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元スレ京太郎「俺が三年生?」照「私が幼馴染……二番目だけど」
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ここの咲ちゃんは近づくと威嚇するのに近づかないと拗ねます
今日はここでお暇します
ここの咲ちゃんは近づくと威嚇するのに近づかないと拗ねます
今日はここでお暇します
威嚇してくるところを強引に踏み込んで抱きかかえると弱い抵抗してくるのでさらに抱きしめるとデレます
姫様も魔王様も、ってか皆かわいいぜ
あ、すこ邪神様は(実力が)別次元すぎるんでカウント外です
あ、すこ邪神様は(実力が)別次元すぎるんでカウント外です
・一年、初夏、決戦前夜――if
京太郎「……ところで、久ちゃんと戦ったんだよな?」
美穂子「はい」
京太郎「どうだった?」
美穂子「……強い打ち手だと思いました」
京太郎「そうか……今更だけど喧嘩売る相手が悪すぎだったな」
美穂子「本当にバカだと思います」
京太郎「言うねー。それで、勝てると思う?」
美穂子「……」
京太郎「だよな。ほんの数日の付け焼刃でどうこうなる相手じゃない」
美穂子「あの、本当に上埜さんと対局を?」
京太郎「俺はそのつもりだ。ここ数日麻雀やってて気づいたんだけど、やっぱり負けたら悔しい」
京太郎「んでもってなにがなんでも勝ちたくなる。多分それは久ちゃんも同じだ」
美穂子「それで麻雀をまた始めてくれるかもしれないと? でも今負けたらもっと麻雀が嫌になるんじゃ……」
京太郎「あいつを誰だと思ってるんだよ。あの久ちゃんだぜ?」
京太郎「追い込めば追い込むほどやばいんだよ。負けてじっと黙ってるはずない」
美穂子「……随分信頼してるんですね」
京太郎「ま、幼馴染の特権かな」
美穂子「そういえばそうでしたね」
京太郎「お、聞きたい? 俺たちの武勇伝」
美穂子「い、いえ……」
京太郎「まーまー、俺と久ちゃんが初めて会ったのは……」
美穂子(それから彼は上埜さんとの馴れ初めを延々と語り始めた)
美穂子(懐かしさを滲ませながらもその顔はとても楽しそうで……)
美穂子(私の心の中に、今まで感じたことのない気持ちが芽生えた)
京太郎「今日はありがとな」
美穂子「はい」
京太郎「ほんと感謝してるよ。麻雀はまともにやったことなかったからさ」
美穂子「あの、明日は……」
京太郎「心配すんなって。なるようになるさ」
美穂子「……正直に言います。勝てるわけありません」
京太郎「ド直球だな、また」
美穂子「もちろん、麻雀に絶対という言葉はありません。それでも無茶……いえ、無理です」
京太郎「おいおい、これからだってのに勘弁してくれよ」
美穂子「どうして、どうしてそこまでするんですか?」
京太郎「だから前も言っただろ。それは久ちゃんが――」
美穂子(ああ、やっとこの気持ちの正体がわかった……)
美穂子(私、上埜さんに嫉妬してたんだ)
美穂子(それに、この人が傷つく姿を見たくない)
美穂子(私はこの人のことが――)
美穂子「――好き、です」
京太郎「はい?」
美穂子「あなたが、好き……」
京太郎「……冗談でも男にそんなこと言ったら本気にされるぞ?」
美穂子「冗談じゃありません!」
美穂子「ちょっと強引だけど、優しいあなたのことが好き」
美穂子「ちょっとスケベだけど、暖かいあなたのことが好き」
美穂子「麻雀が苦手なのに、一生懸命なあなたが好き」
美穂子「好き、好きなの……」
京太郎「……参ったな、ここまで言われたらな」
美穂子「ごめんなさい、気持ちを抑えられなくて……迷惑、ですよね」
京太郎「迷惑ではないけど……そう思うんだったらさ、もう一個だけご褒美くれないか?」
美穂子「私にできることなら……」
京太郎「キスしてくれ。もちろんマウストゥマウス」
美穂子「……」
京太郎「ははっ、なーんつって――うむっ」
美穂子「これで伝わりましたか? 私、本気です」
京太郎「……みほっちゃん、今日帰れなくなるかもだけど、いいか?」
美穂子「はい。あなたのえっちなところも、全部受け入れますから……」
美穂子「ん……」
京太郎「あれ、起きたのか?」
美穂子「京太郎、さん?」
京太郎「寝ぼけてるっぽいけど、おはようのキス、いる?」
美穂子「はい……んっ」
京太郎「あらためて思うけどさ、みほっちゃんの目って綺麗だよな」
美穂子「……」ギュッ
京太郎「おい、裸で抱きついたら……」
美穂子「あ……」
京太郎「……」
美穂子「……」
京太郎「あのさ……もう一回戦、ダメかな?」
美穂子「……えっち」
「ねぇねぇ聞いた? あの福路が朝帰りしたって」
「マジで? あのいい子ちゃんが?」
「他校の男子と夜一緒に食事してたって話だし」
「清純気取ってたけど、ちゃっかりやることはやってたわけだ」
「うわ、ショック……先越された」
「女子校じゃ出会いないしね」
「……」
「……」
「ねぇ」
「うん」
「話、聞きに行ってみる?」
「福路ー」
美穂子「……なんでしょうか?」
「あんた朝帰りしたんだって?」
「彼氏もいるんだって?」
美穂子「えっと、その……はい」
「じゃあさ、どうだった?」
美穂子「あの、なんのことでしょうか?」
「とぼけないでよ……したんでしょ?」
「どうだった? 痛かった? 気持ちよかった?」
美穂子「え、それって……」
「だーかーらー、彼氏とイケナイことしたんでしょって」
美穂子「そ、そんなの言えませんっ」カァァ
「ほほう、これはこれは」ガシッ
「どうやらじっくりと聞き出す必要がありそうですな」ガシッ
美穂子「な、なにを……?」
「てなわけで一緒にご飯食べようか」
「今日は帰さないぞー」
つづ……かない
てなわけで美穂子が自分の気持ちに気づいてたらというもしもでした
例によってボスにキンクリしてもらいましたが
風呂入ったらちょっとだけやります
例によってボスにキンクリしてもらいましたが
風呂入ったらちょっとだけやります
・二年、初夏、タイムリミット
京太郎「……来ないな」
久「……」
京太郎「久ちゃん、もうすぐ学校も閉まるから……」
久「もうちょっと、もうちょっとだけだから」
京太郎「……」
「なんだお前ら、まだ残ってたのか?」
京太郎「あ、もうすぐ帰るんで」
「もうすぐ閉めるからな。早く学校出ろよ」
京太郎「わかりました」
久「ふぅ……さすがにもう限界ね」
京太郎「もう学校に残ってる生徒もほとんどいないだろ」
久「あーあ、時間切れかぁ」
京太郎「団体戦のエントリー、間に合わなかったな」
久「まぁ、来年もあるからいいわよ」
京太郎「久ちゃん……」
久「切り替えていくわよ。個人戦に専念しなきゃね」
京太郎「そうだな、俺もバックアップに専念するとしますか」
久「もともとバックアップしかしてないでしょうが」
京太郎「あれだ、いわゆる縁の下の力持ちだって」
久「たしかにそうだけど、あんたの場合時々力任せなのよね」
京太郎「はぁ? そんな力技使ったっけ?」
久「手段の問題よ。人のことつけまわしたり、窓から部屋に入ろうとしたり」
京太郎「うっ、最近はやってないから……」
久「下手したら通報ものだからね」
京太郎「俺だって誰にだってあんなことするわけじゃねーよ」
久「うわ……」
京太郎「そこで微妙な顔しないでっ」
久「んー、今日もつっかれたー」
京太郎「つってもほとんど座ってるだけだったろ」
久「暇疲れって言葉もあるの」
京太郎「なんだそれ。暇で暇でかえって疲れるってことか?」
久「そんな感じ……ね、どっか寄ってかない?」
京太郎「そうだな……せっかくだし、染谷の店に行くか?」
久「あそこならご飯も気晴らしもできるしね」
京太郎「なんだよ、これから打つ気なのか?」
久「今日一日はずっと待ってるだけだったから、ちょっと欲求不満なの」
京太郎「俺が相手したいとこだけど、内容が麻雀じゃあな」
久「あら、麻雀じゃなかったら相手してくれるの?」
京太郎「もちろん」
久「じゃあ……ちょっと背中貸して」
京太郎「お安い御用で」
久「動かないでね……」
久「後一年、待つのね……」ポツリ
京太郎「……」
久「ありがと、もう十分よ」
京太郎「あ、ああ……」
久「さ、それじゃ早々に帰った薄情者のところに向かうわよ」
京太郎(俺、なにやってんだ)
京太郎(全国につれていくって言ったのに……)
久「なんであんたがそんな顔してるのよ」
京太郎「あれ、変な顔してた?」
久「してた」
京太郎「やばいな……どうやら相当腹が減ってるみたいだ」
久「……まぁいいけど」
京太郎「それよか個人戦、頑張ろうな」
久「そうね。いい成績を残せたらきっと部員も増えるわよね」
京太郎「なら今日は壮行会だな。パーっとやろうぜ……染谷んちで」
久「そうね、パーっとやりましょ……染谷さんの店で」
「頑張れや、姉ちゃん!」
「おじさんたち、応援してるからね」
「麻雀強いもんなぁ。俺、ファンになっちゃったよ」
久「ありがと、私に勝てたらキスしてあげてもいいわよ。頬にだけど」
「「「うおおぉぉぉっ!!」」」
まこ「……なんですか、あれ」
京太郎「なんだろな……でも楽しそうじゃね?」
まこ「軽く営業妨害なんですが」
京太郎「んなこと言ってもな……常連があの状態じゃどうしようもないだろ」
まこ「……はぁ」
京太郎「さて、俺も加わってくるかね」
京太郎「ちょーっと待ったー! 久ちゃんの唇は渡さねーぞ!」
「おじさんたち、応援してるからね」
「麻雀強いもんなぁ。俺、ファンになっちゃったよ」
久「ありがと、私に勝てたらキスしてあげてもいいわよ。頬にだけど」
「「「うおおぉぉぉっ!!」」」
まこ「……なんですか、あれ」
京太郎「なんだろな……でも楽しそうじゃね?」
まこ「軽く営業妨害なんですが」
京太郎「んなこと言ってもな……常連があの状態じゃどうしようもないだろ」
まこ「……はぁ」
京太郎「さて、俺も加わってくるかね」
京太郎「ちょーっと待ったー! 久ちゃんの唇は渡さねーぞ!」
久「ちょっ、何言ってるのよ……!」
「なんだ、姉ちゃんのこれか?」ピッ
「おじさん、軽くショックだよ……」
「ファンとして彼氏の存在は認めないっ、認めないぞ!」
まこ「……なんじゃろ、これ」
靖子「随分にぎやかだな」
まこ「あ、藤田プロ」
靖子「この分だと大会の方も大丈夫そうだな」
まこ「今日はうちの部長の様子を見に?」
靖子「大会前の激励のつもりだったんだけど……その必要もなさそうだ」
まこ「あれ、なんとかならんですかね」
靖子「さてね……とりあえずカツ丼」
まこ「はぁ……かしこまりました」
久「あー、楽しかった」
京太郎「まさか藤田プロにあんな特技があるとは……」
久「私も初めて知ったわよ」
京太郎「じゃあ秘蔵中の秘蔵だったってことだな」
久「そうねぇ」
京太郎「感謝しなきゃな、みんなに」
久「あそこまで激励されたら後に退けないのはたしかね」
京太郎「そうするつもりはないんだろ?」
久「当然」
京太郎「じゃあ、俺のやることも一つだな」
久「うん、頼りにしてる」
京太郎「任しとけ」
久「……予選開始まで、あと少しかぁ」
『二年、初夏、県予選開始』が解放されました
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