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元スレいろは「付き合ってください」 八幡「はぁ?」
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いろは「自宅で一緒に布団で丸まりたいなんて変態ですね。すいませんそこまでの心の準備はまだ出来てないです」
>>51
なるほど……勉強になります!
なるほど……勉強になります!
校門前
八幡(今日は寒いな)ボー
由比ヶ浜「あれー?ヒッキーなにしてんの?」
八幡(ビクッ)
雪乃「あなた、先に帰ったのではなくて?」
八幡「……ちょっとな」
由比ヶ浜「もしかして、私達の事待ってたの?なんか、そういうのいいかも……」
八幡「違うから」
由比ヶ浜「……」ジー
八幡「なんだよ」
由比ヶ浜「なんか、やなかんじ」
八幡(今日は寒いな)ボー
由比ヶ浜「あれー?ヒッキーなにしてんの?」
八幡(ビクッ)
雪乃「あなた、先に帰ったのではなくて?」
八幡「……ちょっとな」
由比ヶ浜「もしかして、私達の事待ってたの?なんか、そういうのいいかも……」
八幡「違うから」
由比ヶ浜「……」ジー
八幡「なんだよ」
由比ヶ浜「なんか、やなかんじ」
雪乃「あなたが校門の前にぬぼーと立っていたら、なぜか警察に連絡したくなるわね」
八幡「俺を不審者扱いするな」
雪乃「だって、目が腐っているもの。そう見えても仕方がないわ」
八幡「目だけで判断するのか?これだから道を聞いただけで通報される住みにくい国になるんだ」
雪乃「あなたの目はそれだけ腐っているということよ」
八幡「俺を不審者扱いするな」
雪乃「だって、目が腐っているもの。そう見えても仕方がないわ」
八幡「目だけで判断するのか?これだから道を聞いただけで通報される住みにくい国になるんだ」
雪乃「あなたの目はそれだけ腐っているということよ」
いろは「あ、あれー? 雪ノ下先輩と結衣先輩じゃないですか……」
雪乃&由比ヶ浜「!」
由比ヶ浜「あっ……いろはちゃん、やっはろー……もしかして、ヒッキーはいろはちゃん待ってたの?」
雪乃「由比ヶ浜さん、それは違うんじゃないかしら? どちらかといえば、待ち伏せしてた可能性のほうが高いわ」
八幡「今度はストーカー扱いかよ……」
雪乃&由比ヶ浜「!」
由比ヶ浜「あっ……いろはちゃん、やっはろー……もしかして、ヒッキーはいろはちゃん待ってたの?」
雪乃「由比ヶ浜さん、それは違うんじゃないかしら? どちらかといえば、待ち伏せしてた可能性のほうが高いわ」
八幡「今度はストーカー扱いかよ……」
雪乃「さっきも言ったでしょう? あなたは目が……
いろは「そうですよ。先輩はわたしを待ってくれてたんです」
雪乃&由比ヶ浜「!」
八幡「お、おい、一色……」
いろは「さっき先輩に、このあとコーヒー飲みに行きませんかって誘ったんです」
由比ヶ浜「いろはちゃんから誘った……?」
雪乃「どういうことかしら……?」
いろは「いつも先輩には助けていただいているので、そのお礼です」
由比ヶ浜「そ、そうなんだ……」
いろは「ええ、では失礼し……
雪乃「どこに行くのかしら?」
いろは「え、えっと……マリンピアのカフェです」
雪乃「そうなの? 昨日、由比ヶ浜さんとそこに行こうと話していたのよ」
由比ヶ浜「そうだ……そうだね! いろはちゃん、私達も一緒に行ってもいいかな?」
いろは「……」
いろは「そうですよ。先輩はわたしを待ってくれてたんです」
雪乃&由比ヶ浜「!」
八幡「お、おい、一色……」
いろは「さっき先輩に、このあとコーヒー飲みに行きませんかって誘ったんです」
由比ヶ浜「いろはちゃんから誘った……?」
雪乃「どういうことかしら……?」
いろは「いつも先輩には助けていただいているので、そのお礼です」
由比ヶ浜「そ、そうなんだ……」
いろは「ええ、では失礼し……
雪乃「どこに行くのかしら?」
いろは「え、えっと……マリンピアのカフェです」
雪乃「そうなの? 昨日、由比ヶ浜さんとそこに行こうと話していたのよ」
由比ヶ浜「そうだ……そうだね! いろはちゃん、私達も一緒に行ってもいいかな?」
いろは「……」
雪乃「一色さん?」
いろは「え、えっーと、だ、大丈夫ですよ」
由比ヶ浜「良かった! じゃあ、行こう!」
いろは「……先輩、混んでいるかもしれませんし、先に行って席をとっておきましょう
」
雪乃(なぜ、一色さんは自転車の荷台に乗ったのかしら……あの自転車、比企谷くんのよね……)
八幡「ん?ああ、そうだな。じゃあ、先に行ってるわ」
由比ヶ浜(なんでヒッキーはいろはちゃんに何も言わずに自転車に乗るの……)
いろは「でわ、雪ノ下先輩、結衣先輩、またあとでー」
由比ヶ浜(……いろはちゃん、ヒッキーに抱きついてる)
雪乃&由比ヶ浜(羨ましい……)
いろは「え、えっーと、だ、大丈夫ですよ」
由比ヶ浜「良かった! じゃあ、行こう!」
いろは「……先輩、混んでいるかもしれませんし、先に行って席をとっておきましょう
」
雪乃(なぜ、一色さんは自転車の荷台に乗ったのかしら……あの自転車、比企谷くんのよね……)
八幡「ん?ああ、そうだな。じゃあ、先に行ってるわ」
由比ヶ浜(なんでヒッキーはいろはちゃんに何も言わずに自転車に乗るの……)
いろは「でわ、雪ノ下先輩、結衣先輩、またあとでー」
由比ヶ浜(……いろはちゃん、ヒッキーに抱きついてる)
雪乃&由比ヶ浜(羨ましい……)
移動中
いろは「はぁ……やっちゃいました……」
八幡「俺を誘ったなんて言えばな。なんかあるなって思われたかもな」
いろは「あー、そっちですか?」
八幡「そっちって、他にねえだろ」
いろは「まあいいですけど……」
八幡「わざわざ疑われるようなことしなきゃ良かったのに」
いろは「……ちゃんと言ったのに邪魔されたから、負けたくないなって思ったんですよ」
八幡「よくわかんねえな」
いろは「先輩は鈍いから一生わかりませんよ」
いろは「はぁ……やっちゃいました……」
八幡「俺を誘ったなんて言えばな。なんかあるなって思われたかもな」
いろは「あー、そっちですか?」
八幡「そっちって、他にねえだろ」
いろは「まあいいですけど……」
八幡「わざわざ疑われるようなことしなきゃ良かったのに」
いろは「……ちゃんと言ったのに邪魔されたから、負けたくないなって思ったんですよ」
八幡「よくわかんねえな」
いろは「先輩は鈍いから一生わかりませんよ」
マリンピア カフェ
いろは「席が空いていて良かったですねー」
八幡「おお、そうだなー」
いろは「……」
八幡「なんだよ」
いろは「なんで隣に座るんですか?」
八幡「雪ノ下と由比ヶ浜は隣同士がいいだろ? あいつらが来てから移動するの面倒だしな」
いろは「……そうですか。どうなっても知りませんよ」
八幡「どうにもならないから安心しろ」
いろは「先輩、いつか刺されますよ」
いろは「席が空いていて良かったですねー」
八幡「おお、そうだなー」
いろは「……」
八幡「なんだよ」
いろは「なんで隣に座るんですか?」
八幡「雪ノ下と由比ヶ浜は隣同士がいいだろ? あいつらが来てから移動するの面倒だしな」
いろは「……そうですか。どうなっても知りませんよ」
八幡「どうにもならないから安心しろ」
いろは「先輩、いつか刺されますよ」
八幡「おお、きたか」
雪乃&由比ヶ浜「……」
八幡「どうしたんだよ?」
由比ヶ浜「なんで、いろはちゃんの隣に座ってるの……?」
雪乃「……テーブル席なのだから、向かい合わせに座るのが普通なのよ?」
八幡「いや、知ってるから。お前らは隣同士がいいと思ってよ」
由比ヶ浜「なら、私達が来てから移動すればいいじゃん」
八幡「面倒だろうが」
雪乃「……」
由比ヶ浜「……そっか」
雪乃&由比ヶ浜「……」
八幡「どうしたんだよ?」
由比ヶ浜「なんで、いろはちゃんの隣に座ってるの……?」
雪乃「……テーブル席なのだから、向かい合わせに座るのが普通なのよ?」
八幡「いや、知ってるから。お前らは隣同士がいいと思ってよ」
由比ヶ浜「なら、私達が来てから移動すればいいじゃん」
八幡「面倒だろうが」
雪乃「……」
由比ヶ浜「……そっか」
雪乃「……」
由比ヶ浜「……」
八幡(なんだこの雰囲気……小町助けて……)
由比ヶ浜「あのさ……さっきのはなんだったの?」
八幡「あー、それはな……」
雪乃「二人乗りは違反なのよ?」
八幡「なんだよ、そのことなら一色が言っただろ?席を取りにいったんだよ」
由比ヶ浜「だからって、二人乗りしなくても………」
いろは「自転車で二人乗りしたほうが楽だからそうしたんです」
雪乃「生徒会長が二人乗りなんてしていたら周りに示しがつかないわ」
いろは「……そうですね。反省します」
雪乃「ええ、そうしてもらえる? あなたは生徒会長としての自覚が足りないわ」
いろは「……」
八幡「雪ノ下、もういいだろ」
雪乃「……一色さんを生徒会長として推した人はどうかしてたんじゃないかしら?」
由比ヶ浜「……」
八幡(なんだこの雰囲気……小町助けて……)
由比ヶ浜「あのさ……さっきのはなんだったの?」
八幡「あー、それはな……」
雪乃「二人乗りは違反なのよ?」
八幡「なんだよ、そのことなら一色が言っただろ?席を取りにいったんだよ」
由比ヶ浜「だからって、二人乗りしなくても………」
いろは「自転車で二人乗りしたほうが楽だからそうしたんです」
雪乃「生徒会長が二人乗りなんてしていたら周りに示しがつかないわ」
いろは「……そうですね。反省します」
雪乃「ええ、そうしてもらえる? あなたは生徒会長としての自覚が足りないわ」
いろは「……」
八幡「雪ノ下、もういいだろ」
雪乃「……一色さんを生徒会長として推した人はどうかしてたんじゃないかしら?」
いろは「先輩は関係ないです!!」
雪乃「でも、いまのあなたの仕事ぶりではそう言われるのは仕方ないわ」
いろは「……」
雪乃「悔しい? でも、事実なのよ」
雪乃「あなたは甘えてるだけ、違うかしら?」
いろは「そんなこと……」
雪乃「否定できるの? 私には自分ではなにもせずに周りに甘えてるようにしか見えないのだけれど」
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん、もうそのへんで…」
八幡「雪ノ下!」
雪乃&由比ヶ浜&いろは「!」
雪乃「でも、いまのあなたの仕事ぶりではそう言われるのは仕方ないわ」
いろは「……」
雪乃「悔しい? でも、事実なのよ」
雪乃「あなたは甘えてるだけ、違うかしら?」
いろは「そんなこと……」
雪乃「否定できるの? 私には自分ではなにもせずに周りに甘えてるようにしか見えないのだけれど」
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん、もうそのへんで…」
八幡「雪ノ下!」
雪乃&由比ヶ浜&いろは「!」
由比ヶ浜(こんなに怒ってるヒッキーは初めて見た……)
八幡「一色は、一色なりによくやってる、それに自覚なんてものは簡単にできねえだろ」
雪乃「……一色さんに甘すぎるわ。だから調子に乗って甘えるのよ」
八幡「甘え上手なのが一色の持ち味だ。それでいいじゃねえか」
雪乃「……それじゃあ成長しないじゃない!」
八幡「そんなことねえよ、一色は前より成長してる」
いろは「!」
八幡「一色は、一色なりによくやってる、それに自覚なんてものは簡単にできねえだろ」
雪乃「……一色さんに甘すぎるわ。だから調子に乗って甘えるのよ」
八幡「甘え上手なのが一色の持ち味だ。それでいいじゃねえか」
雪乃「……それじゃあ成長しないじゃない!」
八幡「そんなことねえよ、一色は前より成長してる」
いろは「!」
八幡「クリスマスイベントだって最後はうまくまとめただろ」
雪乃「それは私達が協力したからでしょう?」
八幡「いや、一色がはっきりと方向性を決めたからうまくいったんだ」
八幡「それに進路相談会の時にも、自分から周りに指示してた」
八幡「少しずつだけど、生徒会長として仕事してると思うぞ」
雪乃「……まだ足りないわ」
八幡「かもな。でも、成長はしてるし、ただ甘えてるわけじゃないだろうが」
由比ヶ浜「ゆきのん……」
雪乃「わかったわ……一色さん、少し言い過ぎたわ、ごめんなさい……」
いろは「い、いえ……大丈夫です……」
雪乃「それは私達が協力したからでしょう?」
八幡「いや、一色がはっきりと方向性を決めたからうまくいったんだ」
八幡「それに進路相談会の時にも、自分から周りに指示してた」
八幡「少しずつだけど、生徒会長として仕事してると思うぞ」
雪乃「……まだ足りないわ」
八幡「かもな。でも、成長はしてるし、ただ甘えてるわけじゃないだろうが」
由比ヶ浜「ゆきのん……」
雪乃「わかったわ……一色さん、少し言い過ぎたわ、ごめんなさい……」
いろは「い、いえ……大丈夫です……」
由比ヶ浜「そ、そうだ! なにか頼もうよ!」
いろは「ですね! なにも頼んでなかったですもんね」
由比ヶ浜「ゆきのん、なに頼む?」
雪乃「そうね……」
八幡(その後はさっきまでの雰囲気が嘘のように会話が弾んだ)
八幡(一色はパンさんグッズが欲しいらしく、ディスティニーランドに行きましょうと誘われた。お前、あそこでフラれたの忘れたの……?)
八幡(パンさんグッズが欲しいという話に雪ノ下が食いついて、パンさんトリビアを話し、一色を軽く引かせていた。雪ノ下は年パスがあるからディスティニーで買ってきてやるらしい)
八幡(そして、由比ヶ浜はディスティニーかぁ……と小声で呟くと、じっと俺を見つめてきた。……ちゃんと誘いますから、いつになるかわからないが)
いろは「ですね! なにも頼んでなかったですもんね」
由比ヶ浜「ゆきのん、なに頼む?」
雪乃「そうね……」
八幡(その後はさっきまでの雰囲気が嘘のように会話が弾んだ)
八幡(一色はパンさんグッズが欲しいらしく、ディスティニーランドに行きましょうと誘われた。お前、あそこでフラれたの忘れたの……?)
八幡(パンさんグッズが欲しいという話に雪ノ下が食いついて、パンさんトリビアを話し、一色を軽く引かせていた。雪ノ下は年パスがあるからディスティニーで買ってきてやるらしい)
八幡(そして、由比ヶ浜はディスティニーかぁ……と小声で呟くと、じっと俺を見つめてきた。……ちゃんと誘いますから、いつになるかわからないが)
由比ヶ浜「ゆきのん、そろそろ帰る?」
雪乃「そうね……もうこんな時間だし」
由比ヶ浜「じゃあ、駅行こうか」
雪乃「由比ヶ浜さんはバスでしょう?」
由比ヶ浜「駅からもバスあるから大丈夫だよー。いろはちゃんは?」
いろは「わたしも電車なので、ご一緒してもいいですかー?」
由比ヶ浜「大丈夫だよー!」
八幡「んじゃ、俺は小町が待ってるしこのまま帰るわ。また明日な」
由比ヶ浜「うん、また明日ね!」
雪乃「ええ、また明日」
雪乃「そうね……もうこんな時間だし」
由比ヶ浜「じゃあ、駅行こうか」
雪乃「由比ヶ浜さんはバスでしょう?」
由比ヶ浜「駅からもバスあるから大丈夫だよー。いろはちゃんは?」
いろは「わたしも電車なので、ご一緒してもいいですかー?」
由比ヶ浜「大丈夫だよー!」
八幡「んじゃ、俺は小町が待ってるしこのまま帰るわ。また明日な」
由比ヶ浜「うん、また明日ね!」
雪乃「ええ、また明日」
いろは「……先輩」トトトッ
八幡「ん? 駅行くんじゃないのか?」
いろは「明日もお弁当ありますからねー?」
八幡「そうだったな……」
いろは「今日と同じ生徒会室に来てくださいね?」
八幡「わかった。飲み物買ってから向かう」
いろは「それじゃ先輩、お疲れ様ですー」
八幡「おお、また明日な」
八幡「ん? 駅行くんじゃないのか?」
いろは「明日もお弁当ありますからねー?」
八幡「そうだったな……」
いろは「今日と同じ生徒会室に来てくださいね?」
八幡「わかった。飲み物買ってから向かう」
いろは「それじゃ先輩、お疲れ様ですー」
八幡「おお、また明日な」
翌日 昼休み 生徒会室
いろは「先輩遅いですよ!」
八幡「悪い、自販機が混んでたんだよ」
いろは「まー、昼休みですしねー」
八幡「ほらよ」
いろは「ミルクティーですか? ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね」
八幡「いや、金はいいぞ、昼飯代が浮いて金が余ってるから」
いろは「でも……」
八幡「まぁ、昼飯代として受け取ってくれ」
いろは「……ありがとうございます」
いろは「先輩遅いですよ!」
八幡「悪い、自販機が混んでたんだよ」
いろは「まー、昼休みですしねー」
八幡「ほらよ」
いろは「ミルクティーですか? ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね」
八幡「いや、金はいいぞ、昼飯代が浮いて金が余ってるから」
いろは「でも……」
八幡「まぁ、昼飯代として受け取ってくれ」
いろは「……ありがとうございます」
八幡「……」モグモグ
いろは「そういえば先輩、よくわたしがミルクティー好きだってわかりましたね」
八幡「お前みたいなキャラはミルクティーが好きって相場が決まってんだよ」
いろは「なんですかそれ……先輩はマックスコーヒーですか、甘党なんですね」
八幡「千葉県民なら水みたいなもんだろ」
いろは「それだと、千葉県民の大半は肥満になりますよ」
いろは「そういえば先輩、よくわたしがミルクティー好きだってわかりましたね」
八幡「お前みたいなキャラはミルクティーが好きって相場が決まってんだよ」
いろは「なんですかそれ……先輩はマックスコーヒーですか、甘党なんですね」
八幡「千葉県民なら水みたいなもんだろ」
いろは「それだと、千葉県民の大半は肥満になりますよ」
城廻「失礼しまーす」
八幡「!」
いろは「めぐり先輩、どうしたんですか?」
城廻「比企谷くんが一色さんと昼休みに生徒会室で会うって言ってたから、生徒会の仕事かなって思って手伝いにきたの」
いろは「あ、ありがとうございます……でも、もう仕事は一段落したので大丈夫です」
城廻「そうなんだ。一色さん、仕事速いね!」
いろは「いえいえ、そんなことは……」
城廻「わたしは遅かったから、一色さんはすごいよ」
城廻「比企谷くんもありがとね。一色さんのこと助けてくれて」
八幡「ま、まあ、仕事ですから……」
八幡「!」
いろは「めぐり先輩、どうしたんですか?」
城廻「比企谷くんが一色さんと昼休みに生徒会室で会うって言ってたから、生徒会の仕事かなって思って手伝いにきたの」
いろは「あ、ありがとうございます……でも、もう仕事は一段落したので大丈夫です」
城廻「そうなんだ。一色さん、仕事速いね!」
いろは「いえいえ、そんなことは……」
城廻「わたしは遅かったから、一色さんはすごいよ」
城廻「比企谷くんもありがとね。一色さんのこと助けてくれて」
八幡「ま、まあ、仕事ですから……」
城廻「そういえば、ミルクティーおいしかった?」
いろは「えっ」
八幡「……」
城廻「飲み物買いに行ったら、比企谷くんが飲み物買っててさ」
城廻「一色さんに買ってあげるのなにがいいか悩んでたから、一色さんはミルクティーが好きだって教えてあげたんだ」
いろは「……そうだったんですか、おいしかったですよ」
城廻「良かったぁ…… 勘違いだったらどうしようと思ってたんだ。比企谷くん、すごい悩んでたよー」
いろは「先輩でも悩むことあるんですね」
八幡「……まあな」ガシガシ
いろは「えっ」
八幡「……」
城廻「飲み物買いに行ったら、比企谷くんが飲み物買っててさ」
城廻「一色さんに買ってあげるのなにがいいか悩んでたから、一色さんはミルクティーが好きだって教えてあげたんだ」
いろは「……そうだったんですか、おいしかったですよ」
城廻「良かったぁ…… 勘違いだったらどうしようと思ってたんだ。比企谷くん、すごい悩んでたよー」
いろは「先輩でも悩むことあるんですね」
八幡「……まあな」ガシガシ
城廻「じゃあ、そろそろ戻るね」
いろは「いつも気にかけてくれてありがとうございます」
城廻「ううん、なにかあったらいつでも言ってね?」
いろは「ありがとうございます」
城廻「比企谷くん、一色さんをよろしくねー」
八幡「よろしくされても困りますよ」
城廻「でも、そう言いながら助けてあげるでしょ?」
八幡「どうですかね?」
城廻「君はそういう人だよ。もう少し素直になればいいのに」
八幡「……自分では素直なつもりなんですけどね」
いろは「いつも気にかけてくれてありがとうございます」
城廻「ううん、なにかあったらいつでも言ってね?」
いろは「ありがとうございます」
城廻「比企谷くん、一色さんをよろしくねー」
八幡「よろしくされても困りますよ」
城廻「でも、そう言いながら助けてあげるでしょ?」
八幡「どうですかね?」
城廻「君はそういう人だよ。もう少し素直になればいいのに」
八幡「……自分では素直なつもりなんですけどね」
八幡「俺らもそろそろいくか」
いろは「ですねー」
八幡「弁当ありがとな」
いろは「いえいえー。それで今日の放課後なんですけど」
八幡「校門前でだろ?わかってる」
いろは「えっーと……奉仕部に行くって話だったんですけど……もしかして、わたしと帰るのが楽しみになっちゃいました? 」
八幡「……奉仕部に何の用だ?」
いろは「先輩に彼氏のふりしてもらってることをお話ししようかと」
八幡「いいのか?」
いろは「昨日、雪ノ下先輩と結衣先輩と話してて、黙ってるのはフェアじゃないなって思ったんです」
八幡「そうか……」
いろは「先輩もきてくださいね? 修羅場が待ってますから」
八幡「一気に行く気が失せたぞ」
いろは「ですねー」
八幡「弁当ありがとな」
いろは「いえいえー。それで今日の放課後なんですけど」
八幡「校門前でだろ?わかってる」
いろは「えっーと……奉仕部に行くって話だったんですけど……もしかして、わたしと帰るのが楽しみになっちゃいました? 」
八幡「……奉仕部に何の用だ?」
いろは「先輩に彼氏のふりしてもらってることをお話ししようかと」
八幡「いいのか?」
いろは「昨日、雪ノ下先輩と結衣先輩と話してて、黙ってるのはフェアじゃないなって思ったんです」
八幡「そうか……」
いろは「先輩もきてくださいね? 修羅場が待ってますから」
八幡「一気に行く気が失せたぞ」
由比ヶ浜「ヒッキーが昼休みに生徒会の仕事を手伝ってた?」
雪乃「ええ、城廻先輩がそう言っていたわ」
由比ヶ浜「ヒッキーはいろはちゃんに甘いなぁ……」
雪乃「比企谷くんの方が甘やかされてるらしいわ」
八幡「なんでそうなるんだよ」
雪乃「一色さんにお弁当を作ってもらっているようね」
八幡「!」
雪乃「ええ、城廻先輩がそう言っていたわ」
由比ヶ浜「ヒッキーはいろはちゃんに甘いなぁ……」
雪乃「比企谷くんの方が甘やかされてるらしいわ」
八幡「なんでそうなるんだよ」
雪乃「一色さんにお弁当を作ってもらっているようね」
八幡「!」
由比ヶ浜「それって……」
八幡「詳しい話は一色が……」
雪乃「あなたに聞いているのよ、答えなさい」
由比ヶ浜「私は……聞きたくないかも……」
雪乃「由比ヶ浜さん……」
由比ヶ浜「ヒッキーからも、いろはちゃんからも聞きたくないよ……」
八幡「……」
由比ヶ浜「ごめん。祝福できなくて……」
八幡「由比ヶ浜……お前なんか勘違いしてるぞ」
由比ヶ浜「えっ?」
八幡「詳しい話は一色が……」
雪乃「あなたに聞いているのよ、答えなさい」
由比ヶ浜「私は……聞きたくないかも……」
雪乃「由比ヶ浜さん……」
由比ヶ浜「ヒッキーからも、いろはちゃんからも聞きたくないよ……」
八幡「……」
由比ヶ浜「ごめん。祝福できなくて……」
八幡「由比ヶ浜……お前なんか勘違いしてるぞ」
由比ヶ浜「えっ?」
八幡「……という訳なんだよ」
雪乃&由比ヶ浜「……」
八幡「なんだ、その……黙ってて悪かったな……」
由比ヶ浜「……ヒッキー、いろはちゃんに甘すぎ」
雪乃「そうね……付き合う気がないのなら、そんな回りくどい事をせずに 、一色さんが本人に伝えるべきよ」
由比ヶ浜「あのさ……私が同じこと頼んだら、ヒッキーは助けてくれた?」
八幡「それは……」
由比ヶ浜「きっと屁理屈言って、そのやり方では助けてくれなかったよね」
八幡「……そうだろうな」
由比ヶ浜「でも、いろはちゃんなら助けてあげるんだ……」
八幡「……」
由比ヶ浜「どうして、そんなにいろはちゃんに甘いの?」
八幡「そんなこと……」
雪乃「そんなことないなんて言わないわよね? 私も、あなたが一色さんに甘いと思うのよ?」
八幡「……甘いんだとすれば、それは小町と似てるからかもな」
部室前
いろは「……」
雪乃&由比ヶ浜「……」
八幡「なんだ、その……黙ってて悪かったな……」
由比ヶ浜「……ヒッキー、いろはちゃんに甘すぎ」
雪乃「そうね……付き合う気がないのなら、そんな回りくどい事をせずに 、一色さんが本人に伝えるべきよ」
由比ヶ浜「あのさ……私が同じこと頼んだら、ヒッキーは助けてくれた?」
八幡「それは……」
由比ヶ浜「きっと屁理屈言って、そのやり方では助けてくれなかったよね」
八幡「……そうだろうな」
由比ヶ浜「でも、いろはちゃんなら助けてあげるんだ……」
八幡「……」
由比ヶ浜「どうして、そんなにいろはちゃんに甘いの?」
八幡「そんなこと……」
雪乃「そんなことないなんて言わないわよね? 私も、あなたが一色さんに甘いと思うのよ?」
八幡「……甘いんだとすれば、それは小町と似てるからかもな」
部室前
いろは「……」
由比ヶ浜「小町ちゃんと?」
八幡「なんか似てるだろ? 外見じゃなく性格とか」
由比ヶ浜「なんとなくわかる気がする……」
雪乃「つまり、一色さんが妹みたいだと? 」
八幡「まあ、そんなところだな」
由比ヶ浜「そ、そうなんだ。てっきり、好きなのかなって」
八幡「なんでだよ……一色は俺がどうにかできる相手じゃねえよ」
八幡「それに、あいつは葉山が好きだし、俺のことは都合のいい先輩ぐらいに思ってるだろうからな」
由比ヶ浜「そんなことないと思うけど……」
いろは「……」ガラガラ
八幡&雪乃&由比ヶ浜「!」
八幡「なんか似てるだろ? 外見じゃなく性格とか」
由比ヶ浜「なんとなくわかる気がする……」
雪乃「つまり、一色さんが妹みたいだと? 」
八幡「まあ、そんなところだな」
由比ヶ浜「そ、そうなんだ。てっきり、好きなのかなって」
八幡「なんでだよ……一色は俺がどうにかできる相手じゃねえよ」
八幡「それに、あいつは葉山が好きだし、俺のことは都合のいい先輩ぐらいに思ってるだろうからな」
由比ヶ浜「そんなことないと思うけど……」
いろは「……」ガラガラ
八幡&雪乃&由比ヶ浜「!」
由比ヶ浜「い、いろはちゃん……」
いろは「……結衣先輩、雪ノ下先輩、黙っててすみませんでした」
雪乃「いえ、大丈夫だけれど……」
いろは「遅いかもしれませんけど、部員先輩にはちゃんと自分の気持ちを伝えようと思います」
八幡「いいのか?」
いろは「これ以上、先輩に迷惑をかけたくないですから」
八幡「別に迷惑なんて……」
いろは「それに……妹さんと重ねられても困りますし……」
八幡「……聞いてたのか」
いろは「……結衣先輩、雪ノ下先輩、黙っててすみませんでした」
雪乃「いえ、大丈夫だけれど……」
いろは「遅いかもしれませんけど、部員先輩にはちゃんと自分の気持ちを伝えようと思います」
八幡「いいのか?」
いろは「これ以上、先輩に迷惑をかけたくないですから」
八幡「別に迷惑なんて……」
いろは「それに……妹さんと重ねられても困りますし……」
八幡「……聞いてたのか」
いろは「だから……もういいんです」
いろは「先輩の妹なんて、絶対、嫌ですから」
八幡「……」
いろは「先輩は、都合のいい先輩だからいいんですよ。こんなヤバイ目してるお兄ちゃんなんて嫌ですね」
雪乃「一色さん……」
いろは「まぁ、葉山先輩の妹なら喜んでなりますけどねー」
由比ヶ浜「いろはちゃん、もういいから……無理しないで」ギュウ
いろは「む、無理なんて……してないです……」ポロポロ
由比ヶ浜「気付いてあげられなくて、ごめんね……」
いろは「な……なんのことですか……」
いろは「わたしは……ただ……」
いろは「先輩の事を……利用してただけなんですから……」
いろは「先輩の妹なんて、絶対、嫌ですから」
八幡「……」
いろは「先輩は、都合のいい先輩だからいいんですよ。こんなヤバイ目してるお兄ちゃんなんて嫌ですね」
雪乃「一色さん……」
いろは「まぁ、葉山先輩の妹なら喜んでなりますけどねー」
由比ヶ浜「いろはちゃん、もういいから……無理しないで」ギュウ
いろは「む、無理なんて……してないです……」ポロポロ
由比ヶ浜「気付いてあげられなくて、ごめんね……」
いろは「な……なんのことですか……」
いろは「わたしは……ただ……」
いろは「先輩の事を……利用してただけなんですから……」
いろは「それじゃあ、失礼しますね……」
八幡「おい、一色……」
いろは「……先輩、ありがとうございました」
八幡「……」
雪乃「いいの?」
八幡「なにがだよ」
雪乃「追いかけなくて」
八幡「そういうのは、葉山の仕事なんだよ」
八幡「おい、一色……」
いろは「……先輩、ありがとうございました」
八幡「……」
雪乃「いいの?」
八幡「なにがだよ」
雪乃「追いかけなくて」
八幡「そういうのは、葉山の仕事なんだよ」
由比ヶ浜「ヒッキー、なに言ってんの⁉」
八幡「これでいいんだよ。それに、一色に甘いって言ったのはお前らだぞ」
由比ヶ浜「そうだけど……」
八幡「なら、もういいだろ」
雪乃「わかったわ。私は、もうなにも言わないわ」
八幡「ああ、そうしてくれ」
由比ヶ浜「ゆきのん、いいの?」
雪乃「比企谷君が、自分の意思で解決するべきよ」
由比ヶ浜「そうだね……」
八幡「これでいいんだよ。それに、一色に甘いって言ったのはお前らだぞ」
由比ヶ浜「そうだけど……」
八幡「なら、もういいだろ」
雪乃「わかったわ。私は、もうなにも言わないわ」
八幡「ああ、そうしてくれ」
由比ヶ浜「ゆきのん、いいの?」
雪乃「比企谷君が、自分の意思で解決するべきよ」
由比ヶ浜「そうだね……」
由比ヶ浜「……暗くなってきたね」
雪乃「そうね……今日はこの辺にしておきましょう」
八幡「じゃあ、悪いけど先に帰るぞ」
雪乃「ええ……お疲れ様」
由比ヶ浜「また明日ね……」
雪乃「そうね……今日はこの辺にしておきましょう」
八幡「じゃあ、悪いけど先に帰るぞ」
雪乃「ええ……お疲れ様」
由比ヶ浜「また明日ね……」
比企谷家
八幡「ふぅ……」
小町「あれー? お兄ちゃん、今日は早いんだね?」
八幡「……まぁ、ちょっとな」
小町「なにかあったの?」
八幡「いや、大したことじゃない」
小町「……」ジー
八幡「なんだよ?」
小町「お兄ちゃんの事なんて小町には全てお見通しだよ? あ、今の小町的にポイント高い!」
八幡「ふぅ……」
小町「あれー? お兄ちゃん、今日は早いんだね?」
八幡「……まぁ、ちょっとな」
小町「なにかあったの?」
八幡「いや、大したことじゃない」
小町「……」ジー
八幡「なんだよ?」
小町「お兄ちゃんの事なんて小町には全てお見通しだよ? あ、今の小町的にポイント高い!」
小町「ほらほら、話してみなよ。小町が聞いてあげるから」
八幡「いや、本当に大したことないから大丈夫だぞ」
小町「お兄ちゃんの大丈夫は信用出来ないなー」
八幡「俺の信用なさすぎだろ……」
小町「だって、ごみいちゃんだもん。仕方ないよ」
八幡「いや、本当に大したことないから大丈夫だぞ」
小町「お兄ちゃんの大丈夫は信用出来ないなー」
八幡「俺の信用なさすぎだろ……」
小町「だって、ごみいちゃんだもん。仕方ないよ」
小町「また喧嘩したくないし、今日は引いてあげるよ」
八幡「そうしてくれると助かる」
小町「でも、いつでも話聞いてあげるからね? なんかあるなら頼ってね?」
八幡「小町……」
小町「今のは、優しい妹アピールだから」
八幡「そうですか……」
八幡「そうしてくれると助かる」
小町「でも、いつでも話聞いてあげるからね? なんかあるなら頼ってね?」
八幡「小町……」
小町「今のは、優しい妹アピールだから」
八幡「そうですか……」
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