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元スレ京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」
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―――放課後
京太郎「さて、部室に……」
胡桃「ふっ! とっ! せいっ!」ピョンピョン
京太郎(oh……)
胡桃「とどっ、かなっ、いっ……!」ピョンピョン
京太郎(見過ごすべきかと思わないでもないけど……あれ買おうとしてるのコーヒーだよな、俺しか飲まない……)
カツカツカツ
京太郎「……胡桃さん」
胡桃「はっ!?」カァッ
京太郎「ありがとうございます。俺その意を組んで……」スッ
胡桃「ひゃっ!?」
京太郎「ほい」スクッ
胡桃「……なにこれ?」
京太郎「抱き上げてみたんですけど」
胡桃「これじゃ本当に子どもみたいじゃん!」バタバタ
京太郎「ぬおっ、暴れないでくださいよ!」
胡桃「うるさい!」
京太郎「さすがにバランスが……おぶっ!」ガスッ
胡桃「へ!?」
京太郎(さすがにみぞおちにかかとはっ……)フラッ
ドサッ
京太郎「痛ぅ~」
胡桃「あ、平気、京太郎!?」
京太郎「平気ですけっ……ぬおっ!?」
胡桃「……!?」カァッ
葵「……」
京太郎「うお葵さん!?」
葵「すすす、須賀と鹿倉さんがこここ、校内で……騎乗位!?」
京太郎「充電です!」
葵「充電(意味深)」
京太郎「なんでいつも目の前でやってるのにそういうことになるのかな!」
葵「え、これ絶対に入ってるよね?」
京太郎「入ってない、胡桃さんもなんか!」
胡桃「……」マッカ パクパク
京太郎「ダメだ、役に立たない」
葵「ごめん!」
京太郎「違うって言っとるだろうがぁ!」
胡桃「あわわわっ」カァッ
京太郎「えっと、失礼」ガシッ
胡桃「えっ!?」
京太郎(上体を起こした俺、腰に乗っている胡桃さん、俺が胡桃さんの脇に手をやって持ち上げようとしている……良く見てなくてもこれはヤバい構図)
胡桃「ひゃっ!?」
京太郎(最近ラッキースケベが加速してるなぁ……)
胡桃「こ、このまま……」カァッ
京太郎「ファ!?」
胡桃「そ、その自販機の高さまで」
京太郎「あ、はいはい」
―――部室
京太郎「どうもっすー」
胡桃「はい、飲み物」
エイスリン「アリガト!」ニコッ
葵「……お、おう」
京太郎「葵さん」ガシッ
葵「へっ!?」
京太郎「……誤解ですから」
葵「あ、うん」
胡桃(そんな否定しなくても……ってなんで落ち込んでるの!)ハッ
エイスリン「マージャン、シヨ!」
京太郎「ですね」
葵「へぇ、それじゃ何か賭けない?」
胡桃「私はパス」
エイスリン「カケ、ゴハット!」
京太郎「どこでそんな言葉を……」
葵「……それじゃ須賀、私と賭け」
京太郎「それじゃ俺はクラスメイトの女の子の連絡先を」
胡桃(サイテーだ)
葵「レズじゃないからいらない」
エイスリン(!?)
京太郎「それじゃ素直になんか言うことを聞きましょう、なんでも」
葵「ほう、それじゃあ私は去年のみんなの水着写真を」
胡桃「なんで持ってるの?」
エイスリン「アッ……(察し)」
京太郎「良いだろう、ならば決闘!」
葵「デュエルで決着をつけよう!」
京葵「デュエッ!」
そこで出すのが自分の水着写真ではないのは謙虚だからなのかレズだからなのか……
京太郎「ドロー!」タンッ
エイスリン「……?」タンッ
胡桃「……」タンッ
葵「ドロー!」タンッ
京太郎「ドロー!」タンッ
エイスリン「ド」
胡桃「やんなくていいから」
エイスリン「……」タンッ
胡桃「……」タンッ
葵「ドロー!」タンッ
京太郎「ドロー!」タンッ
葵「今だ、ロン発動!」
京太郎「なにぃっ!?」
葵「合計8100のダメージ!」
京太郎「ぐあぁぁぁっ!?」
胡桃「……エイちゃんが麻雀やってる途中でしょうがぁ!」
葵「田中邦衛!?」
京太郎「めっちゃ怒ってらっしゃる!?」
胡桃「ちょっと慣れてきたからって調子乗りすぎ! 宮守として全国に行くって言う自覚を!」
京太郎「えっと」
葵「ご、ごめん、ちょっとふざけ」
胡桃「正座ァ!」
京葵「はい」
ところで胡桃ちゃん、ペド(つまり幼女認識)について突っ込まなくてよかったのか?
(>>356 言われ慣れてる……?
胡桃「あのね! 麻雀やってる最中に大声でイチイチ喋ったり牌を叩きつけたりはダメ!」
京太郎「はい、すみません」
葵「だって、デュエリスト的に」
胡桃「うるさい! これは麻雀!」ビシィッ
葵「はい……」
京太郎「で、これ賭けはどっちに?」
葵「じゃあ私の勝ちで」
京太郎「いや、もう一回やるべきでしょ」
葵「ならば!」
京葵「デュ」
胡桃「麻雀、普通にして……喋るなとは言わないから」ギロッ
京葵「はい」
京太郎(うう、このようぢょ怖い……)
葵(幼女に見下されるのはある意味ご褒美じゃ……まぁ私はレズじゃないからわっかんねー)
―――某所
?「ん、今、著作権が!」
??「年齢らしからぬ幼女的な人を見て思い出した人が言ったんじゃないですか?」
?「うわ、ひっでー、しらんけど」
胡桃「あのね! 麻雀やってる最中に大声でイチイチ喋ったり牌を叩きつけたりはダメ!」
京太郎「はい、すみません」
葵「だって、デュエリスト的に」
胡桃「うるさい! これは麻雀!」ビシィッ
葵「はい……」
京太郎「で、これ賭けはどっちに?」
葵「じゃあ私の勝ちで」
京太郎「いや、もう一回やるべきでしょ」
葵「ならば!」
京葵「デュ」
胡桃「麻雀、普通にして……喋るなとは言わないから」ギロッ
京葵「はい」
京太郎(うう、このようぢょ怖い……)
葵(幼女に見下されるのはある意味ご褒美じゃ……まぁ私はレズじゃないからわっかんねー)
―――某所
?「ん、今、著作権が!」
??「年齢らしからぬ幼女的な人を見て思い出した人が言ったんじゃないですか?」
?「うわ、ひっでー、しらんけど」
京太郎「お前を倒さないと俺(の夜)に満足は訪れない!」タンッ
葵「フッフッフッ、今日からここは可愛い女の子に私がちやほやされる部よ!」タンッ
胡桃「やはりレズ」タンッ
エイスリン「oh……」タンッ
京太郎「それでもレズか!」タンッ
葵「私はノンケだ!」タンッ
胡桃「気づけば大騒ぎ!?」タンッ
エイスリン「……フフッ」タンッ
京太郎「やっぱ身内と打ってるとね、ほら別にテレビ中継されてるわけじゃなし」タンッ
葵「これがテレビ中継されてたら私は死ぬね」タンッ
胡桃「そこまで」タンッ
エイスリン「ン、リーチ!」
京太郎「うはぁ、こわ」タンッ
エイスリン「ロン!」
京太郎「ゲッパァッ!」
葵「勝った!」
胡桃「葵が勝ったわけじゃないけど……」
エイスリン「ゴメンネ?」
京太郎「い、いいえー」
葵「さて、なにしてもらうかなぁ~?」ニヤリ
京太郎「エロいことする気でしょ! エロ同人みたいに!」
葵「誰がそんなことするかぁ!そんなテクはない!」
胡桃「わかるんだ……エロ同人」
葵「ファ!?」
京太郎「とりあえず、どうすんです?」
葵「保留だね、東京行ったらなんか買ってもらおうかなー」
京太郎「高いのは無理っすよー」
胡桃「デート?」
葵「無い」キッパリ
京太郎「oh……だ、だがこの部活は美少女揃い、誰かとデートは必ず」
エイスリン「デート……」
胡桃「?」
エイスリン「キョウタロ!」
京太郎「はい?」
エイスリン「ワタシト、イコ♪」
/ \ \
´ ト、 ヽ ` `:,
_ / |ハ i
. ,´ j [ | 斗ー┼ぃ」 i
i , { { _j斗 i| i:」 八」ft| |、 i
|ハ [ ィ 仆八 || j抖汽j「f対 沁 |
l{ 小 人れj「外、」 rJ:「::仆 扞仆辻
、 |:乂対 rJ:::| 乂 _ツ] 「 个イ丁
\L ]人乂ツ ,.,.,., Lノ [ ‘,
「 |小 .,.,., ' i 厂 ! ‘,
〔 ¦い 、 ノ ,| 〔
¦ ;込、 仆 { :, ゙、
,; | 「 > .,__, ィ 人 `. iト 小
,: 小:」i [ rt]___彡 ⌒ヽ ぃ, L, ト;
/_ノ 八iト〔 jLリ汽,厂「 沁 匕L _j「リノ
イ{ _j斗ャヒ ¨ア/ j圦 t┐ _彡ノ丿 ~^ __
‘'廴」 i 〈 イ _⌒L戎r‐‐匕 /^ ¨¨丁
r==や-や==┬‐. ア入 j广Y^ 圦
坏 ケ¨¨ケ 坏'/, ノ i{ , r イ /, ,}
'/  ̄ ̄ __ '//, ,'^ i ∨ /人 イ _j 」 ^j
'/ - - - - '//, ´ 〉’ / 〃 ハ\ 八ア ; `
'/ - - - - '//,. , ,´ ^ 、,_j L..」 Ⅵ ,′ }
'/ - - - - '//, / / ヽ|/ }
胡桃「ぶ、部内恋愛禁止!」
京太郎「えっ!」
胡桃(部内恋愛する気だったの!? あ、相手は……まさか、私、とか……?)カァッ
京太郎「残念でしたね葵さん、シロさんとは無理ですよ」ポン
葵「余計なお世話じゃ!」バシッ
京太郎「あ痛っ!」
胡桃「……」ゲシッ
京太郎「脛!?」
京太郎「お疲れさまでーすっと、鍵返してこなきゃ」
葵「私行くよ、とってきたの私だし」
京太郎「ほら……レディーを危険な眼に……葵さんだしレディーが危険な可能性が」
葵「それか! 言うにことかいてそれか!?」
胡桃「ありがと京太郎ー」
エイスリン「ソレジャ、バイバイ!」
葵「明日麻雀で決着をつける!」
京太郎「はい、気を付けてー」フリフリ
京太郎(明日お見舞いとか行くかなぁ……)
よしここまで、間あいたけどまあそこそこ進んで
次回はお見舞いイベントってことで、夏休みまで長い、長すぎる
ではまたー
>>364
このSSは健全なSSなのでそんなことあるわけないだろ! いいかげんにしろ!
乙です
豊音って一人暮らしだっけ
病気なのに治るまで部屋にぼっちでいるのか……
京太郎の家で保護しよう
豊音って一人暮らしだっけ
病気なのに治るまで部屋にぼっちでいるのか……
京太郎の家で保護しよう
乙です
座薬は治療のためだからKENZENだよ!
後は汗かくと良いって聞くから、疲れてもすぐに休めるようにベッドの上で運動(意味深)すればいいんじゃないかな
座薬は治療のためだからKENZENだよ!
後は汗かくと良いって聞くから、疲れてもすぐに休めるようにベッドの上で運動(意味深)すればいいんじゃないかな
>>371
京ちゃんに座薬を挿す(難聴)
京ちゃんに座薬を挿す(難聴)
妄想激しい塞もいいけど
無知な豊音や京太郎なら別にいいやとか思ってるだろうシロもいいね
無知な豊音や京太郎なら別にいいやとか思ってるだろうシロもいいね
そういや噂なんだが今度の某祭典で京太郎と宮守面子の薄い本が…
おっとこんな時間に来客が
おっとこんな時間に来客が
―――翌日・放課後
京太郎「さすがにみんなに風邪が感染してもな」
京太郎(一回帰ったから、まずは塞さんからだな……)
京太郎(俺のような男がお見舞いに来たとか言って大丈夫だろうか?)
京太郎(いや、男は度胸、なんでも試してみるもんだ……!)グッ
ピンポーン
??「はい?」ガチャッ
京太郎(お母さん、かな?)
京太郎「えっと、塞さんと同じ麻雀部の須賀京太郎って言」
塞母「あなたが須賀君ね!」パァッ
京太郎「え、はい」
塞母「どうぞどうぞ!」
京太郎「……?」
京太郎(まぁ歓迎されてるんだから良いけど……お見舞いって言ったらりんごだ、よな?)
京太郎「お邪魔します」
塞母「塞から話は聞いてるけど、へぇー、君が須賀君……へぇー」
京太郎「な、なんですか?」
塞母「あ、ごめんね? 塞がいつも楽しそうに貴方の話もするから、それに一緒に入ってきた葵ちゃんって子も」
京太郎(だ、だよな、葵さんもだよな……変な期待をしてしまった)ドキドキ
京太郎「あ、これりんごです」
塞母「あらま、どうも……塞は寝てるかな?」
京太郎「ああ、なら結構ですよ。悪化してもあれなんで」
塞母「そんなこと言わないで、とは言えないかぁ、さすがに風邪がうつっちゃってもね」
京太郎「あはは、別になんとかは風邪ひかない理論もあれば」
塞「おかーさん、氷枕ー」
塞母「おはよう、須賀君が来てくれたわよ」
塞「京太郎が? いつ?」
塞母「今」
塞「?」
京太郎「どうも……」
塞「……!」
塞(髪ボサボサだし! 合宿の時と違って寝起きそのまんまだし!? や、やばいっ!)
塞「ちょっと待ってて!」ドタバタ
京太郎「……?」
塞母「青春ラブコメってやつね」
京太郎「どっか間違ってそうですね」
―――塞の部屋
京太郎「熱とか平気ですか?」
塞「うん、熱もだいぶ下がったし咳も薬のおかげで……ごめんね、お見舞い来てくれたのに」アハハ
京太郎「まぁお見舞いですからね、寝てるならそのまま帰ろうかと思ったんですけど元気そうな姿を一目見れて良かったです」フッ
塞「う、うん……」コクリ
京太郎「?」
塞「いやぁ、こう、京太郎って弱ってる女の子とか……放っておかない、狡猾だよね」
京太郎「そんなつもりじゃありませんよ。大事な部活の先輩なんですから」
塞(だよね、大事な部活の先輩で、京太郎はそんな先輩を心配してくれて……でも)
京太郎「りんご持ってきたんで食べてくださいね、結構効きますよ。気分の問題かもしれないけど」
塞「良いね、すりおろしてでも食べるよ」
京太郎「そうしてください。トシさんも風邪引くとこだったらしくて、昨日大事とったおかげで今日は万全らしいです」
塞「へぇ、私たち経緯かな?」
京太郎「流行ってますし、別にそんなことないでしょ。ってか……おかげで今日、塞さんのおみまいこれたんで結果オーライです」ニッ
塞「うっ……」
塞(おみまい来てくれたし……あっ、そういえば風邪の時は汗をかくと良いって聞いたけど、京太郎と汗をかく……!)ボンッ
京太郎「塞さん?」
塞「ふぇっ!? ななな、なんでもないよ! 別に運動しなきゃとか」
京太郎「風邪ひいて運動なんて余計に体壊しますよ?」
塞「そそ、そうだよ!」
京太郎「?」
塞「えっと……き、京太郎が私の部屋くるの初めてだよね!」
京太郎「そういやそうですね、俺あんまみなさんの家行きませんし……場所は知ってても」
塞「ストーカーっぽ」
京太郎「送って行ってる側になんて言いぐさ」
塞「ははっ、ごめんね……でもいつでも来てくれて良いんだよ?」
京太郎「いやぁ、女の子の部屋ってその……同級生のホントダチみたいな奴の部屋にしか言ったことなくてちょっと緊張するっていうか」
塞「なにそれ」フフッ
京太郎「なんとなく、です。まぁ悪く言えば童貞の発想……」
京太郎(ってなんでこのタイミングで下ネタだよ俺ぇ……)
塞(童貞!? じゃ、じゃあこれは遠回しに『塞さんから誘ってください』っていうアピール!? そうなの!?)
京太郎「まぁなんです、俺ってちょっとキョロキョロ見回しそうなんで、そういうとこ見られて嫌われるのも嫌だなって」
塞「……私の部屋にそんなやましいものはな」チラッ
塞「!!?」
京太郎「?」
塞「なんでもない! そのまま、ああこれ以上は京太郎に風邪をうつすかもしれない!」
京太郎「お、おう」
京太郎(やっぱ下ネタと見回すって言ったせいか……ちょっと落ち込む)ズーン
塞(京太郎が沈んでる……はっ、もしかして見えちゃった!? 私先輩として失望された!?)ズーン
塞「そ、その……ごめんね」
京太郎(嫌悪感は抑えきれないということか……)
京太郎「いえ、しょうがないですよ……」
塞(え、私がそういうのを持っててもしょうがないって、こと……?)
―――臼沢家・玄関
京太郎「その、お体にお気をつけて」
塞「う、うん……そっちもね」
京太郎「はい……それじゃまた学校で」ニコッ
塞「うん、また学校でね」ニコッ
京太郎「えっと、このあとはシロさんと豊音さんのおみまいに……」テクテクテク
塞(……多少強引にでも引き留めておけば良かったっ! あ、でもそれをするとシロと豊音が可哀想だし、ああもうどうすればぁぁっ!)
塞母(頑張れわが娘、お母さんは陰ながら応援してるよ……)
―――小瀬川家
京太郎「白望さんと同じ麻雀部で後輩の須賀京太郎です」
シロ母「あらあらシロの同級生の、どうぞ~」
京太郎(なんかおっとりした人だな)
シロ母「シロ~お友達の須賀君が来たわよ~」
京太郎「あ、寝てるなら起こさなくても」
白望「ん、京……?」
シロ母「シロが自分で起きてくるなんて珍しい~」
京太郎「なんか俺までのんびりした動きになりそうな家だな」
白望「……部屋、きて?」
京太郎「はい、あお母さんこれりんごです」
シロ母「あらあら、ありがとう~」ニコッ
京太郎(若いなぁ、いくつだろ……首元で髪を縛ってるのは良い。かなり良い……そしてなによりおもちか、遺伝だったか)フム
エイスリン一人暮らしなのか。家事はできるんだろうけど外人だから色々大変だろうに
―――白望の部屋
京太郎「思ったよりこう、普通ですね」
白望「どんなの想像してたの?」
京太郎「必要最低限のものは無いのかと……あ、人をダメにするソファ」
白望「それは、危険……」
京太郎「はい、これで咲……俺の友達は大変なことに」
白望「京は、風邪平気?」
京太郎「あ、はい全然……シロさんももうすっかりって感じ、ですか?」
白望「うん、ダルいのも……ちょっとマシになった」
京太郎「なら良かったです」
白望「ん……」ゴロッ
京太郎(横になったシロさんのおもちが、凄い……腕と腕に挟まれてるおもち。やはりシロさんはヤバい。おもちがヤバい……)
白望「んー、胸みすぎ」
京太郎「ぐはっ! ず、ずみ゛ばぜん゛!」
白望「そんなに……好き?」
京太郎「大きいおもちが嫌いな男なんていません!」
京太郎(例外はあるけど)
白望「……触る?」
京太郎「!?」
白望「別に、京だったら良いけど」
京太郎(なんじゃぁぁっ!? いかんぞ京太郎! 自分を取り戻せ! マイサンよ沈まれ! こんなことでお前に満足されてたまるか!)
白望「……?」
白望「京……?」
京太郎(ベッドから降りてこないでくれ、四つん這いになって迫らないでくれ! 俺は弱い! ぬぉぉぉっ! 俺に力をくれぇぇぇ! 理性だ。理性の化け物に!)
白望「……別に、触るだけだし」
京太郎「そ、それをやって歯止めが効く自信が無いんですよ俺は」
白望「そんなに重く考えなくても」
京太郎「考えましょうよ、お互い男女でもう子供も作れる体なんですから」
白望「……それはそれでおいし」
京太郎「おおおい!?」
白望「うん、ごめん。まだ高校生だし……早かった」
京太郎「ですよね」ホッ
白望「でも、唾はつけときたい」
京太郎「っ……」カァッ
白望「?」
京太郎「その、シロさんって愛情表現がストレートですよね」
白望「遠回しとか、ダルい」
京太郎「あはは、そういうとこ……好きです」
白望「……告白?」
京太郎「違います!」
白望「それはそれで傷つくけど」
京太郎「あ、えっと、そのすみません」メソラシ
白望「……良いよ、別に」フッ
京太郎「へ?」
白望「?」
京太郎「いや、なんでも……ないです」
白望「でも、せっかくおみまい来てくれたから……お礼」ガシッ
京太郎(ん、俺の腕を掴んで……そのまま)
白望「ん」フニュッ
ムニュンッ
京太郎「」
白望「……どう?」
京太郎「……トイレ、かります」
白望「うん」
―――豊音の家への道
京太郎「はぁ、俺はなんてことを……だがあのままはまずかった。あの行動は正解だ」
京太郎(シロさん、あまりにダイレクトすぎるアタックだぜ。このままじゃ俺の理性がもたん……正直めっちゃ良いけど)
京太郎「いかん! これじゃ俺はクソ野郎だ!」
おっさん「お、あれって宮守の」
おじさん「ああ、例の六股の……なんてうらやましいんだ」
お兄さん「爆発しねぇかな」
京太郎(くそ、とりあえずは豊音さんの家に行って癒されよう。一人暮らしだから色々と大変だろうしなぁ……晩御飯とか、大丈夫だろうか?)
―――豊音の家
豊音「いらっしゃいっ!」
京太郎(家というかアパートの一室だけど、結構良いよなー)
京太郎「俺もこういうとこ住みたいな」
豊音「住むー?」
京太郎「同棲いくない」
京太郎(俺の精神に)
豊音「それにしても京ちゃんが来てくれるなんて嬉しいよー、こほっ、けほっ」
京太郎「今のとこ豊音さんが一番重傷ですね……熱は?」
豊音「まだちょっとあるけど、平気だよ?」
京太郎「平気じゃないでしょうに、晩御飯とか無いなら作りますよ」
豊音「?」
京太郎「俺、これでも料理とかできんですよ」フッ
豊音「……」ポロポロ
京太郎「ファ!?」
豊音「ごめっ、ごめんねっ……」グスッ
京太郎「どうしたんですか?」
豊音「ううんっ、一人だから……寂しかったから、嬉し、くてっ……ふぇえっ」ポロポロ
京太郎「ああもう、無理して」ギュッ
豊音「うぅ~」ギュッ
京太郎「寂しかったらいつでも呼んでください、いつでも来ますから」ナデナデ
豊音「……うんっ」ギュゥッ
京太郎(なんとかしてあげたいけど、たまに御飯作りに来て上げるぐらいが限界だよなぁ)
豊音「京ちゃぁ~んっ」グスグスッ
京太郎「はいはい、ここに居ますよ……このままじゃ晩御飯作れないですから早く泣き止んでくださいねー」ナデナデ
豊音「うん、でももうちょっと、だけ……」
京太郎「さて、おかゆも作れた……渾身の出来!」
京太郎(おかゆに渾身もくそもないだろっていうツッコミは豊音さんに期待するのはこくってもんだな)
京太郎「もう食べますかー?」
豊音「ううん、もうちょっとしてから食べるよー」
京太郎「了解です」
豊音「えへへ、京ちゃんのエプロン姿って新鮮ー」
京太郎「まぁ……」キョロ
京太郎(本棚は漫画が多いけど、麻雀の教本とかもあるな……ゲームも多い)
豊音「汗が気持ち悪い……シャワー浴びてくるっ」
京太郎「はーい」
豊音「ごゆっくりっ! 好きにしてて良いからね、DVDもゲームも漫画もあるから!」ニコッ
京太郎(……って俺、このまま?)
ガチャ バタンッ
京太郎「……お、ブルーレイBOXだ。せっかくだ見るか」
京太郎(帰り遅くなるって連絡入れとこ)
このスレってジャンル指定難しいな
ギャグかと思わせといてラブコメかと思わせつつただの日常もののオーラがたまに出る
良い意味で人選びそう
ギャグかと思わせといてラブコメかと思わせつつただの日常もののオーラがたまに出る
良い意味で人選びそう
テレビ『シャトルの中に逃げ込むのよ!』
テレビ『閉じ込められた!』
テレビ『罠だったか……』
京太郎「……」
ガチャッ
豊音「ちょっとさっぱりしたよー」
京太郎「ん、上がりました?」ピッ
豊音「見てても良いよー?」
京太郎「いえ、暇つぶしみたいなもんだったので……とりあえず今日はちょっと遅くまで居ても良いですか?」
豊音「え?」
京太郎「いや、ダメなら」
豊音「良いよっ! ずっといて!」パァッ
京太郎「ずっとは無理ですけど」アハハ
豊音「あ、そ、そうだよねっ、あははっ……でもぉ」
京太郎「?」
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 / \
,´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / う ち ',
,´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / れ ょ ,
/:/:::::::::::::::::::::∧:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::' { し | }
/:/:::::::::::::::::::::ハ:ハ:::::::::::::l ヽ:::::::::::::::::::', { い }
{::{:::i:::::::::::川::レ::ハ::::::::::::',⌒V:::::::::::::::ヘ ゝ よ /
{::{:::::::::::::::l_レ::{ l:l \:::::::::ヽ_川ハ:::::::::::ハ /へ | ,′
. l::l:::::::::::::::ハハゝ \ \:::::::::::r― 、:_:::::ハ \__/
V:::::::::::::ハ ,z== \:::::::`:::ー.__> へ_┬ 、
ハ:、:::::::::ゝ/フ、、、、 ' ヽヽ::>´ / / /\\
i::::\:::| l:( ( ―と - ´ィ´/ />'/\ \__
}:::::::::::\:ヽヽ ( ノゝィ::::::7 /ヽ∨\ )
}:::::::::::::::::ヽ:u>┬ 二  ̄ イ-uァ、:`´:>工` \
|:::::::::::::::∧:::ハ`┴┬┬―┴ ´ /川 \ /
. j::::::::::::::/ i:::::ハ { 〈 /::ノ/-―  ̄{ヽ_ ノ
/フ/ ̄ \ !:::j } \ヽ _/ Y`ヽ \
/::/ ノ:::ノノ i// //( ゝ イ \ ∧
京太郎「……なら良かった」ニコッ
ピロリン
豊音「?」
京太郎「ああ……葵さんからメールでした」
豊音「葵からー?」
京太郎「みんなは大丈夫だったかーだって……まぁ大丈夫って送っておきますか」
豊音「うん……葵も、優しいねっ」
京太郎「ですね」
豊音「それじゃあ晩御飯、一緒にたべよ?」
京太郎「はい、温めてきますね」
―――その後
京太郎「さて、そろそろお暇しますか……明日も学校ありますしね」
豊音「うんっ、今日はありがとう京ちゃん!」
京太郎「いえいえ、俺なんかで良けりゃいつでも」フッ
豊音「でも京ちゃんのおかげであと10年は戦えるよー!」
京太郎「物資は十分ですか」ハハッ
豊音「京ちゃん分補充完了だもん!」ビシィッ
京太郎「はい、それじゃ」
豊音「うん、それじゃまたねっ!」フリフリ
京太郎(豊音さん……シャツ一枚は無防備すぎんぜ、ノーブラは俺には刺激が強すぎんぜ)
京太郎(シロさん家に行っていなかったら即死だった……)
シャトルさんの台詞間違えた
「シャトルの中に隠れるのよ!」です
「シャトルの中に隠れるのよ!」です
―――翌日・朝
京太郎「エイスリンさんが!?」
塞「うん、私たちが復帰したのに」
白望「ね」
豊音「うー、一人暮らしの風邪は寂しいよー」
胡桃「私だけ風邪ひかなかったのが逆に悔しい、そしたら京太郎のおみまいが……」
葵(いつのまにフラグを、抜け目ないなぁ須賀)
京太郎(これは……行った方が良いよなぁ)
トシ「あんまり部活は休まない方が良いけどねぇ」ボソッ
京太郎「心読まないでくださいよ」ボソッ
トシ「……授業さぼって行って来れば?」ボソッ
京太郎「それが教師の言うことか……!?」ボソボソ
―――エイスリン宅前
京太郎「来てしまった……というよりエイスリンさんもアパートか」
京太郎(まぁ二人共綺麗なアパートだけど)
ピンポン
エイスリン『ハイ……キョウタロ!?』
京太郎「ど、どうも」
ガチャッ
エイスリン「ガッコ!」
京太郎「エイスリンさんが心配で……お昼ぐらい作りますよ」
エイスリン「ウン……!」ニコッ
京太郎「ありがとうございます」ニコッ
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