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    元スレ上条「これが幻想殺しだ」

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    101 :

    本当に筋肉で物を考えているんだな

    103 :

    筋肉が全てを覚えていたがパワーワードすぎる

    104 :

    地味に住居人が逃げ慣れてるのも面白い

    105 = 93 :




    上条「インデックス!」

    上条当麻は勢いの余りドアを鉄屑にするほどの勢いで開ける。

    インデックス「当麻!頭は大丈夫だった?」


    インデックスは身体中が包帯まみれだった、が元気そうであった。

    上条当麻は安堵しながら言う。


    上条「ああ、筋肉のお陰で大丈夫さ!」

    インデックス「筋肉ってすごい、って思ったんだよ」

    そんな会話をしていると、上条はふと気づく。

    上条「なぁ、インデックス」

    インデックス「どうしたのかな?」

    上条「あの――」









    神裂「キンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスニゲチャダメデスキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイキンニクコワイ」ガタガタブルブルガタガタブルブルガタガタブルブルガタガタブルブル



    上条「部屋の片隅で埃食って雨を飲んでそうな人はどうしたのでせうか?」

    インデックス「あれは刀が通じない筋肉にたいして極めて深刻なトラウマを刻まれた末路なんだよ」

    上条「そうか」

    106 = 93 :


    インデックス「よほどトラウマだったのかも。筋肉って単語を聞くたびに蕁麻疹が出てるかも」

    上条「やり過ぎた・・・」

    インデックス「で、当麻・・・ステイルが起きる前に帰った方がいいかも」

    上条「どうしてだ?」

    インデックス「あの「アッビャァァァァァァイ」ビクンビクン

    奇声が病室に響く。

    上条「!」


    上条が振り向くと、ステイルが眼をこぼれ落ちそうなほど見開き、口から虹色の泡を吹きながら倒れ込む。


    そして――


    ピ゙ーッ


    心臓が止まる音がした。

    上条「赤髪のひとぉっ!?」

    インデックス「あわわわ、ステイルは当麻のことが完全恐怖で顔を見るだけで昇天したかも」アワアワ

    上条「即ち、心臓マッサージか!」

    インデックス「う、うん。頼んだんだよ!」





    107 = 93 :





    ――後に、ステイルの主治医であるカエル顔の医師は語る。


    カエル顔の医師「ステイルくん?」


    カエル顔の医師「ああ、彼は災難だったね」


    カエル顔の医師「本来なら彼は顔面の爆散と骨折程度ですんだ」

    カエル顔の医師「自慢じゃないけど、僕の腕なら普通の骨折並みの時間で治せたんだ」


    カエル顔の医師「地獄への道は善意でできている、だっく?」


    カエル顔の医師「名言だね、何せ上条当麻という人間の善意が彼にとって地獄への道だった」











    カエル顔の医師「全身820箇所の骨折、及びに各臓器に深刻な物理ダメージ」





    カエル顔の医師「信じられるかい?」


    カエル顔の医師「これは一人の人間が心臓マッサージをした結果だ」

    108 = 93 :










    ステイル――全治不明の重症





    こうして、インデックスを巡る一つの区切りはついた。





    next→三匹の筋肉

    109 :

    えぇ…(困惑)

    110 = 101 :

    やっぱり筋肉って凄い。改めてそう思った。

    111 :

    ステイヌ…奴はいいやつだったよ…

    112 :

    全治不明ワロタ

    113 :

    イマジンブレイカー(智謀投棄)、戦術、戦略そんなもの無用ただ筋力によって薙ぎ払う!

    114 = 93 :








    アウレオルス「――ああ、私は愚かだ」



    アウレオルス「足りなかった――力が足りなかった」


    アウレオルス、ローマを裏切った男は、数多の魔術師の死体を前に、涙する。



    アウレオルス「彼女が救われた・・・・・・それはいい。だが、私でないことが悔やまれる」











    アウレオルス「私に筋肉が無いことが悔やまれる」





    学園都市に、闇が蠢く。

    116 :

    ???「新たな入院を望むか?」

    117 = 93 :




    イギリス正教


    ローラ「・・・・・・イギリス正教メンバーが誰も日本に行きたがらない件について」


    ローラは目の前の男――身長250糎の巨体――に愚痴を言う。


    「そりゃ、上条当麻がみんな恐ろしいだろうさ。――魔女狩りの王を三体同時召喚するほどステイルが怯え、更にそのステイルの頭がスイカのように爆散し、更に全治820箇所の粉砕骨折だ。蛭子イギリス人扱いされてる――あれで魔術の世界も学園都市を恐れただろうさ」


    そういいながら、男は暇潰しに銀食器を銀の玉にする。

    ローラ「妾からすると、お前も恐ろしい――土御門」


    土御門「はは、誉められたら照れるにゃー」


    この男の名は土御門元春。

    学園都市筋肉序列三位(学園都市筋肉愛好会調べ)にして二重スパイだ。


    ローラ「とりあえず、学園都市にアウレオルスが潜伏してます。ステイルの代わりにあの肉塊とアウレオルスを倒しなさい」


    土御門「了解だにゃー」




    土御門(教えた変な日本語使わずに英語で話すとは、面白くないにゃー)

    118 = 93 :




    土御門元春は空を見る



    土御門「アウレオルス――」


    一瞬考え、彼は呟く。


    土御門「あいつも誘うか」


    こうして、土御門元春は学園都市に戻る。

    119 = 90 :

    仲良しかな?

    120 :

    青ピの筋肉序列が気になる

    121 = 93 :




    ある平日


    インデックス「覇っ!」


    インデックスは今日も何時もの型練習をしていた。

    それは中国武術の型練習だった。


    上条「おー、インデックスも朝が早いな」

    インデックス「当麻ほどじゃないかも」

    今は朝の5時。

    上条当麻は朝の正拳突き(窓の無いビルにたいして)10000発を終えた。


    一時間かかった。


    上条「そういえば、ステイルは?」

    インデックス「最近は当麻へのトラウマで脱糞を続けているみたいだよ・・・・・・かおりがステイルのおしめを買い出しに行ってるんだよ」

    上条「そうか・・・・・・本当に悪いことしたな」

    現在上条当麻とインデックスは同棲している。

    こうやって家の内外で必ず会話を欠かさない。

    上条「今から朝を食うけど一緒に食うか?」

    インデックス「うん!」


    二人は並んで家に帰ろうとすると――



    122 = 93 :




    御坂「上条当麻――願わくば尋常に、勝負願いたい」


    体から電気を放っている中学生が出た。


    その手には日本刀。


    上条「出たな、ビリビリ中学生!」

    上条当麻は全身の筋肉に力が入る。


    インデックス(この子、達人かも)


    インデックスはすっと前に出る。

    御坂「何よ、そこの修道女。私は今からそこの上条当麻の頸をとるのよ!」

    上条「あー、このビリビリ中学生は俺がなんとかするから」


    御坂美琴――超電磁刀(レールガン)――学園都市レベル5第三位。


    正確無比な抜刀術で数多の犯罪者を唐竹割してきた猛者だ。


    インデックスは彼女から猛者の香りを感じた。


    インデックス「覇っ!」


    インデックスは震脚をする

    123 = 93 :




    上条「!」(完璧な、自らを一点に凝縮したような震脚!よく練られた功夫)

    御坂「!」(できる!)


    インデックス「これでも、足りないかな?」

    124 = 93 :




    一触即発――そんなとき。



    「可愛い女の子が戦っちゃあかんでぇ!」


    天より肉塊が落ちてくる。

    御坂「!」

    インデックス「!」


    それは、巨人だった。

    身長は240糎。

    背筋が、美しい――半裸の青い髪


    上条「青ピ、おはよう」

    青ピ「おはようやで、上やん!」



    それを見て、御坂美琴は戦慄する。


    御坂(あれは――存在が秘匿されている学園都市第六位、筋肉操作計能力者『筋肉超人』――にして、学園都市筋肉愛好会調べの学園都市筋肉序列二位、青髪ピアス!)



    御坂(朝から筋肉序列二位と四位を見れるなんて――)


    御坂美琴は喜びのあまり倒れた。

    青ピ「かみやん、なんか倒れたぜ」

    上条「ほっとこう」


    こうして朝は過ぎる。

    125 :

    ステイルのあまりの扱いに笑……涙がこみ上げてくる。

    126 :

    上条さんあれで4位なのか…

    127 :

    かみやん四位なの?

    128 = 116 :

    一位は勿論シャケ弁大好きなあの娘

    129 :

    筋肉第一位で反射の必要ないセロリ

    130 :

    もう筋肉都市に改名してしまえ

    131 :

    1位は小萌先生やろ

    132 :

    バランスのいい浜面は順位もバランスがいいのだろうか

    133 :

    バランスがいい浜面は天内流柔術に初見殺しされそうだ

    134 :

    マッスルタウン

    135 :



    ファミレス


    上条「すいません、モモ肉のステーキ15人前!」

    青ピ「すいません、ボクこの第七位プレゼンツ、ササミ3キロのプロテインかけ削板風で」


    インデックス「私はこのレックスステーキ研究員風15人前ほしいかも」


    店員「ち、超わかりました」


    店員はとことこ去っていく。


    上条「ちっちゃいな、あの店員肉食ってるのか?」

    青ピ「かみやん、歩くあのこの体見てみ? ぶれてへんで。きっとインナーマッスルがぎっちりとつまってるんや」

    インデックス「たしかに、体ががっちりしてるというよりも安定してるんだよ。当麻や青ピのように見せ筋を極めた結果の強さじゃなくて、純粋に必要な筋肉を鍛えた――朝にあった短髪みたいなんだよ」

    上条「成る程、そういった筋肉もあるのか」











    店員「――っ」ゾクッ


    店員「超変なこと言われてる気がします」

    136 = 135 :



    青ピ「へー、インデックスちゃんは中国武術なんやー」

    インデックス「型はきっちり覚えたかも!」

    青ピ「どこで修行しとったん?」

    インデックス「DVDみたら覚えたかも」

    上条「こいつ完全記憶能力持ちだから型を覚えるのははやいんだ」

    青ピ「えー、えーなー。ボクとか武術の型覚えられへんから筋肉つけたんに」

    上条「上条さんもおバカさんだから筋肉に・・・」

    インデックス「二人はもう少し自分の体型を鑑みるほうがいいかも」



    上条当麻、インデックス、青ピ

    三人が話しているときだった。




    ピロリーン


    上条当麻と青ピの携帯にメールが来た

    上条「メールか」

    青ピ「メールやね」


    その携帯を見た瞬間――





    ピシッ





    ファミレスの壁にヒビが入った。


    インデックス「ど、どうしたのかな?」

    インデックスは不安そうに聞く。

    上条「」ダイキョウキンピクリ

    青ピ「」ジョウワンニトウキンピクリ

    二人はマッスルコンタクトをとる。

    上条「何でもない」

    青ピ「大丈夫やでー、ちょっと補習がはいっただけや」


    インデックス「なら大丈夫なんだよ」


    インデックスはにこやかに笑う。

    137 = 135 :










    上条当麻と青ピに来たメールには、こう書いてあった。




    「血肉湧き踊る喧嘩しようぜ」


    送り主は土御門元春だった。

    138 :

    何もかもが頭おかしい



    マッスルコンタクトってなんだよ

    139 :

    なんら問題ないな、筋肉なら仕方ない

    140 = 135 :







    同時刻、三沢ジム


    三沢ジムとは外の世界では有名なジムだ。

    数多のエリートプロレスラーやボディービルダー、その他エリートマッスルを作ることに長けたジムだ。


    三沢ジムは学園都市の超能力と、スーパープロテインを狙って三沢ジム学園都市支部を作った――はずだった。

    三沢ジム学園都市支部は科学信仰を深め、「超能力と筋肉」を深く崇める集団になってしまった。


    外の三沢ジムは筋肉を筋肉として扱い、育て上げるジムだった。

    しかし、学園都市支部は筋肉を神として扱い崇める異端の筋肉主義となってしまった。


    それは、一人のアウレオルスという魔術師と――



    『吸血鬼殺し』




    一人の原石が関わっていた。


    141 = 135 :




    三沢ジム最上階。

    アウレオルスは一人の少女と向かい合っていた。


    アウレオルス「吸血殺し、気分はどうだ?」


    姫神「最悪。監禁は嫌に。決まってる」


    姫神――原石の一人にして、吸血殺し。


    身長190糎、体重110瓩の体型でありながら、少女らしい見た目だ。

    即ち、筋密度が高い。


    彼女の原石としての力、吸血殺しは吸血鬼を呼び寄せ――血を吸おうとした吸血鬼を殴り殺す能力だ。


    吸血鬼は少女がその腕から放つ豪腕に頭を潰されることをわかりながら、血を吸おうとする。

    彼女の存在が明らかになったのは、とある事件によってだ。


    彼女の村に、1000体の吸血鬼が押し寄せた。

    姫神は、その1000体の吸血鬼を全て殴り殺した。

    このままでは村に迷惑をかけてしまう。

    吸血鬼の返り血を拭った彼女は、誘蛾灯に誘き寄せられる虫のように三沢ジムに捕らえられた。


    アウレオルス「お姫様は何をお望みかな?」

    アウレオルスは自らの求める筋肉を持つ姫神に問いかける。

    姫神は、答えた。




    姫神「殴り殺しがいがある吸血鬼」



    アウレオルスは、苦笑いをする。

    142 = 139 :

    学園都市には筋肉しかいないのか

    143 :

    吸血鬼が吸おうとする瞬間に、パンチに即死効果が付与されて殴り殺せるのだろうか…?

    144 :

    空気じゃない姫神だ…!(歓喜)

    145 :

    今まで見たSSの中で一番強烈な姫神かもしれん(恐怖)

    146 = 135 :

    >>143



    姫神「純粋な筋力は。吸血鬼さえ殺す」

    147 :

    身長190糎、体重110瓩で筋密度が高くて少女らしい見た目…………少女?

    148 = 135 :



    上条「じゃあインデックス、しばらくステイルと神裂の所にいっといてやれ」

    インデックス「了解なんだよ、かおりは当麻と二回会ったことでアナフェラキシーショック(マッスル)を起こして、ステイルは全身粉砕骨折で海月みたいに培養液につかっているんだよ」


    上条「インデックス、何を説明口調なんだ?」

    インデックス「気にしないほうがいいかも、それじゃああた夜なんだよ」

    上条「おう」

    インデックスは小走りで去っていく。

    青ピ「――で、かみやん」

    青ピが口を開く。

    上条「ああ、土御門が呼んでいる」

    青ピ「そうだな」


    上条と青ピは土御門の筋肉の気配がする場に走っていく。


    149 :

    筋肉過敏症

    150 = 135 :



    とある高校近くのビルの上


    土御門「ん?かみやんと青ピの筋肉の気配?」

    土御門がそう言ったとき――

    上条「はぁっ!」

    青ピ「むぅん!」


    上条と青ピが屋上まで飛び上がった――否、正確に言うと隣のビルとの間を反復横跳びの原理で来た


    土御門「よう」

    上条「いったいなんなんだ?」

    青ピ「つっちーはやく説明してや」


    土御門「ああ」


    土御門「」ムキッ

    上条「」ムチッ

    青ピ「」パン

    土御門「」ピクピク

    上条「」クンッ

    青ピ「」ムチッ

    土御門「」ダイキョウキンビクリ

    上条「」フッキンピクン

    青ピ「」ジョウワンニトウキンピクリ










    上条「土御門・・・お前魔術師だったのか・・・更に青ピが学園都市第六位だなんて・・・」

    土御門「黙っててごめんだにゃー」

    青ピ「黙っててすまんなー」

    青ピ「やー、にしても・・・フラスコに浸かってるムキムキから口止めされてたんやけど、つっちー気がついとったんか」

    土御門「そのムキムキにプロテインつかいっぱしりさせられてるの俺だにゃー」

    青ピ「マジで?あいつの培養液の中のプロテイン全部つっちーが買ったん?」

    土御門「時給がいいにゃー」50000エン

    青ピ「まじかー、ボクもやろう」

    上条「でー、土御門。本題の三沢ジムどうするんだ?アウレオルスは強力な魔術師なんだろう?」

    土御門「三人の筋力でごり押ししたら行けるでしょう」

    上条「だな」

    青ピ「そうやな」



    そういうことになった


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