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    元スレ竹井久「一雀士に一体『須賀京太郎』」

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    51 :

    とりあえず基本的な性癖がノンケかレズか混合かで方向性が決まるな

    52 :

    さすがにここでなんj語使ってる奴は気持ちが悪い

    53 :

    なんj語ってなんぞ

    54 :

    がいじかな

    55 :

    投下していきます

    56 = 1 :

    「え、えっと」

    「おホん。それでは気を取り直して、続きといきましょう」

    「この、装置に縛り付けられている金髪少年……見覚えのある方もかなりいらっしゃる筈です」

    「そう、彼は我らが清澄高校麻雀部の男子マネージャー、須賀京太郎君です!」

    「……ただし、『本物』ではありませんが」

    洋榎「ん成程。じゃあそこに縛りつけられとるのは、その須賀京太郎のクローンっちゅうわけやな?」

    「はい、その通りです」


    「あっ、そうそう。言い忘れていました。もし私の話の節々に疑問な点が生じた場合、質問なさるのは大いに結構なんですが」

    「その時は、席に備え付けられている赤いスイッチを押してからにしてください」

    洋榎「え? あ、これか……前の席の背中に付いてる……」

    洋榎(席の背部の色が保護色んなってて気付かんかったわ)

    「ふんふむ。そういう用途のものだったのね、これ」

    57 = 1 :

    「そうすれば、その横からマイクが出てくる筈です」

    「質問の内容は会場の人全員が把握しておくべきものですし、何より後ろ側の席に居る人が気軽に質問できないというのは不公平ですからね」

    「ただし、所構わずガンガン質問されるのも困りものですので、私が『良い』と思うまではマイクは出てこない仕組みとなっております」

    「ただ勿論、私の話の最中でも、『あれ? ここちょっと良く分からないから質問したいわね』と思ったのならどんどんスイッチを押してくれて構いません」

    「どの席のスイッチがいつ押されたか、という情報はこちらで管理させて頂いておりますので、そのような人たちには質問の時間に入った際、優先的に質問権が与えられることとなっております」

    「余りにも質問者の数が多すぎて、進行に影響が出てしまうということが無ければ、なるべく全ての人の質問を聞いていくつもりですので、ご安心を」

    ヘー…… ザワザワ


    洋榎「なんや、えらいハイテクやな」ヒソヒソ

    「これだけの数の席全てにそのようなギミックが付けられているって、半端なことではないわよね……」ヒソヒソ


    「本来ならば、これは事前に説明しておくべきことでした。不甲斐ない運営を代表して、謝罪します」ペッコリン

    58 = 1 :

    「さて、この須賀君のクローンですが、今はまだ休眠状態にあります」

    「……あっ、今どなたか質問ボタンを押してくれましたね。おそらく休眠状態がどういうものであるのか、という内容の質問でしょう」

    「えっと、休眠状態というのはつまりですね。生命活動の維持に絶対に必要な身体機能以外を全て停止させている状態にあるということです」

    「植物人間モードに入っている、とでも言えば分かりやすいでしょうか」

    「ああ、あと勘違いなさっている方が多数いらっしゃるようなので、一応弁明させてもらいますけど」

    「休眠中の彼の体を負担無く支えるのにこの装置が適していたというだけで、決して彼が暴れるからこうやって無理に拘束しているというわけではありませんよ?」

    「なので今すぐにでも起こしてあげたいところですが、休眠状態から活動状態への移行を急に行ってしまうと、彼の脳に大きな負担がかかってしまいます」

    「それを避ける為には、微弱な電気信号を彼の脳に送り続けて、徐々に、優しく、覚醒させてあげなければいけません」

    「なので、動いている彼を見るのはもう少しだけ先の話となってしまいますね」

    「とは言え彼を起こそうとしている間中、皆様に暇をさせる訳にはいきません」

    「そこで、この須賀君クローンについての映像を幾つか、ご覧頂きたいと思います」

    「まこ! スクリーンお願い!」


    カタッ・・・

    ウィーン・・・

    59 = 1 :

    洋榎「おー、でかいスクリーンやなあ」

    「何もかもが規格外ね、このホール……」


    カタッ


    「まこ、上映の準備は? ……うん、うん。よしっ」ボソッ

    「皆様、お待たせいたしました。準備が整いましたので、さっそく上映の方へ移らせていただきます」

    「先ずは序章として、須賀君クローンの身体能力と知能がどれほどのものであるのかの紹介映像から流していきましょう……」

    60 = 1 :



    テレレーン


    ~タイトル:京太郎クローン 脅威の身体能力~


    <どこかの荒野>


    洋榎(荒野!?)


    『えー、テステス。ん、マイクはオッケーかしら』

    『カメラはどう、咲? 背景まできちんと映ってる?』

    <ダイジョウブデス

    『よしっ!』


    洋榎(うお、マジで荒れ果てとる。ここ、絶対日本やぁ無いな……)


    『えー、皆様。おはようございますこんにちはこんばんは。あ、発表は12時からだから、一応こんにちはが正しい挨拶になるのかしら』

    『まあいいわ。それで、本日はこの……』

    京太郎クローン1『ウッス!』

    『須賀君クローンを使って幾つか実験をしていきたいと思います』

    61 = 1 :

    『先ずは、筋力の測定から始めましょう』

    『私の後ろに大きな岩が二つ並んでいるのが見えるでしょうか?』

    『今から片方の岩を染谷まこに、もう片方を須賀君クローンに、それぞれ素手で殴りつけてもらいます』

    『それじゃあまこ、お願い』

    まこ『はいよ』


    まこ『……ふうぅぅぅぅぅ』コォォォ

    まこ『はあぁぁぁぁぁ……』

    まこ『――!』キッ

    まこ『今じゃッ!!』


    洋榎(岩相手に今も昔もないやろ……)



    まこ『どりゃあああああ!!!』ドゴォッ!

    パカッ


    『はい、見事に真っ二つね。岩が』


    オオー
    ザワザワ……
    「あらあら、すごいわねぇ……」

    洋榎「ほえー。中々のもんやな」

    62 = 1 :

    『次、須賀君クローン』

    京太郎クローン1『ウッス!』

    京太郎クローン1『ウッス!』ドゴッ!

    京太郎クローン1『ウッス!!』ジタバタ


    『はい、見事に真っ二つね。拳が』

    『このように、須賀君クローンに筋力は余りありません』

    『もし、千万が一、須賀君クローンが抵抗するようなことがあっても、雀士の皆様なら簡単に力で押さえつけることが可能でしょう』

    63 :

    『次に、知能の測定』

    『この測定では、須賀君クローンに幾つか簡単な問題を解いてもらいます』



    『準備はいいかしら?』

    京太郎クローン1『ウッス!』

    『よし。じゃー、制限時間は5分で、よーい、始め!』

    京太郎クローン1『ウッス!』カリカリ



    ~5分後~

    『はい、終了。答案を見せてくれるかしら?』

    京太郎クローン1『ウッス!』スッ

    『ありがとう。えっと、どれどれ……』

    64 :

    なんだか畜生清澄の予感しかしないんだが…

    65 = 1 :

    ―京太郎クローンの答案―

    問一 次の式の?の部分に当てはまる数字を答えよ

    1×1=?      解答:2

    問二 雀士が雀技を使用する際に必要となるエネルギーの名称は何か答えよ

    解答:ウッス!

    問三 今年のインターハイの優勝校はどこか答えよ

    解答:ウッス!

    問四 世界一可愛いのは? 答えよ

    解答:ウッス!

    問五 こんな質問にも答えられないなんて、生きてて恥ずかしくないんですか? 答えよ

    解答:ウッス?

    問六 バーカバーーーカwwwwwwwwwwww答えよ

    解答:は?

    問七 だから、貴方はバカで間抜けで生きてる価値なしのゴミだと言っているんです答えよ

    解答:殺す

    問八 死ね。答えよ

    解答:お前が死ねや



    『ちょっと和ー?』

    66 = 1 :

    『えっと。以上のように、須賀君クローンには筋力も知能も余りありません』

    『ただし、それはあくまで初期段階の話』

    『入念な訓練を重ねさせれば、とてつもない働きを見せてくれるようになります』

    『という訳で、この次の映像では入念な訓練を受けた須賀君クローンの姿をご覧頂きましょう』

    『それではまた。ごきげんよう、さようなら。2XXX年 ○月□日 竹井久 記録終了』

    プツン


    ザワザワ・・・

    洋榎「……?」

    洋榎「え、こんなようわからんもんを実験と呼んでええんか?」

    「あまり中身のないビデオだったわねえ……」



    「はい。いかがでしたでしょうか? これだけではまだ正直、須賀君クローンの凄さは伝わって来なかったかと思います」

    「でも、今のはただの前準備のようなもの。次に訪れる驚きをより強調させるための調味料に過ぎません」

    「では、次の映像へと移りましょう」

    67 = 1 :

    テレレーン

    ~タイトル:京太郎クローン 千里山での一日~


    ザワザワ・・・

    洋榎(千里山やと!? 浩子達も関わっとったんか……)


    園城寺『なあー、りゅーかー……膝枕してぇなー』

    清水谷竜華『だーめや。何度も言っとるやろ? 膝枕は一日三回までやって』

    『むぅ』

    『……うっ! か、体が重い! これは、竜華の介抱が必要やなぁー』チラッ

    竜華『病弱アピールしても駄目なもんはだーめ! というか、具合悪いならなおさら駄目やん。私にパワー与えすぎて病状悪化したらどないすんの』

    『うー、竜華のケチンボ』

    『いいもん。私には京ちゃんの腕枕があるからな』

    『きょーちゃん! 腕枕お願いするわ』

    京太郎クローン2『はっ! どうぞ、怜様』スッ

    『ん、サンキューや』

    京太郎クローン2『お加減はいかがでしょうか?』

    『んー……最高やぁ』ヌクヌク

    『京ちゃんの筋肉が丁度いいアクセントになっとって、竜華の柔っこいだけの膝枕より断然ええわー』

    竜華『むっ!』カチン

    68 = 1 :

    竜華『ちょい、須賀君! 怜のことそんな甘やかしたらアカンやろ!』

    京太郎クローン2『竜華様。申し訳ありません。しかし、千里山の方々に快適を提供するのが私の務め』

    京太郎クローン2『怜様が私の腕枕にくつろぎの時間を求めているというのなら、私はそれに従うまでなのです』

    竜華『むぅー! 融通の効かんやっちゃなあ!』プンプン

    京太郎クローン2『竜華様。そんなにお怒りになると、折角の美しさが台無しとなってしまいますよ』

    竜華『えっ!? う、うつくし……!?』

    京太郎クローン2『ここは竜華様も、私の腕枕でおくつろぎになっては如何でしょうか?』

    竜華『はあっ!? そ、そんなん要らんわ!』

    京太郎クローン2『そう、ですか……』シュン

    69 = 1 :

    『あー、竜華が京ちゃん凹ましたー。いけないんやー』

    竜華『え、い、いやそれは……』

    京太郎クローン2『……』ショボン

    竜華『……む』

    京太郎クローン2『……』ショボボン

    竜華『……むむ』ウズウズ

    京太郎クローン2『……』ショボボンボン

    竜華『……あー!』ウガー

    『っ!?』ビクッ

    京太郎クローン2『りゅ、竜華様?』

    竜華『分かったわ、分かった! そんなに言うんなら、須賀君の腕枕、味わわせてもらおうやないか!』

    京太郎クローン2『そ、そうですか!』パァ

    京太郎クローン2『さ、どうぞ竜華様! じっくりとご堪能ください』サッ

    竜華『ん』

    竜華(……あ、結構ええ感じ……)

    『どや? ええやろ、京ちゃんの腕枕』

    竜華『あー……確かに駄目んなるわ、これ……』

    京太郎クローン2 ニコニコ


    『はい。教育を重ねさせれば、こんな風に完璧執事を演じさせることもできちゃいます』

    『でも、これだけではありません』

    70 = 1 :

    ワイワイガヤガヤ

    『あ、皆来た見たいやな』

    竜華『せやな。須賀君、そろそろ腕枕も終わりにしよか』

    京太郎クローン2『かしこまりました。では私はいつもどおり、皆様の為に雑用に徹するとしましょう』

    京太郎クローン2『ステルスモード、発動』スゥゥゥ



    ガララッ

    二条泉『あっ、園城寺先輩に清水谷先輩! 相変わらず早いですね!』

    江口セーラ『泉、察したれや。コイツらが早々に部室に来とんのは、二人きりでイチャコラするために決まっとるやろ』

    『あ、成る程……』

    船久保浩子『何アホな事言うてはるんですか江口先輩。部室に早く来る言うことは、それだけ部活動に熱心いうことや』

    浩子『お二人が不純な動機で早く来てるだなんて、まさかそんな……』

    竜華『浩子、露骨な点数稼ぎはせんでいいで』

    浩子『ヒッヒッヒ……』

    71 = 1 :

    竜華『ったく……。可愛い後輩達のために、忙しいながらもわざわざ来てやってるいうのに、まさかそれを仇で返されるとは思っとらんかったわ』

    浩子『あら? 私達のことは気にせず勉強の方に専念して頂いても、全然構いませんことよ?』プププ

    竜華『うっ……』

    セーラ『べっつに、竜華はなんも心配することないんやないか? 元から成績は抜群にええんやし、麻雀だって強いわけやし』

    セーラ『大学に進学するにせえプロ行くにせえ、ハッキリ言って選択肢には困らんやろ』

    竜華『それ、セーラにも言えとることやけどな。まあ、勉強の成績はちょっとアレやけど……』

    セーラ『ほっとけぇ!』

    『あー、二人はええなあ……。殆ど進路確定しとるようなもんやもん……』

    竜華『そいや、怜はこの先どうするつもりなん? うちは正直、怜ならプロ行けるや思うけど……』

    『プロなぁ……。それもええかもな……。でも、今のトッププロたちも下積み時代は過酷な生活送っとった思うと、なんや不安に思えてくるんや……』

    竜華『初めの時期がつらいいうんはどの職種にも言えることや思うけど、怜は実際病弱やからなあ……』

    竜華『確かに、怜の未来視を悪用しようとするような事務所にぶちあたったら、まずい事になるかもな……』

    『……ん、まあそこらはおいおい考えてく予定やわ』



    スッ

    京太郎クローン2『皆様、お茶が出来上がりました』

    セーラ『ん……。ま、辛気臭い話は終わりにしようや。で、今日はどないする?』

    『そうですね……。久々にネトマでもやりません? ここ最近手ぇつけてませんでしたし』

    『あっ、このお茶おいしい……』

    京太郎クローン2『静岡県産の茶葉を使用しておりますので』

    『ふーん。どうします? やりますか?』

    72 = 1 :

    竜華『せやなあ。うちはええと思うで』

    セーラ『俺もや。久々にパソコンで打つ感覚を味わうか』ワキワキ

    浩子『データ収集のしやすいネトマは、私からしたら宝物庫みたいなもんですわ。大賛成や』

    『私は反対やー。ネトマやと、一巡先も見えへんのやもん』

    竜華『何言っとんや。普段の麻雀でだって、未来視はそんなに使ってへんやろ?』

    セーラ『つうか、使わせとらんな。竜華が』

    竜華『当たり前や! あない危険な真似、そうホイホイとさせるわけにはいかん!』

    『りゅーか……』ウルウル

    竜華『怜……』


    セーラ『うぇー! はいはい、そこまでにせーや。んじゃ、今日はネトマっちゅうことでええな?』

    一同『おー!』

    京太郎クローン2『パソコンの準備はしておきました』スッ

    竜華『んー。よっしゃ、始めるでー!』




    洋榎「……なんや、これ。殆ど存在を感じることが出来とらんっちゅうことか? すごいな……。でも、千里山の連中が演技しとるっちゅう可能性も……」

    「……いえ。ステルスを発動してからの、千里山の人たちの反応が『自然すぎる』わ。彼女達はあくまでただの高校生。大俳優では決して無い」

    「彼女達が演技をしているとは考えづらいわね」



    『……どうでしょう? 分かりましたでしょうか?』

    『この映像には、須賀君クローンの存在感を強調する効果が施されておりますから、皆様にもしっかりと須賀君クローン2の姿を見ることが出来たと思います』

    『しかし、千里山の人たちはそうはいきませんでした。須賀君が「ステルスモード」に入ったその瞬間、今まで直ぐそばに居た園城寺さんや清水谷さんさえも、その存在を感知することが出来なくなってしまったのです』

    『勿論、須賀君クローンの言葉は彼女達の脳に届いていますし、映像の通りそれへの返答も一応は行っています。ですが、やはり存在の感知には至っていない』

    『これが、須賀君クローンの「真価」。訓練次第では、このような特殊能力を身につけさせることも可能なのです』

    『次の映像……最後の映像となりますが、そこではその特殊能力にどのようなバリエーションがあるのかを紹介していきます』

    『それでは。ごきげんよう、さようなら。2XXX年 ○月×日 竹井久 記録終了』

    プツン

    73 = 1 :

    今日はここまで

    ありがとうございました

    74 :

    オリジナルはどこいったんすかね?

    75 :

    普通に非人道的だよね

    76 :

    マモーかよ

    77 :

    そのうち須賀軍団と全面戦争が起きそう

    78 :

    京ちゃんはマネージャーじゃないよ...

    79 :

    こ、これで清澄も男子団体戦に出れるな

    80 = 79 :

    ヒィィ下げ忘れ…
    許してくろーん…

    81 :

    本人の許可を得ているとは考え辛いな...。
    あとまこが岩を真っ二つにしたことにツッコミが無いのは何で?

    82 :

    雀士なら当然な技だったんじゃね?

    83 :

    キング・クリムゾンの破壊力はAだしなんら不思議ではない

    84 :

    マジレスするとクローンは産まれたばかりなんだから知識や経験は皆無で当たり前。
    クローンに基礎知識を附加する技術のが凄い。

    85 :

    (クローンでも出来るのは赤ん坊なんですがそれは。ってツッコミはなしですか。)

    (何処かの話で歩くんが清隆さんの弟でなくクローンだったみたいに)

    86 :

    一々カッコ使う必要あんの?

    87 :

    こいつ直接脳内に・・・!

    88 :

    そりゃクローンでも最初にできるのは赤ん坊の状態だろうけど、お約束の培養槽内での急速成長とかあるんじゃない?
    知識の焼付けっぽいのもできるみたいだし、その辺は共通認識の類かと思ってた




    久は京太郎クローン100人ぐらいに、連続耐久『せまいとこ~』されちまえww

    89 :

    一番の問題は寿命かな
    金銭絡むなら短くすればそれだけ儲けられるいい商売
    さすがヒッサやで(人権とか知らんがな)

    90 :

    クローンのツッコミは今の刃牙に言ってあげてw

    91 :

    >>56 修正

    「え、えっと」

    「おホん。それでは気を取り直して、続きといきましょう」

    「この、装置に縛り付けられている金髪少年……見覚えのある方もかなりいらっしゃる筈です」

    「そう、彼は我らが清澄高校麻雀部唯一の男子部員、須賀京太郎君です!」

    「……ただし、『本物』ではありませんが」

    洋榎「ん成程。じゃあそこに縛りつけられとるのは、その須賀京太郎のクローンっちゅうわけやな?」

    「はい、その通りです」


    「あっ、そうそう。言い忘れていました。もし私の話の節々に疑問な点が生じた場合、質問なさるのは大いに結構なんですが」

    「その時は、席に備え付けられている赤いスイッチを押してからにしてください」

    洋榎「え? あ、これか……前の席の背中に付いてる……」

    洋榎(席の背部の色が保護色んなってて気付かんかったわ)

    「ふんふむ。そういう用途のものだったのね、これ」

    92 = 1 :

    >>81
    雀士にとっては決して不可能なことではないけど、能力を全く使わないでやるのは『結構凄い』、ということです。

    クローン技術云々に関しては、正直僕自身も何書いてるのか分らない位ですから、あまり気にしないで頂けると……

    投下していきますね

    93 = 1 :

    >>72 の続きから

    「ふふふ。どうですか? ちょっと面白くなってきたでしょう?」

    オー!

    「ありがとうございます! さあ盛り上がってきたところで、次の映像……と行きたいところです、が」パンッ

    「ここで一旦質問の時間とさせて頂きます」

    「さて、話の最中にボタンを押してくれた方は……。2人、居ますね」

    「先ずは2階MM-4番席の方から、どうぞ質問をお願いします」


    東横桃子<ハイっす>ガタッ

    桃子<私は鶴賀学園の1年、東横桃子っていう者っす>

    桃子<その金髪さんのクローン、訓練によっては様々な能力を獲得することが出来ると言ってたっすけど>

    桃子<その能力というのは、一体どのような基準で差別化されていくんっすかね? 育てる雀士の持つ能力か、環境か……>

    桃子<そこのところを詳しくお願いするっす>

    94 = 1 :


    「……」


    桃子<……? あの、質問への回答を……>


    「……あら? いらっしゃらないのかしら?」


    桃子<は?>

    「おっかしいわねえ……。確かにスイッチは押されてるんだけど……」

    「申し訳ありません。どうやら質問者がどこかへ行ってしまった様なので、次の質問へと移らせていただきます」

    桃子<は? は? おかしくないっすか? ちゃんとマイク使ってるんっすよ? ほら、あー! あー!>


    「では、一階B-3番席の方、質問をお願いします」


    桃子「……」

    桃子「……」

    桃子「うわぁぁぁん!! せんぱーーい!!」ダキッ

    加治木ゆみ「うぉっ!? も、モモ!? どうしたんだ一体」

    桃子「うぅぅ……」

    95 = 1 :

    「……ん?」

    文堂星夏<あ、あの……>

    「あ、ああ! ごめんなさい。それで……あなたは風越の文堂星夏さんよね?」

    「質問は何かしら」

    文堂<あ、はい。竹井さんは、須賀君のクローンは訓練次第で様々な能力を獲得できると仰ってましたけど>

    文堂<その能力というのは、一体どういう基準で差別化されてくるんですかね? 育てる雀士の持つ力か、育つ環境か……>

    文堂<ちょっと性急な質問かなとは思ったのですが、気になったので一応>


    桃子「!?!?!?!?」

    桃子(丸かぶりなんてレベルじゃねえっすよ!?)

    96 = 1 :

    「ありがとうございます。能力の分化条件についてはこの後話す予定でしたが……それを今に回しても別に影響は無いでしょう」

    「須賀君クローンの能力はずばり、育てる雀士の『雀力の性質』によって決まってきます」

    「ご存知の通り雀士は皆一人ひとり、違った性質の雀力を有していまして、一般には全く同じ性質の雀力を持つ雀士は二人として存在しないとも言われますね」

    「なので、育てる雀士が違えば須賀君の能力はまるきり変わってきます」

    「先ほどの須賀君クローンの『ステルスモード』ですが、実はアレ、人工雀力を投与することによって作り上げた紛い物の能力でして」

    「例えば鶴賀の東横桃子さんの様な、『存在感の薄さ』を雀力の性質としている雀士があの須賀君クローンを育てていれば、『ステルスモード』はより完璧なものとなっていました」

    桃子「!?」

    「つまり、須賀君クローンは自分を育ててくれる雀士の性質を“遺伝”する、というわけですね」

    文堂<な、成る程! ありがとうございました!>

    「いえいえ」


    「えっと……。質問のある方はもういらっしゃらないようですね」

    「では、早速最後の映像を見ていきましょう」

    97 = 1 :

    テレレーン

    ~タイトル:京太郎クローン 千里山での一日 その2~


    洋榎「またかいな!?」ビシッ

    (鋭いツッコミ……やはりこの人、できるわね)



    カチャカチャ……

    プツッ


    竜華『えっと……これ、ちゃんと映っとるんかな?』

    浩子『スイッチはきちんと入っとるし、設定も完璧やからな。バッチリですわ』

    『な、なんや緊張してまいますね……。自分の姿をビデオで撮ったことが無い言うわけや無いんですけど……これをいろんな人たちに見られる思うと』

    セーラ『べっつに気にすることやないやろ。インハイとかでもテレビに映ったりはしてるんやしな』

    『……』カミガタチェック

    98 = 1 :

    竜華『えー、会場? にお越しの皆様、こんにちは。千里山高校麻雀部の……まあ、もう殆ど引退したよなもんですけど、一応部長の清水谷竜華です』

    『同じく引退を間近に控えた部員、園城寺怜です』

    セーラ『江口セーラや』

    浩子『船久保浩子』

    『二条泉です』

    竜華『えっと、今日は皆様に、ある実験を見て頂く……らしいで?』

    セーラ『なんでそこで疑問形なんや』

    『いうても、私らもあんましよく聞かされとらんからなあ……』

    浩子『とりあえず、須賀に入ってきてもらいましょうや。あいつがおらへんとやれることもやれんし』

    竜華『せやな。おーい、須賀君! もう入ってきてええでー』

    ハイ!

    ガララ・・・

    京太郎クローン2『失礼します』

    99 = 1 :

    京太郎クローン2『えっと……私はどうすれば?』

    浩子『とりあえず、このカメラに向かって自己紹介してくれや』

    京太郎クローン2『カメラ……ですか。かしこまりました』

    京太郎クローン2『どうも、須賀京太郎です。千里山高校麻雀部の皆様にお仕えする執事……と思っていただければ結構でしょう』

    京太郎クローン2『普段はお茶汲みや雑用に徹しておりますが、偶に部活動の練習に参加したりもします』

    京太郎クローン2『……これでよろしいでしょうか』

    浩子『ん……まあ、ちょいバカ真面目すぎる気もするけど、良いと思うで』

    竜華『よっし。じゃあ、須賀君。早速やけど実験に付き合ってもらうで』

    京太郎クローン2『え? 実験……ですか?』

    100 = 1 :

    『私らもよくわからんのやけどな。なんか、このスイッチを押して京ちゃんがどうなるかをカメラに収めればええらしいんや』

    京太郎クローン2『スイッチ、ですか……。何か危険な香りがしますね……』

    竜華『ま、竹井さんがくれたもんやし、そない大したことにはならんやろ』

    竜華『この後皆でスイーツ店行く訳やしな。ぱぱーっと終わらせちゃおうや!』

    浩子『ですね。んじゃ、早速……』

    浩子『ポチっとな』ポチッ



    京太郎クローン2『……ん?』ピクッ

    竜華「お?」


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