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    元スレモバP「ラッキースケベ?」

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    451 :

    >>445
    凛じゃないのか?

    452 :

    大松<琴線に触れるのは感動した時であってプッツンした時に使う言葉ではないぞ

    453 :

    許してくださいなんでも島村ぁ!

    >>445
    美嘉です

    456 :

    なんでもしまむらって

    459 :

    カワイイ

    460 :

    Pが童貞を奪われ、直江大和ばりの絶倫を発揮してから幾日かが過ぎ、Pと6人との関係は大きく変わった。

    今までは散々彼女たちの好意を拒絶してきたPだったが、自分から積極的になるとはいかないまでも、拒絶することはしなくなったのだ。

    倫理や苦悩、目を向けるべき終焉、プロデューサーとアイドル。
    すべてを忘れて、求められるまま流されるままに獣のように交わりあう。
    まさに、堕ちたという言葉が相応しい状態であった。

    461 = 390 :

    一度見かねたちひろが、どうしてあの時に拒絶しなかったのか聞いたことがあった。
    Pは一瞬、何か言いたげな目と苦々しげな表情をした後、すぐに愛想の良い顔で答えた。

    P「疲れたんです」

    軽く聞こえるたった一言だったが、その時の、目から光の消え、寒気がするような仄暗い雰囲気に身を包んだ彼を見て、ちひろは今後一切、私的なことで関わるのは止めようと自身に誓ったという。

    そして、今日も今日とてPと彼女たちは享楽にふけり、公私や昼夜を弁えない彼女たちにPは頭を悩ませる。

    462 :

    直江大和って誰だって思ったらそうかまじ恋だwwwwww
    ただまぁその例えはみんなに伝わるのか?

    463 = 390 :

    朝、出勤までかなり余裕がある時間帯にPは目が覚めた。
    外はまだ薄暗く静かで、鼻孔をくすぐるコーヒーが心地よい。
    音もたてずに起きあがると、テーブルでコーヒーを飲んでいるあいに声をかける。……白けた目つきで。

    P「おはよう。あい。コーヒーの付け合わせにしゃぶる俺のパンツはうまいか?」

    突然かけられた言葉にビクリと肩を震わせて、あいは、起きていたのかと言いたげな表情でPの方へ顔を向ける。

    あい「……朝食は何か食べるかい?」

    P「いや、いらない。悪いけど起きたばかりじゃあな」

    464 = 390 :

    >>462
    分かる人に伝わればそれでいいかと

    465 = 390 :

    Pはそういうと、あいからパンツを取り上げて洗濯機へと向かった。
    なるほど確かに、これは昨日Pが穿いていたパンツであり、あいとの情交の際に脱いだものだ。
    股間の部分を中心に丹念にしゃぶられており、生地が若干ヨレヨレになっている。

    Pは呆れながら洗濯機にそれを放り込もうとしたが、洗濯機はすでに回っていた。
    昨日脱ぎ散らかした衣服を、あいが入れてくれていたらしい。
    しょうがないので、近くの洗濯カゴにパンツを入れると、いつものように洗面所に洗顔とうがい等へ向かう。

    466 = 390 :

    いつものように、とは言うが、ここはPの家ではない。

    Pがあの夜連れてこられた場所であり、高齢化や税金等の影響で増えた都内の空き家を留美が買い取ったものだ。

    1LDKと狭いながらも防音に改修してあり、住宅街から少し離れてはいるが、それでいてあまり目立たない立地、ヤリ部屋としては申し分のない場所であり、全員が合い鍵を持って、いつでも誰でも使えるようになっている。

    手段が目的になっているような気がしてしかたないが、もはやこの際なのでPはあまり深く考えないようにしていた。

    467 = 390 :

    Pが部屋に戻ると、あいは何か考え込んだ様子でコーヒーを飲んでいた。

    嫌な予感をひしひしと感じながら、必要が有るのだか無いのだか、全員で持ち寄った家具で更に狭くなった部屋を歩き、着替えが置いてある棚の前までつく。

    P「俺は一度家に帰るよ」

    あい「そうか、私は休みだからね。この家の掃除でもしてから帰るよ」

    P「まぁ、ゆっくりしとけ」

    あい「時にPくん。まだ時間にはかなり余裕があるだろう?」

    P「……あ、あぁ、あいも二度寝してもいいんじゃないか?」

    あい「いや、必要ないな。それよりコーヒーの付け合わせは…やはり本人が良いと思ってね」

    P「……昨日さんざんヤったろうに!」

    そう言いながらも、抱きついてくるあいを相手に、Pは激しい朝を過ごすことになったのであった。

    468 = 390 :

    P「結局ヤってしまった」

    車で自宅に向かいながらPは独りごちる。
    あの夜、寝起きのあいに自分から襲いかかった身分ではあるが、流石にあそこまできれいに堕ちるのはPとしては驚きだった。

    しかし、今更後戻りは出来はしない。
    駐車場に着き、車から降りてエレベーターに乗る。
    自宅マンションの部屋のドアを開けながらPは小さく溜息を吐いた。

    留美「あら、溜息なんて吐いてどうしたの?」

    P「……また不法侵入ですか」

    469 = 390 :

    そんな彼の目に飛び込んできたのはエプロン姿の留美だった。
    軽く頭痛のする頭を押さえながら、ドアを閉めて鍵をかける。

    確かにPはアイドルたちと、かなり親しい関係にはなったが、相変わらず自宅の鍵は誰にも渡したりはしていなかった。
    つまり、確実に不法侵入である。

    P「それに、なんですかその格好は」

    留美「Pさんは裸エプロン嫌いかしら?」

    P「いや、うん、好きですけど、そうではなく……」

    留美「ふふふっ…なら良かったわ」

    470 = 390 :

    そう言いながらうれしそうに笑う留美に、Pは思わずドキリとしてしまう。
    Pは完璧に彼女のペースに飲まれていた。

    留美「あぁ、そういえば…あなたが帰ってきたら言おうとしていたことがあったの」

    P「ん?何ですか?」

    留美「おかえりなさいあなた。ご飯にする?お風呂にする?……そ、それとも、わ、わっ、私?」

    P「……ご、ごは」

    留美「ええ、わかってるわPさん。答えは私ね。瞳がそう語ってるもの」

    P「ちょっ、まっ、ここ玄関!あぁ!」

    471 = 390 :

    またも流されるままにsex!してしまったPは、後始末はやっておくからシャワー浴びてきてと留美に促されるまま、タオル等を取りに自室へ入る。

    事前に裸エプロンでお出迎えということは、行動パターンが読まれていのではないか、と疑心暗鬼になりながら部屋の電気をつけると、何故かAVを見てる美嘉がいた。

    美嘉「あっ」

    P「……何やってんじゃお前は」

    472 = 390 :

    美嘉は顔を真っ赤にしながら、アタフタとテレビを消してヘッドホンを外す。

    Pがもはや驚きもしなくなったのは一種の悟りからだろうか、逆にテンパる彼女がかわいらしくて彼はついつい意地の悪い笑みを浮かべてしまう。

    美嘉「Pさん、こんな所で会うなんて奇遇だね!えへ★」

    P「ここ俺ん家だからな」

    更に顔を赤くする美嘉をよそにPはベッドに置いてあったAVのパッケージを見る。

    Pの所有する48のAVの一つ、ロリだ。
    まさか隠してあるAVを暴かれるならまだしも、内容まで見られるのは彼としては予想外だった。

    473 = 390 :

    P「やはりロリコンか」

    美嘉「やはりって何!?っていうか違うし!?」

    P「ふーん。で、どうだったんだこのAV」

    美嘉「このロリAVは出来損ないだ。見れたもんじゃないよ」

    P「お、おう」

    いきなり毅然とした態度になる美嘉に少し引きつつ、Pは棚の引き出しからタオルを取り出す。
    そこでふと、彼は一番重要なことを思い出した。

    474 = 390 :

    P「そういえば留美さんと美嘉はなんで家にいるんだ?」

    美嘉「あー、えーっと、アタシ地方の仕事あったでしょ?で、始発で帰りの新幹線に乗ったらバッタリ留美さんと会って…Pさんの家に家事をしに行くっていうから、一緒にきちゃった★」

    P「……お前は元々この部屋で何しようとしてたんだ?」

    美嘉「そ、それはもちろん掃除だよ掃除ー」

    P「…………」

    美嘉「誰かさんがエロいDVD置いとくのが悪いんじゃんっ!」

    P「逆ギレかよ!男にもあんだよ、いろいろ!」

    475 = 390 :

    Pがそう言った途端に、今度は美嘉が意地の悪い笑みを浮かべた。

    少し大胆に胸元を強調し、スカートの裾を少し摘んでポーズをとるとPを誘惑するように語りかける。

    美嘉「へぇ~、毎日のようにアタシ達とシてるのにまだ足りないんだ~?じゃあ朝から過激にシちゃう?ほらほらぁ~★」

    P「まぁ、それもいいな」

    美嘉「へ?」

    まさかPがノってくるとは思っていなかった美嘉は、素っ頓狂な声を上げてアタフタする。

    やはりからかいがいがあるな。
    Pはそんなことを思いながら、笑って彼女の手を引く。

    476 = 390 :

    P「ほらほら、シャワー浴びにいこうぜ」

    美嘉「ちょ、まっ、おねがいっ、ま、待って!」

    P「ぷっ、あはは、あはっはっはっは!冗談だっての!」

    深い仲になっても、多少変態でも、実際は純情な美嘉のかわいらしさにPは癒される。

    彼女の肩をポンと叩くと、彼は部屋のドアノブに手をかけた。
    だが、そんな彼を引き止めるように服の袖が掴まれる。

    Pが振り向くと上目遣いに美嘉が目を潤ませていた。

    美嘉「シャワー浴びにいかないとはいってないじゃん…」

    結局、風呂場で愛し合い、留美に嫉妬混じりの冷やかしを言われることになるのだった。

    477 = 390 :

    Pは留美の作った朝食を食べた後、身だしなみを整え、強引に二人からいってらっしゃいのちゅうをされ家をでた。

    車を走らせながら、カーラジオから流れる音楽に合わせて口笛を吹いていると、見知った後ろ姿が目に入る。

    凛だ。

    なるほど、ここらへんは凛の家の近くだったな、などと考えながら車を路肩に止めて、彼は開けた窓から声をかける。

    P「凛!」

    「!…Pさん」

    うれしそうな顔をして凛はPの元へ駆け寄ってきた。
    どうやら犬の散歩中のようで、彼女の傍らでハナコが元気にしっぽを振っていた。

    478 = 390 :

    「…これから仕事?どうしたの?」

    P「ああ仕事、たまたまお前が目に入ってな」

    「うれしいな……今までそっちから声かけてくれること、少なかったし」

    P「そう、だったか?」

    「うん…まぁ、私たちのせいでもあるとは思うけど……ここで長話もあれだし移動しようよ」

    P「といっても、これから仕事なんだけどな。一緒に行くか?」

    「ちょっと待ってて、急いでハナコ置いてくる」

    P「ん?乗ってけばいいだろ。犬乗せるのなんて気にしないぞ」

    「そうじゃなくて…ハナコ、車嫌いなんだよね」

    言うが早いか凛はハナコを連れて駆けだした。

    犬でも車酔いとかするのかなと、ふとした疑問を抱きながらPも凛を先回りするように車を走らせた。

    479 = 390 :

    実家である花屋に到着すると、凛が戻ってくる前に凛の母に挨拶をする。

    凛の父は外出中なようで、二人で談笑しながら凛の帰りを待っていると、息を切らしながら凛と、元気良くしっぽを振ったハナコが帰ってきた。

    「っ…はぁ、はぁ…た、ただいま」

    凛母「はい、おかえり」

    P「すまん、先にお邪魔してる」

    「うん、すぐ支度するから待ってて、ほら行くよハナコ」

    凛母「あら、どこか行くの?店番は?」

    「あっ」

    480 = 390 :

    凛はまるでロボットのようにギギギギと首を動かして母の方へ目を向ける。

    凛の母が黙って首を横に振ると、彼女はうるうると目元を潤ませてPに泣きついた。

    「どうしようPさん…私以外に誰もいなくなるから、店番しなきゃいけなかったんだ」

    P「と言っても俺も仕事があるからなぁ。今日ぐらい家でゆっくりしとけ」

    「それは無理かな。店番終わったらすぐ会いに行くよ。…でも、今プロデューサー成分が足りないからすぐ補給したいな」

    P「ちょっとよくわからない」

    「…セッ○スしたい」

    P「親の前で何言ってんだぁ!」

    凛母「30分で済ませなさいね」

    P「えぇ!?」

    「行くよPさん」

    P「マジカヨ」

    こうして乙女の馬鹿力で強引に家の奥へと引きずられていくPを凛の母とハナコが優しく見送るのであった。

    481 = 390 :

    どこか満足気な凛に見送られて、少し疲れた顔で車を走らせ、Pは無事に始業前に事務所に着くことができた。

    挨拶と共にドアを開けるが、珍しく誰の返事もない。鍵は開いているのだから誰かしらいるはずだが……。

    トイレだろうかとなどと思いながら彼は鞄を置いて、椅子にどっしりと腰を下ろす。

    すると足下に違和感を感じた。
    まるで足下に誰かいるような。
    Pが確認しようとゆっくりと椅子を引こうとすると、誰かが足を掴んで強引に引き寄せた。

    P「ひっ」

    「おはようございます…Pさん」

    482 = 390 :

    まるで小動物のようにPの股ぐらから顔を出したのは、楓だった。

    口から心臓が飛び出るような驚きから一転、Pはおちゃめなドッキリに安堵する。

    P「……何してるんですか?」

    「Pさんを驚かせようかと」

    P「いや、まぁ……はい」

    「それにしても、こうしてると落ち着きますね」

    まるで子供のように、Pの足にしがみついて、頭をコテンと膝に置く楓。

    そんな彼女が妙にかわいらしく感じ、まるであやすようにPは優しく彼女を撫でた。

    「Pさん…愛してます」

    P「……知ってますよ」

    「ふふふっ。愛してるって返してくれないんですね」

    483 = 390 :

    茄子「おはようございますー♪」

    二人の甘い雰囲気をぶち壊すように幸運の女神が勢いよく事務所に入ってきた。
    彼女はPを見つけると一目散に駆け寄り抱きつく。

    茄子「おはようございますPさんっ!じゃあ、おはようのチュウしましょう♪」

    P「いやちょっと待てナス!んぅ……!」

    茄子「ん……ふぅ。ナスじゃなくてカコですってば♪うふふっ、いつものお約束ですね」

    「むぅ~」

    茄子「あら?楓さんそんなところで何を……」

    「茄子ちゃんが上なら、私は下を攻めます」

    P「こらこら!なに人のチャック下ろしてんですか!」

    484 = 390 :

    Pが二人に絡まれてドタバタとしている間に、始業の時間が段々と近づいてくる。

    Pは誰か来るんじゃないかと冷や冷やしながら、入り口を注視するが、何故かいつもは時間前に多くの社員が来るのに、幸運なことに今日はまだ誰も来ていなかった。

    P「ほら、もうすぐ誰かしら来るから…茄子は耳噛むな、人の乳首いじんな、楓さんもしゃぶるの止めて!」

    茄子「そうですねー。そろそろ人増えてきそうですし、移動しましょうか」

    「ほぉうへぇふぅね(そうですね)」

    P「うっ、くっ、い、いや、ちょっ!」

    485 = 390 :

    そうこうしていると、やはり人が来た。
    誰かが挨拶して入ってきた瞬間、Pは肝を冷やしたが、ちひろだと確認すると安堵した。

    P的にちひろは安全な人物のカテゴリなのだ。見捨てられた恨みは忘れてはいないが。

    ちひろ「あ、あぅ…朝か、ら、おっ、お盛んですねぇ~」

    P「……うぅ、すいません留守たのみます」

    茄子「じゃあ行きましょうPさん♪」

    「(Pさんと3P)ふふっ」

    とらわれた宇宙人のように両脇から引きずられ連れられていくPを見送りながら、ちひろはただ彼の露出した局部を凝視していた。

    486 = 390 :

    二人が仕事に向かい解放されると、今度はPも仕事に立ち向かうことになる。

    それも一区切り付けると、Pは疲れ果てたのか机に突っ伏して動かなくなった。

    そんな彼に申し訳なさそうに声をかける人物がひとり。

    ちひろ「あのぉ、プロデューサーさん。晴ちゃんとの打ち合わせがもう少しで……ひぃ!」

    幽鬼のように立ち上がるPに思わず情けない声を上げるちひろ。

    そんな彼女を失礼な人だと思いながら黙ってPは部屋を出て行った。

    487 = 390 :

    「うーっす……じゃなかった。こんにちはー?」

    ちひろ「あら、晴ちゃんこんにちは。プロデューサーさんもうすぐ来るから待っててね!」

    そんなちひろの返事を聞いているのか、いないのか、晴はPの椅子に座って、足をブラブラさせる。

    正直、あの日Pを見捨てたちひろに良い印象がない晴なのだが、Pに許してやれと言われてからは露骨に嫌悪はしなくなった。

    嫌いなことに変わりはないが。

    一方のそのPは廊下で思いがけない人物に出会い辟易していた。

    488 = 390 :

    ルーキートレーナー「だから!この間ドタキャンした時のお詫びとしてです!」

    P「確かに晴のレッスンをドタキャンしたのは悪かったけど、詫びにパンツ寄越せは違うだろ」

    ルキトレ「違く有りません!プロデューサーさんのパンツはお金より重いんです!」

    P 「(何言ってんだこいつ)」

    そうトレーナー四姉妹の四女だ。
    と言っても、ルーキートレーナーだけではなく、他の三人も変態である。
    彼女たちもなかなか変態的なアプローチで毎度Pを疲れさせる。

    もうこれ以上は付き合いきれない、とルーキートレーナーを一人置いてPは歩き出す。

    目指すは資料室、届いたばかりの晴の新しい衣装取りに行くのだ。

    さて資料室の前に着き、ドアを開けようとするが行く手を阻む人物が一人。

    489 = 390 :

    P「手を離してくんないとドア開けられないんだけど」

    ルキトレ「この先に行きたければパンツを置いていってください!」

    P「何枚だっけ?」

    ルキトレ「えーっと、お姉ちゃんたちの分も合わせて4枚です」

    P「そんなに持ち合わせてるわけないだろ!」

    ルキトレ「じゃあ今穿いてるのをください」

    P「ノーパンで過ごせと」

    ルキトレ「しょうがありませんよ。ドタキャンしてお詫びの一言で済まそうなんて、そうは問屋が卸しませんよ。パンツはキャンセル料です」

    490 = 390 :

    それならキャンセル料払うと言いたいPだが、話が進まなそうなので、ぐっと堪えて、ルーキートレーナーの言うことを聞くことにした。

    P「……わかった。とりあえずこっちに来い」

    とりあえず彼女の手を取って、男子トイレの個室に入る。

    ここなら誰にも見られないだろうと、Pはズボンを脱ぎだした。

    そんな彼を見ながらルキトレは恥ずかしげに頬を染めて、アタフタする。

    491 = 390 :

    ルキトレ「わ、わたしは外に出ててもよかったんじゃ……」

    P「え?あぁ、ごめん。初心なタイプの変態だったんだな」

    ルキトレ「あぅぅ……、お姉ちゃんたちを差し置いてそんな、あぁ!そ、そんな格好で近づかないでください!」

    P「ははっ、かわいいな」

    羞恥と怯えが合わさった顔に興奮して、わざと何も穿かないでパンツを片手にPは迫る。

    ルーキートレーナーは、早く廊下に出ればいいのに後ずさった挙げ句に、ドアに寄りかかるように尻餅をついてしまう。

    492 = 390 :

    ルキトレ「だ、だめ近づかないでください……あっ、そんな顔に擦りつけ、んヴっ!」

    このあと滅茶苦茶セックスした。
    パンツはちゃっかり貰われた。

    やたら甘えてくるルキトレを帰らせて冷静になると、着々と自分も変態になってると思いながらも、それほど重苦しい気持ちにならなかったことに、Pは内心で驚く。
    もはや手遅れだなと自分に溜息を吐いてしまう。

    493 = 390 :


    ちひろ「あぁ、探しましたよプロデューサーさん……」

    P「あぁ、すいません」

    明らかに察したような苦笑いを浮かべて、ちひろがPを迎えに来た。

    ちひろの表情を気にした風でもなくPは平謝りをして飄々としている。
    もういけるとこまでいこうかな。

    Pは歩き出しながらそう思った。

    494 = 390 :

    デスクに戻ると、晴からの熱い抱擁がPを待っていた。
    Pは困ったように笑いながら、宥めるように彼女の背中をさする。

    「ったく、おせーよ。何かあったかと思ったぜ」

    P「無い無い大丈夫だっての。それよりほらっ、ちひろさんが持ってんのがお前の衣装だ」

    晴はちひろから衣装を受け取ると、Pに促されるままに着替えに行った。

    彼女はあの夜のことを知らない。
    Pからは特に何もなかったと言ってはぐらかしたのだ。

    それでも何か感付くとこがあるのか、はたまた、ちひろに連れて行かれてPを見捨てる形になったことに負い目があるのか、口は相変わらずだが、あの日からやたら甘えるような仕草をするようになっていた。

    495 = 390 :

    少し女の子らしくなった晴に喜びを覚えつつ、晴が真実を知ってしまったら、どうなるだろうかという不安もPにはある。

    その時は嫌われても仕方がないだろうと思ってはいるが、しかし彼は先のルキトレの一件で、ちょっとした考えが芽生えつつあった。

    いっそ晴も巻き込むか。

    年端もいかぬ少女を抱こうとする我が身の思想に軽い嫌悪を覚えるが、それもまた有りだと思える自身に彼は苦笑するしかなかった。

    しばらくすると、衣装を着た晴が顔を赤くして抗議しにきた。

    496 = 390 :

    「おいP!オレは確かに好きなようにやれって言ったけどコレはオレのキャラじゃねーだろ!」

    P「良く似合ってんぞ」

    ちひろ「えぇ、すごく似合ってるわよ晴ちゃん!」

    「似合ってない!別の衣装持ってこいよ!ロリコン!」

    P「変わりの衣装なんて無いっての、これを機にもっと女の子らしくなろう。なっ!」

    「おっ、女の子らしくって…どうしたらいいんだ…」

    497 = 390 :

    何やかんや衣装をきっちり着てくれて、提案に乗って女の子らしさを考えるあたり、満更でもないようだとPは判断する。

    何はともあれ、後は初ライブの成功有るのみだ。
    長かったここまでのことを思い出すと、目頭が熱くなってくる。
    だがまだ泣くのは早い。Pはぐっと堪えた。

    P「まっ、先は長いけどがんばろうな」

    そう言って、キザに晴の頭に手を置こうとして…Pは彼女を巻き込んで何もないところで転んだ。

    一瞬の出来事だった。

    498 = 390 :

    まるでラブコメか何かのように、Pは晴に多い被さるような体勢になってしまう。

    ちひろが何とかPの首根っこを掴んだおかげで、下にいる晴にあまり体重をかけるようなことはなかったようで、彼女は痛がりもせずに彼の下で照れた顔をしてそっぽを向いていた。

    そしてそのせいだろうか、彼は転んだことで動転していた意識がすべて、自分の下で女の表情をしている彼女の体の小ささや、か弱さに向いていた。

    そしてそちらにばかり意識が向いているせいで、彼の手が彼女の未発達な膨らみかけの胸の上に置かれていることに気がつかない。

    499 = 390 :

    P「……小さいな」

    久しぶりに彼の悪い癖が出た。
    思ったことを無意識でPは口に出してしまう。

    晴は赤い顔でちょっとムッとして、自分の胸に置いてある彼の手を自分の手で包むようにして、こう言った。

    「小さくねーよ成長期だよ」

    彼女のその言葉と行動でPが晴の胸に初めて意識を向けたとき、彼の股間は静かに熱くなった。

    晴が堕ちる日は近い。

    500 = 390 :


    長い間本当に本当にありがとうございました。

    晴ちんSSが書きたかっただけなのにどうして、どうしてこうなったんでしょうか。


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