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    元スレちひろ「そこに3人のアイドルがいますよね?」武内P「…」

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    651 = 1 :


    武内P「…」コクッ

    未央「ええい、みずタイプがどうした!未央ちゃんにはこれがあるもんね!」

    文香「…メガシンカ、ですか」


    【ひでり】…日差しが強くなった!


    未央「これで水技は半減!受け切れるものなら受け止めてみろー!!」

    652 = 1 :


    未央は光を吸収した!

    未央の【ソーラービーム】!!


    文香「…」


    <カッ


    こうかはばつぐんだ!

    653 = 1 :


    未央「よっし決まった!やっぱり1ターンで撃てるのは気持ちいいね!」

    武内P「…!」

    未央「どしたのプロデューサー?」


    文香「…では」


    未央「流石に一撃じゃ無理かー、でもそっちに有効打なんてあるはずが」


    文香「お返しです」


    文香の【ミラーコート】!


    未央「ほ?」

    654 = 1 :


    MJ「ミラーコートは受けたダメージを倍にして返す技」

    文香「当然、受け切れませんよね?」


    <グォオオオオオオオオ


    未央「…ふっ」

    未央「ごめんね、プロデューサー…」

    武内P「…!」


    プロデューサースキル【たえろ】発動!

    655 = 1 :


    未央「!」

    武内P「…」

    未央「…っ、あああああ!」


    プロデューサーの激励に未央は応えた!

    656 = 1 :


    未央「…そうだよね、しぶりんやきらりんも頑張ったのに、私だけ一人も倒せずやられるなんて出来ないよね!」

    未央「ありがと、プロデューサー!私、頑張るから!!」

    武内P「…!」


    文香「すみません、美城常務」

    MJ「問題ない、使わせたならそれはそれで問題ない」

    文香「…はい、後はお任せします」

    657 = 1 :


    未央の【ソーラービーム】!

    こうかはばつぐんだ!

    文香は倒れた!


    MJ「次だ、橘」

    ありす「クールタチバナ…行きます!」

    658 = 1 :


    スキル【in fact】発動!

    自身の使った技、タイプ相性(こうかばつぐんなど)を隠すことができる!


    ありす「絶対的な存在、それは誰にも考えを悟られないこと…」


    相手のありすの【???】!


    未央「何かきてるのは分かるのに、何の技なのか分からない…!?」

    未央「プロデューサー、気を付けて…!」


    未央は倒れた!

    659 = 1 :


    武内P「…」

    MJ(今の橘は調整を重ね最高のコンディション、並のアイドルでは到底突破することは不可能だろう)

    MJ(これを打開できるとすれば…)


    「なんか誘われてる気がするけど、まぁいっか」


    いけっ、杏!

    660 = 1 :


    「い つ も の」


    杏の【スキルスワップ】!


    ありす「読んでましたよ!」


    相手のありすの【まもる】!
    しかしうまく決まらなかった!


    ありす「【スキルスワップ】は【まもる】を貫通できない、これで貴方の動きは…あれ?」【特性:???】

    「なるほどね」【特性:ナイトメア】

    ありす「…【まもる】が、優先度で負けた!?」

    661 = 1 :


    「優先度とか、そういうのいらないよね?もっとのんびりいこうよ」


    スキル【ぐうたら王国】発動!

    あらゆる優先度+補正を無効化する、-補正はそのまま


    ありす「優先度の無効化…?な、なんですかそのでたらめなスキル!?」

    662 = 1 :


    MJ(…だとしても、素早さは橘の方が上だったはず)

    MJ「まさか、やつの持ち物はスカーフ…」


    杏は集中力を高めている!


    MJ「…」

    663 = 1 :


    ありす「もう、キュートでもパッションでもいいです」


    ありすはなまけている!

    杏の【きあいパンチ】!


    ありす「…ここに旗をたてましょう」コフッ


    ありすは倒れた!


    MJ「…」

    武内P「…」

    664 = 1 :


    加蓮「おー流石、上手く弱点を突いたね」コソッ

    奈緒「な、なぁ…これってどっちが優勢なんだ?」コソッ

    加蓮「うーん、今のところは凛のプロデューサーかなぁ」

    奈緒「勝てるかな…あの美城常務に」

    加蓮「どうだろうねー、神のみぞ知る…ってところかな」

    665 = 1 :


    「じゃ、後はよろしくー」


    杏は倒れた!


    「うーん、何とか倒せたけど…ちょっとヤバいよねーこれ」

    MJ「…」

    「でもでも、何か秘策とかあるんでしょ?そろそろ教えてよミッシーちゃん!」

    MJ「その呼び方はやめろ」

    666 = 1 :


    蘭子「我らに勝利を!」

    「さて、そう簡単にいくかな?」

    蘭子「その自信…虚勢ではあるまいな?」

    「強がりかどうか…しっかり見届けてよね!」


    相手の唯の【ひかりのかべ】!

    特殊攻撃に強くなった!


    「後は任せたよ、フレちゃん!」


    蘭子の【あくのはどう】!

    唯は倒れた!

    667 = 1 :


    MJ「舞台は整った、全力を出せ」


    常務スキル【成功は私が保証しよう】発動!

    全ステータスを一段階ずつ上昇させる!


    フレデリカ「フンフンフフーン、よーしがんばろー!」

    蘭子「ここは救済に徹しよう、後続の女神が全てを決するために!」


    蘭子の【でんじは】!


    フレデリカ「フンフンフ、ふあばばばばば」ビリビリ

    668 = 1 :


    MJ「さて、こちらは有利対面…君ならどうする?」

    武内P「…」

    蘭子(プロデューサー)

    武内P「…!」

    蘭子(私に考えがあります、ここは耐えましょう!)

    武内P「…」コクッ

    669 = 1 :


    蘭子の【はねやすめ】!

    HPが全回復した!

    相手のフレデリカの【めいそう】!

    『とくこう』と『とくぼう』が上がった!


    MJ「…これで回避率は通常の3分の1、特攻特防は2倍、先ほどから休んでばかりだが…悠長なことだ」

    MJ「時計の針は待ってなどくれない、決断を誤ったな」


    蘭子「…確かに、刻の流れからは(一部を除き)逃れることはできない」

    蘭子「だが、どのような輝き方であっても、無意味なことなど存在しない!」


    MJ「…面白い、ならば証明して見せろ」

    670 = 1 :


    フレデリカ「必殺、リュヌ・フォルス!!」


    フレデリカの手に月の力が宿り始める

    一致4倍弱点、おまけに特攻2倍補正…当たれば一たまりもない


    対し、こちらの攻撃技は半減と無効技のみ、どうしようもなく不利対面

    【ひかりのかべ】は消滅したが、過ぎた時間はあまりにも大きい


    ―――万事休すか?

    671 :


    蘭子「魔王を讃えし深き漆黒のヴェール!」

    蘭子「黒き翼に舞え!!」


    りゅうせいぐんがおそいかかる!!


    MJ「血迷ったか、竜は妖精を傷つけることはできない」

    フレデリカ「…ワーオ、あれってもしかしてもしかする?」


    蘭子「我が呪われし右手には炎」

    蘭子「我が聖なる左手には氷を…!」バチバチバチ


    うちゅうのほうそくがみだれる!

    672 = 1 :


    MJ「…これは」


    スキル覚醒【我が名はブリュンヒルデ】発動!

    任意のタイミングでタイプ相性を逆転させる!


    フレデリカ「わわわとっとっと!」ヒョイッヒョイッ


    武内P「…!」


    先行入力【あたれ】発動!

    星の輝きが一点に集中する!

    673 = 1 :


    MJ「素晴らしい、これが君の言うアイドルの個性を極限まで高めた結果か」


    フレデリカ「おー、綺麗だねぇ(諦め)」ゴゴゴゴゴゴ


    MJ「…これだけは使わないでおきたかったが、君に敬意を示し使わせてもらう」

    MJ「全アイドルのスキル・特性を…【白紙に戻す】」


    【白紙に戻す】…全アイドルに使われているプロデューサースキル・アイドルスキルを無効化する

    674 = 1 :


    蘭子「なっ…!」プシュウウ


    フレデリカにはこうかがないみたいだ…


    MJ「これで君のスキル…タイプ相性を逆転させるという効果は無くなった」

    MJ「この勝負…」


    フレデリカ「なんだか反則っぽいけど、これも勝負だから…ごめんねー」


    相手のフレデリカの【ムーンフォース】!

    こうかはばつぐんだ!


    蘭子は倒れた!


    MJ「私の勝ちだ」

    675 = 1 :


    状況は絶望的

    MJのスキル【白紙に戻す】はスキルによって得た効果を無効化するもの

    つまり、【成功は私が保証しよう】によって上がったステータスは無くなったが、それ以外のものはそのまま

    今のフレデリカは、【特攻・特防】二段階上昇、【回避率】6段階上昇

    この動ける要塞を突破する方法は…あるのだろうか

    676 = 1 :


    MJ「これで私と君のアイドルは一人ずつ、だが君の最後のアイドルは…」


    卯月「頑張ります!!」


    MJ「…勝負はついたな、以前よりはマシになったとはいえ、今のフレデリカの相手にはならない」

    MJ「降参を推奨する」


    武内P「…」

    677 = 1 :


    卯月「プロデューサーさん」

    武内P「…」

    卯月「プロデューサーさん!」

    武内P「…!」

    卯月「まだ、諦めるのは早いです」

    卯月「皆が繋いでくれて、ここまで頑張って来たんです」

    卯月「最後まで頑張りましょう!!」

    武内P「………」

    武内P「…」

    武内P「はい!」

    678 = 1 :


    MJ「…それが君たちの答えか」

    MJ「いいだろう、ならばこちらも全力で相手をしよう」

    MJ「一切の慢心も、油断も期待しないことだ」


    フレデリカ「ふっふっふ、当てられるものなら当ててみろー」ススススス


    卯月「し、質量のある残像…!?」

    679 = 1 :


    【ハイパーボイス】による範囲攻撃も、いとも簡単に回避されてしまう

    こちらは【ムーンフォース】をどんなに上手く躱しても、ダメージは免れない状況

    さらに、フレデリカには回復技があるらしく、中途半端なダメージだと回復されてしまう

    勝つためには…一撃で可能な限り削り、最後にあの技で決める

    分の悪い賭けだが、やるしかない

    680 = 1 :


    卯月「…」


    卯月の【めいそう】!

    『とくこう』と『とくぼう』が上がった!


    MJ「当然の選択だな、攻撃が当たりにくい…さらに回復されてしまうのなら、一撃で倒すしかない」

    MJ「だが、動きが止まっているぞ」


    フレデリカ「そぉい!!」


    相手のフレデリカの【ムーンフォース】!


    卯月「あぐっ…」

    681 = 1 :


    卯月「……」


    卯月の【めいそう】!


    MJ「さて、いつまでその集中が続くのか…見ものだな」


    相手のフレデリカの【ムーンフォース】!


    卯月「…っ」

    682 = 1 :


    武内P「…」

    フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー」ヒョイヒョイ


    卯月「…はっ、はっ…」


    MJ「残念だが、次で終わりのようだ」

    MJ「君たちは良く頑張った、もう十分だろう」

    武内P「…」

    MJ「止めだ、終わらせろ」

    683 = 1 :


    卯月「………」


    身体にダメージを負いながら、卯月は集中していた

    フレデリカの動き、その癖やパターンを読むために、全神経を使う

    しかし、卯月にはダメージを受けても思考できるほど強いメンタルはない

    そんなことが出来るのは彼の手持ちだと一人くらいのものだ


    だが、1人では無理だとしても

    2人ならできるかもしれない

    684 = 1 :


    武内P・卯月「「!!!」」


    その時、2人の意識は確かに一致した


    MJ(攻撃指示と攻撃のタイミングが、一致した…だと?)


    フレデリカ「ふぇ!?」ヒョイヒョイヒョッ


    <ズガガガガガガガ

    685 = 1 :


    絶えず移動するフレデリカの着地点を先読みし、あえて技の範囲を大きくせず、一点に集中させる

    その一撃は、確かに命中した


    フレデリカ「ふっ、馬鹿め…そっちは本体だよ」グフッ


    MJ「だが遅い!」


    相手のフレデリカの―――

    686 = 1 :


    MJ「!」


    ―――しかし、こうげきははずれた!


    MJ「…馬鹿な、命中率100%の技が、回避率に変動がないのに…外れた?」

    MJ「一体、どういう…!」

    <サラサラッ

    MJ「…」


    ―――ひかりのこな、だと

    687 = 1 :


    MJ「ありえない、こんな発動が不安定なものを持たせるなど」

    武内P「…」

    MJ「…だが、それがこうして勝負に左右する結果を生んだのか」

    MJ「…どこまでも私とは違うスタンスだな、君は」

    688 = 1 :


    フレデリカ「って何かエピローグみたいだけどまだ終わってないよ!」

    フレデリカ「さっきはちょっと読まれちゃったけど、次はもうないから!」

    MJ「そうだな…次はもうない」

    フレデリカ「そうそう…ん?」

    卯月「サイキック…」


    卯月は【スピードスター】を使った!


    フレデリカ「あっ」キラッ☆


    フレデリカは倒れた!

    MJとの勝負に勝利した!

    賞金として34600円貰った!!

    689 = 1 :


    MJ「おめでとう、3年ぶりのチャンピオンの誕生だ」

    MJ「しかし、ここはひとつの通過点に過ぎない…これからも励みなさい」

    武内P「…はい!」

    MJ「…最も、努力しなければならないのは、私も一緒のようだ」

    MJ「私は再びイッシュ地方に戻る、その間美城プロのことは君に一任しよう」

    武内P「はい…はい?」

    690 = 1 :


    ちひろ「おめでとうございます、プロデューサーさん!」

    武内P「…」

    ちひろ「セキエイ大会優勝、四天王の撃破…長い旅を経て成長されましたね」

    ちひろ「私も鼻が高いです」ニッコリ

    武内P「…」

    ちひろ「あぁ、346プロのアイドル部門を任せられたんですね…まぁそうなる気はしてましたけど」

    ちひろ「といっても、まだ出来たばかりの部署ですから、まゆちゃんのプロデューサーさんと…」


    加蓮「じゃあファミレスで打ち上げしようよ、うんそれが良いって」

    奈緒「それ加蓮がポテト食べたいだけだろ…」


    ちひろ「あの二人くらいしかいませんけどね」

    691 = 1 :


    ちひろ「これから忙しくなるとは思いますが、プロダクションの発展のため、頑張ってくださいね!」

    武内P「…」

    ちひろ「…ところでプロデューサーさん、アイドル図鑑はどれだけ埋まりましたか?」

    武内P「…!」

    ちひろ「まさか、ライブバトルに集中してスカウトを疎かにしたとか…ないですよね?」

    ちひろ「ちょっと見せてください」

    武内P「…」

    ちひろ「…ん?」


    武内Pは目の前が真っ白になった…

    692 = 1 :


    MJ「君のこれまでの活躍を、この機械に登録しよう」

    MJ「これからはクローネのメンバーも上手く育てながら、より一層…」


    未央「プロデューサー!ちひろさんが打ち上げおごってくれるって」

    武内P「…!?」

    蘭子「禁断の果実、魔力を高めるほどのものか…」

    「プロデューサーの手作りと比べるのは酷だと思うけど」

    きらり「杏ちゃんは何食べりゅ?」

    「甘いもの」



    MJ「…あれが私に無くて、彼らにあるものでしょう?」

    今西部長「さぁ、どうだろうね」

    693 = 1 :


    <ワイワイヨロシクーイチゴパスタハアリマスカ


    卯月「プロデューサーさん!」

    武内P「…?」

    卯月「ここまで、色々と助けて頂いて…本当にありがとうございました!」

    卯月「まだまだご迷惑をお掛けすると思いますが…」

    武内P「…」

    卯月「これからも、プロデュース…」

    卯月「よろしくお願いします!!」


    武内P「…はい」

    694 = 1 :


    ちひろ「とりあえず、カントー地方のアイドル、全てスカウトしてきてくださいね」

    武内P「…!?」

    695 = 1 :


    以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました

    700 :


    ポケモン知らないけど面白かった
    MJ戦がネタ満載すぎてニヤニヤする
    なまけてるありすかわいすぎる


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