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    元スレ提督「そろそろバレンタインだし安価で艦娘の好感度をあげよう」

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    151 :

    吹雪を歌う

    152 :

    夜戦

    153 = 144 :

    吹雪「歌おう」

    提督「あ?」

    吹雪「知らないのか? 人は楽しいと歌うんだ」

    提督「……なんか今日はやけに俗人くさいな」

    吹雪「……! 本当か!?」

    提督「お、おお」

    吹雪「ふふふ。そうかそうか。歌おう提督」

    提督「ほんとに歌うのかよ」

    吹雪「知らないのか? 人は嬉しいと歌うんだよ」

    154 = 144 :

    吹雪「とーどけー。とーどけー♪」

    提督「おーもいーよとーどけー♪」

    吹雪「……」

    提督「……」

    吹雪「いやあ、君は実に音痴だな」

    提督「やかましい」

    吹雪「いいか? とー♪だよとー♪」

    提督「とー♪」

    吹雪「うむ。ぜんぜん違う」

    提督「やかましい」

    ↓2 次は何する?

    155 :

    そろそろ戻るか…

    156 = 152 :

    電になってもらって発電する

    157 = 144 :

    (……)

    提督「陽が出てないと暗くなるのも早いな」

    吹雪「そうだな」

    提督「こう暗いと回りもよく見えねえな。食べ物はどこだ」ゴソゴソ

    吹雪「仕方ないな。私のとある機能を使うか」

    提督「ほら家具コイン」チャリンチャリン

    プシュー

    提督「……!」

    「どうだ? これが新しい私だ」ピカー

    提督「電、か」

    158 = 144 :

    「この体になった私は発電ができる。といっても周りを光らせるくらいだが」ピカー

    提督「もうお前の高性能っぷりにも驚かなくなってきたよ」

    「そうだろう。私は完璧な……。人工知能だからな」

    提督「ああ、そうだな」

    「ところで、この電という子は」

    提督「あんまり話したことはないな。どういう子かもよくわからん」

    「そうだろうな。すごく怯えられている」

    提督「……やっぱりか」

    159 = 144 :

    「まあ、そう落ち込むな提督」

    提督「ぐぐぐ。大丈夫だ気にしてない」

    「顔が引きつってるな。ほら笑え」

    提督「がはははは!」

    「うむ。それでよい」

    (……)

    提督「そういや一つ聞いていいか?」

    「なんだ?」

    提督「お前のデータって俺の鎮守府の艦娘から取ってるんだよな?」

    「ああ、そうだが」

    提督「そのデータってどうやって取ってんだ?」

    「……簡単に言うと、艦娘の日々のメンテナンスの時にデータを頂いている」

    提督「……それって結構大問題なんじゃないか?」

    「知らん。明石が勝手にやったことだ」

    160 = 144 :

    「今ここにいる私はいわば子機のような存在なんだ。本体は君の鎮守府にある」

    提督「ほう」

    「それで鎮守府にある私の本体が日々私にデータを送ってくれているというわけだ」

    提督「なるほど。だから今日の天気とか艦装が流れてくるタイミングとかがわかったんだな」

    「その通りだ。ほかに聞きたいことはないか?」

    提督「いや特にないが、なんか急にオープンになったな」

    「数日ほどだが君と過ごしてみて、そこそこ信頼に足る人間だと感じた。君にはあまり隠し事をしたくない。信頼の証だと思ってくれ」

    提督「へいへい、ありがとよ」

    「どういたしまして」

    提督「はあ、長話をしてたら眠くなってきた。もう寝る。おやすみ」ゴロン

    「ああ、おやすみ提督」

    162 :

    164 = 144 :

    一日終わったし今日はこれで終わり。今週は忙しくてあんまり更新できんでマジ勘弁
    今月中には終わらせる予定。お疲れ様でした

    165 = 152 :

    乙です
    結構あがったな

    166 :

    五日目

    ホホーホーホッホ

    提督「……」

    「おはよう。提督」

    提督「しばらくその姿でいるのか?」

    「うむ。気に入らぬなら変えるが」

    提督「別にそれでいい。ただ相変わらず違和感がすごい」

    「はわわわ。そんなこと言われても困るのです」

    提督「叩き壊すぞポンコツ」

    ↓2 まずは何する?

    168 :

    鎮守府の様子を聞く

    169 = 166 :

    提督「そういやお前って鎮守府のデータが日々入ってきてるって言ってたよな」

    「ああ」

    提督「今鎮守府ってどんな感じだ?」

    「聞きたいか?」

    提督「……ああ」

    「いつもどおりだ」

    提督「……俺様がいなくなって業務が滞ったりしてないか?」

    「……いつもどおりだな」

    提督「ちくしょう! あれだけ必死になって仕事してたのに!」

    「正直、嫌われ者の君がいなくなって逆に捗ってる。らしい」

    提督「もうやだ。朝からすっごい気が滅入る」

    170 = 166 :

    「元気を出せ提督。ほら光ってやるから」ピカー

    提督「慰めんの下手か。光ってどうすんだよ」

    「仕方あるまい。私がいつもどおり道筋を照らしてやろうではないか」ピカー

    提督「それがいいたかっただけの気がするけど、頼む! 教えてくれ!」

    「↓2をしよう」

    171 :

    木の実をとりに行こう

    172 :

    カレーをつくろう。

    173 = 166 :

    「カレーを作ろう」

    提督「ルーがねえ」

    「ではビーフシチューでも」

    提督「ルーがねえだろ」

    「最悪肉じゃがでもいいが」

    提督「肉もじゃがいももねえ」

    「……」

    提督「ポンコツかてめえ」

    174 :

    嫌われ者が消えて長門が提督代理で鎮守府運営が上手く回ってそうだし、
    この提督はもう偽装の死亡届出して金だけ貰って田舎でシュミレーターと暮らした方が良さそうだな

    175 = 166 :

    「……なければ作る。それがサバイバルだ」

    提督「カレー粉をか?」

    「然り。この私を甘く見るな。すべての艦娘のデータをもつんだぞ? すごいんだぞ?」

    提督「……」

    「そのデータを総動員させれば、カレーを作ることなど造作もない」

    提督「……具体的には?」

    「むむっ。 ↓2をすればよいと出た」

    176 :

    艦娘にカレー粉を持ってこさせればよい

    179 = 172 :

    そこを掘れば、旧日本兵が隠したS&Bの赤缶が…

    180 = 172 :

    海軍なら、みんな大好きカレーが作れれば人気回復出きるかと思ったんだが、スマンな>>1

    181 = 166 :

    「……」

    提督「どうした? 答えが出たんじゃないのか?」

    「出た」

    提督「おお! どうすればいいんだ?」

    「あきらめろと出た」

    提督「……まじかよ」

    「あきらめよう。無理だ」

    提督「……」

    「所詮私は無能だ。データがなければ何もできない。人工知能なのに無能」

    提督「シミュレーター……」

    「私の機能では不可能。苦悩ばかりだ。死のう」

    提督「……」

    182 = 166 :

    提督「ここであきらめていいのか?」

    「……?」

    提督「確かにお前のデータだけでは無理かもしれない。でもここにはお前のほかにもう一人いるだろう?」

    「……!」

    提督「俺様にまかせろ! 必ずお前にカレーを食わしてやる!」

    「……提督」

    提督「よし! まずは↓2をする!」

    183 = 171 :

    スパイスを調達しよう

    184 :

    玉ねぎを飴色になるまで炒める「

    185 = 166 :

    (……)

    提督「材料調達から始めたはいいが」

    提督「こんな無人島でカレーの材料なんてあるのか?」

    提督「……」キョロキョロ

    提督「……!」

    提督「あれは……たまねぎ?」

    提督「間違いない! たまねぎだ!」

    提督「これがあればなんとなくカレーっぽく見える!」

    186 = 166 :

    提督「みろ!」ジャーン

    「これは……たまねぎか?」

    提督「そうだ。生えていた。野生のたまねぎだな」

    「……生えていた? おかしいな」

    提督「これをあめ色になるまでいためよう。火をつけてくれ」

    「ああ、わかった」

    (……)

    提督「……こんな感じでいいんじゃないか?」

    「うん。上等だな」

    提督「さて、次だ。↓2をしよう」

    187 = 171 :

    次は肉だ

    188 :

    兎なり食えそうな小動物を狩る

    189 = 166 :

    提督「ウサギを狩ってきた」

    「早いな」

    提督「一昨日作った罠にかかってたからな」

    「運がいいな。あとはカレー粉だが」

    提督「うーん。それをどうするか」

    「……一つ気になることがある」

    提督「……?」

    190 = 166 :

    提督「……」タッタッタッ

    「……どうだった?」

    提督「お前の言うとおりだ! あったぞ! 家が! ぼろぼろだったけど!」

    「やはりか」

    提督「なんでわかったんだ?」

    「さっき君の見つけたたまねぎだ」

    提督「たまねぎ?」

    「野生のたまねぎは確認されてない。だから人が持ち込んだんだろうと思ったんだ」

    提督「そうだったのか」

    「とすれば畑がある。畑があるなら家もある。どうやら思ったとおりだったようだな」

    提督「ああ。ほら、探してみたらカレー粉があった」

    「グッド。これでなんとかなりそうだな」

    提督「……ところで勝手に持ってきたけどいいのかこれ?」

    「緊急避難だ。問題ない」

    191 = 166 :

    提督「できた! カレーだ!」

    「……まあカレーだな。うん。そうに違いない」

    提督「はははは! 俺様に任せて正解だっただろう?」

    「そうだな。君はなかなかやるやつだ」

    提督「よし! できたところで食うとするか!」

    「ああ、食べるといい」

    提督「……? 何を言っている。お前のために作ったんだ。お前も食え」

    「前も言ったが私は機械だから食事は必要ない」

    提督「そうか。そういやそうだったな。俺の努力はなんだったんだ……」

    「……そうだな。だがそこまで言うのなら少しいただこうか」

    提督「機械なのに食べられるのか?」

    「必要ないし、無駄なことだがな」

    192 = 166 :

    「……」パクッ

    提督「どうだ?」

    「うむ。良くわからん味がする」

    提督「どれどれ」パクッ

    提督「……本当だ! なんだこれ! めっちゃまずい!」

    「すこぶるまずい。どうやらカレー粉が悪くなっていたみたいだな。食えなくはないが」パクパク

    提督「ははははは! まずいまずい!」パクパク

    193 = 166 :

    「ふう。ごちそうさま。まずかったよ」

    提督「お粗末さま」

    「ほんとにな」

    提督「しかしカレー作るだけで一日が終わっちまった……」

    「お疲れ様提督」

    提督「ああ、もう寝る」ゴロン

    「……そうだ提督」

    提督「なんだ?」

    「食事は私には必要ないし無駄なことだが、君と一緒にカレーを食べるのは楽しかったよ。ありがとう提督」

    提督「……ああ。感謝しろよポンコツ」

    195 = 171 :

    どれ

    196 = 172 :

    そりゃ

    197 = 166 :

    六日目

    ホホーホーホッホ

    「おはよう提督」

    提督「おう」

    「思ったんだけど昨日見つけた家に寝泊りするのはどうだ?」

    提督「だめだな。あそこは荒れ放題腐り放題だ。まだ洞窟のほうがましだ」

    「そこで見つけたカレー粉を食べさせるとか外道か君は」

    提督「カレー粉って賞味期限ないらしいからいけるだろ」

    「まあ私は機械だから問題ないが、君の腹は大丈夫か?」

    提督「食った感じ、たぶん大丈夫だ」

    ↓2 何する?

    198 = 172 :

    ナイフでヒゲ剃り

    199 :

    明石と連絡


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