元スレ凛「これって……プロデューサーの携帯?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
おつ
53 :
???「あら……Pさぁん?二股どころか三股ですかぁ?」
54 :
―― プロデューサーの自宅
凛「プロデューサーの家、この場所になってから来るの初めてだね。結構片付いてるじゃん」
モバP「普段飯食って風呂入って寝るだけの家だからな。散らかしようがない」
凛「私と暮らしてた頃はもっと汚かったじゃん。いろいろなもので」
モバP「あの時の俺からは成長してるってことさ。まぁ、最低限の片付けくらいはな」
凛「なるほどね。どうりでヤった後のゴミも見当たらないわけだ」
モバP「お前……」
凛「あはは、ゴメンゴメン。気悪くした?」
モバP「俺は別にいいけど……お前仮にもアイドルだろ? そういう発言はどうかと思うが?」
凛「別にいいじゃん。外で言わなきゃいいんでしょ? 付き合ってた時だってそうだったし」
モバP「それはそうだけど……っておい!」
凛「ん、なに?」
モバP「勝手に人の机の中漁ろうとするのはやめろ」
凛「別にいいじゃん。減るもんじゃないんだし」
モバP「いいわけないだろ。ほらやめろって」
凛「プロデューサー、案外ケチなんだね」
モバP「プライバシーを侵害しようとしてる奴に言われたくはないな」
55 :
担当アイドル誰なのか気になる
56 = 54 :
凛「ふぅ、まぁ今日はこれくらいにしておいてあげるかな」
モバP「今日は、って……」
凛「別に焦る必要はないから。また何回でも来られるんだし」
モバP(できればもう来ないでほしいんだが……)
凛「そうだ。プロデューサー、夕ご飯はどうするの?」
モバP「どうするって……あぁ」
モバP(そういや冷蔵庫にはろくなもんなかったっけ。最近未央と過ごせてないせいもあるよなぁ。いつもは未央が来るときに2人一緒にスーパー寄って食材を買い込んでたから)
凛「……私、なにか作ろうか?」
モバP「気持ちは嬉しいが、あいにく冷蔵庫は空っぽでな。今日は外食でも……」
凛「ダメ」
57 = 54 :
モバP「は?」
凛「今日は外食する気分じゃないんだよね。プロデューサーの家で夕ご飯食べたいなー」
凛(外食なんて行ったらそのまま家に帰る流れになりかねないし)
モバP「って言われてもなぁ。さっきも言ったけど冷蔵庫にはほとんどなにも――」
凛「じゃあ一緒に買い物行こうよ。それで食材とか色々買えば問題ないんでしょ?」
モバP「それはそうだけど……」
凛「なんか嫌なの?」
モバP「別に嫌ってわけじゃあ……」
凛「……あ、わかった。未央に申し訳ない、とか思ってるんでしょ?」
モバP「!?」
58 = 54 :
凛「嘘言って誘いを断っただけでも申し訳ないのに、その上私と一緒に仲良く買い物するなんて……なんて思ってるんじゃないの?」
モバP「……仲良く、の部分は余計だ」
凛「つれないなぁ。ここまで来たら覚悟決めなよ。今日は未央じゃなくて私が恋人。そういうことにしておけばいいと思うけど? なんかイケナイことしてるみたいでいいじゃん」
モバP「俺は別に良くないんだが」
凛「なに言ってんの。こんな可愛い子と一緒に買い物して一緒にご飯食べられるんだからむしろ喜ばなきゃ。しかもその後でベッドインOKのおまけ付きだし」
モバP「……」
凛「……まただんまり? まぁいいや、とりあえず買い物は決定ね。そうと決まれば早く準備しようよ、プロデューサー」
モバP(普段はこういう子じゃないのになぁ。付き合いだしてからプライベートでは一気に押しが強くなってしまった……)
59 :
凛ちゃんはヤンデレ似合うんだよなぁしかし…
60 = 54 :
―― ショッピング終了後、プロデューサーの家
凛「ただいまー。疲れたね、プロデューサー」
モバP(行き帰りと買い物してる間、ずっと腕組んで歩いていればそりゃあ疲れるだろうよ。周りの視線も痛かったし)
凛「さぁ、さっさとご飯の用意しよう。その後もやることはたくさんあるんだから」
モバP「やること? 凛は今日、このあと飯食って帰るんだろ?」
凛「ふふっ。冗談きついよ、プロデューサー」
モバP「冗談のつもりはな――」
凛「もちろん泊まっていくに決まってるでしょ? プロデューサー、明日は遅出なの知ってるから」
モバP(どうして俺と未央しか知らないはずのスケジュールをお前が知ってるんだよ!)
凛「スケジュール、何で知ってるのか?って顔してるね。プロデューサーのことなんて、私がその気になったらなんでもわかるんだよ」
モバP「さいですか」
モバP(頼むから心まで読むのはやめろよ……)
61 = 54 :
―― 夕食後
モバP「ごちそうさまでした」
凛「ごちそうさま。どうだったプロデューサー、私の料理は?」
モバP「あぁ、美味しかったよ。また料理の腕上げたんじゃないか?」
凛「そうでしょ? プロデューサーと別れてからも私、ずっと料理は続けてるんだ」
モバP「へぇ、そうなのか(こういうところは普通の女の子なんだけどなぁ)」
凛「最近は料理のレパートリーもどんどん増えてさ。別に披露する相手もいないのにね」
モバP「……」
凛「でも良かった」
モバP「え?」
凛「こうやって、私の努力が披露できる相手、見つかったから……」
モバP「……」
凛「料理だけじゃないよ。私、あれからたくさん勉強したんだ。これからその成果をじっくり見せてあげるから、楽しみにしててね」
モバP「別に俺に見せなくてもいいだろ? 事務所のアイドルやってる友だちとか、プライベートの友だちとか、見せる相手は他にもいると思うんだが?」
凛「わかってないなぁプロデューサー。私が今特訓してるのは、《男を虜にする女のテクニック》。女の子に披露しても意味ないから」
モバP「あっ、そう……」
62 = 54 :
今日はここまで。見てくれた方ありがとナス!
途中でプロデューサーの担当アイドルが誰なのか?というレスがありましたが、一応ニュージェネレーションの3人を担当しているという設定にしてます。
64 :
ヤンデリンはポテンシャルもあいまって強い
65 :
唐突な語録で草がで、出ますよ…
66 :
もう許せるぞオイ!
67 :
野獣と化した渋谷凛
68 :
薬盛りそう
盛る(確信)
69 = 55 :
首になる未来しか見えんな
70 :
>>69
どっちの意味でなんですかねぇ……(震え声)
71 :
島?「大将首の気配がしたので」
73 :
>>72
おいやめろ
74 :
スレタイ見たときに母親のメールを彼女と間違えて問い詰める凛イメージしてたんだけど…
他SSの病み凛と違ってコメディ風じゃないだと…
75 :
卯月がアップを始めました
76 = 54 :
モバP「さてと、それじゃあ――」
凛「お風呂、一緒に入ろうか?」
モバP「いやいや、違うから。お前は今日は帰れ。家まで送るから」
凛「は? 帰るわけないじゃん。今日は泊まってくってさっきも言ったよね? それにほら。着替えも持ってきてるし」
モバP「えぇ……」
モバP(やばいなぁ。こいつ明らかに泊まってく気マンマンだよ。それだけは何とか阻止しないと……)
凛「観念しなよプロデューサー。それに、今日はお母さんにも連絡済みだよ。『仕事の話したいんで友達の家に泊まるから』って」
モバP「……」
凛「懐かしいよ。プロデューサーの家に泊まるときの理由No.1だったよね? 他にもいろいろな理由、2人で一緒に考えたなぁ」
モバP「大半は俺が考えたんだけどな」
凛「それはしょうがないよ。大人と高校生じゃあ人生経験の豊富さが違うからね。こういう理由付けはプロデューサー、すごく上手だった」
モバP「素直にありがとう、と言えないのが辛いな」
凛「少なくとも私は褒めてるつもりだよ。社会的には相当マズイんだろうけど、ふふっ」
77 :
あれ心がいたい
78 :
泊まる泊まるって言うんじゃねえよガキの癖にオォン!?
79 :
モバP「でさ、本題に戻るけど……本当に帰ってくれないのか?」
凛「プロデューサーもしつこいなぁ。今日は私、絶対ここを動かないから。それに……」
モバP「?」
凛「もし無理矢理にでも家に帰そうとするなら、明日ちひろさんに『プロデューサーに家に連れ込まれて乱暴された……』って涙ながらに報告するけど? それでもいいならどうぞ」
モバP「……冗談だよな?」
凛「冗談だと思う?」
モバP「……」
凛「私とのこと、未央に知られたくないんでしょ? ちひろさんに話せば、もちろん未央にも話は伝わる。というよりプロデューサー、下手したら逮捕されちゃうかもね?」
モバP「……俺が逮捕されたら、お前も困るんじゃないのか?」
凛「私の言うとおりにならないプロデューサーなんていらない。そんなのは私の知ってるプロデューサーじゃないし、そんな人がどうなろうと知らない」
モバP「……」
凛「ねぇ、プロデューサー? 私の前にいるプロデューサーは、私の一番大好きなプロデューサー、だよね? だったら私がどうしてほしいか、わかるよね?」
80 :
世間は小娘が思っているほどちょろくはないで
81 :
俺らはちょろいけどな
82 = 79 :
―― 入浴中
モバP(結局、凛が泊まっていくことを許してしまった……)
モバP(最初は断るつもりだったし、俺の話術でなんとかなるかと思ったんだが……凛は予想より遥かに手強かった)
モバP(凛は本気だったはずだ。もし俺が無理矢理でも家に帰そうものなら、間違いなくちひろさんに泣きついたはず)
モバP(いや、下手したらちひろさんどころか直接未央に今日のこと……いや昔のことまで全部ぶっちゃける可能性もある。それとも、直接警察に通報して本当に俺を……)
モバP(……いや、考えるだけ時間の無駄か。とりあえず凛を泊めるということが決まった時点で危険は去ったわけだし)
モバP(そうだ。別に家に泊めるだけだ。それだけ。なにも泊まる=SEXする、というわけじゃない。下半身脳にも程がある)
モバP(とにかく、同じベッドで寝るのをやんわり断ればいい。最悪同じベッドで寝ることになっても『悪い、俺今日は疲れてるんだ』とでも言ってさっさと狸寝入りしてしまえば何の問題もない)
モバP(よしよしこれだ。我ながらナイスアイディア。風呂から上がったら早速このプランを実行に――)
凛「プロデューサー、さっきからずっと黙ってるけどどうかしたの?」
モバP「ふぁえ!?」
※SEXは伏せ字入れたほうがいいだろうか……?
83 :
する必要はないと思うよ
それよりちゃんみおが気の毒で仕方ない
84 = 79 :
>>83
サンキューガッツ。
せっかくだから、俺は伏せ字を使わない方を選ぶぜ(ETZN)
凛「『ふぁえ!?』って……なんて声出してるのさ。何か考え事?」
モバP「え? あ、あぁ。えーとな、明日の仕事のことをちょっと……」
モバP(仕事のことでも考えて気を紛らわせてないとマズイんだよ! 目の前に裸の凛がいるだけでもヤバイっていうのに……)
凛「こんなときまで仕事のこと? せっかく一緒にお風呂入ってるのに、そういうのデリカシーに欠けると思うんだけど」
モバP「す、すまん」
凛「はぁ……まぁいいけどさ。それでどう? 少しは成長したと思う?」
モバP「え? あぁ、まぁ成長したんじゃないか、うん」
凛「感想が適当すぎるんだけど。真面目に答えてよ」
モバP「真面目に答えてるよ。間違いなく成長してる。うん、俺が保証する」
凛「怪しいなぁ……そうだ! それっ」
85 = 79 :
モバP「!?」
モバP(こいつ……! 俺の手を自分の胸に直接!?)
凛「んっ……ど、どうかな?」
モバP「あ、あぁ」
モバP「(やばいやばい、このままだとマジで収まりがつかなくなる……!)」
凛「ねぇ、プロデューサー?」
モバP「ん!? な、何だ?」
凛「……ここで、しちゃおっか?」
モバP「はっ!?」
86 = 79 :
モバP「お前、なに言ってるのかわかって――」
凛「当然でしょ? どうせするんだったら早い方がいいから」
モバP「いやいやいや。別にするなら風呂上がってからでもいいだろ。ほらあれだ……風呂だといろいろ面倒くさいからな」
凛「……そうやってごまかして、いざお風呂上がったら、なにもしないつもりなんでしょ?」
モバP「な、なにをおっしゃいますか凛さん。そんなことあるわけが――」
凛「さっきぼーっとしてたのだって、どうせ『どうやって凛とのSEXを回避しようかな~?』なんて考えてたんでしょ?」
モバP(ば、ばれてるぅー!)
凛「即答しないってことは図星ってことか。プロデューサー、いくらなんでもわかりやすすぎ」
モバP「……俺は何も言ってないぞ」
凛「『無言は肯定とみなす』ってさっきも言ったよね? それについてはプロデューサー、なんの訂正もしなかったけど?」
モバP「うっ……!」
凛「やっぱり。……ねぇ、そろそろ観念しなよ、ね?」
87 = 79 :
今日はここまで。
見てくれた(レスしてくれた)方、ありがとナス!
88 :
乙ー
凛も凛だが、Pも大概だなこりゃ……
89 :
乙
これ新たに脅迫のネタが…?
91 :
女の子って怖いね
童貞でよかった
92 :
ちゃんみおには幸せになってほしい
93 :
胸糞で終わるなこりゃ
94 :
あぁ^~たまんねぇ
もっと強く心をえぐってくれるの期待
95 :
女神!天使!ちゃんみお!
96 :
もっと病んで欲しいな
97 :
続きあくしろよ
98 :
ダークな凛が、仕事でお世話になった大御所さんに未央を売る筋書きでNTRものをはよ
99 :
霎帶干縺溘∪繧峨s
みんなの評価 : ★
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