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元スレ京太郎「俺が三年生?」由暉子「ゆきみだいふく、食べませんか?」
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幅広いヒロインを扱ってるタイプのスレに見えるから
同じヒロインばかりになる仕様はもうちょっと考えたほうがいいかもね
同じヒロインばかりになる仕様はもうちょっと考えたほうがいいかもね
おじいちゃんラグあって取れないからって安価範囲下1~5から2分に変えたばかりでしょ
どうせ安価方法変えたって好きなキャラ以外が連続で取られれば同じこと言われる
エピで3回目取られなければいいよ
どうせ安価方法変えたって好きなキャラ以外が連続で取られれば同じこと言われる
エピで3回目取られなければいいよ
一応>>756は咏以外もね>三回目
竜華や玄・小蒔・豊音
竜華や玄・小蒔・豊音
どうせ三年だと和やモモなどどのスレでもよく取られるキャラ出てくるんだが
その時もそのキャラが同じ状況になっても厨ウザいとか言うのだろうか……
インタビューが多いのは始まったタイミングや初期好感度もある
実際豊音はインタビュー後にエピソード1回取られたが選択不可のままだし
それにチカセンあと1回で咏と同じ状態になるわけだが
その時もそのキャラが同じ状況になっても厨ウザいとか言うのだろうか……
インタビューが多いのは始まったタイミングや初期好感度もある
実際豊音はインタビュー後にエピソード1回取られたが選択不可のままだし
それにチカセンあと1回で咏と同じ状態になるわけだが
自治厨うざい
自分の気に入らないキャラが選ばれるのが嫌なら安価頑張ればいいだけだろ
自分の気に入らないキャラが選ばれるのが嫌なら安価頑張ればいいだけだろ
つか一年の連中は選択肢に入る機会が少ないから
三年になった時多く選ばれるくらいが逆にバランス的によくなるっような気がするけど
三年になった時多く選ばれるくらいが逆にバランス的によくなるっような気がするけど
うーん、こういう盛り上がり方はちょっと……
ゾフィーのaaを貼るような事態にはなってほしくないですね
安価に関しては好きなキャラでどうぞ
ただ、複数回選ばれたりしたらホンの少しハンデをつけることにしてます
票が同数のキャラがいたら選ばれてない方を優先したりとかそんな感じです
それじゃ、もう少ししたら始めます
ゾフィーのaaを貼るような事態にはなってほしくないですね
安価に関しては好きなキャラでどうぞ
ただ、複数回選ばれたりしたらホンの少しハンデをつけることにしてます
票が同数のキャラがいたら選ばれてない方を優先したりとかそんな感じです
それじゃ、もう少ししたら始めます
・二年、秋、こどな
咏「撮影の仕事? いーよ」
「即決ですか」
咏「たまにはいいんじゃね? 京都でゆっくり観光ってのもさ」
「あの、仕事ですよね?」
咏「わっかんねー、全てがわっかんねー」フリフリ
「まったくあなたは……」ハァ
咏「ため息つくと幸せが逃げるぜぃ?」
「誰のせいだと……!」
咏「えりちゃんは頭かったいなー」
「三尋木プロはその逆みたいですね!」
咏「怒ると小ジワ増えちゃうんじゃね? 知らんけど」
「あぁもう!」
「とにかく! 当日はしっかりとした態度でお願いしますよ!」
咏「うーん……ま、なんとかなるっしょ」
「はぁ……あとわかってるとは思いますが、修学旅行シーズンなので注意してくださいね」
咏「あー、やっぱり若く見えちゃうって罪かねぃ?」
「違います! あなたが学生にちょっかいを出さないように注意してるんです!」
咏「えー? あたしそんな男に飢えてないっての。どこかのプロじゃあるまいし」
「そのことじゃありません」
咏「じゃあどのことさ」
「学生とみだりに対局しないようにと言ってるんです」
咏「うん、まぁ……大丈夫じゃね?」
「ちなみに、この前どこぞの県代表校にふらりと現れて、学生たちを散々痛めつけて帰っていったプロはだれでしたっけね?」
咏「……小鍛冶プロとか?」
「あなたですよ、あなた!」
咏「痛めつけるとか人聞き悪いっしょ。ちょっと可愛がってやっただけだし」
「あなたたちのちょっとは全くあてにならないんですよ……」
咏「あそこらへんと一緒にされるのも考えものかねぃ?」
「とにかく、学生とは対局しないこと……いいですね?」
咏「しっかたないなー、ここはえりちゃんの顔を立てときますか」
「どうしてあなたはそう上から目線なんですか!」ギリギリ
咏「いひゃいいひゃい! ほっぺひゃひぎれりゅ!」
京太郎「で、明日どこ行くよ?」
「あのさぁ、それ沖縄の時も言ってなかったっけ?」
一太「もう今日だけで全部回っちゃったしね」
「大阪食い倒れツアーだけじゃ足りなかったか……」
京太郎「誰だよ、こんなぺらっぺらな計画立てたの……」
「だって仕方ないだろ。内木は副会長で忙しいし」
「須賀は女の子と遊ぶので忙しいし」
京太郎「おい待て」
「うるせぇ、俺はこの前見たんだぞ! 着物着たちっちゃい子と歩いてたろ!」
一太「それは本当かっ」
京太郎「食いつくな!」
一太「こほん……えっと、じゃああらためて予定を立て直そうか」
京太郎「どこか行きたいとこあるか?」
「USJ! USJ行こうぜ!」
「琵琶湖とかいいんじゃね? なんというか、ロマンがあるというか」
京太郎「お前は?」
一太「うーん、奈良で大仏でも見たらいいんじゃないか?」
「うわ……」
「地味……」
一太「が、学生らしくていいだろっ」
京太郎「割れたなぁ、一日で回り切るのは無理だぞ?」
「こうなったらあれだな」
「ああ……あれだな」
一太「なにかいい案が?」
「ある、とっておきがな」
京太郎「もったいぶってないで早く言え」
「ずばり、各自自由行動で!」
京太郎「まさか本当にこうなるとは……」
京太郎「てか、一太がよくオーケー出したな」
京太郎「なーんか怪しい雑誌を持ってた気がするけど……まぁ、気のせいにしておこう」
京太郎「にしても単独行動って……どこ行くにしてもつまんなくねぇか?」
京太郎「まぁ、こうやって一人で京都に来てる時点でなんも言えないわけだけど」
京太郎「あまり来たことがないからってここまで来たけど、なにするよ」
京太郎「寺でもめぐるか? それはちょっとな……」
京太郎「京都よいえば……着物……和服美人!」
京太郎「そうだ、これで行こう!」
京太郎「どうせ知り合いもいないし、思いっきりはめ外せるんじゃね?」
京太郎「よーし、テンション上がってきたー!」
京太郎「……」
咏「あのさ、人の顔見るなりそんな顔するのは失礼じゃね? 知らんけど」
京太郎「こんなの考慮してねぇよ……」
咏「いやぁ、でも良かった良かった。撮影終わったら暇で暇でさー」
京太郎「俺の自由が……」
咏「こうなったらどっかの高校に殴り込みでもって思ってたんだけど、ラッキーだねぃ」
京太郎「和服美人が……」
咏「……ていっ」シュッ
京太郎「危ねっ! なにすんだよ」パシッ
咏「人の話はちゃんと聞くべきだぜぃ?」
京太郎「全国ネットで言ってみろ。お前が言うなって一斉に突っ込まれるぞ」
咏「まーまー、それより暇?」
京太郎「いや、ちょっと忙しいから」
咏「じゃ、いこっか」
京太郎「いえ、結構です。和服美人に会いに行かなきゃだし」
咏「それならいい子知ってるんだけど」
京太郎「マジか!」
咏「ついてくるなら紹介してやってもいいぜぃ?」
京太郎「いくいく!」
京太郎「……」
咏「どしたの? せっかくの和服美人が目の前にいるのに」フリフリ
京太郎「だ、騙された……」
咏「なーんもウソは言ってないぜぃ?」
京太郎「俺が求めてたのはもっとこう、しっとりした大人の魅力というか」
咏「ならなんも問題ないんじゃね?」
京太郎「は? こどながなにを言うか」
咏「なにそれ?」
京太郎「子供みたいな大人の略――いてっ」
咏「ふぅ、若者は怖いもの知らずってことかねぃ」
京太郎「じゃ、じゃあ見た目は子供、頭脳は大人ってことで……」
咏「どこぞの名探偵じゃね? 知らんけど」
京太郎「行く先々で死人が出るな……」
咏「あ、なら三尋木京太郎サスペンスなんてどーよ?」
京太郎「二時間ドラマか……って、俺が書く側になってるな」
咏「婿養子に来る?」
京太郎「そこは義理の弟じゃないんだな……」
「あ、三尋木プロ。ここにいましたか」
咏「お、えりちゃん」
「こちらの方は?」
咏「夫。職業は小説家」
「えっ」
京太郎「ほら吹くな。全然違うだろ」
「そ、そうですよね……」
咏「いやぁ、こんなあっさり騙されるとはねぃ。そもそも制服着てるのにさ」
「たしかに……まさか、本当に学生に手を出したんじゃ」
咏「いやいやまさか」
京太郎「どうも、須賀京太郎です。針生アナですよね」
えり「はじめまして。あの、三尋木プロとはどういうご関係で?」
京太郎「……よくよく考えたらなんなんだろうか」
咏「いや、知らんし」
えり「弟子候補……三尋木プロのですか?」
咏「ま、それが一番近いってだけだけどねぃ」
京太郎「あれ? 指導してもらった覚えなんてこれ微塵も……」
咏「長野に行ったときにおしえてやんなかったっけ?」
京太郎「一方的にボコられた記憶しかないんだけど」
えり「長野でもそんなことを……」
咏「あれは雀荘だからセーフでしょ」
えり「ところで……お二人はいつもこうなんですか? その、フランクというか……」
咏「ああ、こいつ敬語使えないからさー。特別にタメ語で許してやってるわけ」
京太郎「それはそっちが年下のフリして話しかけてくるからだろ」
えり「三尋木プロ……あなたはなにをやってるんですか」
咏「あっれー? 信用ゼロってひどくね?」
えり「つまり、須賀くんは修学旅行中で会ったのはたまたまだと」
咏「ま、いっつもこんな感じだけどねぃ」
えり「インハイ会場でたまたま出会って、長野でたまたま再会して、そして今ここでですか」
咏「ちなみにこいつ、女性関係スッゲーから気をつけたほうがいーよ」
えり「はいはい、わかりました」
京太郎「人聞きの悪い……ところで、針生さんの着物は自前ですか?」
えり「ああ、これは借り物ですよ。さっき三尋木プロの撮影があったものでその時に」
京太郎「なるほどなるほど……」
京太郎(針生アナの着物姿……いい!)
京太郎(期せずして目的が達せられてしまったぜ)
咏「……ていっ」
京太郎「いてっ、いきなり何すんだよっ」
咏「デレデレしすぎじゃね? 知らんけど」
京太郎「知らんならほっといてくれよっ」
咏「いや、知らんし」
京太郎「そこは知れよっ」
咏「ぶっちゃけると、あたしの時と反応が違いすぎるのが気に入らないんだよねぃ」
京太郎「それは、まぁ」
咏「……ていっ」
京太郎「おっと」サッ
咏「なんで避けんのさ」
京太郎「避けるだろっ」
えり「ふふ、お二人は本当に仲が良いんですね」
京太郎「……本当にそう思います?」
えり「まるで兄弟のように見えますよ」
咏「まったく、出来の悪い弟を持つと大変だねぃ」
京太郎「どっちが年上に見えます?」
えり「それは……ノーコメントで」
咏「うおーい」
えり「私はそろそろ……着物を返さないといけませんから」
京太郎「気をつけて」
咏「じゃあ、後でねー」
えり「三尋木プロ、あなたはハメを外し過ぎないように」
咏「わかってるっての」
えり「それでは……」
咏「で、これからど-すんのさ?」
京太郎「さぁな……最大の目的はほぼ果たしちゃったし」
咏「ってことは暇人ってわけだ」
京太郎「噛み砕くとそうなる」
咏「じゃあ、暇人同士ご一緒にどーですか?」
京太郎「まぁ、一人よりも二人の方が楽しいか」
京太郎「というわけで、しばらくよろしくな」
咏「しょうがない、面倒見てやっかねぃ」
京太郎「むしろ逆のような気もしてくるな……」
咏「よーし、雀荘行くかー」
京太郎「それは勘弁してください」
咏「うん、こんな感じでいいんじゃね?」
京太郎「あの……」
咏「やっぱ帯はこっちの方がいいかね?」
京太郎「いつまで着せ替え人形やってりゃいいわけ?」
咏「あたしが満足するまで」
京太郎「そんなばかな」
咏「まーまー、着物なんてあまり着る機会もないからいいんじゃね?」
京太郎「それを普段着にしてる人に言われてもな」
咏「良かったら贈ってあげよっか?」
京太郎「そんな高いもの受け取れるか」
咏「言ってもピンキリだけどねぃ」
京太郎「ちなみに、その着物は?」
咏「言ってもいーの? かなり高いけど」
京太郎「やっぱやめとく」
咏「ま、こんなもんっしょ」
京太郎「おお、我ながら意外に様になってる」
咏「あたしの見立てだぜぃ? 当たり前だろ」
京太郎「こんな頭でも合う着物はあるのか」
咏「そういやそれって自毛? 染めたにしては綺麗すぎるし」
京太郎「曽祖父ちゃんがニュージーランドの人らしい」
咏「ってことはクォーターのさらに半分だ」
京太郎「ほとんど日本人なのに、うまい具合に頭だけ向こうなんだよな」
咏「まぁ、あたしは嫌いじゃないぜぃ?」
京太郎「それ、八年くらい前に言われてたら惚れてたかもな」
咏「あらま、残念」
京太郎「これって着たまま歩いてもいいのかな?」
咏「ここはレンタルだし、あたしが先に言っといたからオーケーだって」
京太郎「よし、じゃあ外行くか」
咏「仕方ない、付き合ってやるかねぃ」
京太郎「んー、意外に良かったな、着物」
咏「でしょ?」
京太郎「なんだかんだで楽しかったよ……でも、そろそろ戻んなきゃな。集合時間に遅れる」
咏「というか、普通班で行動するもんでしょ」
京太郎「実際バレたら怒られそうだよな」
咏「中々危ない橋渡ってんねぃ」
京太郎「俺はそんなに乗り気じゃなかったけど、普段ストッパーになるやつがな」
咏「まぁ、そういうこともあるある……それよりこれ、どう?」
京太郎「これは……俺? いつの間に撮ったんだよ」
咏「結構いい感じだったからさ。これだったらいつ婿養子に来ても恥ずかしくないんじゃね?」
京太郎「またそれか」
咏「義理の弟でもいーよ? 三尋木京太郎って名前、格好良いと思うぜぃ?」
京太郎「た、たしかに……」
咏「冗談はさておいて、時間は大丈夫?」
京太郎「あ、やべ……電車に乗り遅れる」
咏「ま、今日はそれなりに楽しかったぜぃ」
京太郎「ああ、それじゃあ」
京太郎(その後、なんやかんやあって修学旅行が終わり)
京太郎(そして普段通りの生活に戻ってちょっとした頃)
京太郎(それが届いた)
「京太郎ー、あんたになんか大きな荷物届いてるわよー」
京太郎「マジ? なんかあったっけ」
「これこれ」
京太郎「なんか外装からして立派そうだけど……」ガサゴソ
京太郎「……着物?」
「すっごい立派なやつじゃない! しかもオーダーメイドよこれ!」
京太郎「えぇ……マジで身に覚えが――ん?」
『謎の三尋木さんより』
京太郎「本当に贈ってきたのか……」
「なになに? もしかして女の人から?」
京太郎「まぁ、そうみたい」
「ふぅん……ところで、男が女の人に着物を贈る理由、知ってる?」
京太郎「なんだよ藪から棒に」
「その着物を脱がせたいってことなんだって」
京太郎「そりゃまた……でもこの場合は女から男だけど、どうなのよ?」
「さぁ、それは聞いたことないわね」
京太郎「うわ、不完全燃焼だ。地味にもやもやする」
(まあ、でもこんな立派なもの贈ってきたんだから理由は限られるわね)
(ざっくり言えば、独占欲ってところかしら?)
はやり「うーたーちゃーん!」
咏「はやりさん、血相変えてどうしたのさ」
はやり「これ、どういうこと!?」
咏「ああ、それね」
咏『三尋木プロに恋人疑惑!?』
咏「どうもこうも、見たまんま?」
はやり「これって着物着てるけど、目元とか隠れてるけど、京太郎くんだよね!?」
咏「あっれー? わかっちゃう?」
はやり「恋人ってどういうこと!?」
咏「まーまー、それは違うから安心しなって」
はやり「あれ……そうなの?」
咏「そんなの雑誌が勝手に書いただけっしょ」
はやり「あ、たしかに……」
咏「修学旅行中に偶然会っちゃったって感じかね?」
はやり「へ、へえ……そうなんだ」
咏「はやりさんはこの前急に沖縄行ったみたいだけど、なんかあったのかね?」
はやり「さぁ、ただのお仕事ですよー」
咏「ふーん……ま、いいけどねぃ」
はやり「……咏ちゃんはさ、京太郎くんをどうしたいの?」
咏「どうするもこうするもねぃ……ま、あいつしだいってとこじゃね?」
はやり「私は同じ舞台に立って欲しいって思ってるけど」
咏「あたしは……弟子に取るのも悪くないって思ってるよ」
はやり「弟子?」
咏「そ、はやりさんは麻雀の方は見てないの?」
はやり「なんか後ろに色々いるなーってことぐらいしか」
咏「あれ、すっげー面白いぜぃ?」
はやり「はややぁ……もっとちゃんと見ておけば良かったかも」
咏「ま、これからに期待ってことで」
はやり「だね」
咏(色んな意味で)
はやり(色んな意味で)
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