元スレ上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
601 :
じゃあ俺はローラに来てもらおう
602 :
諫早さん一択
603 :
からん
<二名様ご案内~
野母崎「お?来たみたいだね」
対馬「もう来たの!?ちょっと早……」
pipipi
『こちら司令官こちら司令官、各員に告ぐ』
野母崎「あ、また建宮からだ」
対馬「何とか裾を引き伸ばして…っ」
604 = 1 :
『ターゲットが来店した。配置につけ』
野母崎「配置も何も、裏方なんだよなぁ」
対馬「くっ…思ったよりきっちり出来てるわね」
『こちらも定位置についた、窓際の奥から二番目の席なのよ。ほれ、U』
『へ?な、何ですか?』
『この通り、Uも元気なのよ』
『無駄なこと言わないで下さい!!あとその呼び方はなんですか!?』
野母崎「おいおい……もう二人とも店内にいるんだろう。バレるぞ」
対馬「どうすんのよこれ……」
605 = 1 :
『こちらKこちらK、二人は予定通り中央席に誘導完了』
『うむ、ご苦労。Nの方は異常ないか』
野母崎「無いよ。心配ご無用」
『Tはちゃんと着替え終わったのか』
野母崎「うん、着替え終わっていま指令待ち――」
対馬「いざとなったら、この長い前掛けでどうにか……」ぶつぶつ
野母崎「おっと……」
『どうした?』
野母崎「なんでもないよ。対馬も俺も、準備完了です」
606 :
『うむ。ではこれより――』
『女教皇様と上条当麻のらぶらぶちゅっちゅ作戦を開始するのよな!!』
野母崎「了k……え」
対馬「でもこれじゃあ後ろが隠せな……ん?」
607 = 1 :
『各員、健闘を祈る』ぷつっ
野母崎「えぇぇ?」
対馬「…………」
野母崎「なんてこった、あの時の話は冗談じゃ無かったのか…!」
対馬「……ねぇ、いま建宮が変なこと言ってたわよね。私の聞き間違いかもしれないけど」
野母崎「うぇ!?そ、そうかな!?俺よく聞いてなくt」
対馬「何 て 言 っ て た ?」どんっ
野母崎「はいっ!『女教皇様と上条当麻のらぶらぶちゅっちゅ作戦』を開始する、と言っていました!」
対馬「らぶ?……あんのクワガタヘッド……」ぎりぎりぎりぎり
608 = 1 :
野母崎「ヤバイよ建宮、こんな計画成功しても失敗しても死」
pipipi
『ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!』
野母崎「ぬがっ!?」
対馬「ふふ……あのバカ、本当に面白いこと考えるわよね」
野母崎「そ、そうでございますね!!」
対馬「でも流石にこんな所でそんな、当麻k……上条当麻と女教皇様なら断るに決まってるわ」
野母崎「対馬様のおっしゃる通り!!」
対馬「確か中央の席にいるのよね。様子は――」
609 :
あぁ……対馬が荒んでいく……
610 = 1 :
上条「あぁ!!」きらきら
神裂「……分かりました。頼みましょう////」もじもじ
対馬「」
対馬「………」ふりっ
野母崎「………」さっ
611 = 1 :
対馬「嬉しそうね、あの二人」いらいら
野母崎「そ、そうかな?」
建宮「お!遂に出番なのよ………さぁマイハニー!!俺とあっつ~いキスを!!」
浦上「は!?す、する訳ないでしょうが!!何言ってるんですか!!」
対馬「しかも何よあの建宮のふざけた演技は……浦上にまで迷惑かけて……やっぱり今すぐ殺したほうが……」いらいら
野母崎「ま、まぁいつものことだし、大目に見てs」
対馬「あぁ?」
野母崎「なんでもありません」
対馬「なんなのよ……ぶつぶつ……」いらいらいらいら
野母崎(ヤバい、他に注意を向けさせないと本当に建宮殺りかねない……)
612 :
やばい
対島かわいすぎ
613 = 1 :
野母崎「あ、あー、ほら!ちゃんと二人の様子を観察しましょう!心配でしょう、ね?」
対馬「し、心配なんかこれっぽっちもしてないわよ!当麻君の心配なんてね!!」
野母崎「いや、当麻君って……とにかく!これも仕事ですから!」
対馬「う……そうね。仕事だから仕方ないのよこれは、うん」
野母崎「ほっ。じゃあ、こっちに。この隙間からならよく見えるよ」がさっ
対馬「ここ?」じ~
神裂「私は……当麻がしたいと言うなら、き、キスだって……/////」
対馬・野母崎「「!!?」」がたっ
614 = 1 :
対馬「な、ななななな!?」
野母崎「バカな!?上条君ならまだしも女教皇様から!?」
対馬「うわうわうわ」
野母崎「予想以上に女教皇様本気だったのか……」
対馬「そんな……」
野母崎「参ったな、もしかして本当にあの二人――」
対馬「……が……ぶない」
野母崎「へ?」
対馬「当麻君が危ない!!」
615 = 1 :
野母崎「あ、危ない?」
対馬「このままじゃあ、あのバカ共にそそのかされて当麻君がっ……女教皇様と無理やりキスさせられるわ!!」
対馬「止めなくちゃ……私情ではなく、あくまで五和や他の子のためにも!!」
対馬「そうよ!!わ、私が何としてでも止めないと!!」
野母崎「」
野母崎(上条君、本当に罪作りな男だね君は……)
616 = 1 :
対馬「あ、当麻君まで目を閉じて……ヤバイわ!時間が!」
野母崎「対馬?」
対馬「なによ!ちょっといまピンチなの黙ってて!」
野母崎「はいっ」
対馬「くっ……こうなったら仕方ないわ。バレても良いから直接!」だっ
野母崎「お、おい待て対馬!」
対馬「うっさいわね!あんたは黙っててって――」
ひゅんっ
対馬「え?」
617 :
いいところで終ったな
乙
618 :
対馬たんどうなってしまうん?
619 :
よし、五和さん呼ぼうぜ(提案
620 :
どうせこの後混乱した挙句、対馬と上条がラッキースケべ的にキスするよ
断言するわ
621 :
そのほうが対馬好きの自分にとっては嬉しい
622 = 618 :
願ったり叶ったりです!
623 :
最高じゃないか!!
624 :
ついに対馬たんとキッスか……
股間が熱くなるな……
625 :
もういっそ男女問わず全員とキッスしようぜ
626 :
クワガタ×上条×ビアージオ
627 :
>>626
なにその地獄絵…
628 :
>>625
そして五和さんが37564にするのか
629 :
何それワロエナイ
630 :
Side:女子寮
カリカリカリカリ
シェリー「ここをこうして……まだダメか。クソッ!」
シェリー「ふぅ……」
アンジェレネ「どうですか?お店の中映りそうですか?」
シェリー「それがな、どうやらこの店に結界が張られてるみたいなのよ」
631 = 1 :
アンジェレネ「結界?……そ、それじゃあまさか」
シェリー「すぐ傍、もしくは内部に魔術師がいるな」
アンジェレネ「はっ!もしかして、お兄ちゃんを狙って悪の組織が――」
シェリー「いや、この文様は見覚えがある。天草式ね」
アンジェレネ「はぇ?天草式って、神裂さんの?」
シェリー「そう。どうやら、考えることは皆一緒ってことね」
アンジェレネ「?」
シェリー「向こうは向こうで、この二人を監視してるってことだよ」
アンジェレネ「なるほど~」
632 = 1 :
シェリー「ともかく、ここの術式を適当に書き変えて……」かりかりかりかり
シェリー「今度こそ、どうよ!」だんっ
ぱっ
上条「一応イギリス清教の人間だけど言うわ……いつか絶対神様殴る」
神裂「殴る?」
アンジェレネ「わぁ、映った!」
シェリー「よっしゃ!上手くいったな。これで中の様子も見たい放題だわ」
シェリー「おい、あの三人組は?」
アンジェレネ「あそこにいます」
シェリー「そしたら映像繋がったから、こっちに呼んで――」
633 = 1 :
アニェーゼ「パパ……うぅぅぅ」
ルチア「しっかりして下さい、シスターアニェーゼ。そんなに強く掴んではぬいぐるみが……」
オルソラ「ふふふふふふ……もう、貴方様は本当に本当に」
ルチア「し、シスターオルソラ!?ティーポットにひびが!?」
シェリー「うん、見せるのはやめとくか」
アンジェレネ「ですね」
シェリー「さっきの店に入ってく映像見てからずっとああなの?」
アンジェレネ「はい。シスターオルソラが怖いです……」
シェリー「シスターが聞いて呆れるわ」
634 = 1 :
シェリー「あの三人は放っておいて、監視を続けましょう」
アンジェレネ「私も見ますー」
シェリー「どーぞ」
神裂「この店でわ、私と一緒にいるのは……嫌ですか?」
上条「!!」
アンジェレネ「ほぇ~神裂さん可愛いですね」
シェリー「………なぁ、あんたは気にならないの?」
アンジェレネ「なにがですか?」
シェリー「上条当麻と神裂火織がデートしてんの見て」
アンジェレネ「う~ん……気になるって言うか、ずるい!って思います」
シェリー「ふぅん。さっきも言ってたわね、そう思ってる風には見えないけど」
635 = 1 :
アンジェレネ「そうですかぁ?これでも実はちょっと怒ってたりするんだけどなぁ」
アンジェレネ「本当は、今日遊ぶ約束してたのは私が先だったのに、神裂さんにお兄ちゃん取られちゃいましたから」
アンジェレネ「そのかわり、今度は遊ぶだけじゃなくてもっとすごいことしてもらうんです!」
シェリー「すごいこと……例えば?」
アンジェレネ「え?た、例えば……えぇと……」
シェリー「考えてなかったのかよ」
アンジェレネ「そうだ!一日中お菓子食べ放題にしてもらいます!チョコラータ・コン・パンナも飲み放題です!」
シェリー「そんなんでいいの?」
アンジェレネ「そんなんって、すごくないですか?朝から夜まで甘い物食べ放題ですよ……////」うっとり
シェリー「やろうと思えばいつでも出来るだろそんなの」
アンジェレネ「絶対ムリです!シスタールチアにおしおきされちゃいます」ぶるぶるぶる
シェリー「……つくづく、シスターあるまじきだな。あんた達って」
636 :
アンジェレネ可愛い
637 = 1 :
上条「おっと……だから、お前と一緒なのが嫌なわけじゃないから」
神裂「はい……良かった」にっこり
アンジェレネ「シェリーさんは怒ってないんですか?」
シェリー「なんであたしが怒るんだよ」
アンジェレネ「なんで……なんで?」
シェリー「……バカ?」
アンジェレネ「うぅ、バカじゃないです……」
シェリー「はぁ……怒るも何も無いだろ。二人で出掛けた程度で騒ぎ過ぎなのよ」
アンジェレネ「ほぉ、シェリーさん大人ですねぇ」
シェリー「あんたらがガキなんだろうが」
638 = 1 :
アンジェレネ「わ、私は違いますよぅ!私はみんなよりお姉さんなんですから」
シェリー「面白いジョークだわ」
アンジェレネ「ジョークじゃないです!」
ウェイター「条件は“恋人同士”であること―――ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!」
上条・神裂「「ラブ割!?」」
シェリー・アンジェレネ「「!?」」
639 :
えぇのう
面白いぞ
640 :
これもう建/宮さんは生きて帰れないな
641 :
>>636
握手つ
642 = 1 :
アンジェレネ「ら、ラブ割って……」
シェリー「あんのバカ野郎……」
アンジェレネ「デザートがタダになるんですね!すごい!!」
シェリー「そこかよ!!」
アンジェレネ「だってこんな高そうなお店のデザートがタダですよ?これはもはや一つの革命と言っても過言ではありません!!」
シェリー「間違いなく過言だわ。よだれ拭け」
アンジェレネ「アップルパイにベイクドチーズケーキ……ほぁぁああああ///」
シェリー「うるせぇな!!」
643 = 1 :
アンジェレネ「くふふ……じゅるっ」
シェリー「目が据わってるわよ……ったく」
アンジェレネ「良いなぁお兄ちゃんと神裂さん。私も今度連れて行ってもらおうっと」
シェリー「そん時は他のヤツらに見つかんないようにしろよ。厄介だから」
アンジェレネ「大丈夫ですよ、そういうの得意ですから」ふんすっ
シェリー「ふっ」
アンジェレネ「鼻で笑われたー!?」ごーん
ウェイター「愛の口付けを、一発お願いします」
上条・神裂「「口付け!?」」
シェリー・アンジェレネ「「!?」」
644 :
アンジェレネは可愛いなぁ!
アンジェレネは可愛いなぁ!!
→アンジェレネは可愛いなぁ!!!
645 :
シェリーそろそろ素直になれよ
646 :
>>645
お前は何もわかっちゃいねぇ
青髪ピアス先生の元で修業してこい
647 :
>>645
今更素直に慣れないからこその魅力があるんじゃねーか!なお御坂
648 :
アンジェレネ「お兄ちゃんと神裂さんがき、キスですかぁ!?」
シェリー「あ、バカッ!?声が大きい――」
アニェーゼ「パp……」ぴくっ
オルソラ「…………」ぴくっ
ルチア「え、キス?え?」
シェリー「うわヤバイ」
アンジェレネ「あわわわわわ……」
649 = 1 :
アニェーゼ「どういうことです?今聞き捨てならねえこと聞いちまったような気がしたんですが」
オルソラ「私も聞いてしまったのでございますよ」にこにこ
シェリー「……き、気のせいでしょう?何かの聞き間違いよきっと」
ルチア「で、でも今確かにキスって……////」
アンジェレネ「言ってましたよn……あたっ!」
シェリー(余計なこと言うんじゃない!!これ以上刺激させたら大変でしょうが!!)
アンジェレネ(うぅ、ご、ごめんなしゃい……)
シェリー「とにかく!アンタら一回落ち着いて――」
650 = 1 :
神裂「私は……当麻がしたいと言うなら、き、キスだって……/////」
アニェーゼ・オルソラ「「」」
ルチア「あ……////」
アンジェレネ「わわわわ……」
シェリー「神は死んだ」
みんなの評価 : ★★★
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