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    元スレ提督「死んだふりをしてみたらどうかな?」

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    102 = 1 :


    (落ち着け、落ち着きなさい霞。今の私はこの鎮守府内でも高練度組。
    次のケッコン候補にも上がってるし司令官にもお前は冷静で落ち着いてるから
    頼りになると言われたじゃない。そう、今は冷静に冷静に状況を判断するの)

     二度深呼吸をして周りを見渡す。
    場所、鎮守府内の執務室。
    人、私と……多分司令官。
    なんで多分かというと、下半身しか見えてないから。
    じゃあ上半身は? ……なんかよくわからない車に隠れてる。
    そしてケッコン……違った、血痕。

    「……え、なにこれ?」

     結論――わからない。
    なんで室内で車に轢かれるのよ。
    仮に、100歩譲って室内に車が飛び込んでくるという状況はあり得るとして、
    壁もなにも全部無傷なのはなんで? 普通突っ込んで来たら壁をぶち抜いてって
    形になる筈よね? ……え、という事は?

    「……あっ!? ドッキリね!?」

     ぴこーん!

    103 = 1 :


    提督「よく見抜いたな」

    「ふふん、これくらいよゆ――うわっグロッ!」

    提督「おぅ、すごいだろこのクオリティ。明石産だぞ」

    「いいから仕舞いなさいよ内臓!」

    提督「内臓を仕舞えってすげぇ文言だな」

    「いいから早く!」

    提督「うす」

    「今のが一番びっくりしたわ」

    提督「まぁな、俺も明石からこれを素で渡されたときめちゃビビったもんな」

    「なにやってんのよあの工作艦」

    提督「指示通りになんでも作ってくれるよいこだ」

    「しょうもない事やらせるのやめなさいよ」

    提督「あーあーきこえなーい」

    104 = 1 :


    ―――

    提督「普通に諫められた」

    多摩「いや、普通に当たり前にゃ。意味わかんねーもん、この企画。にゃ」

    提督「うぅむ、ターゲットが悪いのかな?」

    多摩「いっそ本当に死ぬというはどうにゃ?」

    提督「めちゃドッキリだな」

    多摩「ホントに。ホントに」

    提督「……あれ? お前もしかして俺の事嫌い?」

    多摩「んー、悪ふざけしてる提督は嫌いにゃ」

    提督「あっ! じゃあ次はそれで行こう」

    多摩「にゃ?」

    提督「多摩が俺を殺しちゃったドッキリ」

    多摩「……それ、多摩が危険にさらされる恐れがあるにゃ」

    提督「大丈夫大丈夫。タイミングみて起き上がるから」

    多摩「えー」

    105 :

    生きてたのか!

    106 :

    >>1「死んだふりをしてみたらどうかな?」

    107 :

    所で多摩って休暇でベガスに居るんじゃなかったのか?大淀だけか?

    108 :

    多摩がベガスから帰って来た

    109 :

    球磨の間違い、だと思うが実際どうなんだろう

    110 :


    ―――

    提督「……よし、これでオーケー」

    多摩「きめぇにゃ」

    提督「おう。なんか明石の張り切り方がおかしいんだ」

    多摩「久々に頼りにされたからじゃないかにゃ?」

    提督「でもこれはなぁ……」

    多摩「いいから早く死ぬにゃ」

    提督「言い方」

    ガチャ

    球磨「おぇ……ただいまク――なんでまたそんな感じクマ!?」

    バタンッ

    提督「とんぼ返り球磨」

    多摩「球磨姉はグロ耐性皆無だからにゃ」

    111 = 1 :


    ―――

    青葉「ふんふんふふーん♪」

    青葉「今日は司令官に突撃取材です! このところ面白い事をやってるのに青葉を巻き込まないなんて……」

    青葉「今日は根掘り葉掘り聞いちゃいますよー!」

     ガチャ

    多摩「あ」

     (多摩が持った包丁から血が滴る音)

    青葉「あ、あわわ」

     (カメラが落ちる音)

    提督「」

    青葉「あぁぁぁぁ、い、一体なにを……し、司令官」

    多摩「見たにゃ?」

    青葉「た、多摩さんがやったんですか……?」

    多摩「見てのとおりにゃ」

    青葉「なんで司令官を!?」

    多摩「多摩の昼ごはんにキャットフードをだしてきてカッとなってやったにゃ」

    青葉「え、いやそんなのただの悪ふざけじゃないですか!」

    多摩「あとねこじゃらしで顔をしばいてくるにゃ」

    青葉「微笑ましいじゃないですか」

    多摩「えー、結構腹立つにゃよ?」

    青葉「だからってそんな、なにも殺す事……」

    提督「そうだ、殺す事ないじゃないか」

    青葉「うわぁぁぁっ!?」

    112 = 1 :


     ドコォッ

    提督「……ぉぉぉ」

    多摩「ちょっ、主砲を仕舞えにゃ」

    青葉「こ、殺され……あわわ」

    多摩「あ、やべぇスイッチが入ってるにゃ」

    青葉「ってぇー!」

    提督「やめ――

    113 = 1 :


    ―――

    提督「明石が居てくれて本当によかった」

    明石「なんか久々のまともな仕事な気がします」

    球磨「しかし随分と風通しがよくなったクマ。これが噂の開けた指令室って奴クマ」

    提督「そんな国会みてぇな文言が付いた事はないし仮についててもこの現状とソレは一致しねぇ」

    明石「というか単純にこの季節にこんな大穴あいたら寒さで仕事にならないですよ。
        とりあえず一両日中には直しちゃうんで今日の所は別の所で仕事してください」

    提督「わかった……球磨部屋貸して」

    球磨「嫌クマ。曙に頼むクマ、喜んで迎え入れてくれるクマ。もしくは雷電」

    提督「後者はダメだと俺の第六感が告げている……ってか多摩は?」

    球磨「そそくさと帰ったクマ。休暇をくだらねーことで邪魔するなと怒られたクマ」

    提督「へぇ。怒られるべきなの俺だと思うんだけどな」

    明石「わかってるならやめてください」

    提督「そうだな。とりあえず死んだふりはダメだ。大がかりな上にこんな被害がでたら俺の財布と上の評価がマッハだ」

    114 = 1 :


    球磨「評価とか気にする玉クマ?」

    提督「多摩?」

    球磨「ちげ」

    提督「冗談だって。そんな目をするなよおっかねぇな、チビっちまうだろ?」

    球磨「HAHAHA」

    提督「HAHAHA!」

    明石「いいから他所行ってくださいよ! 作業できないんですけど!」

    提督「うす……で、次はどうしようかな」

    球磨「は?」

    提督「いやいや、死んだふりの次の悪戯」

    球磨「こりねぇクマ。せめて多摩の休暇が終わってからにして欲しいクマ」

    明石「あ、大淀も戻ってきてからにしてください。提督の突っ込み役に私では力不足です」

    提督「とりあえず初心に戻ってセクハラ系にしようかと思うんだがどう思う?」

    球磨「死ねばいいと思うクマ」

    提督「いま死んだらまた振りだと思われて色々と遅れそうだからやめてね」

    明石「心配はそこですか……?」

    115 :

    ここの雷電に頼めば死ぬほど優しくしてもらえるのに

    116 :

    やらしくして貰える?(難聴)

    117 = 1 :


     バン!

    龍田「……」

    提督「え、なにごと?」

    球磨「あ、嫌な予感がすげぇするクマ。先行ってくるクマ」

    龍田「……うあぁぁ」

    提督「な、なに!? どうした龍田!? なんで泣いているんだ!? 球磨待て逃げんな!」

    球磨「すたこらさっさのさクマ」

    提督「お前はお嬢さん側じゃなくてクマ側だろうが!」

    龍田「ていとくがぁ……提督が死んじゃったって本当?」

    提督「もし本当なら俺はなんなんだよ!?」

    明石「生霊じゃないですかね?」

    提督「余計な事言わないでくれません!?」

    龍田「なんで死んじゃったのよぉ! 提督のばかぁ!」

    提督「死んでねぇっての! 誰から聞いた!?」

    龍田「青葉」

    提督「あの野郎!」

    118 :

    手酷いしっぺ返しが来たな

    119 = 1 :


    龍田「あうあう……」

    提督「あーあー……落ち着け龍田、ほらぎゅー」

    龍田「うぐぅ」

    提督「よーしよし。俺は生きてる! 生きてるぞー!」

     バァン

    「司令官が死んだって本当!?」

    「なんでこんなことになってしまったのです!?」

    提督「あおばぁぁぁ!」

    明石「提督、龍田さんが抱きしめられて気を失ってますよ」

    提督「絶対あとで青葉に雪風の服着させる! サイズそのままでワカメちゃんばりにパンモロで生活させる!」



     結局全員落ち着くまで25分かかりました

    120 = 1 :

    ホントは加賀さんとか川内とかにも死んだふりするつもりだったけど
    別のネタで書きたくなったのでさくっと終わりにしました

    ぶっちゃけ前回の電と雷のスレの内容が内容だったので
    あれはifだよ、また元の路線で続けるよって意味ですぐ立てたけどネタはないし仕事の関係とかで
    だらだらと長くなってしまった

    121 :



    まあ落ち着いたら元の路線再開してくれ

    122 :

    おつおつ

    123 = 1 :

    次はスカート捲りかチュウか明石謹製どんな質問にも答えてしまう薬のどれかにしようと思ってる

    124 :

    全部(ゲス顔)

    125 :

    全部だな

    126 :

    もうSS書くんじゃねえよ

    127 = 118 :

    好きな順番で全部やってくれ
    そしてよければここに貼ってくれ

    128 = 1 :

    あ、ちなみに何食わぬ顔で続けてたけど途中の多摩乱入は普通にミス

    129 :

    前回は雷電に本当に死ぬほどやらしくして貰ったからな

    133 :

    おつ

    134 :

    提督「とりあえず視界に入った艦娘のスカートめくる」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458725760

    一応


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