私的良スレ書庫
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元スレヨウ「リーリエ・・・!?」アニポケリーリエ「・・・どなた様でしょうか?」
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・ポケモンのSS。
・ゲーム版はクリア後。アニメ版は少なくともシロンが生まれた後。
・キャラ崩壊注意。
・な げ え よ。
・ちょくちょく改行する形で書いているので、スマホでお読みの場合、
スマホを横にして画面サイズを変えると読みにくさが多少改善されるかもわかりません。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1493295923
・ゲーム版はクリア後。アニメ版は少なくともシロンが生まれた後。
・キャラ崩壊注意。
・な げ え よ。
・ちょくちょく改行する形で書いているので、スマホでお読みの場合、
スマホを横にして画面サイズを変えると読みにくさが多少改善されるかもわかりません。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1493295923
―――――メレメレ島・トレーナーズスクール
デクシオ「“こちらデクシオ。 この場所にあると思われるジガルデ・セル、回収できましたか?”」
ヨウ「うーん、ダメです。 見つからないですね。」
ジーナ「“おかしいですわね。 このトレーナーズスクール付近にいるのは間違いないのですが…”」
ヨウ「すいません。 頑張りが足りないのかも。もうちょっと粘ってみます」
デクシオ「“いえ、チャンピオンにこれ以上お手間をかけさせるわけにはいきません。 もう充分です。
…ひょっとしたら時間が悪かったのかもしれない”」
ヨウ「…時間が悪い、か。 …それなら、」
ジーナ「“どうされましたの?”」
ヨウ「…やっぱりもうちょっと探させて下さい。 2時間以内にはまた連絡入れます。
…実はとっておきの裏技があるんです」
デクシオ&ジーナ「「“?”」」
デクシオ「“こちらデクシオ。 この場所にあると思われるジガルデ・セル、回収できましたか?”」
ヨウ「うーん、ダメです。 見つからないですね。」
ジーナ「“おかしいですわね。 このトレーナーズスクール付近にいるのは間違いないのですが…”」
ヨウ「すいません。 頑張りが足りないのかも。もうちょっと粘ってみます」
デクシオ「“いえ、チャンピオンにこれ以上お手間をかけさせるわけにはいきません。 もう充分です。
…ひょっとしたら時間が悪かったのかもしれない”」
ヨウ「…時間が悪い、か。 …それなら、」
ジーナ「“どうされましたの?”」
ヨウ「…やっぱりもうちょっと探させて下さい。 2時間以内にはまた連絡入れます。
…実はとっておきの裏技があるんです」
デクシオ&ジーナ「「“?”」」
―――――ポニ島大峡谷の祭壇・空間の歪み
ヨウ「よし。 ほしぐもちゃん、頼んだ」
ほしぐもちゃん「…!」ふんす
ヨウ(…時間に問題があるなら、昼夜逆転の世界に行けば解決できるはずだ…)
――空間移動――
ヨウ「着いた。 ありがとうね、ほしぐもちゃん」なでなで
ほしぐもちゃん「~♪」
ヨウ「よし。 ほしぐもちゃん、頼んだ」
ほしぐもちゃん「…!」ふんす
ヨウ(…時間に問題があるなら、昼夜逆転の世界に行けば解決できるはずだ…)
――空間移動――
ヨウ「着いた。 ありがとうね、ほしぐもちゃん」なでなで
ほしぐもちゃん「~♪」
ヨウ (…あれ、ここ…、ポニ島の祭壇じゃない…。
でも、ここは見覚えがある…。ここはメレメレ島じゃないか…)
ヨウ(…いきなりメレメレ島に着いたってこと…? …こんな事はじめてだ…。
元々ここに来るつもりではあったんだから都合が悪いわけでは無いんだけれど…)
ヨウ(…とりあえずトレーナーズスクールまでいってみよう)ライドギア
………しーん。
ヨウ「?」ライドギア
………しーん。
ヨウ「あれ?(ライドポケモンがこない。 …なにか、変だぞ…?)」
でも、ここは見覚えがある…。ここはメレメレ島じゃないか…)
ヨウ(…いきなりメレメレ島に着いたってこと…? …こんな事はじめてだ…。
元々ここに来るつもりではあったんだから都合が悪いわけでは無いんだけれど…)
ヨウ(…とりあえずトレーナーズスクールまでいってみよう)ライドギア
………しーん。
ヨウ「?」ライドギア
………しーん。
ヨウ「あれ?(ライドポケモンがこない。 …なにか、変だぞ…?)」
―――――
ヨウ(とりあえず歩いてトレーナーズスクールまで来てみた…、つもりなんだけど…)
ヨウ(おかしいな? 確かに、ここは学校ではあるっぽいけど全然、見覚えない建物だ…)
ヨウ(…道を間違えた? ……ん、校庭に誰かいる……)
アニポケリーリエ「……………………」
シロン「………こーん」
ヨウ「……………………………」
アニポケリーリエ「…………………」ちら
ヨウ「…………………………え?」
アニポケリーリエ「……………………?」
ヨウ(とりあえず歩いてトレーナーズスクールまで来てみた…、つもりなんだけど…)
ヨウ(おかしいな? 確かに、ここは学校ではあるっぽいけど全然、見覚えない建物だ…)
ヨウ(…道を間違えた? ……ん、校庭に誰かいる……)
アニポケリーリエ「……………………」
シロン「………こーん」
ヨウ「……………………………」
アニポケリーリエ「…………………」ちら
ヨウ「…………………………え?」
アニポケリーリエ「……………………?」
ヨウ「リ、リーリエ・・・!?」
アニポケリーリエ「・・・どなた様でしょうか?」
ヨウ「……リーリエ…!? な、何でアローラに…? いつ戻っ…、」
アニポケリーリエ「!! 危ない…! 来てはダメです、…!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
サトシ「うおぁっ!?」
アニポケカキ「くっ!」
ヨウ「うわぁ!」
ケンタロス「「ぶもぉおおお!」」
ヨウ「……!(びっくりした)」
サトシ「大丈夫か!?」
アニポケリーリエ「!! 危ない…! 来てはダメです、…!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
サトシ「うおぁっ!?」
アニポケカキ「くっ!」
ヨウ「うわぁ!」
ケンタロス「「ぶもぉおおお!」」
ヨウ「……!(びっくりした)」
サトシ「大丈夫か!?」
アニポケカキ「おい、あんた、ケガはないか!? 急に飛び出してくるから…!! 立てるか?」
ヨウ「ご、ごめんなさい。 大丈…、………カキ…、さん…?」
アニポケカキ「…何?」
ヨウ「あ…、ケガはないです。 本当にすいませんでした、カキさん…。
でもメレメレ島にいるなんて、珍しいですね? 今日は、何かあるんですか?」
アニポケカキ「…なにを、いってる?」
サトシ「? …カキの知り合い?」
アニポケカキ「…いや…? …俺の…、勘違いならすまないが…、その、あんたは俺の事を知ってるみたいだが、
俺はあんたのことを知らない…。 …どこかで会ったことあったかな?」
ヨウ「………え…?」
ヨウ「ご、ごめんなさい。 大丈…、………カキ…、さん…?」
アニポケカキ「…何?」
ヨウ「あ…、ケガはないです。 本当にすいませんでした、カキさん…。
でもメレメレ島にいるなんて、珍しいですね? 今日は、何かあるんですか?」
アニポケカキ「…なにを、いってる?」
サトシ「? …カキの知り合い?」
アニポケカキ「…いや…? …俺の…、勘違いならすまないが…、その、あんたは俺の事を知ってるみたいだが、
俺はあんたのことを知らない…。 …どこかで会ったことあったかな?」
ヨウ「………え…?」
ピカチュウ「ぴかぴー!」
アニポケスイレン「だいじょうぶですかー?」
アシマリ「あうあう!」
アニポケマオ「前も何かこんな事無かったかな!?」
アママイコ「あまーい!」
アニポケマーマネ「それは99パーセントの確率でサトシが来た時だよ! サトシが!」
トゲデマル「まっきゅう!」
ヨウ(…! スイレンに、マオ? それにマーマネまで?)
サトシ「とりあえずケガは無いみたい」
アニポケマオ「良かったー」ほっ
アニポケマーマネ「いきなり災難だったねー。君ぃ、新入生? 実はボクたち、ここの生徒なんだよ」
ヨウ(……せ…生徒…!? 何を言ってるんだ…? …そんなはず、ないじゃないか…!?)
アニポケスイレン「だいじょうぶですかー?」
アシマリ「あうあう!」
アニポケマオ「前も何かこんな事無かったかな!?」
アママイコ「あまーい!」
アニポケマーマネ「それは99パーセントの確率でサトシが来た時だよ! サトシが!」
トゲデマル「まっきゅう!」
ヨウ(…! スイレンに、マオ? それにマーマネまで?)
サトシ「とりあえずケガは無いみたい」
アニポケマオ「良かったー」ほっ
アニポケマーマネ「いきなり災難だったねー。君ぃ、新入生? 実はボクたち、ここの生徒なんだよ」
ヨウ(……せ…生徒…!? 何を言ってるんだ…? …そんなはず、ないじゃないか…!?)
サトシ「ははは、マーマネ! そんな見ればわかるようなことわざわざ言わなくてもいーじゃん!」
アニポケカキ「…サトシの言うとおりだ、マーマネ」
アニポケマオ「でも今日、新入生が来るなんて私、聞いてないなぁ? スイレン、知ってた?」
アニポケスイレン「ううん。わたしもしらなかったけど…。 リーリエは、どお?」
アニポケリーリエ「…いえ、わたくしも存じていません…」
ヨウ(一体どうなってるんだ…? …みんな、僕の知ってるみんなと何か、雰囲気が違う…。
………彼女は…、リーリエじゃ…ない、のか…?)チラ
アニポケリーリエ「………あの、何か?」
ヨウ「あ…、いや……」
アニポケカキ「…サトシの言うとおりだ、マーマネ」
アニポケマオ「でも今日、新入生が来るなんて私、聞いてないなぁ? スイレン、知ってた?」
アニポケスイレン「ううん。わたしもしらなかったけど…。 リーリエは、どお?」
アニポケリーリエ「…いえ、わたくしも存じていません…」
ヨウ(一体どうなってるんだ…? …みんな、僕の知ってるみんなと何か、雰囲気が違う…。
………彼女は…、リーリエじゃ…ない、のか…?)チラ
アニポケリーリエ「………あの、何か?」
ヨウ「あ…、いや……」
アニポケリーリエ「………。 なんだか顔色がよろしくないようですけれど本当に大丈夫ですか?
…マオ。 一応、保健室にお連れした方が良いでしょうか?」
アニポケマオ「うーん、ならいっそ、博士に来てもらった方が良いんじゃないかな?」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
サトシ「じゃあ俺、呼びに行こうか?」
ヨウ(……そうだ。…それから…、…この子は、知らない…。 …この子は、誰だ…?)
サトシ「ん? あ、俺、サトシ! ここにいるみんなの中のじゃあ、俺も新入りな方なんだぜ!
コイツは相棒のピカチュウ! よろしくな!!」にか
ピカチュウ「ぴっぴかちゅう!」
ヨウ「(……この子は、なんだか…良い子っぽいな…。)
…僕はヨウと言います。 いきなり飛び出してきてすいませんでした…」
…マオ。 一応、保健室にお連れした方が良いでしょうか?」
アニポケマオ「うーん、ならいっそ、博士に来てもらった方が良いんじゃないかな?」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
サトシ「じゃあ俺、呼びに行こうか?」
ヨウ(……そうだ。…それから…、…この子は、知らない…。 …この子は、誰だ…?)
サトシ「ん? あ、俺、サトシ! ここにいるみんなの中のじゃあ、俺も新入りな方なんだぜ!
コイツは相棒のピカチュウ! よろしくな!!」にか
ピカチュウ「ぴっぴかちゅう!」
ヨウ「(……この子は、なんだか…良い子っぽいな…。)
…僕はヨウと言います。 いきなり飛び出してきてすいませんでした…」
ヨウ「…あ、あの、ちょっと質問させてもらっても、いいですか?」
アニポケマオ「うん、いいけど?」
ヨウ「…みなさんは、マオさん、カキさん、スイレンさん、
マーマネくん、リーリエ…さん、そしてサトシくん…。 それで間違いありませんか?」
アニポケカキ「…!」
アニポケスイレン「ま、またたくまにみんなのなまえをおぼえてくれたの? すごい。だいせいかい。」
ヨウ「……。 …ここはアローラ地方、メレメレ島のトレーナーズスクールですか?」
アニポケマーマネ「あはは! 惜しいねぇ、それはハズレ!」
サトシ「ここはメレメレ島のポケモンスクールだ!」
ピカチュウ「ぴーぴかちゅう!」
ヨウ「(…トレーナーズスクールではなく…、『ポケモンスクール』?) ……。
…最後に、変な質問をします。 意味がわからなければ聞き流してください…」
アニポケマオ「うん、いいけど?」
ヨウ「…みなさんは、マオさん、カキさん、スイレンさん、
マーマネくん、リーリエ…さん、そしてサトシくん…。 それで間違いありませんか?」
アニポケカキ「…!」
アニポケスイレン「ま、またたくまにみんなのなまえをおぼえてくれたの? すごい。だいせいかい。」
ヨウ「……。 …ここはアローラ地方、メレメレ島のトレーナーズスクールですか?」
アニポケマーマネ「あはは! 惜しいねぇ、それはハズレ!」
サトシ「ここはメレメレ島のポケモンスクールだ!」
ピカチュウ「ぴーぴかちゅう!」
ヨウ「(…トレーナーズスクールではなく…、『ポケモンスクール』?) ……。
…最後に、変な質問をします。 意味がわからなければ聞き流してください…」
ヨウ「つまり僕とあなたたたちは初対面なんでしょうか?
…あるいはその…、こんなこと聞きたくないんですが、これは何かのイタズラとかじゃないですよね?」
アニポケリーリエ「…確かに不思議な質問ですね? 少なくとも、わたくしはあなたと今日会うのが初めてです。
イタズラか何かというのは…すみません、仰られてる意味が良くわからないです」
ヨウ「…………」
ヨウ(これだけは嫌でもわかった。ここは…昼夜逆転世界じゃない。得体の知れない何か別の世界だ。
この“ポケモンスクールの生徒であるみんな”は、僕の知るみんなと同じ名前や容姿をしているけど、
性格や立場とかはまるで異なっているみたいだ。 …なんていうんだっけこういうの?
……パラレルワールド……、って言ったっけ? …それ自体もショックだけど……)
アニポケリーリエ「………。(若干、警戒の眼差し)」
ヨウ(…リーリエに初対面扱いされてるのがそれ以上にショックというか、……悲しい…)ずーん
…あるいはその…、こんなこと聞きたくないんですが、これは何かのイタズラとかじゃないですよね?」
アニポケリーリエ「…確かに不思議な質問ですね? 少なくとも、わたくしはあなたと今日会うのが初めてです。
イタズラか何かというのは…すみません、仰られてる意味が良くわからないです」
ヨウ「…………」
ヨウ(これだけは嫌でもわかった。ここは…昼夜逆転世界じゃない。得体の知れない何か別の世界だ。
この“ポケモンスクールの生徒であるみんな”は、僕の知るみんなと同じ名前や容姿をしているけど、
性格や立場とかはまるで異なっているみたいだ。 …なんていうんだっけこういうの?
……パラレルワールド……、って言ったっけ? …それ自体もショックだけど……)
アニポケリーリエ「………。(若干、警戒の眼差し)」
ヨウ(…リーリエに初対面扱いされてるのがそれ以上にショックというか、……悲しい…)ずーん
サトシ「おい? 大丈夫か、ヨウ?」
アニポケマオ「ダメージが後から効いてきたのかもしれないね、食あたりみたいに!」
アニポケリーリエ「……やっぱり保健室にお連れした方が?」
「オゥオゥオゥー!! 挨拶無しが俺たちの挨拶!!!」
全員「「「「!?」」」」
スカル団員「この間はよーくもやってくれたな! 仕返しにきたスカら!」
アニポケカキ「スカル団…! またお前等か?」
ヨウ「!! …す、スカル団……!? なんで?解散したはずじゃ…?」
アニポケマーマネ「何言ってんの? 現在進行形で迷惑行為をランしてるよ!」
ヨウ(…じゃあ、ここは過去の世界ってこと? ……いや、それでも全然辻褄が合わない……)
スカル団員「今日は助っ人、連れてきたスカら、ぜってー負けねー!」
ベテラントレーナー「……。 …そこの半裸のガキと、電気ネズミを連れたガキ…、あの二人をやればいいんだな?」
アニポケマオ「ダメージが後から効いてきたのかもしれないね、食あたりみたいに!」
アニポケリーリエ「……やっぱり保健室にお連れした方が?」
「オゥオゥオゥー!! 挨拶無しが俺たちの挨拶!!!」
全員「「「「!?」」」」
スカル団員「この間はよーくもやってくれたな! 仕返しにきたスカら!」
アニポケカキ「スカル団…! またお前等か?」
ヨウ「!! …す、スカル団……!? なんで?解散したはずじゃ…?」
アニポケマーマネ「何言ってんの? 現在進行形で迷惑行為をランしてるよ!」
ヨウ(…じゃあ、ここは過去の世界ってこと? ……いや、それでも全然辻褄が合わない……)
スカル団員「今日は助っ人、連れてきたスカら、ぜってー負けねー!」
ベテラントレーナー「……。 …そこの半裸のガキと、電気ネズミを連れたガキ…、あの二人をやればいいんだな?」
アニポケカキ「俺は ガキ じゃなくて、カキ だ…。
……御指名は俺達か? ……良いだろう、相手になってやる…! いけっ、バクガメス!!」
ベテラントレーナー「叩きのめせ、ガラガラ。 …“シャドーボーン”!」
アニポケカキ「アローラのガラガラ…! ほのおタイプか、面白い…。バクガメス、“りゅうのはどう”!」
――――ズガン!
バクガメス「ガメッ…!」
Rガラガラ「ガラガ!」ニヤリ
アニポケカキ「…くっ!(このガラガラ、かなりできる…!) …なら、“トラップシェル”だ!」
ベテラントレーナー「“きあいだめ”」
アニポケカキ「何ッ!?」
ベテラントレーナー「見え透いてんだよ…!“いわなだれ”!!」
――――ドガガガガ!!
バクガメス「…ガメェー、ス…!」きぜつ
アニポケカキ「バクガメス!」
……御指名は俺達か? ……良いだろう、相手になってやる…! いけっ、バクガメス!!」
ベテラントレーナー「叩きのめせ、ガラガラ。 …“シャドーボーン”!」
アニポケカキ「アローラのガラガラ…! ほのおタイプか、面白い…。バクガメス、“りゅうのはどう”!」
――――ズガン!
バクガメス「ガメッ…!」
Rガラガラ「ガラガ!」ニヤリ
アニポケカキ「…くっ!(このガラガラ、かなりできる…!) …なら、“トラップシェル”だ!」
ベテラントレーナー「“きあいだめ”」
アニポケカキ「何ッ!?」
ベテラントレーナー「見え透いてんだよ…!“いわなだれ”!!」
――――ドガガガガ!!
バクガメス「…ガメェー、ス…!」きぜつ
アニポケカキ「バクガメス!」
ベテラントレーナー「……。 ……ガラガラ」
Rガラガラ「ガラ!」
――――バキッ!!
アニポケカキ「な…っ!!」
ヨウ「…!!(動けなくなったバクガメスにさらに攻撃を加えた…!?)」
サトシ「や、止めろ! もう勝負は付いただろ!!」
ベテラントレーナー「だから? お前らを二度と歯向かえないようにしろと言われている。 …続けろ、ガラガラ!」
―――バキ!ガキ!
アニポケカキ「……き、貴様ぁ…!!」
サトシ「…! ピカチュウ!電撃でガラガラの注意をこっちに引き付けるんだ!」
ピカチュウ「ぴかー」ビリビリ
―――ビビッ!
Rガラガラ「!」ギロ
サトシ「よし! …って…あれ? …ガラガラに電気が効いた…?」
Rガラガラ「ガラ!」
――――バキッ!!
アニポケカキ「な…っ!!」
ヨウ「…!!(動けなくなったバクガメスにさらに攻撃を加えた…!?)」
サトシ「や、止めろ! もう勝負は付いただろ!!」
ベテラントレーナー「だから? お前らを二度と歯向かえないようにしろと言われている。 …続けろ、ガラガラ!」
―――バキ!ガキ!
アニポケカキ「……き、貴様ぁ…!!」
サトシ「…! ピカチュウ!電撃でガラガラの注意をこっちに引き付けるんだ!」
ピカチュウ「ぴかー」ビリビリ
―――ビビッ!
Rガラガラ「!」ギロ
サトシ「よし! …って…あれ? …ガラガラに電気が効いた…?」
ヨウ「サトシ。 アーロラのガラガラのタイプは、ほのおとゴーストなんだ。とはいえ、
特性“ひらいしん”を持っていることが多いから君の目論見通り、大抵電気が通じないはずなんだけど…、
…今の反応を見る限りあのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃないな…」
サトシ「…そ、そうなのか。 詳しいな、ヨウ」
ヨウ「…それよりも早くバクガメスを助けなきゃ……」
Rガラガラ「ガラァ!!」
アニポケスイレン「! こ、こっちにくる!」
サトシ「し、刺激しすぎたか!?」
ベテラントレーナー「ガラガラ!“かえんぐるま”!」
アニポケカキ「!! みんな、伏せろ!!」
――――――ボォオオオ…!!
アニポケカキ「…!! みんな、大丈夫か…?」
アニポケマーマネ「……いって~…!」
トゲデマル「まー、まー!?」
アニポケマオ「…マ、マーマネ! …膝…、血が出てるじゃない!!」
特性“ひらいしん”を持っていることが多いから君の目論見通り、大抵電気が通じないはずなんだけど…、
…今の反応を見る限りあのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃないな…」
サトシ「…そ、そうなのか。 詳しいな、ヨウ」
ヨウ「…それよりも早くバクガメスを助けなきゃ……」
Rガラガラ「ガラァ!!」
アニポケスイレン「! こ、こっちにくる!」
サトシ「し、刺激しすぎたか!?」
ベテラントレーナー「ガラガラ!“かえんぐるま”!」
アニポケカキ「!! みんな、伏せろ!!」
――――――ボォオオオ…!!
アニポケカキ「…!! みんな、大丈夫か…?」
アニポケマーマネ「……いって~…!」
トゲデマル「まー、まー!?」
アニポケマオ「…マ、マーマネ! …膝…、血が出てるじゃない!!」
アニポケマーマネ「…だいじょうぶ…、擦りむいただけ…。 …痛っつ…!」
ヨウ「…!」
トゲデマル「まー…」ウルウル
トゲデマル「……」
トゲデマル「!!」キッ
ベテラントレーナー「てんで弱ぇな、てめぇら…。 ……拍子抜けだぜ」
スカル団員「へへっ、ベテラントレーナーさんは元島巡り達成者なんスカら…、子どもなんかが…」ヘラヘラ
ベテラントレーナー「…!!!」バキ!
スカル団員「………ギャ…!!」
アニポケリーリエ「きゃあ!」
ベテラントレーナー「余計な事を言いやがって!!テメェから潰すぞ…! クズ野郎がぁ!!」
スカル団員「………ひぇえええええ…!!!!」逃走
ヨウ「…!」
トゲデマル「まー…」ウルウル
トゲデマル「……」
トゲデマル「!!」キッ
ベテラントレーナー「てんで弱ぇな、てめぇら…。 ……拍子抜けだぜ」
スカル団員「へへっ、ベテラントレーナーさんは元島巡り達成者なんスカら…、子どもなんかが…」ヘラヘラ
ベテラントレーナー「…!!!」バキ!
スカル団員「………ギャ…!!」
アニポケリーリエ「きゃあ!」
ベテラントレーナー「余計な事を言いやがって!!テメェから潰すぞ…! クズ野郎がぁ!!」
スカル団員「………ひぇえええええ…!!!!」逃走
ヨウ「…カキさん。“ げんきのかたまり”です。
マーマネはこっちで見ますから、カキさんは今のうちにこれでバクガメスを」
アニポケカキ「…! …すまん…!」
ヨウ「………。(あのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃなかった。
使った技は、“シャドーボーン”、“きあいだめ”、“いわなだれ”、“かえんぐるま”。
…………じめんタイプ要素は完全に切ってる感じだな…。) ………!?」
トゲデマル「まきゅー!」ダダッ
ヨウ「あ!」
アニポケマーマネ「トゲデマル! ……駄目っ!」
Rガラガラ「……」
―――バキ!
トゲデマル「まきゅ…!」
ヨウ「っ!」バッ
―――だき!
トゲデマル「まきゅ~…」ぽろぽろ
ベテラントレーナー「雑魚の癖に粋がるんじゃねぇよ…。
…ああん…、今、トゲデマルを抱き上げてるガキ…、何か文句でも言いたそうな眼してやがるな?
………………………。 ………次はテメェが勝負するか…?」
マーマネはこっちで見ますから、カキさんは今のうちにこれでバクガメスを」
アニポケカキ「…! …すまん…!」
ヨウ「………。(あのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃなかった。
使った技は、“シャドーボーン”、“きあいだめ”、“いわなだれ”、“かえんぐるま”。
…………じめんタイプ要素は完全に切ってる感じだな…。) ………!?」
トゲデマル「まきゅー!」ダダッ
ヨウ「あ!」
アニポケマーマネ「トゲデマル! ……駄目っ!」
Rガラガラ「……」
―――バキ!
トゲデマル「まきゅ…!」
ヨウ「っ!」バッ
―――だき!
トゲデマル「まきゅ~…」ぽろぽろ
ベテラントレーナー「雑魚の癖に粋がるんじゃねぇよ…。
…ああん…、今、トゲデマルを抱き上げてるガキ…、何か文句でも言いたそうな眼してやがるな?
………………………。 ………次はテメェが勝負するか…?」
ヨウ「…………」
ヨウ「……………ああ…。………望むところだ…。 ……………」スッ
トゲデマル「…まる! まーきゅー!」ジタバタ
ヨウ「…わ! ……ト、トゲデマル?」
アニポケマーマネ「…! だ、ダメだよ、トゲデマル! ごめん、キミ! トゲデマルを落ち着かせて!」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………トゲデマル…、闘い、たいの? …。 ……いや…、…一緒に…、闘え…と…?」
トゲデマル「まー!」こくっ!
ヨウ「…………。 …あのガラガラ、じめんタイプの技こそ持ってないみたいだけれど、
ほのおタイプの“かえんぐるま”を使う。 相性的に弱点を突かれるという点で不利は変わりない。
……………君に…かなり痛い思いをさせてしまう…」
トゲデマル「………まきゅう…」うるうる
ヨウ「……………」
ヨウ「……………それでも…たとえ、そうだとしても…、…君はあのガラガラに勝ちたい……?」
トゲデマル「!! まっきゅっ!!」こくんっ!
ヨウ「……………ああ…。………望むところだ…。 ……………」スッ
トゲデマル「…まる! まーきゅー!」ジタバタ
ヨウ「…わ! ……ト、トゲデマル?」
アニポケマーマネ「…! だ、ダメだよ、トゲデマル! ごめん、キミ! トゲデマルを落ち着かせて!」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………トゲデマル…、闘い、たいの? …。 ……いや…、…一緒に…、闘え…と…?」
トゲデマル「まー!」こくっ!
ヨウ「…………。 …あのガラガラ、じめんタイプの技こそ持ってないみたいだけれど、
ほのおタイプの“かえんぐるま”を使う。 相性的に弱点を突かれるという点で不利は変わりない。
……………君に…かなり痛い思いをさせてしまう…」
トゲデマル「………まきゅう…」うるうる
ヨウ「……………」
ヨウ「……………それでも…たとえ、そうだとしても…、…君はあのガラガラに勝ちたい……?」
トゲデマル「!! まっきゅっ!!」こくんっ!
ヨウ「………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「………………そっ…か……」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………………………マーマネ…」
アニポケマーマネ「…?」
ヨウ「急に…こんな事言われても…驚くと思うけど、あの人とバトルするのにトゲデマルを貸してほしい…。
……いきなり信じろなんて難しいかもしれないけれど、…僕を…信じてほしい……」
アニポケマーマネ「……!!」
アニポケリーリエ「な……、何を…言ってるの……? …あの子…?」
ヨウ「………………」
ヨウ「………………そっ…か……」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………………………マーマネ…」
アニポケマーマネ「…?」
ヨウ「急に…こんな事言われても…驚くと思うけど、あの人とバトルするのにトゲデマルを貸してほしい…。
……いきなり信じろなんて難しいかもしれないけれど、…僕を…信じてほしい……」
アニポケマーマネ「……!!」
アニポケリーリエ「な……、何を…言ってるの……? …あの子…?」
アニポケスイレン「だ、だめだよ、そんなの!
…あんなきょうぼうなガラガラとたたかわせるのはこわいけど…、
ポケモンもってないなら、わたしのアシマリがみずたいぷだから…!」
ヨウ「………。 気持ちはありがたいんだけど、ここはトゲデマルが闘わないとダメなんだ。
…ごめんねスイレン。」
アニポケマオ「き、君がトゲデマルの想いを汲もうとしてくれてるのはわかるけど、
…あのガラガラ相手じゃ無茶だよ!!」
アニポケマーマネ「…………………」
アニポケマーマネ「……………………ヨウ、とか…言ったね……」
アニポケマーマネ「………ボクの…トゲデマルが使えるわざで…、一番強いのは…“びりびりちくちく”だ……。
………………トゲデマルを…よろしく…」
ヨウ「…!」
アニポケマオ「マ、マーマネ…!?」
アニポケマーマネ「……あ、あの子は信じていい気がする…。
ボクらしくないけどそう思うんだ…。何でかはよくわかんないんだけど…」
アニポケリーリエ「そ、そんな…! 止めた方が…!?」
…あんなきょうぼうなガラガラとたたかわせるのはこわいけど…、
ポケモンもってないなら、わたしのアシマリがみずたいぷだから…!」
ヨウ「………。 気持ちはありがたいんだけど、ここはトゲデマルが闘わないとダメなんだ。
…ごめんねスイレン。」
アニポケマオ「き、君がトゲデマルの想いを汲もうとしてくれてるのはわかるけど、
…あのガラガラ相手じゃ無茶だよ!!」
アニポケマーマネ「…………………」
アニポケマーマネ「……………………ヨウ、とか…言ったね……」
アニポケマーマネ「………ボクの…トゲデマルが使えるわざで…、一番強いのは…“びりびりちくちく”だ……。
………………トゲデマルを…よろしく…」
ヨウ「…!」
アニポケマオ「マ、マーマネ…!?」
アニポケマーマネ「……あ、あの子は信じていい気がする…。
ボクらしくないけどそう思うんだ…。何でかはよくわかんないんだけど…」
アニポケリーリエ「そ、そんな…! 止めた方が…!?」
サトシ「…………」
サトシ「…………ヨウ!」
ヨウ「…………サトシ…?」
サトシ「マーマネが信じていいって思うってんなら…俺もお前を信じていいって思うことにする…。
…頑張れよ! 俺もピカチュウも応援するぜ!!」
ピカチュウ「ぴっかちゅ!」
ヨウ「あ……、…ありがとう…!」
サトシ「へへへー!」にかっ
アニポケリーリエ「………サ、サトシまで…!」
トゲデマル「まきゅーう!」
ヨウ「うん。 一緒に頑張ろう。トゲデマル」
サトシ「…………ヨウ!」
ヨウ「…………サトシ…?」
サトシ「マーマネが信じていいって思うってんなら…俺もお前を信じていいって思うことにする…。
…頑張れよ! 俺もピカチュウも応援するぜ!!」
ピカチュウ「ぴっかちゅ!」
ヨウ「あ……、…ありがとう…!」
サトシ「へへへー!」にかっ
アニポケリーリエ「………サ、サトシまで…!」
トゲデマル「まきゅーう!」
ヨウ「うん。 一緒に頑張ろう。トゲデマル」
ベテラントレーナー「結局、そのトゲデマルが相手かよ……。 テメェ、素人か?」
ヨウ「…」ポイ
ベテラントレーナー「!」パシ
ベテラントレーナー「…ああん? …“かいふくのくすり”? ……何のマネだ?」
ヨウ「それでガラガラのダメージを回復させなよ。 少なからずダメージがあるはずだ」
ベテラントレーナー「…………は?」
ヨウ「ガラガラがダメージを受けたままじゃフェアじゃない。 これはポケモンバトルだ」
ベテラントレーナー「はぁ!? バッカじゃねェのか!? ……てめぇ、俺のガラガラを舐めてるのか?」
ヨウ「あなたが何をどう思おうと、
僕は、見ず知らずのはずの僕を信じてくれたトゲデマルとマーマネに報いるバトルをするだけだ」
ヨウ「それから」
ヨウ「あなたは島巡り達成者だったというのに今こんなことをしている。 それが僕にはどうしても許せない」
ヨウ「僕はあなたをゼンリョクで倒す。 アローラのポケモントレーナーとして」
ベテラントレーナー「……!?………。
………ハッ、…まぁ…いいさ…。下らねぇことしやがった事を……精々後悔しやがれ!!!」
ヨウ「来い」
ヨウ「…」ポイ
ベテラントレーナー「!」パシ
ベテラントレーナー「…ああん? …“かいふくのくすり”? ……何のマネだ?」
ヨウ「それでガラガラのダメージを回復させなよ。 少なからずダメージがあるはずだ」
ベテラントレーナー「…………は?」
ヨウ「ガラガラがダメージを受けたままじゃフェアじゃない。 これはポケモンバトルだ」
ベテラントレーナー「はぁ!? バッカじゃねェのか!? ……てめぇ、俺のガラガラを舐めてるのか?」
ヨウ「あなたが何をどう思おうと、
僕は、見ず知らずのはずの僕を信じてくれたトゲデマルとマーマネに報いるバトルをするだけだ」
ヨウ「それから」
ヨウ「あなたは島巡り達成者だったというのに今こんなことをしている。 それが僕にはどうしても許せない」
ヨウ「僕はあなたをゼンリョクで倒す。 アローラのポケモントレーナーとして」
ベテラントレーナー「……!?………。
………ハッ、…まぁ…いいさ…。下らねぇことしやがった事を……精々後悔しやがれ!!!」
ヨウ「来い」
ベテラントレーナー「やれ!ガラガラ!!“かえんぐるま”!」
ヨウ「トゲデマル。“びりびりちくちく”」
トゲデマル「まきゅー!」ビリビリ!
―――バチィ!
アニポケマオ「先に当たった…!」
Rガラガラ「! …。」ジロ
ベテラントレーナー「素早さは中々だが、威力に関して見込み違いだな!
大して効いちゃいねぇよ! ガラガラ!反撃だァ!」
―――ゴォオオオ!!
トゲデマル「…ま、まきゅ…、…!!」
ヨウ(急所か状態異常を引かない限り、計算上ギリギリ耐えられるはずだ…。頑張れトゲデマル…)
ヨウ「トゲデマル。“びりびりちくちく”」
トゲデマル「まきゅー!」ビリビリ!
―――バチィ!
アニポケマオ「先に当たった…!」
Rガラガラ「! …。」ジロ
ベテラントレーナー「素早さは中々だが、威力に関して見込み違いだな!
大して効いちゃいねぇよ! ガラガラ!反撃だァ!」
―――ゴォオオオ!!
トゲデマル「…ま、まきゅ…、…!!」
ヨウ(急所か状態異常を引かない限り、計算上ギリギリ耐えられるはずだ…。頑張れトゲデマル…)
トゲデマル「…も…、もきゅ!」フゥフゥ
ヨウ「…よし…。 …よく耐えたトゲデマル…」
アニポケカキ「……。 ……弱点を突かれようとも、一撃を耐えられる保障があるなら、
トゲデマルで挑むのは間違っていなかったかもしれない…。
…仮にアシマリで闘っていたら相性上有利でも、素早さで勝負にならない分、
上から二回叩かれて確実に負けていたはずだ。 …奴をそれを見抜いていたのか?」
アニポケマオ「…。 で、でも、このままでも普通に当たり負けてるよ? ここからどうするの!?」
アニポケカキ「……確かに、さっきの攻撃で与えたダメージは相手の体力半分に届かなかった。
…だが…、さっき見た通りトゲデマルのスピードはわずかにガラガラを上回っている。
つまり…、こっちには、もう一度攻撃のチャンスがあるんだ。
…そこでの攻撃が急所に当てられさえすれば…、」
アニポケスイレン「…まだ、かてるかのうせいがある、かもしれない…?」
アニポケカキ「…ああ…。 ……ただ…細い勝ち筋ではあるが…、 …!!
ベテラントレーナー「…ふ、 ふ、ははは…! ははははははは…!!」
ヨウ「? ………何が…、おかしい…?」
ヨウ「…よし…。 …よく耐えたトゲデマル…」
アニポケカキ「……。 ……弱点を突かれようとも、一撃を耐えられる保障があるなら、
トゲデマルで挑むのは間違っていなかったかもしれない…。
…仮にアシマリで闘っていたら相性上有利でも、素早さで勝負にならない分、
上から二回叩かれて確実に負けていたはずだ。 …奴をそれを見抜いていたのか?」
アニポケマオ「…。 で、でも、このままでも普通に当たり負けてるよ? ここからどうするの!?」
アニポケカキ「……確かに、さっきの攻撃で与えたダメージは相手の体力半分に届かなかった。
…だが…、さっき見た通りトゲデマルのスピードはわずかにガラガラを上回っている。
つまり…、こっちには、もう一度攻撃のチャンスがあるんだ。
…そこでの攻撃が急所に当てられさえすれば…、」
アニポケスイレン「…まだ、かてるかのうせいがある、かもしれない…?」
アニポケカキ「…ああ…。 ……ただ…細い勝ち筋ではあるが…、 …!!
ベテラントレーナー「…ふ、 ふ、ははは…! ははははははは…!!」
ヨウ「? ………何が…、おかしい…?」
ベテラントレーナー「…確かに、俺のガラガラは特性“ひらいしん”じゃない。
だからこそ、曲がりなりにもそのでんきタイプのポケモンで闘えているわけだ…。 ……だがなぁ!」
ヨウ「……!(まさか…)」ピク
トゲデマル「………ま、まきゅう……」ガクガク
アニポケマーマネ「……トゲデマルの様子が…、…おかしい…」
アニポケカキ「! ガラガラの特性は“のろわれボディ”だったか…!」
アニポケスイレン「…“のろわれボディ”?」
アニポケリーリエ「…わたくし、本で読んだことがあります…。
その特性を持ったポケモンを対象にわざを使うと一定の確率で“かなしばり”と同様の効果を与える。
……つまり、直前に使ったわざを次から使用できなくしてしまうんです……」
ベテラントレーナー「そのとおりだ。 わかるよな?
これでもうトゲデマルは最大のダメージソースである“びりびりちくちく”を使うことができない。
…まぁ、俺に言わせれば、急所頼みの闘いをする時点でテメェの負けみたいなもんだが…、
これで、次の攻撃が万が一、急所に当たろうが…、俺のガラガラは絶対倒せねぇってことだよ!」
だからこそ、曲がりなりにもそのでんきタイプのポケモンで闘えているわけだ…。 ……だがなぁ!」
ヨウ「……!(まさか…)」ピク
トゲデマル「………ま、まきゅう……」ガクガク
アニポケマーマネ「……トゲデマルの様子が…、…おかしい…」
アニポケカキ「! ガラガラの特性は“のろわれボディ”だったか…!」
アニポケスイレン「…“のろわれボディ”?」
アニポケリーリエ「…わたくし、本で読んだことがあります…。
その特性を持ったポケモンを対象にわざを使うと一定の確率で“かなしばり”と同様の効果を与える。
……つまり、直前に使ったわざを次から使用できなくしてしまうんです……」
ベテラントレーナー「そのとおりだ。 わかるよな?
これでもうトゲデマルは最大のダメージソースである“びりびりちくちく”を使うことができない。
…まぁ、俺に言わせれば、急所頼みの闘いをする時点でテメェの負けみたいなもんだが…、
これで、次の攻撃が万が一、急所に当たろうが…、俺のガラガラは絶対倒せねぇってことだよ!」
サトシ「ヤ、ヤバいじゃんか! …マーマネ!トゲデマルは何か他に強いわざ、覚えてないの?」
アニポケマーマネ「無いよ!! そんなのあれば最初に言ってる! そんなことみんなも知ってるじゃん!!」うる
アニポケカキ(…っ ……あのベテラントレーナー、思った以上に…!!)
ヨウ「…………………」
ベテラントレーナー「…ハッ!
お前が最初に俺のガラガラを回復させるような調子乗ったマネしなけりゃまだ可能性はあったかもなぁ!」
ヨウ「…………………」
アニポケマーマネ「………ヨ、ヨウ…?」
アニポケカキ「……くっそッ…! ……ここまでか…!!」
アニポケリーリエ「……と、止めに入った方が…!?」
アニポケマーマネ「無いよ!! そんなのあれば最初に言ってる! そんなことみんなも知ってるじゃん!!」うる
アニポケカキ(…っ ……あのベテラントレーナー、思った以上に…!!)
ヨウ「…………………」
ベテラントレーナー「…ハッ!
お前が最初に俺のガラガラを回復させるような調子乗ったマネしなけりゃまだ可能性はあったかもなぁ!」
ヨウ「…………………」
アニポケマーマネ「………ヨ、ヨウ…?」
アニポケカキ「……くっそッ…! ……ここまでか…!!」
アニポケリーリエ「……と、止めに入った方が…!?」
ヨウ「…………………」
ヨウ「…なるほど。わざの封じ効果を引いてしまったのは運が悪かった」
ベテラントレーナー「はっ、はっはっは! 運が悪かったぁ? 良い言い訳だなぁ!?
何がアローラのポケモントレーナーだァ!? 人様の大事なポケモンを借りといて無様だよなぁ!
ははははは! …今更!…降参なんて…させてやると思うなよ!!!」
ヨウ「降参なんてしないさ。 何も問題はない」
ベテラントレーナー「…は?」
ヨウ「次のトゲデマルの攻撃一回で必ずあなたのガラガラを落とす」
ヨウ「急所に当てるまでもなく、すでに確一圏内だ」
…………………………。
ヨウ以外「「「…!!!??」」」」
ヨウ「…なるほど。わざの封じ効果を引いてしまったのは運が悪かった」
ベテラントレーナー「はっ、はっはっは! 運が悪かったぁ? 良い言い訳だなぁ!?
何がアローラのポケモントレーナーだァ!? 人様の大事なポケモンを借りといて無様だよなぁ!
ははははは! …今更!…降参なんて…させてやると思うなよ!!!」
ヨウ「降参なんてしないさ。 何も問題はない」
ベテラントレーナー「…は?」
ヨウ「次のトゲデマルの攻撃一回で必ずあなたのガラガラを落とす」
ヨウ「急所に当てるまでもなく、すでに確一圏内だ」
…………………………。
ヨウ以外「「「…!!!??」」」」
ベテラントレーナー「………お前…、今、 何て言った…?」
ヨウ「“次の攻撃で確実にガラガラを倒す”と言った。わざが封じられるのも想定の範囲内…。
あなたの言う通りだ。人の大切なポケモンを預かってバトルしているんだ。 無様には負けられない…」
ベテラントレーナー「……お、お前、 人の話、 聴いてなかったのか…!?
さ、さっきの“びりびりちくちく”ですら、ガラガラの体力は半減すらしてねーんだよ!!
…何でそんなに余裕ぶれる!? 一体、どうやってガラガラを倒す気だ!?」
ヨウ「それは簡単だ。 “びりびりちくちく”以外の、より強力な技を使う」
ベテラントレーナー「で…、でたらめを言うな!!!
そのトゲデマルのトレーナーが…、一番強い技は“びりびりちくちく”って言ったんだぞ!?」
アニポケマーマネ「よ、ヨウ! ど、どういうことっ?」
ヨウ「ああ、ごめん。 マーマネもベテラントレーナーの人も間違ってない。
マーマネがトゲデマルに覚えさせている4つのわざの内、最大威力のわざは確かに“びりびりちくちく”だ」
ベテラントレーナー「……お前、なんなんだよっ、わけわかんねぇよ………!!」
ヨウ「だけど、今このバトルでトゲデマルが使えるわざは4つじゃなくて、 5つある」
ヨウ「“次の攻撃で確実にガラガラを倒す”と言った。わざが封じられるのも想定の範囲内…。
あなたの言う通りだ。人の大切なポケモンを預かってバトルしているんだ。 無様には負けられない…」
ベテラントレーナー「……お、お前、 人の話、 聴いてなかったのか…!?
さ、さっきの“びりびりちくちく”ですら、ガラガラの体力は半減すらしてねーんだよ!!
…何でそんなに余裕ぶれる!? 一体、どうやってガラガラを倒す気だ!?」
ヨウ「それは簡単だ。 “びりびりちくちく”以外の、より強力な技を使う」
ベテラントレーナー「で…、でたらめを言うな!!!
そのトゲデマルのトレーナーが…、一番強い技は“びりびりちくちく”って言ったんだぞ!?」
アニポケマーマネ「よ、ヨウ! ど、どういうことっ?」
ヨウ「ああ、ごめん。 マーマネもベテラントレーナーの人も間違ってない。
マーマネがトゲデマルに覚えさせている4つのわざの内、最大威力のわざは確かに“びりびりちくちく”だ」
ベテラントレーナー「……お前、なんなんだよっ、わけわかんねぇよ………!!」
ヨウ「だけど、今このバトルでトゲデマルが使えるわざは4つじゃなくて、 5つある」
ベテラントレーナー「はぁ!? な、なにを…いって…、 ……!!?」
アニポケカキ「…そ、そうか…! …アイツ…!?
…トゲデマルの方には…、さっき抱き上げた時にか!? いつの間に…!」
アニポケマオ「え?」
アニポケスイレン「ど、どういうこと!?」
サトシ「……ヨウが手首に付けてるの…、…俺とカキと…同じ…! ヨウも、アレを、使えるんだ…!」
アニポケリーリエ「………!」
ヨウ「………………………」
ヨウ「………………………………Zワザ……」
アニポケカキ「…そ、そうか…! …アイツ…!?
…トゲデマルの方には…、さっき抱き上げた時にか!? いつの間に…!」
アニポケマオ「え?」
アニポケスイレン「ど、どういうこと!?」
サトシ「……ヨウが手首に付けてるの…、…俺とカキと…同じ…! ヨウも、アレを、使えるんだ…!」
アニポケリーリエ「………!」
ヨウ「………………………」
ヨウ「………………………………Zワザ……」
ベテラントレーナー「……あッ…!!?」
トゲデマル「まぁっきゅうううゅぅぅ………!!!」バチバチバチ
――――Zワザ スパーキングギガボルト
トゲデマル「…まっきゅううぅぅーーッ!!!!」
――――バチバチバチバチバチバチィィイイイ!!!
Rガラガラ「…ガラガッ……!!!」
Rガラガラ「…ガ、」
Rガラガラ「」きぜつ
ベテラントレーナー「…あ、 …あ…… ばかな………!」
アニポケマーマネ「……トゲデマルが…、 …あの子が…、 …勝った……!」
ヨウ「………」ふー
トゲデマル「まぁっきゅうううゅぅぅ………!!!」バチバチバチ
――――Zワザ スパーキングギガボルト
トゲデマル「…まっきゅううぅぅーーッ!!!!」
――――バチバチバチバチバチバチィィイイイ!!!
Rガラガラ「…ガラガッ……!!!」
Rガラガラ「…ガ、」
Rガラガラ「」きぜつ
ベテラントレーナー「…あ、 …あ…… ばかな………!」
アニポケマーマネ「……トゲデマルが…、 …あの子が…、 …勝った……!」
ヨウ「………」ふー
―――――
ヨウ「お疲れ様トゲデマル。 ありがとうね!」
トゲデマル「まっきゅう~」ピョンピョン!
ヨウ「ふふっ、…ダメージあるんだから、そんなにはしゃいじゃダメだよ?
…あ、ここ毛玉になっちゃってるな…。 毛づくろいはマーマネにやってもらった方がいいかな…?」
アニポケマーマネ「…え…、あ、うん。 …す、すごいんだね…、君…?
…。 ………いや…、すごいんだね、ヨウ! ……ありがとう!」
ヨウ「…そんな…。 頑張ったのはトゲデマルで、マーマネが信じてくれたから闘えたんだ…。
……それより…ごめんね。 もう少し、危なっかしくなること無く、勝てれば良かったんだけど…」
アニポケスイレン「かてたことじたいがよかったよ…! …ん?……どうしたの? …カキ?」
アニポケカキ「…す、凄い…! ポケモンの能力をフルに、いや、限界以上に引き出したかのようなZワザ…!
おそ…らくは…、しまクイーン、以上…!? …いや、そ、そんなこと…ありえない、が、しかし…!?
…と、とにかく…とんでもないな、あんた…! …一体どうやって、そこまで極めたんだ…!?」
ヨウ「……え? ……あー、いや、えっと……」
サトシ「なんかよくわかんないけど、ヨウの撃ったZワザってそんなにスゲーんだ?」
アニポケカキ「…ああ…。……恐ろしいほど使い込まれ、洗練されたZワザだったのは間違いない…。
………あれなら、あの…カプ・コケコにだって勝てるかも……。……しかし、あれの凄さが、
わからないようでは、まだまだ修行が足りないんじゃないのかー、サトシ?」にやり
サトシ「いー、マジかよー!」ガーン
ヨウ「お疲れ様トゲデマル。 ありがとうね!」
トゲデマル「まっきゅう~」ピョンピョン!
ヨウ「ふふっ、…ダメージあるんだから、そんなにはしゃいじゃダメだよ?
…あ、ここ毛玉になっちゃってるな…。 毛づくろいはマーマネにやってもらった方がいいかな…?」
アニポケマーマネ「…え…、あ、うん。 …す、すごいんだね…、君…?
…。 ………いや…、すごいんだね、ヨウ! ……ありがとう!」
ヨウ「…そんな…。 頑張ったのはトゲデマルで、マーマネが信じてくれたから闘えたんだ…。
……それより…ごめんね。 もう少し、危なっかしくなること無く、勝てれば良かったんだけど…」
アニポケスイレン「かてたことじたいがよかったよ…! …ん?……どうしたの? …カキ?」
アニポケカキ「…す、凄い…! ポケモンの能力をフルに、いや、限界以上に引き出したかのようなZワザ…!
おそ…らくは…、しまクイーン、以上…!? …いや、そ、そんなこと…ありえない、が、しかし…!?
…と、とにかく…とんでもないな、あんた…! …一体どうやって、そこまで極めたんだ…!?」
ヨウ「……え? ……あー、いや、えっと……」
サトシ「なんかよくわかんないけど、ヨウの撃ったZワザってそんなにスゲーんだ?」
アニポケカキ「…ああ…。……恐ろしいほど使い込まれ、洗練されたZワザだったのは間違いない…。
………あれなら、あの…カプ・コケコにだって勝てるかも……。……しかし、あれの凄さが、
わからないようでは、まだまだ修行が足りないんじゃないのかー、サトシ?」にやり
サトシ「いー、マジかよー!」ガーン
ヨウ「……」ちら
ベテラントレーナー「………ばか、な…。 ……ガラ、ガラ…」
ヨウ「……」すたすた
ベテラントレーナー「…!」ぴく
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………何、だよ…? 俺を…、笑いてぇのか…?」
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「………………」
ベテラントレーナー「……Zワザ使いが…、 他にもいたなんて情報が…なかったとはいえ…、
無警戒で、喰らっちまうとは……。とんだマヌケだ俺は…」
ヨウ「……………」
ヨウ「…島めぐりをしていたなら、あなただってZワザを使えたはずです。
だけど、今のあなたはZリングを身に付けていない。 それは…」
ベテラントレーナー「……やめろ…」
ヨウ「本当は悪いことしている負い目が、あなたにはあったからじゃないんですか?」
ベテラントレーナー「………ばか、な…。 ……ガラ、ガラ…」
ヨウ「……」すたすた
ベテラントレーナー「…!」ぴく
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………何、だよ…? 俺を…、笑いてぇのか…?」
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「………………」
ベテラントレーナー「……Zワザ使いが…、 他にもいたなんて情報が…なかったとはいえ…、
無警戒で、喰らっちまうとは……。とんだマヌケだ俺は…」
ヨウ「……………」
ヨウ「…島めぐりをしていたなら、あなただってZワザを使えたはずです。
だけど、今のあなたはZリングを身に付けていない。 それは…」
ベテラントレーナー「……やめろ…」
ヨウ「本当は悪いことしている負い目が、あなたにはあったからじゃないんですか?」
ベテラントレーナー「…やめろつってん、だろ…!」
ヨウ「………………」
ヨウ「………あなたのガラガラは強かった。
多分、ちゃんと基礎から考えて育てられていた。 だから色々…勿体なく思った」
ベテラントレーナー「…………………」
ヨウ「……………」
ヨウ「強かったです。 …言うつもりだったのはそれだけ」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「……、…アンタ、只の手練れじゃ無ぇな……。 一体…何者な…、………!?」
ヨウ「?」
ベテラントレーナー「…!」
ベテラントレーナー「…………?………!?」
ベテラントレーナー「……な…、なんだ、ありゃ……!? いつの間に…? …どこから来た……!?」
ヨウ「………え?」くる
ヨウ「………………」
ヨウ「………あなたのガラガラは強かった。
多分、ちゃんと基礎から考えて育てられていた。 だから色々…勿体なく思った」
ベテラントレーナー「…………………」
ヨウ「……………」
ヨウ「強かったです。 …言うつもりだったのはそれだけ」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「……、…アンタ、只の手練れじゃ無ぇな……。 一体…何者な…、………!?」
ヨウ「?」
ベテラントレーナー「…!」
ベテラントレーナー「…………?………!?」
ベテラントレーナー「……な…、なんだ、ありゃ……!? いつの間に…? …どこから来た……!?」
ヨウ「………え?」くる
アニポケマオ「…何かな、このポケモン? いつから、私たちのこんなすぐそばに? …全然、気づかなかった」
アニポケスイレン「このへんのポケモンじゃなさそうだねぇ? きみ、どこのこー?」
アニポケリーリエ「わたくし、こんなポケモン初めて見ました」
サトシ「ドククラゲみたいだな? いや…、全然違うか??」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
アニポケカキ「…というか、ポケモン………なのか? こいつ?」
アニポケマーマネ「ねぇ? みんな、ひょっとして僕を保健室に連れてくの、忘れてな~い?」
ヨウ「…そんな…馬鹿な…!? …急に…!? ……な、なんで……!!?」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」
ヨウ「……………ウ」
ヨウ「……………ウル、トラ…、ビースト……!!?」
アニポケスイレン「このへんのポケモンじゃなさそうだねぇ? きみ、どこのこー?」
アニポケリーリエ「わたくし、こんなポケモン初めて見ました」
サトシ「ドククラゲみたいだな? いや…、全然違うか??」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
アニポケカキ「…というか、ポケモン………なのか? こいつ?」
アニポケマーマネ「ねぇ? みんな、ひょっとして僕を保健室に連れてくの、忘れてな~い?」
ヨウ「…そんな…馬鹿な…!? …急に…!? ……な、なんで……!!?」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」
ヨウ「……………ウ」
ヨウ「……………ウル、トラ…、ビースト……!!?」
ヨウ「…ウツロイド…!!? しかも、…色違い!? …っ、」
ヨウ「みんな! そいつから離れて!!!」
アニポケマオ「え?」
ウツロイド「じぇるるっぷ…!」かっ!
―――――ドドドォン!!!
サトシ「うわぁっっ!!!」
ヨウ「!! ……あああ………!!!」
ベテラントレーナー「な、何だよ…!! あれは…!!!?」
ヨウ「 ! …あなたも早く、逃げ…っ、…
……いや、サトシ達以外にもいる校庭の生徒たちとポケモンを、避難させてほしい…!」
ベテラントレーナー「……あ……、ああ…。」
ヨウ「…ありがとう」 だっ!
ヨウ「みんなっ! 早く、そいつから逃げてっ!!!」
サトシ達「「「!!」」」
――――――ダダダッ!
ヨウ「みんな! そいつから離れて!!!」
アニポケマオ「え?」
ウツロイド「じぇるるっぷ…!」かっ!
―――――ドドドォン!!!
サトシ「うわぁっっ!!!」
ヨウ「!! ……あああ………!!!」
ベテラントレーナー「な、何だよ…!! あれは…!!!?」
ヨウ「 ! …あなたも早く、逃げ…っ、…
……いや、サトシ達以外にもいる校庭の生徒たちとポケモンを、避難させてほしい…!」
ベテラントレーナー「……あ……、ああ…。」
ヨウ「…ありがとう」 だっ!
ヨウ「みんなっ! 早く、そいつから逃げてっ!!!」
サトシ達「「「!!」」」
――――――ダダダッ!
アニポケマオ「…なんなの…あれ…!?」ハァハァ…
アニポケマーマネ「足痛ッ! 肩貸してくれたのは嬉しいけど、
もう少し丁寧に運んでよぉ、サトシ!カキィ…!」ヒィヒィ…
アニポケカキ「…そりゃ悪かったな…!」フゥフゥ…
サトシ「でも、擦りむいただけだったんだろ…!?」にや
ピカチュウ「ぴぃー…、ぴぃー…」ツカレタ
ヨウ(……全員、逃げれた?)
シロン「こぉん!?」
アニポケスイレン「…あっ! …ま、まだ、リーリエが…!? ………にげおくれてるっっ!!?」
ヨウ「……な!! ……っ!!」 だっ!!
サトシ「!……ヨウ!!」
ヨウ(やばい、やばいやばい……やばい!!)たたたっ!!!
アニポケリーリエ「…………あ…、ああ……!!」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」ビュン!!
ヨウ「・・・・・・リーリエぇぇッッ!!!!!」ばっ!!
アニポケマーマネ「足痛ッ! 肩貸してくれたのは嬉しいけど、
もう少し丁寧に運んでよぉ、サトシ!カキィ…!」ヒィヒィ…
アニポケカキ「…そりゃ悪かったな…!」フゥフゥ…
サトシ「でも、擦りむいただけだったんだろ…!?」にや
ピカチュウ「ぴぃー…、ぴぃー…」ツカレタ
ヨウ(……全員、逃げれた?)
シロン「こぉん!?」
アニポケスイレン「…あっ! …ま、まだ、リーリエが…!? ………にげおくれてるっっ!!?」
ヨウ「……な!! ……っ!!」 だっ!!
サトシ「!……ヨウ!!」
ヨウ(やばい、やばいやばい……やばい!!)たたたっ!!!
アニポケリーリエ「…………あ…、ああ……!!」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」ビュン!!
ヨウ「・・・・・・リーリエぇぇッッ!!!!!」ばっ!!
――――!!!
ヨウ「………………」
ヨウ(………………か、)
ヨウ「(……間一髪…、間に合った…。) …リーリエ、大丈夫!? ケガしてない!!?」
アニポケリーリエ「………!////」どきどき
ヨウ「リーリエ…? リーリエっ!大丈夫!?」
アニポケリーリエ「…………だ、だいじょうぶです…」
ヨウ「…………よ、 良かった……。 君に……、何かあったら……っ」
アニポケリーリエ「…へ? …えっ…!?」あわあわっ
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」
ヨウ「…っ! …リーリエ、走れる?」
アニポケリーリエ「ご、ごめんなさい…! 足が…、すくんじゃって…!」
ヨウ「…わかった。 …じゃあ、僕の傍から離れないで」
アニポケリーリエ「………は、はい…!」
ヨウ「………………」
ヨウ(………………か、)
ヨウ「(……間一髪…、間に合った…。) …リーリエ、大丈夫!? ケガしてない!!?」
アニポケリーリエ「………!////」どきどき
ヨウ「リーリエ…? リーリエっ!大丈夫!?」
アニポケリーリエ「…………だ、だいじょうぶです…」
ヨウ「…………よ、 良かった……。 君に……、何かあったら……っ」
アニポケリーリエ「…へ? …えっ…!?」あわあわっ
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」
ヨウ「…っ! …リーリエ、走れる?」
アニポケリーリエ「ご、ごめんなさい…! 足が…、すくんじゃって…!」
ヨウ「…わかった。 …じゃあ、僕の傍から離れないで」
アニポケリーリエ「………は、はい…!」
ヨウ(……ウツロイド…。 …悪いけど一気に倒させてもらう…。 頼む、ほしぐも……って、あれ?)
ウツロイド「…じぇるるっぷ……」
ヨウ(…! ウツロイドの足にほしぐもちゃんが入ったモンスターボールが取り込まれてる!?
さ、さっき、飛び込んだときにかすめ盗られたのか…!?)
ヨウ(い、今…、ほしぐもちゃん以外の手持ちを持ってきて、無い…! これじゃあ、闘えない…!!)
ウツロイド「…じぇるるっぷ」
アニポケリーリエ「…いやっ!」ぎゅ…
ヨウ「…く、くそっ…!!」
ウツロイド「…じぇるる!!」ビュッ!
「…10万ボルトォ!」
ピカチュウ「ピィーカァー、チュウウウ…ッ!」
―――バチバチバチィイイ!!!
ウツロイド「…!!!」
サトシ「…俺達が相手だ…! 行け、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
ウツロイド「…じぇるるっぷ……」
ヨウ(…! ウツロイドの足にほしぐもちゃんが入ったモンスターボールが取り込まれてる!?
さ、さっき、飛び込んだときにかすめ盗られたのか…!?)
ヨウ(い、今…、ほしぐもちゃん以外の手持ちを持ってきて、無い…! これじゃあ、闘えない…!!)
ウツロイド「…じぇるるっぷ」
アニポケリーリエ「…いやっ!」ぎゅ…
ヨウ「…く、くそっ…!!」
ウツロイド「…じぇるる!!」ビュッ!
「…10万ボルトォ!」
ピカチュウ「ピィーカァー、チュウウウ…ッ!」
―――バチバチバチィイイ!!!
ウツロイド「…!!!」
サトシ「…俺達が相手だ…! 行け、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」“パワージェム”
――――ド、ド、ド、ド、ドン!!
ヨウ「サ、サトシ…! !! それ以上、闘おうとしちゃダメだ、逃げて! 勝てる相手じゃ…!」
ピカチュウ「ピィッッー…!!」ギュン!
ウツロイド「!?」
ヨウ「…な…? (…速い…!)」
サトシ「良く避けた! 上手いぞ、ピカチュウ!」
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」“ヘドロウェーブ”
―――――ブワァアアアア!!
ヨウ「! これは、直撃する!あぶないっ!」
サトシ「………いや……、ここだ…ッ! …ピカチュウ! 地面に向かってアイアンテぇーールッ!!」
ピカチュウ「ピッカーチュウゥ!!」
―――ズガンッッ!!!
ウツロイド「…!?」
サトシ「そのまま………、」
サトシ「…………………かわせぇッ!!」
――――ド、ド、ド、ド、ドン!!
ヨウ「サ、サトシ…! !! それ以上、闘おうとしちゃダメだ、逃げて! 勝てる相手じゃ…!」
ピカチュウ「ピィッッー…!!」ギュン!
ウツロイド「!?」
ヨウ「…な…? (…速い…!)」
サトシ「良く避けた! 上手いぞ、ピカチュウ!」
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」“ヘドロウェーブ”
―――――ブワァアアアア!!
ヨウ「! これは、直撃する!あぶないっ!」
サトシ「………いや……、ここだ…ッ! …ピカチュウ! 地面に向かってアイアンテぇーールッ!!」
ピカチュウ「ピッカーチュウゥ!!」
―――ズガンッッ!!!
ウツロイド「…!?」
サトシ「そのまま………、」
サトシ「…………………かわせぇッ!!」
ヨウ(凄い…! 無理やり、回避した…! …サトシのピカチュウは…、異常なほど闘い慣れている……)
サトシ「ピカチュウ…! …エレキボォォーールッッ!!」
ピカチュウ「ピィーカァーチュウゥウ…!!!」
―――バリバリバリィイイ!!!
ウツロイド「……じぇ…!!!???」
サトシ「…よォし! 続けて、10万ボル……、何ッ!?」
――――チカチカチカ
ウツロイド「……じぇるる…っぷ」チカチカチカ
サトシ「………消えて…、いく…?」
ヨウ「!? …ま、待てっ…!!」
――――フッ
サトシ「!? あ…、あいつ、どこにいった!?」
ヨウ(…! …く…! 逃げられて…、しまった……)
サトシ「ピカチュウ…! …エレキボォォーールッッ!!」
ピカチュウ「ピィーカァーチュウゥウ…!!!」
―――バリバリバリィイイ!!!
ウツロイド「……じぇ…!!!???」
サトシ「…よォし! 続けて、10万ボル……、何ッ!?」
――――チカチカチカ
ウツロイド「……じぇるる…っぷ」チカチカチカ
サトシ「………消えて…、いく…?」
ヨウ「!? …ま、待てっ…!!」
――――フッ
サトシ「!? あ…、あいつ、どこにいった!?」
ヨウ(…! …く…! 逃げられて…、しまった……)
サトシ「……いなく、なったのか…? …さんきゅう、ピカチュウ…。
……リーリエ、ヨウ…! 二人とも、大丈夫か!?」
ヨウ「……………おかげで、助かった…。ありがとうサトシ…。
…………だけど……、ほしぐもちゃんを奪われるなんて…! …リーリエに…何て言えば…!」
サトシ「………ヨウ…、…とりあえず、リーリエなら、ここに居るけど…?」
ヨウ「……………」
サトシ「……………?」
ヨウ「……あ、いや、そうなんだけど…、えーと、そういう事ではなくて……」
アニポケリーリエ「…わ、わたくしが逃げ遅れた所為で…、あなたの…ポケモンが…!」うるっ
ヨウ「(!) だ、大丈夫…! ほしぐもちゃんは滅茶苦茶強いから!!
もう会えなくなるとか、そういうのは絶対大丈夫……!」
サトシ「……それにしても…なんだったんだ、あれ?」
ピカチュウ「ぴか…ちゅう…?」ピョン
アニポケククイ「おーい!」
ヨウ達「「「!!」」」
アニポケククイ「どうしたー、お前たちー! とっくに次の授業始まってんぞー。
だーれも教室にいないからビックリしちゃたぜー。
…ひょっとして、あれか? …授業ストライキ…とかじゃないよな…?」
……リーリエ、ヨウ…! 二人とも、大丈夫か!?」
ヨウ「……………おかげで、助かった…。ありがとうサトシ…。
…………だけど……、ほしぐもちゃんを奪われるなんて…! …リーリエに…何て言えば…!」
サトシ「………ヨウ…、…とりあえず、リーリエなら、ここに居るけど…?」
ヨウ「……………」
サトシ「……………?」
ヨウ「……あ、いや、そうなんだけど…、えーと、そういう事ではなくて……」
アニポケリーリエ「…わ、わたくしが逃げ遅れた所為で…、あなたの…ポケモンが…!」うるっ
ヨウ「(!) だ、大丈夫…! ほしぐもちゃんは滅茶苦茶強いから!!
もう会えなくなるとか、そういうのは絶対大丈夫……!」
サトシ「……それにしても…なんだったんだ、あれ?」
ピカチュウ「ぴか…ちゅう…?」ピョン
アニポケククイ「おーい!」
ヨウ達「「「!!」」」
アニポケククイ「どうしたー、お前たちー! とっくに次の授業始まってんぞー。
だーれも教室にいないからビックリしちゃたぜー。
…ひょっとして、あれか? …授業ストライキ…とかじゃないよな…?」
ヨウ達「「「……」」」
アニポケマーマネ「………く、来るのが…、遅いよ! 博士ぇ!!」
アニポケククイ「え? な、何? …なんかあったのか?」
アニポケリーリエ「何か…あったって…、」
アニポケマーマネ「………あ…、あのヘンチクリンなポケモンがめちゃくちゃに暴れた跡を見てよ!
アイツが暴えた跡が…、跡が…!!」
アニポケカキ「…な、なん…だ、これは……?」
アニポケスイレン「…きえ…、てる…!?」
アニポケマオ「あのポケモンが暴れて…壊されたところ、全部、元通りになってる…。 …なん、で…?」
ヨウ達「「「……!!?……」」」
アニポケククイ「どうしたんだ…?…お前たち…?本当に?
…………ん? そういえば…君は見慣れない子だね…? ウチの生徒じゃないな。 ………あ、俺は…
ヨウ「……ククイ、博士…」
アニポケククイ「おお…! 知ってくれてるとは光栄だなぁ! そうだ。 俺がククイだぜ。よろしくな!
もう聞いてるかもしれないが、この子たちの担任教師をしている」
アニポケマーマネ「………く、来るのが…、遅いよ! 博士ぇ!!」
アニポケククイ「え? な、何? …なんかあったのか?」
アニポケリーリエ「何か…あったって…、」
アニポケマーマネ「………あ…、あのヘンチクリンなポケモンがめちゃくちゃに暴れた跡を見てよ!
アイツが暴えた跡が…、跡が…!!」
アニポケカキ「…な、なん…だ、これは……?」
アニポケスイレン「…きえ…、てる…!?」
アニポケマオ「あのポケモンが暴れて…壊されたところ、全部、元通りになってる…。 …なん、で…?」
ヨウ達「「「……!!?……」」」
アニポケククイ「どうしたんだ…?…お前たち…?本当に?
…………ん? そういえば…君は見慣れない子だね…? ウチの生徒じゃないな。 ………あ、俺は…
ヨウ「……ククイ、博士…」
アニポケククイ「おお…! 知ってくれてるとは光栄だなぁ! そうだ。 俺がククイだぜ。よろしくな!
もう聞いてるかもしれないが、この子たちの担任教師をしている」
ヨウ(! ……ククイ博士が、…教師…? …なんか…本当に、何でもありだな…、…わ!?)
もぞもぞ…、ぎゅいーん!
ロトム図鑑「アローラー! …ヨウ! ジガルデ・セル探しはいい加減もう終わったロトか?」
アニポケククイ「お! そいつは…ロトム図鑑じゃないか?
どういう伝手で手に入れたかは知らないが入手、大変だったろ? …初めまして、ロトム。俺はククイだ」
ロトム図鑑「…? そんなこと知ってるロトよ、ククイ博士? つい先日、会ったばかりじゃないロトか?」
アニポケククイ「ははは! 面白い事言うな、お前。 …なぁ、君? ちょっとこの子見せてもらってもいいかな?」
ヨウ「………………。 ………ええ、どうぞ…」
ロトム図鑑「くすぐったいロ」
サトシ「………ヨウ、こんな時になんだけど、俺もロトム図鑑持ってるんだ…。
でも今、アイツ、お気に入りの探偵ドラマ、観に帰っちゃってさ。 会わせてやれないのが残念だ」
ロトム図鑑「た、探偵ドラマにハマるロトム図鑑…! 一体、どんな顔してるか見てみたいロ……」
アニポケククイ「フフフ! キミとよく似た顔してるぜ! ……さぁ、どれどれ、図鑑の状況は…? ……」
アニポケククイ(……!!?)
もぞもぞ…、ぎゅいーん!
ロトム図鑑「アローラー! …ヨウ! ジガルデ・セル探しはいい加減もう終わったロトか?」
アニポケククイ「お! そいつは…ロトム図鑑じゃないか?
どういう伝手で手に入れたかは知らないが入手、大変だったろ? …初めまして、ロトム。俺はククイだ」
ロトム図鑑「…? そんなこと知ってるロトよ、ククイ博士? つい先日、会ったばかりじゃないロトか?」
アニポケククイ「ははは! 面白い事言うな、お前。 …なぁ、君? ちょっとこの子見せてもらってもいいかな?」
ヨウ「………………。 ………ええ、どうぞ…」
ロトム図鑑「くすぐったいロ」
サトシ「………ヨウ、こんな時になんだけど、俺もロトム図鑑持ってるんだ…。
でも今、アイツ、お気に入りの探偵ドラマ、観に帰っちゃってさ。 会わせてやれないのが残念だ」
ロトム図鑑「た、探偵ドラマにハマるロトム図鑑…! 一体、どんな顔してるか見てみたいロ……」
アニポケククイ「フフフ! キミとよく似た顔してるぜ! ……さぁ、どれどれ、図鑑の状況は…? ……」
アニポケククイ(……!!?)
アニポケククイ(……アローラの土地神や…、伝説のポケモンの……と…、登録、データだと…! …!?
そ、それから、図鑑本体の製造ナンバーが、俺がサトシにやったロトム図鑑と全く同じ…? …??
…………な……、なんだ…、…これ……!!?)
ヨウ「………」
アニポケククイ「…………き、君は…、一体……!?」じっ
ヨウ「…ククイ博士…、聞いてほしい話があるんです…。 …少し、お時間をもらえませんか…」
―――――
―――
―
そ、それから、図鑑本体の製造ナンバーが、俺がサトシにやったロトム図鑑と全く同じ…? …??
…………な……、なんだ…、…これ……!!?)
ヨウ「………」
アニポケククイ「…………き、君は…、一体……!?」じっ
ヨウ「…ククイ博士…、聞いてほしい話があるんです…。 …少し、お時間をもらえませんか…」
―――――
―――
―
―――――ククイ博士の研究所
アニポケククイ「…つまり君はこの世界とは異なるアローラ地方からやってきたパラレルワールドの人間で。
サトシ達に絡んできたスカル団との闘いに巻き込まれたが、君はそれを撃退…。
だがその直後、出現したウルトラビースト(以下UB)なるウルトラスペースというまたさらなる
別世界に住むポケモンに襲われて、君は今持つ唯一の手持ちのポケモンを奪われてしまった…。
…尚、UBが暴れた痕跡は一切消えた。…君にもその理由はわからない。
ついでに言うと、君と君の世界の俺は知り合いで、君のロトム図鑑はその俺から貰ったものである。…と」
ヨウ「……滅茶苦茶な話をしているのは、わかっているつもりです…。 …とても信じられないと思います」
アニポケククイ「…いや…、………信じたいと……思ってる…」
ヨウ「……」
アニポケククイ「……」
ヨウ「……え…? な、なんで、信じてくれるんですか…?
僕が言うのもおかしいですけど、すぐに受け入れられるような内容じゃないでしょう?」
アニポケククイ「…逆に質問するようで申し訳ないんだけど、
君はどうして俺にはその話を打ち明けてくれる気になったんだろう?」
アニポケククイ「…つまり君はこの世界とは異なるアローラ地方からやってきたパラレルワールドの人間で。
サトシ達に絡んできたスカル団との闘いに巻き込まれたが、君はそれを撃退…。
だがその直後、出現したウルトラビースト(以下UB)なるウルトラスペースというまたさらなる
別世界に住むポケモンに襲われて、君は今持つ唯一の手持ちのポケモンを奪われてしまった…。
…尚、UBが暴れた痕跡は一切消えた。…君にもその理由はわからない。
ついでに言うと、君と君の世界の俺は知り合いで、君のロトム図鑑はその俺から貰ったものである。…と」
ヨウ「……滅茶苦茶な話をしているのは、わかっているつもりです…。 …とても信じられないと思います」
アニポケククイ「…いや…、………信じたいと……思ってる…」
ヨウ「……」
アニポケククイ「……」
ヨウ「……え…? な、なんで、信じてくれるんですか…?
僕が言うのもおかしいですけど、すぐに受け入れられるような内容じゃないでしょう?」
アニポケククイ「…逆に質問するようで申し訳ないんだけど、
君はどうして俺にはその話を打ち明けてくれる気になったんだろう?」
ヨウ「……それは……… 僕にとってのククイ博士はポケモンのわざの研究家で、
アローラにポケモンリーグを創ってくれた人で…、
トレーナーとしては最初であり最強でもあった挑戦者でもある僕のライバルの一人で…、」
ヨウ「ロイヤルマスクで…、」ボソ
ヨウ「僕の旅に始まりをくれた人で……、いつだって…僕を導いてくれた僕の一番の恩人で…。
……ククイ博士ならきっとこんな状況でも力を貸してくれたに違いないと思ったんです…。」
ヨウ「…仮に、ククイ博士に信じてもらえないなら、多分、誰に話しても信じてもらえないって事だから…、
僕にとっては、それはそれで諦めが付くというか、ある意味、開き直ることができるっていうか…。
…そんな事情、こっちの博士には無関係なのに…、…勝手なことばっかり言って…、
……なんだか…すいません…」
アニポケククイ「…………。 …随分と… すげぇんだなぁ… 君の世界の俺は……」
ヨウ「…そうなんです。 本当にすごい方なんです、ククイ博士は…」ニコ
アニポケククイ「…………リーグ創設だとかなんてのは、正直ピンとこないけども…。 うん…。
君の世界の俺はそんな素直な信頼に値する男なのかと考えたら、すげぇなぁと思って…さ…」
アニポケククイ「……………」
アニポケククイ「……………。 ………三つだ…!
…まず、見せてもらった君のロトム図鑑について色々説明が付かないことがあるということ!
…次に、実は俺としても校庭に出現したUBとやらに関して気になることがあるということ!
…最後に…、…君がそこまで思ってくれているククイ博士への信頼を、
この俺が裏切っちゃうってのは、どうも違うよな?」
アローラにポケモンリーグを創ってくれた人で…、
トレーナーとしては最初であり最強でもあった挑戦者でもある僕のライバルの一人で…、」
ヨウ「ロイヤルマスクで…、」ボソ
ヨウ「僕の旅に始まりをくれた人で……、いつだって…僕を導いてくれた僕の一番の恩人で…。
……ククイ博士ならきっとこんな状況でも力を貸してくれたに違いないと思ったんです…。」
ヨウ「…仮に、ククイ博士に信じてもらえないなら、多分、誰に話しても信じてもらえないって事だから…、
僕にとっては、それはそれで諦めが付くというか、ある意味、開き直ることができるっていうか…。
…そんな事情、こっちの博士には無関係なのに…、…勝手なことばっかり言って…、
……なんだか…すいません…」
アニポケククイ「…………。 …随分と… すげぇんだなぁ… 君の世界の俺は……」
ヨウ「…そうなんです。 本当にすごい方なんです、ククイ博士は…」ニコ
アニポケククイ「…………リーグ創設だとかなんてのは、正直ピンとこないけども…。 うん…。
君の世界の俺はそんな素直な信頼に値する男なのかと考えたら、すげぇなぁと思って…さ…」
アニポケククイ「……………」
アニポケククイ「……………。 ………三つだ…!
…まず、見せてもらった君のロトム図鑑について色々説明が付かないことがあるということ!
…次に、実は俺としても校庭に出現したUBとやらに関して気になることがあるということ!
…最後に…、…君がそこまで思ってくれているククイ博士への信頼を、
この俺が裏切っちゃうってのは、どうも違うよな?」
ヨウ「…………。」
アニポケククイ「……だから俺は、君を信じることにしたぜ…。……ヨウ…!」
ヨウ「…!」ぱぁっ!
ヨウ「…あ、ありがとうございます。 …やっぱりククイ博士はどこの世界でもククイ博士でした…!」
アニポケククイ「へへ!! …じゃあ、早速だが話の本題に移ろうか。
実はだな、ちょっと前から校庭に、見えない妙な力場が発生していて、
それが時間経過とともに少しづつ大きくなっていたのがわかっている。」
ヨウ「…力場? そこからあのUBが出現したってことでしょうか?」
アニポケククイ「なんせ専門分野じゃないから断定はできないが…、俺はそうだと思う…。
多分これは、…時空の歪み…、のようなものだったんじゃないかと考えている。
………現在、この歪みは、観測を始めた直後程度のサイズに戻ってしまったようだが…、」
アニポケククイ「………観測時とまったく同じスピードで、再び大きくなろうとしているみたいだ………」
ヨウ「…!? そこからUBがまた、出現する…という事でしょうか…!?」
アニポケククイ「可能性高いね。
この歪み…これまで害は無いと判断していたから、観測程度しかしていなかったんだが、…抜かったぜ。
…まさかそんなのが出てくるとは想像力が足りなかったよ…。
……ヨウがいなかったら、俺の生徒が大変なことになっていたと聞いている。 教師のククイ博士として
礼を言わせてくれ。 ありがとう…」
ヨウ「…いや、そんな…。 それで…、またUBが出てきそうな時間を割り出すことってできるんですか?」
アニポケククイ「……だから俺は、君を信じることにしたぜ…。……ヨウ…!」
ヨウ「…!」ぱぁっ!
ヨウ「…あ、ありがとうございます。 …やっぱりククイ博士はどこの世界でもククイ博士でした…!」
アニポケククイ「へへ!! …じゃあ、早速だが話の本題に移ろうか。
実はだな、ちょっと前から校庭に、見えない妙な力場が発生していて、
それが時間経過とともに少しづつ大きくなっていたのがわかっている。」
ヨウ「…力場? そこからあのUBが出現したってことでしょうか?」
アニポケククイ「なんせ専門分野じゃないから断定はできないが…、俺はそうだと思う…。
多分これは、…時空の歪み…、のようなものだったんじゃないかと考えている。
………現在、この歪みは、観測を始めた直後程度のサイズに戻ってしまったようだが…、」
アニポケククイ「………観測時とまったく同じスピードで、再び大きくなろうとしているみたいだ………」
ヨウ「…!? そこからUBがまた、出現する…という事でしょうか…!?」
アニポケククイ「可能性高いね。
この歪み…これまで害は無いと判断していたから、観測程度しかしていなかったんだが、…抜かったぜ。
…まさかそんなのが出てくるとは想像力が足りなかったよ…。
……ヨウがいなかったら、俺の生徒が大変なことになっていたと聞いている。 教師のククイ博士として
礼を言わせてくれ。 ありがとう…」
ヨウ「…いや、そんな…。 それで…、またUBが出てきそうな時間を割り出すことってできるんですか?」
アニポケククイ「おう。 今日得た観測データから歪みのピークを規定して、
そこから再出現の予想時間を逆算することは容易だ…。
問題は、またその同じ個体のウツロイドとやら出てきてくれるかってことだが……。
………そうだ…、な…? これは君の奪われたポケモンの入ったモンスターボールを辿って見るか。
…待っててくれ、ヨウ。すぐに調べてみる。 ………………。
……ところでサトシ…、そろそろ入ってきなよ。盗み聞きは感心しないぜ?」にやり
ヨウ「…!?」くる
サトシ「…!?」びく!
サトシ「……あ…、ははは、は…、 バ、バレてた…!」のこのこ…
ピカチュウ「ぴか、…ちゅあ…」
ヨウ「えっ? き、君は、サトシ…? なんで、ククイ博士の家に…?」
サトシ「あー、俺、ここにイソーローさせてもらってんだ」
ヨウ「………居…候…?」
サトシ「………ねぇ、博士?
俺らのアローラとヨウのアローラが違うパラレルナントカっていうのがよくわかんなかった。
どういう意味です?」
ククイ「サトシにも解るように言うと…、…そうだな…? …あくまでたとえ話だが…、
同じタイトルの作品なのに、ゲームとアニメでキャラクターの設定とかが全然違うみたいな感じかなー?」
サトシ「…ふーん。 わかったような? わかんないような?
まぁ、とりあえずヨウは凄いところから来たってこといいんだよな…?」
そこから再出現の予想時間を逆算することは容易だ…。
問題は、またその同じ個体のウツロイドとやら出てきてくれるかってことだが……。
………そうだ…、な…? これは君の奪われたポケモンの入ったモンスターボールを辿って見るか。
…待っててくれ、ヨウ。すぐに調べてみる。 ………………。
……ところでサトシ…、そろそろ入ってきなよ。盗み聞きは感心しないぜ?」にやり
ヨウ「…!?」くる
サトシ「…!?」びく!
サトシ「……あ…、ははは、は…、 バ、バレてた…!」のこのこ…
ピカチュウ「ぴか、…ちゅあ…」
ヨウ「えっ? き、君は、サトシ…? なんで、ククイ博士の家に…?」
サトシ「あー、俺、ここにイソーローさせてもらってんだ」
ヨウ「………居…候…?」
サトシ「………ねぇ、博士?
俺らのアローラとヨウのアローラが違うパラレルナントカっていうのがよくわかんなかった。
どういう意味です?」
ククイ「サトシにも解るように言うと…、…そうだな…? …あくまでたとえ話だが…、
同じタイトルの作品なのに、ゲームとアニメでキャラクターの設定とかが全然違うみたいな感じかなー?」
サトシ「…ふーん。 わかったような? わかんないような?
まぁ、とりあえずヨウは凄いところから来たってこといいんだよな…?」
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