私的良スレ書庫
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元スレ洋榎「なぁ、京太郎。2スレ目やって!」 京太郎「へぇ」
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乙、更新早くて嬉しい
まあ医師のお墨付きなら何も言うことあらへん、か?
此処のネキは女子力比較的高いからすこ
まあ医師のお墨付きなら何も言うことあらへん、か?
此処のネキは女子力比較的高いからすこ
洋榎「新春イカサ麻雀大会~!!ドンドンパフパフ~」
浩子「口で言うんかい。てかこんなんで呼ばれたんか?」
洋榎「そやけど」
浩子「アホらし」
洋榎「まーええやん。たまにはこういう普段絶対せぇへんことやんのもおもろいやん」
京太郎「罰ゲーム作るの手伝わされた……」
絹恵「……罰ゲームってもしかしてあれ?」ユビサシ
浩子「……あかんやろ。青汁とか鉄板やけど、あのスプーンに乗ってる真っ赤なんとか絶対あかんやつやん。辛い通り越して痛いやつやん」
絹恵「そもそも罰ゲームとか聞いてへんねんけど」
洋榎「……言ってへんからな」
浩子「私ら芸人扱いか」
洋榎「その方がおもろいやろ?まぁ浩子は変なとこで笑いの機微に疎いからわからんかもしれんけどな」
浩子「カッチーン。ええやん、やったろうやないかい」
京太郎「完全に芸人じゃん」
洋榎「ルールは半荘、イカサマをしてその場でばれたら罰ゲーム。チョンボは罰符の代わりに罰ゲームな」
洋榎「あと南入前とオーラス終了後にイカサマしたか確認してしてなかったら罰ゲーム。まぁしてたかしてなかったかは自己申告制やけど」
浩子「してなくっても罰ゲームか……」フムフム
洋榎「あと4位も罰ゲームな」
京太郎「俺一気に罰ゲームの可能性出てきたんだけど!?」
洋榎「勝ちゃあいいねん。あ、後罰ゲームはトランプ引いてその数字に対応したやつやってもらうから。んじゃ始めんで!」
京太郎(イカサマどっかでいれなきゃ……お、ニ向聴か。一発目のツモは……駄目)
京太郎(よしさっそくぶっこぬこう!自分の前の山の右側に要らない二枚を入れて、左を自分とこに持って来ればいいんだよな)
京太郎(じゃあ絹ちゃんがツモるのに合わせて……ぶっこぬく!)サッ
京太郎(よし!一向聴!イカサマもばれてないし……んー、ツモは来ないなぁ。まぁまだ二巡目だしこれからこれから!)
洋榎「何引くかなぁ」スッ
パシ
浩子「え゛」
洋榎「あかんなぁ、ぶっこぬきは。うちの手に隠れてやろうとしてもあかんなぁ」ニヤァ
浩子「ひぇぇ」
洋榎「罰ゲェェェェェムっ!」
京太郎(うわぁ、一歩間違えば俺もばれたのかぁ)
絹恵「…………」
洋榎「さぁどうぞ」ニンマリ
浩子「ぐぬぬ……えぇい」パシ
洋榎「5か」
京太郎「えっと……あ」
洋榎「よかったなぁ浩子。お前の気にしとったスプーン来たでー」
浩子「うわぁ」
絹恵(あかん)
京太郎「えっと……サドンデスソースwithジョロキアってやつ」
浩子「え、ちょ、ジョロキアってハバネロより辛いやつやろ?……一舐めやんな?」
洋榎「もちろんスプーン一杯やろ」
浩子「……南無三!」パク
洋榎「お?」
浩子「………………っ!」
ア゛ッーーーーーー
浩子「ひーっ……ひーっ……」
洋榎「あはははははははっ!ひっ、ごほっごほっ!あははは、さぁ続きいこか」ゲラゲラ
洋榎「あ、ちなみに補充分もあるからまた5引いてもええで」ニヤニヤ
絹恵「ま、まけられへん……」
京太郎「そうだね……あれっ!?」
洋榎「どうした?」
京太郎「俺の河が変わってる!?」
洋榎「んー?さぁー最初っからそれやったんちゃうかなぁ」ニヤニヤ
浩子「ひっいひひ……勘違いちゃう?」ニマァ
京太郎(拾われてた!?いつの間に!どっちだろ……)
京太郎(それより西から5索なったのはきつい。2・5索引けなきゃ振聴だ!)
京太郎(待ちを変えるか……拾うか)
絹恵「ん?どうしたん?京太郎君の番やで?」
京太郎「え?あ、うん」カチャ
京太郎(……どうする?ツモったやつを捨てて、手牌の不要牌を5索と入れ替えれば聴牌だけど……)
京太郎「……っ」タン
京太郎(まだ、まだそんなリスク侵さなくても大丈夫。まだまだこっからだから)
─────────
──────
───
―― 東四局 ――
京太郎(くそぉ、もうイカサマはしたし安心だけど最下位だ……まだ南場があるとはいえ精神的に辛い)
京太郎(他の人の引きから考えてもみんなどっかでやってる……よな?絹ちゃんが俺と同じでほとんどやってない感じだけど……)
京太郎(てか絹ちゃんもイカサマしたのかな?今の落ち着きよう的に一回はやったっぽいけど)
京太郎(浩子ちゃんも洋ちゃんも確実に何回もやってる。いつの間にって感じだけど……)ジー
洋榎「うちの番きたでー」スッ
京太郎「あ、洋ちゃん、その左手」
洋榎「!?」ギクッ
洋榎「な、なんや?なんかあったか?」サッ
浩子「焦り過ぎやろ洋榎ぇ……山欠けてんで。その左手……二枚持ってるんちゃうかぁ」ニマァ
洋榎「な、ななな、なんのことや」
浩子「ほれ、開いてみぃ。はよ」キラーン
京太郎「眼鏡めっちゃ光ってる!」
絹恵「因果応報ってやつやな」
洋榎「……くそ、ばれてもうたらしゃあない」パッ
浩子「くっくっくっ、さぁ選べや。どれ引いても大変やろうけどなぁっ」ニタァ
絹恵「悪役似合うなぁ」
洋榎「よし、これや」パシ
浩子「8やな」
京太郎「8は……あーこれもやだなぁ」
絹恵「なんなん?」
京太郎「ゴーヤチャンプル」
洋榎「げっ」
浩子「ゴーヤチャンプルやったらまだ……青汁やん、それ」
京太郎「えっと……豆乳とゴーヤとケールが入ってる。甘味は無い。豆乳ももちろん甘くないやつ」
浩子「ケール……あぁ苦くて青臭いってやつか」
絹恵「ゴーヤと豆乳が入ってるからゴーヤチャンプルって……ぷふっ」
浩子「ゴーヤとケールって……」
京太郎「生のやつをフードプロセッサーにかけただけ」
浩子「きっつ」
京太郎「はい♪」
洋榎「あれ?罰ゲーム否定的やったのになんか楽しんでない?」
京太郎「うん、いいリアクション見れると思って」
洋榎「味方なんかおらんかったんかー!!」ゴクゴクゴク
洋榎「あ゛ーーーー!にがーーーーー!!ジュースーーーーー!!!」ダッダッダッ
洋榎「おらぁ!ツモぉ!」
浩子「罰ゲーム後からやけくそやな」ケラケラ
洋榎「ん、点棒よこせや」
京太郎「はい、これで南入か」
洋榎「そや、みんなイカサマしたか?ってうちと浩子はまるわかりやったな。あんなツモいいわけないし」
浩子「せやな」
京太郎「俺は一回だけ。一局で浩子ちゃんがやらかした直前くらいにぶっこぬいた」
洋榎「あー、やっぱあれ抜いてたんか。山微妙にずれてたしもしかしてって思たけど確証なかってんなぁ」
絹恵「私も一回だけ京太郎君の河の牌と一枚交換した」
京太郎「え、あれ絹ちゃんだったの!?」
絹恵「うん、まぁ」
京太郎「7:3で洋ちゃん浩子ちゃんだと思ってた」
洋榎「あん時か」
絹恵「京太郎君が気取られてたからつい」
京太郎「言い草が犯罪者っぽい!」
絹恵「え!?」
洋榎「万引きやらかした学生みたいやったな」
浩子「もしくは20代無職みたいな」
絹恵「そういう遊びやのに……」
─────────
──────
───
浩子「ほい、私のあがりで終わり」
洋榎「あーくそ、最後あがれんかったか」
京太郎「ちょ、まって」
洋榎「ん?どうした?イカサマし忘れたんか?ん?」
京太郎「いや、イカサマは二回したけど」
洋榎「じゃあええやん。あ、最下位かー」
京太郎「わかってていってるでしょ!?」
洋榎「もちろんやん」ニマァ
京太郎(いつか仕返ししてやるっ!!)グヌヌ
洋榎「絹は2局でしてたな……いつやったかわからんかったけど」
絹恵「やっぱばれるんか……ムズイなぁ」
浩子「いやバレんかったからええんちゃう?」
絹恵「そやけど」
浩子「まぁ、さておき……はよ選んだら?」ニタァ
洋榎「そやぞ、男見せろや」
京太郎「くそ……えい」パシ
洋榎「2きてもうたかー。これは憶えてんで」
浩子「なんなん?」
洋榎「これや」
絹恵「シートマスクやん」
京太郎「洋ちゃんが用意してたやつだよね」
洋榎「まぁまぁとりあえず」ハイ
京太郎「……ねぇ洋ちゃん」
洋榎「なんや?」
京太郎「なんか緑色の塗ってるんだけど」
浩子「……もしかして山葵か」
洋榎「正解。もちろんうちが愛を込めて丹精にすりおろしたやつや」
京太郎「ひっ」
洋榎「なんや、自分でやらんのやったらうちがつけたろな」ニコ
京太郎「ちょ、だめっ……ひっ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!
絹恵(罰ゲーム無くてよかった。あ、お姉ちゃんと京太郎君の絡み……いい!!)キラーン
咲の世界の麻雀芸人とかがやってそう
今日の投下は以上です
罰ゲームとか無いけどイカサマ麻雀選手権って動画が面白くて好き
一度見てみてください
でわでわー
京太郎「ただいまー」
洋榎「おかえり」
由子「おじゃましてますー」
恭子「おじゃましてます。弟?」
由子「でも洋榎ちゃん妹だけって言ってたのよー」
洋榎「んー、まぁ弟みたいなもんや」
恭子「みたいなもんって……あれ?さっきただいまって……」
ゴクゴクゴク タン
京太郎「ぷはぁ……なんで人ん家で麻雀してるんだよっ!!!」ビシ
恭子「ここ洋榎の家ちゃうんか!?」
洋榎「うん、あいつん家や。なんでかって言われたら……こっちのが近いからな」キラーン
京太郎「すぐそこぉ!!見えてるじゃん!!」
洋榎「いやほら、今日うちおかんもおとんもおらんからこっちで食う言うてたやん。だから」
京太郎「でもおかしいから!どうせ洋ちゃんのことだから普通に入ってーって言って、『ここが洋榎ちゃんの家かー』っていうのを聞いて『ちゃうねんけど、まぁおもろいし無視しよ』って思って何も言わずに麻雀始めたんだろ!!」
恭子「洋榎が何思ってたかは知らんけど大体合ってるわ」
洋榎「あほ!麻雀始める前にちゃんとジュース出したわ!」
京太郎「ジュース出そうが出すまいが変わんないから!」
由子「なんとなく関係がわかったのよー」
洋榎「あ、そや、京太郎も入れや」
京太郎「いいけど……シャワーだけ浴びてきていい?」
洋榎「え?テスト期間で部活してへんちゃうん?」
京太郎「今日で終わったよ。テスト午前だけだったから午後はまるまる部活。ほんとはもうちょっとしたかったけど今日は早く帰れって。サッカー部はまだやってたけど」
洋榎「なるほどうりゅういち。んじゃはよあがってきいや」
京太郎「ん」
バタン
由子「ねぇねぇ」
洋榎「ん?」
由子「弟くんって強い?」
洋榎「?……ああ、まだまだ特訓中やな」
恭子「男子で特訓中やったら……そんなにか」シャーナイケド
洋榎「いや、女子基準やで?」
恭子「え?」
洋榎「今中二なんやけど、高校入る頃にはうちのレギュラー候補になれるくらいには育てるつもりで相手したってる」
恭子「……女子の?」
洋榎「もちろんやん」
京太郎「改めまして、須賀京太郎です。よろしくお願いします」ペコリ
恭子「末原恭子や。よろしく」
由子「真瀬由子なのよー。よろしくね弟くん」ニコ
京太郎「弟じゃ……」
由子「?」
京太郎「ああもうなんでも好きによんでください」
由子「うん、よろしくね」
洋榎「なんや、由子みたいなんがタイプなんか?」
京太郎「違うっ!ああいやタイプじゃないとかそんなんじゃなくて、可愛いとは思いますけどその……」カァァ
由子「あはは、意外と可愛い性格してるのよー」
恭子(確かに)
京太郎「うぅ……麻雀!麻雀早く始めましょう!」
洋榎「お、そやな」ニヤニヤ
京太郎母「ただいま」
京太郎「おかえり」
洋榎「おかえりー。おばちゃん今日晩御飯何ー?」
京太郎母「今日は手巻き寿司よ……あら?」
恭子「お邪魔してます」
由子「お邪魔してます」
京太郎母「洋榎ちゃんのお友達?晩御飯食べてく?」
恭子「いえ、そんな」
京太郎母「遠慮しなくていいわよ、ほら、今日手巻き寿司だから少し増えても大丈夫だし。ね」
洋榎「おう、食ってけや」
京太郎「洋ちゃんどういう立場なのさ」
洋榎「ほぼ家族や!なーおばちゃん」
京太郎母「うんうん。洋榎ちゃんも絹恵ちゃんも娘同然よ」ニコ
恭子「……どうする?」
由子「……迷惑じゃなければ。そのほうが楽しいのよー」
京太郎母「大歓迎よ」
京太郎母「あ、洋榎ちゃん。絹恵ちゃんには帰りに会ったから言ったんだけど今日泊まっていきなさい」
洋榎「ほんま!?やったー、朝も美味い飯食えるでー!」
恭子「京太郎君のお母さん、料理上手なんや」
由子「だったら残念なのよー」
恭子「手巻き寿司やったらそんなわからんしな」
洋榎「甘いな。手巻き寿司やったら必須の具、玉子くうだけでわかるわ」
京太郎母「そうだお友達も泊まってく?」
恭子「いえ!そこまでは流石に……」
由子「聞いてみます」
恭子「え?」
由子「あ、もしもしママ?今日友達の家に泊まってもいい?……うん、わかったのよー!……えっと、お世話になります」ペコリ
恭子「えぇ!?」
洋榎「恭子もおかんに聞けばええねん」
恭子「そやけど……わかった、聞くから待って。あ、でも服……」
京太郎母「洋榎ちゃんのがあるから大丈夫」
恭子「なんでここにあるんや……わかりました」
--------------------------------------------------------
恭子「……うん、うん、わかってるって。じゃあ切んで……許可がおりたのでお世話になります」
京太郎母「わかったわ。それじゃ晩御飯まで待っててね」
京太郎(俺、すっげー蚊帳の外だ……)
絹恵「お邪魔しまーす」
洋榎「お、ようやっと来たか」
京太郎「遅かったね」
絹恵「気持ち悪かったから先にシャワー浴びてきたわ……え、あ……初めまして、いつも姉がご迷惑をおかけしております。妹の絹恵です」ペコリ
洋榎「迷惑かけとらんわい」
恭子「……洋榎の妹とは思えんくらい礼儀正しいやん。ようわかっとるし」
洋榎「おい、どういうことやねん」
由子「よろしくなのよー」
洋榎「おー、そっちはそっちで完スルーかい」
由子「今の洋榎ちゃん相手にしたら面倒なのよー」
京太郎「由子さん、正解」
洋榎「おい」
京太郎母「もうすぐ準備出来るわよー」
洋榎「待ってましたー!はよ手洗いに行くで!」ピュー
恭子「はっや」
京太郎「ご飯になるといつもああだから」
洋榎「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!美味い!」
恭子「うま……甘さも絶妙でだしもほんのり香るし、シャリにめっちゃ合う。サラダ巻きにしたけど玉子だけでもイケそうやわ」
京太郎「照り焼きとかいわれとマヨネーズめっちゃ美味しいですよ」
由子「ほんと?一口もらうのよー」アム
京太郎「ちょ」
由子「美味しい。あ、ごめん、私のもあげるのよー」ハイ
京太郎「あ、えっと」
洋榎「ハムッ!!!」
由子「ああー!取ったー!!」
京太郎「ちょ、洋ちゃん行儀悪い!」
洋榎「ふむ、まぁまぁやな。うちのが美味いけどな。一口食ってみろや」
京太郎「全部盛り!?崩壊しかけだし口ん中入んないから!」
洋榎「うるせぇ食え」
京太郎「もがっ」
由子「あはは……」
恭子「ちょ、京太郎君死ぬて!」ミズ!ミズ!
絹恵(嫉妬したお姉ちゃんも可愛いなぁ。そして八つ当たりに近いそれを受け止める京太郎君……完璧)キラーン
─────────
──────
───
恭子「はぁ、さっぱり」
洋榎「おぉ」
由子「ん……あ……そこっ……」
恭子「あれ?なんで京太郎君ここにおるん?」
京太郎「何故か……」グッ
由子「んんっ……」
絹恵「おばさんが間違えて5枚布団引いて、お姉ちゃんが京太郎君もここで寝たらいいやんって連れてきた」
恭子「そうなんや……そろそろ突っ込んでいい?」
洋榎「どうぞ」
恭子「なんでマッサージしてもらってんねん!!」
由子「ふわ……」トローン
洋榎「『弟くん、テクニック凄そう……』『やってやろうか……』『きて……』『布団にいけや……』って感じ」
京太郎「脚色ぅ!!話の流れはあってるけどそのまんま伝えてよ!」グイッ
由子「ひんっ!!」
京太郎「あ、ごめんなさい!」
由子「ううん、それよりもういいかも」
京太郎「あ、オッケーです。じゃあ最後に軽く肩揉むんで座ってください」
由子「うん……」トローン
恭子「……マッサージが上手いってことはわかった」
京太郎「やりましょうか?」
恭子「……遠慮しとく」
恭子「そういえば京太郎君はなんで麻雀の特訓してるんや?ハンドボールやってるんやろ?」
京太郎「ああ、えっと高校になったら本格的に麻雀をやろうと思ってまして」
恭子「今からでも麻雀部に入ったらええやん」
京太郎「それはしたくないです。麻雀がすきだって気づかせてくれたハンドボールを中途半端で終わらせたくないんです」ゴッ
恭子(へぇ、なかなか芯が強いな)
由子「高校はどうするか決めてるの?」
京太郎「姫松に行きます」
由子「ほんと!歓迎なのよー」ニコ
恭子「一般で来るんやろ?成績大丈夫なん?うち一般はそこそこレベル高いで」
絹恵「京太郎君は成績いいですよ」
京太郎「一応今の成績維持出来たら普通にいけるって先生に言われました」
恭子(文武両道、礼儀正しくて明るい、茶目っけもある。なんやこの完璧超人)
恭子「……この子弱点あんの?」
洋榎「わりと甘えた、ちょっとおおざっぱなとこがある、うちの扱いが雑」
京太郎「最後は当然だと思う」
洋榎「なんでや」
絹恵「最初二つは母性本能くすぐるとも思うから弱点かどうかは微妙だと思う」
京太郎「俺これ聞いてていいの?てか母性本能くすぐるとか無い!そこまで子供じゃないし」フン
由子(ちょっとかわいいかも)ナデリナデリ
京太郎「……何してるんですか」
由子「あ、ごめん、ついやってしまったのよー」パッ
洋榎「…………」ハン
―― 朝 ――
洋榎「パンのかほり!!」ガバッ
恭子「んん……なんや朝からおっきい声出して……」
絹恵「ふわ~……ん、でもほんまええ匂いしてんな」
洋榎「これは一からパンを作った匂いや!うちにはわかる!」
恭子「……あかん、涎でてきそう」
洋榎「今行くでー!!」ガチャ ダンダンダン
恭子「まったく……由子、もう朝やで」
由子「ん……もぅぉきる……」
恭子「朝弱いんか……先顔洗いにいっとくわ」
由子「ぁぃ……」
京太郎「んー!!んー……」ネムネム
絹恵「京太郎君も目覚めるんかかりそうやな。先いこ」
京太郎「ふぁ~……」ゴシゴシ
由子「…………弟くん弟くん」
京太郎「ふぁい……なんですか?」
由子「洋榎ちゃん、京太郎君のこと好きみたい」ボソ
京太郎「………え!?」
由子「顔洗いに行ってくるのよー」
バタン
京太郎「……………………目、覚めた」
鳥の照り焼き+かいわれ+マヨはまじで美味い
今日の投下は以上です
原作とか読めないから恭子と由子のキャラがふわふわしてる気がする(笑)
違和感感じたら笑い飛ばしてください
でわでわー
おつおつ
日が昇ったあとかつ午前中に投稿なんて初めてじゃないのか
日が昇ったあとかつ午前中に投稿なんて初めてじゃないのか
外堀が順調に埋まってて(今までもだけど)
間接キス嫉妬とか好きなタイプのくだりとか
ニヤニヤが止まらんじゃないかどうしてくれるんだ
乙です
間接キス嫉妬とか好きなタイプのくだりとか
ニヤニヤが止まらんじゃないかどうしてくれるんだ
乙です
(*・∀・)やぁ
出社前に投下したことあったと思うから初めてじゃない……と思う
そして初めてのその日中に二回目の投下だよ
投下していきます
「まじかー……」
「きついなー」
京太郎「どうしたんですか?」
「おお、須賀。これ見ぃや」
京太郎「ん?今年の県予選……げ、浪商」
「終わったなぁ、夏」
「これで引退かー」
京太郎「早いですって!!まだ勝てるかもしれないですか!!」
「でもお前、レギュラー陣が悉く病気とかで出れんかったのに住吉に接戦やったとこやで」
「辞世の句でも考えとくか」
「夏休み 長いよ長い 暇すぎる」
「引退して暇になってるやん。勉強しろや」ケラケラ
「俺偏差値40ぐらいんとこ行くしへーきへーき」
「俺も」
京太郎「先輩!!」
「パース」
「はいよー」ヒョロ
「お前らもうちょい気合い入れろ!」
『はーい』
(……あかん、一回戦の相手見てやる気無くなっとる。普段通りなんは2年のスタメンほぼ確の3人だけか)
「……先生、先生からもなん」
バァン!!! トントントン
京太郎「…………」
「お、おい京太郎」
京太郎「……一年前、俺は県予選出て、同点ゴール決めた後……動けなくなって決勝点が決められてしまうとこを相手のエリアから見てるしか出来なかった」
京太郎「もうあんな思いしたくないし皆にもさせたくない!だからもし負けるとしても……全力出してすっきり負けよう!」
「……ぷ、あはははは!やっぱ京太郎最高やわ!そこは勝つ気でやろうとかそんなんやろ」ゲラゲラ
「それでこそ京太郎や」ゲラゲラ
京太郎「おまえらなぁ!」
「……おまえら聞いたか!須賀の言葉聞いて思うとこがあるんやったらせめて普段通りやれや!」
『はい!』
(須賀で確定……でええかな?)
「んじゃレギュラーメンバー、ベンチメンバーの順に発表をしていくから呼ばれたやつはゼッケン取りに来いよ。まずは―――」
京太郎(スタメンかなぁ……)
「次左45、須賀」
京太郎「はい!」
「ほい」
京太郎「……あれ?先生番号間違えてません?これキャプテンの番号じゃ」
「間違えてへん。そもそもこいつが須賀に渡せって言ってきたしな」
「そういうことや。大会終わるまでに自覚持って動けよ、次期キャプテン」
京太郎「……はい!!」
ジュー
京太郎「て、感じ」
漫「へぇ、まぁこんだけ慕われてたら時期キャプテンもわかるわ」
ワイワイガヤガヤ
京太郎「いや、ほんとはそこのあほ二人と来るつもりだったけどなんかこんな人数に」
「誰がイケメンやけどあほや!」
「そやそや」
京太郎「誰がイケメンなんて言った」
漫「あはは、相変わらずやな。ほいおまたせ」
「おお!相変わらず漫さんに似てべっぴんさんなお好み焼きやで!」
漫「はいはい。他のももう焼けるから待っててなー」
『はい姐さん!』ビシィ
漫「……体育会系はみんなこんなんなん?」
京太郎「うん、なんかごめん」
漫「じゃあ頑張ってな。うちも姫松行けるぐらいの成績残せるよう頑張るわ」
京太郎「え!?行きたい高校って姫松なの?」
漫「うん。言ってなかったっけ?」
京太郎「うん……実は俺も姫松目指してる」
漫「え、そうなん?ハンドボール部なんかあったっけ?」
京太郎「無いよ。俺、高校行ったら本気で麻雀するつもり」
漫「そうなんや……絶対姫松入ろ」ボソ
京太郎「え?」
漫「……先、姫松行って待ってる」
京太郎「うん、待ってて。それじゃ」
漫「またな」
「先輩せんぱ~い」
京太郎「ん?」
「さっきのお好み焼き屋の子って先輩のこれっすか?」コユビタテ
京太郎「違う違う」アハハ
「そや、それやなくてこれや」ヒトサシユビズポズポ
京太郎「おいまじで止めろ」
─────────
──────
───
キュッキュッ ダンダンダン
京太郎(頑張るって言ったけど、これきっつい!)
京太郎「ボール見ろー!!」
京太郎(個人の技術も連携も段違いに上じゃん!パス回しも早すぎて皆振り回されてる……またスペースが!)
京太郎「くそっ!」ダッ
パシ
京太郎「っ、ぎりっぎりぃ!」
「ナイス京太郎!」
京太郎「いくぞ!」シュ ダッ
「ほいっ、速攻っ!」パシ ダッ
「戻れー!」
ダッダッダッ キュ
京太郎(戻んのもはえーよ!)
京太郎「こっち!」
シュ パシ
京太郎「行く”で”!」シュ
「ほい!」
「スルー!?逆サイっ!」
パシ
「シュー、あぶ」
タン タン タン タン
PI!
「くそ、スルー上手く言ったと思たのに!ディフェンス上手すぎやろ」
京太郎「どんまい!」
京太郎「はぁ……はぁ……っ」グイ
パシ トントン
PI!
「またスローインか」
「大丈夫大丈夫。後半入ってやっと2番ばててきたし、見た感じあいつ落ちたら相手さん大分辛いやろ」
京太郎(皆思うように動けてないし俺がかき乱さなきゃ……)ハァハァ
「須賀ぁー!交代ー!」
京太郎「はい!!」ダッ
「お疲れ、ちょっとだけ休んでろ。すぐ戻されると思うけど」
京太郎「はい。相手センターパスに頼る癖あるんで、早さに慣れたらバックの動きからパスコース読んでカット”は”出来ます」
「わかった」
パシン
「お疲れさん、三分したらまた戻すから相手の動き見ながら息整えろ」
京太郎「わかりました。あっ!サイd「あと声出し禁止な。お前はベンチにいる間は体力を少しも使うな」」
京太郎「ぐぬぬ」
「後よろしく」
京太郎「いってきます!」
パシン
「ち、もう戻ってきよった」
京太郎「悪いな、そっちと相性いいみたいで」
「ぬかせ」ダッ
京太郎「……こっち!」ダッ
パシ
「ナイッカーッ!」
「くそっ」ドン
京太郎「おわ」グラ
ビターン! PI!
「スマンな」ヘヘヘ
京太郎「いてて」
「大丈夫かー」
京太郎「だいじょぶ。それより行くぞ」
「おけー」
京太郎(やっぱ攻めあぐねるな……こういう時こそ)ダッ
「ナイ、スっ!」シュ
パシ
京太郎(入らなくても強引に……っ!)タン タン ダッ
京太郎「うらぁ!」シュ
「ぐっ!」
バシュゥゥ
京太郎「っし!」
「ナイッシュー!」
京太郎「まだまだ、こっから逆転!」
『おー!!!』
「あの2番入るだけでほんま厄介やな」
PIーーー!
京太郎「はぁ……はぁ……負けたー!!」
「お疲れさん」
京太郎「おつかれー」
「どうや?すっきりか?」
京太郎「……来年も全力でやったら完全にすっきり……かな」
「ほな来年も頑張らなな」ハハハ
--------------------------------------------------------
『ありがとうございましたー!』
ガヤガヤ
「おいそこの……須賀、やっけ?」
京太郎「え?あ、お疲れ様です」
「おう、なぁ須賀は行く高校決めてるんか?」
京太郎「え?」
「二年やから気ぃ早いかもしれんけど決めて無いんやったら浪商しろよ。お前やったらいけるで」
「うおぉ!相手キャプテンに認められとる!」
京太郎「お断りします」
「……理由聞いてもええか?」
京太郎「俺姫松に行って麻雀やるつもりなんで」ニコ
「……なるほど……もったいないけど、頑張れよ」
京太郎「はい!」
※このSSはフィクションうんちゃらかんちゃら。後麻雀漫画のSSです
今日の投下は以上です
でわでわー
やぁ
無事退院しました
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- 和「やっぱり京咲はナンバーファイブですね」京太郎「?」 (1001) - [42%] - 2015/11/9 15:00 ★★★×4
- 上条「そこのおねーさん! お茶しない?」 麦野「あん?」 (1001) - [41%] - 2013/3/31 12:15 ☆
- 青葉「捕まったら即ハメ!提督鬼ごっこ!」提督「ちょ」 (328) - [40%] - 2015/1/19 8:45 ☆
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