再生するタイプの敵は、こっちの銃の方が有効的にゃ」
ウサミン星人「」ジジジッ
ウサミン星人「」ジッ
みく「はい、いっちょあがり♪」
凛「…おわっ…たの?」
みく「うん。ひとまずお疲れ様♪」
凛「…はぁー…」ヘナヘナ
凛「…わたしたち、これからどうなるの…?」
みく「とりあえず、今からまたさっきの部屋に戻れるにゃ。それで初めて生きて帰れるにゃ」
凛「か…帰れる…!…そ、そうだ!!卯月!!卯月!!」ガバッ
卯月「」
凛「卯月…!ダメ、呼吸をしてない…脈もほとんど…これじゃあもう、戻ったところで…」グスッ
みく「あ、ちなみにもし生きてさえいるのなら、どんな状態だろうとあの部屋に戻ると来た時とまったく同じ状態に戻るにゃ」
凛「!?そ、それって、生きて帰れるってこと!?」
みく「そういうことにゃ。まあ、あくまで生きていればの話だけど…おっ」ジジジッ
みく「それじゃあお先にゃ」ジジジッ
みく「」ジジジッ
みく「」ジッ
凛「…う、卯月!しっかりして!卯月!!」ユサユサ
卯月「」
凛「卯月、帰れるんだよ!生きて戻れるんだよ!帰ろう、一緒に帰ろう!卯月、お願い、生きて!卯月!!」ジジジッ
凛「帰って来て!!」ジジジッ
凛「卯月!!!」ジッ
凛「…うづ…き…」ボロボロッ
みく「今回は2人だけかにゃ?にゃはは、久しぶりのみく以外の生還者にゃ」
凛「…」ボロボロッ
ジジジッ
凛「!」
「あ、あれ?ここって最初の…」ジジジッ
凛「…未央…」
未央「え、しぶりん…?みくにゃんまで…?」ジジジッ
未央「!怪我が治ってる…?歯も、腕も…一体どうなってるの…」ジッ
みく「あーそういえば未央ちゃんのこと、すっかり忘れてたにゃw」
未央「えっ…え?」
みく「これで全員かにゃ…さてと、GANTZ、早く採点しろにゃ」
凛「…」
未央「しぶりん…どうなってるの…?他のみんなは…?」
凛「…」
----
卯月「」
----
未央「え…嘘だよね…ねぇ、しぶりん…」ジワァ
凛「…」ボロボロッ
未央「ねぇ、答えてよ!しぶりん!」ボロボロッ
----
卯月「」ピクッ
----
ジジジッ
凛「!!」
「あれ?私、どうなって…ここってさっきの…え…?」ジジジッ
凛「っっあっあぁぁぁ…」ボロボロッ
未央「!し…しまむー!」
卯月「一体…どうなってるんですか…?未央ちゃん、みくちゃん…凛ちゃん」ジッ
凛「う、づき…おがえり…うづきぃぃぃ」ギュッ
卯月「えっ!?ちょ、凛ちゃん、痛いですよ!!どど、どうしたんですか!?///」
みく「まじかにゃ…今回何人いるにゃ」
未央「おかえり…しまむー…」ギュッ
卯月「み、未央ちゃんまで…///」
ちーん
卯月、凛、未央「!?」
GANTZ【それぢわ、ちいてんをはじぬる
00:00:00】
みく「ふう、やっと全員かにゃ。さ、今から採点始まるにゃ♪」
凛「さい、てん…?」ゴシゴシッ
未央「え…まだあーちゃんと茜ちんが帰って来てないよ…?」
みく「簡単なことにゃ。あの2人は死んだ、ってことにゃ」
未央「死ん…嘘…そん…な…」
凛「未央…」
未央「…うぐっ、ごめん、ごめんね…茜ちん…あーちゃん…逃げてばっかで…助けてあげられなくて…ごめん…ごめんなさい…」ボロボロッ
卯月「未央ちゃん…」ギュッ
未央「えぐっ…ひっぐ…うぇぇぇぇん…」ボロボロッ
凛「…」ギュッ
GANTZ【ミツボシ 0てん 勘ちがいしすぎ 泣きすぎ】
凛「…」
GANTZ【しまむー 0てん よわすぎ 凛ちゃん見すぎ】
凛「えっ」
卯月「えっ、あっいや!う、うそ!これ、うそですよ!いやだなーもう!///」
凛「あ、あはは…」
GANTZ【しぶりん 2てん TOTAL 2てん あと98てんでおわり】
凛「2点…」
卯月「点数あるなんて…やりましたね、凛ちゃん!」
凛「う、うん…」
凛(あんだけ怖い思いして…ウサミンロボ1体1点なんだ…しょっぱいなぁ)
GANTZ【みくニャン 4てん TOTAL 61てん あと39てんでおわり】
卯月「え…なんでこんなに点数が…?」
みく「ふっふーん、凄いでしょ?」ドヤァ
みく「でも、4点か…まぁ、今回はそれ相応の点数かな」
卯月「?」
GANTZ【】
みく「さてと、今回も無事終わった終わった♪」
凛「…これで終わりなの?」
みく「うん、そーだよ。あとは玄関開くから、そっから普通に帰っていつも通りの生活を送ればいいにゃ。それじゃあみくは先に帰るにゃ、じゃーねー」
凛「な、ちょっとま」
未央「待ってよ!!」
凛「」ビクッ
みく「…なんにゃ?」
未央「…あーちゃんは…?茜ちんは…?」
みく「だからさっきも言ったでしょ?死んだんだって」
未央「そんな…なんで!?なんで2人は死ななくちゃいけなかったの!?わたしたち、なんも悪いことしてないじゃん!なのにいきなりこんな…ねえ、なんで!答えてよ!!」
みく「なんでって言われても…弱かったからじゃない?」
未央「よわっ…」
みく「そ、弱かったから。体感したから分かるかもだろうけど、あの世界は強い人しか生き残れないにゃ。だから死んでいった人たちは力不足だった、ただそれだけのことにゃ」
未央「…なに、言ってるの…?」
みく「別に未央ちゃんをフォローするわけじゃないけど、実際責任は死んだあの2人にあるにゃ。自分の身を守れなかったから死んだんだし」
みく「その点、未央ちゃんは自分の身を案じて逃げ切ったんだから、賢かったにゃ。いやーお見事!w」
未央「…ざ…んな…」プルプル
卯月「未央、ちゃん…?」
未央「ふざけんな!!」ガシッ
みく「…なんにゃ…離すにゃ」
未央「お前、その様子だと全部知ってたんだろ!!これからどうなるかとか、これがどういう状況なのか!!それなのになんでなにも言わなかった!!なんで誰も助けなかった!!」
みく「なんでって…言っても信じない人もいるからにゃあ…みく、変人扱いされるのはごめんにゃ」
未央「なっ…それ、だけ…?たったそれだけの理由で…あの2人を見殺しにしたの…?」
みく「それに、みんな戦いに参加したらみくの取り分減っちゃうでしょ?だから自力で生き残った奴か、みくがピーンと来た奴以外は別にどうなろうと知ったこっちゃないにゃ」
みく「それに、なんもわからないで混乱してる様を見るのも中々楽しいしねw」
未央「っ!!」
みく「今回だと、未央ちゃんなんか特に滑稽だったよ?勝手にゲームだと思い込んで、その挙句泣き叫びながらわめいて…みく、思わず笑っちゃったにゃ♪」
未央「お前っ…全部見てたのか…あの時、すぐ側に…」ギリギリッ
未央「っあぁぁぁぁぁ!!殺す、殺す!!殺してやるぅぅぅぅぅぅ!!」ギュゥゥゥ
みく「にゃはは、首なんかしめたとこでなんの意味もないにゃ。ほら、全くしまらないでしょ?みくもこの服の下にスーツを着てるからね」
みく「だからこーんなこともできちゃうにゃ」ガシッ
ブンッガンッ
未央「がっはぁ…!!」ゴロッ
卯月「み、未央ちゃん!しっかり!みくちゃん、なんでこんなことを…!」
みく「なんでって…見てたでしょ?そいつが突っかかって来たんだよ?みくはそれから身を守っただけ、正当防衛にゃ」
未央「くそっ…くそぉぉ…!」ボロボロッ
卯月「未央ちゃん…」
凛「未央…」
みく「ふんっ」
凛「…みく、いくつか質問させて」
みく「…はぁー、みく帰りたいんだけどなぁ…まあいいよ、この際だから分かることなら教えてあげる」
凛「…ここは、どこ?わたしたち死んだはずじゃなかったの?あのウサミン星人ってなんだったの?この黒い球はなんなの?あんたは…一体何者…?」
みく「質問は1つにして欲しいにゃ…ここは普通のマンションの一室にゃ」
凛「普通のって…だってさっきまで出られなかったじゃん!」
みく「さっきまでは、ね。今はもう普通の部屋と変わりないにゃ」
凛「…わからない。なんなの、この状況…」
みく「うーん、それじゃあ分かるように説明してあげる。ここにあるこの黒い球、みくたちはこれを『GANTZ』って呼んでるにゃ」
凛「ガン…ツ?」
みく「そ。誰が名付け親かは分からないけど、ずっと前にこの部屋にいた奴がつけたらしいにゃ」
みく「正直、このGANTZがなんなのかはみくも、誰も知らない。ただ、こいつには現代の科学では説明できないようなテクノロジーが搭載されてることは確かにゃ。それこそSF映画のような、ね」
凛「…死んだ人間を連れて来たり、転送したり、怪我を元どおりにしたり、とか…?」
みく「その通り、飲み込みが早くて助かるにゃ。あの銃だって、普通とは違ってとてつもない威力でしょ?それに、凛ちゃんの着てるそのスーツ…凛ちゃん、そのスーツの力に気づいた?」
凛「えっ?」
みく「…その様子だと、気づいて無いみたいだね。そのスーツは着た人間の力を何倍にもしてくれるにゃ。岩を砕いたり、車より速く走れたり、金属以上に身体が硬くなったり…心当たり、ない?」
凛「…あ、そういえば…」
『いっ…たく…ない?今、確かに殴られたのに…』
『しかし凛ちゃん、凄い力持ちですね!あのロボットのアームをへし折るなんて!』
凛「あれって…そういう…」
みく「さすがに違和感はあったっぽいね。でも、スーツも絶対じゃない。たまにスーツの耐久力が効かない敵もいるし、このスーツも負荷がかかりすぎると壊れるから要注意にゃ」
凛「…」
みく「みくたちは、確かに一度死んだ。それは間違いないにゃ。でも、GANTZの未知のテクノロジーによって生き返った。その代わり、そのテクノロジーの恩恵を受けながら今度は未知の生物と殺し合いをしなきゃいけないのにゃ」
凛「それが、今回はウサミン星人だった…ってこと?」
みく「その通りにゃ」
凛「…また、連れてこられるの…?」
みく「うん。みくなんかは、もう半年以上前からここに来ているにゃ。以来、大体1~2ヶ月に一度、っていうペースで呼ばれてるにゃ」
凛「…なんで、私にこのスーツを着るように促したの?」
みく「さっきも言ったけど、みくはなんとなーくこの世界で生きていけそうな人ってのがわかるにゃ。目が違う…って言うのかな」
みく「使えなさそうな奴らは星人をおびき寄せる囮になって貰うけど、凛ちゃんみたいな才覚ある人には出来るだけ生き残ってもらって、一緒に星人狩りをして欲しいって思ってるにゃ」
みく「取り分は減るけど、たまーにみく1人じゃ倒すのに厳しい敵もいるにゃ。そんな奴が出た時のために、出来るだけ強い仲間は少人数で欲しいのにゃ」
凛「…つまり、いざという時のための囮、ってこと…」
みく「にゃはは、まあ好きなように解釈してもらって構わないにゃ。あと、今回のことは誰にも言わない方がいいよ。みくたちはここに連れてこられた時に、頭の中に小さな小さな爆弾を入れられてるにゃ」
みく「星人狩りの途中でエリアを出たり、第三者にこの世界のことを知られたら、即ボンッ…にゃ」
凛「…わたしたち、自由になれないの…?死んだ人たちはもう、帰ってこないの…?」
みく「…はぁー、ちょっとは自分で調べて欲しいんだけどにゃあ…出血大サービスにゃ、教えてあげる」
みく「答えだけ言うと、両方とも可能にゃ。さっき採点があったよね?あれで100点を取ればいいにゃ」
みく「そうすると①自由になる、②強い武器が手に入る、③死んだ人間を生き返らせる、のどれかが可能にゃ。まあ、これからも頑張って100点目指そうにゃ。よろしくね、3人とも♪」
凛「…こちらこそ、なんて言うとでも思ってんの…?」ギリッ
みく「にゃはは、随分嫌われちゃったもんにゃ。まあいっか」ピッ
バチバチッ
凛「!消えた…!?」
『これも未知のテクノロジーの1つにゃ。次呼ばれる時までに、勉強しといた方がいいよー』
『それじゃあみくは帰るね、バイバーイ』
ギシッギシッギィ…バタンッ
凛「…」
卯月「凛ちゃん…これから、どうしましょう…」
凛「どうするって、いつも通りの生活を送るしかないよ…」
卯月「そう、ですよね…」
凛「でも、またこの戦いには呼ばれる…だから、その時までにわたしたちは力をつけなきゃいけない…」
凛「未央、卯月。3人で定期的に連絡をとって、情報を交換しよう。これから生き延びるために、わたしたちは協力し合わなきゃいけない。わたしたちは、みくとは違ったやり方で生きていかなきゃいけないと思うんだ。協力、してくれるかな…」
卯月「…そんなの、あたりまえじゃないですか!こちらこそ、これからもよろしくお願いします、凛ちゃん!」
凛「ありがとう、卯月…未央は…?」
未央「…100点取れば…死んだ人間を生き返らせることができる…さっき、みくはそう言ってたよね…」
凛「…うん」
未央「…わたし、どんな手を使ってでも、2人を生き返らせる…もう1度2人に…あーちゃんと茜ちん会って、ちゃんと謝りたい!もう1度、話がしたい!またショッピングに行きたい!そのためなら、なんでもする!もう逃げない!」ゴシゴシッ
未央「だからお願い、2人とも…わたしに…力を貸して…!」
凛「未央…」
凛「…2人とも、これからもよろしく」スッ
卯月「はい!島村卯月、頑張ります!」ガシッ
未央「ありがとう、2人とも…3人で、力を合わせて生き残ろう!」ガシッ
みく星人側じゃないどころかまさかの西ポジ?後星人役出来そうなのいたか…?
-------
凛「それじゃあわたしはこっちだから。また連絡するよ、じゃあね2人とも」
卯月「はい!また会いましょう、凛ちゃん、未央ちゃん!」
未央「それじゃあ気をつけて!バイバーイ!」
凛(…)
凛(なんていうか、現実味がない…さっきまでのことは、本当にあったことだったのかな…)
凛(とにかく、疲れた…早く帰って寝よ…)ケータイトリダシ
凛(!奈緒とプロデューサーから凄い着信きてる…!そうだ、加蓮!すっかり忘れてた!)ポパピプペー
プルルルルップルルルルップルルガチャッ
凛「あ、奈」
奈緒『凛!!無事か!!?今どこにいるんだよ!!』
凛「っ!!」キーン
凛「ご、ごめん奈緒…いろいろあって…連絡するの遅れた…」
凛「わたしは大丈夫、なんともないよ…それより加蓮は!?」
奈緒『そ、そうか…よがっ…グスッ…よがっだぁ…ヒグッ…』ズズー
凛「奈緒…ごめん、心配かけて…」
奈緒『グスッ…ほんとだぞ、ばかやろう…急にいなくなるから…お前にまでなんかあったら、わたしはどうすればいいんだよ…加蓮なら、無事だからな…安心してくれ…』
凛「!そう…よかった…加蓮…」ホッ
奈緒『今346病院に、プロデューサーといる。来れそうなら、凛も来てくれ』
凛「うん、わかった。すぐ向かうよ」
奈緒『よし、それじゃあ待ってるから…ん?なんだ、プロデューサー…え、別にいいけど。凛、ちょっとプロデューサーに変わるな』
凛「え、うん」
プロデューサー(以下P)『凛か。奈緒から話は聞いた。心配したんだぞ、急に走って行ったって聞いたから…奈緒がもしかしから犯人を追ったのかもしれないって言うから、加蓮の事も含めて警察沙汰になってるぞ』
凛「え!そ、そうなの!?」
P『まあ無事ならいい。一体こんなときに電話にも出ないで、何してたんだ?』
凛「え、あー…えっと…」
『みくたちはここに連れてこられた時に、頭の中に小さな小さな爆弾を入れられてるにゃ。第三者にこの世界のことを知られたら、即ボンッ…にゃ』
凛「…まあ、ちょっとね。大した事じゃないから、気にしないで」
P『気にしないでって、お前…まあ、無事ならいいんだ。警察には俺から連絡を入れておくからな』
凛「うん。ごめんね、ありがとうプロデューサー。加蓮の容体は?」
P『あぁ、加蓮な。どうやらナイフのようなもので刺されたらしい。でも、運良く内臓は避けてたそうだ。手術と、数日は入院するそうだが、奈緒も言ってた通り命に別状はないから安心しろ』
凛「そう…」
P『とにかく、詳しい話はお前が来てから話すよ。それで、奈緒に代わってもらった案件なんだが』
凛「?うん」
P『こんな時に言うのもアレなんだが、いち早く伝えておきたくて…この前のオーディションの結果がさっき来た。やったな凛、合格だそうだ!』
凛「!そう、なんだ…あはは…やったぁ…」
P『こんな時で済まないな。加蓮のことでいっぱいいっぱいだとは思うが』
凛「ほんとだよ。喜んでいいのかどうかわからなくっちゃうじゃん。でもまあ加蓮も無事だったことだし…その件については、素直に喜ばせてもらうよ。ありがとう、プロデューサー」
P『何言ってんだ、これはちゃんとした凛の実力が評価されたんだ。これから少しずつだが忙しくなるぞ、覚悟しておけ!』
奈緒『おいプロデューサー、いい加減わたしの携帯返せよ!』プンスコッ
P『おっと、すまん奈緒。まあ、そう言うわけだ凛、とにかく待ってるからな』
凛「うん、すぐ行くよ。それじゃ」ピッ
-------
電車の中
凛(加蓮無事だったんだ…良かった…オーディションも受かってたみたいだし、少し安心…)
凛(346病院まで1時間か…結構かかるな…)
凛(…疲れた…今日は色んなことがありすぎた…あまりにも、嫌なことがいくつも…)
凛(多分、これからが本当にキツイ日々になると思う…仕事も…あの戦いも…)
凛(でも…負けていられない…生きのびてやる…卯月と、未央と、3人で生き延びて…アイドルになって夢を叶えるんだ…)
凛「ふわぁっ…」
凛(…絶対アイドルに…生き抜いて…)ウツラウツラ
凛(…)スゥ
-------
-------
「発車いたします。閉まるドアにご注意下さい」
凛「…んっ…」パチッ
凛「…」ボー
凛「!つ、着いてる!」ダッ
プシュー
ガタンガタンッガタンガタンッ…
凛「…ふぅ…危なかった…乗り過ごすところだった…」
凛「電車の中に忘れ物してないよね…えっと、カバン…はある。携帯は…」ゴソゴソッ
凛「…!」
凛(…これ、スーツ…そうだ、部屋から持ってきたんだった…)
凛(…なんだ…さっきまでのあれ…)
凛(夢じゃ…なかったんだ…)
描いた夢は叶わないことの方が多い
優れた人を羨んでは自分が嫌になる
浅い眠りに押しつぶされそうな夜もある
優しい隣人が陰で牙を剥いていたり
優れた人を羨んでは自分が嫌になる
浅い眠りに押しつぶされそうな夜もある
優しい隣人が陰で牙を剥いていたり
とりあえずこれで終わりです。
いつも短いssしか読んでなくて、長いと読者飽きるだろとか考えてたけどいざ書いてみたらめっちゃ長くなった…ゴメンナサイ
初ssってことで、板間違えたりミスあったりしたけど、反応くれる人がいてくれて正直嬉しかったです。
また機会があったらR板で続き書いてみようかと思います。
本当にありがとう。
ガンツの設定知らんから、本当にウサミン星人がいるってことなのかと思った
>>98
なるほどね
本家では「~星人」って敵がほとんどだからそこからとってきたってだけ
ウサミン星人(安部菜々)はモバマス本家ではいるけどGANTZ本家にはいない、俺の創作
てか、GANTZ原作知らんってことはわけわからんシーン多かったと思う、すまん
おつおつ
もっとガツンと書いてくださってもいいんですよ?
ガンツSSだけに。
ふふっ
もっとガツンと書いてくださってもいいんですよ?
ガンツSSだけに。
ふふっ
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