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元スレ電「司令官はハグ魔」

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201 :

「え!? 電!? 何でこっちにもいんの!? さっきまで執務室にムゴッ」

「曙、説明するからちょっと静かにしててくれ」


〜艦娘説明中〜


「…………」

「そういうわけで、司令官が雷の変装を見破れるか試してるんだよ……」ひそひそ

「あっきれた……。そんなことして何の得があるんだか……」こそっ

(でも参加はするのね)

「……で、件で電は一言も喋らずにずっと覗いてるけど、どうしたの……」

「ああ、あれは……」

(なんで簡単に間接キスなんかするんですかこの変態司令官は!いくら司令官がどうしもない馬鹿でも痴漢でも鈍感でも秘書艦でもない艦にそんなことをさせるなんて普通しないのです! 大体いつになったら雷ちゃんの変装に気づくのですか! 電はそんなしょっちゅうひっつかないし、自分から抱きついたまま他の子に挨拶するなんて恥ずかしくてできないのです!)ぐぬぬぬぬ

「嫉妬よ。嫉妬」

(自分が一番有利なくせに……)


〜執務室〜


提督「おお、そうだ」ぱっ

(雷)「あっ……。どうしたのですか?」

提督「いや、もうこんな時間だしいつもやってることをやろうとな。分かるだろ?」

(いつも? なにをしてるのかしら……?)

(ん……こんな時間にやることなんてなかったような……)

(雷)「もっ、もちろんいいのです。けど、どうせなら司令官の口から誘って欲しい気分なのです」

(とりあえず、こうやって遠回しに聞いてみましょう。電だし、ヘンなことはしてないでしょうし……残念だけど)

提督「ん? 風呂だよ風呂。いつも一緒に入ってるだろ」

(雷)「?!?!」

〜扉の外〜

「んーっ! んーっ!」ジタバタ

「曙! そっち抑えて!」がっ

「電! 後でじっくり、教えてもらうからね!」がっ

「電、あんたもうそこまで……っ!」うるうる

(してないのです! そんなことしてないのですぅぅ!)じたばた

202 :

電可愛いwww

203 :

ぷらずま化待ったなしですわ

204 :

やっぱり最初から分かってるんだな入れ替わってるの

205 :

知ってて誘ってるんですか司令官さんは変態なのです

206 :

>>205
ありがとう、最高の誉め言葉だ

207 :

(…………いや、まだ断定するには早いのです!)ピタッ

「あら、急に静かになったわね」

( 司令官は艦娘をからかうことも多いのです! つまり、これもいつもの通り電をからかうための嘘に決まってるのです!)

「ついに認めたのかい?」

「んなわけないのです。どうせ司令官の嘘八丁なのです。ほら、見てればわかるはずですよ」


〜執務室〜

(えっ!? 電と司令官、毎日一緒にお風呂に入ってるの!?)

(雷)「えっと……その……」もじもじ

提督「どうした?」

(いや、でも考えるのよ雷……! 電と同じことをするということは電の立ち位置に一歩近づくということ……! 電一強とも言える今の鎮守府の環境で上にあがるには、これくらいのことはしないと……!)

(…………でも……流石にお風呂は……)もじもじ

(雷)「あの、司令官……今日は裸じゃなくて、水着でお風呂に入りませんか……?」

提督「そう言うと思って水着を用意しておいたんだぜ!」バッ



【まずない】と書かれたスクール水着


バァン!

「その水着どっから盗んできたのですかぁっ!!」

「ちょっ、電!?」

(雷)「電ぁ……」ぐすっ

「ああもう雷ちゃんもそんな変装早く解くのです! 司令官のクソみたいなセクハラの被害者は電だけで充分なのです!」バサッ

提督「どうせなら明日の朝くらいに出てきてくれてもよかったんだぞ?」

「この男……っ! 止めなかったらそのままお風呂だけでは飽き足らずそのままベッドに連れ込んで一晩中抱きかかえるつもりだったんでしよう!?」

「やっぱり、そんなことまで……。私にはもう追いつけないところまで……」ぐすつ

「そんなわけないでしょう!? この男は分かってないふりして有る事無い事言ってただけなのです!」


「ちなみに司令官、いつ頃気づいたんだい?」ぎゅーっ

提督「そんなのハグして一発よ。電はもうちょっとお肉がついてて柔らかいからな」ぎゅーっ

「大体その水着! 一体いつの間に盗んだのですか!? 」

提督「暁に電達とプールに行きたいなって言ったら持ってきてくれた」

「暁ちゃん!?」

「お礼なんていいわ! 一人前のレディならこの程度のお気遣いできて当然よ!」どやっ

提督「ほんっと、お前らはかわいいなぁ」けらけら

「もぉぉぉぉぉぉっ!!」



(結局、このどんちゃん騒ぎは戦艦空母のみなさんが介入してくるまで続きました)

「電! 電! 今日も入れ替わりやりましょう!」

「昨日したばかりですよ……?」

(あれからというもの、雷ちゃんが毎日のように私に入れ替わりを求めてきました。代わりにおやつとかをいだたいたりしてるのですが、一体何があの子をそうさせるのか、わけがわからないのです)

208 :

堕ちたな...

209 :

さりげなくはぐはぐする響ちゃん可愛い

210 :

確かにハグしてる響可愛い
そして続きが読めて嬉しい(ほっこり)

211 :

まずない

212 :

(お肉は)雷よりあるって言ってるだろ!

213 :

揉まれ続けた結果

214 :

お前ら頭大丈夫か?

215 :

大丈夫だ、問題ない。

216 :

ダメだろ

217 :

下げろダメ男

219 :

糞ゴミはレスしないでね!

220 :

とりあえず構ってちゃんは無視に限る

221 :

スルーしろ

222 :

や雷天

223 :

>>221
下げてから言え

224 :

すまん

225 :

毎日更新するとこならともかくこういうスレでageは本当にやめろって

226 = 224 :

ほんとこれ

227 :

〜とある駆逐艦の話〜


「朝潮型10番艦、霞です」ビシッ

「はい、ようこそ我が鎮守府へ。あなたを歓迎いたします。私は、秘書官の電なのです」ニコッ

冬の、少し寒い日だった。
ある事情でもともと所属していた鎮守府にいることができなくなった私は、この電の口添えでここの鎮守府に異動してきのだった。

「私があなたに求めるのは、ここの提督の指導なのです。艦隊の指揮や、資源の管理ではありません。提督としての態度、心構え。そういったものをここの提督に教えてほしいのです」

この人は一切笑顔を崩さず、鎮守府内で私を案内する。途中途中ですれ違う艦娘達と挨拶を交わしながらの案内だったために多少歩みは遅くなってしまったが。

「それだけなのです。あなたを引き取った理由に他意はありません。だから安心してくださいね」

執務室へと向かう廊下で、彼女は笑顔を崩さずにそう言った。どうやら、警戒していたのがバレていたらしい。……いや、前の鎮守府で私のやったことを考えれば当然か。

提督に対する反抗。それが、私が前の鎮守府から出て行った理由だ。滅茶苦茶な指揮、傲慢な態度、性格は保身的で、艦娘の扱いもひどいものだった。それでも、私達は艦娘。提督の指揮には従うしかなかった。

ある日、仲間の一人がサーモン海域への偵察を命じられた。まだレベルも低い駆逐艦だった。

『沈むまで進め』

その言葉を発した時のあの男の顔。それを告げられた仲間の絶望に染まり切った顔。どちらも思い出したくない。気がつけば、あの男に12.7㎝連装砲の銃口を向けていた。何を言ったかは覚えていないが、知る限りの罵詈雑言をぶつけたことは覚えている。ただ、銃口を向けられた時のあの男の慌てふためく様は愉快だった。

唯一の不服は、引き金を引く前にあの男が知らぬうちに呼んでいた憲兵に取り押さえられ、殺し損ねたことだ。結果として、その憲兵達によってあの男の悪事が明るみに出てそのまま逮捕。私が銃を向けたことは揉み消され、表面上は提督の意見にしたがわなかったただの跳ねっ返りとして扱われ、鎮守府の異動と少しの謹慎で許された。

しかし、問題はその異動先だった。提督というのはそれなりの地位もコネもある。私が提督に銃を向けた事実はとっくに知れ渡っていたために、誰も私を受け入れようとはしなかった。

「…………? 霞ちゃん、どうかしたのですか?」

そこで現れたのが、彼女。突然やってきて、「あなたのような人を探していたのです!」と言いながらそそくさと異動手続きをしていった。提督から選ぶ権限ももらっている、と。
きっと彼女もひどい提督の被害者で、その対抗策として私を使うつもりなのだろう。

「いえ、見たところ、この鎮守府に異常はないようでしたので」

「……敬語はやめてほしいのです。私が呼んだあなたは、本当のあなたなのですから」

……つまり、提督に対して銃口を向ける私が欲しい、そういうことだ。きっと、今回もクズの下で働かせ、そして頃合いになった銃を向けさせ、最後はトカゲの尻尾切り。ここが終わったら次の鎮守府へ。私は『そういう艦娘』になるのだろう。

「はぁ……」

いっそ、憲兵にでもなってやろうか。仕事と割り切ってしまえば幾分気分も晴れるだろうから。

229 = 1 :

艦娘になった時、私は提督を教える立場になりたいと思った。駆逐艦霞の戦歴は誇らしいものだ。しかし、同じく負の記憶も背負ってきた。それを繰り返さないためにも提督には強くなってほしい。多少キツめの物言いをしてしまうだろう。提督から疎ましく思われるかもしれない。それでも構わない。強くなって、みんなを守ってくれるならーー

「着いたのです」

現実に引き戻された。電に連れられてやってきたのは特に特徴の無い少し大きめの扉。そのすぐそばの執務室という文字を見て顔をしかめた。

彼女のコンコンという軽いノックの後、若い男の声がした。私にはうまく聞き取れなかったが
どうやら許可の意をもつ言葉だったらしい。
電は執務室への扉を開ける。さあ、クズとのご対面だ。せいぜい、どこを狙えば効きそうなのかを観察するとしよう。ああ、それと何か物を投げられた時にかわす準備もしなければーー

「我が鎮守府へようこそ!」

私を迎え入れたのは、痛みを伴う物質の飛来でもなく、暴力のような言葉でもなく、私の体を包み込む暖かい人の温もりだった。

230 :

墜ちたな(確信)

231 :

傷付いた心と体が更に傷付くことを覚悟してたら、やって来たのは思いやりの抱擁とかこんなん惚れてまうやろ

232 :

(このかたなら司令官に喝を入れてくれるのです!)

(クズ提督なら[ピーーー])

提督「ようこそ!」ギュー

「あっ…///」

「あ…」←イマココ

233 :

ダメみたいですね

234 :

でも間単に素直になれそうにない霞なら
心は陥落済みでも喝自体は入れてくれんじゃね
電が望むほどきついかは別としても

235 :

ハグすろほど至近距離なら撃てませんね

236 :

この距離なら・・・バリアは張れないな

237 :

...ハグされたってどこにある?

238 = 236 :

えっ

239 :

えっ

240 = 231 :

>>237
マジレスすると「私の体を包み込む暖かい人の温もりだった。」ってとこ

241 :

>>237
あと提督がハグ魔であるってこと

242 :

>>237
ネタじゃ無いならヤバイでしょ

243 :

中々更新が来ないと心配していたが…やったぜ!

244 :

ちょくちょく話題になっているようなので蛇足として解説します。
普通のシーシャ(水タバコのこと)は水のおかげで害が少ないと言われていますが、一度の喫煙で長い時間をかけて多量の煙を吸うことになるので紙巻きタバコと大して変わりません。一部では紙巻きタバコよりも健康に悪いとも言われているくらいです。
ですが、フレーバーの組み合わせがやりやすいためにタールニコチンフリーのものも数多く存在します。これらの商品の場合は煙草というよりも、ただの味がついた煙のような感覚です。味は煙草に劣ることが多いですが、気軽に吸えるのが良いところです。ちなみにここの提督が使用しているのはこちらのタイプになります。彼自身は別に自身の健康被害を考えているわけではなく、艦娘達が煙草特有の臭いのせいで近づいてこなくなるのを恐れたためです。

ただし、現実のシーシャは準備にも片付けにも手間がかかって面倒臭いので、作中のように頻繁にコポコポするには準備片付けを甲斐甲斐しく手伝ってくれる駆逐艦が必要なので注意してください。

今後ともよろしくおねがいします。

245 :



香りを楽しむだけだとアロマもいいよね

246 :

そこは別に駆逐艦じゃなくてもいいだろww

247 :

>>246
明らかに自分より小柄な女の子が、自分の為にお片づけ手伝ってくれるとか最高=重要だろ!

248 :

アロマは甘ったるすぎる…そして窓開けてても匂いが壁紙に着く
水タバコは直接煙で香りを楽しみ煙と共に外へ逃げていくから壁紙に匂いはあまりつかない…と経験から
大量の煙で遊べるのも水タバコの特権

249 :

庭でやってて通報されかけたことあるな。

250 :

~とある秘書官が見た話~

(司令官はハグ魔です)

提督「新しい艦娘? まあ、資源に余裕はできてきたからいいけど……」ぎゅー

(提督としての能力は高いのに、いつも理由もなく艦娘達に抱き付いてくるダメ司令官なのです。その証拠に、今の電は司令官の膝の上に拘束された状態での仕事を強要されているのです)

「ちょっと特殊な事情がある艦娘で、配属先が決まっていないそうなのです」

提督「ほう」

「ですので、明日手続きをして、一週間後くらいに正式に鎮守府に配属させたいのですが、いいですか?」

提督「あ、もう誰を呼ぶのか決まってるのか」

「はい。ですが、司令官もどうせなら誰が来るのかわからないドキドキを味わってみませんか?」

提督「……つまり、誰が来るのかは内緒にすると? 俺提督よ? トップが人員の把握ができないってまずいんじゃない?」

(……こんな時に限って常識的な意見をだしてくるなんて……かくなるうえは……)

「それも含めて許可がほしいのです。……だめですか?」うるうる

提督「許可する。私は出迎えの準備だけをして待っているとしよう」

(ちょろいのです)

「ありがとうなのです! 司令官!」

(ここまで来ればこっちのものなのです! 今回ここに呼んでくるのは、前の鎮守府で提督に銃を向けたということで異動になった駆逐艦、霞! 仲間を守るために提督にも反抗する正義感の強さ! そして意思の強さ! そんな霞ちゃんがうちに来てくれれば、司令官の抱き付き癖も矯正され、真っ当な司令官になってくれるに違いないのです!)

----……


(司令官をうまく丸め込んで一週間後、いよいよ霞ちゃんが我が鎮守府に来る日になりました。屋外である鎮守府の入口はちょっと寒いのです。遠回りになりますが、冷えないように屋内を通って執務室まで案内したほうがいいでしょうか)

「お、来たのです」

「朝潮型10番艦、霞です」ビシッ

(……うん。少し目は濁っているけれど、凛々しい顔つきなのです。期待できそうです)

「はい、ようこそ我が鎮守府へ。あなたを歓迎いたします。私は、秘書官の電なのです」ニコッ

(そんな挨拶を交わし、私たちはあの宿敵の待つ執務室へと向かいます。この子と対面した時の司令官の表情を想像すると、どうしても顔の筋肉が緩んでしまいますね)

「私があなたに求めるのは、ここの提督の指導なのです。艦隊の指揮や、資源の管理ではありません。提督としての態度、心構え。そういったものをここの提督に教えてほしいのです」

(……もし、私生活の指導まで始めたら……。いや、ただの生活指導なのです。そんなことにはならないはずなのです)

「それだけなのです。あなたを引き取った理由に他意はありません。だから安心してくださいね」

(うん。それだけなのです! だいたいこの子の性格からして、司令官に絆されるわけがないのです!)

「……」



(一応、ほかのところも回らせてみて様子をうかがってみましたが、彼女はさほどほかのことに興味を示しませんでした。任務を最優先にするキッチリした子のようで安心したのです……ん?)

「…………? 霞ちゃん、どうかしたのですか?」

「いえ、見たところ、この鎮守府に異常はないようなのでしたので」

(たまたままだ現れていないだけなのです。とにかく、いつ変態の襲撃が来てもいいように心構えだけはしてもらわないと)ふんすっ

「……敬語はやめてほしいのです。私が呼んだあなたは、本当のあなたなのですから」

「はぁ……」

(電なにか変なこと言いましたか!?)がびーん

「着いたのです……」

(とっ、とにかく、司令官とのファーストコンタクトなのです。コンコンとノックしてから、司令官の「おいで」の一言をもらって、ドアをガチャリ。どうせ水タバコを吸ってたり、他の艦娘に抱き付いたりして最悪の第一印象を与えたうえで、さらにハグを仕掛けてマイナスポイントを増やしていけばいいのです! そうすれば、霞ちゃんのスパルタ指導が入って司令官は真っ当な人間に--)

提督「我が鎮守府へようこそ!」ぎゅーっ!

(扉の前で待ち伏せは考慮してませんでした)


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