元スレ雪美「P喫茶店……今日も……開店中……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
前スレ
モバP「俺、プロデューサー辞めるから」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369395323/
幸子「プロデューサーさんが喫茶店を始めたんですけど」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369914044/
の続き。
安価スレなので、前スレ見なくても理解は可能なはず。
あらすじ
Pがプロデューサーを辞めて喫茶店を始めたそうです。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1371975907
2 = 1 :
ここで安価についての説明
普通の安価と変わりませんが、安価のアイドル名のあとに、「前」か「後」をつけてください。
前作を見ていない人に説明すると、いずれ何ヶ月後にプロダクションとこの喫茶店は成り行きで、合併することになります。
なので、このルールの前と後は合併「前」か合併「後」かの選択という意味になります。
前と後との違いはと言えば、
基本的に「前」はアイドル達がプロデューサーと再会する流れに。
「後」はプロデューサーが喫茶店をやっていることを知っていて、常連客のような雰囲気の話になります。
拙い説明で申し訳ありませんが、よければお付き合いいただけると幸いです。
質問などあれば、ご自由にどうぞ。
安価自体は18時ごろから始めます。
それまではちょっとした戯れでも。
3 :
立て乙
待ってた
4 = 1 :
今までに出てきたアイドル達(表記無しは全て前 ★マークはウェイトレスとして働いてます)
輿水幸子★ 市原仁奈
姫川友紀 島村卯月
鷹富士茄子 新田美波
棟方愛海 高森藍子
原田美世 渋谷凛
佐城雪美★ 諸星きらり
櫻井桃華 十時愛梨
三船美優 鷺沢文香(後)
龍崎薫 佐久間まゆ
岡崎泰葉 喜多日菜子
水木聖來 本田未央
安部菜々 白菊ほたる
桃井あずき 橘ありす
ナターリア 森久保乃々
北条加蓮
水本ゆかり
5 = 1 :
―――P喫茶店―――
凛「……」
まゆ「……」
ありす「……」
幸子「……」
雪美「……」
P「なんだコレ……」
6 = 1 :
凛「私はPさんと結婚の約束してるし」
まゆ「私は、Pさんのファーストキスもらったのでぇ……」
ありす「私は結婚式しましたし」
幸子「ボ、ボクは一番長くここでPさんと一緒に働いててますし!夫婦と言ってもいいんじゃないでしょうか?」
雪美「私……Pに手料理振舞ってる……つまり……夫婦……」
P「……」
7 = 1 :
凛「まずさ。ありすと雪美は年的に論外だと思うんだ」
まゆ「そうですねぇ」
幸子「ふふーん!まぁ、Pさんはロリコンじゃないので当たり前ですね!」
雪美「……年増」
凛&まゆ&幸子『……』
ありす「そもそも皆さん結婚できる年ではないので、結婚式を先に済ませた私こそ妻にふさわしいのではないかと―――」
ありす以外『それはない』
ありす「……」
P「あのー。お客様逃げちゃうからさ、そんな殺伐とした雰囲気出すのやめてくれないかな」
8 = 1 :
凛「ふ、ふふふ。そうだ、もうPさんに決めてもらおうよ」
まゆ「それが一番ですねぇ」
幸子「可愛いボクを選んでくれるに決まってますよ!」
雪美「P……赤い糸……繋がってる」
ありす「私以外を選ぶってことは、私との関係は遊びだったって事になりますね」
P「え?あれ?なんでこっち来んの?」
10 = 1 :
凛「Pさん」
まゆ「私達の中でぇ」
幸子「恋人、というか結婚するなら!」
雪美「誰が……いい?」
ありす「ちゃんと答えてくださいね。今はプロデューサーじゃないんですから」
P「え、ちょ」
11 = 1 :
P「……真面目に答えていいのか?」
幸子「当たり前ですよ!」
P「……雪美」
雪美以外『……え?』
雪美「P……嬉しい……」
P「あ、いや。単純に俺が料理できないからだけどな?」
雪美「……デリカシー、ない……」
凛「これはダメだね……」
まゆ「そうですねぇ……」
P「え?なんで俺の株下がってるの?」
12 = 1 :
幸子「はいはい、解散しましょう」
ありす「そうですね」
ゾロゾロゾロゾロ
P「え、なんなの?なんなのなの?」
雪美「……P」
P「ん?」
雪美「私……嬉しかった……」
13 = 1 :
雪美「そんな理由でも……選んでくれて……」
P「いや、まぁなぁ」
雪美「誤魔化したの……わかる……」
P「……雪美にはわかっちゃうか」
雪美「私とPは……赤い糸で結ばれてるから……」
P「ははっ。まぁ、今は結婚とかは考えてないよ。でもさ」
雪美「?」
P「もし―――雪美が結婚できる年になって、俺がおっさんになっても雪美が俺を好きでいてくれたなら、結婚しよう」
雪美「……約束」
P「おう」
14 = 1 :
雪美「Pの事……ずっと好きでいるから」
雪美「だから……待ってて」
P「おう」
雪美「それじゃあ……今日は、お疲れ様……」
P「また明日な!」
雪美「……うん」ニコッ
15 = 1 :
戯れ終了。
18時ちょうどくらいに安価投げます。
16 :
オムカレー
17 = 9 :
雪美大勝利
18 = 1 :
最初に喫茶店を訪れるアイドル >>+3
安価例:三好紗南 前
19 = 9 :
小梅 前
20 :
早坂美玲 前
21 :
城ヶ崎美嘉 前
22 :
杏 前
23 = 1 :
―――女子寮 美嘉の部屋―――
莉嘉「お姉ちゃん……」
美嘉「……」
莉嘉「今日のご飯……扉の前に、置いておくね」
美嘉「……」
莉嘉「……しっかり食べてね?」
美嘉「……」
莉嘉「それじゃ……えっと……また来るから」
美嘉「……」
24 = 1 :
藍子「あの、美嘉さんどうでした?」
莉嘉「ダメみたいです……」
藍子「うーん……」
莉嘉「あの、本当に誰も見てないんですか?」
藍子「うん……誰も、美嘉ちゃんがお仕事とか以外で外に出てるのを見てないのよ」
莉嘉「お姉ちゃん、大丈夫だよね?」
藍子「……そうね」
25 = 1 :
―――P喫茶店―――
藍子「どうしたらいいと思います?」
幸子「ここに連れてくるんじゃダメなんですか?」
藍子「まず部屋に閉じこもってるから、外に出さないと……」
雪美「仕事中……誘拐する……」
藍子「そんな物騒な方法は……」
幸子「美嘉さん、生きてますよね?」
藍子「少なくとも食べ物は食べてる。けど、ごく少量で……」
P「何の話だ?」
藍子「Pさん……」
26 = 1 :
P「……そうか、美嘉がか」
藍子「はい……」
P「よし、なら俺に任せろ」
藍子「大丈夫なんですか?」
P「たぶん……雪美、ちょっと手伝ってくれるか?」
幸子「何をする気ですか?」
P「料理」
幸子「……えっ?できないんじゃ」
P「一個だけ、できるんだよ。だけど随分作ってないからな……雪美、サポート頼むよ」
藍子「わ、私も手伝います!」
P「おう、よろしく!」
幸子「何を作るんですか?」
P「ハンバーグを、な」
27 = 1 :
―――美嘉の部屋―――
莉嘉「……お姉ちゃん、今日もご飯持ってきたよ」
美嘉「……」
莉嘉「きょ、今日のご飯はね!特別なんだ!だから、絶対、絶対食べてね?!」
美嘉「……」
莉嘉「じゃ、じゃあね!絶対だよ!!」
美嘉「……」スタスタ ガチャ
美嘉「……ハン、バーグ?」
美嘉「確かに私の好物だけど……だけど……今、見ても辛いだけだよ……」
美嘉「……食べよう」
28 = 1 :
美嘉「……Pさんの作ったハンバーグ、美味しかったな」
美嘉「また、食べたいな……」モグ
美嘉「……?!」
美嘉「あ、あれ……なんで……おんなじ、味……」
藍子「美嘉さん!」バン!
美嘉「あ……鍵締め忘れてた……」
藍子「食べて、くれたんですね?」
美嘉「……うん」
藍子「いかがでした?」
美嘉「……美味し、かった」
29 = 1 :
美嘉「でもこれ……Pさんが作ったのと……同じ、味」
藍子「ええ、だってPさんが作ったんですから」
美嘉「……え?」
藍子「美嘉さん、明日、オフですよね?」
美嘉「う、うん」
藍子「その時に……一緒に、お散歩しましょう?」
美嘉「……うん」
藍子「その時に……詳しく説明、しますから」
美嘉「うん、わかった」
30 = 1 :
―――翌日 P喫茶店―――
カランコローン
P「はい、いらっしゃ―――」
美嘉「Pさんっ♪」ギュゥ
P「!?」
美嘉「Pさん、Pさんっ♪」
P「お、おい美嘉?!」
藍子「あはは……」
P「いや見てないで助けてくれよ藍子……」
藍子「今ぐらい、甘えさせてあげたらどうですか?」
P「まぁ、うん……いいんだけどさ……」
美嘉「Pさーんっ♪」ギュゥゥゥ
31 = 1 :
―――数分後―――
美嘉「……」カァァァァ
P「まぁ、なんだ。ミルクティーでも飲むか?」
美嘉「うん……」
藍子「美嘉ちゃんも浮かれてたんですよね。きっと」
美嘉「うん……」
P「まぁ、なんだ……もう引きこもるなよ?」
美嘉「……知ってたんだ」
P「当たり前だろ」
32 = 1 :
P「ハンバーグなら、好きなだけ作ってやるからさ」
美嘉「……ホント?」
P「ああ、ここに来ればな。だから、引き込もんなよ?」
美嘉「……わかってるよ。もう。Pさん、お父さんみたい」
P「ある意味、お父さんだからな俺」
美嘉「でも、お父さんは嫌だな」
P「え?なんで?」
美嘉「だって―――」
美嘉「お父さんだったら、恋人になれないじゃん♪ね?」
次に訪れるアイドル >>+4
33 :
奏
34 :
ナターリア
35 :
相葉ちゃん
36 :
早坂美玲 前
37 = 21 :
凄く良かった
ありがとうございます
38 = 1 :
―――事務所―――
美玲「……つまんねー……」
仁奈「何がですか?」
美玲「……なんでもない」
仁奈「嘘でごぜーます。今、『つまんねー』と言ったでごぜーます」
美玲「似てない」
仁奈「むむむ、みれーの気持ちになるですよ……」
美玲「……はぁ、なんなんだよ」
39 = 1 :
美玲「(つまらない)」
美玲「(まぁまぁ楽しかったはずの、アイドル活動も)」
美玲「(最近仲良くなってきた、仁奈とか、友紀とかと一緒にいても)」
美玲「……何か、物足りないな……」
美玲「(原因はきっとわかってる)」
美玲「(いつもヘラヘラ笑いながら、ウチに突っかかってきたあの馬鹿がいなくなったからだ)」
美玲「って、なんでウチがアイツの事なんか気にしなくちゃいけねーんだよ……」
仁奈「?」
美玲「気にすんな」
40 = 1 :
仁奈「……もしかしてみれーは、Pがいなくて寂しいでごぜーますか?」
美玲「んなっ!?なんでウチがあんな馬鹿の事を」
仁奈「みれー、Pがいなくなってから元気ねーでごぜーます」
美玲「……気のせいだよ」
仁奈「気のせいじゃないでごぜーます。みれーはPが好きだったでごぜーますか?」
美玲「……はぁああ?!す、すすすす、好き?!」
仁奈「仁奈はPが好きでごぜーますよ」
美玲「す、すすすす、好きって!!」
美玲「(落ち着け。仁奈の言う好きは、そういう好きじゃない……うん、そうだ)」
41 = 1 :
美玲「お、おうウチもPの事……す、好き……だ、ぜ?」
美玲「(あれ?!普通に嫌いって答えるつもりだったのに?!)」
仁奈「やっぱりでごぜーますか!」
美玲「い、いや!やっぱり今の無し!!」
仁奈「じゃあ、Pに会いに行くでごぜーます!」
美玲「だから無しって……えっ?」
仁奈「え?」
美玲「いや、今Pに会いに行くって……」
仁奈「そうでごぜーますよ?」
美玲「えっ」
仁奈「えっ」
42 = 1 :
―――P喫茶店―――
カランカラー バタン!
仁奈「まかり通るでごぜーます!!」
P「おう仁奈、ドアは静かに開けようなー。一応喫茶店だからなー。ここ」
仁奈「す、すみませんでごぜーます……」
美玲「……ほ、本当にいやがった」
P「ん?おお!美玲!元気してたか?アイドル、楽しいか?」ナデナデナデナデ
美玲「ちょ、頭撫でんなっ!」
P「お前はあまり一緒にいられなかったからなぁ、心配してたんだぞ?ん?」ナデナデナデナデ
美玲「だ、だから、頭……撫でるなぁ……」
P「嫌だったら振り払っていいんだぞ?」
美玲「……か、勝手にしろっ!」
43 = 1 :
P「で、仁奈。美玲の様子はどうだ?」
仁奈「みれーは最近、元気がねーでごぜーますよ」
美玲「ちょっ、仁奈!」
P「それはどうしてだ?美玲」ナデナデ
美玲「あう、だからその……べ、別に元気ねーなんて……」
P「ん?」ナデナデ
美玲「……お」
P「お?」
美玲「お、お前がいなくなったからだよ!馬鹿っ!!」
44 = 1 :
P「……そっか」
美玲「なんだよ!ウチをスカウトしたと思ったら、あっという間にいなくなってさっ!!」
美玲「ウチ、お前と一緒にいるの、その、楽しかったんだよ!だから一緒にいたんだよ!気づけ馬鹿ぁ!」
美玲「もうワケわかんない!!馬鹿!馬鹿!馬鹿!!」ポカポカポカポカ
P「ごめんな、美玲……俺も一緒にいて、楽しかったよ」
美玲「馬鹿、馬鹿ぁ……」ジワッ
P「よしよし」ナデナデ
仁奈「よしよしでごぜーますよ」ナデナデ
美玲「うう、うぁぁ……」
45 = 1 :
美玲「……」プイッ
P「美玲ー」
美玲「……」プイッ
P「……拗ねてる美玲も可愛いな」
美玲「! ば、馬鹿」
P「……ふふふっ」
仁奈「可愛いでごぜーますね」
美玲「あああ!!もうなんなんだよお前ら!!」
46 = 1 :
美玲「も、もう帰るっ!」
仁奈「じゃあ仁奈も帰るでごぜーます」
P「おう、また来いよ」
美玲「……も、もう来ないっ!」
仁奈「来ないでごぜーますか?」
美玲「う、え、えと……」
美玲「……う、ウチの好きな食べ物用意してくれてたら……ま、また来てやるかもしれない」
美玲「かっ、勘違いするなよ?!う、ウチが……そ、そう、この店自体を気に入っただけなんだからなっ!馬鹿っ!」
次に訪れるアイドル >>+2
47 :
クラリス 前
48 :
笑美 前
49 = 33 :
奏
50 :
油断してたら終わってた…はやみん狙ってる人に申し訳ない…
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