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元スレ折本「比企谷」
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この頭の悪さ全開の八幡なんか嫌い
戸部なごむ
良くも悪くも空気読みまくりに葉山好き
戸部なごむ
良くも悪くも空気読みまくりに葉山好き
雪乃「待ちなさい。逃げるの」
八幡「今回に限って言えば、大事なのは試合だ。それに、試合が終わってから幾らでも話す事は出来るだろ」
雪乃「あなたは、そうやって前も回避したわ」
八幡「やかましい、俺は雪ノ下さんとデートだけは……したくないんだ」
雪乃「何をもたもたしてるの?早く行きなさい」
八幡「……」
ーーーーーーーーーーー
八幡(葉山達と昼飯を食って、そのまま解散した。戸部が作戦内容を聞いてきたが、葉山と二人でシラを切った。それで納得してくれる戸部、マジいい奴)
八幡(いろいろ話を聞いてる内に、方針は固まったな)
八幡(あとは、上手くいくかどうか……)
八幡「葉山、みんなを呼んでくれ」
ーーーー試合前ーーーー
葉山「集まったみたいだね」
八幡「決勝だが、前半と後半で最低一点づつ取る。いいな?」
葉山「何か方法があるのか?」
八幡「……ある。多分うまくいくはずだ。未経験者はボールが来たらなるべく前に大きく蹴ってくれ」
本牧「つまり、どういう事かな」
八幡「2.3日の練習で上手くなるならプロなんて存在しない。俺達は無理せず、分相応にいこうってことだ」
八幡「その分サッカー部には頑張って貰うが、いいか?」
葉山「なるほど……分かった」
八幡「あと、一回だけ指示を出す。多分前半終了間際だ。それを聞いたら各自動いてくれればいい」
ーーーーーーーーーーー
玉縄「よろしく。悔いの残らないよう、フェアに行こう、フェアに」
八幡(折本は……っと、いたいた。手振るくらいでいいか)スッ
折本「!?」
玉縄「……フェアにね」ピキピキ
ーーーーーーーーーーー
・
・
・
八幡(いい感じで相手の攻撃を流してるな。少しづつ前のめりになってきた)
八幡(そろそろ前半も終わる、頃合だな)
玉縄「どうやら僕たちがイニシアチブを発揮しているようだね」
八幡「その割には攻めあぐねてるじゃねえか。スコアにペイ出来てないぜ?コスパ悪いな」
玉縄「くっ、結果が全てだ」
八幡「そうだな、だから……」
八幡「カウンターには気をつけろよ?」
玉縄「なっ!?」
八幡「……副会長!ボールを戸部に渡せ、戸部はそのまま切り込むんだ!」
本牧「分かった!」
戸部「あいよ、了解」
玉縄「ダニィ!?み、皆、戻るんだ」
八幡(このシチュエーションは理想的だ。後は……)
⑦
八幡「戸部!レフトにシフトをスライドしてくれ!葉山のエクスキュースに応じるんだ」
玉縄「まずい!3人、葉山に着いてくれ」
八幡(当然、指示を理解した玉縄は慌てて葉山のマークを支持する。だが)
戸部「……っべー、何言ってるのかわかんねぇや。あ、ラッキー。シュートコース空いたべ」
八幡「普通の人間に玉縄語が通じる訳ないだろ……」
戸部ゴール、前半終了
八幡「戸部!レフトにシフトをスライドしてくれ!葉山のエクスキュースに応じるんだ」
玉縄「まずい!3人、葉山に着いてくれ」
八幡(当然、指示を理解した玉縄は慌てて葉山のマークを支持する。だが)
戸部「……っべー、何言ってるのかわかんねぇや。あ、ラッキー。シュートコース空いたべ」
八幡「普通の人間に玉縄語が通じる訳ないだろ……」
戸部ゴール、前半終了
試合前に玉縄の前で折本に顔射してピキピキさせたのってなんか意味あったの?
>>370
イラつかせただけじゃね?
イラつかせただけじゃね?
>>370
挑発して八幡を意識させて、指示を聞き漏らさないようにさせたんじゃね?
挑発して八幡を意識させて、指示を聞き漏らさないようにさせたんじゃね?
ーーーーハーフタイムーーーー
八幡(戸部のおかげで先制点を決めることができた。前半はあらかた筋書き通りといったところか)
八幡(恐らく相手サイドは作戦の変更を余儀なくされているはずだ。攻め続けた挙句、体力だけ無駄に使ってからの失点。精神的に来るだろう)
八幡「葉山、後半だが、序盤は前半同様に時間稼ぎをするように皆に伝えてくれ。終盤に入った時、一気に攻める」
葉山「何か策があるんだな」
八幡「ああ、相手だって素人多めにサッカー部少しって所だ。実力にそう差はないはずなんだ。相手も試合前はそう思っていただろう」
八幡「だが、予想に反して有利な状況が続いた。結果、拾ったボールをクリアし続けるだけの俺たちとは違い、あちらさんは常にアクティブに動く事を求められた」
葉山「疲れてるって事か……だったらチャンスだけど」
八幡「どうした?」
葉山「相手だって馬鹿じゃない。後半はじっくりくるかもしれない」
八幡「それなら多分、大丈夫だ。指令を出してる玉縄は、煽りに簡単に乗ってくる馬鹿だ。試合前にそれを確認した」
葉山「なるほど……確かにそうかもしれない」
八幡「だろ?10人が馬鹿じゃ無くても、司令塔1人が馬鹿だったらそれは、馬鹿の集団という認識でいいと思う」
葉山「分かった、みんなに伝えてくるよ。休んでてくれ」
玉縄って痛々しい子なだけで馬鹿ではないはずなんだがなあ…不憫なやつよ
玉縄の近くに住んでる俺からのお願いだ
確かにバカも多いが地名に罪はない。少しディスるのは控えてやってくれないか?
あ、ホントに少しでいいから
確かにバカも多いが地名に罪はない。少しディスるのは控えてやってくれないか?
あ、ホントに少しでいいから
玉縄への熱い声援ありがとうございます。
久しぶりの日曜に鼻くそほじりながら釣りをエンジョイして、坊主で帰ったりして必死に3分位考えた結果こうなりました。
僕個人は彼大好きなので、なんとか活躍させたかった結果なので玉縄の件は
ご容赦を
久しぶりの日曜に鼻くそほじりながら釣りをエンジョイして、坊主で帰ったりして必死に3分位考えた結果こうなりました。
僕個人は彼大好きなので、なんとか活躍させたかった結果なので玉縄の件は
ご容赦を
俺はロンドン生まれのパリ育ちでニューヨークでバリバリに働いてるよ
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八幡(後半が始まって15分か……段々相手に焦りが見えてきた)
八幡(ミスも目立つようになってきたな、頃合いか)
葉山「比企谷、そろそろ……」
八幡「丁度それを考えていたところだ。ただ念には念を入れておく。エリア内に入る直前、俺にボールをくれ」
葉山「フリーでも打ったらダメなのかな?」
八幡「ああ。成功すれば多分、勝利は確定する」
葉山「随分な自信だな……」
八幡「まぁな。追い詰められた人間のすることなんざ、手に取るように分かる」
葉山「?」
八幡「そういうの慣れてるからな、俺は」
ーーーーーーーーーーー
八幡(クリアするだけの、つまらん球拾い作業から解放されたのもあって味方の士気は高い。案の定相手は慌てているな)
八幡「頃合いか」
八幡(もう相手に選択肢は殆どない。ましてあんな練習しかしてないんじゃ、尚更だ。盤面にまるで影響しない練習なんて意味がない)
八幡「葉山!」
玉縄「パスか!くそっ、届けっ!」
八幡(そして、こういう時、真っ先に足が出るわけで……)
ズザァァ……
八幡(PKゲット……いてぇ)
戸部「ヒキタニくーん、生きてる?」
八幡「ちょいときつい……外に出て、手当してくる」
葉山「分かった。あとは任せてくれ」
八幡「そうする。ここで決めたら流石に、勝負はきまるだろ。ここは葉山が蹴ってくれ……期待、には答えるんだろ?」
葉山「……分かった」
八幡(葉山はしっかりPKを決めて、みんなの期待に応えた。海浜はファールが尾を引いたのか、消極的なプレーが目立つようになってしまい、結局……)
ーーーーーーーーーーー
小町「お兄ちゃん!お疲れ!」
結衣「3-0とか凄いじゃん!でも結局プレイボールから目立ってなかったね!」
八幡「い、いいんだよ、他の奴が動きやすくなるための地盤は、しっかり整えたんだから。それと、プレイボールは野球な」
雪乃「こけた時も、攻めるタイミングの指示も全部計算して出していたのね……あなた、やっぱり卑怯だわ」
八幡「そんなことないぞ、唯一の武器である頭はしっかり使わないと……って、よく見てたな。気付かれないようにしてたつもりだったが」
雪乃「何を言っているのかしら。まるで私がずっと、あなたを目で追っていたように取れるわね。自惚れるのもいい加減にしなさい」
八幡「お、おう。悪い」
結衣「あはは、まぁまぁ……。あっ、そうそう、流石に今日は行くよね?」
八幡「行くって、何処にだ?」
葉山「打ち上げだよ。行くんだろ?」
八幡「却下だ。行くわけないだろ……それだったら小町と外食するわ」
小町「あー、また小町を逃げ場にしてる。ポイント低い……」
葉山「代表比企谷の名前で店を予約しているから来てくれると助かるんだが……」
八幡「まて、俺は知らんぞ」
葉山「今初めて言ったから、仕方ないさ。それに、皆君に来て欲しそうだよ」
結衣「そうだよ。ヒッキーも、いこ?」
八幡「うーん……」
葉山「テニスも一緒なんだけど……」
結衣「あ、さいちゃん達も来るんだ」
八幡「先に言えよ!行くに決まってんだろ!……あ」
結衣雪乃「……」
投下ー今日はここまでです。
無事ブルーレイ購入&特典小説無事読み終わりました。わたりんっぽいのがいた気が……なんでもない。
折本かわいかったです
無事ブルーレイ購入&特典小説無事読み終わりました。わたりんっぽいのがいた気が……なんでもない。
折本かわいかったです
ーーーーーーーーーーー
戸部「皆お疲れー。ウェーイ!」
ガヤガヤ
八幡(結局焼肉きてもうた……戸塚はテニス部で固まってるし、俺は一体何のためにきた……)
結衣「ヒッキー、ゆきのん。お肉私が焼こうか?」
雪乃「……いえ、由比ヶ浜さんは食べて感想を聞かせてちょうだい」
八幡「そうだぞ由比ヶ浜。炭は十分ある、これ以上増やしてどうするつもりだ」
結衣「何気に2人共ひどいし!?いいもん、お肉好きだし……」
一色「成る程、だからそんな豊満な体型になったんですねー」
八幡「いや、遺伝だろ」
一色「そんなとこ遺伝するんですかね……むー」
雪乃「……一体、何の話をしているのかしら。一色さんとゲス谷君は」
一色「結衣先輩のナイスバディは遺伝なんですねーって」
八幡「おいばか、雪ノ下に聞こえるだろ!姉に全てを吸い取られてる奴だっているんだぞ!言葉に気をつけろ、一色」
一色「えー……」
雪乃「……一色さんは今、私と話をしているところなのだけれど、一ついいかしら」ピクピク
八幡「はひ」
雪乃「全く気にしていないし心当たりもないのだけれど、あなたのいう姉妹にあたる人は、誰なのかしらね」
八幡「……」
八幡(ともあれ、やっぱ騒々しいのは苦手だ……適当に理由付けて逃げるか)
テ-レッテ-
八幡「ん?メールだ、珍しい」
・・・・・・・・・・・・・・・・
差出人 : 折本かおり
宛先 : 八幡
件名 : 打ち上げ
会長達が何話してるか分かんない
ウケる
比企谷暇なの?
・・・・・・・・・・・・・・・・
八幡(あっちもやってるのか……)ポチポチ
・・・・・・・・・・・・・・・・
差出人 : 比企谷
宛先 : 折本
件名 : Re : 打ち上げ
打ち上げ中
そろそろ抜ける
・・・・・・・・・・・・・・・・
八幡(こんなもんか……って、電話きちゃった……)
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