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元スレ京太郎「咲-Saki SS」
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竹井久編 最終話 「チチオヤ」
俺と久さんが付き合い始めて1週間が過ぎた。
まだ染谷先輩と…なぜか福路さん、加治木さん、東横さんにしかバレていない。
え、バレ過ぎだって?
知らんがな
…が、この日、いよいよ咲達にもばれた。
咲「えっ…京ちゃんと部長が!?」
優希「あり得ないじぇ…催眠術か!」
咲と優希からは驚嘆のこえが
和「やはりそうでしたか…おめでとうございます、部長、須賀くん」
和からは祝福の言葉が送られた。
そして…
俺と久さんが付き合い始めて1週間が過ぎた。
まだ染谷先輩と…なぜか福路さん、加治木さん、東横さんにしかバレていない。
え、バレ過ぎだって?
知らんがな
…が、この日、いよいよ咲達にもばれた。
咲「えっ…京ちゃんと部長が!?」
優希「あり得ないじぇ…催眠術か!」
咲と優希からは驚嘆のこえが
和「やはりそうでしたか…おめでとうございます、部長、須賀くん」
和からは祝福の言葉が送られた。
そして…
帰り道。
いつもの様に一緒に帰る俺と久さん…
久「京太郎くん、あのコンビニいかない?」
京太郎「ああ…懐かしいですね」
久「もう、何年寄りくさいこと言ってるのよ」
そう言って久はクスクス笑う。 いい笑顔だ。
京太郎「って、言っても何か買うものあったか…?」
久「そうねぇ…」
2人は店の中を回る。 なんでもないことだが…幸せだ。
京太郎「これにしましょうか」
久「お、新発売のつぶつぶドリアンジュース? チャレンジャーね」
そして、2人はコンビニからでてまた分かれ道を…
京太郎「あ、今日は送って行きますよ」
久「…いいわよ。 子どもじゃあるまいし」
久は笑っていう。 しかし…
一緒の暗い表情を、京太郎は見逃さなかった。
いつもの様に一緒に帰る俺と久さん…
久「京太郎くん、あのコンビニいかない?」
京太郎「ああ…懐かしいですね」
久「もう、何年寄りくさいこと言ってるのよ」
そう言って久はクスクス笑う。 いい笑顔だ。
京太郎「って、言っても何か買うものあったか…?」
久「そうねぇ…」
2人は店の中を回る。 なんでもないことだが…幸せだ。
京太郎「これにしましょうか」
久「お、新発売のつぶつぶドリアンジュース? チャレンジャーね」
そして、2人はコンビニからでてまた分かれ道を…
京太郎「あ、今日は送って行きますよ」
久「…いいわよ。 子どもじゃあるまいし」
久は笑っていう。 しかし…
一緒の暗い表情を、京太郎は見逃さなかった。
京太郎「ダメ…でしょうか?」
久「…それは」
京太郎は強気に攻める。 もちろん久をいじめたい訳ではない。 恋人として…久の悩みを解決したいが為だ。
久「…」
京太郎「今、久さんはちょっと暗い顔してましたし…俺が相談に乗りますよ!」
久「京太郎くん…いいの? 聞いたら…」
京太郎「大丈夫です! 俺は久を愛してますから! なんでもどうぞ!」
久「っつ! も、もう! 恥ずかしいじゃない!」
京太郎の言葉に久の顔が赤くなって行く。
京太郎(結構ウブだよな、久さん)
久「…それは」
京太郎は強気に攻める。 もちろん久をいじめたい訳ではない。 恋人として…久の悩みを解決したいが為だ。
久「…」
京太郎「今、久さんはちょっと暗い顔してましたし…俺が相談に乗りますよ!」
久「京太郎くん…いいの? 聞いたら…」
京太郎「大丈夫です! 俺は久を愛してますから! なんでもどうぞ!」
久「っつ! も、もう! 恥ずかしいじゃない!」
京太郎の言葉に久の顔が赤くなって行く。
京太郎(結構ウブだよな、久さん)
2人は久の家に向かう道をともに歩いていた。
久「…何から話せばいいのかしら」
京太郎「久さんの好きな話からでいいですよ」
久「…なら、まず進路から」
京太郎「俺のお嫁さん決定ですか?」
ずてっ
相変わらずの京太郎に思わず久はこけてしまった。
久「…大学か、社会人か…正直どちらも魅力なのよ」
京太郎「うーん…似合いそうなのは大学、ですかね」
久「和にも言われたわ」
京太郎「あ、そうなんですか」
久「…正直、私は不安なのよ。 大学に行くならプロも視野に入れなきゃならない」
京太郎「いいんじゃないですか?」
久「冗談言わないでよ…プロは咲や和、美穂子以上の人がゴロゴロいるのよ?」
京太郎「大丈夫ですよ! 俺がついてますから!」
久「…」
余りに単純すぎる発言…だが
久の心に、大きくしみわたった。
久「…何から話せばいいのかしら」
京太郎「久さんの好きな話からでいいですよ」
久「…なら、まず進路から」
京太郎「俺のお嫁さん決定ですか?」
ずてっ
相変わらずの京太郎に思わず久はこけてしまった。
久「…大学か、社会人か…正直どちらも魅力なのよ」
京太郎「うーん…似合いそうなのは大学、ですかね」
久「和にも言われたわ」
京太郎「あ、そうなんですか」
久「…正直、私は不安なのよ。 大学に行くならプロも視野に入れなきゃならない」
京太郎「いいんじゃないですか?」
久「冗談言わないでよ…プロは咲や和、美穂子以上の人がゴロゴロいるのよ?」
京太郎「大丈夫ですよ! 俺がついてますから!」
久「…」
余りに単純すぎる発言…だが
久の心に、大きくしみわたった。
久「ありがとう…京太郎」
京太郎「…はは、なんか恥ずかしいですね…久」
久「…あーもー! なにこれ!恥ずかしい!」
京太郎「本当ですよ! なんですかこれは!」
2人は笑いあった。
京太郎「あはは…で、他の悩みはなんです?」
久「…言わなきゃダメ?」
京太郎「…はは、なんか恥ずかしいですね…久」
久「…あーもー! なにこれ!恥ずかしい!」
京太郎「本当ですよ! なんですかこれは!」
2人は笑いあった。
京太郎「あはは…で、他の悩みはなんです?」
久「…言わなきゃダメ?」
久「私実はねー…私、父親とあんまり仲良くないんだ」
京太郎「久…」
久「でね、ちょっと…男の子の気持ちが分かんないの」
京太郎「…」
久「ねぇ、京太郎」
日は沈み始めていた。久がどの様な表情をしているか分からない…
久「京太郎は…私に、私と何をしたいの?」
京太郎「久…」
久「でね、ちょっと…男の子の気持ちが分かんないの」
京太郎「…」
久「ねぇ、京太郎」
日は沈み始めていた。久がどの様な表情をしているか分からない…
久「京太郎は…私に、私と何をしたいの?」
ギュッ
京太郎は久を抱きしめた。
京太郎「久…」
久「…京太郎」
京太郎「…愛してる。 それしか…言えない」
久「…私もよ」
2人の顔が近づき…唇が…
1つになった
京太郎「んっ…久」
久「…んっ…」
京太郎は久を抱きしめた。
京太郎「久…」
久「…京太郎」
京太郎「…愛してる。 それしか…言えない」
久「…私もよ」
2人の顔が近づき…唇が…
1つになった
京太郎「んっ…久」
久「…んっ…」
2人の顔は再び離れていく…
京太郎「…なんだか…幸せですね」
久「ええ」
久「…今、何と無くだけど…あなたの気持ちが伝わってきた気がするわ」
京太郎「そう…なんですか?」
久「京太郎には私の気持ち、伝わらなかったの…」
久が悲しそうな表情を見せる。
京太郎「わわっ…そんな事無いですから!」
久「ふふっ…冗談よ。 私も伝わってきたけど…言葉に出来ないもの」
京太郎「…」
しばらく歩くと…久の家に着いた。 小さな一軒家だ。
京太郎「…なんだか…幸せですね」
久「ええ」
久「…今、何と無くだけど…あなたの気持ちが伝わってきた気がするわ」
京太郎「そう…なんですか?」
久「京太郎には私の気持ち、伝わらなかったの…」
久が悲しそうな表情を見せる。
京太郎「わわっ…そんな事無いですから!」
久「ふふっ…冗談よ。 私も伝わってきたけど…言葉に出来ないもの」
京太郎「…」
しばらく歩くと…久の家に着いた。 小さな一軒家だ。
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