私的良スレ書庫
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元スレハルヒ「ただの人間には興味ありません」八幡「……は?」
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安定の誤字率
酷すぎ笑えない
同窓会→同好会
巻き沿い→巻き添え
探せば切り無さそうだから脳内変換頼みます
放課後
ハルヒ「行くわよ!」グイッ
八幡「ちょっ。だから……」
ハルヒ「あんたはすぐに逃げるから私が直々に連れていってあげてるの。感謝しなさい」
八幡「わかったから。逃げないから。ネクタイを……首が」
ハルヒ「しょうがないわね」パッ
八幡「ぷはっ……死ぬかと思った」
ハルヒ「ほら。行くわよ」
八幡「……はいはい」
ハルヒ「……ネクタイみっともないわよ」
八幡「誰のせいだ……誰の」
ハルヒ「……仕方ないわね」スッ
ハルヒ「……よし。これでよし」
八幡「……やけに馴れてるな」
ハルヒ「……そう言えばなんでだろ?ま、いいわ」テクテク
ハルヒ「今週末に不思議探索を行います」
八幡「……不思議……探索?」
ハルヒ「そう。世の中の不思議は探さなければ見つかりません」
ハルヒ「だから、探しに行くのよ!」
八幡(探してほいほい見つかったらそれは不思議とは言えないんじゃないのか……)
八幡「小町ー風呂空いたぞー」
小町「ほいほーい」
八幡(今日も疲れた……)ボスッ
八幡「……そういや。長門に……」ゴソゴソ
八幡「懐かしいなぁ」パラパラッ
八幡「やべ……栞が挟んであったのか……悪いことしたな」スッ
午後7時
光陽園駅前公園にて待つ
八幡「……ご、午後7時って……」バッ
PM0915
小町「お兄ちゃんどうしたの?」
八幡「駅前に行ってくる」バタバタ
小町「……?」
八幡「……わ……るい」ハァハァ
長門「……」
八幡「ちょっと……ま……ゲホゲホ」
八幡「悪い。待たせた」
長門「別に」
八幡「ずっと待ってたのか?」
長門「……」コクッ
八幡「……来るかもわからないのに……」
八幡(出会って間もないのにここまで待たれるとは……)
長門「……」スッ
八幡「どうした?」
長門「来て」
八幡(何処に行くんだ?こんな時間から)
八幡(……どうしてこうなった)
八幡「えーっと……長門さん?」
長門「飲んで」
八幡「……これもう五杯目……」
八幡「……で、何故俺はお前の家に呼ばれたんだ?」
長門「……涼宮ハルヒのこと」
八幡「……?」
八幡(何故涼宮?)
長門「そして、私のこと。貴方に教えておく」
八幡「一体何を?」
長門「……上手く言語化できない」
八幡(言語化?)
長門「情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない」
長門「でも。聞いて」
長門「涼宮ハルヒと私は普通の人間じゃない」
八幡(まぁ確かに二人とも変人だな)
長門「そうじゃない」
八幡「え。俺今口に出てた?」
長門「……私や涼宮ハルヒは貴方達のような大多数の人間とは違う」
長門「この銀河を統括する。情報統合思念体によって作られた、体有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース」
長門「それが私」
八幡「はい?何だって?」
長門「通俗的用語を使用すると宇宙人に該当する存在」
八幡「……宇宙人?」
八幡が違和感なくハルヒと話してて笑った
やっぱ八幡はどの作品でも生きてけるなww
やっぱ八幡はどの作品でも生きてけるなww
八幡ってラノベ主人公の中で一番クロスさせやすいよな どこにつっこんでも話が進められる
八幡「……なるほど。と言うわけ無いだろ?さっぱり話が掴めないんだが……」
八幡「えーっと。お前が宇宙人で涼宮が何かよくわからない凄い能力を持っている?」
長門「そう。涼宮ハルヒは願望を実現する能力がある。彼女の観察が私がここにいる理由」
八幡「ありえないだろ」
八幡(どこの世界の話だよ)
長門「信じて」
八幡「と、言われてもな……」
八幡(ただの与太話と切り捨ててもいいけど……俺が狙われるとか言うしなぁ)
八幡「まぁ、とりあえず保留でいいか?全部さ。すぐに信じるのは無理だ」
長門「……」コクッ
八幡「お前以外にも、何だっけ。インターフェース?はいるんだよな?」
長門「そう。複数いる。常に彼女を観察している」
八幡(と、なるとだ、俺のクラスにもそんなとんでも宇宙人がいるわけか。よかったな。涼宮。夢が叶ってるぞ)
八幡「まぁ。今日はこれで」
長門「……」コクッ
正直俺は信じてはいなかった
そういう存在はあったらいいなと思ってはいるし。憧れだってある
けど、俺の目の前にそんな事態が起こるなんて思ってもいなかったんだ
八幡「そういや……明日謎の探索があるんだっけ」
八幡(涼宮も長門も俺から見れば少しズレてる女の子だ。今はそれでいいだろ)
八幡(せっかくの休日に何をしようとしてるんだ……俺は)
八幡「よう」
ハルヒ「遅い!罰金!」
八幡「そんな金はない」
ハルヒ「何よあんた。女の子待たせておいて甲斐性ないわね!」
八幡「時間には遅れてないだろ……」
ハルヒ「団長より遅かったら遅刻なのよ!」
八幡「何処のブラック会社だよ……」
涼宮の提案は二手に別れて不思議を探すと言う合理性も具体性も全くないものだった
ハルヒ「赤は二本よ!」
八幡「赤」
古泉「無印ですね」
ハルヒ「……むむ」
みくる「赤です」
長門「……」
八幡(朝比奈先輩か……何しゃべればいいんだよ……)
ハルヒ「むー!」
ハルヒ「いい!?マジデートじゃないからね!遊んでたら殺すわよ!」
八幡「わかってるって……つうかそんな殺すとか大声で叫ぶな……頼むから」
ハルヒ「ふん!」
八幡「どうします?」
みくる「どうしましょうか?」
まあハルヒは多少SF含んでるけど、日常系との相性はやっぱりいいよね
これがバトルものとかになると途端に酷くなるが
これがバトルものとかになると途端に酷くなるが
みくる「私……男の人とこうして歩くのって初めてなんです」
八幡「……そ、そうですか」
八幡(そんなこと言われてもどう反応していいかわからないんですけど)
みくる「比企谷くん」
八幡「はい?」
みくる「お話があります」
八幡(何だかとってもデジャブです)
みくる「……」
八幡「……」
みくる「……比企谷くん」
八幡「……はい」
みくる「信じてもらえないかもしれませんが、私はこの時間平面上の人間ではありません」
八幡「……と、言いますと?」
みくる「私はこの時間よりも、もっと未来から来ました」
八幡「……未来人ですか」
みくる「……はい」
八幡(これは一体何の冗談なんだ……)
八幡(涼宮が仕掛けたドッキリなのか?むしろそうであってほしい)
八幡「……三年前ですか」
八幡(長門も三年前について言っていたな。情報爆発だったか?)
みくる「そう。詳しいことはまだわかりません。ですが大きな時空断層がてきたのは確か」
みくる「そして、その中心に涼宮さんがいたの」
八幡「……三年前から時を遡れないんですよね?」
みくる「はい」
八幡「それの何がダメなんですか?」
みくる「……禁則事項です」
八幡「じゃあ、貴女達が未来人だとして、その目的はなんですか?わざわざこの時代にいる理由は?」
みくる「……禁則事項です」
八幡(これで何をどう信じろと……)
八幡「まぁ、とにかく話はわかりました……信じるかどうかは兎も角……」
みくる「はい。ありがとうございます」
昼
ハルヒ「ちゃんと見つけたんでしょうね!?」
八幡「……お前こそ見つけたのか?」
ハルヒ「簡単に尻尾を掴めたら苦労しないわよ!」
八幡「……その言葉をそのまま返す」
ハルヒ「……もう一度班を分けるわよ!」
八幡(そして長門か)
長門「……」
ハルヒ「今度こそ見つけるのよ!わかった!?」
八幡「わかったから……お前もちゃんと探せよ」
ハルヒ「うっさい!」
八幡(どうしろと……)
八幡「……前の話さ」
長門「なに?」
八幡「……三年前に情報爆発が起きたんだよな?」
長門「そう」
八幡「涼宮に願望を実現する能力があるんだよな?」
長門「そう。彼女が願ったことが現実になる」
八幡「……本当なら恐ろしい話だ」
長門「本当」
八幡「……とりあえず行くか」
図書館
八幡(やっぱここだよな。ここなら長門も俺も暇潰しできる)
八幡「……さて、俺も」
八幡(ああ。これでいいか)スッ
雪乃「……」スッ
八幡「あ、す、すいません」
雪乃「……」ジー
八幡「えと、何ですか?」
八幡(この制服うちと同じ学校か?)
雪乃「……やっぱりそうなのね」
八幡「は?」
雪乃「……」テクテク
八幡「……どっかで会ったような?」
八幡「……」ペラッ
八幡(……あ。思い出した。廊下ですれ違ったな)
八幡「……でも何だったんだ?」
八幡(やっぱりそうなのね?……何の事だ?)
ブーブー
八幡「……」ビクッ
八幡「……涼宮?」ピッ
ハルヒ「遅い!今何時だと思ってるのよ!」
八幡「やべっ」
長門を連れ出すのが本当に大変だった
何を言っても反応しないし、動こうとしないし
図書カードを作って本を借りてやっと動いてくれた
そして全速力で帰ったんだが……
ハルヒ「遅い!罰金!」
と、涼宮に一蹴され飲み物を奢らされた
理不尽すぎる。俺のなけなしの金が……
小町「何をへこたれてるの?」
八幡「……なぁ小町」
小町「何?」
八幡「お前宇宙人とか未来人とか信じる?」
小町「……え?」
八幡「小町?」
小町「……」
八幡(おい……まさか?何で黙ってるんだよ)
小町「……高校に入って痛いのは卒業したと思ったのに」シクシク
八幡「聞いただけだろうが……」
古泉「こんにちは」
八幡(まぁ、この流れなら間違いなくこうだよな)
八幡「……お前も涼宮絡みか?」
古泉「はい。涼宮さん絡みです」ニコリ
八幡(すげー胡散臭い笑顔だな)
中庭
八幡「んで、お前はどっちだ?」
古泉「どっちとは?」
八幡「超能力者か。異世界人かのどっちかだろ?」
古泉「……フフッ」
八幡「何だよ?」
古泉「失礼。いえ。余りにも率直に来るので少し驚いています。僕が関係者じゃなかったら、どうするおつもりだったんですか?」
八幡「……」
古泉「……すいません。話を戻します」
古泉「お察しのように、超能力者ですよ。そう呼んだ方がいいでしょう」
八幡「……出来れば違って、俺の頭がおかしいで済みたかったんだがな」
古泉「どうやら既にお二人とはコンタクトを取られようですね」
八幡「まぁ」
古泉「なら話は速いですね」
古泉「三年前」
八幡「また三年前か……」
古泉「はい。僕達は三年前に突如能力が目覚めました」
八幡「中学生の憧れだな」
古泉「……そんなにいいものではありませんよ」
八幡「……?」
古泉「いえ。そして、我々は誰に能力を与えられたのか、どのように使うかを知っていたのです」
八幡「……知っていた?」
古泉「はい。何故と言われてもわかるからとしか言いようがありませんがね」
八幡「……」
八幡(話がややこしいな)
八幡「とりあえずさ」
古泉「何でしょう?」
八幡「三年前とかそういうのはいいからさ、実際に能力を見せてくれないか?」
八幡「そうしてくれないと信じることも出来ない。悪いが俺はまだお前らの話を信じていないんだ」
古泉「それは当然でしょうね」
古泉「ですが、今はまだ、見せれません。能力には制限があるので」
八幡「……」
古泉「……必ずお見せしますよ……恐らく我々だけでなく、朝比奈みくるも、長門有希も」
八幡「……そうか」
教室
八幡(……しかし、涼宮大人気だな)
ハルヒ「……」ムスー
八幡(進化の可能性や時空の歪み、はては神扱いだ……)
ハルヒ「あんた、何処行ってたのよ。いっつも一人で食べてる場所にも居なかったし」
八幡「……は?」
八幡(探してたのか?でもいつも通り俺中庭にいたんだぞ?どういうことだ?)
八幡「中庭見たのか?」
ハルヒ「当然見たわよ。でも居なかったじゃない」
八幡「……そ、そうか。悪かったな」
ハルヒ「あんた放課後食堂で奢りだからね!」
体育
八幡「なぁ。材木座」
材木座「む。何だ?」
八幡「お前って普通の人間だよな?」
材木座「……ふ。我の本当の姿は剣豪将軍……今のこの姿は仮の姿よ」
八幡(こいつはイタイだけなのかそれとも本当になのかわからん)
材木座「はぁぁぁぁぁ!クラッシャーー!」スカッ
八幡(いや。無いな。うん。ない)
葉山「ごめん。比企谷くん。ボール拾ってもらえないかな?」
八幡「……ほら」
葉山「うん。ありがとう」ニコッ
八幡「……」ペコッ
八幡(つーか、何簡単に話を信じようとしてるんだ俺は……証拠が出るまでは全部保留だ)
材木座「八幡よ。この技名かっこよくないか?」
八幡「いいから、テニスしろ」
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