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    元スレ八幡「第一回異世界放逐被害者の回」上条「不幸だぁ!!」小鷹・士郎「「はぁ…」」

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    101 = 92 :

    そう考えるとバランスいい・・・のか?

    102 :

    八幡は一人ではろくに交渉もできないってのが最新刊で明らかになったんですがそれは

    103 :

    上条さんは最新巻で大統領相手に交渉成功させるぐらいの交渉術があると判明

    104 = 89 :

    八幡は言葉の裏を読むのがうまいだけで交渉は微妙なんだよな

    どちらかと言えば隠密の方が向いている

    105 = 83 :

    この流れで隠密も交渉も出てこないだろ

    106 = 88 :

    大丈夫だ、サポートと土台作りを任せれば一番うまくいく。今回は単体じゃないしうまくいくはずだ
    問題はこいつらよりも変にパラメーターが振り切れた連中とは相性が悪いことだ、良くも悪くも戦闘ができる連中は近距離万能型ばかりが集まったからな

    107 = 81 :

    この流れでヤミとかネメシスあたりと出会ったらヤバイな
    さくっと殺られる

    108 = 88 :

    ここにレベルEのバカ王子が参戦したらどうなるのだろうか?

    109 :

    バカ王子は神ポジションだな
    というかバカ王子がどんなちょっかい掛けるか考えたらテトが黒幕で心底良かったと思うわww

    110 = 84 :


    小鷹「…ミスったな」

    士郎「ああ、上条は何作った?」

    上条「…オムライス4人前」

    小鷹「俺はカレーを今日一晩みんなで食ったとしても、あと半分あるぐらい」

    八幡「…から揚げやレンコンの天ぷら、エビの天ぷらを四人前」

    士郎「で、おれが辛子明太子スパゲッティ全員分で」

    上条「合計約16人前分…」

    八幡「やる前に相談すればよかったな」

    小鷹「はは、は…と、とりあえず俺のカレーはおいておくとして、伸びたらダメなスパゲッティから消化しないか?」

    士郎「そうだな、あとは八幡が作ったおかずで」

    上条「次に俺のオムライス、カレーは寝かせておけばいいし」

    小鷹「まぁ、腹減ってるし、問題はないだろ。それじゃ」

    八幡・小鷹・士郎・上条「「「「いただきます!」」」」

    上条「う…うんめぇ!」モグモグ

    小鷹「士郎は和・洋・中いけるんだろ?すげえな」モグモグ

    士郎「それは弟子に負けたくないからいろいろバリエーションを増やしていったらそうなったな」モグモグ

    八幡「洋・中は俺もいけるが…和がちょっと難しい…味の調整が難しいな」モグモグ

    小鷹「基本日本は薄味だからな、これぐらいでいいかな?の二個手前がちょうどいい」ミズトッテ

    上条「普段暴食シスターのせいでどんどん料理スキルが上がっている感じが…」

    八幡「薄くはならないのか?」アイヨ

    小鷹「そのあと少しづつ足していけばいいんだよ、最後はやっぱり自分の好みの味になるからな」

    士郎「…わかるぞ上条…うちも大人数になっていけば食費が…」

    上条「ああ…食費がな…」

    士郎・上条「はぁぁ~…」

    111 = 84 :


    小鷹「そっち暗い話すんなよな」

    八幡「まぁ俺らは妹ぐらいしか手料理することはないからな」

    士郎「へぇ、妹がいるのか」

    小鷹「そっか、こんなかで兄弟いないのは士郎だけか」

    八幡「いや、上に一人いるじゃねえか」

    士郎「藤姉のことか?確かにもうあれは姉弟って言えるかもな」

    上条「い…一応上条さんにもいることはいるんですが」

    八幡「例外だろ…記憶なくなってるし」

    上条「…なんか隠してること平気で言われるとむず痒く感じるな」

    小鷹「例えば士郎の部屋の戸棚の奥のさらに奥に誰にも見られたくないものが…」

    士郎「なっ!?そんなところまで…」





    八幡「…もうだめ食えね」

    上条「今何時だ?」

    小鷹「午後の2時だな」

    士郎「少し多いけど…あとは夕食に残すか」

    小鷹「カレーは、リト達にも食べてもらうか」

    八幡「暇つぶしとして本がほしいところなんだが、なんだこれ…デビルーク語か何か?」

    ペケ「すみません皆様」フワフワ

    小鷹「ん?ペケか、どうしたんだ」

    ペケ「はい、ララ様に依頼されていた皆様に関する書籍の不視について解析が終了しました」フワフワ

    上条「本当か!どうだった?」

    ペケ「結果から申し上げますと、解析不能でございました」

    小鷹「解析不能って」

    ペケ「あらゆることを試してみたのですが結局成果は得られませんでした、申し訳ございません」フワフワ

    士郎「しょうがない、ありがとう頑張ってくれて」

    ペケ「はい。ではララ様にご報告しますのでまた」ペコ

    八幡「…まぁ、見えたとしても解決の糸口にはならなかったろうな」

    小鷹「とりあえず部屋ですこしやすむかぁ」

    八幡「俺は少し出ていくぞ、マップ見てみたらちゃんとこの世界の地図みたいだから図書館に行ってくる」

    小鷹「あ…図書館か…」

    八幡「なんだ?」

    小鷹「いやなんでも…」

    八幡「?」

    上条「図書館か…俺も退屈だし一緒に行くか」

    士郎「じゃあ留守番してるよ、いってらっしゃい」

    112 = 84 :


    ここまで

    113 :

    士郎が辛子明太子パスタて違和感あるな

    114 :

    乙ー
    出歩いても家にいても主人公補正かかるんだろうなぁ……

    115 = 100 :


    その世界に滞在している間はずっと補正がかかったままっぽいしな…

    116 :

    何かの拍子にラキスケに合って高確率で人外級のパワーでぶっ飛ばされる
    そして痛みはあるけど死なない
    下手すれば通報

    改めて考えると嫌な補正だな

    >>113
    士郎といえば和食なイメージあるけど別にスパゲティとかも作るんじゃない?

    117 :

    上条さんとかほぼ打ち消せないから神回避するしかないしな…

    118 :

    ヤミのトランスは打ち消せるんでね?

    119 :

    上条さんが消せる『異能』は結構範囲が広いもんな
    でも純粋な物理攻撃は無理だから、やっぱり避けるなり耐えるなりしないといけない

    120 :

    要するに一般人二人は大変ってことか

    121 :

    >>98
    今は亡き竿とのクロススレでヒッキーは持ち前のステルス能力と自己犠牲精神を遺憾無く発揮し、それはそれはトリッキーに立ち回っていたよ
    なお自慢のステルスもアルゴにあっさり見破られた模様

    122 :

    トラブル読んでないからわかんないんだけど
    ヤミのトランスってイブのとは違って生体的な能力なの?

    123 :

    >>122
    生体的とは?

    124 :

    宇宙人としての超能力的なモノかイブ同様ナノマシンの科学的なモノなのかってこと?

    たしか後者だったはず博士もいたし。虎は弟が持ってるのを斜め読みしてる程度なので間違ってたらすまん

    125 :

    生体的じゃなくて、生来的、生まれ持ったって言いたかったんじゃない?

    128 :

    ラジオしか聴いてないな… 楽しみにしてるよー

    129 :

    お、きたか

    130 :

    待っとるで

    131 :


    八幡「…なぁ、俺らってさ、図書館、目指してたんだよ、な?」タッタッタ

    上条「ああ、その通りだ…」タッタッタ

    八幡「それで、なんで…こんな…汗かいて走るはめになってんだ!」ダダダダダ

    不良「まてやこらぁ!」ダダダダダ

    上条「仕方ないじゃないか!道路の先で黒い女の子にたかってたんだからほっとけるわけないだろ!」ダダダダ

    八幡「お前ダークネス見てないな!」

    上条「スクエアに移ってからは見てませんがなにか!」

    八幡「ありゃ手を出したらだめな化け物だから!ヤミと同じでトランス能力持ってるやつだから!!リトを逆に攻略するような奴だから!!!」

    ???「化け物とは心外だなこんな可憐な幼女はあまりいないと思うが?」

    上条「な!?いつの間に前に」

    八幡「げ、きやがった」

    ???「そっちの方が私の事を知っているようだが誰からか聞いたのか?」

    八幡「…さあな、もういいかネメシス?俺は不良から逃げたい…」

    ネメシス「さっきの男か?ならそいつは今そこで伸びてるが」

    上条「さっきまで後ろにいたのに一瞬で…」

    ネメシス「さっきの話の続きだ。なぜ私の事を知っている」

    八幡「リトにでも聞いといてくれ、俺は知らん」

    ネメシス「ほう、貴様は結城リトの事も知っているのか、周りを見ていても貴様たちは一見とも見たことがないんだが」

    八幡「今日知り合ったばっかりだから当たり前だろ…そんなわけでリトに説明でも聞きにいくんだな」

    ネメシス「それでもいいが…やはりじかで調べた方がいいではないか?」

    八幡「じゃあこいつくれてやる」ゲシ

    上条「え…ちょっと八幡!?」

    八幡「達者でなーお前の事はわすれないぞぉ~…」タッタッタ

    上条「ふ…不幸だあ~!!!」

    ネメシス「簡単に仲間を売り渡すとは…面白いな」

    上条「いや、全然面白くないんですけど!?」

    132 :

    おぉ始まった

    133 = 131 :


    ネメシス「で、あいつとはどういう関係だ?」サワサワ

    上条「いやまぁ、知り合いというか…最近知ったというか、でもよく知ってるとか」

    ネメシス「なんだはがゆいな。はっきりと答えて見ろ」サワサワ

    上条「いやその前にですね。体触ってくるのやめてくれませんでせうか?」

    ネメシス「あいつがくれたのだ。私が好きにしても問題ない」サワサワ

    上条「人権はないんですか上条さんには!!」

    ネメシス「ええいうっとおしい動くな」

    上条「おわ!髪の毛が」

    ネメシス「動くなと言ったはずだ」

    上条「ちょっと待ってくれって…あ、あれ?壊した?」パキィィィィン

    ネメシス「!!…おい、貴様今何をした?」

    上条「あっちょっと後ろでうねうねしてるのなんなんですかね?」

    ネメシス「面白いな、少し調べさせてもらうぞ」ウネウネ

    上条「三十六計…逃げるにしかず!!」

    ネメシス「逃がすと思うか?」シュッ

    上条「ぎゃあああああ、伸びてきてる伸びてきてる~!!」

    ネメシス「ははは、面白いな貴様、もっと楽しませろ」シュッシュッシュ

    上条「不幸だぁぁぁぁ!!!!」



    不幸だぁぁ…

    八幡「あいつの断末魔が聞こえる…南無」ウィィィィン

    八幡(さて図書館到着、お目当ての本があればいいんだけどな)タッタッタ



    美柑「…へぇそこのたい焼きは美味しいの?」ウィィィィン

    ???「はい、しっぽまでちゃんと中身が詰まってました」スタスタ

    美柑「うんそれじゃ、今度一緒に行こうねヤミさん」

    ヤミ「少し遠いですが」

    134 :

    ある意味この世界のラスボスが

    135 = 131 :


    八幡(ちっ、あるのにないなんて…検索ワードにはちゃんとかかっている、でもおかれている場所に行くといつの間にかそこを過ぎてしまっている。やはり俺ら関連のものは今この世界から隔離されてるとみていいんだろうか…危険を顧みずここまで来たのにこれじゃ骨折り損だな…上条は犠牲になったのだ)

    美柑「浦島太郎だって懐かしいな」

    八幡「!?」

    ヤミ「あのウミガメを助けて城に数十年拉致されるあれですか?」

    美柑「う、うんまぁそんなかんじ?だよね?」

    ヤミ「違うのですか?」

    美柑「いや、合ってると思うよ?たぶん」

    八幡(くそっやはりエンカウントしたか、金色の闇…ここは気づかれずに俺のボッチスキルを駆使して見つからないように抜け出さね)

    美柑「あっ、えっと比企谷さんでしたっけ?」

    八幡(何で隠れようと思った早々見つかるんだよ~)

    八幡「あ、ああ美柑か…」

    ヤミ「?この人誰ですか?」

    美柑「えっとね…」

    八幡(説明している間に抜け出せないかと思ったんだが、すみませんヤミさんそんな目でこっちずっと見ないでください。それだけで心臓に穴空いちゃいます)

    ヤミ「そんなことがあるのですね…異世界とは」

    八幡「だけどここは宇宙人もいるし異世界とは少し違う…たぶん並行世界に近いと思う」

    美柑「パラレルワールド?」

    ヤミ「ここと似たような世界でも根本からずれてしまえばそこは全く違う世界、確かにそっちの方が合ってますね」

    八幡「そんなことより二人で話してたんだろ?俺は邪魔だからもうちょっと探し物でもしてるよ」

    美柑「手伝いましょうか?」

    八幡「いやいい…友達と話し合っててくれ」

    ヤミ「…」

    美柑「あっ、行っちゃった。見つかるかな?」

    ヤミ「あの人…」

    美柑「ん?」

    八幡『友達と話し合っててくれ』

    ヤミ(何であんな悲しそうだったのだろう)

    美柑「ヤミさん?」

    136 = 131 :


    ここまで

    137 = 134 :

    乙ー
    早くも主人公補正が

    138 :

    ロリヶ谷くんは相変わらず年下キラーなのね…

    139 :

    腐った目じゃなくて悲しそうな目か
    八幡は6巻の時のイケメンになってたみたいだな

    140 :

    乙?
    オティちゃんぶち切れ不可避

    性格割と似てる気がする

    141 :


    …ぁぁぁぁ…

    小鷹「ん?なぁなんか聞こえなかったか?」

    士郎「え?いや、何も聞こえなかったぞ」

    ぁぁぁぁぁぁぁ

    小鷹「ほら、やっぱり聞こえるって」スタスタ

    士郎「…外からか」ガラ

    上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダダ

    小鷹「なんだ上条か」

    士郎「上条なら仕方ないな」ガラピシャン

    上条「ふざけんなお前らあああああ!!!」

    ネメシス「なんだ?誰かいたのか?上条とやら」

    上条「聞こえてんだろあいつらめぇぇぇ!」

    ネメシス「ふむ、上条はいい友人を持っているようだな」

    上条「それお前の都合で考えていってるよなああ!」

    小鷹「ああ、ネメシスかぁ、上条も厄介なやつに捕まったもんだ」チラッ

    士郎「ネメシス?」

    小鷹「あれ?しんねぇか?ダークネスまでみてないのか?」

    士郎「スクエアに移ってから見ることはなかったからな」

    小鷹「ああ、ジャンプ買ってついでに見てた感じか」

    士郎「お茶いるか?」コポポポ

    小鷹「おお、頼む」

    142 = 141 :


    リト「さっき上条の悲鳴が聞こえてきたんだけど」

    小鷹「いや、いつも通りじゃね?」

    士郎「問題はないだろう」

    リト「そ、そうか…で、何が起きているんだ?」

    小鷹「ネメシスに追いかけられてるだけだよ」

    リト「ネメシスにか!?それはまずいだろ!」

    小鷹「いいんじゃねえか?どうせ上条だし」

    リト「上条で片づけるなよ…」

    士郎「しかしそうだな…困っているようだし、少し助けに行ってくる」ガラッタッタッタ

    小鷹「あっおい…主人公補正忘れてねえだろうな」



    図書館

    八幡(…もうあらかた見て回ったがやはりない、どうしたものか…とりあえずコーヒーでも、ってMAXねえじゃんくそ)

    八幡「はぁ…どうすっかなぁ」

    ヤミ「…すみません」

    八幡「うお!…なんだ、や…じゃなくて美柑の友達かどうした?置いといていいのか」

    ヤミ「いえ、美柑は先に帰りました。買い物をしてから帰ると」

    八幡「まじか…買い物する前に間に合うか」

    ヤミ「あの」

    八幡「え?…なに?」

    ヤミ「…その、聞きたいことがあります。さっきの会話で」

    八幡(さっきの会話?会う時の事か?なんだ?変な声でもでてたっけおれ?)

    143 = 141 :


    ヤミ「あの時、なんで悲しそうな顔をしてたんですか?」

    八幡「!!」

    ヤミ「…少し前の私に似ているとおもったんです、だからその、気になって」

    八幡「気のせいだ、俺がそんな顔をする意味がない」

    ヤミ「いえ、気のせいなんかではなく」
             ・・・・・・・
    八幡「言っただろ?意味がないんだ、俺がそんな顔になってたとしてもお前には関係がない」

    ヤミ「…そうですか、すいませんでした失礼します」クルッスタスタ

    八幡「…くそ……とりあえず美柑に間に合うか」タッタッタ

    ヤミ「…関係ないならなんで今度は、つらい顔をするんですか」クル



    どこか

    上条「はぁ、はぁ、はぁ」

    ネメシス「なかなかに、粘るじゃないか…そろそろ、捕まえられろ」

    上条「そっちこそ、ばてばてになってるんじゃないか、家に帰っても、いいんですのことよ?」

    どこかのどこか

    士郎「…あいつらどこだ?」キョロキョロ

    ???「あれ?どうしたの?」

    士郎「え?ああえっと、髪が黒くてすごくつんつんした男見かけませんでした?それと近くに肌が褐色で黒い着物を着ている少女がいるんだけど」

    ???「うーん前者は知らないけど、後者ならよく知ってるよ、マスターの事でしょ?何の用?」

    士郎「ああ、知り合いだったのか、それが頭がつんつんした奴、上条っていうんだけど、その知り合いに追いかけられているみたいなんだけど」

    ???「マスターに?それじゃその上条って人がマスターの興味をそそるものがあるってことか」

    士郎「今探してるんだけど、見失ったみたいで、」

    メア「そう、じゃあ一緒に探してあげるよ、私黒咲芽亜っていうのよろしく」

    士郎「俺は衛宮士郎だ、よろしく」

    144 = 141 :


    ここまで

    145 :

    マスターつながりと
    ぼっちつながりか
    ………福圓さんのことじゃないですよ

    146 :


    主人公同士の距離感がいいな

    147 :

    こういうの好きだわ
    続きが楽しみ

    148 :


    小鷹「…」スースー

    リト「ふわぁ、こっちもねむくなってくるな」

    モモ「ただいま」

    ナナ「ただいま~」

    リト「ん?お帰りナナ、モモ」

    ナナ「喉かわいた~ってなんでこいつここで寝てんの?」

    モモ「…ほかの皆さんは?」

    リト「色々なことあって一睡もしてなかったんだってさ、他の三人は比企谷が図書館、上条はそれについていったみたいなんだけど、さっきネメシスに追っかけられてた。で、それを助けに士郎がむかった」

    モモ「…図書館ですか…」

    ナナ「どうしたんだモモ?」

    モモ「いや、なんでも…」

    ナナ「?」

    モモ(むーなんなんですかこの感じは…)ブンブン

    チュドーン

    小鷹「はっ!なん…どわぁ!」ドテン

    リト「うわ!なんだ!?」

    モモ「外からです!」ガラッ

    ナナ「あっあそこだ!」

    リト「…なんだあれ?四枚の…花びら?…まさか」

    小鷹「…熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)!」

    ナナ「な、なんだそれ?」

    モモ「とりあえずいってみましょう」

    小鷹「ああ、何かまずいことになってんのかぁ?」

    149 = 148 :


    八幡「くそ~どこだ?」

    八幡(まずいな、他の客が怪し始めた、早く見つけないと警察を呼ばれる!…あれ?これ美柑に話しかけてもよばれるくね?)

    八幡「…でも探さないとな…どこだ~?美柑…いた!」

    美柑「あとは何がいるかな…って比企谷さん?どうしたんですか?」

    八幡「買い物してる最中悪いんだけど」

    美柑「はい」

    チュドーン

    八幡「!!…はっ?なんだ今の」

    美柑「え?何のことですか?」

    八幡「え、いや、今の音聞こえなかったのか?」

    美柑「音、ですか?何も聞こえませんでしたけど」

    八幡「…いや悪い、少し用事ができた。後、家にカレー余分に作ってるから今日の夕飯の買い出しいらないぞ」タッタッタ

    美柑「あ、ちょっと…どうしたんだろう?」

    おばさん「大丈夫美柑ちゃん!?あの男に変なことされてない?」

    美柑「え?いや、何も」

    おじさん「あんな腐った眼で美柑ちゃんを見てたからこれは何かあると思ってね、くそっ次会ったらとっちめてやる」

    美柑「あの、本当に何もないんですけど…」

    オタク「な…なにか…あったらよんでねフヒヒ…助けてあげるから…ハァハァ」

    美柑「え、ええっと…はい」

    150 = 148 :


    リト「それにしてもよく気付いたな三人とも」

    小鷹「いや、あれだけ派手な音してたら気づくだろ」

    リト「音?何も聞こえなかったけど?おれは小鷹がいきなり落ちたからびっくりしただけなんだけど」

    小鷹「はぁ?どういうことだそりゃ」

    モモ「私も聞こえませんでした…たぶん聞こえないようにしているんでしょうね、でも小鷹さんに聞こえたのは不思議でしたが」

    ナナ「私たち自身、なにか感じたぐらいしか思わなかったんだけど、その後すごくしっぽに振動がきたっていうか」

    モモ「何かを直感したっていえばわかりやすいはずです。そろそろ見えてきます!」



    カァァァァァン

    士郎「いきなり何するんだよメア!」ガリガリガリ

    メア「だってマスターの命令だし仕方ないじゃない?」ギャイイイイン

    上条「なんでこうなんだよぉ、不幸だぁ!やっぱ不幸だ!」パキィィィィィン

    ネメシス「はっっっははは!面白い!なんだそれは!どうやって出したんだ?ただの人間だと思っていたのに」シュバシュバシュバ

    士郎「あいにくただの人間だよ!…トレース、オン、干将・莫邪!」パァァ

    ネメシス「もっとだ!もっと見せて見ろ!」

    リト「…なんだこれ?」

    小鷹「公園が…世紀末に見える」

    モモ「…なんなんですか、あの二人は…ネメシス達と互角に戦ってるなんて」

    ナナ「ってこらーメア!なにしてるんだぁ!」


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