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    元スレ穂乃果「高坂穂乃果!」海未「今回は!」ことり「なんでもありだよ!」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - みもニーの人 + - ラブライブ + - 今回のラブライブシリーズ + - 合作 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    601 = 4 :

    ━━みも2

    穂乃果「ほのかもいっしょにあそぶー!」

    海未「駄目です、私はこれからことりと大事な話があるので」

    ことり「う、海未ちゃん……子供相手にそんな」

    海未「ことり」

    ことり「う、うん……。ごめんね、穂乃果ちゃん……ことりが帰ってくるまでここで良い子にしててくれる?」

    穂乃果「うん! おまんじゅうたべてるー」

    海未「……さぁ、ことり」

    ことり「……海未ちゃん」


    602 = 6 :

    穂乃果「……」

    穂乃果(な、何がどうなってるの…?)

    穂乃果(ここどこ…?見たところ音乃木坂じゃないけど…)

    園長「高坂君」

    穂乃果「は、はいっ!」ビクッ

    園長「次のお遊戯会の事なんだけど…もう少し凝ったものでもいいんじゃないか?」

    穂乃果「こ、こったもの?」

    園長「うむ、お饅頭になりきって踊るというのは中々斬新な見世物だとは思うが…」

    穂乃果「は、はぁ…」

    園長「まぁ、もう少し何かあるといい感じになると思う。ちょっと考えてくれ」

    穂乃果「は、はい」





    穂乃果「お遊戯会…お饅頭?」

    穂乃果「……」キョロキョロ

    穂乃果(穂乃果見たことある…これ、穂乃果が昔通ってた)

    穂乃果「保育園だ…」

    603 = 1 :

    穂2

    私、音ノ木坂学院生徒会会長絢瀬絵里は今、これ以上無いほどに頭を抱えていた
    私は同じスクールアイドルグループのメンバーである穂乃果と付き合っているのだが、その最愛の相方が今


    穂乃果「えりちゃーん♪」



    幼児退行しているのだ

    いやしかし私が本当に悩んでいるのはそこではない
    切っ掛けは穂乃果が私とお揃いの枕を使いたいというところだ
    それが何故?私にもわからない
    でも、私が本当の本当に悩んでいるのはそこでもない




    絵里「と、いうわけなのよ」

    穂乃果「えりちゃーん♪」スリスリ


    海未「いつもと対して変わらないじゃないですか」

    ことり「あまり変わらないよね」

    絵里「そうなのよね」



    いつもと対して変わらないから対応に困るのだ

    604 = 5 :

    穂乃果「よーし!いっくよー!」

    海未「ま、待ってください穂乃果!」

    穂乃果「なにー?海未ちゃん」

    海未「さすがに三人乗りは危なくないですか?」

    穂乃果「大丈夫だって!なんとかなるよ!」

    海未「それで怪我でもしたら……!」

    ことり「海未ちゃんは心配性過ぎるよ~?
    ことりが消毒液と絆創膏持ってるし、大丈夫だよ」

    海未「それなら……いや、でも……うーん……」

    穂乃果「じゃあいっくよー!」グッ

    海未「ま、待ってください!心の準備が」

    <キャー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    海未「三人乗りであの高さ……最悪死んでましたよ……」

    穂乃果「あはははは……まあ結果オーライだよ!」

    ことり「誰も落ちなくてよかったよ」

    海未「とにかく、もう三人乗りは無しです!」

    穂乃果「まあまあいいじゃん!最後にいい思い出作れたでしょ?」

    海未「心臓が止まるかと思いましたが」

    ことり「まあ、インパクトは残ったよね?」

    海未「確かに……」

    605 = 4 :

    ━━みも3

    ことり「海未ちゃん、話って……」

    海未「……あれは誰です?」

    ことり「あ、あれって……穂乃果ちゃんのこと?」

    海未「穂乃果? あの子供が穂乃果? ふふふっ……そんなわけないでしょう?」

    ことり「え? でも……」

    海未「ことり、忘れたのですか? 穂乃果は私たちと同い年、あんな小さい子供なわけがありませんよ」

    ことり「こ、ことりにもよくわかんないけど……でもあれは穂乃果ちゃんだよ」

    海未「ふふふっ、そうですね……仮にもあの子供が穂乃果だったとしましょうか」

    ことり「うん……?」

    海未「何故、あのような姿になっているのですか? 幼児退行など私は漫画やアニメでしか見たことありません」

    ことり「だったら穂乃果ちゃんがそうなってもおかしくないと思うけど……」

    海未「はい? ちょっと何を言っているのかわかりませんね」

    607 = 290 :

    無人島の方はどうなるんだろ

    608 = 6 :

    -ばら組-

    職員「はーいばら組のみなさーん!今日のおやつはカップケーキですよー」


    ヤッター!!ワーイワーイッ!!キャーッ!キャーッ!!


    穂乃果「……」

    穂乃果(うん…みんな大体だけど覚えてる…ここは穂乃果のクラス)

    職員「穂乃果先生!」

    穂乃果「あ、はいっ!」

    職員「おやつ、配るの手伝ってくれますか?」

    穂乃果「す、すいません!すぐやります!」

    穂乃果「……」





    穂乃果(穂乃果…タイムスリップでもしたのかな?)

    穂乃果(それとも…いつの間にかここに就職したとか!?)

    穂乃果「なワケないか…ははは」

    子ども「せんせー」

    穂乃果「はーい何ですかー?」

    子ども「赤ちゃんはどうしたら生まれるのー?」

    穂乃果「……」

    609 = 1 :

    穂3

    絵里「なにか心当たりない?」

    同じくスクールアイドルグループのメンバーであり親友の海未とことりは口を揃えて言った


    海未「いえ、全くこれっぽっちも」

    ことり「わからない、かなぁ……」


    正直期待していなかったといえば嘘になる
    海未が「あー、またきましたかこの時期」とか言ってくれないかなと考えていた


    そのあと二人は手を繋ぎ帰って行った
    あの二人程ふわふわしたカップルを私は他に知らない


    絵里「うーん……」

    穂乃果「んー?」フリフリ




    うん

    手詰まりかな

    610 = 1 :

    >>607
    あちらは落ちたのでまた少ししてから再開しますー

    611 :

    ━━みも4

    海未「とにかく私はあの子供を穂乃果だと認めません」

    ことり「でも……」

    海未「さて戻りましょう、早く対象を児童保護施設に連れて行かなくては」

    ことり「なっ!? ダメだよ!!」

    海未「何がです?」

    ことり「だってあの子は穂乃果ちゃんなんだよ!? それなのにどうして」

    海未「ならどうするというのですか? もしあの子供を穂乃果の家に返したとしたらどうなります?」

    海未「穂乃果のご両親は驚くでしょうね、我が娘が幼児化など……にわかに信じられるわけありませんよ」

    海未「警察に通報され施設に送られるのがおちです」

    ことり「そ、それならことりの家に」

    海未「ことり、貴女は犯罪者になりたいのですか?」

    ことり「え?」

    海未「だってそうでしょう? 貴女はあの子供を穂乃果だと信じてやまない様ですが、もし違ったら」

    海未「想像してみてください」

    ことり「え、えっと……」

    612 :

    穂乃果「じゃ、次あの木のところ行こうよ!」

    海未「まだ残ってますかね?」

    穂乃果「残ってるよ!多分」

    ことり「とりあえず行ってみようよ」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    海未「残ってましたね」

    穂乃果「いやー、よく登ったよねこの木」

    ことり「落っこちそうになったりもしたよね」

    穂乃果「じゃ、早速登ろうか!」

    海未「・・・・・・穂乃果」

    穂乃果「なにー?」

    海未「私達、今スカートなんですが?」

    穂乃果「別に下に人も居ないし大丈夫だよ」

    海未「で、ですが……」

    ことり「じゃあ海未ちゃんはお風呂入れないね」

    海未「うぐっ」

    穂乃果「?」

    海未「そ、それとこれとは……」

    ことり「まあ、見られなければいいんだから。ささっと登っちゃお?」

    海未「はい……」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    穂乃果「ほらほらー!二人とも早く早くー!穂乃果もう着いちゃうよー!」

    海未「久しぶりだとなかなかうまく登れませんね……」

    ことり「制服も汚れちゃうね」

    穂乃果「誰も穂乃果の永遠の絶頂を脅かすことはできない!これでとうちゃ」バキッ

    穂乃果「あ」

    穂乃果「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!!」ヒュウウウウ

    海未「穂乃果っ!?」

    ことり「穂乃果ちゃんっ!」

    グシャアッ

    海未「っ!ち、血が……すぐに救急車を!」サッ

    ことり「穂乃果ちゃんっ!しっかりして!穂乃果ちゃんっ!」

    613 :

    穂4


    海未「……ことり」

    ことり「なぁにー?」

    海未「クレープ、二つ目ですよ」

    ことり「だって美味しくて~♪」




    海未「……[ピザ]まっしぐら」

    ことり「ごちそうさま!」





    ことり「うぅ……」ドヨーン

    海未「そんなに落ち込むくらいなら食べれば良かったのに……」

    ことり「うぅ!だってぇー!海未ちゃんが太るとか言うからぁ~!」

    海未「……でも太りますよ?」

    ことり「ふぇぇ~!海未ちゃんのいじわる~!」

    614 :

    ことうみの安価も拾いに来たな

    615 = 1 :

    穂4


    海未「……ことり」

    ことり「なぁにー?」

    海未「クレープ、二つ目ですよ」

    ことり「だって美味しくて~♪」




    海未「……[ピザ]まっしぐら」

    ことり「ごちそうさま!」





    ことり「うぅ……」ドヨーン

    海未「そんなに落ち込むくらいなら食べれば良かったのに……」

    ことり「うぅ!だってぇー!海未ちゃんが太るとか言うからぁ~!」

    海未「……でも太りますよ?」

    ことり「ふぇぇ~!海未ちゃんのいじわる~!」

    616 = 1 :

    あれ、saga入れたんだけどな

    617 :

    穂乃果「つ、疲れた…」ヨロヨロ

    穂乃果(子供の遊び相手に給食、着替えに歯磨きにトイレ…お昼寝まで全部世話するなんて)

    穂乃果(保育士さんって大変なんだなぁ…)

    職員「穂乃果先生、お疲れ様でした。コーヒー入れたのでどうぞー」

    穂乃果「あ、はい、ありがとうございますっ!」

    穂乃果「……」ズズッ

    穂乃果「うっ…苦い」

    職員「あっごめんなさい。砂糖持ってきますね」

    穂乃果「お、お願いします…」



    スー…スー…



    穂乃果「…寝てる時はすごく可愛いなぁ。天使みたい」クスッ

    618 = 4 :

    ━━みも5

    海未「あの子供の親御さんは今頃必死で捜しているでしょうね、それなのにことりは自分の家に招き入れる、と」

    海未「監禁ですよ? 犯罪です」

    ことり「そ、そんな言い方!!」

    海未「私は貴女の為を思って忠告しているのです、親友が犯罪者になんて……」

    ことり「うぅ……で、でもあの子は絶対に穂乃果ちゃんだから!!」
    ダダダッ

    海未「こ、ことり!!」



    ことり「あれ……? 穂乃果ちゃん?」

    海未「どうしたのですか?」

    ことり「穂乃果ちゃんがいないの!! ことりたちがなかなか帰ってこないから、多分何処かに……」

    海未「……あの子供」

    619 = 1 :

    穂5

    絵里「……まてよ?今を楽しんでしまえばいいんじゃない?」

    そうか!その手があった!

    絵里「私ってば流石にかしこい!」

    絵里「そうと決まれば早速!」

    絵里「穂乃果ちゃん!」

    穂乃果「なぁ~にぃ~?」

    絵里「穂乃果ちゃんは可愛いわね~♪」ナデナデ





    穂乃果「ふぇ~♪」スリスリ

    絵里「こりゃ私が持ちませんわ」


    策士が策に溺れた瞬間と言えよう

    620 = 5 :

    ピーポーピーポーピーポー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ガチャ

    穂乃果ママ「・・・・・・」

    海未「あ、穂乃果のお母さん。穂乃果は……」

    穂乃果ママ「ええ、命に別状はないし、意識もある。明日には出てこれるって」

    海未「よ、よかったです……」

    ことり「よかったぁ……」グスッ

    穂乃果ママ「ごめんね。うちの娘が心配させちゃって。本当にありがとね」

    海未「いえ、穂乃果は私達にとって大切な存在ですから……」

    ことり「そうですよ。私達も日頃から助けてもらってますし」

    穂乃果ママ「そう……そう言ってもらえると助かるわ」

    海未「……それはそうと、なぜそんなに浮かない顔を?」

    穂乃果ママ「!……あー、わかっちゃうのね」

    ことり「もしかして、穂乃果ちゃんになにか……?」

    穂乃果ママ「まあ、そうだけど……うーん、なんて言ったらいいんだろう」

    穂乃果ママ「とりあえず、明日出てきた後に家に来てもらっていいかな?
    どうしても外出しなきゃいけなくて……穂乃果を見てて欲しいのよ」

    海未「は、はい」

    ことり「任せてください!」

    穂乃果ママ「本当ごめんね?お菓子とか自由に食べていいから。
    それじゃあ、今日はここで」

    海未「はい、さようなら」

    ことり「さようなら」

    ことうみ (穂乃果(ちゃん)に一体何が……?)

    621 = 6 :

    穂乃果「……」ウトウト

    職員「穂乃果先生」

    穂乃果「ぅあ…はっ!はいっ!」

    職員「園見学の保護者さんがいらっしゃったので、お子さんの方をお願いします」

    職員「ここと同じばら組です」

    穂乃果「あ、分かりました…」







    穂乃果「……」

    穂乃果「そう言えば、穂乃果って子供の頃いつからここにいたんだっけ?」

    622 = 4 :

    ━━みも6

    ことり「早く見付けないと!! 事故にでもあったら大変だよ!!」
    アワアワ

    海未「仕方ないですね……」

    ことり「こ、ことりは向こうの方を捜すから海未ちゃんはあっちの方を」

    海未「わかりました、まぁ子供の足ですからそう遠くには行っていないでしょう」

    ことり「もし見付けたらすぐにことりに連絡して!!」

    海未「はい、警察に連絡した後にことりにも連絡します」

    ことり「もうっ!! 海未ちゃんの馬鹿!!」
    タタタッ


    海未「…………子供は嫌いです」

    623 :

    みもさんが凄い不穏だ・・・

    624 = 6 :

    ガララッ

    職員「ここが三歳児のお部屋になります」

    保護者「すいませ~ん…では、この子のことお願いしますね」

    職員「はい、お預かりしまーす」

    職員「穂乃果先生。ではこの子もお願いしますね」

    穂乃果「あっはい!分かりましたー」



    ガララッ…ピシャ



    穂乃果「えっと、この子の名前は…」ペラッ







    穂乃果「…えっ」

    ほのか「……」

    625 = 5 :

    海未「で、今に至ると」

    ことり「うん」

    穂乃果「ばぶ?」

    海未「可愛い」

    ことり「あ^~穂乃果ちゃん可愛いんじゃ^~」

    海未「ど、どうしましたことり?今誰か乗り移ってたような……」

    ことり「ふぇ?なんのこと?」

    海未「あ、いつも通りに……」

    ことり「とりあえず穂乃果ちゃんをなんとかしないとね」

    海未「このままだと大変なことどころの騒ぎではありません」

    628 = 1 :

    穂6

    私は穂乃果と同棲している
    私は基本片付けをしてから寝ている

    絵里「……穂乃果」

    穂乃果「ちゃん!」

    絵里「…ちゃん」

    穂乃果「ほのかちゃん!」

    絵里「はいはい……ほのかちゃん、さきお布団温めておいて?私は掃除が」


    だからまさか

    穂乃果「一緒がいい!一緒じゃなきゃ、やー!!」

    なんて言われるとは思わなかった
    不意打ち過ぎて鼻血が出た


    絵里「……穂乃果」

    穂乃果「ちゃん」

    絵里「穂乃果ちゃん」

    穂乃果「なぁにー?」スリスリ

    絵里「一緒に寝るの……久しぶりね」

    穂乃果「……」

    629 = 6 :

    穂乃果「高坂…穂乃果」

    穂乃果「…わたし?」

    ほのか「……」ジーッ

    穂乃果「ど、どういう事…?さっきのお母さんの方は全く知らない人だったのに…」

    穂乃果「……」




    ほのか「……」ジーッ

    穂乃果「えっと…あなたのお名前は何ですか?」

    ほのか「…こうさかほのかです」

    穂乃果「…やっぱり一緒」

    穂乃果「どうなってるんだろう…?」

    630 = 1 :

    俺の魂が今どこぞのことりちゃんの中に入ってましたね

    631 = 4 :

    ━━みも7

    にこ「にっこにっこにー☆」

    にこ「今日の調子は120にこにーくらいかしら、まぁまぁね……ん?」

    穂乃果「にこにこにー」
    チョコチョコ

    にこ「何……この子、穂乃果ちゃんにそっくり~!!」


    穂乃果「にこにこに? にっこ、にこ……っ」
    ズテンッ

    穂乃果「うぅっ……うぇぇぇん!!」

    にこ「あらあら……大丈夫? あんたにはまだ早いわよ」

    穂乃果「ひぐっ……うぇっ……」

    にこ「これはね、ニコが10年以上練習を重ねて会得した究極奥義なのよ? それをすぐ真似しようなんて」

    穂乃果「きゅうきょく……おおぎ?」

    にこ「甘いわ!!」
    ビシッ


    632 = 5 :

    海未「しかし、見た目は高校生なのに……」ジッ

    穂乃果「だぶ?」クルッ

    海未「はうっ///」

    海未「ことり……」

    ことり「何かな?海未ちゃん。多分今同じこと言おうとしてると思うけど」

    海未「もうこのままで良いのでは?」

    ことり「同感だよ」

    海未「可愛すぎますよ。反則的です。ことり、ビデオカメラは?」

    ことり「あるよ」

    海未「撮ってください。言い値で買います」

    ことり「穂乃果ちゃんコレクション最新版作ってよ」●REC

    海未「仕方ありませんね、一肌脱ぎましょう。
    穂乃果のコーデをチェックする日々がまた始まるのですね」

    633 = 1 :

    穂7

    絵里「いつも……私が掃除してから布団に入るから……先に寝ちゃうものね……」

    そうなのだ
    私達は同棲しているにも関わらず、お互いが意識のある状態で寝たことは殆どない
    私は知っていた
    穂乃果が私が掃除を終えるまで待とうといつも頑張っていたこと
    そして結局寝ては翌朝枕を濡らしていたこと

    私は知っていた


    絵里「ごめん……っ!」ギュッ





    穂乃果「……いいよ」

    絵里「え……?」

    634 = 6 :

    ほのか「…おなまえ」

    穂乃果「えっ、あっ!先生の名前だねっ!先生は~」

    穂乃果「…高坂穂乃果。ほのかちゃんと同じ名前だよ」

    ほのか「ほんと?」

    穂乃果「うんっ!ずごいね!全部同じ名前だなんて!」

    ほのか「うんっ」

    穂乃果「ねぇねぇほのかちゃん」

    ほのか「なに?」

    穂乃果「今みんなお昼寝してるからお友達とは遊べないけど…」

    穂乃果「先生と一緒に遊ぼうよっ」

    ほのか「うんっ…なにしてあそぶの?」

    穂乃果「ほのかちゃんは何して遊びたい?」

    ほのか「おままごとっ!」

    穂乃果「うんっ!じゃあおままごとしよっか」

    ほのか「うんっ!」

    635 = 4 :

    ━━みも8

    にこ「甘々よ!!」
    ビシッ

    穂乃果「あまい……? このおまんじゅうとどっちがあまいの?」

    にこ「え? 良い物持ってるじゃない」
    グー

    にこ「そうねぇ~どっちが甘いかなんて食べてみないとわかんないわよね~」
    ジュルッ

    穂乃果「ひっ! で、でも……さいごのいっこ」

    にこ「くれないとニコの究極奥義教えてあげないわよ」

    穂乃果「きゅうきょくおおぎ……かっこいい……んー!!」

    にこ「ぱくっ……もぐもぐ……うん、甘い甘い」
    ヒョイッ

    穂乃果「あー!!!!」

    636 = 5 :

    穂乃果「だぶ!あだー」ヨチヨチ

    海未「ところでことり。いいことを思いつきました」

    ことり「何かな」●REC

    海未「今なら穂乃果を好き放題にできませんか」

    ことり「天才だよ海未ちゃん」●REC

    海未「我ながら秀逸だと思います」

    ことり「まず何しよっか」●REC

    海未「・・・・・・着せ替え?」

    ことり「天才だよ海未ちゃん」●REC

    637 = 626 :

    にこちゃん…

    638 = 6 :

    穂乃果「がらがらがら」

    ほのか「いらっしゃいませ!」

    穂乃果「ここはなに屋さんですか~?」

    ほのか「おまんじゅうやさんですっ!」

    穂乃果「そっか~何が売ってあるんですか~?」

    ほのか「えっとね、おまんじゅうとーケーキとーおだんごとーいちご!」

    穂乃果「えぇっ!?お饅頭屋さんなのにケーキもいちごもあるの!?」

    ほのか「うんっ!おまんじゅうやさんとケーキやさんだよ!」

    穂乃果「すごいなぁ…穂乃果の家もそれが良かったなぁ」

    ほのか「ほのかせんせい?」

    穂乃果「あっ!ううん何でもないよ?じゃあお饅頭一つください!」

    ほのか「はーい!30まんえんです!」

    穂乃果「高いなぁ~…あははっ」

    ほのか「えへへへ」

    639 = 1 :

    穂8

    穂乃果「……私こそ…ごめんね、今日一日振り回して」

    絵里「え、ほ、穂乃果ちゃん……?」

    穂乃果「……穂乃果、でいいよ」

    絵里「えっ、えっ?」

    穂乃果「……ごめん、騙して」

    穂乃果「最初から演技だった」

    絵里「ええぇえ~~~!?」





    穂乃果「……私ね、絵里ちゃんとずっと一緒に寝たかった」

    穂乃果「朝起きたら同じ布団にいるだけ」

    穂乃果「寂しかった……すごくココが苦しかった……」

    そう言った穂乃果はそっと私の胸に手を重ねた
    それは軽く華奢な手
    でも、何tの重りより、それは私の胸に重く伸し掛かった

    心がキュッと締め付けられた


    絵里「穂乃果……」

    640 = 4 :

    ━━みも9

    穂乃果「うわぁぁぁぁぁぁん!!!! 」

    にこ「ちょ、ちょっと泣かないでよ !! ニコが泣かせたみたいじゃない!!」

    穂乃果「うぇぇぇん!! ほのかのおまんじゅうーっ!!!!」

    にこ「こうなったら……、にっこにっこにー☆ ほらスマイルスマイル~!!」

    穂乃果「うわぁぁぁん……ひぐっ……」

    にこ「にっこにっこにー☆」

    穂乃果「に……にっこにこ……ぐすっ……」

    にこ「わぁ~! 上手~! ほらもう一回やってみよ? にっこにっこにー☆」

    穂乃果「うん……にっこにっこに……」

    にこ「にっこにっこにー☆」

    穂乃果「にっこにっこにー!!」

    641 = 6 :

    「今日はありがとうございました~」

    「こちらこそありがとうございます。手続きの方はまた後日という事で…」





    穂乃果「…あ、もう帰る時間みたいだね」

    ほのか「……」

    穂乃果「ほのかちゃん。今日は楽しかったかな?」

    ほのか「うんっ」

    穂乃果「そっか。先生も楽しかったよ」

    ほのか「たのしかった?」

    穂乃果「うんっ」

    ほのか「ほのかもたのしかった~」

    穂乃果「ありがとう♪」ギュッ

    ほのか「きゃははっ♪」

    穂乃果「…明日からは、お友達といっぱい遊べるみたいだよ?」

    ほのか「ほのかせんせいとは?」

    穂乃果「どうかな…遊べるといいね」

    ほのか「うんっ!」

    穂乃果「じゃあ…今日はもうバイバイしないとね」

    ほのか「……」

    642 = 4 :

    ━━みも10

    穂乃果「にっこにっこにー!! にっこにっこにー!!」
    キャッキャッ

    にこ「すごいすご~い!!」
    パチパチ

    穂乃果「えへへ、にっこにっこにー!!」

    にこ「今のにっこにっこにーは10にこにーよ!! おめでと~!!」

    穂乃果「じゅうにこにー? ほのかすごいの?」

    にこ「うん! ニコの今日のにっこにっこにーが120にこにーだから~、それの 12分の1くらい上手ってこと」

    穂乃果「それ……ほんとにすごいの?」

    にこ「も、もっちろ~ん!! ってあれ? 今あんた自分のこと穂乃果って言わなかった?」

    穂乃果「?」


    海未「……!!」
    スタスタ

    643 = 5 :

    海未「はーい!穂乃果ちゃーん!脱ぎ脱ぎしましょうねー!ばんざーい!」

    穂乃果「あーい!」バンザーイ

    ことり「ノリノリだね海未ちゃん」●REC

    海未「当たり前です!さ、そのままですよー?」スルスル

    穂乃果「だぶっ!」

    海未「……ふひひ……ほ、穂乃果の下着が……」

    ことり「海未ちゃん写ってる写ってる」●REC

    海未「ごめんなさい。で、では……穂乃果ちゃーん?それも脱ぎ脱ぎしましょうねー?」

    穂乃果「だぶ……///」サッ

    海未「かわいい」

    ことり「かわいい」●REC

    海未「恥ずかしがらなくても大丈夫ですよー?心配しないでねー」グッ

    穂乃果「だぶっ!あだっ!」ポカポカ

    海未「いたたたた」

    ことり (かわいい)●REC

    海未「ほ、ら……はやく……脱ぐっ!」

    ブチンッ

    海未「あ・・・・・・」

    ことり「あーあ」●REC

    644 = 1 :

    穂9

    穂乃果「……わかってるんだよ、わかってるの……絵里ちゃんが頑張ってくれてるから今が成り立ってるって」

    穂乃果「でも悔しくて……だからかな、子供っぽく振舞って気を引きたくなったんだ……」


    私のせいだ
    今回のことは何もかも
    一から十まで私が悪い


    絵里「……ごめんね、穂乃果…」ナデナデ

    穂乃果「ん……」

    絵里「穂乃果は何も悪くないわ……悪いのは私よ……」

    穂乃果「ううん……今こうして穂乃果を優先してくれてる……私は…穂乃果はそれだけで満足だよ」

    絵里「穂乃果……」

    穂乃果「でも……ちょっとむず痒いけど、穂乃果ちゃんって呼ばれるの……結構良かったかも」



    絵里「私もよ……穂乃果…ちゃ……」


    絵里「スゥ……スゥ……」

    穂乃果「寝ちゃった、か」

    穂乃果「今日は穂乃果のせいで……疲れさせちゃったもんね……」


    穂乃果「……」

    645 = 5 :

    穂乃果「う……」

    海未「あ、ああ!泣かないで!ほらべろべろー……ばー!」

    ことり (海未ちゃんかわいい)●REC

    穂乃果「うう……」

    海未「あわわわわわごめんなさいごめんなさい」





















    穂乃果「海未ちゃん、酷いよ……」

    海未「」

    ことり「」

    646 = 1 :

    穂10

    穂乃果「……ん」

    チュッー


    穂乃果「次は……起きてる時にしようね」









    絵里(ええ……朝一にしましょうね、穂乃果)


    END

    647 = 4 :

    ━━みも11

    海未「……」
    スタスタ

    穂乃果「うみちゃー!!」
    キャッキャッ

    にこ「え? あ、海未ちゃん」

    穂乃果「うみちゃー! うみちゃー!」
    キャッキャッ

    にこ「ちょっと聞きたいことが……この子って」

    バシーンッ……!!!!

    穂乃果「あぅっ……!! ひぐっ…… うぅっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」

    海未「最低です……ことりに言われたしたよね? 良い子にしてろと」

    海未「それなのにこんな所まで出歩いて」

    にこ「ちょ、ちょっと!! 子供に何てことしてんのよ!!」

    穂乃果「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」

    海未「……どれだけ心配したと思ってるんですか!!」

    648 = 6 :

    穂乃果「そんな悲しい顔しなくてもいいんだよ」ヨシヨシ

    ほのか「…うん」

    穂乃果「あ、いいこと教えてあげよっか」

    ほのか「なに?」

    穂乃果「楽しくバイバイできる魔法だよ」

    ほのか「まほう!?ほのかせんせいまほうつかえるの!?」

    穂乃果「ふっふっふ~もちろんです」

    ほのか「やってやってー!」

    穂乃果「…じゃあ、赤ちゃん指を先生に出して?」

    ほのか「はいっ!」

    穂乃果「ほのかちゃんの赤ちゃん指と、先生の赤ちゃん指を…こうやって」

    ほのか「…!」

    穂乃果「はいっ…こうやって握ると、お約束を守ってくれるんだよ」

    ほのか「ゆびきりげんまん!」

    穂乃果「あっ、知ってたんだねっ」

    ほのか「うんっ!」

    穂乃果「じゃあ、いくよ?」



    穂乃果「指きりげんま、嘘ついたら針千本のーますっ」

    ほのか「ゆびきった!」

    穂乃果「これで今日は安心して帰れるね」

    ほのか「うんっ!」

    穂乃果「…じゃあ先生とさようならしようね」

    ほのか「はいっ!」

    穂乃果「いい子だね…じゃあ、お帰りのご挨拶できるかな?」

    ほのか「せんせい、さようならっ!」

    穂乃果「うんっ!さようなら!」

    ほのか「ばいばーい!」タッタッタッタ












    穂乃果「…うん、さようなら」

    649 = 614 :

    穂乃果の人はこういう風情ある〆が好きだよね

    650 = 5 :

    海未「ほ、穂乃果……いつから……!?」

    穂乃果「最初っからだよ!もうなんなの二人とも!
    穂乃果が幼児に戻ったと思って好き放題して!」

    ことり「ご、ごめん……」●REC

    穂乃果「カメラも止める!」

    ことり「はい……」

    海未「そ、それにしてもなぜこんなことを……?」

    穂乃果「昔の気分を味わいたかったんの!二人のせいで散々だよ!」

    海未「うわぁ……」

    ことり「それはさすがに引くよ……」

    穂乃果「二人にだけは言われたくないよ」


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