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元スレモバP「火事から始まる同棲生活」
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早くしろよ連載時のペースでヘルシング読んでたけど読み終わったぞ
早くしろよ>>104の顔がもげたぞ
火事ネタこのパターン多いよな… >>1に一体何が有ったんだ…
導入を書くのは楽だけどその先の展開を書けなくてエタる
よく見るパターン
よく見るパターン
ちひろ「さて、今日はこのくらいにしておきましょうか」
P「だな、また今朝みたいになっても困るし」
ちひろ「明日は何時に起きる予定ですか?」
P「7時かな、そっちは?」
ちひろ「私もです。でしたら、一緒に朝ご飯も食べて行きますか?」
P「朝ご飯かぁ、それも食べるの久しぶりな気がしなくもない」
ちひろ「普段は?」
P「ウィダー」
ちひろ「炊飯器セットしておきます。ちゃんと起きて下さいね?」
P「そっくりそのまま返してやろうか?」
ちひろ「ガスコンロの上で寝ていいですよ」
P「ごめんなさい」
ちひろ「こっちの部屋と布団はお貸ししますから」
P「助かる。んじゃ、おやすみ」
ちひろ「おやすみなさい」
バタンッ
P「……」
P(今は、これでいいけど…)
P(これから先どうするか、少し考えないとな…)
P(とりあえず、新しいアパート探すか)
ぴぴぴ、ぴぴぴ
P(……)
P(…自宅、じゃあないんだよな…)
P(起きる度に、火事で家を失ったって言う現実を思い出す)
P(思い入れはなかった、ただ長く過ごしていただけのアパートだ)
P(…その、はずなんだけどな…)
P「朝からこんなんじゃいけないな!顔洗って気合入れろ!」
ザーッ
P「ふぅ…」
ちひろ「あ、おはようございます」
P「おはよう…おお、いい匂いだ」
ちひろ「えっへん、どうです?このザ・ジャパニーズ朝食!」
P「実に日本人!味噌汁と白米が食欲をそそる!」
ちひろ「朝からうるさいですよ?」
P「えぇ…あ、朝食ありがとな」
ちひろ「最後に纏めて徴収しますから。ではでは」
ちひろ・P「いただきます」
P「…うまい、朝ご飯って美味しいし」
ちひろ「私の料理スキルを褒めて下さいよ…」
P「上手いな、料理…美味い、料理…」
ちひろ「朝から疲れてませんか?」
P「なんか、こう…朝起きる度に実感するんだよ。色々と」
ちひろ「…そんな貴方にスタドリをどうぞ」
P「でもお高いんでしょう?」
ちひろ「今なら三本分の値段で二本目をプレゼント!」
P「五割り増しじゃねぇか!」
ちひろ「あ、食器洗うのはお願いしますね?」
P「もちろん、用意して貰ってるんだから片付けはするさ」
ちひろ「さて、それじゃ私は先に行きますね?鍵は持ってますか?」
P「昨日合鍵借りてそのままだ」
ちひろ「なら大丈夫です。それでは…いってきます」
P「行ってらっしゃい」
バタンッ
P「…さっさと食器洗って俺も出るか」
~事務所~
P「おはようございまーす」
フレデリカ「おはろーぽんじゅー?プロデューサー」
ちひろ「おはようございます。今日のログインボーナスはこちら!真っ白な書類です!」
P「白って、いいよな…」
ありす「何を現実逃避しているんですか。赤こそ至高です」
奏「ふふっ…まだまだ子供ね。至高は…蒼、よ」
文香「私は、文字であれば何色でも…」
周子「しゅーこちゃんはハーゲンダッツはバニラが好きかなー」
フレデリカ「フレちゃんはフランス名物ミラノ風バニラ!」
周子「ミラノってフランスなん?」
フレデリカ「うーん、じゃあヨーロピアン!」
奏「あら…プロデューサーさん、香水でも使ってるの?」
P「ん?いや使ってないけど?携帯リセッシュならあるけど」
文香「…確かに、普段とは違う香りがします…」
P「あれ?なんだろ?朝ご飯食べたからかな」
ちひろ「きちんと毎日食べて下さい」
ありす「立派な大人になれませんよ」
周子「暗にプロデューサーは立派じゃないって言われとるやん」
フレデリカ「りっぱは諦めてパリになろー?」
P「パリになる、とは」
文香「…この香りは…」
ちひろ「…あ、私書類出しに行ってきますね」
P「行ってらっしゃーい」
バタンッ
>>1の新しい衣食住の住が未だに見付からないのか?
それとも保険おりなかったか?
それとも保険おりなかったか?
文香「……なるほど、そういう事でしたか」
周子「なんかあったん?」
P「文香、桔◯屋、信玄餅」ぼそっ
文香「もう一声」
P「……ラ◯ュレ、マカロン」ぼそっ
文香「……なんでもありません。プロデューサーさんが、以前私が使っていたシャンプーを使っていたので、少し驚いただけです……」
唯「えー、文香ちゃんズルーい!」
ありす「銘柄はなんですか?」
フレデリカ「ボジョレーかなー?」
奏「ふふっ、私が当ててあげるわ。もし当たったら……そうね、ご褒美に」
P「ん、もうこんな時間じゃん。ちょっと出てくるわ」
唯「……奏ちゃん!後で唯とスイーツ食べにいこ!」
~夜~
P「と、言うことがありましたとさ」
ちひろ「成る程……まぁ、文香ちゃんは口が堅いですし大丈夫でしょう」
P「バレて俺たちが困るわけじゃないっちゃないけど、心配はかけたくないからな」
ちひろ「そうですね。もう少し気を払うべきだったかもしれません」
P「女性って匂いに敏感なんだなぁ……」
ちひろ「それはもちろん、自身にも気を使っている部分ですから」
P「とは言えまぁ、うまく誤魔化しといてくれた……のかな?」
ちひろ「ずっと同じ香りでは時間の問題のような気もしますが」
P「俺も自分用のシャンプー用意すべきなのかな」
ちひろ「まぁ男性向けのものを購入すべきかもしれませんが……少し勿体無くありませんか?」
P「まぁ確かに、既に有る物を買うってのはな……」
ちひろ「……」
P「さて、そろそろ寝ますか」
ちひろ「そうですね。明日は?」
P「午前中に少し用事が。だから事務所には寄らず直で向かう予定かな」
ちひろ「朝ごはんはどうしますか?」
P「……朝ごはん、良いよね……」
ちひろ「はい、作っておきますから。早起きして手伝ってくれても良いんですよ?」
P「起きられたらな」
ちひろ「フライパンと寸胴鍋、どっちの方が痛いと思いますか?」
P「きちんと早めに目覚ましセットします」
ちひろ「よろしい。それでは」
P・ちひろ「おやすみなさい」
ピピピッ、ピッ!
P(……起きた)
P(当たり前だが、俺の家じゃない)
P(でもなんだか、一瞬だけど)
P(なんとなく、安心してしまった)
P(台所の方からいい香りがする)
P(こんな朝を連日迎えられる日がくるなんてな……)
P「……ん?いい香りがするってもう朝食作ってるのか?!」
ちひろ「おそようございます」
P「……お、おはよう!早起きは気分がいいな!」
ちひろ「そうですね、人が朝ごはんを作っている間の睡眠なんて身分も良いですね」
P「ごめんなさい」
ちひろ「冗談ですよ。昨晩炊飯器のタイマーをセットしておくの忘れてしまって、早めに起きたついでに作り始めただけです」
P「とは言えすまないな、何もかもやって貰っちゃって。起こしてくれて良かったのに」
ちひろ「……そ、そうですね!起こしても良かったんですが、なんとなく悪い気がしたので!」
P「……?」
ちひろ「あ、食器並べて貰えますか?」
P「らじゃー」
ちひろ「それでは」
P・ちひろ「いただきます!」
P「……朝食、なぁ」
ちひろ「普段は食べないんでしたよね?」
P「いや食べるときはあるけどさ。さっきも思ったけど、朝食を誰かと囲めるって幸せだよな、って」
ちひろ「うーん……部分点ですね」
P「正解は?」
ちひろ「越◯製菓って事にしておきます。自分で気づけたら大正解ですね」
P「難しいなぁ……ん、味噌汁美味い」
ちひろ「千川印の特性お味噌汁です。高くつきますよ?」
P「出世払いでお願いするよ」
ちひろ「来世払いになりませんか、それ?」
P「酷くない?」
ちひろ「そろそろ、私は事務所に向かいますから」
P「洗い物は任せろ。あと洗濯物干したら俺も出掛けてくる」
ちひろ「私の下着で変な事しないで下さいね?」
P「ウルトラマンの真似とか?」
ちひろ「本気で軽蔑されたいのならどうぞ」
P「いや冗談ですマジですみません」
ちひろ「分かってますって。行ってきます、鍵お願いしますね」
P「あいよ、閉めとく。行ってらっしゃーい」
バタン
P(洗濯物、か……)
P(……馴染み過ぎでは?)
P(いやまぁ同棲してるんだから仕方のない事だし当たり前の事だけど)
P(とりあえず干すか)
P(ここは5階だけど、一応女性物の下着は内側の見づらいところに……)
P(……本当に、同棲してるんだな……)
P(人生何があるか分かったもんじゃない)
P(洗濯物めっちゃいい匂いだなとか変態的な事を考えたりもしてない)
P(それから数日後)
P「はい、ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします!」
バタンッ
P(思ったよりはやく用事が終わったなぁ)
P(不動産寄ってくか)
P(そうだ、新しいアパートなりマンションを見つけないと)
P(ずっとちひろの家にお世話になってる訳にもいかない)
P(……思い出したく無かったなぁ……)
P(……はぁ)
P(……んー、良さげなアパートは……)
P(どうせなら、そこそこ事務所から近いほうが……)
P(……事務所さ、都会過ぎない?近くの家賃エグいわ)
P(貯金も保険もあるが、そのあと家具や生活雑貨も買うとなると……)
P(難しいな。ゆっくり考えよう)
P(……俺はいつまで、ちひろに甘えてるんだ?)
周子「あれ?Pさん何してんの?」
P「新しいアパートを探してるんだよ」
フレデリカ「お引っ越しー?パリなんてどーお?!」
P「パリか……悪くないな……」
P「……ひ、人違いじゃないでしょうか?私の職業は戦場カメラマンですが……」
フレデリカ「文香ちゃん今日レッスンサボってたよー?」
P「おいおい注意されるの俺なんだから……あ」
周子「もちろん嘘だけどね。そもそも今日あたし達休みだし」
P「……何が望みだ」
周子「いや話しかけただけやん」
フレデリカ「そこの喫茶店で一緒にお茶しよー?」
P「うぃっす」
~喫茶店~
周子「それで、Pさん引っ越すん?」
P「あぁ。ちょうどアパートの契約2年経つし、そろそろ事務所に近いとこにでも引っ越そうかなって」
フレデリカ「本当に丁度2年だからかなー?」
周子「……どっちかなー、心配させない為か後ろ暗い事があるか……」
フレデリカ「……まーどっちでもいっか!」
P「そうしてくれるとありがたいかな」
フレデリカ「フレちゃんちに住むー?」
P「俺まだプロデューサー業続けてたいから……」
周子「しゅーこちゃんちは?」
P「同上の理由により辞退させていただきます」
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