私的良スレ書庫
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元スレモバP「余命ドッキリ」
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・これはモバマスssです
・P表記で進めます
・キャラ崩壊があるかもしれません
・書き溜めはありませんが2日以内に終わらせます
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P「誰も来ないとする事ありませんね」
ちひろ「いやこの書類終わらせてから言って下さいよ」
P「あっはっは、いいでしょう!いいですとも!」
ちひろ「なんだか深夜のテンションみたいになってますよ?何徹ですか?」
P「いやいや、今日は普通に寝てましたよ」
ちひろ「ほんとですか?体調壊したら元も子もありませんし、ドリンクでも飲んだら…」
P「…そう言えばちひろさん、こないだ他のプロデューサー達から聞いたんですけど」
ちひろ「何をですか?」
P「なんでも、あいつら定期的に無料でドリンク貰ってるみたいなんですよ」
ちひろ「あー、成果に応じて配布されるみたいですね」
P「ハゲとホモを貶めるわけじゃないですけど、俺の方が上げてると思うんですけど」
ちひろ「でもこのあいだ、Cu部門のプロデューサーのおかげで危険なお薬常用者が減ったみたいですよ」
P「割と新入りのガタイのいいプロデューサーも良くタダで貰うって言ってますし…」
ちひろ「…まぁまぁ。よそはよそ、うちはうちですよ」
P「そうですか…」
ちひろ「あっ、そんな事よりプロデューサー。そろそろアイドル達が来るんで書類仕上げちゃって下さいね」
P「…うぃっす」
P「ゲホッゲホッ…あ、ちひろさん」
ちひろ「何ですか?手が動いていませんよ?」
P「最近、余命ドッキリがはやってるらしいんです」
ちひろ「余命ドッキリ…ですか?」
P「はい、なんでもアイドルとの絆を確かめるのに最適だとか」
ちひろ「確かによく、765さんもやってると聞きますけど…」
P「かの偉大な765プロダクションも行っているんですから、うちの部署でもやってみようと」
ちひろ「構いませんけど、私は責任とりませんからね…」
ちひろ「で、どんな設定にするんですか?」
P「あれ?結構ノリノリですね」
ちひろ「どこぞの事務員が、特典映像として今後のCDにつければ大儲けと」
P「あ、流石に撮影は無しでお願いします。幾ら何でもアイドルに悪いですし」
ちひろ「…じょ、冗談ですよ?ですからその冷たい視線は辞めて下さい」
P「…」
P「取り敢えず…胃ガンで余命あと半年くらい、という設定でどうでしょう」
ちひろ「胃ガンですか。確かにわかりやすく重い病気ですよね」
P「それでも年末までは働く予定という設定でいきます」
ちひろ「仕事人間ですねぇ。ドッキリを仕掛けるのは来たアイドル全員にですか?」
P「いえ、午前中に事務所に来る予定の5人にします。今、大切な話があるから早目に来てくれとメールしました」
ちひろ「全員分のスケジュールを把握してるなんて流石ですね」
P「うちの部署はまだ数十人しかアイドルがいませんから」
ちひろ「もし765さんと比べているんだとしたら、比較対象間違えてますよ」
P「ふぅ…あー、緊張してきました」
ちひろ「とは言え今更引けませんからね。気合い入れて下さい!」
P「はぁ…ノリノリですねほんとに」
ちひろ「あっ、来たみたいですよ」
P「…さて、覚悟を決めますか」
ガチャ
凛「おはよう、プロデューサー、ちひろさん」
P「おう…おはよう…」
ちひろ「…おはよう、凛ちゃん」
凛「どうしたの?大切な話なんて。それに二人とも、何だか暗いよ」
P「…ん、あぁ、ゴメンな。少し考え事してて」
ちひろ「…プロデューサーさん…本当に伝えるんですか?」
P「…はい、いつかは言わなければいけない事でしたから…」
凛「…二人とも、本当どうしたの?」
P「…なあ、凛。アイドルやってて、楽しいか?」
凛「そりゃ、楽しくなきゃ辞めてるよ。それが?」
P「いや、少し気になってな。最初の頃は、どうにも楽しみ切れてないみたいだったから」
凛「変なプロデューサー。今日なんかおかしいけど、寝不足?」
P「…凛は、さ。もしこれから何があっても、アイドルを続けていけるか?」
凛「…本当に大丈夫?今日のプロデューサーおかしいよ」
P「頼むよ、大事な事なんだ!」
ちひろ「プロデューサーさん、落ち着いて…」
P「あっ…す、すみません…」
凛「プロデューサー…」
P「これからまだまだ沢山、大変な事があると思う。壁にぶつかる事もあると思う。そんな時…」
凛「大丈夫だよ。私は絶対に諦めない」
P「凛…」
凛「プロデューサーが教えてくれたでしょ。私達は一人じゃないんだから。困った時も、仲間がいれば乗り越えられるって」
P「…そう、だったよな」
凛「だから、私が諦める事なんてない。絶対にね」
P「そうか…それなら安心だ」
凛「それに、そんな時はプロデューサーが必ず側に居てくれるでしょ?それなら、絶対大丈夫だよ」
P「…凛、本当に申し訳無いんだけどさ…」
凛「ん?何?まだあるの?」
P「あぁ…落ち着いて聞いてくれるか?」
凛「…プロデューサー?」
P「俺は…多分もう、凛を側で支えてやる事は、出来ない…」
凛「…え?…ど、どう言う事?」
ちひろ「プロデューサーさん…」
P「俺な…もう、長くないんだ」
凛「…は?」
P「実は、胃ガンでな…医者が言うには、もう1年も無いって…」
凛「…ウソ…でしょ?」
P「すまん…い、一応年末までは働かせて貰う予定で
凛「そんな事どうでもいい!!プロデューサーは?本当にどうにもならないの?!」
P「…ほんとにすまん…」
凛「…なんで…」
P「凛…」
ちひろ「凛ちゃん…」
凛「なんで?!折角目標が見つかったのに!プロデューサーと一緒にトップを目指すって決めたのに!」
P「凛…」
凛「どうしてプロデューサーは…またそうやって私から離れていっちゃうの?!」
凛「私が最初にデビューして、その頃はいつも二人三脚で歩いてくれたよね。いつも私と一緒に居てくれたよね!」
凛「でも、それからどんどん別のアイドルも担当して…気付けば私だけのプロデューサーじゃなくなって…」
凛「頭では理解してても、心は苦しかった。それでもまた、あの頃みたいにずっと側に居てくれる様になるって!」
凛「そう信じて頑張ってきたのに!トップアイドルになれば、今度こそ私だけを見てくれる様になるって!」
凛「なのに…どうして…」
P「凛…ほんとにすまん…」
凛「嘘なんでしょ…」
ちひろ「凛ちゃん…」
凛「嘘って言ってよ…」
P「凛…」
凛「嘘って…言ってよ…ねえ!」
P「…あぁ、嘘だぞ」
凛「………は?」
5人以外と話合わせないと晶葉か志希あたりに話トンでドッキリどころじゃなくなるな
P「まぁ、うん。ドッキリです。はいちひろさんこれ持ってー」
ちひろ「わ、何時の間に作ったんですか。はい、ジャーン!」
凛「………ドッキリ…成功…?」
P「見事に引っかかってくれたなぁ、凛!お父さん嬉しいぞ!」
ちひろ「どうせなら録画しておきたかったくらいです!」
P「こうも綺麗にきまると面白いですね!」
ちひろ「ええ!流行るのも分かる気がします!」
凛「…言い残す事は?」
P「…調子乗ってすみませ
P本人が主導する設定は密かに珍しいかも?
事務員とか社長とかにやらされたって責任転換する設定が多いし
事務員とか社長とかにやらされたって責任転換する設定が多いし
この手のシリーズは結構数あるよね
どれも読んでてウキウキする
奏に別れのキスされまくる展開期待
どれも読んでてウキウキする
奏に別れのキスされまくる展開期待
P「…ふぅ、辛かった」
ちひろ「大丈夫ですか?かなりボコボコにされてましたけど…」
P「あれ、全然力入ってませんでしたよ。目をウルウルさせてましたし」
ちひろ「可愛いですねぇ。それに、凛ちゃんもしっかりと目標をたててるみたいでよかったです」
P「大丈夫、とは言い難いですけどね。でも、あれなら挫折する事は無いでしょう。凛も成長してるなぁ」
ちひろ「何良い話だった風にまとめてるんですか…」
P「それにしても、心が痛い…」
ちひろ「辞めれば良いのに…」
P「いえ、続けますよ。辛いですけど、続けなければいけないんです…」
ちひろ「プロデューサーさん…?」
P「あぁいえ、メールしちゃったから引き下がれないなぁと」
ちひろ「で、次に来るアイドルは?」
P「記憶に違いがなければありすです」
ちひろ「うわぁ…まだ子供なのにエゲツない…」
P「子供扱いをするなと言ったのはありすの方ですからねぇ」
ちひろ「プロデューサーさん、目が輝いちゃってますよ」
P「おっといけない、ハイライト消しておかないと」
ちひろ「なんでそんな事出来るんですか…」
P「ホモのところのアイドルに教わりました」
地味に加蓮とかシャレにならなそう、倒れるかもしれんし自分の寿命をPに譲渡しようとするかもしれんし一緒に死のうとする可能性もある
四天王は半分くらい言いがかりだって言われてるだろいい加減にしろ!
ガチャ
ありす「おはようございますプロデューサー、ちひろさん」
P「おう…おはよう、ありす」
ありす「プロデューサー、何度も言ってますが、ありすではなく橘です」
P「あぁ、そうだったな、悪い悪い」
ありす「まったく、一体何度言えば…」
P「あぁ、本当にすまないな、ありす…」
ありす「ですから…プロデューサー、大丈夫ですか?」
P「大丈夫か大丈夫じゃないかで言ったら大丈夫じゃない方だな。なぁ、ありす。アイドルやってて楽しいか?」
ありす「楽しくなかったらとっくに辞めてます」
P「まぁ…そうだよな」
ありす「プロデューサー、どうしたんですか?調子が悪いなら病院に…」
P「それはもう良いんだ。それより、さ。これから先、もし壁にぶつかったとしたらどうする?」
ありす「解決方法を調べるので大丈夫ですから」
ありす「なんて、冗談ですよ」
ありす「以前の私だったら、困ったら直ぐタブレットに頼っていたかもしれません」
ありす「でも、今は違います。此処には仲間がいて、プロデューサーがいて」
ありす「お互いに頼りあえて、助け合える。ですから」
ありす「もしこの先にどんな大きな壁があったとしても、必ず越えていけます」
ありす「時々嫌な格好をしなければならない時もありますけど、それもプロデューサーが私の事を考えての選択だと信じてますし」
ありす「これからも。プロデューサーや仲間が、私を導いてくれますから」
ありす「ですから、その心配は必要ありません」
ありす「ですよね、プロデューサー?」
P「そうだな、ありす。お前には沢山の仲間がついてる」
P「でもな、もう俺は…」
ありす「プロデューサー…?」
P「俺がお前を導いてやれるのは、此処までだ」
P「大丈夫だ、これからだってお前は絶対に進んでいける」
ありす「え?どう言う事なんですか?!」
P「ありす…落ち着いて聞いてくれ。俺は…」
P「胃ガンでな。あと1年も無いんだ…」
ありす「胃ガン…?え、プロデューサー、胃ガンだったんですか…?」
P「あぁ…もう結構進行しててな…。助かる見込みは無い、って」
ありす「す、少し待って下さい。…胃ガン、ですよね?レーザー治療は?」
P「それで対処出来るのは初期、早期発見出来た時だけだ。胃ガンってのはなかなか見つかりにくいもんでな、発見出来た時点でもう手遅れだった」
ありす「それでは…抗癌剤は?」
P「今も延命用に使ってるよ。でも、やっぱり見つかるのが遅過ぎた。放射線治療も、もう今更意味は無いって…」
ありす「他には…他に何か手は無いんですか?!」
P「無い…一応年末までは、働かせて貰える事になってるから、それまでは一緒にいられるが…」
ありす「…」
P「だからって、ありすが悲しむ必要は無いからな。ちゃんと引き継ぎ先も決まってるし、仕事が無くなるわけじゃ
ありす「私は…私は、プロデューサーに何も出来ないんですか?」
P「ありす…」
ありす「調べたところで、胃ガンなんて私にはどうしようも無い事です…私は、何も…」
P「…ありす、一つ、いいか?」
P「ありすには、笑っていて欲しい。俺に笑顔を見せて欲しい」
P「正直、今もかなり辛い。それこそ胃がよじれそうなくらい」
P「それでも、そんな苦しみを吹き飛ばしてくれるくらいとびきりの笑顔を、見せてくれないか?」
P「ありすにしか、出来ない事なんだ…!」
ありす「プロデューサー…ズルイです。そんな事言われたら…余計、泣きそうになるじゃないですか…」
ありす「笑えなんて…無理です…無理に決まってるじゃないですか!」
ありす「やっと…自分の名前が好きになれたのに…私の名前を呼んでくれる事を、嬉しいと思えたのに!」
ありす「何でですか!何で1年なんですか!」
ありす「私の夢は…まだあと4年は叶わないのに…」
ガバッ!ギュッーー
P「ありす…ゴメンな…」
ありす「…許し…ません…何度言ってもありすって呼ぶプロデューサーなんて、許してあげません…」
ありす「でも…」
ありす「橘なんて呼んだら、もっと許しませんから…」
P「…ありす、もう一つ、いいか?」
ありす「…なんですか…?」
P「抱き着いたままでいいから、後ろを見てごらん。プレゼントだ」
ありす「プレゼント…ですか?」
P「あぁ、今のありすなら、きっと喜んでくれると思う。さぁ、ほら」
ありす「プロデューサー…」
グルッ
ちひろ「はい!ドッキリ大成功でーす!」
ありす「」
仕掛けてもお見通してそうなイメージのよしのんやこずえが取り乱してるのも見てみたい
ちひろ「ありすちゃんも気持ち良いくらい綺麗に騙されてくれましたねぇ」
ちひろ「いやー、プロデューサーさんどこでそんな演技力身に付けたんですか?」
P「…ちひろさん、ほんと良い笑顔してますね。ありす涙目で出てっちゃいましたよ」
ちひろ「それはプロデューサーさんのせいでしょう。貴方がドッキリを仕掛けなければ良かっただけなんですから」
P「ドッキリ…ですか…あーそれにしてもお腹痛い」
ちひろ「プロデューサーさんも内心笑い堪えてたんじゃないですか」
P「でも、ありすもかなり成長しているんですね。やっぱり嬉しいです」
P「ほんと、良かったです…」
ちひろ「プロデューサーさん…?」
P「あ、そろそろ楓さんが来ると思いますよ」
ガチャ
楓「おはようございます、プロデューサーさん」
P「おはようございます楓さん。ワザワザ少し早く来てもらっちゃってすみません…」
楓「いえいえ、ところでお話しとは?」
P「ええと…楓さん、アイドルやってて、楽しですか?」
楓「それは…どう言う意味ですか?」
P「本当にそのままの意味です。今の仕事を楽しめていますか?」
楓「ええ、もちろん楽しいですよ。もし言葉にするとすれば、ワークワークしてます」
P「ツッコミませんよ?」
楓「そう言えば、蝉の鳴き声ってどんな意味なんでしょう」
P「思いついたダジャレを直ぐ口にしないで下さい…」
楓「ふふっ、でもこうして楽しくお喋りできる様になったのもプロデューサーのおかげなんですよ?」
P「確かに、最初の頃はあまり喋らない人でしたからね…」
楓「そんな自分に不満はあれど、変わろうとは思いませんでした」
楓「ご覧の通り、今は違いますけれど」
楓「一緒に何度も温泉に行きましたし」
楓「今は…楽しい事だらけです」
ちひろ「…プロデューサーさん?アイドルに手を…」
P「いやいや、出して無いですから!楓さんも、まだ温泉なんて行った事無いでしょう…」
楓「まだ…?という事は
ちひろ「プロデューサーさん…?わかってますよね?」
P「あっはっは、まぁ機会があればご一緒しますよ。機会があれば…」
楓「言質、取りましたよ?」
P「えぇ…一緒に温泉、行ってみたかったです…」
楓「プロデューサー…?」
P「…楓さん…落ち着いて、聞いて頂けますか?」
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