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    元スレ総合P「元気の塊」

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    301 :

    >>1殿がまた死んでおられるぞ!

    302 :

    音信不通の最長記録を更新中

    今度こそ死んだか

    303 :


    【お金の事は自分でしっかりしよう】

    P「あーっ!?」

    小鳥「どうしたの? 掘られた?」

    P「死ぬ?」

    小鳥「んふっ……失礼」

    ちひろ「いやいや、さっきの台詞の方が失礼だから。で、どしたの?」

    P「仕送り……してない……」

    小鳥「実家への?」

    ちひろ「そういえばそんなことしてましたね。親孝行な事で」

    小鳥「え、ちっひしてないの?」

    ちひろ「え。……ピヨっちしてるの?」

    小鳥「そりゃ……多少は」

    P「むしろしてないの? これだけ稼いで?」

    ちひろ「……キャハッ☆」

    小鳥「ギルティ」

    P「……ギリ……いや、ギルティ」

    小鳥「本音でかけた?」

    P「いや、噛んだだけ」

    ちひろ「なんでよ!」

    P「じゃなくてやべぇ。このところ忙しくてコロッと忘れてた」

    小鳥「今月ももう13日ですよ?」

    P「だからだよ、ホワイトデーも近いしな。先月もバレンタインだったし」

    ちひろ「……あっ、もしかして先月も……?」

    304 = 1 :



    P「やべぇ」

    小鳥「急に支払い途切れたら心配するんじゃないの? この間来た時も色々心配されてたし」

    P「あの時の事は忘れてくださいお願いします」

    ちひろ「心のノートにしっかりと刻まれてるので無理です」

    小鳥「あ、心のノートとか懐かしい。学校であったアレを思い出す」

    ちひろ「あー……」

    P「じゃなくて! ちょっと銀行行ってきてい――」

     prrr prrr

    P「はいもしもしマスターズプロダクション事務室。Pが承ります」

    ちひろ「あらタイミングの悪い」

    P「……はい、はい。わかりました! ではそのように!」

     がちゃん

    小鳥「なに?」

    P「CXから、持ち込んだ企画で生きたのがあるから話をしたいって事でいまから行ってくる」

    ちひろ「仕送りは?」

    P「あっ……あー、やっといてくれ。口座番号書いとくから」

    小鳥「そんな個人情報をあっさりと……」

    P「俺の口座番号と暗証番号はちっひが知ってるだろ?」

    ちひろ「まぁ、その辺は知ってますけど。え、ホントに?」

    P「頼んだ!」

    バタン

    ちひろ「……えー、ホントに行きましたよあの男」

    小鳥「信用されてるんだかなんだか……まぁいいけど」

    ちひろ「というか金額を聞いてないんですけど」

    小鳥「あっそういえば……いくらくらいかしら?」

    ちひろ「しかも二か月分」

    小鳥「んー、普段あまりご両親に顔見せてないみたいだし、多めに送ってる……わよね多分」

    ちひろ「あの人の稼ぎを考えると……これくらい?」

    小鳥「じゃない? 多分」

    305 = 1 :


    ――― そして

    P母「……」

    通帳『入金 6000万』

    P母「あ……あぁぁ……」






    prrr! prrr!

    P「ん? 母さんからか、珍しいな」

    P「もしもし?」

    P母『P……あなた死ぬの?』

    P「は?」

    306 :

    生きていたか!

    307 :

    別のSS更新されてたし問題ないのはわかってたけどな

    308 :

    貯まる→使わん→貯まるの繰り返しでピヨちゃんたちの価値観おかしなことになってんな

    309 = 1 :

    なにかにつけて俺を殺そうとしやがって!

    310 :

    生きていたのか…

    311 :

    昇天してしまったのかと…

    312 :


    【色々】

    未来「はっるかさーん! 春香さーん!」

    春香「おおお……どしたの、すごい勢いで勝訴した?」

    未来「えっ、……はい! いやぁ、よかったですよ。あの殺人事件の犯人にされなくて」

    春香「そっかよかったね。で、ちなみに誰が殺されたんだっけ?」

    未来「私の担任の先生ですよ。私に名前負けと言い切った」

    春香「早苗さーん! 裁判のリトライをお願いしまーす」

    未来「……」

    春香「……」

    未来「突っ込み役が足りない!」

    春香「あと一人、あと一人この場に居れば……。で、改めてなに? 勝訴した?」

    未来「はい! いやぁよかったですよ、バレなくて」

    春香「早苗さーん!」

    未来「じゃなくて!」

    春香「あははは! ……で?」

    未来「さっき聞いたんですけど私達ってアルバイトなんですか!?」

    春香「おっ? どういう事かな、一から教えて」

    未来「杏さんが雇用に関してどうこう言ってたら『いや、お前ら正式には社員じゃないから』って」

    春香「プロデューサーさんがそういってたの?」

    未来「はい!」

    春香「で、アルバイトだと思ったの?」

    未来「……パート?」

    春香「いやいやいや、その辺の表現の揺らぎはどうでもよくて」

    未来「え、あれって表現が違うだけなんですか?」

    春香「……ごめん、私もよく知らない」

    未来「あー……バイトしたことないですもんね」

    春香「お互いね。……でも、プロデューサーさんの台詞は正しいよ。私達実際社員じゃないもん」

    未来「えー!?」

    春香「でもアルバイトでもないけどね」

    313 = 1 :


    未来「どういう事ですか?」

    春香「えっと……あーいーちゃーん!」

    「はぁーあぁーいぃーー!!!」

    未来「うわぁ小学生の呼び出しとその返事みたいなイントネーションですね」

    春香「愛ちゃん愛ちゃん一つ聞いていいかしら?」

    「はいな春香さんなんでもどんとどうぞよろしく」

    春香「愛ちゃんのパスポートには職業欄になんて書いてあるのかしら?」

    「学生ですよ?」

    春香「チッ、これだからピチピチの16歳は」

    「えぇぇぇぇっ!?」

    春香「もー、役に立たないなぁ。帰っていいよ」

    未来「無茶苦茶ですよこの先輩!?」

    春香「ちなみに私は会社役員になってます」

    未来「え、どうしてですか?」

    春香「もう学生じゃないからだよ! 察してよ!」

    「いや、多分聞いた意図が違うと思います」

    未来「なんで会社役員なんですか?」

    春香「あのね、さっきの社員じゃないって話だけど。アイドルに限らず芸人でもタレントでも
        基本的に芸能事務所所属って言っても社員じゃないの」

    「あぁそういう会話だったんですね!!」

    春香「うん、静かにしててね」

    「はいっ!! 静かにしてます!!!!」

    春香「……えーっと、正確には大体の芸能人って個人経営の事業主になるの。
        芸能事務所とは業務提携って形で関わってて雇用関係じゃないんだ」

    未来「へぇ……知らなかったです」

    春香「なんで知らないのかなぁ……説明あったと思うんだけどなぁ……」

    「春香さんが会社役員ってのはまぁ個人事務所の関係ですか?」

    春香「そーそー。節税のあれでね、というか愛ちゃんも事務所一応持ってるよね?」

    314 = 1 :


    「はい。会社名は愛LOVEなんとかみたいな感じでした」

    未来「重たいですね」

    「ん?」

    未来「いえ、なんでもないです」

    春香「というか未来ちゃんにもある筈だよ。全員ある筈だもんウチ」

    未来「はい、一個いいですか」

    春香「どうぞ」

    未来「節税対策に会社の意味がわからないんですけど」

    春香「だろうね。おばかだもんね」

    「ぶはっ!」

    未来「吹き出す愛さんとか珍しい物を見た! って馬鹿ってなんですか!?」

    春香「えーじゃあ説明します」

    未来「スルー!?」

    春香「所得税と法人税だと法人税の方が安いからです」

    「多分それじゃ未来ちゃんわからないと思います!」

    未来「はいわかりません」

    春香「えー……。えっと……個人事業主としてお金を受け取ると全て所得税の対象になります。
        が、マスターズプロダクションからそれぞれの会社にお金が送られるとそれは
        会社の利益として扱うので法人税になりますこの場合の税率の差が節税になります。
        そしてその会社から改めてお給料という形でお金を受け取ると、これには税金はかかりません」

    未来「はぁ……なるほど」

    春香「うちはみんな結構な額をもらってるのでみんな会社を持ってます」

    「だから正確にはマスターズプロダクションの社員数って事務室勤務の人達だけになるんだよ!」

    未来「え、それって……三人?」

    春香「ビビるよね」

    315 :

    え?ちょっとなにこの裏事情

    316 :

    わりと一般的なお話

    317 :

    業務提携云々節税云々は見たことあったけどそういう理由で節税になるんだ。
    なるほどなー

    318 :


    【なんか】

    卯月「うぁぁぁ……また、また私の出番が削られました!
       ホントは私が居た筈なのに! 頑張りました! 頑張りました!」

    未央「……お?」

    卯月「春香さんにパシられた挙句愛さんに出番奪われた島村卯月です!」

    未央「……おぉぉ、た、大変な事になっているぅ……」

    卯月「舞さんとの絡みもあったのに全部なかったことにされてしまいました!」

    未央「しぶりーん! しぶりんたっけてー!」

    「……ポパイ呼ぶみたいに呼ばないでよ」

    卯月「パスポート取りに部屋に走って行かされた上舞さん来て
       もういいよ扱いされたことを誰にも認知されないなんて!」

    未央「うづきんがやばいよ! 変な電波をバリ5で受信してるよ!」

    「うん、見ればわかるよ。なんかスイッチ入ってるね。帰っていい?」

    未央「勘弁してよ! この後仕事だよ!? どうすんのさ!?」

    「えー……」

    未央「また向こうのうづきんと交信してんのかも知れないから確認してきてよ!」

    「なんでさ、自分でやってよ」

    未央「私いまいち向こうの自分との交信がうまくできなくてさぁ」

    「でも私あんま向こうの自分と連絡取りたくないんだよね、昔の自分見てるみたいで恥ずかしいやら腹立つやら」

    319 = 1 :


    未央「あー、確かに昔のしぶりんはかなり悪い意味で尖ってたからね」

    「ひっぱたくよ?」

    未央「事実じゃーん! いいから早くしてよー、こんなうづきん見るに堪えないよ」

    「はいはい……もしもし? ……最近どう? ……あー、え?
      うんうん、とりあえず思いっきり引っ叩いておいておけばいいよ。あの日受けた幻の左を思い出して。
      知らない? うるさいよ、いいからやるの。じゃ」

    未央「どう?」

    「未央がアイドル辞めるって言いだしたらしいよ」

    未央「え? な、なにがあった向こうの私!?」

    卯月「聞いてみましょうか?」

    「んー、どうだろ。理由は知らないみたいだったし向こうの卯月も知らないんじゃないかな?」

    卯月「じゃあ未央ちゃんなら! 自分にならあっさり口を割るんじゃないでしょうか?」

    未央「うんそうだね。このままだと向こうの私が幻の左並みのビンタを喰らう事になるし……
       あれ? うづきん元に戻ってる」

    卯月「? 私は最初から私ですよ」

    未央「へぇー友達やめていい?」

    卯月「あれ? 友達でしたっけ?」

    未央「うわぁぁぁん! しぶりーん!」

    「あ、そろそろ春香さんがおやつにする時間だ。行っていい?」

    未央「淡泊!」

    320 :

    並行世界でつながりっぱなしとか、それどんなウサミン電波

    321 :


    【ホワイトデーの前にその1】

    「うぅぅ……美奈子ちゃん……」

    美奈子「わわっ!? か、楓さんどうしたの?」

    「……お……お」

    美奈子「お腹痛いの? おトイレ?」

    「……お」

    美奈子「お腹減った? なにか作ります?」

    「おつまみ……つくって」

    美奈子「へ?」



    322 = 1 :


    ――――

     カタカタ

    「おいふぃ」

    美奈子「もー、びっくりさせないでくださいよー」

     カタカタ

    「おいふぃ」

    美奈子「寮の玄関でうつ伏せに倒れてるからまた私はてっきりなにかあったのかと思っちゃいました」

     カタカタカタッ

    「……これは、紹興酒に合いそう」ぴこーん

    美奈子「……聞いてます?」

     ガタガタ

    「えぇ、美味しいわマスター」

    美奈子「マスター違います」

     ガタガタガタ

    「ふぅ……しかし美奈子ちゃんってこういう料理も作れるのね」

    美奈子「え? そんなに手の凝ったものを作りましたっけ?」

    「ううん。ただ、美奈子ちゃんってガッツリこってりボリュームドンのカロリー爆弾しか作れないのかと……」

     ガタガタガタガタ!

    美奈子「それはプロデューサーさん相手の時だけです!」

    「おいふぃ」

    美奈子「はぁ……まぁ、満足して頂いてなによりです」

     ガタタタタッ!

    「それで、この音はなんなんでしょう?」

    美奈子「プロデューサーさん宛のチョコを事務所に搬入するトラックを監督してるまゆちゃんの貧乏ゆすりです」

    「……またまた」

    美奈子「本当ですよ」

    「……えー」

    美奈子「今年のバレンタインデーこそプロデューサーさんを健康的にかつ計画的に太らせてみせます!」

    「……おかわり」

    324 :

    前同名キャラの話が少しあったが日高舞が入ったから舞も二人になったんだな

    325 :

    まとめで見て久々に覗きに来た。続き、待ってるよ

    326 :


    【残当】

    マストレ「嫌だ! 絶対いーやーだー!」

    トレ「姉さん! もう舞さん来てるからいい加減にして!」

    マストレ「もう、無理。帰る」

    トレ「ルキだって舞さんとやったんだから! 姉さんがそんなんじゃダメでしょ!」

    マストレ「お前たちは幼かったから覚えてないかも知れないけどな! 知れないけどな!」

    トレ「なに?」

    マストレ「私は当時の日高舞を知ってるんだぞ! 母さんとバチバチにやりあってた日高舞を!」

    トレ「バチバチに……?」

    マストレ「あの光景は今尚私の心の奥深くに根付いて離れないんだぞ!」



    ――扉の向こう

    春香「舞さん……一体昔なにやったんですか?」

    「……昔って言われるのなんかいやー」

    春香「ははは」

    「はははって……あの純粋だったあなたはどこに行ったのよ」

    春香「舞さんに鍛えられたんじゃないですかー?」

    「んー」

    327 = 1 :


    【意外? いいえ、誰でも】

    「涼さんあそぼー」

    秋月涼「ん? いいよ、なにして遊ぶ?」

    「サッカー!」

    「いや、キャッチボールしようぜ」

    「キャッチボールはユッキとしてればいいじゃねーか」

    「ユッキは途中からマジ入るからさー」

    「順番にやろうよ。時間はまだあるし、ね?」


    このみ「……涼ちゃんって、意外とあーいう感じの子と仲良いわよね」

    「あーいう子ですか?」

    このみ「キャラ的には雪歩ちゃんとか琴葉ちゃんとかと相性良さそうじゃない?」

    「涼さんは意外とアクティブですから!!」

    このみ「ねー、意外よね」



     どこどん どこどん どこどん (エンジン音)

    「……この特徴的な三拍子は、ハーレー!」

    拓海「残念、バルカンだ!」

    「あー……」

    拓海「アイドリングは三拍子だけどふかすとバラつくんだよ」

    「かっけぇ!」

    拓海「おっ! 晴はこの格好よさわかるか!」

    「こういうのアメリカンって言うんだっけ?」

    拓海「おう! ……ってかなんだ? 三人で遊びに行くのか? 混ぜろよ」

    「いいですよ。ね?」

    「なら二対二でサッカー出来るな」

    「だからキャッチボールって言ってるだろ」


    このみ「拓海ちゃんとも仲いいのね」

    「私も混ざってきます!!」

    このみ「……わかいわねー」

    328 = 1 :


    【にちじょう】

     屋上の庭 ベンチ

    P「……ふぅ」

    桃子「……」

    P「……あー……眠いぞぉ……眠い!」

    桃子「そんなに眠いの?」

    P「うおっ!? 桃子、居たのか」

    桃子「うん、今さっき来たところ。珍しいねお兄ちゃんが煙草吸ってるの」

    P「あー、悪い今消す」

    桃子「いいよ別に、煙草は好きじゃないけど。お兄ちゃんが吸ってるのはへーき」んしょ

    P「っとと、急に膝に乗ってくるなお前。危ないぞ」

    桃子「お兄ちゃんが気を付ければいーの」

    P「まったく……ふぅ」

    桃子「……なんでかな」

    P「ん? なにが」

    桃子「お兄ちゃんの煙草はね、なんか優しい匂いがするの。お兄ちゃんの息が混ざってるからかな」

    P「……」

    桃子「……」

    P「……」

    桃子「な、なんか言ってよ! 恥ずかしいじゃん!」

    P「いや、なんか……こっちが恥ずかしかった」

    桃子「もー!」

    329 = 1 :


    P「……煙草の匂いつくぞ」

    桃子「今日はお仕事もうないもん」

    P「それは知ってるけどさ、俺が組んだスケジュールだ」

    桃子「いつもご苦労様」

    P「おう」

    桃子「……お疲れさまとご苦労様って目上と目下にそれぞれ使うんだって」

    P「お、よく知ってるな」

    桃子「ご苦労様」

    P「その知識を言った後でもう一回言い直すかお前……」

    桃子「ふふーん」

    P「はいはいカワイイカワイイ」

    桃子「ちょっと、カワイイ中毒みたいに言わないでよ」

    P「幸子をカワイイ中毒と表現するのもやめてやれよ」

    桃子「んー」

    P「……すぅ……はぁ~」

    桃子「で、なんで煙草なんか吸ってるの? 嫌な事でもあった?」

    P「……嫌な事、っていうかなー」

    桃子「……」

    P「いや、そもそもなんで嫌な事があったと思った?」

    桃子「お酒と煙草ってそういうものじゃないの? わからないけど」

    P「……んー、かもな」

    桃子「……んしょっと」

    P「お、どうした。乗る時も急だけど降りる時も急だな」

     (膝から降りて隣に座りなおす桃子)

    桃子「ん」

    P「んー? なんだ」

    桃子「ん!」 ぽむぽむ

    P「……膝に座れと?」

    桃子「なんでそうなるの!? 膝枕してあげるって言ってるの!」

    P「……膝枕?」

    桃子「人の体温感じたら気持ちよく眠れるんだって。
        少しだけでも気持ちよく眠ったら、嫌な事も忘れるよ。お兄ちゃん眠いって言ってたし」

    P「絵面的に大丈夫かな?」

    桃子「だいじょーぶ、桃子が良いって言ってるんだから早く!」

    P「……じゃあ、少しだけ。辛くなったら言えよ?」

    桃子「へーきだもん」

    330 = 1 :


    ―――

    桃子「……んふふ、なんだかんだ言ってすぐ寝ちゃった」

    P「……zzz」

    桃子「お兄ちゃんも寝てる時はかわいーね」

    早苗「お?」

    桃子「しー……」

    早苗「……なにかかけるもの持ってくる?」

    桃子「んー、大丈夫」

    早苗「……写真撮っていい?」

    桃子「一枚だけね」

    P「……zzz」

    331 :

    生きとったんかワレ!

    332 = 1 :

    これがなんと生きてたんですねぇ……(困惑)

    333 :

    過去スレ読んでたら武道館でオールスターライブするってネタあったぞ

    まさか2年しないうちにホントになってしまうとは……!!

    334 :

    乙乙

    もう>>1の黄泉還りの時期か

    335 :

    もうGWだもん>>1だって黄泉返りするさ
    >>1だって遊べなかったから遊びたいんだよ

    336 :

    >>275

    「じゃじゃーん!」

     少々大げさな声とポーズに押し出されて一歩前にでると
    その目を大きく開いて「んまぁ」と言う朋。
    かなり素の、珍しい表情だ。

    「やっぱりプロデューサーだったのね!」

     

    337 :

    や、やっと追いついた…
    初代から読んでたら軽く10時間かかったw

    とりあえず>>1さんがまだ存命で良かった良かった……えっ…まだ生きてるよ…ね?

    339 :


     ぴょんぴょんと手を胸の前で合わせて喜ぶ朋。
    しかし一つ気になることを言ったな?
    やっぱり? 予想していた、という事なのか。

    「うん、私達はここを拠点にとりあえずはプロデューサーを探す事を第一に動いてたから」

     俺の疑問に朋はポケットからカードを取り出し意味深に笑う。

    「第一に動いてた……って、そもそもお前ら――」

     昨日ここに来たんじゃないのか?
    と続けようとすると、先を読んだ様に朋が口を開く。

    「私達はここに来てもう一ヶ月経つわ。プロデューサーは?」
    「……一ヶ月? 俺は昨日目が覚めたばかりだが」
    「なるほど、空手で一人。よくも無事だと思いましたがそういうわけでしたか」

     うんうんと頷くあやめ。
    どういう事だ? 来たタイミングにズレがあるのか?
    いや、だが記憶が正しければここで目覚める前、
    事務所に居た時の最後の記憶にも二人は登場している。
    一ヶ月も前だなんてそんな……。

    「多分、飛ばされたタイミングは一緒。でも飛んだ先の時間がズレてるんだと思うの」

     朋がまたも先を読む。

    「そもそもここがどこだかプロデューサーはわかる?」
    「……いや。お前達はわかってるのか?」

     二人は顔を合わせて頷く。

    「多分、池袋大先生の作った発明品が原因だと思う」

     ……またあいつか。

    340 = 1 :


    「とりあえず発端を説明するね。質問はあとでまとめて受け付けるから」

     そういって朋は語り出す。
    部屋の中、まだ真新しい木製のテーブルに座って淡々と。
    俺はあやめに勧められるままにその向かいに座り、
    出された見た事もない色と香りの飲み物に口をつけ耳を傾ける。

    「私達の最後の記憶。あ、ここに来る前の、ね?
     それは事務所の地下で晶葉ちゃんが作った新作の
     体感没入型のゲーム。それの試験運用体験、って奴。
     他にも何人かアイドルの中に協力者がいるとか言ってたわね……。
     でっかい、んー……名探偵コナンの映画にあったベイカー街の亡霊って覚えてる?
     あれのコクーンって奴あったじゃない? あんな感じの機械があって、
     私とかあやめちゃん以外にも全部で30人位居たわね。
     で、いざ中に入って見たら、外が騒がしくなって、気が付いたらここ」

     ね? と最後に付け加えるとあやめが二度頷く。

    「……俺はその場に居なかったが」
    「それは多分私が見ちゃった所為」

     見た? と頭に疑問が一瞬浮かんで、すぐ理解する。

    「……予知したのか」
    「うん、ごめんね」

     朋がしょぼんと顔を伏せると同時、
    あやめがきょとんとした顔で俺を見る。
    トンと置かれたカップの中身が少し零れる、
    コップ自体も見たことのない素材だ。

    「朋さんのスキルってなんなんですか?」
    「……まぁ占い関連ってのは想像つくでしょ?
     基本的にはメインはそっちなんだけど、パッシブスキルに厄介なのが付属しててね」
    「それが予知、予知夢なんだ」

     一般的な予知というのは自然と起こる未来を知る事を言う。
    物語ではその予知を変えるために奔走したりもするだろうが、
    朋の予知はそういうのとは趣が違う。未来を見ると言うよりは、
    見たものが未来になる。一度見た未来は決して変えることはできないし、
    本来起こる筈のない予知を見た場合多少以上の因果を捻じ曲げてでも
    強引にその未来を起こしてしまう。

    「だから私が予知でこの世界にPが来ることを見てしまったから、
     本来この場に来るはずのない、その場に居なかったPがここに居る、んだと思う」

     申し訳なさそうに言う朋の言葉には力がない。
    重くなりかけた部屋の空気を和らげようと思ったのか
    あやめが大きな声をだす。

    「け、けどプロデューサーと合流できたのであれば百人力です!
     プロデューサーもホルダーなんですよね?」
    「……悪いが俺は戦力的には力になれないぞ?」

     俺が後天的に付与されたスキルは能力管理の能力。
    アイドルのスキルを0%から100%までの間で力を開放、抑制するだけの能力だ。
    しかし俺がなにもしてなくても能力を使えている現状を鑑みるに、
    この世界では皆々俺のスキルによる制約は受けていないようだし、
    事実上の無能力者だ。

    「なんと!?」

     驚くあやめを他所に朋に再度向き直る。

    「しかし一ヶ月か、よく二人で生活できてたな」

     着の身着のまま、金も食い物もなく
    場所もどこだかわからないこんな異世界にポンと放り出されてよく
    十代の女の子が一ヶ月無事にいられたと思う。
    いや、流石に元がゲームなのであれば最低限の身の安全は確保されてるのかもしれないが……。

    「プロデューサーはもう魔物に出会った?」
    「怪鳥っぽいのになら遭遇したが」
    「ならわかるでしょうけど、この世界にはあんなのが跳梁跋扈してるの。
     まぁ、ゲームだからね。それで私達はこの街のギルドに所属してて、
     魔物退治の仕事とか受けてお金を得てるの。主にあやめが、だけど」
    「朋殿は占い師としてお仕事しておりましたね」

    341 = 1 :


     ま、ねー。と胸を張る。
    慎ましくも形の良いバストが強調されてつい目が行ってしまう。
    ……そういえば触れるのが遅くなったが服も随分と
    様変わりしている気がする。流石に私服の全てを把握してる訳じゃないので
    なんとも言えないが、恐らくこっちで新調したものだろうデザインが
    実用的で少々ファンタジーチックだ。

    「占いって、ここでできるのか?」
    「うん。私ってルールを重要視しない占い師だもの、
     それにここにだって星はあるから。プロデューサーを見つけたのも、
     森の付近に探し人ありって星に教えてもらったから」

     星占い。これも朋のそれは一般に知られてるものと
    一線を画する。星座やなんやとは関係なく、
    全ての人が生まれた時にどれかの星の元にあり、
    その人の人生を左右する星そのものと交渉し情報を引き出すという
    ……これもまた正確には占いと違う気がするスキルだ。

    「しかしギルドな……ゲームとわかっての事かも知れないが、
     危なくないのか?」
    「大丈夫です。分身での作業が主ですから、
     特にこの辺りはそこまで危険度の高い魔物は現れないそうですので」

     気軽に言ってくれる。とも思うが、
    同時にあやめが全開でスキルを起動させれば
    早々の敵に後れをとることはないだろうという確信もある。

    「まぁ多少の危険は承知の上よ。それに、ギルドに属してるからこそ得られるものもあるのよ?」

     朋が懐から一枚の紙をだす。折りたたまれたそれは見た事もない大陸が描かれた地図で、
    机に広げると広告用のポスターにも匹敵する大きさがあった。

    「ギルドで得られるのは仕事だけじゃない」

    342 :

    ミリマスにメンバー全員がファンタジー世界に飛ばされるっていうSSがあったな、最近失踪してるけど

    343 :

    おつ
    アイドルの能力系ワクワクするから好き

    344 :

    新スレも面白そうだし期待するけどこっちもよろしくね

    345 :


    【どうしても】

    P「だーかーらー……嫌だっていってるじゃんか」

    春菜「どうしてですかー! ぜったい似合いますって、伊達メガネ!」

    P「ノー」

    春菜「なんで!」

    P「いや、な? 俺が一般人だったら別にいいよ? 伊達メガネかけるくらい構わんさ。
      けどさー、こういう仕事してるとな。裏方な訳でさ、伊達メガネってお洒落のもんだろ?」

    春菜「そうですけど」

    P「そういうのはお前らの仕事で、俺らは取引とかそういう社会人としての清潔感だけやっときゃいいんだよ。
      裏方が外見をお洒落的に気にしてるのって個人的に嫌なんだよなぁ……」

    春菜「むぅ……じゃあ! じゃあ事務所の中だけでも!」

    P「なんでそんなに必至なんだよ……」

    春菜「それがポリシーですので!」

    P「……じゃあ、あれだ。アイドル全員巻き込んで来いよ、あとちっひとピヨっち。
      事務所全体でメガネ週間って感じにするなら付けるよ」

    春菜「ホントですね! 言いましたね!」

    P「おう」

    春菜「みんなを説得してきます!」

    P「……マジでやるのか」

    346 :


    やりかねんぞ。
    つか、伊達眼鏡で取引云々て有り得ねぇだろ。

    あったら、相手の奴の精神を疑うぞ。

    347 :

    >>346
    ここは日本だぞ。出されたお茶を飲むペースすら気を付けないといけない国で伊達メガネなんてしてたら

    348 :

    芸能界どころか日本経済の中心レベルのこのプロダクションだとむしろ取引相手の方が気を使い過ぎるレベルになるんじゃ…?

    349 :

    Pはほぼ自覚なし
    ……あれ、このSS内で日本のビジネス界の悪しき風習作ってるのはPなんじゃ?

    350 :

    この事務所に金集まりすぎて経済滞るレベルだったりするんです?


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