元スレモバP「ラッキースケベ?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 1 :
ちひろ「あぁ、それなら……」
ちひろの視線の先、何やらニコニコ笑う女性と慌てるPの姿があった。
周りは、あぁ、またかという目で見ている。
ブフゥー
いつも思うけど、プロデューサーって大変なんだな、フーセンガムを膨らませながら、晴は哀れみの目で彼を見ていた。
そして当の彼はというと、目の前の女性にたじたじであった。
102 = 1 :
P「幸運をおすそわけするのはいいんだけどさぁ……」
腕に力を込めて既の所で手がそれに触れるのを抑える。
彼の額には汗が浮き出ていた。
P「なんで胸を触らせようとするんですかねぇ!ナスさん!?」
茄子「ナスじゃなくてカコですよ~」
ああ知ってるよ!嫌味だよ!と言いたくなるのを抑える、さてどうしてこうなったのか。
103 = 1 :
晴が事務所に来る前、Pは外に出る身支度を整えている途中であった。
今日は晴を連れてアイドルの仕事を見学しに行く予定であった為だ。
さぁ、晴が来たら出かけよう。と、だいたいの身支度を整えたとき彼は気がついた。
スーツのポケットに入っているはずの車のキーが無かったのだ。
P「あれ?」
すぐに辺りを探すが見つからない。
駐車場を出てビルに入るまでは手に持っていたことは覚えていたため、恐らく屋内で無くしたのだろうが……。
104 = 1 :
P「まずいなぁ」
屋外で無くしたわけではないし、誰かプロダクションの人間が拾ってくれているかもしれないが、何にしてもあまり時間がないのだ。
そんな時ふと後ろから声をかけられた。
茄子「どうしたんですか?」
P「あぁ、茄子……」
彼は内心、厄介なのにからまれちゃったよ。と思っていたが、もちろん口には出さなかった。
P「いや、落とし物してな……、たぶんこの階か、それか1階かエレベーターの中かな?どっかに落としたんだろうけど……」
105 = 1 :
自分が辿ってきた道を思い返す。
誰かが拾っていなければすぐに見つかるだろう。
ひとまず受付に落とし物の確認に行けば……。
考え事の途中、ふいに手が柔らかい物に触れた。
P「……おい、な、何してくれちゃってるで?」
唐突すぎて舌は噛むし、言葉遣いも思わずおかしくなる。
何故か彼女は彼の手をとり、自分の胸に押しつけていた。
茄子「私の幸運おすそわけです♪」
P「あえ?い、いや、わからないな」
106 = 1 :
そして今に至る。
なんとか胸から手を引き剥がしたが、彼女の細い腕にいったいどんな力があるのか、今でも彼の手は胸に触れるか、触れないかギリギリであった。
茄子「私の幸運をおすそわけすれば、無くし物もすぐ見つかりますよ~」
P「そうだね、でもこんなことしてる間に探した方がもっと早いと思うな~」
107 :
鷹富士茄子(20)
108 = 1 :
彼は話しかけられたときから、彼女が何かしらしてくるだろうなとはわかってはいた。
今までだって、彼が、初めて行く場所だから不安だと言えば、彼女は、迷わないように幸運のおすそわけだと言い、無理矢理抱きついてきたり。
風邪気味だと言えば、人にうつすと早く治ると言い、強引に唇を奪ったり……。
ちなみにその後、彼女はお互いファーストキスだとわかるとすごく喜んでいた。
109 = 1 :
思い返すと頭の痛くなるようなことばかりだ。
だが不思議と、抱きつかれたときは迷路のような道も迷わなかったし、キスされたときも、次の日はすこぶる調子がよかった。
他にもいろいろあったが、確かにセクハラの後はいいことが起きるのは事実だ。
しかし、だからといって屈する気は彼には毛頭なかった。
それが周りのアイドル達への配慮でもあるし、彼のプロデューサーとしてのプライドでもあった。
……正直甘んじて受け入れてたら大変なことになるから無理、というのが彼の本音であるのだが。
110 = 1 :
そろそろ状況を打開しなければと彼が考え出したとき、あることに気がついてしまった。
そう、彼が彼女の胸に触れるか触れないかギリギリの所で力を入れて踏みとどまり、それを彼女が触れさせようと手を引いているこの状況。
実の所、彼女が一歩足を踏み出してしまえば、今までの抵抗など意味が無くなる。
彼は彼女の顔を見る。
笑顔だ。満面の笑みだ。
111 = 1 :
あぁ、やっぱりか
今更ながら、彼は気がついた。
この状況が続くほど彼女が喜ぶことを。
そして気がついたとき、彼はいまだ無意味な抵抗を続ける腕よりも、心の方がより疲弊しているように感じられた。
ぶっちゃけメンドクサくなった。
もうこんなこと早く終わらせて、探そう。
そう考えるより先に彼は抵抗を諦めた。
112 :
茄子さんまでもが……
ありだな!
113 :
茄子さん…甘んじてもいいのよ
114 = 1 :
P「ははっ、こんなんで車のキー見つかったら世話ないですよ」
乾いた笑いの後に腕の力を抜く。
彼の手は彼女の胸にスッと置かれた。
柔らかい感触に股間が熱くなった。
晴「ん?」
時を同じくして、同じ部屋、彼の事務机の近くにあるソファに、彼の様子をうかがいながら、とても不機嫌そうに座っている晴。
彼女は対面にあるソファと床の間に何かがあるのを見つけた。
115 = 1 :
そんな一方、彼の方はというと、何故か説教を始めようとしていた。
茄子の胸を揉みながら。
茄子「ん……あっ」
P「だいたいお前はなぁ……」
彼女の赤く上気した頬に潤んだ瞳、口から漏れる小さな嬌声。
そして、いつも以上の周りの冷たい視線。
あぁ、ついにPさんも狂ったかという声も聞こえる。
ちひろに関しては、他のアイドル達の精神衛生上の心配よりも、他の変態が来ないかの方が心配であった。
そしてこれを誰も止めようとしない。
それだけこの事務所にいる人達は自分達の思考が狂ってきていることに気がついていない。
それだけ変態達のPへの異常行動が日常化しているのだ。
恐ろしや、恐ろしや。
116 :
アイドルとはなんなのか
117 = 1 :
晴「おい、P」
そんな中、とてつもなく不機嫌そうな声に彼は我に返る。
P「はっ!俺は何を……」
晴「車のキーってコレだろ?」
彼の視線の先、晴の手の中に確かにキーはあった。
P「……何…………だと……」
茄子「ふふっ、幸運に恵まれたみたいですね♪」
手を途中で止められて、不満げに頬を膨らませていた茄子も、無くし物が見つかったとわかると、うれしそうに微笑んだ。
118 = 1 :
唖然としている彼にイラついたように晴は言い放つ。
晴「チッ…レッスン行くから…バーカ」
晴が部屋から出たとき、彼はハッとして急いで後を追いかけた。
P「ちょい待て!今日はレッスンじゃねぇんだよ!」
部屋の扉に手をかけたとき、彼はちらりと振り返り茄子にこう言った。
P「今度、食事に行こうな」
バタリと扉が閉まった後、茄子はクスリと微笑んだ。
それは彼から食事に誘われたことにではなく、晴のかわいらしい小さな嫉妬に対してのものなのだが、彼女以外には誰も真意を知るものはいないのであった。
119 = 1 :
今日はここまで
全国の鷹富士ファンの皆さん許してください。
何でもしますから。
121 = 116 :
今なんでも
122 :
するって言ったよね?
123 = 113 :
じゃあ茄子さんSSください(マジレス
124 :
とっとと残りの変態共も出すんだよおうあくしろよ
125 :
あと何人アイドルを捨てた変態がいるんだ?
126 :
これ使っていいから今度茄子さんSSを書いてよ(ボロン
127 :
晴とちひろさん以外が全員変態だったらいっそ清々しいな
128 :
このコンビネーションのよさ変態共の集まりだァ!
129 :
周りが冷たい目をしてるなら大多数が通常の可能性が微レ存
もしくは今日はまゆと愛梨が変態って感じにローテーション組んでるとか……
130 :
なるほど、これがラッキースケベか…
131 :
ああ、そういう…
良い仕事だ
132 :
ラッキースケベという一点では茄子さん無敵すぎるな
133 :
ラッキーなスケベじゃねーか!
134 = 131 :
茄子さんにこんなことされて転ばないのはありえんなー
不能を疑うLVだが、もし不能だとしても完治したりするのだろうか?
135 = 128 :
>>134
現在EDだけど回復はするらしいよ
あとは本人の気持ちだろうね
136 :
何度かもっこりさせてるんだよなあ
137 :
>>133
幸運の痴女ってことか
138 :
このPを目隠し全裸縛りで事務所か女子寮に放置したらどうなるのっと
139 :
>>138
誰かこれで
140 :
(言えない……このスレすっかり忘れてたなんて言えない)
投下はもう少しかかりそうです
番外編で変態にしてほしいアイドルいます?
参考にするだけで書くかはわかりませんので悪しからず
141 :
のあさん
142 :
なんでcoのキャラはすぐ変態化してしまうのか…ムッツリぽいからか?
143 = 1 :
>>142
いやぁ、なんかcoはすごく書きやすいんですよね
変態にしやすいっていうか
144 :
凛
加蓮
雪美
小梅
美優
アーニャ
蘭子
のどれかでおねしゃす
145 :
雪美は許さん
美穂ちーおねしゃす
146 :
変態キャラとして書かれたことが無いようなアイドルがいいなあ
147 :
とときんか美波か美優さん
148 :
美波か美優か礼子
149 :
楓さぁあああん、かわいいよ楓さん。お願いします。楓さんで。変態かえでさんくんかうわぁぁあああ
150 :
早苗さんを頼むで
みんなの評価 : ★
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