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元スレP「765院に就職した」
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翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
亜美の部屋
亜美「うあうあ~! 退屈だよ~! 兄ちゃんなんとかしてよー!」
P(最近亜美ちゃんの定位置が俺の膝の上な件について……いやいいんだけど、むしろウェルカム)
亜美「……? 兄ちゃん?」
P(いい匂いするなぁ……膝にも嬉しい感触が伝わってくる……ずっとこうしていたい……)
亜美「おーい、兄ちゃーん」ベシッ
P「痛っ!?」
亜美「あ、起きた」
P「……ありがとう、目が覚めたよ」
亜美「?」
P「それで、えっと、なんだっけ」
亜美「だからー、退屈だから兄ちゃんがなんとかしてって」
P「なんとかしてって言われてもなぁ……うーん」
亜美「はやくはやくー」
P「ちなみに、俺がいない時はいつも何してるの?」
亜美「退屈してるよ」
P「……今度ゲームでも貸してあげようか?」
亜美「本当!?」
P「うん」
P(焼けちゃったからいくつか買い直したはいいけど、結局ほとんどしてないしな)
亜美「あ……でもやっぱいいや、いらない」
P「え? なんで?」
亜美「……なんででも! それよりジャンケンしよ! 負けたら服一枚脱いでくこと!」
P「野球拳は亜美ちゃんにはまだ早い!」
亜美「えー」
真美「…………」
亜美「うあうあ~! 退屈だよ~! 兄ちゃんなんとかしてよー!」
P(最近亜美ちゃんの定位置が俺の膝の上な件について……いやいいんだけど、むしろウェルカム)
亜美「……? 兄ちゃん?」
P(いい匂いするなぁ……膝にも嬉しい感触が伝わってくる……ずっとこうしていたい……)
亜美「おーい、兄ちゃーん」ベシッ
P「痛っ!?」
亜美「あ、起きた」
P「……ありがとう、目が覚めたよ」
亜美「?」
P「それで、えっと、なんだっけ」
亜美「だからー、退屈だから兄ちゃんがなんとかしてって」
P「なんとかしてって言われてもなぁ……うーん」
亜美「はやくはやくー」
P「ちなみに、俺がいない時はいつも何してるの?」
亜美「退屈してるよ」
P「……今度ゲームでも貸してあげようか?」
亜美「本当!?」
P「うん」
P(焼けちゃったからいくつか買い直したはいいけど、結局ほとんどしてないしな)
亜美「あ……でもやっぱいいや、いらない」
P「え? なんで?」
亜美「……なんででも! それよりジャンケンしよ! 負けたら服一枚脱いでくこと!」
P「野球拳は亜美ちゃんにはまだ早い!」
亜美「えー」
真美「…………」
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
昔は一人用のゲームを交代でやったり、後ろから観てるだけなんてのはよくあったのにな
中庭
雪歩「……ふぅ」
P「……あれ? 雪歩ちゃん、なにそれ」
雪歩「あ、Pさん……こ、これは湯呑みと急須と言うもので……」
P「いやそれは知ってるよ!」
雪歩「ひっ……ご、ごめんなさい」
P「あっ、いやその……」
P(てっきりツッコミ待ちかと思ったのに……まさか素だとは……)
P「……お、お茶が好きなの?」
雪歩「あ、はい……」
P「へえー」
雪歩「……えっと、Pさんも飲みますか……?」
P「いいの?」
雪歩「はい。あ、でも、湯呑みひとつしかない……どうしよう……」
P「んー、それなら今回は遠慮しておくよ。また今度飲ませてくれるかな?」
雪歩「じゃあ、次からは湯呑みをふたつ用意しておきますね」
P「ごめんね、ありがとう」
雪歩「ど、どういたしまして」
雪歩「……ふぅ」
P「……あれ? 雪歩ちゃん、なにそれ」
雪歩「あ、Pさん……こ、これは湯呑みと急須と言うもので……」
P「いやそれは知ってるよ!」
雪歩「ひっ……ご、ごめんなさい」
P「あっ、いやその……」
P(てっきりツッコミ待ちかと思ったのに……まさか素だとは……)
P「……お、お茶が好きなの?」
雪歩「あ、はい……」
P「へえー」
雪歩「……えっと、Pさんも飲みますか……?」
P「いいの?」
雪歩「はい。あ、でも、湯呑みひとつしかない……どうしよう……」
P「んー、それなら今回は遠慮しておくよ。また今度飲ませてくれるかな?」
雪歩「じゃあ、次からは湯呑みをふたつ用意しておきますね」
P「ごめんね、ありがとう」
雪歩「ど、どういたしまして」
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
廊下
ガヤガヤ
P「……? あっちの方から賑やかな声がするな」
しばらくして……
広間
P(ああ、そう言えば今日はレクリエーション?の日だったな)
P(ええと……子供達が友達をつくり仲良くできるようにする時間だっけか)
P「……ん?」
亜美「…………」
P(あれは……亜美ちゃん? )
亜美「…………」
P(……見るからに退屈そうだ。無気力そうに隅っこでボーッとしてる)
亜美「…………」
P(俺の前ではいつもあんなに元気なのに……いや、もしかして元気なのは真美ちゃんと俺の前でだけなのか……?)
P(…………)
P(……とりあえず、ここを離れよう)
P(俺が言っても何にもならないし、なによりこんな所、俺には見られたくないだろうからな……)
ガヤガヤ
P「……? あっちの方から賑やかな声がするな」
しばらくして……
広間
P(ああ、そう言えば今日はレクリエーション?の日だったな)
P(ええと……子供達が友達をつくり仲良くできるようにする時間だっけか)
P「……ん?」
亜美「…………」
P(あれは……亜美ちゃん? )
亜美「…………」
P(……見るからに退屈そうだ。無気力そうに隅っこでボーッとしてる)
亜美「…………」
P(俺の前ではいつもあんなに元気なのに……いや、もしかして元気なのは真美ちゃんと俺の前でだけなのか……?)
P(…………)
P(……とりあえず、ここを離れよう)
P(俺が言っても何にもならないし、なによりこんな所、俺には見られたくないだろうからな……)
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
美希の部屋
ガチャ
P「……あれ? 律子?」
律子「Pさん!? ど、どうしてここに……」
P「いや、美希ちゃんの様子を見ようと思ってきたんだけど……そういう律子はどうしたんだよ」
律子「わ、私は……」
P「ん? そのおにぎりは……もしかして?」
律子「……ええ、はい、そうですよ。この子、いつ起きるか分かりませんから食事の用意が難しいんです。それに、置いといても食べてくれないことが多くて……」
律子「でも、おにぎりだけは食べてくれるんです。だからこうして、用意しておくんですよ」
P「律子が作ってるのか?」
律子「ええまあ、衛生面には気を使ってますから大丈夫なはずです」
P「そうか……でも、それじゃ栄養が足りないんじゃないのか?」
律子「一応具にも気を使ってますが……やっぱりそれだけじゃ足りませんからね、点滴なんかもしてます」
P「……なるほど」
P(相当美希ちゃんを気にかけてるんだな……)
美希「…………」
P(…………)
ガチャ
P「……あれ? 律子?」
律子「Pさん!? ど、どうしてここに……」
P「いや、美希ちゃんの様子を見ようと思ってきたんだけど……そういう律子はどうしたんだよ」
律子「わ、私は……」
P「ん? そのおにぎりは……もしかして?」
律子「……ええ、はい、そうですよ。この子、いつ起きるか分かりませんから食事の用意が難しいんです。それに、置いといても食べてくれないことが多くて……」
律子「でも、おにぎりだけは食べてくれるんです。だからこうして、用意しておくんですよ」
P「律子が作ってるのか?」
律子「ええまあ、衛生面には気を使ってますから大丈夫なはずです」
P「そうか……でも、それじゃ栄養が足りないんじゃないのか?」
律子「一応具にも気を使ってますが……やっぱりそれだけじゃ足りませんからね、点滴なんかもしてます」
P「……なるほど」
P(相当美希ちゃんを気にかけてるんだな……)
美希「…………」
P(…………)
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
廊下
ガヤガヤ
P「賑やかな声がするな……今日もレクリエーション?をやってるんだったか」
P(…………)
1 亜美の様子を見に行く
2 亜美の部屋に行く
ガヤガヤ
P「賑やかな声がするな……今日もレクリエーション?をやってるんだったか」
P(…………)
1 亜美の様子を見に行く
2 亜美の部屋に行く
広間
亜美「…………」
P(また一人でいるな)
P(もしかして、たまに部屋にいないときはいつもこれに参加させられてたのか……?)
亜美「…………」チラ
亜美「!」
P「!」
P(み、見つかった……!)
亜美「…………」
P「…………」
亜美「…………」パクパク
P(なんだ……? 何て言ってる? そう言えば前に読んだ本に読唇術が載ってたな……)
亜美『あ』
亜美『ん』
亜美『え』
亜美『え』
P「あ、ん、え、え……いや、『ん』じゃないな……そうか」
P(『待ってて』……だ)
亜美「…………」
P(また一人でいるな)
P(もしかして、たまに部屋にいないときはいつもこれに参加させられてたのか……?)
亜美「…………」チラ
亜美「!」
P「!」
P(み、見つかった……!)
亜美「…………」
P「…………」
亜美「…………」パクパク
P(なんだ……? 何て言ってる? そう言えば前に読んだ本に読唇術が載ってたな……)
亜美『あ』
亜美『ん』
亜美『え』
亜美『え』
P「あ、ん、え、え……いや、『ん』じゃないな……そうか」
P(『待ってて』……だ)
しばらくして……
亜美「兄ちゃん……ちゃんと待っててくれたんだね」
P「…………」
亜美「……亜美ね、いっつもこれに参加させられるんだ。やんなっちゃうよ」
P「…………」
亜美「知らない子達となんて、仲良くしたくないのに……ここの兄ちゃん姉ちゃんは無理矢理仲良くさせようとするし」
P「…………」
亜美「たまにおじちゃんとも話させられてさ……カウボーイってやつだっけ? あれもいやだし」
P(……カウンセリングのことかな)
亜美「……亜美知ってるよ、みんな、亜美のことおかしな子って思ってるんでしょ」
P「……そんなことは」
亜美「あるよ!」
P「!」
亜美「ある……みんな亜美のこと変な目で見てる! でもいいもん! 亜美はおかしくなんかない! おかしいのは、真美が見えないみんなの方だもん!」
P「…………」
亜美「なんで!? ねえ! なんで亜美が!? なんで真美が見えてちゃだめなの!? 真美はいるのに! いるよね!? 兄ちゃんも見えてるもん!!」
亜美「真美はいつもそばにいてくれたよ!? 小さい時からずっと! みんなが亜美をのけものにしても真美はいっしょにいてくれた!」ポロ
亜美「真美は妄想でも幻でもないのに! 亜美の家族なのに! ずっとずっといっしょの家族なのに!!」ポロポロ
P「亜美ちゃん……」
亜美「……っ」ポスッ
P「…………」ギュ
亜美「……亜美は、真美が見えない人とは仲良くしたくないだけなのに……なんでほっといてくれないの?」
亜美「ずっと亜美をほっといたくせに……なんで今更、どうして真美を取り上げようとするの?」
亜美「もうやだよぅ……みんな嫌い……真美と兄ちゃんだけがいい……」
P「…………」
亜美「やだやだやだ……みんな嫌い……もうやめてよ……やだよぉ……やだぁ……」
亜美「ぐすっ……ぅえっ…………うぁぁ……」ボロボロ
P「…………」ギュッ
亜美「兄ちゃん……ちゃんと待っててくれたんだね」
P「…………」
亜美「……亜美ね、いっつもこれに参加させられるんだ。やんなっちゃうよ」
P「…………」
亜美「知らない子達となんて、仲良くしたくないのに……ここの兄ちゃん姉ちゃんは無理矢理仲良くさせようとするし」
P「…………」
亜美「たまにおじちゃんとも話させられてさ……カウボーイってやつだっけ? あれもいやだし」
P(……カウンセリングのことかな)
亜美「……亜美知ってるよ、みんな、亜美のことおかしな子って思ってるんでしょ」
P「……そんなことは」
亜美「あるよ!」
P「!」
亜美「ある……みんな亜美のこと変な目で見てる! でもいいもん! 亜美はおかしくなんかない! おかしいのは、真美が見えないみんなの方だもん!」
P「…………」
亜美「なんで!? ねえ! なんで亜美が!? なんで真美が見えてちゃだめなの!? 真美はいるのに! いるよね!? 兄ちゃんも見えてるもん!!」
亜美「真美はいつもそばにいてくれたよ!? 小さい時からずっと! みんなが亜美をのけものにしても真美はいっしょにいてくれた!」ポロ
亜美「真美は妄想でも幻でもないのに! 亜美の家族なのに! ずっとずっといっしょの家族なのに!!」ポロポロ
P「亜美ちゃん……」
亜美「……っ」ポスッ
P「…………」ギュ
亜美「……亜美は、真美が見えない人とは仲良くしたくないだけなのに……なんでほっといてくれないの?」
亜美「ずっと亜美をほっといたくせに……なんで今更、どうして真美を取り上げようとするの?」
亜美「もうやだよぅ……みんな嫌い……真美と兄ちゃんだけがいい……」
P「…………」
亜美「やだやだやだ……みんな嫌い……もうやめてよ……やだよぉ……やだぁ……」
亜美「ぐすっ……ぅえっ…………うぁぁ……」ボロボロ
P「…………」ギュッ
亜美の部屋
ガチャ
真美「! に、兄ちゃん!? 亜美、どうかしたの!?」
P「大丈夫、泣き疲れて寝てるだけだよ……っと」ポフッ
亜美「……zzz」
真美「泣き疲れた……? なにか……うぅん、なにがあったの?」
P「……色々と溜め込んでたみたいでさ、それを俺に、吐き出したんだよ」
真美「…………」
P「なぁ……亜美ちゃんに、昔なにかあったのか?」
真美「……そうだね。兄ちゃんは、知っておくべきかも」
P「…………」
真美「……でも、また今度でいいかな? もう遅いし、亜美がいつ起きるかも分からないし……」
P「いいよ、分かった」
真美「うん。じゃあね、おやすみ兄ちゃん」
P「ああ。おやすみ、真美ちゃん」
バタン
亜美「……zzz」
真美「……亜美……」
ガチャ
真美「! に、兄ちゃん!? 亜美、どうかしたの!?」
P「大丈夫、泣き疲れて寝てるだけだよ……っと」ポフッ
亜美「……zzz」
真美「泣き疲れた……? なにか……うぅん、なにがあったの?」
P「……色々と溜め込んでたみたいでさ、それを俺に、吐き出したんだよ」
真美「…………」
P「なぁ……亜美ちゃんに、昔なにかあったのか?」
真美「……そうだね。兄ちゃんは、知っておくべきかも」
P「…………」
真美「……でも、また今度でいいかな? もう遅いし、亜美がいつ起きるかも分からないし……」
P「いいよ、分かった」
真美「うん。じゃあね、おやすみ兄ちゃん」
P「ああ。おやすみ、真美ちゃん」
バタン
亜美「……zzz」
真美「……亜美……」
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
事務室
小鳥「あら、Pさん。何かご用ですか?」
P「そうですね……」
1 小鳥について話をする
2 律子について話をする
3 美希について話をする
4 亜美について話をする
5 あずさについて話をする
6 春香について話をする
7 響について話をする
8 貴音について話をする
9 千早について話をする
10 真について話をする
11 やよいについて話をする
12 雪歩について話をする
小鳥「あら、Pさん。何かご用ですか?」
P「そうですね……」
1 小鳥について話をする
2 律子について話をする
3 美希について話をする
4 亜美について話をする
5 あずさについて話をする
6 春香について話をする
7 響について話をする
8 貴音について話をする
9 千早について話をする
10 真について話をする
11 やよいについて話をする
12 雪歩について話をする
各キャラについてはピヨで行動に関することは律子って感じかな?
急に765院が何処ぞの州立刑務所ばりにゴゴゴゴして来やがったぜ
全員ルートをやってくれなんて我儘は言えないけど、ある程度話が進んだ子のエンディングは全部見たいな
P「雪歩ちゃんって、もしかして対人恐怖症かなにかですか?」
小鳥「むしろ男性恐怖症ですかね。女性は平気みたいなんで」
P「ああ、そうなんですか。なるほど、そりゃ怯えられるわけだ」
小鳥「雪歩ちゃんに会ったんですか?」
P「はい、中庭で見つけました」
小鳥「見つけたって……まあ、さほど間違ってもないですけど」
P「中庭以外にもどこかよく出るところがあるんですか?」
小鳥「んー、どうなんでしょう。少なくとも私は知りませんね」
P「じゃあ、やっぱり中庭が一番よく会える感じですか」
小鳥「ま、そうですね。私なんかも雪歩ちゃんに会いたい時は中庭に行きますから。部屋に行ってもあんまり会えないんですよ」
P「へえ? どうしてそんなに中庭にいたがるんでしょうか」
小鳥「さあ? 中庭がよっぽどお気に入りなんじゃないですか?」
P「…………」
P(それもそうなんだろうけど……なんか引っ掛かるような気もするなぁ)
小鳥「むしろ男性恐怖症ですかね。女性は平気みたいなんで」
P「ああ、そうなんですか。なるほど、そりゃ怯えられるわけだ」
小鳥「雪歩ちゃんに会ったんですか?」
P「はい、中庭で見つけました」
小鳥「見つけたって……まあ、さほど間違ってもないですけど」
P「中庭以外にもどこかよく出るところがあるんですか?」
小鳥「んー、どうなんでしょう。少なくとも私は知りませんね」
P「じゃあ、やっぱり中庭が一番よく会える感じですか」
小鳥「ま、そうですね。私なんかも雪歩ちゃんに会いたい時は中庭に行きますから。部屋に行ってもあんまり会えないんですよ」
P「へえ? どうしてそんなに中庭にいたがるんでしょうか」
小鳥「さあ? 中庭がよっぽどお気に入りなんじゃないですか?」
P「…………」
P(それもそうなんだろうけど……なんか引っ掛かるような気もするなぁ)
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
屋上
P「ふぅ……もうすぐ今日の見回り当番も終わるな。後はここだけか」
P(……ん?)
響「…………」ボーッ
P「珍しいな、こんなところにいるなんて」
響「!?」ビクッ
P「よっ」
響「え? P? な、なんでここに……」
P「当番だから、ここを閉めないといけないんだよ」
響「あ、もうそんな時間なのか……」
P「どうしたんだ? 普段なら、あの施設にいる時間だよな?」
響「うん……」
P「……なにか悩みでもあるのか?」
響「…………」
P「よかったら話してみてくれないか。俺でよければ、力になるぞ」
響「…………」
響「……実は、将来について悩んでるんだ」
P「将来? 進路か何かか?」
響「あ……えっと、そうじゃなくて…………」
響「……ごめん、やっぱりなんでもない」
P「え? あ、おい、響!?」
タタタ……
P「……なんなんだいったい」
P「ふぅ……もうすぐ今日の見回り当番も終わるな。後はここだけか」
P(……ん?)
響「…………」ボーッ
P「珍しいな、こんなところにいるなんて」
響「!?」ビクッ
P「よっ」
響「え? P? な、なんでここに……」
P「当番だから、ここを閉めないといけないんだよ」
響「あ、もうそんな時間なのか……」
P「どうしたんだ? 普段なら、あの施設にいる時間だよな?」
響「うん……」
P「……なにか悩みでもあるのか?」
響「…………」
P「よかったら話してみてくれないか。俺でよければ、力になるぞ」
響「…………」
響「……実は、将来について悩んでるんだ」
P「将来? 進路か何かか?」
響「あ……えっと、そうじゃなくて…………」
響「……ごめん、やっぱりなんでもない」
P「え? あ、おい、響!?」
タタタ……
P「……なんなんだいったい」
翌日
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
P「さて、どうしようかな」
1 うろつく(中庭、屋上、食堂、医務室、図書室、外庭、運動場、動物保護施設から選択)
2 誰かに会いに行く(春香、響、真、やよい、雪歩、貴音、千早、あずさ、美希、亜美、真美、律子、小鳥から選択)
3 誰かと街に行く(千早、あずさから選択)
亜美の部屋
ガチャ
P「おはよう真美ちゃん」
真美「おはよ、兄ちゃん」
P(やっぱりか。亜美ちゃんがレクリエーションに参加させられている間、真美ちゃんはいつもここにいるんだ)
P「それで、この前のことなんだけど……」
真美「その前にさー……その話し方、苦しくないの? ホントはそんな話し方じゃないんでしょ? 真美は別に気にしないから、好きにしていいよ」
P「……えっと……別に無理してるわけじゃないんだけどな。普通にした方が楽なのは確かなんだけど……」
P「……ん、まあいいや。これでいいんだろ? 真美」
真美「うん。やっぱりそっちの方がいいね。対等に扱われてるって感じがするよ」
P「そうか。それで、話は?」
真美「んー……どこから話そっかな。兄ちゃんは、何から聞きたい?」
P「何からって言われてもな……まず、どんな話なのかも分からないんだけど」
真美「そっか、そうだよねー……それじゃ、真美が覚えてる限りのことを話そうかな」
ガチャ
P「おはよう真美ちゃん」
真美「おはよ、兄ちゃん」
P(やっぱりか。亜美ちゃんがレクリエーションに参加させられている間、真美ちゃんはいつもここにいるんだ)
P「それで、この前のことなんだけど……」
真美「その前にさー……その話し方、苦しくないの? ホントはそんな話し方じゃないんでしょ? 真美は別に気にしないから、好きにしていいよ」
P「……えっと……別に無理してるわけじゃないんだけどな。普通にした方が楽なのは確かなんだけど……」
P「……ん、まあいいや。これでいいんだろ? 真美」
真美「うん。やっぱりそっちの方がいいね。対等に扱われてるって感じがするよ」
P「そうか。それで、話は?」
真美「んー……どこから話そっかな。兄ちゃんは、何から聞きたい?」
P「何からって言われてもな……まず、どんな話なのかも分からないんだけど」
真美「そっか、そうだよねー……それじゃ、真美が覚えてる限りのことを話そうかな」
真美「あ、最初に言っておくけど、変な期待はしないでね。この話って、案外どこにでもある、フツーのことなんだから」
P「普通?」
真美「うん、フツーだよ。亜美にはひとつだけ、みんなにはないものがあったってだけなんだから」
真美「真美がいた……ただ、それだけだったんだから」
P「…………」
真美「じゃあ、えっと……そだね」
真美「亜美の両親はね、病院で働いてるんだ」
P「病院?」
真美「うん。だから忙しくて、二人ともあんまり亜美に構ってあげられなかったの」
P「…………」
真美「亜美はいつも独りで、寂しそうだった……だから真美が、亜美と一緒にいてあげたんだ」
真美「でも、今思うとこれが間違いだったんだと思う」
P「間違い?」
真美「亜美もまだ小さかったからね……真美が、ホントにいるって思っちゃったんだ。だから、どこにいても真美と話すようになっちゃった」
P「…………」
真美「当然お父さんとお母さんは変に思ったんだろうけど……たぶん、そこは二人とも大人だから、大丈夫だったんじゃないかな」
真美「でも、周りは大丈夫じゃなかった」
P「周り……?」
真美「亜美は、幼稚園に通いだしても真美を現実に見てたの。そんな亜美を、周りの子は変に思ったんだと思う。それで……」
P「……いじめ、か」
真美「そう。毎日仲間外れ。先生もなんとかしようとしたけど、ダメだった」
P「普通?」
真美「うん、フツーだよ。亜美にはひとつだけ、みんなにはないものがあったってだけなんだから」
真美「真美がいた……ただ、それだけだったんだから」
P「…………」
真美「じゃあ、えっと……そだね」
真美「亜美の両親はね、病院で働いてるんだ」
P「病院?」
真美「うん。だから忙しくて、二人ともあんまり亜美に構ってあげられなかったの」
P「…………」
真美「亜美はいつも独りで、寂しそうだった……だから真美が、亜美と一緒にいてあげたんだ」
真美「でも、今思うとこれが間違いだったんだと思う」
P「間違い?」
真美「亜美もまだ小さかったからね……真美が、ホントにいるって思っちゃったんだ。だから、どこにいても真美と話すようになっちゃった」
P「…………」
真美「当然お父さんとお母さんは変に思ったんだろうけど……たぶん、そこは二人とも大人だから、大丈夫だったんじゃないかな」
真美「でも、周りは大丈夫じゃなかった」
P「周り……?」
真美「亜美は、幼稚園に通いだしても真美を現実に見てたの。そんな亜美を、周りの子は変に思ったんだと思う。それで……」
P「……いじめ、か」
真美「そう。毎日仲間外れ。先生もなんとかしようとしたけど、ダメだった」
自分がイマジナリーフレンド的な存在である自覚はしているのか……
亜美「まず真美を具現化しようと決めてからはイメージ修業だな
最初は実際の真美を一日中いじくってたな。とにかく四六時中だよ
目をつぶって触感を確認したり、何百回何千回と真美で射精したり
ずーっとただながめてみたり、なめてみたり、音を立てたり、嗅いでみたり
真美で遊ぶ以外何もするなと師匠に言われたからな
しばらくしたら毎晩真美の夢を見るようになって、その時点で実際の真美をとりあげられた
そうすると今度は幻覚で真美が見えてくるんだ ←今ここ
さらに日が経つと幻覚の真美がリアルに感じられるんだ
重さも冷たさもすれあう音も聞こえてくる
いつのまにか幻覚じゃなく自然と具現化した真美が出ていたんだ」
最初は実際の真美を一日中いじくってたな。とにかく四六時中だよ
目をつぶって触感を確認したり、何百回何千回と真美で射精したり
ずーっとただながめてみたり、なめてみたり、音を立てたり、嗅いでみたり
真美で遊ぶ以外何もするなと師匠に言われたからな
しばらくしたら毎晩真美の夢を見るようになって、その時点で実際の真美をとりあげられた
そうすると今度は幻覚で真美が見えてくるんだ ←今ここ
さらに日が経つと幻覚の真美がリアルに感じられるんだ
重さも冷たさもすれあう音も聞こえてくる
いつのまにか幻覚じゃなく自然と具現化した真美が出ていたんだ」
真美「小学生になっても、いじめは続いたよ……しかも、もっともっとひどくなっていった」
P「…………」
真美「それでも亜美は、ずっと我慢してた……ずっと、真美の存在を主張してた。誰になんと言われても、どんなひどい目にあわされても……真美が、いじめの原因なのに」
P(……『家族』が否定されるのを、受け入れられなかったんだろうな……)
真美「でもやっぱり、無茶だったんだね……そのうち亜美は、真美が見えない周りの方が異常だって言って、周りに当たりだしたの。きっと、耐えられなかったんだろうね」
真美「周りを突き放すようになって味方を失って、孤立して……最後には、学校の三階から突き落とされちゃった」
P「三階……!?」
真美「すごいよね? 真美も驚いたよ……どうしてここまでできるの?って思った。正直、真美は真美でよかったって、思っちゃったくらい」
P(集団心理ってやつか? 小学生じゃまだ倫理観もしっかりしてないかもしれないし……いやでも、それにしたって……ひどすぎないか……?)
真美「……まあ、奇跡的にひどいことにはならなかったけど……もう色々と限界だってことになって、亜美はここに入れられた」
P「……なるほどな」
真美「ねえ兄ちゃん」
P「なんだ?」
真美「あの時の、亜美を妹みたいに思ってるって言葉に……ウソはない?」
P「ああ、ない」
真美「だったら、亜美のこと、お願いできない……? 亜美を支えてあげてほしいんだ……真美には……できないから」
P「…………」
1 約束する
2 それはできない
P「…………」
真美「それでも亜美は、ずっと我慢してた……ずっと、真美の存在を主張してた。誰になんと言われても、どんなひどい目にあわされても……真美が、いじめの原因なのに」
P(……『家族』が否定されるのを、受け入れられなかったんだろうな……)
真美「でもやっぱり、無茶だったんだね……そのうち亜美は、真美が見えない周りの方が異常だって言って、周りに当たりだしたの。きっと、耐えられなかったんだろうね」
真美「周りを突き放すようになって味方を失って、孤立して……最後には、学校の三階から突き落とされちゃった」
P「三階……!?」
真美「すごいよね? 真美も驚いたよ……どうしてここまでできるの?って思った。正直、真美は真美でよかったって、思っちゃったくらい」
P(集団心理ってやつか? 小学生じゃまだ倫理観もしっかりしてないかもしれないし……いやでも、それにしたって……ひどすぎないか……?)
真美「……まあ、奇跡的にひどいことにはならなかったけど……もう色々と限界だってことになって、亜美はここに入れられた」
P「……なるほどな」
真美「ねえ兄ちゃん」
P「なんだ?」
真美「あの時の、亜美を妹みたいに思ってるって言葉に……ウソはない?」
P「ああ、ない」
真美「だったら、亜美のこと、お願いできない……? 亜美を支えてあげてほしいんだ……真美には……できないから」
P「…………」
1 約束する
2 それはできない
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