元スレアムロ「これが……ガンダムNT-1……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
951 :
踏ん張れ!
乙!
953 :
>>952
スマホだからかな?
ハートもダメだったし。
今日もチョロチョロ書きます
954 = 381 :
ランス「シャア・アズナブル大佐か!」
シャア「……如何にも」
ランス「手合わせを願いたい」
シャア「ほう、その軍勢を率いて、あえて一騎討ちでの決着を望むのか」
ランス「ああ。貴官はスーパーエースだと聞いている。我が隊が精鋭揃いとはいえ、貴官の相手は私以外に務まるまい」
シャア「……大層な自信だな。アムロ、行け」
アムロ「……わかった、後から追い付けよ」
シャア「無論だ。さあ!」
アムロ「っ、行くぞ、アレックス」
ゴオッ!
ランス「……行ったか。では」
シャア「…………」
ランス「尋常に、参る!!」
白薔薇、推参。
956 = 381 :
ゴオオッ!
「チェエーーーイッ!!」
白いグフカスタムがヒートソードを抜き、赤いケンプファーに迫る。
「チイッ!? グフが宇宙(そら)で動くなどと!」
ビームサーベルで太刀筋を逸らしながら、シャアは喘いだ。
このランス・ガーフィールドという男の為人を知っている者はこそ、この太刀筋の鋭さ、機敏な操縦には脱帽せざるを得ないことたろう。
ランス・ガーフィールド中佐──首都防衛大隊の中隊長で、大隊司令の懐刀と知られる。先のオデッサの戦いです片腕を失くし、首都に帰還した。
首都防衛大隊はいわゆる戦傷兵部隊で、身体にハンデを抱えた兵士を主としている。体を損じながらも変わらずに大志を抱く強者の集まり、それが首都防衛大隊。
そしてそれを率いるのが、“白薔薇”……隻腕の男、ランス・ガーフィールド中佐なのである。
その愛機が、MS-07B3 グフカスタム≪ヴァイスローゼ≫である。
全身を白く塗装された陸戦用モビルスーツが、宇宙空間にて最新鋭の試作強襲用モビルスーツと鍔迫り合いをする様は、奇妙奇天烈な漫画のようだった。
957 :
???「グフ とか要らないんじゃあないか?」
958 :
大分まともなカスタムだから…(震え声)
959 :
グフが宇宙を翔ぶとか熱すぎる
960 :
グフイグナイテッド(ボソッ
961 = 381 :
ゴオオッ!
ランス「チェエーーーイッ!!」
白いグフがヒートソードを抜き、赤いケンプファーに迫る。
シャア「チイッ!? グフが宇宙(そら)で動くなどと!」
ビームサーベルで太刀筋を逸らしたものの、猛攻を退けるので手一杯だった。
このランス・ガーフィールドという男の為人(ひととなり)を知っている者はこそ、この太刀筋の鋭さ、機敏な操縦には脱帽せざるを得ないことたろう。
ランス・ガーフィールド中佐──首都防衛大隊の隊長で、大隊司令の懐刀と知られる。先のオデッサの戦いで片腕を失くし、戦傷兵部隊である首都防衛大隊へと転属された。
首都防衛大隊は身体にハンデを抱えた兵士を主としている。体を損じながらも変わらずに大志を抱く強者の集まり、それが防人である彼らであった。
・・
そしてそれを率いるのが、『白薔薇』……隻腕の男、ランス・ガーフィールド中佐なのである。
その愛機が、MS-07 B-3 グフカスタム≪ヴァイスローゼ≫である。
旧ドイツ語で『白い薔薇』を意味し、防楯に描かれたのは荊のエンブレム──。
全身を白く塗装された陸戦用モビルスーツが、宇宙空間にて最新鋭の試作強襲用モビルスーツと鍔迫り合いをする様は、奇妙奇天烈なSF映画のようだった。
962 :
>>960
もう許してやれ
963 = 381 :
ランス「さあ、続けようか……」
シャア「く……っ!」
お互いの太刀筋がぶつかり合う瞬間スパーク光を発し、宇宙(そら)を明るく照らす。
この宙域で勃った戦いはこれだけではなかったが、一際明るい光を煌めかせていた。
ランス「スーパーエースだと、聞いていたのだがな!?」
ガインッ!!
グフのショルダータックルを受けたケンプファーが大きく跳ね飛ばされる。
シャア「くううっ!!」
ランス「まだまだ!」
左腕の35mmガトリングが火を噴き、弾幕を形成する。
シャア「この程度……ケンプファーの装甲なら!」
ランス「何! 35mm砲が効かないだと!!」
ルナチタニウムの装甲が弾丸を弾き、一瞬間の内にグフへの肉薄を許した。
シャア「この間合いならば、ガトリングは好きに撃てまい!」
ランス「速…………ッ、ならばヒートロッドが──」
シャア「させるか!」
ヒートロッドを放とうと繰り出した右腕を、逆手に持ったビームサーベルで切り跳ねる。
964 = 381 :
ランス「うあああッ!!」
シャア「これで──」
同じく左腕も切り落とし、ケンプファーが間合いを空ける。
そして、ビームライフルの銃口を向け──
シャア「終わりだ」
ピギュゥーーーーンッ!!!!
ランス「なんと……呆気ないものか……」
シャア「隻腕でこのケンプファーを相手取ってここまでやったのです……貴方は何も恥じることはない。私は真に勝ったとは言えない」
ランス「慰めなど──ぐっ!!」
マリガン『……首都防衛大隊……示し合わせたように、撤退していきます……』
シャア「……中佐」
ランス「……そういうことだよ。……キシリアを止めろ、シャア……」
シャア「貴方は……」
ランス「時代に呑み込まれた男……それ以上にも、それ以下にも成れなかったということだ……」
シャア「! …………せめてもの手向け、貴方の願いはしかと受け取った!」
──『白薔薇』、美しく散る。
965 = 381 :
マリガン『大佐! 各機に指示を!』
シャア「ああ。……全機、私に続け! サイド3≪ムンゾ≫を制圧する!」
ロベルト「了解です!」
アポリー「了解、ようやくだな!」
カリウス「了解……!」
バーニィ「り、了解!」
ジャック「と、いうことだ、いいな!」
アダム「へい、了解でさぁ!」
シャア「行くぞ!!≪ムンゾ≫へ!!」
966 = 381 :
>>1先生の次回作にご期待ください!!
(もう少し続くんじゃよ。今日はここまでなんじゃよ。ファミチキください)
ランス出したのは失敗だった(!)から早期退場。
967 :
ランスさんは報われないからな…乙
968 :
『白薔薇』は散った。
未来世界への願いをジオンの遺児に託して……。
そして先を行くアムロの前に、もう一人の刺客が姿を顕す。
次回、『狂犬《マッドドッグ》』
君は、生き延びることができるか。
969 = 381 :
>>960
もう許してやれよ
>>950
書ききるつもりだけど、どうなっても知らないよ!
今日は夕方から用事なので、それまでに少しかければ、と思う。
970 :
──同刻
アムロ「シャア奴、ああは言っていたが……」
アムロ「すぐには追い付くまい。俺が先行してジオン本国を開城する!」
????「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
971 = 381 :
『狂犬《マッドドッグ》』
972 :
──数分前、ズムシティ
ウラガン「キシリア閣下! 首都防衛大隊が壊滅、信号途絶えた、と!」
キシリア「なんだと……? アンリ・シュレッサーを呼べ!」
ウラガン「消息知れず! おそらく出陣の際に同行したと!」
キシリア「……くううっ!! マレットを、マレット・サンギーヌと強化人間部隊を呼ぶのだ!」
973 = 381 :
マレット「お呼びでしょうか、閣下!」
ウラガン「! 整列、敬礼ッ!」
バッ!!
キシリア「私の剣となり、叛逆者シャア・アズナブルを討て。そしてその忠誠を私に示せ!」
「「「「ハッ!!」」」」
974 :
──ズムシティ、スペースポート
マレット「特戦隊、出撃準備良いか!」
リリア「はい、隊長……」
ギュスター「いつでもいいですぜ」
グレニス「ええ、いつでも」
バルスト「準備ヨロシ……」
ユイマン「……いつでも構いません」
マレット「訓練通りにやれ。いいな?」
「「「「了解」」」」
マレット「では、出るぞ! パープルウィドウ、発進!」
975 :
アムロ「……なんだ? 強いプレッシャーが、いくつも……? ──ハッ!!!?」グイッ
ビュバアッ!!
アレックスの傍を光線が擦過して、増加装甲の表層が爛れた。
直撃すればひとたまりもない。アムロの額に脂汗が滲む。
アムロ「この火力……大型艦か……?」
beep! beep! beep!
レーダーが接近する艦影を捉えた。
アムロ「チベ級! チッ、易々と目的地までは行かせてくれないか!」
976 = 381 :
──パープルウィドウ、MSデッキ
マレット「キシリア特戦隊、出撃準備!」
ユイマン「了解。ドワッジ、出られます」
グレニス「フン、了解だ。ガルバルディ、いつでも」
バルスト「了解……出せます」
ギュスター「ギュスター・パイパー、出せますよ!」
ゴラ「フフフ、ガルバルディ、準備よろし」
タブロー「同じく」
ダルダン「ガルバルディ、行けますよ……」
パッカデリア「ボクにお任せあれ……フフ、フフフ」
シャリア「なかなかこのガルバルディというのは具合がいい。いつでも出られます」
シムス「シムス・ババロフ、発進いつでも」
リリア「リリア・フローベール……ガザレロ、いつでもイキます……」
マレット「……よし、俺のドルメルに続け!」
977 = 381 :
アムロ「確か、チベ級のデッキは艦正面にあったはずだ。ハロウィーン隊から借りたこのライフルなら……頭数を減らせる!」
ジャコッ……
ビームスナイパーライフルを構えて、制動をかける。
チベのモビルスーツ発進ハッチは艦正面にあり、この接近状況ならば狙撃は容易いだろう。
マレット「ッ!! プレッシャー! ハッチ開いた瞬間、散開するぞ!!」
ウィ……プシュー
マレット「散か──」
ビシューン!!
チュゴォンッ!!!!
タブロー「!?」
アムロ「ひとぉつ!!」
ビシューンッ!
ギョゴォンッ!!!!
ダルダン「ぁ……」
アムロ「ふたぁつっ!!」
マレット「チッ……ガンダムめ……!! この距離でコクピットを一撃で射貫くとは……」
アムロ「ヨシ……あと……九つ……!」
978 = 381 :
アレックスがライフルを捨て、彼我距離を一瞬で詰める。
しかし、その直下から新モビルアーマー『ガザレロ』が大鎌を振り回しながら現れた。
アムロ「ウッ! なんだ、このモビルアーマー!」
リリア「ガンダムは敵……ガンダムは敵……ガンダムは敵ッ!」
アムロ「く、狂っている! なんだ、女の子なのかっ!?」
リリア「ハァァーーーーッ!!!」
アムロ「くっ!」
寸での所で躱し、改めて敵と相対した。
ドムタイプが一機、ゲルググタイプに似たモビルスーツが七機、新型が一機、そして新モビルアーマーが一機。
アムロ「……多いな。ゲルググから落とす!」
アレックスの限界機動は、並のモビルスーツでは到底追随できない。それを利用し、相手を翻弄する。
いくら相手が新型でおそらくエース部隊とはいえ、この加速についてこられるモビルスーツはケンプファーぐらいのものだろう。
──そう、思っていた。
マレット「このドルメルをナメてもらっては困るな!!」
アムロ「な……なに!!?」
マレット「ガザレロとドルメルがあれば、ガンダム如きに手間取りもせん!」
アレックスの背後にモビルアーマーが再び迫る。
アムロ「しまった……あの多勢は囮のようなものか……!」
マレット「大人しく死ね、ガンダム!!」
979 = 381 :
アムロ「……よし!」
アレックスが急制動をかけ、前方に抜け出たドルメルとガザレロにビームガンを放った。
リリア「……効かないのに」
マレット「小癪な! そんな豆鉄砲、効くと思ったか!」
しかし、本命はそこではなかった。
アムロ「そっちは目くらましだ! 当たれえっ!!」
本命は──アレックスが狙いをつけたのは、大勢のモビルスーツ。
グレニス「な、なにいっ!」
バルスト「うわああっ!!」
シムス「なんとぉぉぉ!!」
実際撃墜せしめたのは三機だけだったが、これでも彼我戦力差は縮まった。
そして、ドルメルのパイロットを『虚仮にしてやった』。
マレット「……この、マレット・サンギーヌを……無視……するだと……? クハハ、クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!」
マレット「…………虚仮にしやがってェ…………! リリア!ギュスター!ユイマン! ヤるぞ、ガンダムを!!」
リリア「……ハイ、隊長」
マレット「シャリア・ブルとゴラ、パッカデリアは援護しろ!」
「「「「了解」」」」
マレット「捻り潰してやる……ッ!!」
980 :
ガザレロってギャザビに出た超スペック機じゃねーか
しかも時代はグリプス辺りだった気が
981 = 381 :
>>980
ブラウ・ブロやエルメスを出して今更アムロが手古摺る相手でもなく、かといってモビルスーツだけだと適当に蹴散らしてドルメルと一騎打ちになってしまうので。
ガザレロは流石に元スペックからはデチューンしてます。時代違うし。
実質名前とデザイン借りただけ、みたいな感じかな……
後で適当なスペック出すかも。
982 :
そのうちグロムリンとか出てくるのかー?
ギャザビ系列はスパロボとgジェネの間の子みたいで好きだったなー
特にDS
983 :
ヤバくなったらアムロの体をみんなが借りて
敵の動きを封じつつ謎バリア展開するからへーきへーき(適当
985 :
大丈夫なのかな
987 = 985 :
(完結したらリメイクしても)ええんやで
988 :
2周目だとシャアさんあっさり死んでまいそうだな
989 :
納得いかないなら落として、完全版にすりゃあいいじゃん
990 :
>>1です。
ごめんねごめんね。
風呂敷広げ過ぎて収拾がつかなくなってるので、
いま新しく書いてるから、また後日新スレ立てます。
最初の方で「ちゃんと完結する、大丈夫」とか言ってゴメンナサイ、大丈夫じゃなかった(´・ω・`)
アムロ「アレックスは伊達じゃない!」
シャア「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを!」
上記どちらかのスレタイで立てる予定なので、また読んでください
予定では12月までには立てられる……かな……
待っててくれる人いれば、暫くお待ちください
html化依頼出しておきます
991 :
おう、期待して待ってるぜ
992 :
期待して待ってるよ
995 :
待ってるっす
みんなの評価 : ★
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