元スレ勇者「安価で魔王倒す」
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51 = 50 :
3歳児の体となってしまった、勇者は城を早々に追い出され
重い棺桶を引き摺って教会への道を歩いていた。
ロリ勇者「重い」
一応、元の経験は引き継いでいるものの
総じて体力が落ちてしまった気がする。
神父「この教会に何用ですかね?」
ロリ勇者「蘇生を頼む」
神父「ふむ、さすればこの教会に5ゴールドの寄付を」
ロリ勇者「へ?」
神父の言葉にロリ勇者は絶句する。
ロリ勇者「お金、取るの?」
神父「そりゃ、ウチも慈善事業ではないので
あ、セーブと次のレベルまでの経験値測定は
ボランティアです」
52 = 50 :
懐から財布を取り出してひっくり返すと、
硬貨が一枚だけ手の上に落ちた。
・・・1ゴールド。
ロリ勇者「お金・・・足りないんですけど」
神父「おお、カミよおゆるしください
このような貧乏人に寄付を求めるなど」
ロリ勇者「えっと、蘇生は・・」
神父「さすればこの教会に5ゴールドの寄付を」
つまり、帰れという事だろう
5ゴールドぐらい、手持ちの装備を売れば都合出来るかもしれないが
そうしたら、今度はまともに魔物の戦う事が出来なくなる。
普段ならともかく、3歳児の体では詰みだ。
ロリ勇者「・・・・裏庭にでも埋めておいてくれ」
どこに仲間を探しに行く?
>>53
53 = 49 :
豪商の家
54 :
闘技場
55 :
仲間を失って金も無く、一人寂しく街を歩いている
ロリ勇者。
城の次に大きく、街一番の賑わいを見せる建物の前に
出たのか、人通りが多くなってくる。
今日の武道会が開かれているのだろうか、闘技場の中から
歓声が聞こえてくる。
客A「あの、ピサロって野郎すげぇな!ぶっちぎりの強さじゃねぇか」
客B「馬鹿野郎!あの不気味な野郎なんかより
サントハイムのアリーナちゃんだろうが!」
客C「けっ!おめぇあんなガキのどこがいいんだよ
ビビアンちゃんの大人の色気がわかんねーのかよ」
客B「おめぇ!まさかしらねーのか?
あのビビアンってバニー、男なんだぜ?」
客C「え?マジで??」
武道会の出場者達の話をしているのだろうか、
いずれにせよ、掛ける金も無いし
勇者の実力じゃ出場も敵わないのだろうが。
闘技場から去ろうとした勇者の目の前に突如
毛皮の壁のようなものが現れる。
56 = 55 :
ロリ勇者「わぷっ!?」
ベロリンマン「ベロ?」
どうやら目の前の壁は魔物だったらしい。
ベロリンマン「おっと、すまんベロ
不注意だったベロ」
ロリ勇者「ま…魔物!?」
ベロリンマン「わわ、そう怖がらないで欲しいベロ
おいらも出場者ベロ」
どうやら、この魔物も出場者の一人だったらしい。
ベロリンマン「おいら、ベロリンマン
応援よろしくベロ」
魔物に見えて、意外と気の良い奴らしい
ぶつかって尻もちをついたロリ勇者を起こすと
ベロリンマンはその巨体を揺らしながら出場者のゲートへ
向かって行った。
賭けに参加しないまでも、見学は自由らしい
興味が出てきたロリ勇者は闘技場の見学席へと足を向けた。
57 = 55 :
屈強な体つきに重厚な鎧を纏った戦士、
薄手服に身を包んだバニーガールに、軽装備に鉄の爪を装備した少女
禍々しい妖気を放つ銀髪の青年に先ほどのベロリンマン。
ブーメランを持った少年の姿まで見える。
さすが闘技場なだけあって、色んな戦士達が居るようだ。
ロリ勇者「誰か、魔物退治について行ってくれる人居るかしら・・・かな。」
ついつい女言葉が出てしまったのは、
生前の幼女の影響だろうか。
とりあえず、ロリ勇者は待機している人達の中の誰かに
魔王討伐についていってくれるか、声を掛けてみることにした。
誰に?
>>58
58 :
ドラクエ4の世界なのか、ここは
ベホイミン
59 :
同年代の少年
60 :
〆
DQ4の世界と言うより、魔王が居る世界で
闘技場ってイメージがし易かったのがコレなだけ。
61 = 60 :
関係者の素振りをしつつしれっと参加者の控室に潜り込んでみると、
異様な緊張感が漂っていた。
銀髪「小僧」
中でも異質な銀髪の青年が口を開くと、控室に居たロリ勇者と同じぐらいの
年齢の少年が飛び上がった。
銀髪「貴様、面白い事しやがるな」
少年「な、なんの話だよ・・兄ちゃん」
銀髪は少年の腕を掴み、捩じ上げるとその少年の手には
財布が握られていた。
銀髪「この俺から財布を掏るとはいい度胸じゃないか」
少年「わ・・わかったよ、返す!返せばいいんだろ?」
銀髪が手刀を作り、少年の首を突こうとする。
黒ローブ「ピサロ様」
銀髪「?」
どこからともなくいつの間にか現れていた黒ローブの人間が
ピサロと呼ばれた男に何事かを耳打ちすると、ピサロは
何か驚いたような表情を見せて、掴んでいた少年を取り落とす。
少年「ちっ、軽い冗談じゃねーかよ!マジになりやがって」
余程痛かったのか、涙声ながらに控室から逃げ去っていく。
62 = 60 :
少年「おー・・痛て、
あの野郎、マジで腕が折れるかと思ったぜ」
ロリ勇者「いくらなんでも、
アイツから金を掏るのは無謀だろ」
少年「るせー!
見たかよ、あの大量に金の詰まった財布
あれだけあれば、当面遊んで暮らせるぜ」
そこまで言って少年はロリ勇者が追って来た事に
気が付いたようだ。
少年「あん?
お宅、まさか」
少年はロリ勇者を上から下まで観察すると、
納得行ったかのような表情を見せる。
少年「ただのガキじゃねーな、
お宅、死んで転生したクチだろ」
ロリ勇者「アンタもだろ、
以前はコソ泥でもして、殺されたか?」
少年「俺は国に認められた職業で
ちゃんとした、盗賊だからな、コソ泥と
一緒にするんじゃねーよ」
盗賊がスリねぇ。
と、ロリ勇者は思うが口にはしないでおく
63 = 60 :
盗賊少年「で、お宅は職業何よ?」
ロリ勇者「勇者」
盗賊少年「かー、良くやるねぇ
お宅も例に漏れずに、名声得る為に
魔王様討伐って訳かい」
ロリ勇者「闘技場でスリをやっている
お前に言われたくないがな」
そもそも
ロリ勇者「スリをやるなら観客相手から掏ればいいじゃないか」
盗賊少年「日頃金稼いでいる冒険者から
盗った方が一気に稼げるじゃねーか」
ロリ勇者「それで、あんな相手に手を出していたら
命が幾つあっても足りないとおもうが」
盗賊少年「大きなお世話だ」
とりあえず、もう話す事も無いだろうと
ロリ勇者は仲間になってくれそうな人を探そうと
去ろうとするが。
盗賊少年「どいつも、こいつも勇者勇者
そんなに名声が欲しいかねー」
ロリ勇者「スリやるよりは、魔物退治した方が
金になるぞ?
盗賊少年「あー、やだやだ
冗談じゃねー、もう痛い目はみたくねーよ」
ロリ勇者「この辺りは初心者の勇者とかだからな、
それに熟練の勇者とかはさっきみたいに
リスクあるだろうし、王様にばれたら冒険者の資格剥奪だろうな」
64 = 60 :
盗賊少年「だからって、この辺りでスライムとか倒しても
数ゴールドだろうがよ、小遣い稼ぎにもなんねーよ」
ロリ勇者「先の街に行くと、踊る宝石とかって、宝石袋そのままの
魔物とか出て来るぞ」
盗賊少年「なっ」
ロリ勇者の言葉に盗賊の顔色が変わる。
ロリ勇者「そいつを倒すと、一匹で1000GぐらいGETできるらしい」
盗賊少年「せ、千ゴールドだと!?
そいつぁ、金貨が1000枚も手に入るって事か!?」
盗賊少年の目がGの字になったのをロリ勇者は見逃さなかった。
ロリ勇者「後、どこかでゴールドマンとか言う
全身金で出来たゴーレムとか出て来るとかいう噂もあってだな」
盗賊少年「マジか!?」
ロリ勇者「まぁ、ここで燻っているなら止める気はねーし
王様に告げ口する訳でもねーから─────」
盗賊少年「何を言ってやがる!
魔王に苦しめられる人々を放っておくなんて勇者の風上にもおけないだろ!
まぁ、お宅だけじゃ不安そうだから、俺が力をやしてやるぜ」
いきなりやる気になる盗賊少年。
ロリ勇者「おい」
不安にはなるが、仲間になると言うなら歓迎はする。
盗賊少年「さぁ、これからよろしく頼むぜ相棒」
盗賊少年が仲間に加わった。
盗賊少年「で、これからどうするんだよ
相棒」
>>66
65 :
カジノ
66 :
〆
安価無いから、>>65な
67 = 66 :
ロリ勇者「俺達は体が3歳児だからな
魔物と戦うのはちとキツイ、つか無理」
盗賊少年「だな」
ロリ勇者「そこで、モノを言うのは装備だ
どのレベルでも装備さえあれば、意外となんとかなるものだ」
盗賊少年「装備か、しかしそんな金はあるのか?」
ロリ勇者「無い」
盗賊少年「貸倉庫に預けてあるとか」
ロリ勇者「無い」
盗賊少年「実は、そのなんでも、幾らでも入る袋の中に
ロトのなんたらとか、天空のなんたらとか
すんげぇ伝説級の鎧とか、剣とかが─────。」
ロリ勇者「あったら、装備しているだろ」
盗賊少年「だよなぁ」
68 = 66 :
盗賊少年「じゃ、どうするんだよ」
ロリ勇者「手っ取り早く、伝説級の装備が手に入る所があるだろ」
盗賊少年「まさか、スゴロク?」
ロリ勇者「じゃなくて、ほらそこの店だ」
ロリ勇者の指差した先には、昼間だと言うのにネオンで看板が輝く
大きな建物。
盗賊少年「カジノか!なるほど、あそこなら」
ロリ勇者「なんたらメタルの剣とか、なんたらメタルの鎧とかあるって寸法よ」
盗賊少年「けど、3歳児があんな所に行ったら
普通はつまみ出されるだろ」
ロリ勇者「ところが、この勇者許可証があれば
問答無用でカジノに入れるわけなんだなぁ」
盗賊少年「っしゃー、任せろ、俺はこう見えても
こんな体になって、前の勇者と別れる前は
カジノじゃ出禁食らう程の、ギャンブラーだったもんよ」
ロリ勇者「そいつぁ頼もしいな」
69 = 66 :
豪華な外観のカジノの建物は、内装も豪華だった
スライムレース、カードゲーム、そして定番のスロットマシン。
入り口の屈強そうな戦士(警備員らしい)に呼び止められるも、
勇者許可証を見せるとすんなりと通してくれた。
盗賊少年「すげぇな、勇者許可証」
ロリ勇者「おうよ、国から発行されたコイツがあれば
遺跡で宝箱からアイテムを持ち出しても、勝手に人の箪笥から
薬草かっぱらっても、民家の壺を叩き割ってもお咎め無しよ」
盗賊少年「そりゃ、それぐらいの特権なけりゃ
勇者なんてアホな真似をする奴ぁ居ないわな」
ロリ勇者「で、盗賊少年よ、お前はコインを何枚もっているんだ?」
盗賊少年「あん?1枚もねーよ」
ロリ勇者「え?」
盗賊少年「コインとゴールドは前の勇者の持ち物だったからな
って、まさか」
ロリ勇者「元手が無いじゃねーか」
盗賊少年「コインの1枚も無いのか?」
ロリ勇者「無い」
盗賊少年「手持ちのゴールドは!?」
ロリ勇者「1Gだ」
盗賊少年「どうするんだよ!」
ロリ勇者「どうしたものかな」
>>70
70 :
ロリ勇者が金持ちに“ぱふぱふ”をして稼ぐ
71 :
民家から取ってくる
72 :
チッ、ぱふぱふが潰れたか……
73 :
ぱふぱふ、見たかったなー。
74 :
〆
まー
そこまで言うなら、両方で
長くなるけど。
75 = 74 :
盗賊少年「よし、勇者ここはアレしかないだろ」
ロリ勇者「アレ?」
盗賊少年「そう!女の武器を利用するしかない」
ロリ勇者「・・早くも最終手段かよ」
ロリ勇者が呆れた顔で返すも、盗賊少年は至って真面目だった。
ロリ勇者「女の武器って言ってもなぁ」
自らの貧相な体つきを見る、
3歳児の幼児体型で元の勇者の力を継承しているためか
がっちりした筋肉が全身についている。
ちなみに、腹筋も割れている。
ロリ勇者「女の武器って、涙か?泣き落としか?
あまり通用するって思えないんだが」
盗賊少年「馬鹿かテメェは!」
盗賊少年がロリ勇者の胸を指さす、
いや、当然ながら俎板なのだが。
盗賊少年「女の武器っつったら、
色気だろうが!あと女子力!」
ロリ勇者「いや、昨日まで俺、男なんだけど」
盗賊少年「ンな事ぁ関係無ぇ!
上コースと、下コースがあるけど
まぁ、いきなり下コースまでは、その・・俺は求めん」
盗賊少年は顔を赤らめて明後日の方向に視線を逸らす。
76 = 74 :
ロリ勇者「お前、意外と純なのな」
盗賊少年「ぃやかましい」
ロリ勇者「つってもなぁ、上も下もこの体じゃ
出来る事には限度があるだろうが」
盗賊少年「・・・半分は勢いとネタで言ったんだが
意外と、抵抗無いのな」
ロリ勇者「実際このスレは詰みコースほぼ確定だからな
それに、魔王討伐の為には汚れ役でも引き受けるのが
勇者たる所以だ」
盗賊少年「スレとか言うな、
それはともかく、あの辺りの金持ちがよさそうじゃないか?」
ロリ勇者「あの脂ぎったオヤジか、大量にコインを抱えているな
よし、行くぞ」
盗賊少年「へ?俺も?」
ロリ勇者「ったりめーだろうが
俺だけだとナメられて金払わずに逃げる可能性あるからな
そもお前の案だろうが」
77 = 74 :
不安気な表情を浮かべる盗賊少年を置いて、準備を整え
ターゲットのおっさんに営業スマイルを浮かべる。
ロリ勇者「あーら 素敵なおじさま!
ねえ ぱふぱふしましょっ。いいでしょ?」
おっさん「・・・・君がか??」
まぁ、そうだよなぁ・・と、勇者は内心思うが
意外におっさんにすんなりとOKされる。
純粋にロリ勇者がどういう行動に出るのか、興味があるのかもしれない。
あるいは、そういう性癖なのか。
ロリ勇者「あら嬉しい!じゃあ あたしについてきて。」
ロリ勇者はおっさんを連れて、カジノスタッフの控室へと
歩き出す。
ちなみに、鍵自体は盗賊少年の持っていた盗賊の鍵で
開けたし、誰も残っていない事は確認している。
ロリ勇者「ねえ あたしの横に座っててね。明かりを消して暗くしてもいい?」
おっさん「いや、出来れば明るくしたままで」
ロリ勇者「そんないじわる言わないで。
消すわよ・・・・」
78 = 74 :
※※※※「ぱふぱふ ぱふぱふ」
おっさん「うぷぷぷふ」
※※※※「ぱふぱふ ぱふぱふ」
おっさん「こ これは」
※※※※「ぱふぱふ ぱふぱふ」
おっさん「き きもちいい!?」
盗賊少年「どうだ おっさん。俺のぱふぱふはいいだろう。」
ロリ勇者「あたしのお友達よ、ぱふぱふがとっても上手なの。」
盗賊少年「わっはっは。じゃあ俺はこれで。」
ロリ勇者「どう?肩こりが治ったでしょう。また来てねっ。」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
79 = 74 :
ロリ勇者「・・・・って、案になるんだが」
盗賊少年「ざけんな!ボケ!
お前、俺に何をさせるつもりだよ!
しかも、お前ただの客引きじゃねーか!」
盗賊少年憤慨。
ロリ勇者「だって、どっちがやっても大差ねーしな
お前に客引きは無理だろ、女装でもするか?」
盗賊少年「悪かった、他の案を考えよう
金だよな?金を稼げばいいんだよな?」
ロリ勇者「お・・、おぉ
いきなりマジメになったな」
盗賊少年「まぁ、勇者が手っ取り早く金を稼ぐなら
正攻法しかないだろ」
ロリ勇者「正攻法か」
盗賊少年とロリ勇者は互いの顔を見ると
不敵な笑みを浮かべた。
80 = 74 :
あー、ダメだ
前半が長くて後半が8投に引っかかる。
また、明日かな
82 :
ロリ勇者「こんにちはー」
ロリ勇者は立ち並ぶ家々の中から、
やや大きめの家を選んで、扉をノックする。
女A「はい、こんにちは
あら、お嬢ちゃん達、ウチの子のお友達かしら?」
ややあって出てきたのは、若く美人の母だった
わざわざ布の服に着替えて来た二人を見て、どうやらその家の
娘の友達と勘違いしたようだ。
ロリ勇者「いえ、勇者です
こちらのお宅に徴収に来ました」
盗賊少年「あ、こちらが勇者許可証になります
この家のタンスの中身、ツボの中身
及び宝箱を徴収させて頂きます」
笑顔で出迎えてくれた女Aの表情が凍りつく。
こう行った事は一度や二度ではないだろうし、家の中のモノを
勝手に家探しされて、気分が良い訳でもない。
83 = 82 :
だが。
魔物と戦わず平穏を手にする住人は、商人も含めて勇者に協力する
義務がある。
正攻法・・つまりは、街の住人の皆様に寄付を頂く事。
女A「う・・・・ウチには何も、
勇者様にお渡し出来るものなんて」
盗賊少年「無いかどうかはこちらで判断させてもらいますので」
ロリ勇者「そんなN○Kの集金に来られた住人のような顔しないでくださいよ
そりゃぁ、気分は良くないでしょうけど」
女A「・・・・どうぞ」
まぁ、実際はカジノの運転資金になる訳だが。
外観も綺麗だが、内装も立派で
家具も値が張りそうなものばかり置いてある。
盗賊少年「おっと、この箪笥の中
布の服だけ・・いや、ゴールド隠してあるじゃん
10ゴールドGET」
ロリ勇者「よく分かるな」
盗賊少年「そりゃ本職だからな」
女の子「ねぇ母さん、あの子達、何?」
女A「何でも無いのよ、母さんと向うに行っていましょう」
家探ししていると、ロリ勇者達と同じ年齢の女の子が
2階から降りてくるが、女Aがすぐに連れて行ってしまう。
ロリ勇者「やっぱ、抵抗あるなぁ」
84 = 82 :
盗賊少年「まぁ、言っていちゃ勇者は成り立たないって
住民の皆様のご協力があってこその勇者業ってね
お、力の種じゃん」
ロリ勇者「楽しんでいるなぁ」
盗賊少年「お前も探せって」
ロリ勇者「わかったよ」
ため息をつき、憂鬱な気分になりつつも
台所のツボを─────。
盗賊少年「待ちな!」
ツボを覗き込もうとした所で、盗賊少年に肩を掴まれて
止められる。
盗賊少年は台所にあった、リンゴをツボの中に放り投げると
ツボは飛び上がって、リンゴを丸のみにする。
女A「チ」
女の子「気が付いたか」
様子を見ていた、住人達が何か言った気がする。
85 = 82 :
盗賊少年「おいおい、奥さん
悪魔の壺とは面白い物を仕込んでくれるじゃないか?」
女A「な、なんの事でしょう」
ロリ勇者「しかも、さっき舌打ちしやがったぞ」
女A「そ、そんな事ないですよ」
盗賊少年「じゃぁ、この悪魔の壺は何だよ?」
女A「そ、それは、残飯とは食べてくれて便利なツボなんですよ」
ロリ勇者「いや、まぁ・・悪魔が家の中に居て
気にならないなら、どうとは言わんが」
盗賊少年「まぁ、それぐらいの事じゃ俺はどうとは言わないけどなぁ
でも、もうちょっと協力頂きたいんだけどなぁ」
女A「だから、ウチにはもう何もないですって
先日も勇者様が来られたばかりですし」
盗賊少年「まぁ、俺達も鬼じゃねぇし
奥さんに無理に協力頂くのも、悪い気がするしな」
女A「は、はい」
母に安堵の表情を浮かべる、これで帰ってくれると思ったのだろう。
盗賊少年「だから、娘さんに協力してもらうわ
丁度俺達、二人しかいねーし、メンバー募集中なんだわ」
女A「や、止めてください
どうか!どうか娘だけは!」
ロリ勇者「鬼かお前は」
86 = 82 :
長く安価を取らなかったので
そんなこんなで手に入れたもの。
>>86
>>88
>>90
無ければ適当な所で〆
87 :
あぶない水着
88 :
エッチな下着
89 :
魔法の絨毯
90 :
一生目が見えなくなる天罰
91 :
魔王に寝返った全町民からの壮絶なリンチ
92 = 89 :
皆、おかしな物しか出してないなw。
まぁ、自分も最初、回転式機関砲って書こうとしてたけど。
93 :
〆
安価出揃うまで一週間ぐらいかかるかなーと思っていたけど
案外早かった。
PSO2が630エラーで落とされたので、今日書く。
94 = 93 :
家探しして手に入れたアイテムを机の上に並べていく。
まずは、最初に手に入れた10ゴールドと力の種。
流石に勇者の家探しを警戒してか、ロクなものが無かったのだが。
盗賊少年が自慢げに探し出したモノをテーブルの上に置く。
盗賊少年「どうよ、コレ
あぶないみずぎ!」
女A「あーっ!!
どこでそんなものを見つけ出して来たのよ!」
盗賊少年が取り出した水着を見て、女Aが激しく動揺する。
ロリ勇者「どうもこうも、普通の赤い水着じゃないか
少し露出が多い気がしなくもないけど、別に
これと言ってなぁ」
しかも、防御力1と言う
どう考えても使い道が無いゴミアイテムだ。
95 = 93 :
が、盗賊少年は誇らしげに人差し指を立てて左右に振る。
盗賊少年「ちっちっちっ
わかっちゃいねーなぁ、コレ
すっげぇ値段するんだぜ?」
ロリ勇者「この水着が?」
盗賊少年「おうよ、販売価格が78000G
店の買い取り価格でも58500Gはするぜ?
しかも即金買い取り価格でだ」
ロリ勇者「マジでか!?」
58000・・ほぼ、6万ゴールドと言えば
伝説級の剣、雷神の剣の販売価格に匹敵するぐらいの超価格だ。
女A「やめて、見逃して!
それは、娘が大きくなった時に着せてあげようと
とっておいてあげたのよ!」
女の子「母さん、それは娘・・ちょっと引く」
3歳の娘に引かれる母。
盗賊少年「とまぁ、家庭の事情はどうでも良いとして」
ロリ勇者「ドライなのな、お前
さすがに6万ゴールドは若干抵抗あるぞ、俺」
96 = 93 :
------------------------
盗賊少年「そんな事言っている場合じゃないぞ、次はもっとすげぇ
ものがあったわ」
女A「ま・・まさか!?」
盗賊少年「はーい、魔法の絨毯でーす!」
どこからともなく、取り出した大き目の絨毯を
テーブルの上には乗らないので、床の上に置いた。
ロリ勇者「随分でけぇな
綺麗は綺麗だけど、趣味の悪い色使いだな
しかも埃だらけで結構汚いな、家の外で使っていたんじゃないか?」
盗賊少年「へへへ
そんな事言って良いのかな?こいつはぁ、すげぇアイテムなんだぜ?」
女A「やめてー!!」
女Aの悲痛な叫びが、家の中に響き渡る
詰まる所。
ロリ勇者「また、高く売れるって事か?
実はペルシャ絨毯とか」
盗賊少年「・・・・そこでリアル出すなよ
とりあえず、説明するよりは実践した方が早いな
絨毯広げて乗ってみろよ」
ロリ勇者「?」
97 = 93 :
言われるがままに、ロリ勇者は絨毯を広げて上に乗ってみる、
すると、絨毯が僅かに地面から浮き上がる。
ロリ勇者「うぉ!?浮かんだ」
のみならず、頭の中で進めと命じると絨毯が僅かに前進を始める。
盗賊少年「すっげぇだろ?
しかも、こいつはすげぇスピードで海の上すら進める代物で
さらに、魔物とエンカしねーんだぜ」
女A「やめて!本当に!それだけは見逃して!
お願い!!水着持って良いから!!!!」
盗賊少年「はっはっは
迂闊でしたなぁ、倉庫の奥の隠し部屋に隠したつもりだったみたいだけど
俺の目はごまかせないぜ?」
すがりつく女Aを振り払いつつ、盗賊少年はさらに言葉を吐き捨てる。
盗賊少年「悪魔の壺を仕込むとかナメた事しなけりゃ、考えても良かったけどなー
でも、まぁ言わせてもらうとするならば」
98 = 93 :
盗賊少年「テメーは俺を怒らせた」
ロリ勇者「うわぁ・・」
盗賊少年・・恐ろしい奴。
盗賊少年の吐き捨てた途端に、女Aは力なく床に座り込み
親娘共々恨めし気な表情を向けて来る。
女A「・・・・・・・覚えていなさい。」
町民の善意を頂いて、道具屋で早々に危ない水着を換金し、
ホクホク顔の盗賊少年に連れられて、とりあえず宿屋で一泊する事にした。
一先ずはかなり纏まった現金が手に入ったので、カジノに行くかどうかは
後で考慮するとして、現段階で買える最高の装備を整える事も出来るだろう。
ロリ勇者「後味悪い事この上ないな」
盗賊少年「気にしない、気にしない
大体俺達だって、あのまま気が付かなかったら
悪魔の壺に殺されていたじゃねーか」
ロリ勇者「それはそうなんだが」
99 = 93 :
とりあえず、魔王討伐が終わったら魔法の絨毯だけでも
返してやろうと思いつつ、ロリ勇者は寝る事にした。
ロリ勇者「・・・?」
どれだけ、寝ただろうか
宿屋を取り囲む、濃厚な敵意───と言うより、殺意に
ふと目を覚ました。
盗賊少年「起きたか?」
盗賊少年も異変に気が付いて目を覚ましていたのだろう、
すでに戦いの為の装備を装着しており、勇者に武器と防具を
渡してくる。
声『・・・殺せ・・・殺せ・・・殺せ』
声『・・・勇者を殺せ』
宿屋の外から呪詛のような人の声が聞こえてくる
窓を開けて外の様子を覗き込もうとした瞬間、
開けた窓の外から、松明が投げ込まれる。
盗賊少年「うぉっ!」
ロリ勇者「ちぃ!!!」
寝室に飾ってあった花瓶の水を松明にかけて、素早く火を消火する勇者、
窓の外は、狂気の笑みを浮かべた街の人々が武器や農具を手に
宿の周りを取り囲んでいた。
盗賊少年「なんなんだ、こりゃ!」
ロリ勇者「正気って感じじゃねぇな」
不気味な赤く光る眼に狂気の笑み、先頭には見覚えのある
親娘の姿もあった。
100 = 93 :
※:これまた、8投げで納まらないので
続きの後半は後日で、ごめんね。
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