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    元スレ上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」

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    601 :

    じゃあ俺はローラに来てもらおう

    602 :


    諫早さん一択

    603 :




    からん

    <二名様ご案内~



    野母崎「お?来たみたいだね」

    対馬「もう来たの!?ちょっと早……」



    pipipi


    『こちら司令官こちら司令官、各員に告ぐ』



    野母崎「あ、また建宮からだ」

    対馬「何とか裾を引き伸ばして…っ」



    604 = 1 :




    『ターゲットが来店した。配置につけ』


    野母崎「配置も何も、裏方なんだよなぁ」

    対馬「くっ…思ったよりきっちり出来てるわね」



    『こちらも定位置についた、窓際の奥から二番目の席なのよ。ほれ、U』

    『へ?な、何ですか?』

    『この通り、Uも元気なのよ』

    『無駄なこと言わないで下さい!!あとその呼び方はなんですか!?』



    野母崎「おいおい……もう二人とも店内にいるんだろう。バレるぞ」

    対馬「どうすんのよこれ……」



    605 = 1 :




    『こちらKこちらK、二人は予定通り中央席に誘導完了』

    『うむ、ご苦労。Nの方は異常ないか』


    野母崎「無いよ。心配ご無用」

    『Tはちゃんと着替え終わったのか』

    野母崎「うん、着替え終わっていま指令待ち――」




    対馬「いざとなったら、この長い前掛けでどうにか……」ぶつぶつ




    野母崎「おっと……」

    『どうした?』

    野母崎「なんでもないよ。対馬も俺も、準備完了です」



    606 :




    『うむ。ではこれより――』





    『女教皇様と上条当麻のらぶらぶちゅっちゅ作戦を開始するのよな!!』





    野母崎「了k……え」

    対馬「でもこれじゃあ後ろが隠せな……ん?」



    607 = 1 :





    『各員、健闘を祈る』ぷつっ



    野母崎「えぇぇ?」

    対馬「…………」

    野母崎「なんてこった、あの時の話は冗談じゃ無かったのか…!」

    対馬「……ねぇ、いま建宮が変なこと言ってたわよね。私の聞き間違いかもしれないけど」

    野母崎「うぇ!?そ、そうかな!?俺よく聞いてなくt」



    対馬「何 て 言 っ て た ?」どんっ



    野母崎「はいっ!『女教皇様と上条当麻のらぶらぶちゅっちゅ作戦』を開始する、と言っていました!」

    対馬「らぶ?……あんのクワガタヘッド……」ぎりぎりぎりぎり



    608 = 1 :




    野母崎「ヤバイよ建宮、こんな計画成功しても失敗しても死」



    pipipi


    『ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!』




    野母崎「ぬがっ!?」

    対馬「ふふ……あのバカ、本当に面白いこと考えるわよね」

    野母崎「そ、そうでございますね!!」

    対馬「でも流石にこんな所でそんな、当麻k……上条当麻と女教皇様なら断るに決まってるわ」

    野母崎「対馬様のおっしゃる通り!!」

    対馬「確か中央の席にいるのよね。様子は――」



    609 :

    あぁ……対馬が荒んでいく……

    610 = 1 :





     上条「あぁ!!」きらきら

     神裂「……分かりました。頼みましょう////」もじもじ




    対馬「」



    対馬「………」ふりっ

    野母崎「………」さっ



    611 = 1 :




    対馬「嬉しそうね、あの二人」いらいら

    野母崎「そ、そうかな?」





      建宮「お!遂に出番なのよ………さぁマイハニー!!俺とあっつ~いキスを!!」

      浦上「は!?す、する訳ないでしょうが!!何言ってるんですか!!」





    対馬「しかも何よあの建宮のふざけた演技は……浦上にまで迷惑かけて……やっぱり今すぐ殺したほうが……」いらいら

    野母崎「ま、まぁいつものことだし、大目に見てs」

    対馬「あぁ?」

    野母崎「なんでもありません」

    対馬「なんなのよ……ぶつぶつ……」いらいらいらいら

    野母崎(ヤバい、他に注意を向けさせないと本当に建宮殺りかねない……)



    612 :

    やばい
    対島かわいすぎ

    613 = 1 :




    野母崎「あ、あー、ほら!ちゃんと二人の様子を観察しましょう!心配でしょう、ね?」

    対馬「し、心配なんかこれっぽっちもしてないわよ!当麻君の心配なんてね!!」

    野母崎「いや、当麻君って……とにかく!これも仕事ですから!」

    対馬「う……そうね。仕事だから仕方ないのよこれは、うん」

    野母崎「ほっ。じゃあ、こっちに。この隙間からならよく見えるよ」がさっ

    対馬「ここ?」じ~





      神裂「私は……当麻がしたいと言うなら、き、キスだって……/////」





    対馬・野母崎「「!!?」」がたっ



    614 = 1 :




    対馬「な、ななななな!?」

    野母崎「バカな!?上条君ならまだしも女教皇様から!?」

    対馬「うわうわうわ」

    野母崎「予想以上に女教皇様本気だったのか……」

    対馬「そんな……」


    野母崎「参ったな、もしかして本当にあの二人――」

    対馬「……が……ぶない」

    野母崎「へ?」




    対馬「当麻君が危ない!!」



    615 = 1 :




    野母崎「あ、危ない?」




    対馬「このままじゃあ、あのバカ共にそそのかされて当麻君がっ……女教皇様と無理やりキスさせられるわ!!」

    対馬「止めなくちゃ……私情ではなく、あくまで五和や他の子のためにも!!」

    対馬「そうよ!!わ、私が何としてでも止めないと!!」




    野母崎「」

    野母崎(上条君、本当に罪作りな男だね君は……)



    616 = 1 :




    対馬「あ、当麻君まで目を閉じて……ヤバイわ!時間が!」

    野母崎「対馬?」

    対馬「なによ!ちょっといまピンチなの黙ってて!」

    野母崎「はいっ」



    対馬「くっ……こうなったら仕方ないわ。バレても良いから直接!」だっ

    野母崎「お、おい待て対馬!」

    対馬「うっさいわね!あんたは黙っててって――」



    ひゅんっ



    対馬「え?」



    617 :

    いいところで終ったな

    618 :

    対馬たんどうなってしまうん?

    619 :

    よし、五和さん呼ぼうぜ(提案

    620 :

    どうせこの後混乱した挙句、対馬と上条がラッキースケべ的にキスするよ
    断言するわ

    621 :

    そのほうが対馬好きの自分にとっては嬉しい

    622 = 618 :

    願ったり叶ったりです!

    623 :

    最高じゃないか!!

    624 :

    ついに対馬たんとキッスか……

    股間が熱くなるな……

    625 :

    もういっそ男女問わず全員とキッスしようぜ

    626 :

    クワガタ×上条×ビアージオ

    627 :

    >>626
    なにその地獄絵…

    628 :

    >>625

    そして五和さんが37564にするのか

    629 :

    何それワロエナイ

    630 :




    Side:女子寮



    カリカリカリカリ


    シェリー「ここをこうして……まだダメか。クソッ!」

    シェリー「ふぅ……」




    アンジェレネ「どうですか?お店の中映りそうですか?」

    シェリー「それがな、どうやらこの店に結界が張られてるみたいなのよ」



    631 = 1 :




    アンジェレネ「結界?……そ、それじゃあまさか」

    シェリー「すぐ傍、もしくは内部に魔術師がいるな」

    アンジェレネ「はっ!もしかして、お兄ちゃんを狙って悪の組織が――」

    シェリー「いや、この文様は見覚えがある。天草式ね」

    アンジェレネ「はぇ?天草式って、神裂さんの?」

    シェリー「そう。どうやら、考えることは皆一緒ってことね」

    アンジェレネ「?」

    シェリー「向こうは向こうで、この二人を監視してるってことだよ」

    アンジェレネ「なるほど~」



    632 = 1 :




    シェリー「ともかく、ここの術式を適当に書き変えて……」かりかりかりかり


    シェリー「今度こそ、どうよ!」だんっ



    ぱっ



      上条「一応イギリス清教の人間だけど言うわ……いつか絶対神様殴る」

      神裂「殴る?」




    アンジェレネ「わぁ、映った!」

    シェリー「よっしゃ!上手くいったな。これで中の様子も見たい放題だわ」

    シェリー「おい、あの三人組は?」

    アンジェレネ「あそこにいます」

    シェリー「そしたら映像繋がったから、こっちに呼んで――」



    633 = 1 :




    アニェーゼ「パパ……うぅぅぅ」

    ルチア「しっかりして下さい、シスターアニェーゼ。そんなに強く掴んではぬいぐるみが……」

    オルソラ「ふふふふふふ……もう、貴方様は本当に本当に」

    ルチア「し、シスターオルソラ!?ティーポットにひびが!?」




    シェリー「うん、見せるのはやめとくか」

    アンジェレネ「ですね」

    シェリー「さっきの店に入ってく映像見てからずっとああなの?」

    アンジェレネ「はい。シスターオルソラが怖いです……」

    シェリー「シスターが聞いて呆れるわ」



    634 = 1 :




    シェリー「あの三人は放っておいて、監視を続けましょう」

    アンジェレネ「私も見ますー」

    シェリー「どーぞ」




      神裂「この店でわ、私と一緒にいるのは……嫌ですか?」

      上条「!!」




    アンジェレネ「ほぇ~神裂さん可愛いですね」

    シェリー「………なぁ、あんたは気にならないの?」

    アンジェレネ「なにがですか?」

    シェリー「上条当麻と神裂火織がデートしてんの見て」

    アンジェレネ「う~ん……気になるって言うか、ずるい!って思います」

    シェリー「ふぅん。さっきも言ってたわね、そう思ってる風には見えないけど」



    635 = 1 :




    アンジェレネ「そうですかぁ?これでも実はちょっと怒ってたりするんだけどなぁ」

    アンジェレネ「本当は、今日遊ぶ約束してたのは私が先だったのに、神裂さんにお兄ちゃん取られちゃいましたから」

    アンジェレネ「そのかわり、今度は遊ぶだけじゃなくてもっとすごいことしてもらうんです!」



    シェリー「すごいこと……例えば?」

    アンジェレネ「え?た、例えば……えぇと……」

    シェリー「考えてなかったのかよ」

    アンジェレネ「そうだ!一日中お菓子食べ放題にしてもらいます!チョコラータ・コン・パンナも飲み放題です!」

    シェリー「そんなんでいいの?」

    アンジェレネ「そんなんって、すごくないですか?朝から夜まで甘い物食べ放題ですよ……////」うっとり

    シェリー「やろうと思えばいつでも出来るだろそんなの」

    アンジェレネ「絶対ムリです!シスタールチアにおしおきされちゃいます」ぶるぶるぶる

    シェリー「……つくづく、シスターあるまじきだな。あんた達って」



    636 :

    アンジェレネ可愛い

    637 = 1 :





      上条「おっと……だから、お前と一緒なのが嫌なわけじゃないから」

      神裂「はい……良かった」にっこり




    アンジェレネ「シェリーさんは怒ってないんですか?」

    シェリー「なんであたしが怒るんだよ」

    アンジェレネ「なんで……なんで?」

    シェリー「……バカ?」

    アンジェレネ「うぅ、バカじゃないです……」

    シェリー「はぁ……怒るも何も無いだろ。二人で出掛けた程度で騒ぎ過ぎなのよ」

    アンジェレネ「ほぉ、シェリーさん大人ですねぇ」

    シェリー「あんたらがガキなんだろうが」



    638 = 1 :




    アンジェレネ「わ、私は違いますよぅ!私はみんなよりお姉さんなんですから」

    シェリー「面白いジョークだわ」

    アンジェレネ「ジョークじゃないです!」




      ウェイター「条件は“恋人同士”であること―――ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!」

      上条・神裂「「ラブ割!?」」




    シェリー・アンジェレネ「「!?」」



    639 :

    えぇのう
    面白いぞ

    640 :

    これもう建/宮さんは生きて帰れないな

    641 :

    >>636
    握手つ

    642 = 1 :




    アンジェレネ「ら、ラブ割って……」

    シェリー「あんのバカ野郎……」



    アンジェレネ「デザートがタダになるんですね!すごい!!」

    シェリー「そこかよ!!」



    アンジェレネ「だってこんな高そうなお店のデザートがタダですよ?これはもはや一つの革命と言っても過言ではありません!!」

    シェリー「間違いなく過言だわ。よだれ拭け」

    アンジェレネ「アップルパイにベイクドチーズケーキ……ほぁぁああああ///」

    シェリー「うるせぇな!!」



    643 = 1 :




    アンジェレネ「くふふ……じゅるっ」

    シェリー「目が据わってるわよ……ったく」

    アンジェレネ「良いなぁお兄ちゃんと神裂さん。私も今度連れて行ってもらおうっと」

    シェリー「そん時は他のヤツらに見つかんないようにしろよ。厄介だから」

    アンジェレネ「大丈夫ですよ、そういうの得意ですから」ふんすっ

    シェリー「ふっ」

    アンジェレネ「鼻で笑われたー!?」ごーん




      ウェイター「愛の口付けを、一発お願いします」

      上条・神裂「「口付け!?」」




    シェリー・アンジェレネ「「!?」」



    644 :


    アンジェレネは可愛いなぁ!
    アンジェレネは可愛いなぁ!!
    →アンジェレネは可愛いなぁ!!!

    645 :

    シェリーそろそろ素直になれよ

    646 :

    >>645
    お前は何もわかっちゃいねぇ
    青髪ピアス先生の元で修業してこい

    647 :

    >>645
    今更素直に慣れないからこその魅力があるんじゃねーか!なお御坂

    648 :




    アンジェレネ「お兄ちゃんと神裂さんがき、キスですかぁ!?」

    シェリー「あ、バカッ!?声が大きい――」




    アニェーゼ「パp……」ぴくっ

    オルソラ「…………」ぴくっ

    ルチア「え、キス?え?」




    シェリー「うわヤバイ」

    アンジェレネ「あわわわわわ……」



    649 = 1 :




    アニェーゼ「どういうことです?今聞き捨てならねえこと聞いちまったような気がしたんですが」

    オルソラ「私も聞いてしまったのでございますよ」にこにこ

    シェリー「……き、気のせいでしょう?何かの聞き間違いよきっと」

    ルチア「で、でも今確かにキスって……////」

    アンジェレネ「言ってましたよn……あたっ!」


    シェリー(余計なこと言うんじゃない!!これ以上刺激させたら大変でしょうが!!)

    アンジェレネ(うぅ、ご、ごめんなしゃい……)


    シェリー「とにかく!アンタら一回落ち着いて――」



    650 = 1 :






    神裂「私は……当麻がしたいと言うなら、き、キスだって……/////」





    アニェーゼ・オルソラ「「」」


    ルチア「あ……////」

    アンジェレネ「わわわわ……」



    シェリー「神は死んだ」




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