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元スレ京太郎「咲-Saki SS」
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第3話「セイチョウ」
京太郎「おおさむっ…」
秋の大会も終わり冬に差し掛かり始めた頃…俺と竹井先輩の特訓は突然終わりを迎えた。
久『須賀くんならもう1人でも大丈夫よ。 あなたは強くなったわ。 だから…特訓はこれで終わり』
京太郎「…もっと一緒に練習したかったなぁ」
思わず口に出てしまう。
大会個人戦8位。
京太郎「…」
うれしいのは当然だが…悔しい思いもあった。
京太郎「竹井先輩…」
京太郎「おおさむっ…」
秋の大会も終わり冬に差し掛かり始めた頃…俺と竹井先輩の特訓は突然終わりを迎えた。
久『須賀くんならもう1人でも大丈夫よ。 あなたは強くなったわ。 だから…特訓はこれで終わり』
京太郎「…もっと一緒に練習したかったなぁ」
思わず口に出てしまう。
大会個人戦8位。
京太郎「…」
うれしいのは当然だが…悔しい思いもあった。
京太郎「竹井先輩…」
まこ「それじゃあ今日もお疲れ!…あと京太郎は少し残りんしゃい」
京太郎「あ、はい」
部活が終わった後に染谷先輩に呼び止められた。 いったいなんだろう…
まこ「あんた、最近元気無いな」
京太郎「えっ…そうですか?」
まこ「久の事じゃろ?」
京太郎「!?」
まこ「まー、今はちょいと忙しいみたいじゃし、彼氏なら黙って見守ってやんなさい」
京太郎「は、はい…」
ん? 彼氏?
京太郎「ちょ、先輩!? 俺は彼氏じゃないですよ!?」
まこ「え、そうじゃったんか!?」
京太郎「あ、はい」
部活が終わった後に染谷先輩に呼び止められた。 いったいなんだろう…
まこ「あんた、最近元気無いな」
京太郎「えっ…そうですか?」
まこ「久の事じゃろ?」
京太郎「!?」
まこ「まー、今はちょいと忙しいみたいじゃし、彼氏なら黙って見守ってやんなさい」
京太郎「は、はい…」
ん? 彼氏?
京太郎「ちょ、先輩!? 俺は彼氏じゃないですよ!?」
まこ「え、そうじゃったんか!?」
京太郎「違いますから」
まこ「しかし久はあんたの話ばっかりしとるしのぉ…大会の時もわしらより京太郎の方を優先したがってたしの」
京太郎「え、それって…」
思わず…にやけてしまった。
それをみて染谷先輩は苦笑いしながら
まこ「まー、わしの勝手な想像じゃし、あんまり期待せんほうがいいかもな」
京太郎「…」
結局それかよ!
まこ「そんなら帰るかの。 京太郎、先帰っててもいいぞ」
京太郎「いやいや、手伝いますよ?」
まこ「ほー…ま、そんならよろしくな」
まこ「しかし久はあんたの話ばっかりしとるしのぉ…大会の時もわしらより京太郎の方を優先したがってたしの」
京太郎「え、それって…」
思わず…にやけてしまった。
それをみて染谷先輩は苦笑いしながら
まこ「まー、わしの勝手な想像じゃし、あんまり期待せんほうがいいかもな」
京太郎「…」
結局それかよ!
まこ「そんなら帰るかの。 京太郎、先帰っててもいいぞ」
京太郎「いやいや、手伝いますよ?」
まこ「ほー…ま、そんならよろしくな」
帰りの準備が終わった頃…
京太郎「それじゃあ、お疲れ様でした」
まこ「ん、そうじゃな。 …先にいうとくけど」
京太郎「?」
まこ「わしに恋愛相談されても困るからな」
ずてっ
思わずこけてしまった。
京太郎「しませんから! それじゃ、さよなら!」
まこ「気をつけるんじゃぞー」
たたた…
まこ「まー、それは久もなんじゃけどな…」
京太郎「それじゃあ、お疲れ様でした」
まこ「ん、そうじゃな。 …先にいうとくけど」
京太郎「?」
まこ「わしに恋愛相談されても困るからな」
ずてっ
思わずこけてしまった。
京太郎「しませんから! それじゃ、さよなら!」
まこ「気をつけるんじゃぞー」
たたた…
まこ「まー、それは久もなんじゃけどな…」
帰り道。
携帯みるとLINEが来ていた。
また親だろうなと思いながら開くと…
竹井久 <最近会えなくてごめんなさい。 今週の土曜日は空いているかしら?
竹井先輩からだ!? 土曜日…土曜日は確か休みだし予定はない!…せっかくの御誘い…
ペコン
京太郎<大丈夫ですよ。 何処かに行くんですか?
ペコン
久<ええ。 秘密の特訓よ
ペコン
京太郎<秘密の特訓ですか!? …ところで何処に集まればいいんですか?
ペコン
久<ここの雀荘よ。 朝10時に集合ね!
ペコン
京太郎<はい! 楽しみにしてます! 先輩とのデート!
京太郎「…あっ」
携帯みるとLINEが来ていた。
また親だろうなと思いながら開くと…
竹井久 <最近会えなくてごめんなさい。 今週の土曜日は空いているかしら?
竹井先輩からだ!? 土曜日…土曜日は確か休みだし予定はない!…せっかくの御誘い…
ペコン
京太郎<大丈夫ですよ。 何処かに行くんですか?
ペコン
久<ええ。 秘密の特訓よ
ペコン
京太郎<秘密の特訓ですか!? …ところで何処に集まればいいんですか?
ペコン
久<ここの雀荘よ。 朝10時に集合ね!
ペコン
京太郎<はい! 楽しみにしてます! 先輩とのデート!
京太郎「…あっ」
やっちまったー!?
京太郎「何がデートだよ…! ああ、部長怒ってないかな…とりあえず謝らないと…」
ペコン
京太郎<すいません。でーとは間違いでした
焦りからミスも出るけど…仕方ないな!
…シーン
京太郎「あああ…ヤバイ…部長から帰って来ない…絶対怒ってるか…染谷先輩に話してるか…いや、それならまだましか…」
京太郎「…帰ろ」
先ほどの盛り上がりが嘘の様に…
しょんぼりしながら帰った…
京太郎「何がデートだよ…! ああ、部長怒ってないかな…とりあえず謝らないと…」
ペコン
京太郎<すいません。でーとは間違いでした
焦りからミスも出るけど…仕方ないな!
…シーン
京太郎「あああ…ヤバイ…部長から帰って来ない…絶対怒ってるか…染谷先輩に話してるか…いや、それならまだましか…」
京太郎「…帰ろ」
先ほどの盛り上がりが嘘の様に…
しょんぼりしながら帰った…
その頃…久
久「…デート…デート…ふふ」ニヤニヤ
久「もう、恥ずかしい…子供じゃないんだから…私」
久「あーもー! なんでデートなんて言葉出すのよ!」
久「意識しちゃうじゃない…バカ」
久「土曜日は覚えておきなさいよー! 須賀くん!」
久「…デート…デート…ふふ」ニヤニヤ
久「もう、恥ずかしい…子供じゃないんだから…私」
久「あーもー! なんでデートなんて言葉出すのよ!」
久「意識しちゃうじゃない…バカ」
久「土曜日は覚えておきなさいよー! 須賀くん!」
そして…土曜日。
京太郎「言われた雀荘って…」
俺の目の前にあったのは…
京太郎「染谷先輩の雀荘じゃないか!」
久「そうよ」
京太郎「竹井先輩!」
久「今日は特別なメンバーを呼んできたわよ」
京太郎「特別なメンバー…?」
そう思っていると…
見覚えのある紫髪の女性と金髪の女性がこちらへと向かってきた。
京太郎「もしかして」
久「そ! 今回の相手の…」
久「ゆみと美穂子よ」
京太郎「言われた雀荘って…」
俺の目の前にあったのは…
京太郎「染谷先輩の雀荘じゃないか!」
久「そうよ」
京太郎「竹井先輩!」
久「今日は特別なメンバーを呼んできたわよ」
京太郎「特別なメンバー…?」
そう思っていると…
見覚えのある紫髪の女性と金髪の女性がこちらへと向かってきた。
京太郎「もしかして」
久「そ! 今回の相手の…」
久「ゆみと美穂子よ」
おまけCM
美子「良かった…咲にもノンケはいたんだ…」
哩「次は新道寺編やね」
姫子「やるわけないでしょ!」
煌「ですよね…あ、そうだ」
仁美「今月の25日に咲日和4巻が発売すっと。 ぜひ読んで欲しいばい」
哩「死ぬオチはちょっと…」
美子「良かった…咲にもノンケはいたんだ…」
哩「次は新道寺編やね」
姫子「やるわけないでしょ!」
煌「ですよね…あ、そうだ」
仁美「今月の25日に咲日和4巻が発売すっと。 ぜひ読んで欲しいばい」
哩「死ぬオチはちょっと…」
美穂子「初めまして。 福路美穂子です」
ゆみ「私は加治木ゆみ。 よろしく頼む」
想像以上の大物にちょっと面喰らったが…個人戦8位になった俺なら!
京太郎「須賀京太郎です! よろしくお願いします!」
いつも以上に元気を出すぜ!
久「ごめんね、2人とも忙しいのに」
美穂子「私は大丈夫で…よ。 うえ…久」
ゆみ「私もだ。息抜きも大切だからな」
久「ふふ、そう。 美穂子、やっぱり難しいかしら」
美穂子「急に呼び方を変えるのは難しいのよ…」
こうしてみると…
加治木さんはクールでカッコイイ、凛とした人だ。
福路さんは優しいオーラが出ている…母性溢れる人だ。
部長は…かわいいしかっこいい。 そんな感じだろうか?
久(須賀くん…美穂子やゆみばっかりみてる…)ずきん
ゆみ「私は加治木ゆみ。 よろしく頼む」
想像以上の大物にちょっと面喰らったが…個人戦8位になった俺なら!
京太郎「須賀京太郎です! よろしくお願いします!」
いつも以上に元気を出すぜ!
久「ごめんね、2人とも忙しいのに」
美穂子「私は大丈夫で…よ。 うえ…久」
ゆみ「私もだ。息抜きも大切だからな」
久「ふふ、そう。 美穂子、やっぱり難しいかしら」
美穂子「急に呼び方を変えるのは難しいのよ…」
こうしてみると…
加治木さんはクールでカッコイイ、凛とした人だ。
福路さんは優しいオーラが出ている…母性溢れる人だ。
部長は…かわいいしかっこいい。 そんな感じだろうか?
久(須賀くん…美穂子やゆみばっかりみてる…)ずきん
今俺たちは雀卓を囲っている…
久「それじゃあ思いっきり行っちゃいましょうか」
ゆみ「ああ…しかし大丈夫なのか?」
美穂子「久…の話だと彼は初心者同然と…」
久「大丈夫よ。 成長してるもの。 ここら辺で壁にぶつからないと」
京太郎「さりげなく酷い事言ってますね…でもタダで負けるつもりはありませんよ!」
ゆみ「ふっ…面白い」
美穂子「楽しみですね」
久(さて、須賀くんはどんか麻雀をみせてくれるかしら!)
久「それじゃあ思いっきり行っちゃいましょうか」
ゆみ「ああ…しかし大丈夫なのか?」
美穂子「久…の話だと彼は初心者同然と…」
久「大丈夫よ。 成長してるもの。 ここら辺で壁にぶつからないと」
京太郎「さりげなく酷い事言ってますね…でもタダで負けるつもりはありませんよ!」
ゆみ「ふっ…面白い」
美穂子「楽しみですね」
久(さて、須賀くんはどんか麻雀をみせてくれるかしら!)
…結論から言うと完敗だった。
言うならばレベルの違い、経験の差、運…全てで負けてる。
京太郎「…完敗です」
ゆみ「ふぅ…」
美穂子「お疲れ様」
久「どうだった、須賀くん」
京太郎「…完敗です。それしか言えませんね」
久「そうね…それじゃ反省会やりましょうか」
京太郎「ここでこれを切ったのはドラを意識して…」
美穂子「違いますよ。 まだこのタイミングなら押せ押せで行った方が期待値は高まりますから」
ゆみ「それとドラを意識するなら…」
久(なんだか蚊帳の外だわ…)
京太郎「…ここはこれで合ってます?」
美穂子「そうですね…私ならこっちですが…」
ゆみ「私は須賀くんが正しいと思うけどな」
久(ゆみも美穂子も…初対面の男子に迂闊すぎるわ!)
言うならばレベルの違い、経験の差、運…全てで負けてる。
京太郎「…完敗です」
ゆみ「ふぅ…」
美穂子「お疲れ様」
久「どうだった、須賀くん」
京太郎「…完敗です。それしか言えませんね」
久「そうね…それじゃ反省会やりましょうか」
京太郎「ここでこれを切ったのはドラを意識して…」
美穂子「違いますよ。 まだこのタイミングなら押せ押せで行った方が期待値は高まりますから」
ゆみ「それとドラを意識するなら…」
久(なんだか蚊帳の外だわ…)
京太郎「…ここはこれで合ってます?」
美穂子「そうですね…私ならこっちですが…」
ゆみ「私は須賀くんが正しいと思うけどな」
久(ゆみも美穂子も…初対面の男子に迂闊すぎるわ!)
京太郎(…福路さんの胸…)
正直俺は巨乳好きだ。 そして福路さんはスタイルが良い…だから目が行くのも仕方ないよね…
京太郎 チラチラ
美穂子「それで河をみて…須賀くん?」
京太郎「す、すいません。 ちょっとぼうっとしていて」
ゆみ「大丈夫か? 少し休憩を挟んでも…」
京太郎「…そうですね。 お願いします」
ゆみ「…ん? モモから電話か。 すまない」
久「良いのよ。 行ってらっしゃい」
美穂子「あら…私も華菜から電話だわごめんなさい」
久「良いのよ」
正直俺は巨乳好きだ。 そして福路さんはスタイルが良い…だから目が行くのも仕方ないよね…
京太郎 チラチラ
美穂子「それで河をみて…須賀くん?」
京太郎「す、すいません。 ちょっとぼうっとしていて」
ゆみ「大丈夫か? 少し休憩を挟んでも…」
京太郎「…そうですね。 お願いします」
ゆみ「…ん? モモから電話か。 すまない」
久「良いのよ。 行ってらっしゃい」
美穂子「あら…私も華菜から電話だわごめんなさい」
久「良いのよ」
こうして今 卓を囲っているのは
京太郎「…」
俺と
久「…」
竹井先輩だけだ
久(須賀くんは美穂子やゆみばかり…)
京太郎「…」
俺と
久「…」
竹井先輩だけだ
久(須賀くんは美穂子やゆみばかり…)
久「ねえ、須賀くん」
京太郎「な、なんですか?」
久「ゆみと美穂子、どっちが好み?」
京太郎「えっ…」
久「私の読みなら…ゆみね! 当たってる?」
京太郎「…」
い、いきなり竹井先輩は何を…
久「ねえ、須賀くん…ううん、京太郎」
京太郎「え!?」
竹井先輩が…俺を呼び捨て!?
久「私も…見てよ」
京太郎「あ…」
京太郎「な、なんですか?」
久「ゆみと美穂子、どっちが好み?」
京太郎「えっ…」
久「私の読みなら…ゆみね! 当たってる?」
京太郎「…」
い、いきなり竹井先輩は何を…
久「ねえ、須賀くん…ううん、京太郎」
京太郎「え!?」
竹井先輩が…俺を呼び捨て!?
久「私も…見てよ」
京太郎「あ…」
久「…」
京太郎「俺の好みは…」
久「うんうん…」
京太郎「久さん。 あなたです」
久「えっ…!?」
京太郎「俺の好みは…」
久「うんうん…」
京太郎「久さん。 あなたです」
久「えっ…!?」
竹井久編 3話 「セイチョウ」カン
幕間会話
久「…恥ずかしいわ」
まこ「どうせみんな恥ずかしい目に合うんじゃ。我慢すればいいじゃろ」
咲「な、なんだか緊張してきた…」
優希「私もだじぇ…」
和「まだ竹井先輩すら終わってないのに…」
幕間会話
久「…恥ずかしいわ」
まこ「どうせみんな恥ずかしい目に合うんじゃ。我慢すればいいじゃろ」
咲「な、なんだか緊張してきた…」
優希「私もだじぇ…」
和「まだ竹井先輩すら終わってないのに…」
次回予告!
京太郎「あああああああ! 言っちまったー! どうしよう!?」
久「恥ずかしいわ…」
京太郎「久さんは将来何に…」
久「分からないわ。 …どうすればいいのかしら」
京太郎「…なら!」
次回 竹井久編 4話 「ミライ」
お楽しみに!
京太郎「あああああああ! 言っちまったー! どうしよう!?」
久「恥ずかしいわ…」
京太郎「久さんは将来何に…」
久「分からないわ。 …どうすればいいのかしら」
京太郎「…なら!」
次回 竹井久編 4話 「ミライ」
お楽しみに!
第4話 「ミライ」
京太郎「…」
あれから数日がたった…部長からは別れてから連絡が一切来ない…
京太郎「あああ…なんであんな事言っちゃったんだろ…」
思わず嘆く俺。 でも…
京太郎「…でも、俺が部長を…竹井先輩をそういう目で見ているのは事実だ」
京太郎「…でも竹井先輩から返答がああああああ…」
この繰り返しである。
京太郎「…」
あれから数日がたった…部長からは別れてから連絡が一切来ない…
京太郎「あああ…なんであんな事言っちゃったんだろ…」
思わず嘆く俺。 でも…
京太郎「…でも、俺が部長を…竹井先輩をそういう目で見ているのは事実だ」
京太郎「…でも竹井先輩から返答がああああああ…」
この繰り返しである。
京太郎「…竹井先輩」
京太郎「会いたい。 …学校なら会えるかな」
日付は11月25日。 これかは3年生は間違いなく学校に来る機会はへる。
だったら…
京太郎「…会わなきゃ。 そして…!」
京太郎の夜は過ぎて行く…
京太郎「会いたい。 …学校なら会えるかな」
日付は11月25日。 これかは3年生は間違いなく学校に来る機会はへる。
だったら…
京太郎「…会わなきゃ。 そして…!」
京太郎の夜は過ぎて行く…
その頃…
久「…須賀くん」
いつからだろう。 あんな風に彼を身はじめたのは。
久「…一緒に麻雀の特訓を始めてから? おまじないをしてから? …ゆみや美穂子に嫉妬してから?」
ちがう
久「…彼のひたむきさに、昔から…」
なら、逃げてばかりはいられない。
…明日に、決着をつけないと。
久「こんな気持ちじゃ…ダメよね」
久「…須賀くん」
いつからだろう。 あんな風に彼を身はじめたのは。
久「…一緒に麻雀の特訓を始めてから? おまじないをしてから? …ゆみや美穂子に嫉妬してから?」
ちがう
久「…彼のひたむきさに、昔から…」
なら、逃げてばかりはいられない。
…明日に、決着をつけないと。
久「こんな気持ちじゃ…ダメよね」
そして…
京太郎(3年生の教室にいるはずだ)
久(きっと1年生の教室にいるわね)
ドン!
京太郎「うわっ!」
久「きゃっ!」
2人はぶつかってしまった。
京太郎「すいませ…部長!」
久「須賀くん…ちょっと話があるの。 いいかしら」
京太郎「今からですか? もう授業が…」
京太郎としては放課後に話をするつもりだったのだが…
久「ダメ、かしら」
京太郎「…部長も悪ですね」
久「いいのよ。 学生で1番偉いんだから」
京太郎(3年生の教室にいるはずだ)
久(きっと1年生の教室にいるわね)
ドン!
京太郎「うわっ!」
久「きゃっ!」
2人はぶつかってしまった。
京太郎「すいませ…部長!」
久「須賀くん…ちょっと話があるの。 いいかしら」
京太郎「今からですか? もう授業が…」
京太郎としては放課後に話をするつもりだったのだが…
久「ダメ、かしら」
京太郎「…部長も悪ですね」
久「いいのよ。 学生で1番偉いんだから」
2人がやってきたのは…
京太郎「屋上、ですか」
久「ええ。 誰にも聞かれないだろうしね」
京太郎「…」
久「須賀くん…ううん。京太郎」
京太郎「!」
またしても、呼び捨てだ。
久「あなたは、前に好みのタイプは…わ、私だって言ったわよね」
京太郎「はい」
やはりこの話か。 部長がどう思っているかは分からないけど…伝えよう。 俺の気持ちを。
京太郎「屋上、ですか」
久「ええ。 誰にも聞かれないだろうしね」
京太郎「…」
久「須賀くん…ううん。京太郎」
京太郎「!」
またしても、呼び捨てだ。
久「あなたは、前に好みのタイプは…わ、私だって言ったわよね」
京太郎「はい」
やはりこの話か。 部長がどう思っているかは分からないけど…伝えよう。 俺の気持ちを。
京太郎「ぶち久「あの言葉は…その…嬉しかった」
京太郎の言葉が遮られた。
京太郎「部長…」
久「で…もね、あんな風にからかっちゃ…ダメよ」
京太郎「…」
久は半分泣きながらいう。
京太郎「久さん…」
ギュッ
久「あ…」
京太郎は思わず抱きついた。
京太郎の言葉が遮られた。
京太郎「部長…」
久「で…もね、あんな風にからかっちゃ…ダメよ」
京太郎「…」
久は半分泣きながらいう。
京太郎「久さん…」
ギュッ
久「あ…」
京太郎は思わず抱きついた。
京太郎「ウソでも…からかってるわけでもありません」
久「…京太郎」
久を抱きしめる力が強くなる。
京太郎「大会で頑張れたのも…」
京太郎「今まで麻雀を頑張れたのも…」
京太郎「全部、久さんのおかげです」
久「きょう…たろぅ…」
言うしかない。 これが…俺の全てだ!
久「うっ…うわああああん!」
京太郎「わわ…! すいません!」
久「なんで謝るのよ…! 嬉しいのよ…」
京太郎「えっ…」
久「私も…京太郎が…」
京太郎「久さん…」
「お前たち! 何をしている!」
京太郎「!」
久「!」
こ、こんな時に…!
京太郎「わわ…! すいません!」
久「なんで謝るのよ…! 嬉しいのよ…」
京太郎「えっ…」
久「私も…京太郎が…」
京太郎「久さん…」
「お前たち! 何をしている!」
京太郎「!」
久「!」
こ、こんな時に…!
まこ「…なーんてのう」
京太郎「…染谷先輩」
久「まこ…」
…染谷先輩かよ!
まこ「…す、すまんかった! いや、本当に!」
京太郎「空気よんで下さいよ、もう!」
久「本当よ、全く…」
まこ「と、とりあえずそろそろ昼休みじゃぞ。 人がくるから…の?」
京太郎「はぁ…分かりました」
久「…また、放課後話をしましょ…京太郎」
京太郎「…はい、久さん」
こうしつ俺達は離れた。
なお、午後の授業には当然全く集中出来なかった事を付け加えておく。
京太郎「…はい、久さん」
こうしつ俺達は離れた。
なお、午後の授業には当然全く集中出来なかった事を付け加えておく。
放課後。 俺達は同じように屋上に来ていた。
京太郎「…久さん」
久「ん。 話の続き…かしら」
京太郎「…はい」
久「…あーもー! なんだか恥ずかしいわね!」
京太郎「久さん…」
コホン。 久が咳払いをする。
久「…私は…京太郎が」
久「京太郎が好き。 愛しているわ」
京太郎「!」
京太郎「…久さん」
久「ん。 話の続き…かしら」
京太郎「…はい」
久「…あーもー! なんだか恥ずかしいわね!」
京太郎「久さん…」
コホン。 久が咳払いをする。
久「…私は…京太郎が」
久「京太郎が好き。 愛しているわ」
京太郎「!」
京太郎「久さん…!」
久「久でいいわよ…京太郎」
先ほどのように抱きしめ合う2人だった…
京太郎「…将来は俺も部長と同じ大学にいきますから!」
久「…」
久「久でいいわよ…京太郎」
先ほどのように抱きしめ合う2人だった…
京太郎「…将来は俺も部長と同じ大学にいきますから!」
久「…」
京太郎「久…?」
久「とりあえずまた部長になっている点は置いておいて」
京太郎「…」
久「私はまだ悩んでるのよ…将来の事」
京太郎「へ?」
意外な話につい間抜けな声がでてしまう。
久「麻雀が強い大学もいいけど、清澄みたいにしたい気持ちもあるわ。 社会人リーグって選択肢もある…決めきれないのよ」
久の顔は真剣そのものだった。
その悩み…どうにか解決できないか…
その答えを、京太郎は一瞬でだした
京太郎「…なら、いい考えがありますよ!」
久「何?」
久「とりあえずまた部長になっている点は置いておいて」
京太郎「…」
久「私はまだ悩んでるのよ…将来の事」
京太郎「へ?」
意外な話につい間抜けな声がでてしまう。
久「麻雀が強い大学もいいけど、清澄みたいにしたい気持ちもあるわ。 社会人リーグって選択肢もある…決めきれないのよ」
久の顔は真剣そのものだった。
その悩み…どうにか解決できないか…
その答えを、京太郎は一瞬でだした
京太郎「…なら、いい考えがありますよ!」
久「何?」
京太郎「俺のお嫁さんになって下さい!」
久「」
あまりにも…バカげた答えだったが。
久「」
あまりにも…バカげた答えだったが。
第4話 「ミライ」カン!
おまけコーナー
優希「ラブリー先輩!」
久「いきなり何を言うの!?」
まこ「犬が好きなんじゃのう…」
久「それは中の人ネタだから!」
おまけコーナー
優希「ラブリー先輩!」
久「いきなり何を言うの!?」
まこ「犬が好きなんじゃのう…」
久「それは中の人ネタだから!」
次回予告!
京太郎「久…愛してる!」
久「私もよ…」
まこ「惚気はよそで頼む」
久「あはは…って…とうさん」
京太郎「…久」
次回 竹井久編 最終話 「チチオヤ」
お楽しみに!
京太郎「久…愛してる!」
久「私もよ…」
まこ「惚気はよそで頼む」
久「あはは…って…とうさん」
京太郎「…久」
次回 竹井久編 最終話 「チチオヤ」
お楽しみに!
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