元スレ雪美「P喫茶店……今日も……開店中……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 :
おもいんだよなぁ
202 :
クールの重さ最高や!
203 :
れす?
204 = 191 :
楓「不安で、不安で、眠れないんです」
楓「酔って眠っても、Pさんがいなくなるあの日の風景ばっかり見ちゃうんです」
楓「……Pさん、私、ダメな女になっちゃったみたいです……」
P「……楓さんは、ダメな女じゃないですよ」
楓「……あなたがいないと、何もできない女なのに?」
P「ええ……その気持ちを押しとどめて、他のアイドル達の世話をしてくれてたんですよね?」
楓「……ちひろさんから聞いたんですか?」
P「はい。楓さんや、志乃さんが色んな子の話し相手になってあげてたって」
P「それで元気になった子も、何人もいるって」
楓「……」
205 :
讌薙&繧薙〒縺薙?驥阪&(諱肴?)
206 = 191 :
P「だから」ギュッ
楓「あ……」
P「今度は、俺がいくらでも話し相手になりますから」
P「どんなにくだらない話でも、悲しい話でも、付き合いますから」
P「だから……今日くらいは、子供みたいに、俺に甘えてください」
楓「……うん……P、さん……」
P「楓さん……」
友紀「ひゅーひゅー!あっついねー!」
菜々「羨ましいなー……」
茄子「……zzz」
楓「……」
P「……」
207 = 191 :
―――女子寮の近く―――
P「ほら、お前ら起きろ。俺はここまでしか送れないんだから」
友紀「うー、もう朝ー?」
菜々「菜々はぁ、じゅうななさいなんですよぉ……」
茄子「……はっ、おはようございます」
P「……楓さん、送って行ってもらえますか?」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「……嫌、です」
P「えっ」
208 = 191 :
茄子「あ、じゃあ私が送っていきますね~♪」
P「大丈夫か?茄子」
茄子「はい、酔いが冷めるのは早いんです」
P「じゃあ頼むよ」
茄子「はい~♪……あとは、ごゆっくり♪」
P「え?」
茄子「はいはい、二人共行きますよ~」
楓「……」
P「えーっと、楓さん。どうして嫌なんて言ったんですか?」
楓「……もっと」
P「え?」
楓「もっと……Pさんと、一緒にいたかったから」
210 = 191 :
P「―――っ」
楓「甘えていいって、言いました」ギュゥ
P「言い、ましたけど」
楓「だから今日は―――思いっきり、甘えさせてください」ボソッ
P「!?」ゾクゾクッ
楓「……なーんて」パッ
P「あ……」
楓「ふふっ、驚きました?」
P「……からかわないでくださいよ。本気になったらどうするんですか」
楓「本気になってもいいですよ?Pさんなら」
P「えっ」
211 = 191 :
P「じょ、冗談ですよね?」
楓「冗談じゃ……ないですよ?」
P「……」
楓「ふふふっ、Pさんがその気になってくれるまで―――これで、我慢しておきます」チュッ
P「」
楓「顔、真っ赤ですよ?酔っ払ったみたい♪」
楓「Pさん……私、ダメな女でもいいかなって思います」
楓「だって……今日みたいに、Pさんに甘えられますから」
楓「だけど今度は……本気に、させちゃいますから♪」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
212 = 203 :
智香 前
213 :
晶葉 前
214 :
たくみん 前
215 :
若葉 前
216 = 201 :
巴 前
217 = 209 :
黒川千秋 前
218 :
アナスタシア 前
219 :
拓海 前
220 = 214 :
今更ながらおっつおっつ
しかし楓さんでこの重さかあ(恍惚)
221 = 191 :
―――女子寮 若葉の部屋―――
若葉「……」カチ カチ
若葉「……やっぱり、足りませんね……」
若葉「どこに行っちゃったのかな……ここの1ピース……」
若葉「お気に入りのパズルだったのにな……」
若葉「……」ポロポロ
若葉「あう、泣いちゃダメです。私はおねーさんなんですから」
若葉「ジグソーパズルが完成しないくらいで……泣いちゃ、ダメです」
222 = 191 :
―――事務所―――
若葉「あの~、ちひろさん」
ちひろ「なんですか?」
若葉「その……事務所に、ジグソーパズルのピースみたいなの……落ちてませんでしたか~?」
ちひろ「さぁ……あっても、業者さんが捨ててしまうんじゃないでしょうか」
若葉「そう、ですか……」
ちひろ「一応こっちでも探してみますね」
若葉「お願いします~」
若葉「……はぁ……」
223 = 191 :
若葉「……新しいジグソーパズルを買いましょうかね~」
卯月「どうしたんですか?若葉さん」
若葉「あ、卯月ちゃん~……ジグソーパズルのピースをなくしちゃったんです~」
卯月「そうなんですか?!一緒に探しましょう!」
若葉「……もう、見つからないと思います」
卯月「そ、そんなの探してみないとわからないですよ!」
若葉「新しいの、買うから、いいん、です」ポロポロ
卯月「……若葉、さん?」
若葉「あれ、あれれ、おかしいですね~……わ、私はお姉さんだから、泣かない……て決め、たのに」
卯月「……若葉さん!待っててください!必ず、探し出しますから!!」タッタッタ
若葉「卯月ちゃん!?」
224 = 191 :
凛『……うん、わかった。女子寮総出で探してみる』
未央『こっちは任せてー!』
卯月「うん、お願い二人共!」
若葉「あの~……一体何を?」
卯月「みんなに協力してもらって、探してもらうことにしたんです」
若葉「そんな、悪いですよ~」
卯月「諦めちゃダメです!」
若葉「……どうしてそこまでしてくれるんですか~?」
卯月「だって私達、仲間じゃないですか!」
225 = 209 :
だって私たち
226 = 215 :
仲間だ
227 = 214 :
もんげ!
228 = 203 :
もんげ?
229 = 191 :
―――数時間後―――
凛『ごめん、それらしきものは見つからなかった……』
未央『こっちも……』
卯月「……そっか」
若葉「……だから見つからないって、言ったじゃないですか」
卯月「っ、だ、ダメです!ここで、Pさんなら、絶対、絶対諦めません!!」
若葉「Pさん……なら……」
卯月「で、でも、どうすれば……ああもう、大丈夫かな、出てくれるかな?」プルルルル
若葉「どこに、電話……」
卯月「Pさんのところです!!」
若葉「……へ?」
230 = 191 :
―――P喫茶店―――
P「……で、結局来たのか」
卯月「あはは……」
凛「Pさん、ミルクティー」
未央「あたしもー!」
卯月「なんでナチュラルに二人がいるの?!」
P「おんなじ考えだったみたいだぞ。お前ら全員」
若葉「……P、さん」
P「若葉、久しぶりだな。背、伸びたか?」ナデナデ
若葉「数週間程度で……伸びるわけ、ないもん……」
P「そっか」
231 = 191 :
P「……ジグソーパズル?」
卯月「そうなんですよ!何か知りませんか?」
P「……待てよ」タッタッタ
若葉「……Pさん?」
P「これ、か?」スッ
若葉「……これ!これなの!」
卯月&凛&未央『ああ、やっぱり』
P「……お前らに俺がどう思われてるのか知りたいな」
卯月「えっと……何でも出来る人」
未央「なんだかんだでフラグを回収してくれる人」
凛「結婚相手」
若葉「えっ!?」
P「若葉、凛は気にしないでいいから」
232 = 191 :
卯月「で、どうして持ってたんですか?」
P「いや、プロデューサーを辞める直前に事務所内で見つけてな。見覚えのある模様だったから」
若葉「……P、さん……ありがとう、ございます」
P「忘れてた俺も悪い……それ、俺からのプレゼントだよな?」
若葉「……覚えて、たんですか?」
P「当たり前だろ。若葉と一緒に選んだジグソーパズだ」
若葉「そう、です」
P「また、新しいの買いに行こうな」
若葉「うんっ……!」
凛「デート……」
未央「そうだよね、アレ」
卯月「いいなー……」
233 = 191 :
若葉「あの……頭、撫でてください……」
P「え?」
若葉「……二度も言わせないの」
P「子供扱いは嫌なんじゃなかったか?」
若葉「……Pさんになら、いいかもしれない、です」
P「そっか」ナデナデ
若葉「んっ……あのね、お礼……したいの」
P「いいってお礼なんて―――」
若葉「んーっ」チュッ
凛&卯月&未央「」ガタッ!
P「……」
若葉「えへへ、私の初めて……あげるの」
234 = 191 :
P「俺、そろそろマスクでもした方がいいのかな」
若葉「それじゃあかっこいい顔が見えないの……」
P「そ、そうか」
若葉「照れてます?」
P「まぁ、若葉は……お姉さん、だからな」
若葉「そうなんですよ。私はお姉さんなんです。だから、Pさん……」
若葉「今度、私と一緒にジグソーパズルを完成させてください……」
若葉「私の……心の中の恋心と、一緒に……♪」
次に訪れるアイドル >>+5
235 = 203 :
櫂 前
236 = 219 :
拓海 前
237 :
奈緒 前
238 :
ゆみ あと
239 :
櫂 前
240 = 201 :
巴 前
241 :
李衣菜 前
242 = 203 :
ゆみつて誰?
243 = 214 :
相変わらず、早いね。
244 :
>>242
櫂よりは遥か昔からいるから自分で探せ
245 = 191 :
―――海―――
櫂「プハッ!」ザブン!
櫂「はあっ、はあっ……」
櫂「……うーん……」
櫂「泳いでも泳いでも……胸のつかえが取れないなー……」
櫂「こんなの初めてだよ……いつもは泳いだら、些細な事なんて忘れられるのに……」
櫂「……Pさん、今頃何してるのかな……」
246 = 239 :
相葉夕美じゃない?
247 = 191 :
乃々「あの……」
櫂「あれ、乃々ちゃん。こんなところでどうしたの?」
乃々「散歩ですけど……」
櫂「そうなんだ?」
乃々「そういう櫂さんは……」
櫂「泳いでる」
乃々「いや、わかりますけど……」
櫂「そうだ、乃々ちゃんも泳ぐ?」
乃々「え、遠慮しておきます……」
248 = 191 :
櫂「散歩コースなの?ここ」
乃々「いえ……気まぐれですけど……」
櫂「そっかぁ……もしかして、仕事から逃げてきたとか」
乃々「逃げる理由……ありませんし」
櫂「え?お仕事嫌だから逃げてたんじゃないの?」
乃々「それもありますけど……別の理由というか……」
櫂「何それ?教えて教えて!」
乃々「む、むーりぃ……」
櫂「いいじゃんいいじゃん。減るもんじゃあるまいし」
乃々「うう……い、言いたくないです」
249 = 191 :
櫂「いいじゃんいいじゃ……っ?!」
乃々「ど、どうしたんですか?」
櫂「っ、っ?!」バシャバシャ
乃々「か、櫂さーん?だ、大丈夫ですか……?」
櫂「(や、やば……クラゲかなんかに足刺されたっ……?!)」
乃々「な、なんかヤバそうなんですけど……た、助け……あう……」
櫂「(やば、溺れるっ……!)」バシャバシャ
乃々「わ、私泳げませんし……そ、そうだ、P……さん!」プルルルル
P『おう、乃々か?どうし』
乃々『か、櫂さんが、海で溺れ』
P『二十秒で行く。待ってろ!』
乃々「え……」
250 = 191 :
―――P喫茶店―――
櫂「……あれっ、ここ……」
乃々「Pさん!櫂さんが、目を覚ましましたけど」
P「そうか、よかった」
櫂「P、さん……?」
P「大丈夫か?気分はどうだ?」
櫂「大丈夫……あ、包帯も巻いてくれたんだね」
P「櫂が助かったのは乃々のおかげだ。感謝しろよ?」
櫂「うん、ありがと乃々ちゃん」
乃々「べ、別に……お礼とか……///」
P「……あー、えっとそれでだな……一つ、謝らなくったいけないことが」
櫂「何?……この喫茶店のこと?」
P「それもそうなんだが、えーっと、あれだ」
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