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    元スレ提督「そろそろバレンタインだし安価で艦娘の好感度をあげよう」

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    101 :

    吹雪にチェンジ

    102 :

    中身これならたしかに吹雪の方がしっくりくる

    103 = 87 :

    (……)

    五月雨「よし、魚がうまいこと燻製になってるな」

    提督「これで食料にもすこし余裕ができたか」

    五月雨「といってもまだまだ安心できるほどじゃない」

    提督「いつまでこの生活が続くんだ?」

    五月雨「私に聞かれても知らん」

    提督「くそっ」

    五月雨「そうかっかするな。子守唄でも歌ってやろうか?」

    提督「いらねえよ」ゴロン

    五月雨「それは残念だ」

    提督「……お休みポンコツ」

    五月雨「ああ、お休みクソ提督」

    105 :

    そいや

    107 :

    はい

    108 = 94 :

    生活を中継でもされているのだろうか

    109 :

    まだまだ長くなりそうだ

    110 = 87 :

    三日目

    チュンチュン

    提督「……」ムクッ

    提督「さて、今日もがんばるか」

    「おはよう提督」

    提督「ああ、おはようぽんこ……!」

    「どうしたのだ?」

    提督「いやおまえその姿……」

    「君が寝てる間にチェンジさせてもらったよ。イメチェンというやつだ」

    提督「……吹雪」

    111 = 87 :

    ちょい休憩

    112 = 109 :

    たん乙

    113 = 87 :

    吹雪「そうだよ。私は吹雪だ」

    提督「なんでもありかよてめえ」

    吹雪「この子も付き合いが長いんだろう?」

    提督「……昔の秘書艦だ」

    吹雪「うん。知っている」

    提督「今は、違うがな」

    吹雪「それも知っている」

    提督「……」

    吹雪「さあ、一日の始まりに↓2をするとしようか」

    114 :

    狩り

    116 = 87 :

    吹雪「狩りをしようか」

    提督「狩りか。ウサギでもいればいいんだけどな」

    吹雪「私は体を動かすのには向いてない。君に期待しているよ」

    提督「普通こういうのこそロボットの得意分野だと思うんだけどな」

    吹雪「よしてくれ。私はただのシミュレーターだよ」

    提督「わかったよ。適当に何か探そう」

    (……)

    提督「とー」ダダダ

    ダッ

    提督「くそっ。捕まらんではないか」

    吹雪「馬鹿か君は。そんなに音を立てて出て行くやつがあるか」

    提督「じゃあどうすればいいんだよ」

    吹雪「……ナイフ一本で小動物を狩るのはさすがに厳しいな。罠を作るか」

    117 = 87 :

    提督「……」ジー

    吹雪「……」

    提督「……」

    吹雪「……」

    提督「かからんな」

    吹雪「気長にまて。さすがに有り合わせの罠じゃそう簡単にいくまい」

    提督「この間に何か違うことをするか」

    吹雪「せっかちだな。君は」

    提督「↓2なんてどうだ?」

    119 = 97 :

    恋バナ

    120 :

    山手線ゲーム

    121 = 87 :

    提督「恋バナなんてどうだ?」

    吹雪「馬鹿か君は。私と恋バナをして何が楽しいんだ」

    提督「最初の目的を思い出そうと思ってな」

    吹雪「……?」

    提督「俺の目的はバレンタインに本命チョコをもらうことだ」

    吹雪「ああ、そういえばそうだったね」

    提督「そもそも最初の発端は俺が鎮守府のみんなからすごく嫌われていたことだ」

    吹雪「そうだね」

    提督「思い返してみると、吹雪が秘書艦をやめたり、明石が俺がいなくなるのにノリノリだったり。まあそれは本当なんだろうな」

    吹雪「……残念ながらね」

    提督「問題は、どうしてそれをお前が知っていたか、だ」

    吹雪「私のビッグデータに入っていたんだ」

    提督「そうだ。お前のデータに入っていた。だったらそのデータはどこから来た?」

    吹雪「……内緒だ」

    122 = 87 :

    提督「じゃあ俺様が当ててやるよ。お前のデータは全部俺の鎮守府の艦娘から取っているんだろ?」

    吹雪「……君は馬鹿だけど頭の回転は悪くないな」

    提督「ふぅ。やっぱりか。俺の初期艦を知っていたり、たまに他の艦娘の口癖が出てたりしてたもんな」

    吹雪「悪かったな。騙すつもりはなかったんだが」

    提督「いや嘘つけ。最初の自慰とかどう説明するつもりだコラ」

    吹雪「……! 君は思ったより頭が回るな。そう、私のデータはすべて女性からとったもの。だから純粋にそういうのに興味があったんだ」

    提督「やっぱりかてめえ! このやろう!」

    吹雪「あ、ほらほら。うさぎが罠にかかったみたいだ」ダッ

    提督「待ちやがれ!」ダッ

    123 = 87 :

    提督「……」ガツガツ

    吹雪「どうだ? うまいだろう?」

    提督「ああ、うまいよ」ガツガツ

    吹雪「いい加減機嫌を直せ。悪かったよ」

    提督「別にいい。お前のおかげで助かってるのも確かだ」

    吹雪「ふーん。やっぱり君はデータ通り外道で鬼畜でろくでなしってわけじゃなさそうだな」

    提督「俺のイメージすげえ悪いな」

    吹雪「なにせカマドウマレベルだ」

    提督「……もしかして最初お前の態度がとげとげしかったのも」

    吹雪「……まあそういうことだ」

    提督「くそっ!」

    ↓2 次は何をする?

    124 :

    日光浴

    125 :

    悟りを開く

    127 = 87 :

    提督「つぎはどうするんだ?」

    吹雪「何もしない」

    提督「は?」

    吹雪「『何もしない』をしよう」

    提督「なんだそりゃ」

    吹雪「いいから、ほら」ゴロン

    提督「わかったよ」ゴロン

    128 = 87 :

    吹雪「……」

    提督「……」

    吹雪「どうだ?」

    提督「何が?」

    吹雪「こうしていると悟りをひらけそうではないか?」

    提督「よくわからん」

    吹雪「……君は、何をあせっているんだ?」

    提督「……?」

    吹雪「君は確かに不器用で乱暴だが悪いやつではない」

    提督「そうかよ」

    吹雪「じゃあどうしてここまで嫌われているのかわかるか?」

    提督「わかんねえよ」

    吹雪「それは君が戦果をあせりすぎて、みんなのことをろくに見ていないからだよ」

    提督「!!」

    129 = 87 :

    吹雪「君がただ出世のために戦果がほしいわけじゃないことはわかる。艦娘の、みんなのためなんだろう?」

    提督「ああ。戦えない俺にはこれしかできない。戦果をあげたら俺の発言力も増す。そうすれば艦娘の待遇もよくなるはず。だから」

    吹雪「君は優しいな。だが君のその不器用な優しさはみんなに伝わってなかった。ただそれだけのことだ」

    提督「……知った風な口を」

    吹雪「あせるな提督。無為にして為さざるは無し。物事など勝手に起こる。そんなものだ」

    提督「人間くさい台詞をはきやがって」

    吹雪「ふふふ。それだけ君の鎮守府のみんなが人間くさいんだ」

    提督「……」

    吹雪「さあ。もうちょっとボーっとするとしよう」

    提督「……ああ」

    130 = 87 :

    提督「……結局ボーっとするだけで一日が終わっちまった」

    吹雪「悟りは開けたか?」

    提督「……まあな」

    吹雪「うん。それは何よりだ」

    提督「もう、寝る」

    吹雪「お休み提督」

    提督「ああ、お休みポンコツ」

    132 = 97 :

    とりゃ

    133 = 124 :

    a

    134 = 87 :

    三日目も終わったし今日はこれで終了。バレンタイン終わったけどこれはもうちょっとだけ続きます。たぶん

    135 = 124 :

    おつ
    何気に呼び方がクソ提督から提督に変わってるな

    136 = 97 :

    しかしこれ誰の好感度が上がっているんだ
    もうシュミレーターENDしか見えない

    続きもたのしみにしてます

    137 = 125 :

    おつです

    139 :

    データを抜き取ることが出来るなら植え付ける事もできるわけか
    なら黒幕は

    140 :

    バレンタインのチョコもシミュレーターちゃんからもらえばいいと思うの
    今さら艦娘にチョコ持って「恋人になってあげてもいいですよ」としゃしゃり出てこられてもな
    シミュレーターちゃんかわいいよ頑張って!

    141 :

    続きまだかな

    142 :

    なんだこれは・・・たまげたなあ

    143 :

    提督ー、早く起きてくださいよー(ゆさゆさ

    144 :

    四日目

    ザーザー

    提督「……」ムクッ

    吹雪「おはよう。提督」

    提督「おう」

    吹雪「見たまえ。今日は雨みたいだね」

    提督「……まじかよ。雨具もねえし、今日は我慢して活動するしかねえか」

    吹雪「それはやめたほうがいいな。びしょ濡れになって風邪でも引いたらどうする」

    提督「なんだ? 心配してくれてるのか?」

    吹雪「ああ、その通りだ。自愛しろ提督」

    提督「わかったよ」

    145 = 144 :

    吹雪「幸い、昨日ウサギを狩ったおかげで食料には余裕がある。今日は洞窟でのんびりするとしよう」

    提督「ま、たまにはいいか」

    吹雪「この雨も明日には止むらしいしな」

    提督「……それも俺の鎮守府からのデータか?」

    吹雪「まあ似たようなものだよ」

    提督「いいけどよ」

    ↓2 何する?

    147 :

    一人しりとり

    148 = 144 :

    吹雪「人工無能、運動力学、駆逐艦」

    提督「……」

    吹雪「……」チラッ

    提督「……」

    吹雪「アイデンティティ、イリヤ、ヤージュニャヴァルキヤ」

    提督「……」

    吹雪「夜警国家、神の見えざる手、天上天下唯我独尊」

    提督「……」

    吹雪「……」チラッ

    提督「……なんだ」

    吹雪「構え。もっと私に構え」

    提督「アピール下手か」

    149 = 144 :

    提督「いきなり一人しりとり始めるとか、リアクションに困る」

    吹雪「私もこう、なんといったらいいものか。感情を持て余している」

    提督「なんかもうめんどくさいな」

    吹雪「ええい、もう一人しりとりはやめだ。せっかく二人でいるんだ。もっとやることがあるだろう?」

    提督「たとえば?」

    吹雪「↓2とか」

    150 :

    二人でしりとり


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