私的良スレ書庫
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元スレ食蜂「おはようなんだゾ☆」上条「」
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五和「上条さん?早く消しましょうよ」
上条「…本気で言ってんのか?」
五和「はい?」
上条「んなくだらねえ理由で殺すなんて本気で言ってんのかっていってんだよ!」
五和「…くだらない?」
五和「ふふふ、上条さんにとってはくだらないかもしれませんね…」
上条「…はぁ?」
五和「…もういいですよ、あなたはそう言う人ですから自らの身がどうなろうと知ったことはないかもしれない」
五和「ハナから…話なんて無意味でしたね」
上条「何を…するつもりなんだ?」
五和「周りを殺すよりも私がいつでも近くで護衛してるほうが効果的ですから…」
上条「…護衛?」
五和「…ええ」
五和「ですがもう無茶なんてできないように幻想殺しを…いえ、両手両足を落させていただきます」
五和「生活には支障はないですよ?私がいつでもそばにいますから…」
上条「おいおい冗談だろ?」
五和「冗談?私は本気ですよ?本気であなたを愛してます」
五和「あなたが私を愛してくれなくたってあなたを愛してます、だから…おとなしくしてくださいね」
上条(いくら能力でおかしいなってるとは言え狂ってやがる)
上条(逃げようにも五和に引き込まれた場所は後ろが行き止まりの路地裏、完全下校時刻は過ぎ助けはこない)
上条「あれ?完全につんだんじゃね?」
五和「止血が面倒なのでうごかないでくださいね」
上条「馬鹿やろう、そんなことをして俺を止めたって俺は嬉しくない」
五和「嬉しくない…ですか?しかしあなたに為には最善の策なんです」
五和「我慢してくださいね」
上条(説得は無理か、クソっクソ!!)
五和「…痛みは一瞬ですから」
上条「…っ?!」
五和「…あれ?私は一体」
五和「上条さん?…そうです助けにきましたよ上条さん!」
上条「…はぁ?」
五和「のはずだったんですが…私は一体何をしていたんでしょう」
上条「戻ったのか?…たすかったぁ…」
五和「?何の話ですか?」
上条「いや…もう解決したよサンキューな!」
五和「ええっ?!あ、はい…私は何もしてませんが」
上条「しかし…長い悪夢だった…」
「…安心してるところ悪いんだけどあなたが垣根の言っていた幻想殺しね」
上条「…お前は?」
心理定規「心理定規でいいわ、悪いんだけど垣根は変な痴女の引っ張り回されているらしくて土御門を捜索は不可能になった…だそうよ」
上条「変な痴女?…あ、いやでも問題は解決したからもう」
心理定規「解決?…ああ、この女のことね」
五和「上条さん?この女は誰ですか?またですかそうですかころせばいいですかけせばいいですか?」
上条「ひぃっ?!」
心理定規「…」
五和「…?!私はまた?!」
上条「…はぁ?」
心理定規「…てな具合で私の能力で膨張した心の距離を正常にもどしただけよ」
上条「てことはまだ…」
心理定規「えぇまだ悪夢はさめてはないわね、とりあえずその女もう帰らせたら?危険だから」
五和「どういう意味ですか?!」
心理定規「そのまんまね」
上条「わかった…五和、とりあえずお前は帰れ」
五和「?!…わかりました、私がここにいても何もできる訳じゃないですもんね」
上条「悪いな、身勝手だけどそうしてくれ」
五和「…ですが、気をつけてくださいね?」
上条「ああ!」
心理定規「もういいかしら?私も暇じゃないから早く済ませたいんだけど」
上条「ん?…あぁ悪い」
心理定規「この能力は確かに私の能力とは極似しているけれど、私の能力とは大分違うの」
上条「違う?」
心理定規「えぇ、だけど能力が違うとかそんな次元じゃないの」
上条「それって!」
心理定規「こういったら実感ないかもしれないけど能力ですらない力、と言うより科学以外のちからといった所かしら」
上条(そっちのが実感があるんだが)
心理定規「垣根はそれを聞いた途端理解したみたいだけど…」
上条「大丈夫だ、だいたいわかった」
心理定規「そう、私の話はここまでよ」
心理定規「止める方法とかはまだわかってないの、後はそちら次第ね」
上条「あれ?もう行っちまうのか?」
心理定規「だから言っているでしょ?私も暇じゃないの」
上条「だけどまたあんな感じの奴らに会ったら…」
心理定規「…ふふっ問題ないんじゃない?」
上条「…は?」
心理定規「いたなら早く助ければよかったのに」
心理定規「第五位様?」
上条「…え?」
食蜂「いつから気づいてたのぉ?」
心理定規「私も一応精神能力者何だけど」
上条「食蜂…お前」
心理定規「幻想殺し?あなたは極力第五位から離れない方がいいわね」
上条「…」
心理定規「…それと第五位?あなた能力で影響を上書きしたのかしら」
食蜂「御名答だゾ☆流石は心の距離を操る能力者ねぇ」
心理定規「あなた…その意味が分かっているのかしら?」
食蜂「…よくわかってるわぁ、あなたに言われなくても」
心理定規「…」
心理定規「そう、私のことじゃないから知った事ではないわ」
上条「…どういう意味だ?」
食蜂「気にしなくても大丈夫よぉ、そんなことよりも早くここを離れないとぉ」
心理定規「そうね、さっきのもめていたおじさんたちがいつ嗅ぎつけるかわからないしね」
心理定規「それじゃあ幻想殺し、あなたみたい人は嫌いじゃないわよ?ふふっ」
上条「んな?!」ドキッ
食蜂「…むぅ」
上条「食蜂…お前はいつから気づいてたんだ?」
食蜂「何の事かしらぁ」
上条「…とぼけるなよ、この馬鹿騒ぎにハナから気づいてたんだろ?」
食蜂「…ふふっ」
食蜂「確かに周りの精神干渉については確認していた、だけど今朝までは気にする程でもなかったわぁ」
上条「…」
食蜂「だけど次第に干渉力はドンドン向上していって今の有り様って訳」
上条「向上って、もしかしてもっとこれが酷くなるのか?」
食蜂「そうねぇ、このままならあなたと初対面の人間ですら精神を汚染されるかもねぇ」
上条「…じゃあ原因については」
食蜂「全く心当たりはないわぁ」
上条「…ってことはまた降り出しかよ」ハァッ
上条「…ってことはお前御坂を元に戻せたんじゃあないのか?」
食蜂「んー?忘れたのかしらぁ、御坂さんに私の能力は聞かないんだゾ☆」
上条「じゃああいつは…」
食蜂「近づかないに限るわぁ、というよりあれ以上に悪化した御坂さんに会いたいのなら話は別だケドぉ」
上条「あれ以上の御坂…?」
上条「…ひぃっ?!」
食蜂「ふふっ」
食蜂「ただ上条さぁん?私少し妬いちゃったんだゾ☆」ギュッ
上条「?!っ急に抱きつくな!!」
食蜂「…私の物にならないなら殺しちゃおうかしらぁ」ボソッ
上条「ひぃっ?!」
食蜂「なーんて、冗談…ってなにしてるのぉ?」
上条「…」
食蜂「しっかり恐怖がきざまれているわねぇ…」
>>170
他のSSの話を持ち込むなよ
他のSSの話を持ち込むなよ
トール「おい土御門、どう思うよこれ」
土御門「…壊すのがもったいないくらい精密に組み立てられているな」
トール「まぁそういうなよ、つうかこんなもの面倒だからとっとと壊しちまおうぜ?」
土御門「ふん、そうだなこんなものがあるからこんな茶番が起きているんだ」
トール「それじゃあ、壊すぜ?」
土御門「あぁ、頼む雷神トールよ」
トール「…へっ…じゃあ遠慮なく!!」
土御門「やっぱりたんま、上条印のマグカップは俺にくれ」
トール「あ、ずりぃーぞてめぇ!!!」
トール「じゃあおれはこのフォークを」
土御門「貴様、それは俺が狙っていたんだぞ?!」
トール「てめぇはマグカップ持ってっただろうが!!」
土御門「マグカップで飯は食えん!!」
トール「日本人なら箸でくえ!!」
レッサー「上条グッズをタワーにして取り合ってる姿を此処から見てるとすごくシュールですね」
ステイル「あそこにダイブしたいとは思わないかい?」
レッサー「思いません、変態ですか?あなたは」
ステイル「さっきから靴下に顔を突っ込んでいる君に言われたくはないんだけど」
レッサー「ふごっ、あなたよりはましです!!」
現状を認識しているはずなのにこのていたらく……
なんて恐ろしい魔術なんだ!
なんて恐ろしい魔術なんだ!
垣根「…で?行くところがなかったから戻ってきたと…ざけんな!うちは避難所じゃねーんだぞゴラ」
オティヌス「…おい、手がとまってるぞ?」ギロッ
垣根「ッチ…はいはい分かったよ」モミモミ
オティヌス「…ふんっ」
上条「…って何でオティヌスがいんの?」
オティヌス「ん?あぁお前を探しにきたんだがトールの野郎が勝手に行きやがってな、そこに腐れ縁の下僕一号に偶然再会したってわけだ」
垣根「…ッチ」
上条「下僕一号…?」
オティヌス「匿う件なら勝手にしろ、もともとお前を助ける為に来たんだ、それくらいしてやるよ」
垣根「テメェの家じゃねぇーだろクソが!!」
オティヌス「ああ?…いっちょ前な口きくじゃねぇか」ギロッ
オティヌス「お前に選択券を渡した覚えはねぇ、返事はかしこまりましただろ…?」ガシッ
垣根「カシコマリ…マシ…タ」
上条食蜂「」
上条「そう言えばお前何で垣根の服着てるんだ?」
オティヌス「あの服では目立つからな、下僕の服を剥ぎ取った」
上条「どこまでも不憫だなお前」
垣根「…ほっとけ」
オティヌス「そうだ上条、そいつから話はきいたぞ?また面倒に巻き込まれているようだが」
上条「ん?…ああ、やっぱりこれは魔術なのか?」
オティヌス「ああ間違いなくそうだろう、大体の詳細の推測はついているが…」
上条「だったら解除も
オティヌス「それは無理だ、忘れたか?私は魔神としての力をもう持ってはいない」
垣根(ん?それって)
オティヌス「下僕をバレーボールにする力は残ってはいるがな」
垣根「」
上条「じゃあやっぱり土御門が何とかしてくれるのを待つしか…」
オティヌス「それも無理だな、これは術者本人または刻印を中心に術式を必要とするものだ」
オティヌス「つまりは魔力を逆探知して場所さえ見つければ何とかなる、しかし未だに魔術は発動し続けている」
上条「ってことはまさか!?」
オティヌス「あいつはもう使い物にはならん」
上条「…そんな」
食蜂「…一ついいかしらぁ?」
オティヌス「何だ?」
食蜂「その逆探知ってのはあなたにはできないの?」
オティヌス「…むぅ、悪いが無理だ」
食蜂「だったら土御門って人の場所さえわかれば彼のを解除して逆探知してもらえるんじゃないかしらぁ?」
上条「それだ!」
垣根「…もうすでに捜したぜ、見つかんなかったけどな、それに少し面倒な事になってやがるんだ」
上条「面倒な事?」
「雲川があなたと第五位の捜索に賞金をかけたの」
心理定規「幻想殺し、またあったわね」
上条「心理定規!つうか賞金って」
垣根「そのまんまの意味だ…よかったな誰にも見つからず此処にこれて、今までは知り合いを避けるだけでよかったが他人からすら逃げなならんみてぇだな」
上条「まじかよ…」
心理定規「それと垣根これ、やっぱり発信源はわからなかったわ」
垣根「範囲と影響の大きさで発信源を割り出そうとしたがやっぱり無理だったか…」
オティヌス「…そういうわけだ、完全に手詰まりってことだ」
上条「…だったら心理定規の能力を広範囲に広げることはできないのか?」
垣根「…無理だな、つうか広範囲はレベル5ですら無理だ」
食蜂「外装代脳を使っても流石に無理ねぇ、と言うかもう無くなっちゃったし」
上条「なんだ?その外装代脳って…」
食蜂「…」
垣根「…簡単にいえば第五位のブースターだ」
上条「ブースター?すげーそんなものがあるのか?」
オティヌス「ほぅそんなものがあるのか…おい下僕、お前の能力でその外装代脳とやらの出力をあげれないのか?」
垣根「チッ…出来ねぇこともねぇが外装代脳はもうねぇんだよ、話聞いてたか?」
オティヌス「…偉そうだなお前、少しお仕置きが必要か?」
垣根「」
オティヌス「…ふん、お前の能力を使えば外装代脳だってつくれねぇことはないだろう」
上条「?!」
垣根「…確かに資料とその残留思念のような残骸、第五位のDNAmapが揃っていれば複製は不可能ではねえな」
上条「…だったら!!」
垣根「だが流石にそこまでの材料が揃ってるとは考えにくいな」
食蜂「それなら何の問題もないわぁ?外装代脳があった場所はそのままの形で放置されているもの」
オティヌス「やったな下僕、これで問題はないわけだ」
垣根「…まじかよ」
心理定規「今回得た教訓はさわらぬ神にたたりなし、ね?」
上条「ははは、悪いな垣根
垣根「…その代わりだテメェ、この問題解決したら二度と俺に関わるんじゃねーぞクソが」
オティヌス「約束してやる、じゃあとっとといくぞ?」
垣根「えっ?お前もくんの?」
オティヌス「当然だ、途中で逃げ出されたらかなわん」
食蜂「オティヌスさん…でよかったかしらぁ?どうしてあなたには目に見えた反応が無いの?」
オティヌス「?…ああ、そうか」
オティヌス「どれだけ思いが膨張しようがそいつは私の唯一の理解者でありその逆も然りだ、理解しているからこそ冷静でいられる」
上条「…オティヌス」
オティヌス「ただ、お前といられるこの時間は幸せに感じるのも魔術の影響とは関係ないものかもしれないがな」
心理定規「…さて私も土御門の情報をあさってくるわ、あなた達は極力ここから出ない方が身の為よ?」
上条「悪いな…」
心理定規「謝られる必要はないわよ、私としてもこのままってのわ少し癪だしね」
上条「それってどういう意味だ?」
心理定規「あなたとの距離を極端にはなさなきゃいけないからよ」ボソッ
上条「っ?!」
食蜂「むむ?!」
心理定規「それじゃあまた幻想殺し」
上条(…どういう意味なんだ?)
トール「なんかさぁ、俺達肝心なことわすれてる気がするんだけど」
土御門「なんのはなしだにゃー、俺達は上条グッズを平等に分け合おうってときに」
トール「いやなんだっけなぁ、大事な事だったんだけど」
土御門「そう言えばそんな気もしないでもないな」
トール「ああ!思い出した上条ちゃんが!?」
土御門「かみやんが?」
トール「…なんだっけ?っておいそっちは俺の領域だぞ」
土御門「馬鹿言え俺の領域だ」
トール「だったらこの上条パンツと上条鉛筆で…できた上条プラグだ、こっからは俺の領域だ!!」
土御門「ほう、そんな雑に扱うならいらないとみなしてそのパンツもらった!!」
トール「クソっ!!渡すか」
土御門「あきらめて手を離せ破けるぞ?」
トール「例え破けてもお前には渡さん」
ビリビリッ
ギャー
レッサー「あーぁ、ついには男物のパンツの取り合いにまで…もう救いようがありませんね」
ステイル「上条当麻のパンツの切れ端がぁ!!、パンツの切れ端がぁ!!」
レッサー「こちらも完全に救いようがありませんねぇ…」
レッサー「まぁパンツの切れ端はいただきますが」
もう土御門たちは駄目だろうなー
術式解けた時に自分の行い思い出してぶっ壊れそうだww
術式解けた時に自分の行い思い出してぶっ壊れそうだww
上条(…それにしても)
上条(流石に二人きりは気まずい…)
食蜂「♪」
上条(よく考えたら俺コイツの事よくしらねーし何を話したら)
食蜂「…ねぇ」
上条「ひ、ひゃい?!」
食蜂「キョドりすぎよぉ、それより何か飲むかしら?」
上条「えっ?ああ、だけど勝手に漁っても大丈夫なのか?」
食蜂「知らないわぁ、だけど一応私達はお客様だから少しは奉仕力をみせてもらいたいわねぇ」
上条「流石にそれはあいつが可哀想だぞ…」
食蜂「ふふっそれもそうね、だったら最小限の礼儀としてこのコーヒーを頂く事にするわぁ」
上条「お前にたいする礼儀はねぇのかよ!?」
食蜂「…自分自身を責めたって何の解決にもならないと思うわぁ?」
上条「どういう意味だ?」
食蜂「あなたが今回目のあたりにした物はいくら過大化されたとは言え、もともと持っていたもしくは心に秘めていたもの」
上条「…」
食蜂「だから目をそらしては行けないし、あなた自身が受け止める必要がある」
食蜂「こんな風に逃げ回るのはおかしいのではないか…なんて考えているんでしょ?」
上条「…」
食蜂「あなたの事だからそんなふうに自分を責めている、わかってしまうものよぉ?」
上条「…何が言いたいんだ?」
食蜂「何が言いたいか…って?そうねぇ…だったら」
食蜂「あなたは私が怖いんじゃない?」
食蜂「心の中まで見えないからさっきまでの人達と同じように狂気に満ちるかもしれないと、あなたは私をも恐れているのではないかしらぁ?」
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