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    元スレ武内P「信頼していただけるのは嬉しいですが…」

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    タグ : - モバマス + - 武内P + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 300 :

    武内P「…本日はありがとうございました」

    「だからー、お仕事のお礼はお休みでよろしくー」

    武内P「いえ、仕事のことではなく…」

    「んぇ?杏、なんかお礼言われるような事したっけ?」

    武内P「諸星さんのお悩みを…聞いてくださっていたようなので」

    「!」

    武内P「諸星さんが私に相談して下さったのも、そのお陰なのではないかと…思いまして」

    (妙な所だけ鋭いんだよねぇ…)

    「杏、そんな大したことしてないよー?」

    「いつもみたいにダラダラしながら思った事言ってただけだしねー」

    302 = 300 :

    武内P「確かに、双葉さんは…お休みを何より大事にされ…時にはやる気のないようなそぶりを見せる事もありますが」

    武内P「しかし、その実、周囲の皆さんに気を配ってくださっています」

    武内P「CIの他のお二人も、CPの皆さんも、そして私自身も…そのお気遣いと泰然自若とした様子には、大いに助けられています」

    武内P「そこが双葉さんの魅力の一つでもあり…」

    (…うー、なんなの、これ…いきなりこんなド直球で来られると…なんかこそばいよ…)ムズッ

    (杏、可愛がられたり良く言われたりするの、慣れてるはずなのになぁ…)

    303 = 300 :

    「あのさぁ…」

    武内P「はい…?」

    「そういうの、直した方が後々のためにいいと思うけど…」

    武内P「何か…失礼な事を申し上げてしまったでしょうか…?」

    「…あー、もう、なんか…いいや…はぁ…自覚なしのがプロデューサーらしいっちゃ、らしいしね…」

    武内P「…?」サスリサスリ

    304 = 300 :

    武内P「それでは車を回しますので、通用口までお越しください」

    「ん、ちょい待ち」

    武内P「はい?どうされましたか…?」

    「杏、今日すっごい疲れちゃったからさ~、もう歩くのも億劫なんだよね~」

    武内P「は、はぁ…それではどうすれば…?」

    「だから~、杏のことおぶって行ってよ~」

    武内P「ふ、双葉さん、それは…」

    「いいじゃん、わざわざ別々に行かなくたって、一緒に行っちゃえばさぁ」

    武内P「しかし…」

    「あーあー…疲れちゃったなぁ~、あんなキツイ番組に出されるなんて、夢にも思ってなかったからなぁ~」

    「……」チラッチラッ

    武内P「……はぁ」サスリサスリ

    武内P「……わかり…ました」

    305 = 300 :

    武内P「…それでは、どうぞ」

    「ん、よいしょ…」ヨジヨジ

    「よし、おっけー」

    武内P(こんな所を誰かに見られたら…いや…ただおぶっているだけですし…あまりにお疲れのようなのでと、事情を話せば…)

    (なんか防御発揮値下がってるな~…スパッと断られると思ってたけど…)

    「おー高い高い…」

    「ちょっと硬いけどなかなか悪くない乗り心地だよ」

    武内P「……では、歩きます」

    「うむ、よきにはからえ!」

    306 = 300 :

    武内P「……」スタスタ

    「……」ユサユサ

    「なんかさ…プロデューサー…ちょっと変わったよね」

    武内P「…そうでしょうか?」

    「なんか全体的に柔らかくなったっていうか」

    「ちょっと前だったらさ…絶対こんなことしてくれなかったでしょ」

    武内P「……」

    「まぁ、杏としてはその方が接しやすくていいんだけどね」

    307 = 300 :

    武内P「自分の事というのは…よく分からないものですが…」

    武内P「良い方向に変わっているのだとしたら…それは、皆さんのお陰かと」

    「んー、まぁ、そだねー、CPの皆の影響は、ちょっと…大きいかもね」

    武内P「双葉さんのそういう率直な所は…美徳だと思います」

    「でも、それはCPの皆も同じだと思うけど」

    「プロデューサーと会って、皆も随分変わったと思うよ」

    「そこまでながーい付き合いって訳じゃないけどさ、なんとなくそんな感じするよ」

    武内P「いえ、私はそのような…皆さんに影響を与えられるような大した人間では…」

    「そういう自己評価の低い所は変わらないね、謙虚って言うのかなんていうのか…」

    武内P「性分ですので…」

    308 = 300 :


    ―――
    ―――――

    (この良い感じの揺れと温かみが…心地よくて…ますます眠くなって…きた…)ウトウト

    「ん…ぷろでゅーさー…杏、もう寝るから…あとは適当に車に放り込んで、家に着いたら…起こして…」

    武内P「ふ、双葉さん…!?」

    「ぅ…ん……」ムニャムニャ

    武内P(ほ、本当に寝てしまわれましたか…)

    武内P(子供ができたら…こんな感じなのでしょうか…)

    武内P(起こさないように、静かに行きましょう…)


    「あれは……?」

    309 :

    ふーん

    310 :

    ふふーん

    311 :

    フンフフー

    312 :

    フレデリカー

    313 :

    ダー、確かめるために、私と……アー、子作り?して確かめましょう

    314 :

    おそロシア

    316 :

    318 :

    319 :

    321 :

    322 :

    OMAKE 杏と武内P その後の後

    車中

    武内P「……」チラッ

    「……」スピー

    『なんかさ…プロデューサー…ちょっと変わったよね』

    『全体的に柔らかくなったっていうか』

    武内P「……」

    武内P(私が…変わった…?……私は……変わる事が、出来たのだろうか?)

    武内P(あの頃と比べて…前に…進めているのだろうか…)

    武内P(聡明な双葉さんの言う事だ…決して…間違いではないのだろう…)

    武内P(……しかし、もし、そうだとしたら…私は…)

    323 = 322 :

    「いやだぁ…離せぇ…」

    武内P「!」

    「あんずは…はたらかない…ぞぉ…」ムニャムニャ

    武内P「寝言、ですか…」

    武内P「…何とも、双葉さんらしいですね」クスッ

    武内P「……」

    武内P「双葉さんの家までは…もうすぐですね…」

    324 = 322 :

    武内P「双葉さん、到着しました」

    「う…んん…」ムニャムニャ

    武内P「双葉さん、起きてください、双葉さん」ユサユサ

    「ん…んんー…」カクカク

    武内P「双葉さ…ん?」

    「飴…甘い…」ムニャムニャ

    武内P(涎が…口元から垂れてしまいそうですね…揺らすのは止めて…)

    武内P(確かこの辺りにティッシュが…あった)ゴソゴソ

    武内P(これで拭き取りましょう…失礼します)ソッ

    「飴…もっとー…」アーン

    武内P「えっ」

    パクッ

    325 = 322 :

    武内P「ふ、双葉さん!?」アセッ

    武内P(ティッシュごと私の指が…!?ど、どうすれば…無理に引き抜いては爪などで傷をつけてしまう可能性が…)オロオロ

    「んー?この飴なんか…外がザラザラで…中が…ぷにぷに…?」レロッ

    武内P「!?」ビクッ

    「う゛ーん…変な味…?」レロッ ピチャッ レロレロ

    武内P「ッ!?」ゾクゾクッ

    武内P(この感覚は…色々と不味い…!)

    武内P「双葉さん!双葉さん!!起きてください!!」

    「うーん、うりゅひゃいなー……」パチッ

    「って…ふぇ……?」

    武内P「……」

    「……」

    326 = 322 :


    ――
    ―――

    武内P「どうぞ…この水で…口をゆすいでください…」

    「ん……ありがと……」

    武内P「…何と言いましょうか…申し訳ありませんでした…私が余計な事をしなければ…」

    「べ、別にいいよ…こっちこそ…なんかゴメン」

    (流石の杏もこれは少し恥ずかしいけど…)

    武内P「いえ…」

    武内P「その…それでは…まだ事務所に用があるので…失礼します」

    「あ、あのさ!」

    武内P「!」

    「杏、別に気にしてないから、えーっと…」

    武内P「はい、お気遣い…ありがとうございます…では」

    (『お気遣い』…バレてるなぁ、これは…本当、変な所だけ鋭いんだから)

    327 = 322 :

    杏 自室

    (あの、杏が目を覚ました時の、プロデューサーの顔…)

    (なんか我慢してるみたいな…すごく焦った顔……)

    (くすぐったかったのかな…それとも……)ポフッ

    (………)カァァ

    「ぬわぁぁああああ!!もう!しばらく忘れられそうにないって!あんな顔ぉ!!」ゴロゴロ

    OMAKE おわり

    328 :

    プリクラースナ!
    寝たふりをして涎をたらせば、プロデューサーの指を……フフッ

    329 :

    かわいい

    330 :

    おつおつ
    相変わらずキャラの台詞というか口調が脳内再生半端ない

    331 :

    なんでCoの人たちはいろんなスレに書き込めれるのでしょうか?

    332 :

    ふーん、なんで渋谷さんの出番が無いのかな?

    334 :

    待ってるよ

    335 :

    素晴らしい 今なら人にやさしくできそうです

    336 :

    また貴重な>>1が亡くなってしまったか

    337 :

    346カフェ

    武内P「……」

    美嘉「プロデューサー!」

    武内P「城ヶ崎さん…おはようございます」

    美嘉「ごめんごめん、待った?」

    武内P「いえ、私も今来たところです」

    美嘉「撮影、思ったより押しちゃってさ」

    338 = 337 :

    武内P「そうですか…こちらこそ申し訳ありません、お忙しいところにお呼びたてをしてしまい」

    美嘉「いいって、ちゃんと気、遣ってくれてるしねー」

    武内P「…」

    美嘉「今日はこの後、仕事入ってないし」

    美嘉「どうせスケジュール調べて空きの多い日に呼んでるんでしょ、アンタのことだから」

    武内P「それは…はい、極力ご迷惑にならないようにと…担当の方にお聞きになりましたか?」

    美嘉「ううん、なんとなくそうかなーって」

    武内P「そうですか…」

    339 = 337 :

    美嘉「それで、今度は何の相談?またみりあちゃんの事?」

    武内P「いえ、本日は…」

    菜々「美嘉ちゃんにプロデューサーさん!こんにちは!」

    美嘉「あ、菜々ちゃん、やっほー、今日はバイト?」

    武内P「安部さん、おはようございます」ペコリ

    菜々「たまたまスケジュールが空いてる日にヘルプ頼まれちゃって…まぁ、このお店にはお世話になってますからねー」

    340 = 337 :

    菜々「ところで…」チラッ

    武内P「?」

    菜々「今日はお二人でお食事ですか?いいですねー」

    武内P「いえ、城ヶ崎さんに少しお話があるもので…」

    菜々「そうなんですかー」

    341 = 337 :


    菜々「でも、プロデューサーさんと美嘉ちゃんって、仲良いですよね」

    美嘉「えっ!?そ、そうかな?」

    菜々「はい!なんというか、お二人の間の雰囲気がいいというか、どことなく親しげというか」

    武内P「そうでしょうか…?」

    美嘉(ま、周りからはそんな風に見えてたんだ…)ドキドキ

    342 = 337 :

    菜々「ナナはあんまりプロデューサーさんと付き合い長いってわけじゃないからアレですけど、人伝にプロデューサーさんって馴れるまでちょっととっつき辛いって聞いてたものですから」

    菜々「こんな風に仲睦まじくお話してるのが意外というか微笑ましいというか…」

    武内P「とっつき辛い…やはり私は人にそのような印象を与えてしまっているのですね…」ズーン

    菜々「あ、ああ!ごめんなさい!そういう意味で言ったんじゃないですよ!?ほら、ナナだって普通に話せてますし、まぁ、それは人生経験の差ってやつかもしれないですけど」

    美嘉「人生経験…?菜々ちゃんって高校生だよね?」

    菜々「あっ!そ、そうですよ、ナナはJKなんですよ!?いたいけなJKとも普通に話せてるんですから自信持ってください!ね!?」

    武内P「……はぁ、ありがとう、ございます」サスリサスリ

    343 = 337 :

    菜々「あとは、とっつき辛いっていっても『馴れるまで』って言ってましたから、その娘も」

    菜々「馴れたらかわいいところもカッコいいところもあるとも言ってましたねー、ふふっ」

    武内P「そうですか…」

    武内P(か、かわいい…?)

    武内P「それにしても私と城ヶ崎さんが親しげに見える…ですか」

    菜々「はい、とっても♪」

    美嘉(そっちの話題触れるんだ…)ドキッ

    武内P「………」

    武内P「…そうですね…もしかしたら、そういう風にみられるようなところも、あるのかもしれません」サスリサスリ

    美嘉「!」

    美嘉(え!?なにこの反応!?てっきり「私としては、そのようなつもりは全くないのですが…」とかいうかと思ってたのに)

    武内P(城ヶ崎さんには色々とお世話になっていますから…無意識のうちにそういう態度を取ってしまっているのかもしれません…度が過ぎないように気を付けなければ…)

    菜々(何かすれ違いが起きているような気もしますが…これも青春ですね、きっと)ウフフ

    344 = 337 :

    菜々「あっ、そうだ、注文取りに来たんでした…ごめんなさい、つい話しちゃって」

    武内P「いえ…それでは、私はアイスコーヒーを…城ヶ崎さんは何にいたしますか?」

    美嘉「……」モジモジ

    武内P「…城ヶ崎さん?」

    美嘉「えっ!?ご、ゴメン!なになに!?」アセアセ

    武内P「ご注文は…何になさいますか?」

    美嘉「あ、えっと…じゃあアイスティーで」

    菜々「アイスコーヒーとアイスティーをお一つずつですねー、少々お待ちくださーい」

    345 = 337 :

    武内P「それで、本日お越しいただいた理由についてですが…」

    武内P「城ヶ崎さんには、お礼をと…」

    美嘉(仲がいいと見られるようなこともある…って事は…)

    美嘉(ある程度距離が近くなきゃ、そんなこと思わないよね…)エヘヘ

    武内P「……?」

    武内P「あの…先ほどからご様子が……どうかされましたか?」

    武内P「もし体調がすぐれないようなら…」

    美嘉「あ、いや、そういうんじゃないから…大丈夫、ちょっとボーッとしてただけ」アセアセ

    武内P「そう…ですか?それならいいのですが…」

    346 = 337 :

    美嘉「で?何の話だっけ」

    武内P「はい…城ヶ崎さんには…一度お礼をしなければと、かねがね考えていたのですが…」

    美嘉「お礼…?アタシ、なんかお礼されるようなことしたっけ?」

    武内P「先日の赤城さんの件…それに、凸レーションのコラボイベントの際にもご迷惑をおかけしましたし、NGsのバックダンサーの事もあります…」

    美嘉「殆どアタシが勝手にやったことじゃん、そんなに気にしなくていいのに」

    武内P「いえ、そういう訳にも…私個人としても…城ヶ崎さんにはとても感謝をしていますので…どうか」ズイッ

    美嘉「!」ドキッ

    美嘉「…アンタ、そういうところ変わんないよね、ほんと」

    武内P「…?」

    347 = 337 :

    武内P「勿論、かえってご迷惑ということであれば、無理にとは言いませんが…」サスリサスリ

    美嘉「そういう訳じゃないけど…うーん、アタシ的にはそんな大したことしてないつもりだし、なんか悪いような…」ブツブツ

    武内P「どんなことでも構いません、私にできることなら何でもお申し付けください」

    美嘉「!」

    美嘉「な、何でも…?」

    武内P「はい、城ヶ崎さんの望むことで、私にできることであれば…」

    美嘉(何でも…)ポワポワ

    美嘉「ッ!」カァァ

    美嘉(って違う違う!何でもってそういうのじゃないから!)ブンブン

    武内P「?」

    349 :

    なんでもするって

    350 :

    それでも武内Pの安全が十分確保されそうな安心感


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