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元スレ女教師「君を私の物にする為ならどんなことだってやるよ」
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女「…」ジィ
妹「…」
妹「…だから…なんですか?人の顔をじろじろ眺めて……少し失礼じゃないですか?それとも私の顔に何か変な物でも付いていますか?」
女「…失礼しました。気分を害したようでしたら謝ります」
女「ただ…本当に兄弟なんだなと思いまして…」
妹「…はい?」
女「…その綺麗な目……あの子にそっくりです」
妹「…」
妹「…あまり兄に似ているとは言われたことないですね…」
女「そうなんですか?意外ですね」
妹「…」
妹「…あの…」
女「今はそんなことどうでもいいことでしたね…すいません…」
妹「いえ…それで…ご用件は?」
女「はい、少し男くんとご両親にお話がありまして伺わせていただきました」
妹「…」
妹「…だから…なんですか?人の顔をじろじろ眺めて……少し失礼じゃないですか?それとも私の顔に何か変な物でも付いていますか?」
女「…失礼しました。気分を害したようでしたら謝ります」
女「ただ…本当に兄弟なんだなと思いまして…」
妹「…はい?」
女「…その綺麗な目……あの子にそっくりです」
妹「…」
妹「…あまり兄に似ているとは言われたことないですね…」
女「そうなんですか?意外ですね」
妹「…」
妹「…あの…」
女「今はそんなことどうでもいいことでしたね…すいません…」
妹「いえ…それで…ご用件は?」
女「はい、少し男くんとご両親にお話がありまして伺わせていただきました」
妹「…」
女「ご両親には先ほど連絡させて頂いたところ……まだお仕事中みたいですね」
妹「ええ…そうです…もう少しすれば帰ってくると思いますけど…」
女「お父様にご連絡したところ…」
女「すぐに帰るので家で待っててください…とのことでしたので…」
妹「…」
女「急で申し訳ありません…少し上がらせて頂いてもよろしいですか?」
妹「…もちろんいいですよ…どうぞ」
女「それでは…お邪魔します」
妹「…」
女「ご両親には先ほど連絡させて頂いたところ……まだお仕事中みたいですね」
妹「ええ…そうです…もう少しすれば帰ってくると思いますけど…」
女「お父様にご連絡したところ…」
女「すぐに帰るので家で待っててください…とのことでしたので…」
妹「…」
女「急で申し訳ありません…少し上がらせて頂いてもよろしいですか?」
妹「…もちろんいいですよ…どうぞ」
女「それでは…お邪魔します」
妹「…」
妹「…」
女「ここで待っていればいいですか?」
妹「はい…座って待っていてください…今飲み物入れますので…」
女「いえ…どうぞお気遣いなく……それより…」
女「男くんは今は自分の部屋にいるのでしょうか?」
妹「…」ピタッ
女「少しそちらの方にお邪魔してもいいですか?彼にも話さなければならないことですので…」
妹「…」
妹「兄もまだ…家に帰ってません…」
女「…」
妹「今日は友達と遊んで来るみたいで…帰りはだいぶ遅くなるみたいです…」
女「…それはおかしいですね…」
妹「え?…」
女「彼はまだ家に一度も帰ってきてないのですよね?」
妹「…ええ…そうです…」
女「今…彼今日はいていた靴が玄関にあった気がしたのですが…見ま違いですかね…」
妹「…」
女「……それに…男くんは言ってましたよ」
女「妹が心配してるから早く家に帰らないと行けない…と…」
女「ここで待っていればいいですか?」
妹「はい…座って待っていてください…今飲み物入れますので…」
女「いえ…どうぞお気遣いなく……それより…」
女「男くんは今は自分の部屋にいるのでしょうか?」
妹「…」ピタッ
女「少しそちらの方にお邪魔してもいいですか?彼にも話さなければならないことですので…」
妹「…」
妹「兄もまだ…家に帰ってません…」
女「…」
妹「今日は友達と遊んで来るみたいで…帰りはだいぶ遅くなるみたいです…」
女「…それはおかしいですね…」
妹「え?…」
女「彼はまだ家に一度も帰ってきてないのですよね?」
妹「…ええ…そうです…」
女「今…彼今日はいていた靴が玄関にあった気がしたのですが…見ま違いですかね…」
妹「…」
女「……それに…男くんは言ってましたよ」
女「妹が心配してるから早く家に帰らないと行けない…と…」
妹「…」
妹「兄が…そう言ってたんですか…?」
女「ええ…そうですよ」
妹「…」
女「今まですいませんでした…まさか妹さんにご心配をおかけしてただなんて…」
妹「…」
女「なるべく暗くならないうちに帰していたのですが…それでもやはり心配ですよね…」
妹「…」
女「…妹さん?」
妹「…あ、すいません…」
女「どうかしましたか?」
妹「…いえ…その…」
女「…」
妹「もしかしたら…兄さんは……もう帰ってきていて…部屋にいるかもしれません…」
妹「私…ちょっと見てきますので…先生はここで待っててください…」
女「…わかりました」
妹「兄が…そう言ってたんですか…?」
女「ええ…そうですよ」
妹「…」
女「今まですいませんでした…まさか妹さんにご心配をおかけしてただなんて…」
妹「…」
女「なるべく暗くならないうちに帰していたのですが…それでもやはり心配ですよね…」
妹「…」
女「…妹さん?」
妹「…あ、すいません…」
女「どうかしましたか?」
妹「…いえ…その…」
女「…」
妹「もしかしたら…兄さんは……もう帰ってきていて…部屋にいるかもしれません…」
妹「私…ちょっと見てきますので…先生はここで待っててください…」
女「…わかりました」
ガチャ
妹「兄さん…」
男「あ…妹…さっきの誰だった?」
妹「兄さんの担任の先生が来てますよ…兄さんに用事があるみたいです…」
男「え…」
妹「わざわざ家にまで来るなんて…ずいぶんと熱心な先生なんですね…」
男「…」
妹「…それに…すごく綺麗な人…あそこまで綺麗な女性、私は初めて見ました…」
男「…うん…確かに綺麗だよね…みんなそう言ってるよ」
妹「…あんなに綺麗な人なら……兄さんが私に逆らってまで一緒にいようとする気持ちがわかります…」
男「!!ち、ちがっ…ぼ、僕は別に…」
妹「ふふっ…冗談です…わかってますよ?兄さん」
男「…?」
妹「さっきはごめんなさい兄さん……私ったら…兄さんの話をちゃんと聞かず……あんなことをしてしまい…」
妹「兄さん…」
男「あ…妹…さっきの誰だった?」
妹「兄さんの担任の先生が来てますよ…兄さんに用事があるみたいです…」
男「え…」
妹「わざわざ家にまで来るなんて…ずいぶんと熱心な先生なんですね…」
男「…」
妹「…それに…すごく綺麗な人…あそこまで綺麗な女性、私は初めて見ました…」
男「…うん…確かに綺麗だよね…みんなそう言ってるよ」
妹「…あんなに綺麗な人なら……兄さんが私に逆らってまで一緒にいようとする気持ちがわかります…」
男「!!ち、ちがっ…ぼ、僕は別に…」
妹「ふふっ…冗談です…わかってますよ?兄さん」
男「…?」
妹「さっきはごめんなさい兄さん……私ったら…兄さんの話をちゃんと聞かず……あんなことをしてしまい…」
妹「兄さんは…ちゃんと私の言う通りにしようとしてたんですね…それなのに私は…勘違いしちゃって…」
妹「私より、…あの人を選んだのかと思ってしまいました…それでつい…怒りすぎちゃって…」
男「…」
妹「兄さん…本当にごめんなさい…」
男「…や、やめてよ…い、妹は何も悪くないから…だから謝らないで…」
妹「…」
妹「兄さんはあの人のことなんかより…私を選んでくれたってことですよね…」
妹「私…凄く嬉しいです…今までに感じたことないくらいに…」
男「…妹が喜んでくれるなら…僕も嬉しい……かな…」
妹「私より、…あの人を選んだのかと思ってしまいました…それでつい…怒りすぎちゃって…」
男「…」
妹「兄さん…本当にごめんなさい…」
男「…や、やめてよ…い、妹は何も悪くないから…だから謝らないで…」
妹「…」
妹「兄さんはあの人のことなんかより…私を選んでくれたってことですよね…」
妹「私…凄く嬉しいです…今までに感じたことないくらいに…」
男「…妹が喜んでくれるなら…僕も嬉しい……かな…」
妹「…兄さん……」ギュー
男「…い、妹…今は駄目だよ…先生が来てるんでしょ…」
妹「そんなこと…どうだっていいじゃないですか」
妹「私は…今すぐ兄さんがほしい…」ハァハァ
男「だ、だめ………い、今は我慢して……ね?…」
妹「…駄目です…我慢出来ません…」ハァハァ
男「…こ、これからも…ちゃんと妹の言う通りにするから…お願い…」
妹「…わかり…ました…今は我慢します…」
男「ありがとね…妹…」
妹「…その代わり…今晩もちゃんと私の部屋に来てくださいね…?」
男「…うん…大丈夫…わかってるよ…」
妹「…今夜はいっぱい………いっーーーぱい優しくしてあげますからね……兄さん…」
男「…」
妹「ふふっ…」
男「…い、妹…今は駄目だよ…先生が来てるんでしょ…」
妹「そんなこと…どうだっていいじゃないですか」
妹「私は…今すぐ兄さんがほしい…」ハァハァ
男「だ、だめ………い、今は我慢して……ね?…」
妹「…駄目です…我慢出来ません…」ハァハァ
男「…こ、これからも…ちゃんと妹の言う通りにするから…お願い…」
妹「…わかり…ました…今は我慢します…」
男「ありがとね…妹…」
妹「…その代わり…今晩もちゃんと私の部屋に来てくださいね…?」
男「…うん…大丈夫…わかってるよ…」
妹「…今夜はいっぱい………いっーーーぱい優しくしてあげますからね……兄さん…」
男「…」
妹「ふふっ…」
女「……」
ガチャ
タッタッタッタ
「すいません!遅くなってしまいました!!」ハァハァ
女「こちらこそ急に申し訳ありません」スッ
「いやいや!どうぞどうぞそのままで!!」サッ
女「…どうも…ありがとうございます」
「こちらこそいつも息子がお世話になってるみたいで…まったくうらやまs…じゃなかったありがとうございます!!」
女「いえ、息子さんにお世話になっているのは私のほうですよ。彼は私の自慢の生徒です」
「はっはっは、お世辞でもそう言ってもらえると私も鼻が高いですな」
女「ですが…少しばかり成績のほうがよろしくないですね」
「…なるほど…確か授業後も先生に勉強を見てもらっているとかいないとか…全く…うらやまs…じゃなった…それはいかんですな」
女「教師として力不足で本当に申し訳ないと思っております」
「いやいや!これは先生のせいではありませんよ!父親の私がもっとしっかりしていれば…」
女「普通に卒業する分には今のままの成績を維持できればなんの問題もありません」
女「ですがこの先希望する進路を増やしていく…という意味でもう少しばかり成績を上げていきたいですね」
「仰る通り!ってなんで大事な話してるのに本人いないんだよ馬鹿たれが!ちょっと呼んできます!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ったくお前ホントに…なにやってんだこの…」ブツブツ
男「あ…先生すいません…すごく待たせちゃって…」
女「大丈夫ですよ。それより急に来てしまってごめんなさい…お父様も少し落ち着いてください」
「はい!」
妹「…」
女「よかったです…お兄さんちゃんと帰ってたみたいですね」
妹「…ええ…そうみたいです…すいません…呼ぶだけなのにこんなに時間掛かっちゃって…」
女「いえ…」
女「何か二人きりで込み入った話でもしてたのでしょう?年頃の兄弟ならそういったこともあるでしょうし」
妹「…」
妹「ええ…そうです…」
女「…」
女「では本題に入りましょうか」
妹「私も聞いてていいですか?」
女「ええ、もちろんいいですよ…お兄さんのことだから気になりますよね」
妹「…ありがとうございます」
女「男くん」
男「は、はい…?」
女「今まですいませんでした…君を遅くまで拘束し…ご家族にご心配おかけするようなことをしてしまい…」
「え?別に心配してないですが…毎回先生が連絡くれてましたし…」
妹「私は何も聞いてなかったんですが?」
「いや別に言わなくてもいいかなーって」
妹「…」ギロッ
「あ…なんかすまん…とりあえず黙ってるわ」
女「確かにあまり遅い時間まで家に帰ってこないと…心配する気持ちはわかります」
女「特に君は…少しばかり優しすぎるので…」スッ
男「…な、なんですか…」
女「大丈夫ですか?目が少し腫れていますが…何かにぶつけたりしましたか?」
男「い、いえ…なんでもないですよ…」
女「痛くないですか?」
男「はい…大丈夫ですよ…」
女「ふふ…それならよかったです…私のこともあまり心配させないでくださいね…」ナデナデ
妹「っ!!」
バンッ!!
男「!!」ビクッ
「ちょ!妹ちゃんどったのよ!?急に大きな音出すとびっくりするだろ」
女「…」
妹「…いえ…すいません…なんでもないです…」
「す、すいませんね先生…それで…お話しの続きを…」
女「ああ、そうですね…」
女「それで…ご家族の心配もあるようですから…もう明日から男くんを放課後、学校に残して勉強するのをやめさせていただきます」
「いやいや!そんなこと言わずにどうか勉強を教えてやってください!それがこいつのたm
妹「父さん」ギロリッ
「えぇ~……」ショボーン
男「…」
妹「そうですよね、それがいいと思いますよ…先生もお忙しいでしょうし…兄一人に構ってる暇もないでしょう」
女「それは問題ないですよ。生徒の為なら時間なんていくらでも作ります」
妹「…どういうことですか?」
女「私、明日から男君の家庭教師をしようと思います」
「ちょ!妹ちゃんどったのよ!?急に大きな音出すとびっくりするだろ」
女「…」
妹「…いえ…すいません…なんでもないです…」
「す、すいませんね先生…それで…お話しの続きを…」
女「ああ、そうですね…」
女「それで…ご家族の心配もあるようですから…もう明日から男くんを放課後、学校に残して勉強するのをやめさせていただきます」
「いやいや!そんなこと言わずにどうか勉強を教えてやってください!それがこいつのたm
妹「父さん」ギロリッ
「えぇ~……」ショボーン
男「…」
妹「そうですよね、それがいいと思いますよ…先生もお忙しいでしょうし…兄一人に構ってる暇もないでしょう」
女「それは問題ないですよ。生徒の為なら時間なんていくらでも作ります」
妹「…どういうことですか?」
女「私、明日から男君の家庭教師をしようと思います」
女「そうすれば男くんを学校に残さずに勉強を見ることができます」
妹「ちょ、ちょっと待ってください!」
女「もちろんご両親の許可があれば…ですが」
「ふむ…つまり私が先生のお顔を眺めれる日が増えると…そういうことですね?」
女「ええ、ご許可頂ければ毎日でも通わせていただきますが…いかがでしょうか?」
「もちろんいいですとも!!」
女「ありがとうございます」
妹「と、父さん!!勝手なこと言わないでください!!」
「ちょ、なんだよ妹ちゃん…別にいいだろ…お前には関係ないんだし…」
妹「関係ないことないっ!!兄さんの勉強でしたら私が見るからこの人は必要ないです!!」
男「…」
女「…妹さんはどちらに進学のご予定で?」
「一応こいつと同じ…そちらの学校の予定なんですが…」
女「そうですか…でしたら妹さんの勉強もよろしければ一緒に見させてもらいますよ」
「本当ですか!?よろしくお願いします!!」
妹「っ!!!いい加減にしてください!!私にも兄さんにもそんなの必要ありません!!」
「母親には私から伝えておきますので…どうかよろしくお願いします」
女「はい、任せてください」
男「え……っと…」
女「…男くん」
男「は、はい…」
女「明日から…また一緒に頑張りましょうね…」
妹「ちょ、ちょっと待ってください!」
女「もちろんご両親の許可があれば…ですが」
「ふむ…つまり私が先生のお顔を眺めれる日が増えると…そういうことですね?」
女「ええ、ご許可頂ければ毎日でも通わせていただきますが…いかがでしょうか?」
「もちろんいいですとも!!」
女「ありがとうございます」
妹「と、父さん!!勝手なこと言わないでください!!」
「ちょ、なんだよ妹ちゃん…別にいいだろ…お前には関係ないんだし…」
妹「関係ないことないっ!!兄さんの勉強でしたら私が見るからこの人は必要ないです!!」
男「…」
女「…妹さんはどちらに進学のご予定で?」
「一応こいつと同じ…そちらの学校の予定なんですが…」
女「そうですか…でしたら妹さんの勉強もよろしければ一緒に見させてもらいますよ」
「本当ですか!?よろしくお願いします!!」
妹「っ!!!いい加減にしてください!!私にも兄さんにもそんなの必要ありません!!」
「母親には私から伝えておきますので…どうかよろしくお願いします」
女「はい、任せてください」
男「え……っと…」
女「…男くん」
男「は、はい…」
女「明日から…また一緒に頑張りましょうね…」
こういうウジウジした糞主人公はイライラしかしないから、どんな目に合わされてもぜんぜん胸糞じゃないわ。
むしろ妹に犯されて羨ましすぎる。
むしろ妹に犯されて羨ましすぎる。
ーーーーーーーーーーーーーー
「いやー本当に綺麗な人だな、あの先生」
「ごめんね~仕事遅くなっちゃって…先生何の話だったの?」
「明日から家に来て男に勉強教えてくれるんだとさ、ついでに妹ちゃんも」
「ほんとう?助かるわ~…」
男「…」
「男?あんたちゃんと頑張りなさいよ、先生がここまでしてくれているんだから」
男「…うん、わかってるよ」
妹「…」
妹「ごちそうさまでした」
「あら?妹ちゃんもうおなかいっぱいなの?」
妹「ええ…兄さん?」
男「う、うん?何?」
妹「兄さんも早く食べてくださいね?私先に部屋に行ってますので」
男「…うん」
妹「それと母さん…父さんがあの先生にすごいデレデレしてましたよ」スタスタ
「ちょ!妹ちゃん何言ってんの!?」
「…お父さん?それ本当?」
「ま、まあ落ち着け…話せばわか…」
男「ごちそうさま…」
男「…」コンコン
男「妹…入るね?」
ガチャ
妹「…」
男「…妹?…だ、大丈夫…?」
ガバッ
男「っ!」
妹「…兄さん」
男「な、なに…?」
妹「…私…今とても心配なんです……兄さんがあの人に取られたりしないかって……」
男「え…ど、どういうこと…?」
妹「あの人が兄さんのことを見る目……とても教師が生徒のことを見ている目ではなかった……」
妹「大丈夫…ですよね?兄さんは誰にも取られたりしない……ずっと私の物ですよね?」
男「…」
妹「…兄さん?…私の目を見てください…」
男「…み、見てるよ…いつもちゃんと見てるから…」
妹「本当ですか?」
男「うん…」
妹「ふふっ…あははは……そう…そうですよね…」
妹「兄さんが私以外の女なんて相手にするわけないですよね…」
男「…」
妹「…いえ…違いますね…相手にされないの間違いでした…」
妹「だってそうですよね?兄さんみたいな私がいないと何も出来ないクズ…誰も相手にするわけありませんもんね…」
妹「いいですか?兄さんは私がいないとダメなんです、私じゃないとダメなんですよ」
妹「思い出してみてくださいよ…小さい頃あなたが虐められてる時助けてくれたのは誰?」
妹「兄さんの嫌いな食べ物を食べれるように克服させてあげたのは?いつも兄さんにしつこく付きまとっていた女を二度と近づかせないようにしてあげたのは誰?」
妹「ねえ誰でしたか?兄さん答えてくださいよ」
男「…」
男「全部…妹がやってくれた…」
妹「そうです!全部私が兄さんの為に…兄さんのことを思ってやってあげたことなんですよ?それはわかっていますよね?」
男「…わかってる…わかってるよ」
妹「…ふふっ…よかった…ちゃんとわかっててくれてたのですね…」
妹「兄さんは私なしでは生きていけないのですからね…間違っても私から逃げるようなことはしないように…」
妹「兄さんが私以外の女なんて相手にするわけないですよね…」
男「…」
妹「…いえ…違いますね…相手にされないの間違いでした…」
妹「だってそうですよね?兄さんみたいな私がいないと何も出来ないクズ…誰も相手にするわけありませんもんね…」
妹「いいですか?兄さんは私がいないとダメなんです、私じゃないとダメなんですよ」
妹「思い出してみてくださいよ…小さい頃あなたが虐められてる時助けてくれたのは誰?」
妹「兄さんの嫌いな食べ物を食べれるように克服させてあげたのは?いつも兄さんにしつこく付きまとっていた女を二度と近づかせないようにしてあげたのは誰?」
妹「ねえ誰でしたか?兄さん答えてくださいよ」
男「…」
男「全部…妹がやってくれた…」
妹「そうです!全部私が兄さんの為に…兄さんのことを思ってやってあげたことなんですよ?それはわかっていますよね?」
男「…わかってる…わかってるよ」
妹「…ふふっ…よかった…ちゃんとわかっててくれてたのですね…」
妹「兄さんは私なしでは生きていけないのですからね…間違っても私から逃げるようなことはしないように…」
男「…」
妹「…兄さん?聞いていますか?」
男「…そう…だよ…ね…僕は妹がいないと…何も出来ないから…」ポロポロッ
妹「…なぜ…泣くのでしょうか?」
男「ヒック…ご、ごめん……ごめんね…」ポロポロッ
妹「…」
男「いつも…ヒック…迷惑ばかりかけて……ほんと…情けないよね…」ポロポロ
ギュゥ
妹「泣かないで…兄さん…お願いだから…泣かないでください…」
男「ヒックッ…うぐっ…」
妹「大丈夫ですから…私は兄さんを捨てたりしません…永遠に一緒です…」ナデナデ
妹「全部私の言う通りにしてればいいんです…何も心配いりません…そうすれば兄さんも私も幸せになれますから…」
男「う、うん…ヒック…ありがとう…」
妹「…」ナデナデ
妹「…兄さん?聞いていますか?」
男「…そう…だよ…ね…僕は妹がいないと…何も出来ないから…」ポロポロッ
妹「…なぜ…泣くのでしょうか?」
男「ヒック…ご、ごめん……ごめんね…」ポロポロッ
妹「…」
男「いつも…ヒック…迷惑ばかりかけて……ほんと…情けないよね…」ポロポロ
ギュゥ
妹「泣かないで…兄さん…お願いだから…泣かないでください…」
男「ヒックッ…うぐっ…」
妹「大丈夫ですから…私は兄さんを捨てたりしません…永遠に一緒です…」ナデナデ
妹「全部私の言う通りにしてればいいんです…何も心配いりません…そうすれば兄さんも私も幸せになれますから…」
男「う、うん…ヒック…ありがとう…」
妹「…」ナデナデ
ーーーーーーーーーーーー
妹「さあ…兄さん?」
妹「…今日の続き…しましょうか…」
妹「…ふふっ…ええ…兄さんは横になってるだけでいいよ…全部私に任せてくれれば…」
妹「…あ、ちょっと待ってくださいね…兄さん…」ゴソゴソ
妹「ありました……今日はこれを着てもらってもいいですか?」
妹「…」
妹「…いつもは嫌がるのに…今日は素直に着てくれるんですね…いいですよ…そういう兄さんが一番大好きです」
妹「…」
妹「…ああ、やはり…いいです…とても似合っていますよ…綺麗です…」
妹「ほんと…どこからどう見ても女の子にしか見えませんね……」サワサワ
妹「肌も白いし…それに髪もさらさら…身長も私とそう変わらない…ですね…」
妹「…ふふっ…こうして…二人並んで見たらきっと姉妹のように思われるのでしょうね」
妹「うっ…んっ…」チュ
妹「はぁ…兄さん…んっ…口開けてくださいね…んっ…ちゅっ…」
妹「んっ…プハッ…ハァハァ…ふふっ…」
妹「兄さんったら…顔真っ赤にして……興奮しちゃいましたか?」
妹「ふふっ…そういう私も…こんな姿の兄さん見てたら…もう…我慢限界みたいです…」ハァハァ
妹「にい…さん…んっ…ハァハァ…大好きですよぉ……愛しています…」ハァハァ
妹「…今日も…楽しみましょうね…兄さん…」
~翌日~
妹「兄さん、早く行かないと遅れちゃいますよ?」
男「うん…もう仕度すんだから…」
妹「そうですか、では一緒に行きましょう…まあ途中までしか一緒には行けませんが…」
「え?何一緒に学校行くのか?うわー…珍しいこともあるもんだな…」
妹「珍しい…そうですかね?」
「う~ん…だってほらお前ら二人さ、なんか妙な距離感あったじゃん?あんま仲良くないのかと思ってたから…ちょっと心配してたんだぞ父親として」
妹「そんなことないですよ、私たちはいつも仲良しですよ、…ねえ兄さん?」
男「…」コクン
妹「それより父さん…顔…大丈夫ですか?すごい腫れていますけど…」
「…フンッ」
「母さん…もう許してくれよ…」
妹「さ、私たちも早く行きましょうか…二人の邪魔したら悪いですから…」
男「…うん…行こうか…」
妹「はい」
妹「兄さん、早く行かないと遅れちゃいますよ?」
男「うん…もう仕度すんだから…」
妹「そうですか、では一緒に行きましょう…まあ途中までしか一緒には行けませんが…」
「え?何一緒に学校行くのか?うわー…珍しいこともあるもんだな…」
妹「珍しい…そうですかね?」
「う~ん…だってほらお前ら二人さ、なんか妙な距離感あったじゃん?あんま仲良くないのかと思ってたから…ちょっと心配してたんだぞ父親として」
妹「そんなことないですよ、私たちはいつも仲良しですよ、…ねえ兄さん?」
男「…」コクン
妹「それより父さん…顔…大丈夫ですか?すごい腫れていますけど…」
「…フンッ」
「母さん…もう許してくれよ…」
妹「さ、私たちも早く行きましょうか…二人の邪魔したら悪いですから…」
男「…うん…行こうか…」
妹「はい」
妹「…」
男「…」
妹「でも…よくよく考えてみれば確かに、こうして二人で歩くの久しぶりかもしれませんね?」
男「そう…かな…」
妹「ええ…そうです…ずいぶんと久しぶりです…」
男「…」
妹「…せっかくこうして並んで一緒に歩いているんです…」スッ
妹「手でも繋ぎませんか?」
男「…誰かに見られたら…恥ずかしくない?」
妹「恥ずかしい?そんなこと思うはずないじゃありませんか…だって兄さんは私の物なんですよ?」
妹「私の物を私がどうしようが私の勝手…誰にどう思われても恥ずかしいなんて普通は思いませんよ?」
男「…」
妹「さ、兄さんが私の手を握ってください、…そしたら私が兄さんの手を握り返します」
男「…妹がそれでいいなら…」ギュ
妹「えへへ…兄さん…」ギュ
妹「…」
妹「なんだか…兄さんの手…冷たいですね…」
男「あ…ご、ごめん…離すね…」
妹「誰が離してくれだなんて言いましたか?」ギロッ
男 ビクッ
妹「いいんです…兄さんの手…少し冷たいですけど…それが気持ちいいです…」
男「…」
男「…」
妹「でも…よくよく考えてみれば確かに、こうして二人で歩くの久しぶりかもしれませんね?」
男「そう…かな…」
妹「ええ…そうです…ずいぶんと久しぶりです…」
男「…」
妹「…せっかくこうして並んで一緒に歩いているんです…」スッ
妹「手でも繋ぎませんか?」
男「…誰かに見られたら…恥ずかしくない?」
妹「恥ずかしい?そんなこと思うはずないじゃありませんか…だって兄さんは私の物なんですよ?」
妹「私の物を私がどうしようが私の勝手…誰にどう思われても恥ずかしいなんて普通は思いませんよ?」
男「…」
妹「さ、兄さんが私の手を握ってください、…そしたら私が兄さんの手を握り返します」
男「…妹がそれでいいなら…」ギュ
妹「えへへ…兄さん…」ギュ
妹「…」
妹「なんだか…兄さんの手…冷たいですね…」
男「あ…ご、ごめん…離すね…」
妹「誰が離してくれだなんて言いましたか?」ギロッ
男 ビクッ
妹「いいんです…兄さんの手…少し冷たいですけど…それが気持ちいいです…」
男「…」
妹「…」
妹「では兄さん、…私はこっちですので」
男「うん…僕はこっちだから…」
妹「車などには気を付けてくださいね」
男「わかってるよ…そんな子供じゃないんだから…」
妹「私、学校が終わったらここで待っていますから…帰りも一緒に帰りましょう」
男「え…いいよ…わざわざ待ってくれなくても…」
妹「私がそうしたいから言っているんですから、…黙って従ってください…」
男「…」コクン
妹「…それでは…また帰りに…待ってますから…」スタスタ
男「うん…行ってらっしゃい」
妹「では兄さん、…私はこっちですので」
男「うん…僕はこっちだから…」
妹「車などには気を付けてくださいね」
男「わかってるよ…そんな子供じゃないんだから…」
妹「私、学校が終わったらここで待っていますから…帰りも一緒に帰りましょう」
男「え…いいよ…わざわざ待ってくれなくても…」
妹「私がそうしたいから言っているんですから、…黙って従ってください…」
男「…」コクン
妹「…それでは…また帰りに…待ってますから…」スタスタ
男「うん…行ってらっしゃい」
「おはよー男くん」
男「おはよう」
「今日も髪さらさらだねー、ちょっと触ってもいい?」
男「別に大丈夫だよ」
「君ってさー絶対女装とか似合うよね…ねぇ、演劇とか興味ない?」
男「う~ん…あんまりそういうのは興味ないかな…?でも…教えてくれるなら…」
「教える教える!手取り足取り全部教えるよ!」
「うるせぇぞくそアマ共、朝から男に絡むんじゃねぇーよ、…さっさとどっか行け」
「はあ~?あんたにそんなこと言われる筋合いないんですけど?」
ダマレブス、シネドウテイ
ンダゴラヤンノカ!?
「おーい、男…なんか隣のクラスの奴がお前から借りてた教科書返しに来たぞ、ほら」
男「あ、忘れてた…ありがとう」
「…はぁ~…お前はほんと優しいな」
男「そうかな?普通だと思うけど…」
「だってお前頼み事断ることないじゃん?」
「ああ…そういえばそうだよねー…男くんが嫌って言ってるところあまり見たことないかも…」
「ちゃんと嫌なことは嫌って言わなきゃだめだよ?」
「あのくそ教師の言うことだっていちいち聞かなくていいんだからな」
「私あの人きら~い」
「てかみんなに嫌われてんじゃね?」
男「…そんなことないんじゃないかな…別に悪い人じゃなし…」
「ほらそういうとこだよ…だからお前は優しすぎるって言われんの」
男「だって…」
「愛想はねーし…それになんつーか俺たちのことをまるでゴミを見るみたいに見てないか?」
「確かにそんな感じだよねー…なんか先生たちからも相当嫌われてるらしいよ」
「はぁ~…なんでクビにならねぇのかねー…」
「いいとこのお嬢様だからじゃない?なんか実家は相当お金持ちだって聞いたことあるけど」
「まじかー…やっぱいいなー…金持ちって…」
男「…」
「てかみんなに嫌われてんじゃね?」
男「…そんなことないんじゃないかな…別に悪い人じゃなし…」
「ほらそういうとこだよ…だからお前は優しすぎるって言われんの」
男「だって…」
「愛想はねーし…それになんつーか俺たちのことをまるでゴミを見るみたいに見てないか?」
「確かにそんな感じだよねー…なんか先生たちからも相当嫌われてるらしいよ」
「はぁ~…なんでクビにならねぇのかねー…」
「いいとこのお嬢様だからじゃない?なんか実家は相当お金持ちだって聞いたことあるけど」
「まじかー…やっぱいいなー…金持ちって…」
男「…」
ザワザワ、ガヤガヤ
女「…で…あるからして……」カキカキ
ナア、キョウガッコウオワッタラナニスル?
カラオケデモイクカ
女「では…この問題を…君、解いてもらっていいですか?」
「ん?ああ俺っすか?」
女「はい、そうです」
「すんませーん、ちょっと聞いてませんでした」
女「ではその隣の人」
「ごめんなさーい、私も全然聞いてませんでしたー」
女「誰かほかにわかる人はいますか?」
シーン…
女「…ではもう一度説明しますから…今度は真面目に…
キーンコーンカーンコーン
ヨッシャ!オワッタカエロウゼ!
ツカレタ…
女「…」
女「では今日の授業はここまでにします」
女「…」スタスタ
「あの、女先生…すいません」
女「…はい?どうかしましたか?」
「うちのクラスの子たち…あなたの授業の時だけやたら騒いでるみたいなんですが…」
女「一応注意はしているのですが…」
「…」
「こう言ってはなんですが…やはりあなたは教師に向いてないですよ」
女「…」
「この学校の物が全員そう思ってます…早くお辞めになったほうがいい…まだ若いんですから…」
女「ご忠告感謝いたします…ですが私は辞める気はありませんので」
「これはあなたの為を思って言ってることなんですよ…?」
女「お話しはそれだけでしょうか?私はこれから大事な用がありますので失礼させてもらいます」
「あ、ちょ、ちょっと…」
女「…」スタスタ
女「他の馬鹿どものことなんてどうでもいい…私の生徒はあの子だけなんだから…」
「あの、女先生…すいません」
女「…はい?どうかしましたか?」
「うちのクラスの子たち…あなたの授業の時だけやたら騒いでるみたいなんですが…」
女「一応注意はしているのですが…」
「…」
「こう言ってはなんですが…やはりあなたは教師に向いてないですよ」
女「…」
「この学校の物が全員そう思ってます…早くお辞めになったほうがいい…まだ若いんですから…」
女「ご忠告感謝いたします…ですが私は辞める気はありませんので」
「これはあなたの為を思って言ってることなんですよ…?」
女「お話しはそれだけでしょうか?私はこれから大事な用がありますので失礼させてもらいます」
「あ、ちょ、ちょっと…」
女「…」スタスタ
女「他の馬鹿どものことなんてどうでもいい…私の生徒はあの子だけなんだから…」
妹「…」
男「ハァハァ…ご、ごめん…け、結構待たせちゃったかな…?」
妹「兄さん、…いえ…そこまで待っていませんよ」
男「そ、そう…よかった…」
妹「帰りましょうか…兄さん…」
男「うん…」
妹「…はい…兄さん…」スッ
男「…」ギュ
妹「ふふっ…行きましょう…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
女「…」
ピーンポーン
ガチャ
妹「…こんにちは」
女「こんにちは」
妹「本当に来たんですね」
女「ええ、上がらせていただいても?」
妹「…どうぞ」
女「ありがとうございます」
妹「兄は上に上がって三番目の部屋にいますので…」
女「はい、わかりました」
妹「…」
女「妹さんもご一緒しますか?」
妹「…はい…後で私も行かせてもらいますので…」
コンコン
女「男くん?失礼しますね」
ガチャン
男「あ、先生…こんにちは…」
女「こんにちは、男くん…今日学校ではあまり話せませんでしたね」
男「そ、そういえばそうですね…」
女「…」ガチャ
女「君の部屋…鍵が付いてるんですね…勉強を始める前に少しだけ二人で話したいので閉めさせてもらいます…」
男「っ…」
女「大丈夫ですよ…今日は変なことしたりしませんから…本当に話がしたいだけです」
女「男くん?失礼しますね」
ガチャン
男「あ、先生…こんにちは…」
女「こんにちは、男くん…今日学校ではあまり話せませんでしたね」
男「そ、そういえばそうですね…」
女「…」ガチャ
女「君の部屋…鍵が付いてるんですね…勉強を始める前に少しだけ二人で話したいので閉めさせてもらいます…」
男「っ…」
女「大丈夫ですよ…今日は変なことしたりしませんから…本当に話がしたいだけです」
女「男くん…これからいくつか質問をしますので素直に答えてくださいね」
男「…」
女「まず一つ目に…君は私のことをどう思っていますか?」
男「…質問の意味がよくわかりません…」
女「知っての通り私は学校の方々には嫌われています」
男「…」
女「…別にあの連中にどう思われようがどうでもいいのですけどね」
女「ですが…君は別ですよ…私は君にだけには嫌われたくない…」
男「…ぼ、僕は…その…」
女「正直に答えてくださいね?」
男「…」
男「嫌いではないです…」
女「…本当ですか?その言葉に嘘はないですね?」
男「はい…ただ少し…」
女「…なんでしょう?」
男「…妹に似ているから…少しだけ…」
女「…妹さんに似ている…なるほど……では君は私のことが少し……」
女「怖い…と言うことですね?」
男「…」
女「まず一つ目に…君は私のことをどう思っていますか?」
男「…質問の意味がよくわかりません…」
女「知っての通り私は学校の方々には嫌われています」
男「…」
女「…別にあの連中にどう思われようがどうでもいいのですけどね」
女「ですが…君は別ですよ…私は君にだけには嫌われたくない…」
男「…ぼ、僕は…その…」
女「正直に答えてくださいね?」
男「…」
男「嫌いではないです…」
女「…本当ですか?その言葉に嘘はないですね?」
男「はい…ただ少し…」
女「…なんでしょう?」
男「…妹に似ているから…少しだけ…」
女「…妹さんに似ている…なるほど……では君は私のことが少し……」
女「怖い…と言うことですね?」
女「…なるほど…君は私のことを怖がっていたのですね…」
男「ちっ…違いますよ…そう言うわけでは…なくて…」ビクビク
女「大丈夫ですよ…私は君の素直な気持ちが聞けて嬉しいです…」
男「っ…」
女「自分でも思っていました…彼女は私と似ているな…と…」
女「いや…私と彼女には大きな違いがありましたね…」
男「…」
女「彼女にはずっと前から君がいた…唯一本当の自分を理解してくれる人が…」
女「…」
女「男くん…私には誰もいなかったんですよ…君に出会うまで…本当に誰もいなかった…」
男「ちっ…違いますよ…そう言うわけでは…なくて…」ビクビク
女「大丈夫ですよ…私は君の素直な気持ちが聞けて嬉しいです…」
男「っ…」
女「自分でも思っていました…彼女は私と似ているな…と…」
女「いや…私と彼女には大きな違いがありましたね…」
男「…」
女「彼女にはずっと前から君がいた…唯一本当の自分を理解してくれる人が…」
女「…」
女「男くん…私には誰もいなかったんですよ…君に出会うまで…本当に誰もいなかった…」
女「…」
女「君は……私を理解してくれている……私は両親にすら理解してもらえなかった人間なのに…それなのに……」
女「君だけは違った………男くん…私はあなたがいるから生きていける…」
女「今まで何度こんな世界で生きていたくないと考えたか……こんな自分に何度…嫌気が差したことか…」
女「…」
女「でもこれが私なんです……私と言う人間なんです…」
女「私にはもう…君しかいない……君がいないと生きていけないです」
男「そ、そんなことないですよ…先生のこと理解してくれる人は…いますよ…僕なんかより…全然…」
女「そんな人がいるはずないでしょ!!!!君以上に私のことを理解してくれる人なんているはずがない!!!」
男「!!」
女「…ごめんなさい…つい怒鳴ってしまって…」
女「でも…わかってください…私はこれほど君のことを想っているんです…」
男「…」
男「あの…僕も質問してもいいですか?」
女「…いいですよ…君も素直に答えてくれたんです。私も正直に答えます」
男「どうして…僕なんですか?」
女「はい?」
女「君は……私を理解してくれている……私は両親にすら理解してもらえなかった人間なのに…それなのに……」
女「君だけは違った………男くん…私はあなたがいるから生きていける…」
女「今まで何度こんな世界で生きていたくないと考えたか……こんな自分に何度…嫌気が差したことか…」
女「…」
女「でもこれが私なんです……私と言う人間なんです…」
女「私にはもう…君しかいない……君がいないと生きていけないです」
男「そ、そんなことないですよ…先生のこと理解してくれる人は…いますよ…僕なんかより…全然…」
女「そんな人がいるはずないでしょ!!!!君以上に私のことを理解してくれる人なんているはずがない!!!」
男「!!」
女「…ごめんなさい…つい怒鳴ってしまって…」
女「でも…わかってください…私はこれほど君のことを想っているんです…」
男「…」
男「あの…僕も質問してもいいですか?」
女「…いいですよ…君も素直に答えてくれたんです。私も正直に答えます」
男「どうして…僕なんですか?」
女「はい?」
男「先生は…別に僕のことをからかっている…わけではないのですよね?」
女「あたりまえです…そんな風に思っているのでしたら…お願いですからやめてください」
女「私は本当に君のことを愛しているんです」
男「…」
男「わからないです…」
女「…」
男「どうして僕なのか…僕なんかにそこまで…」
女「…」
女「そうですね…わからないですよね……だって…あれは君に取っては何一つ特別な行動ではなかったのですから…」
女「他の人と変わらず接する…口ではそう言っていても…そうできる人なんてなかなかいません」
女「私のような人間に対しては…特に…」
男「…」
女「半年ほど前ですかね?君は私があの学校に来たばかりの時のことを覚えていますか?」
男「…すごい人気でしたね…みんなが先生のことを見に来ていました…」
女「ええ…そうでしたね…まあ…自分で言うのもなんですが…容姿と頭のほうはかなり良いみたいですので…」
女「でも…いつも最初のうちなんですよ…あの鬱陶しく無駄な時間も…」
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女「あたりまえです…そんな風に思っているのでしたら…お願いですからやめてください」
女「私は本当に君のことを愛しているんです」
男「…」
男「わからないです…」
女「…」
男「どうして僕なのか…僕なんかにそこまで…」
女「…」
女「そうですね…わからないですよね……だって…あれは君に取っては何一つ特別な行動ではなかったのですから…」
女「他の人と変わらず接する…口ではそう言っていても…そうできる人なんてなかなかいません」
女「私のような人間に対しては…特に…」
男「…」
女「半年ほど前ですかね?君は私があの学校に来たばかりの時のことを覚えていますか?」
男「…すごい人気でしたね…みんなが先生のことを見に来ていました…」
女「ええ…そうでしたね…まあ…自分で言うのもなんですが…容姿と頭のほうはかなり良いみたいですので…」
女「でも…いつも最初のうちなんですよ…あの鬱陶しく無駄な時間も…」
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ーーーーーーー
女「一身上の都合により退職されました先生に変わって今日からこのクラスを受け持つことになりました」
女「どうぞよろしくお願いします」ペコリッ
「うおおおおおなにあの人すっげー美人じゃね?」
「やばっ…テレビでも見たことないよあんな人…」
女「では授業を始めますので、138ページを開いてください」
「先生!!その前に質問があります!!」
女「はい、なんでしょうか?」
「今お付き合いしている彼氏などはいますか!?」
女「…」
女「その質問は今からする授業と関係があるのですか?」
「い、いやー…特に授業には関係ないですかね…ちょっと気になったんで…」
女「関係のない質問はやめてください、授業の邪魔になりますので…」
ア、ナンカスンマセン
バカダナオマエ…イキナリソウイウコトキクナヨ
女「…ではこの問題からやっていきましょう」
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女「一身上の都合により退職されました先生に変わって今日からこのクラスを受け持つことになりました」
女「どうぞよろしくお願いします」ペコリッ
「うおおおおおなにあの人すっげー美人じゃね?」
「やばっ…テレビでも見たことないよあんな人…」
女「では授業を始めますので、138ページを開いてください」
「先生!!その前に質問があります!!」
女「はい、なんでしょうか?」
「今お付き合いしている彼氏などはいますか!?」
女「…」
女「その質問は今からする授業と関係があるのですか?」
「い、いやー…特に授業には関係ないですかね…ちょっと気になったんで…」
女「関係のない質問はやめてください、授業の邪魔になりますので…」
ア、ナンカスンマセン
バカダナオマエ…イキナリソウイウコトキクナヨ
女「…ではこの問題からやっていきましょう」
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女「…」カキカキ
「せんせー!よかったら私たちと少しお話しでもしませんか?」
女「すいませんが今テストの採点をしていますので」
「え…ああそうですよね…忙しいですもんね……でもちょっとくらい…たまには先生とお話ししてみたいなー…なんて…」
女「…」
女「あなたは…この前のテストよりだいぶ成績が落ちていますね?」
「…え…あ、はい…一応頑張ったんですけどね…あはは…」
女「私なんかと話をする前にもう少し真面目に授業を聞いて勉強してください」
「…すいませーん…もっと頑張りまーす…」
「なにあれ…感じわるーい…」ボソボソ
「いっつもあんな調子なんだよ…誰に対しても…」ボソボソ
「ちょっと綺麗だからって…あれはないよね…」ボソボソ
「おい男…ブス共が嫉妬しとるぞ」
男「ちょっと…聞こえるよ…」
「せんせー!よかったら私たちと少しお話しでもしませんか?」
女「すいませんが今テストの採点をしていますので」
「え…ああそうですよね…忙しいですもんね……でもちょっとくらい…たまには先生とお話ししてみたいなー…なんて…」
女「…」
女「あなたは…この前のテストよりだいぶ成績が落ちていますね?」
「…え…あ、はい…一応頑張ったんですけどね…あはは…」
女「私なんかと話をする前にもう少し真面目に授業を聞いて勉強してください」
「…すいませーん…もっと頑張りまーす…」
「なにあれ…感じわるーい…」ボソボソ
「いっつもあんな調子なんだよ…誰に対しても…」ボソボソ
「ちょっと綺麗だからって…あれはないよね…」ボソボソ
「おい男…ブス共が嫉妬しとるぞ」
男「ちょっと…聞こえるよ…」
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ーーーーーーーーー
女「……はい…ではこの問題がわかる人…手をあげてください」
シーン…
女「よろしい、ではこの問題を…今日の日付は10日なので…10番の人お願いします」
「はい!わかりません!!」
女「…ちゃんと授業を聞いていればわかるはずですよ?…なぜわからないのでしょう?」
「まっっったく話を聞いていませんでした!!すんません!!!」
女「…」
男「ここ…ここに答え書いたから…」ボソボソ
「答えはこれです!!」
女「隣の子に教えてもらっただけなのにずいぶんと元気よく答えるんですね」
女「君も…勝手に答えを教えないでくださいね」
男「あ…すいません…」
女「…」
女「…でも…君は真面目に授業を聞いていてくれたんですね」
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女「……はい…ではこの問題がわかる人…手をあげてください」
シーン…
女「よろしい、ではこの問題を…今日の日付は10日なので…10番の人お願いします」
「はい!わかりません!!」
女「…ちゃんと授業を聞いていればわかるはずですよ?…なぜわからないのでしょう?」
「まっっったく話を聞いていませんでした!!すんません!!!」
女「…」
男「ここ…ここに答え書いたから…」ボソボソ
「答えはこれです!!」
女「隣の子に教えてもらっただけなのにずいぶんと元気よく答えるんですね」
女「君も…勝手に答えを教えないでくださいね」
男「あ…すいません…」
女「…」
女「…でも…君は真面目に授業を聞いていてくれたんですね」
女「…」カキカキ
「女先生…また保護者の人からクレームもらったらしいですよ」ヒソヒソ
「これで何回目?まったく…勘弁してほしいですね」
「ただ淡々と授業を進めるだけ…生徒たちが話しかけてきても相手にもしない…」
「それどころかまだ自分のクラスの生徒の名前もろくに覚えてないらしいです…興味ないとか言って…」
「他の生徒からもあの人の授業は受けたくない…って…私に言ってくるんですよ?」
「はぁ~…ほんと勘弁してほしいわ…早く辞めてくれないかねー…」
「ちょっと…声大きいですよ」
女「…」カキカキ
女「…(…男くん……この前より点数上がってる…)」カキカキ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
女「最近、クラス全体の成績が落ちてきています」
女「そこで授業が終わった後…放課後ですね……学校に残れる人は教室に残っておいてください」
女「わからないところがあれば一人ずつ私が教えて回りますから」
女「…私からは以上です」
キリーツレイ アッザシター
女「…」スタスタ
「おーい男帰ろうぜー」
男「あ、ごめん…今日ちょっと残ろうと思うから先帰って」
「まじで!?おいおい冗談だろ…あの教師とよく一緒に勉強しようだなんて思うな…」
男「わからないところ多いからね…それに別に悪い人じゃないよきっと…」
「ま、お前がそう思うならいいけどな、んじゃお先ー」
男「うん、また明日」
カラオケイコウゼ、カラオケ!
ゼッタイヤダ、オマエトフタリデカラオケトカシンデモイカネ
男「…」
ーーーーーーーーーー
女「最近、クラス全体の成績が落ちてきています」
女「そこで授業が終わった後…放課後ですね……学校に残れる人は教室に残っておいてください」
女「わからないところがあれば一人ずつ私が教えて回りますから」
女「…私からは以上です」
キリーツレイ アッザシター
女「…」スタスタ
「おーい男帰ろうぜー」
男「あ、ごめん…今日ちょっと残ろうと思うから先帰って」
「まじで!?おいおい冗談だろ…あの教師とよく一緒に勉強しようだなんて思うな…」
男「わからないところ多いからね…それに別に悪い人じゃないよきっと…」
「ま、お前がそう思うならいいけどな、んじゃお先ー」
男「うん、また明日」
カラオケイコウゼ、カラオケ!
ゼッタイヤダ、オマエトフタリデカラオケトカシンデモイカネ
男「…」
女「…」スタスタ
ガラガラ
女「…君だけですか?」
男「…そうみたいですね…あはは…」
女「誰も残ってないと思ってましたが…意外ですね」
男「…?」
女「…いえ…なんでもないです…」
男「あ、よろしくお願いします…結構わからないところ多くて…」
女「はい…まずどこがわからないですか?」
男「こことか…」
女「…」
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