のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,540,536人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

元スレ武内P「一番好きなアイドルですか?」

SS+覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - モバマス + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

201 :


美波「…それじゃ、今日はお疲れ様でした」

武内P「はい、明日もよろしくお願いします」

アーニャ「おやすみなさい、美波」

美波「うん!またね、アーニャちゃん」


――――バタンッ、ブゥゥゥゥン

202 = 1 :


武内P「…」

アーニャ「…」

武内P「…」

アーニャ「…」

203 = 1 :


武内P「…アナスタシアさん、何か、気になるものでもあるのですか?」

アーニャ「ズヴェズダ…星を、見ようとしていました」

武内P「星、ですか…」

アーニャ「ダー、…でも、やっぱり見えませんね」

武内P「…街灯などの光が強いせいで、星を見るには厳しいと思います」

アーニャ「…」

アーニャ「…合宿の時は、とても良く見えました」

武内P「…そうですね。あの夜景は、とても綺麗でした」

204 = 1 :


アーニャ「プロデューサーも、そう思いますか?」

武内P「はい。どの季節でも、満点の星空には、心動かされるものがあります」

アーニャ「ヤーパニマーユ…あー、分かります。また、見てみたいです」

武内P「…えぇ、また皆さんと行けるように、これからも頑張りましょう」

アーニャ「…ダー」

アーニャ「…」

武内P「…どうか、されましたか?」

アーニャ「…ニェートゥ。何でも…無いです」

武内「…」

205 = 1 :


――――キキッ


武内P「私もここから歩いて帰りますので、今日はこれで」

運転手「分かりました。お疲れ様です」


――――バタンッ、ブゥゥゥゥン


アーニャ「…プロデューサー、どうして降りたのですか?」

武内P「…アナスタシアさん。少しだけ、お時間よろしいでしょうか?」

アーニャ「…?」

206 = 197 :

アーニャとの絡みとは珍しい

207 = 1 :


武内P「どうぞ」

アーニャ「…ありがとうございます」

武内P「…」ゴクッ

アーニャ「…」

武内P「……新曲のことで、何か悩んでいることがあるんですか?」

アーニャ「!」

208 = 1 :


アーニャ「…どうして、分かりましたか?」

武内P「…新田さんから、話を聞きました。アナスタシアさんが、何か悩んでいるように見える…と」

アーニャ「…美波が?」

209 = 1 :


美波『本当は、私が助けてあげたいんですけど…』

美波『アーニャちゃんが私に相談しないってことは、私に言いにくいことだと思うんです。…だから』

美波『プロデューサーさん、アーニャちゃんのこと…助けてあげてくれませんか?』

210 = 1 :


武内P「…そう、頼まれました」

アーニャ「…」

武内P「新田さんは、アナスタシアさんのことを良く見ているのですね」

アーニャ「…はい、とてもありがたいです」

211 = 1 :


アーニャ「…でも、どうして新曲について悩んでいると、思ったのですか?」

武内P「前に、作詞家の方と真剣に話されていた時のことを思い出しまして、その時は違和感を感じませんでしたが…」

武内P「新田さんの話を聞いて、あの時アナスタシアさんは、困っていたのではないか…そう思ったからです」

アーニャ「…」

武内P「…違いますか?」

アーニャ「…プラーヴィリナ、その通りです」

212 = 1 :


アーニャ「実は、Memoriesの時も…悩んでいました」

アーニャ「歌詞に感情を込める…とても、難しいです」

武内P「…そうですね。歌唱力だけでなく、表現力も試される難しい曲でした」

武内P「しかし、新田さんやアナスタシアさんも、とても上手く歌われていたと思いますが…」

アーニャ「…Memoriesは、大切な人…自分が愛している人との別れを悲しむ歌でした」

アーニャ「なので、相手が美波だったら、私はどう思うか…そう考えて歌いました」

アーニャ「…でも、今度の新曲は異性に対しての…淡い恋心を唄う歌詞…」

アーニャ「…私には、その歌詞の表現が…難しいです」

武内P「…」

213 = 1 :


アーニャ「プロデューサーは、どうすればいいと思いますか?」

武内P「…」

武内P「…申し訳ありません、私にも、どのようにすれば上手く歌えるのか、分かりません」

武内P「ですが、一つだけお伝えできることがあるとすれば…」

武内P「作詞家の方が話されたことは忘れて、自由に歌ってみては、どうでしょうか?」

アーニャ「…え?」

214 = 1 :


武内P「作詞家の方は、異性に対しての恋歌だと話されたと思いますが、それを必ず守る必要はないと思います」

アーニャ「…そうなのですか?」

武内P「もちろん、そうした方がいい時もあります。しかし、アナスタシアさんがそのままだと歌いにくいのであれば、変えても良いと思います」

アーニャ「…でも、美波が上手く歌えて…わ、私が迷惑かけて…」

アーニャ「…また、美波の負担になったら…って」ウルッ

アーニャ「それが…しんぱいで…」

武内P「!」

215 = 1 :


武内P「アナスタシアさん…」

アーニャ「…」グスッ

武内P「…」

武内P「Ничего, всё в порядке.」(大丈夫です)

アーニャ「!」

216 = 1 :


武内P「…新田さんは、皆さんのことがよく見えている一方で、負担を抱え過ぎてしまうところもあります」

武内P「ですが、もう同じことは起こさせません。私が責任を持って、皆さんの体調管理を行います」

武内P「私を、信じていただけないでしょうか?」スッ

アーニャ「…」

アーニャ「Спасибо.プロデューサー」スッ

アーニャ「あなたを、信じますね」ギュッ

217 :


――――♪


アーニャ「あ、すみません…私の携帯ですね」

武内P「いえ、どうぞ取ってください」

アーニャ「ダー、ありがとうございます」


――――ピッ


武内P「…」

小梅「…」

武内P「!?」

218 :

!?!?!?

219 :

アーニャの為にロシア語勉強する武内Pいいね…
ってうおっ!?

220 = 1 :


武内P「し、白坂さん…いつからそこに?」

小梅「ついさっき…かな?」

武内P「…具体的には?」

小梅「缶コーヒー飲むところ」

武内P「……」

小梅「…邪魔だった?」

武内P「いえ…そうではないのですが…」

221 :

小梅ちゃんくそかわ

222 :

たった今体操服ではしゃぐ小梅ちゃんが

223 = 1 :


武内P「白坂さんは…仕事の帰りですか?」

小梅「うん、新作映画の続編の撮影がまだ続いているんだぁ」

武内P「そうなんですか、お疲れ様です」

小梅「プロデューサーさんも、お疲れ様?」

武内P「は…いえ、まだこれからです。もっと頑張らなければいけないので」

小梅「…」ニコッ

小梅「あんまり無茶しちゃだめだよ?」

武内P「はい」

224 :

かわいい

225 = 1 :


小梅「…それじゃ、私は先にいくね?」

武内P「はい、おやすみなさい」

小梅「あんまり遅くなっちゃだめだよ?」

武内P「分かっています。アナスタシアさんもすぐに送るので」

小梅「誰かに声をかけられても振り返っちゃだめだよ?」

武内P「…?はい、分かりました」

小梅「じゃ、バイバイ」ノシ

226 :

ヒェッ…

227 :

小梅とホラー観賞しても眉一つ動かさず微動だにしない武内Pを想像した

228 :

その気になれば素手で英霊を屠れる武内Pに有象無象の幽霊など敵ではない

231 :

ひえっ…

232 = 222 :

これが…例外…

233 :

私は知ってるよ、プロデューサーが一番好きなアイドルはクールで綺麗なシンデレラだって。

234 :

>>233
取り敢えずそのYシャツ置いてから話せよ

235 :

武内Pなら令呪持ってそうだし大丈夫そう

236 :

生き霊飛んできてるな!

237 :

>>233
なるほど楓さんか

238 :

蒼……ブレイブルー?

239 = 238 :

>>238
すまんミス

240 :

>>237
らんらんだろ。

241 = 231 :

クールでシンデレラになった…
なるほど周子ちゃんか

242 :

>>233
ハハッ

243 = 1 :


「あれ、プロデューサーさんじゃないですか?こんなところで何しているんですか?」


武内P「!」


「…ん?聞こえてないのかな…プロデューサーさーん?」


武内P「…」


「プーローデューサーさーん、私が声をかけてあげてるんですよー!!」


武内P「…」

244 = 1 :


「プロデューサーさーん、こっち向いてくださいよー、聞こえてますよねー?」


武内P「…申し訳ありません」


「あ、やっぱり聞こえてるじゃないですかー」


武内P「今、私はそちらを向くことはできません」


「はい?どういうことですか?」

245 = 1 :


武内P「私にはやらなければならないことがあります」

武内P「もう二度と、同じ失敗を繰り返さないためにも…」

武内P「私は、まだそちらに行けません」

246 = 1 :


「……そうですかー」

「なら、仕方ないですね」


武内P「…」


「皆のこと…お願いします」


武内P「はい」


「…さようなら、プロデューサー」

247 = 1 :


武内P『…生霊、ですか?』

小梅『うん、女子寮の周辺には多いんだぁ』

小梅『未練が残ったまま、アイドルを辞めることになった子の霊が…いっぱい』

武内P『…』

小梅『中には強い霊もいるから、プロデューサーさんも気をつけてね?』

武内P『…はい、ありがとうございます』

248 = 1 :


アーニャ「プロデューサー?」

武内P「!…すみません。では、時間も遅いですし、寮まで送ります」

アーニャ「…あの、プロデューサー。ちょっといいですか?」

武内P「はい、なんでしょう?」

アーニャ「…実は、さっきの電話はパパからだったのですが…今、プロデューサーと一緒にいることを、話してしまって…その」

アーニャ「ぜひ、その方と会ってお話がしたい…と」

武内P「…え?」

250 :

この生霊は怖いというよりちょっと切ないな…


←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - モバマス + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について